JPS63243662A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JPS63243662A
JPS63243662A JP7692487A JP7692487A JPS63243662A JP S63243662 A JPS63243662 A JP S63243662A JP 7692487 A JP7692487 A JP 7692487A JP 7692487 A JP7692487 A JP 7692487A JP S63243662 A JPS63243662 A JP S63243662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
separator
main circuit
separation
functional membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7692487A
Other languages
English (en)
Inventor
伸二 渡辺
宏治 室園
中沢 昭
轟 恒彦
貴樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7692487A priority Critical patent/JPS63243662A/ja
Publication of JPS63243662A publication Critical patent/JPS63243662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、混合冷媒を用いた冷凍装置に関するものであ
る。
従来の技術 混合冷媒を用いた冷凍装置は、そのサイクル内部を循環
する冷媒の組成比率を可変とすることにより、能力制御
や性能改善を行なうことができる。
従来、特に非共沸混合冷媒を用いた冷凍装置のサイクル
内部を循環する冷媒組成を可変とする方式として、沸点
の違いを利用した精留分離方式が用いられている(例え
ば特開昭61−101757号公報)。
以下第7図、第8図を参照しながら、精留分離方式を用
いた冷凍装置の一例について説明する。
第7図は従来例を示す冷凍サイクル図、第8図は非共沸
混合冷媒の組成比率を変えるための精留塔の断面図であ
る。
第7図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は主絞り
装置、4は蒸発器で環状に接続されて主回路を構成して
いる。一方、凝縮器2の出口と精留塔6の入口とは配管
10により接続され、加熱器5が配管10と熱交換的に
接続されている。また精留塔6の下部出口と主回路の蒸
発器4の入口とは副絞り装置7を介して配管11.12
により接続されている。また、精留塔6の上部には冷却
器8と貯留器9とが設けられ、貯留器9は配管13.1
4により精留塔6と環状に接続されている。また、冷却
器8と配管13とが熱交換的に接続されている。ここで
加熱器5および冷却器の熱源は圧縮機1の吐出ガスおよ
び吸入ガスを用いている。冷媒は弊点差を有する2種類
の冷媒からなる非共沸混合冷媒を用いる。
第8図において、601は精留塔6の本体、602は充
填材、603.604は充填材保持具である。
以上のように構成された令凍装置乙について、以下その
動作について説明する。
まず始めに精留分離をしない時について説明する。
、凝縮器2から出た高圧液冷媒の一部が配管10により
分岐される。この時、副絞り装置7の弁開度を大きくす
ると配管10に分岐する分岐冷媒流量が増大し、加熱器
5の加熱量不足となるため蒸気が発生せず、精留塔6の
下部入口より液冷媒が流入する。その結果、精留作用が
進行せず、液冷媒は精留塔6の内部を上昇し、配管13
を通って貯留器9に入り、配管14により再び精留塔6
に戻る。そして副絞り装置7により減圧されて主回路側
冷媒と合流する。
このように、貯留器9の内部の低沸点成分の組成比率が
上昇しないため、主回路の組成比率は冷媒充填比率に等
しくなる。
次に精留分離を行なう場合について説明する。
上記の状態から副絞り装置7の弁開度を小さくしていく
と分岐冷媒流量が減少し、凝縮器2から出て分岐されだ
液冷媒は、加熱器5で加熱されて一部気化し精留塔6の
下部入口より流入する。このガス成分は精留塔6の中の
充填材602のすきま全上昇し、上部出口よシ配管13
を通って冷却器8へ入り、冷却液化されて貯留器9に入
る。貯留器9と精留塔6の戻シ配管14とはあらかじめ
落差Aを設けてあり、その落差Aによシ貯留器9から液
冷媒の一部が配管14を通って再び精留器6に戻され充
填材602のすきまを下降し、途中上昇してくる蒸気と
互いに気液接触を行ない、熱交換、物質移動により精留
作用をなし、貯留器9には低沸点成分の多い冷媒が貯え
られ、精留塔6の下部からは低沸点成分の少ない冷媒が
配管11、副絞り装置7、配管12を通って主回路に流
入する。
したがって、主回路の低沸点成分比率は低下し、高沸点
成分比率は上昇する。
以上のように、副絞り装置7の弁開度を制御することに
より蒸気発生量を調整して精留分離を行ない、貯留器9
内部に貯えられる冷媒組成比率を変化させることによシ
、主回路冷媒の組成比率を可変とすることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、以下のような問題
点があった。
まず第1に、精留塔を傾けて設置すると、冷媒蒸気と液
冷媒が塔壁面を上昇、下降するため、気液接触しにくく
なり熱交換、物質移動が減少し、精留分離性能も低下す
る。したがって精留塔を垂直に設置する必要がある。
第2に、精留塔の上部戻り口と貯留器との高さ関係にお
いて、貯留器に貯えられた液が位置エネルギーによシ精
留塔に戻るように、第8図に示すある一定落差Aが必要
である。
第3に、精留分離するためには加熱等全行ない、精留塔
下部より冷媒蒸気を流入する必要がある。
第4に、精留分離性能を向上させるには塔の内部に充填
材を入れ、高さを増し、理論段数を大きくとる必要があ
る。
精留分離は沸点の違いを利用したものであるため、共沸
混合冷媒等の沸点の近いものについては使用できない。
以上、取付設置上の制約が多く、装置が大型、かつ複雑
化する等の問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、分離回路の構成部品の取付
設置上の制約の解消、分離回路の小型化と簡素化を目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、複数種類の冷媒
を封入した冷凍サイクルに、特定の種類の冷媒の通過を
容易とする機能膜を有する冷媒分離装置を接続したもの
である。
作   用 本発明は上記構成により、非共混合冷媒に限らず共沸混
合冷媒についても冷媒分離でき、分離回路の構成部品の
取付設置上の制約の解消、分離回路の小型化と簡素化を
図ることができる。
実施例 最初に、冷媒分離に機能膜を用いることが可能であるこ
とを明らかにした実験結果について説明する。
第1図に、機能膜を用いた冷媒分離器(以下分離器とい
う)の一実施例を示す。
同図において、分離器本体102を網状の保持具104
で高圧側空間a1低圧側空間すに仕切り、保持具104
の高圧側に機能膜103を設置する。
また、分離器本体102には、高圧冷媒入口配管105
、出口配管106、透過冷媒出口配管107が設けられ
ている。
以上のような構成の分離器において、機能膜にジメチル
シリコーンのベンゼン溶液を水上に展開し、超薄膜とし
た後、ポリプロピレンの多孔質フィルム(セラニーズ社
:ジュラガード)に転写製膜した薄膜を高分子複合膜と
して用いR−22とR−1381の混合冷媒を分離する
場合について説明する。
圧縮機等により加圧された混合冷媒は入口配管105よ
り分離器本体102内の高圧側空間aに送られる。ここ
で高圧側空間aと低圧側空間すの圧力差によって一部の
冷媒は低圧側空間すに透過し、透過冷媒出口配管107
より排出される。このとき、R−22はR−1381よ
り透過しやすく、透過冷媒出口配管107より排出され
る冷媒は、入口配管105の冷媒組成に比べてR−22
の比率が上昇する。一方、機能膜103を透過せずに高
圧冷媒出口配管106より排出される冷媒組成は、R−
22の比率が低下する。
ここで実験結果の一例を表1に示す。
表 P1 上記表1においては分離器101の入口配管より冷媒蒸
気を流入した場合について示したが、冷媒液あるいは蒸
気と液の混合を流入しても分離できる。
このように、機能膜を用いて冷媒分離を行なうことが可
能であることが明らかとなった。
なお、先の実験においては、ジメチルシリコーンのベン
ゼン溶液を水上に展開し、超薄膜とした後、ポリプロピ
レンの多孔質フィルム(セラニーズ社:ジュラガード)
に転写製膜した高分子複合膜を用いたが、ジメチルシリ
コーン以外の非孔質高分子膜材として他に天然ゴム、ポ
リエチレン。
ポリ酢酸ビニル等全用いてもよい。
さらに多孔質高分子膜、生体膜などを用い、透過能の比
を利用して冷媒分離を行なっても、本発明の要旨を脱す
るものではない。
以下前記機能膜を用いた冷凍サイクルの実施例について
第2図ないし第6図を参考に説明する。
第2図に、冷媒としてR−22とR−1381の非共1
弗混合冷媒金用い、機能Mを透過しにくいR−1381
を貯留することによυ主回路の冷媒組成比率を可変とす
る場合の実施例を示す。
同図において、11は圧縮機、12は凝縮器、13は主
絞り装置、14は蒸発器で順次環状に接続されて主回路
を構成している。一方、前記構成の分離器101の入口
配管105は主絞り装置13の手前の高圧側へ接続され
、出口配管106は副絞シ装置17を介して主絞シ装置
13の後の低圧側へ接続され、透過冷媒出口配管107
は電磁弁16を介して圧縮機の吸入側に接続されている
。ここで分離器101は高圧側空間af大きくとり、冷
媒を貯留する機能もかねている。
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下そ
の動作を示す。
まず始めに冷媒分離をしない場合について説明する。
圧縮機11により圧縮された冷媒蒸気は凝縮器12によ
り冷却液化され、主絞り装置13で減圧された後蒸発器
14で蒸発して圧縮機11へ戻る。
ここで電磁弁16を閉じ、副絞り装置17(il−開く
と、主絞り装置13の手Ailから分岐された液冷媒は
分離器101に流入し、機能膜103を透過せずにその
ま寸出口配管106より副絞り装置17を介して低圧側
に戻される。したがって、サイクル内を循環する冷媒は
どの部分においても充填比率に等しくなる。
次に冷媒分離を行なう場合について説明する。
上記の状態から電磁弁16を開き、副絞り装置17を全
閉すると、分岐された液冷媒は分離器101に流入し、
機能膜103を透過しゃすいR−22は電磁弁16を介
して主回路の低圧側に戻される。一方、機能膜103を
透過しにくいR−1381は分離器101の高圧側空間
aに貯留される。したがって主回路のフロン−1381
比率は低下し、R−22比率が上昇する。
本実施例において、分離器101は高圧側空間aに冷媒
貯留機能を兼ねそなえているが、第3図に示すように貯
留器18を独立して設けてもよい。
第4図に、機能膜を透過しゃすいR−22を貯留するこ
とにより主回路の冷媒組成比率を可変とする場合の実施
例を示す。
同図において、11は圧縮機、12は凝縮器、101は
分離器、13は主絞り装置、14は蒸発器で順次環状に
接続されて主回路を構成している。
一方、分離器101の透過冷媒出口配管107は貯留器
18、副絞り装置17を介して主絞シ装置13の下流側
で、かつ主回路の低圧側に接続されている。また、透過
冷媒出口配管107は冷却器19と熱交換的に接続され
ている。
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下そ
の動作を説明する。
まず始めに冷媒分離しない場合について説明する。
凝縮器12によp冷却液化した冷媒は分離器101に流
入し、出口配管106を通り主絞り装置13により減圧
されて蒸発器14に流入する。
ここで副絞り装置17を全開にすると、分離器1010
機能膜103を透過しゃすいR−22は機能膜103に
より減圧され気化し、冷却器19により再び冷却液化さ
れ貯留器18に入るが、あまり貯留されずにほとんどが
副絞り装置17によりさらに減圧され主回路の低圧側に
戻される。
したがって、主回路の冷媒組成比率は充填比率に等しく
なる。
次に冷媒分離を行なう場合について説明する。
前記の状態から副絞り装置17の弁開度を小さくすると
、貯留器18にR−22が主に貯留される。したがって
、主回路のR−22比率は低下し、R−1381比率が
上昇する。
次に、3種類の冷媒(++J+k)e用いた冷凍サイク
ルの実施例について、第5図、第6図全参考に説明する
第5図に、2個の分離器を用い、機能膜を透過しにくい
冷媒成分を貯留することによシ、主回路の冷媒組成比率
を可変とする場合の実施例を示す。
同図において、第2図と同一機能を有するものは同一の
番号を付して説明全省略する。冷媒1成分を透過しやす
く、他の成分を透過しにくい機能膜103を備えた第1
の分離器101の入口配管)105id:主絞り装置゛
3の手前の高圧側へ接続され、出口配管106は冷媒j
成分を透過しやすく他の成分を透過しにくい機能膜10
3′を備えた第2の分離器101′の入口配管105′
 に接続され、出口配管106′ は副絞シ装置17を
介して蒸発器14の入口へ接続されている。また、第1
の分離器101、第2の分離器101′ の透過冷媒出
口配管107,107’  は、それぞれ電磁弁16、
電磁弁20を介して圧縮機11の吸入へ接続されている
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下そ
の動作について説明する。
まず始めに冷媒分離をしない場合について説明する。
ここで電磁弁18 、20を閉じ、電磁弁21を開き、
副絞り装置17を開いておく。
凝縮器12を出て分岐された液冷媒は第1の分離器10
1、電磁弁21、第2の分離器101′を通過し、副絞
り装置17によシ減圧され蒸発器14の入口へ戻る。し
たがって、分離器101の冷媒貯留部となる高圧側空間
aおよび分離器101′ の冷媒貯留部となる高圧側空
間a’ Kは特定の冷媒のみが貯えられるのではなく、
サイクル内を循環する冷媒は充填比率に等し7くなる。
次に、第1の分離器101を利用し、冷媒分離を行なう
場合について説明する。
上記の状態から電磁弁21、副絞り装置17を閉じ、電
磁弁16を開くと(電磁弁20は閉じたまま)、凝縮器
12を出て分岐された液冷媒は分離器101に流入し、
機能膜103を透過しやすい冷媒1成分は電磁弁16を
介して主回路低圧側に戻される。一方、機能膜103を
透過しにくい冷媒j+に成分は分離器101の高圧側空
間aに貯留される。したがって主回路の冷媒J、に成分
比率は低下し、冷媒1成分比率が上昇する。
さらに第2の分離器101′ を利用し、冷媒分離を行
なう場合について説明する。
前記の冷媒分離をしない状態から電磁弁20゜副絞シ装
置17を閉じる(電磁弁16は閉、電磁弁21は開のま
ま)と、第1の分離器101を通過した冷媒は第2の分
離器101′ に流入する。
機能膜103′ を透過しやすい冷媒j成分は電磁弁2
0を介して主回路低圧側に戻される。一方、機能膜10
3′ を透過しにくい冷媒1.に成分は第2の分離器1
01′ の高圧側空間a′ に貯留される。したがって
主回路の冷媒+、に成分比率は低下し、冷媒」成分比率
が上昇する。
さらに第1.第2の分離器101,101’  を利用
し、冷媒分離を行なう場合について説明する。
上記の冷媒分離をしない状態から副絞り装置17を閉じ
、電磁弁16 、20を開く(電磁弁21は開のまま)
と、凝縮器12を出て分岐された液冷媒は分離器101
に流入し、機能膜103を透過しやすい冷媒1成分は電
磁弁16を介して主回路の低圧側に戻される。一方、機
能膜103を透過しにくい冷媒J+に成分は電磁弁21
を通り分離器101′に入9、機能膜103′ を透過
しやすい冷媒j成分は電磁弁20を介して主回路低圧側
に戻される。さらに、機能膜103”i透過しにくい冷
媒に成分は分離器101′ の高圧側空間a′に貯留さ
れる。したがって主回路の冷媒I、j成分比率は上昇し
、冷媒に成分比率は低下する。
第6図に、2個の分離器を用い、機能膜を透過しやすい
冷媒成分を貯留することにより主回路の冷媒組成比率を
可変とする場合の実施例を示す。
同図において、第4図と同一機能を有するものは同一の
番号を付して説明全省略する。
すなわち第4図の主回路に第2の分離器101′を加え
第6図の主回路を構成している。この2個の分離器10
1,101’  は第5図のものと同一である。一方、
第1の分離器1o1、第2の分離器101′の透過冷媒
出口配管107,107’はそれぞれ貯留器18.23
、第2の絞り装置17′、第3の絞シ装置22を介して
蒸発器140入口に接続されている。また、透過冷媒出
口配管107,107’ はそれぞれ冷却器19 、2
4と熱交換的に接続されている。
以上のように構成された冷凍サイクルについて、以下そ
の動作について説明する。
まず始めに冷媒分離をしない場合について説明する。
凝縮器12を出た1夜冷媒は分離器101゜101’i
介して主絞り装置13により減圧され、蒸発器14に流
入する。ここで第2の絞り装置17′、第3の絞り装置
22の弁開度を大きくしておくと、第1の分離器101
0機能膜103を透過しやすい冷媒1成分は機能膜10
3により減圧され気化し、冷却器19により再び冷却液
化され貯留器18に入るが、はとんど貯留されずに第2
の絞り装置17′ により減圧され、主回路の蒸発器1
4の入口で合流する。
一方、第2の′分離器101′ の機能膜103′を透
過しやすい冷媒j成分も同様にして貯留器23に入るが
、はとんど貯留されずに第3の絞り装置22により減圧
され主回路と合流する。したがって、主回路の冷媒組成
比率は充填比率に等しくなる。
次に、第1の分離器101を利用し、冷媒分離を行なう
場合について説明する。
上記の状態から第2の絞り装置17′ の弁開度を小さ
くすると、分離器101の機能膜を透過しやすい冷媒1
成分が貯留器18に貯留される。
したがって主回路の冷媒I成分比率は低下し、冷媒J+
に成分比率が上昇する。
さらに、第2の分離器101′ を利用し冷媒分離を行
なう場合について説明する。
上記の分離をしない状態から第3の絞り装置22の弁開
度を小さくする(第2の絞り装置17′の弁開度は大き
い壕ま)と、第1の分離器101を利用したときと同様
にして貯留器23に冷媒j成分が貯えられる。
したがって主回路の冷媒j成分比率は低下し、冷媒1.
に成分比率が上昇する。
さらに、第1.第2の分離器101.IC)1’を利用
し、冷媒分離を行なう場合について説明する。
上記の冷媒分離をしない状態から第2.第3の絞り装置
17′、 22の弁開度を小さくすると、貯留器1日に
は冷媒を成分が、貯留器23には冷媒j成分がそれぞれ
貯留される。
したがって主回路の冷媒1.j成分比率は低下し、冷媒
に成分比率が上昇する。
以上実施例のような構成の分離回路により、加熱器等を
必要とせずに高効率、高能力等の目的に応じて主回路の
冷媒組成を可変できる。また分離回路の構成部品の取付
上の制約もない。したがって分離回路の小型化および簡
素化を図ることができる。
なお、第2図〜第6図に示した実施例は、すべて分離器
入口から高圧液冷媒を流入し、機能膜により減圧し、冷
媒蒸気を透過させた例であるが、分離器入口から高圧冷
媒蒸気又は高圧気液混合冷媒を流入しても同様の効果が
得られる。
また、上述の各実施例を組み合わせることにより、多種
多様の冷凍サイクルが実現できる。
発明の効果 以上のように本発明は、加熱器等を必要とせずに主回路
の複数種類の冷媒組成を可変でき、しかも、分離回路の
構成部品の取付設置上の制約もない。したがって分離回
路の小型化および簡素化を図ることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における分離器の詳細断面図
、第2図、第3図、第4図はそれぞれ同分離器を1個使
用した場合の異なる実施例を示す冷凍サイクル図、第5
図、第6図はそれぞれ同分離器を2個使用した場合の異
なる実施例を示す冷凍サイクル図、第7図は従来例にお
ける冷凍サイクル図、第8図は同精留塔の詳細断面図で
ある。 11・・・・・・圧縮機、12・・・・・・凝縮器、1
3・・・・・・主絞り装置、14・・・・・・蒸発器、
101・・・・・・分離器、103・・・・・・機能膜
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名II
−圧Jg機 12゛−凝廂 器 13−・・  主 去交  リ  fモ 1!。 14−  再発3 第4図      1’1−tl妓り袋1rot−−分
鎚器 103・−機 能履 11−  圧趨機 12−1疑lIi 器 13−  主 ま2  リ  1し !I4−  革発
器 lブー才2の麓す絞1 22−才3の農す袈夏 rOl−オlの分鎗呑 l0r−才20分堕器 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  圧縮機,凝縮器,絞り装置,蒸発器を環状に接続した
    主回路に複数種類の冷媒を封入した冷凍サイクルにおい
    て、前記主回路に、前記複数種類の冷媒の内の特定の冷
    媒の透過を容易とする機能膜を有する冷媒分離装置を接
    続した冷凍装置。
JP7692487A 1987-03-30 1987-03-30 冷凍装置 Pending JPS63243662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7692487A JPS63243662A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7692487A JPS63243662A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63243662A true JPS63243662A (ja) 1988-10-11

Family

ID=13619260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7692487A Pending JPS63243662A (ja) 1987-03-30 1987-03-30 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63243662A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63238367A (ja) * 1987-03-25 1988-10-04 株式会社東芝 冷凍サイクル装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63238367A (ja) * 1987-03-25 1988-10-04 株式会社東芝 冷凍サイクル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002081777A (ja) 冷凍サイクル
JPS63243662A (ja) 冷凍装置
JPH01312363A (ja) 冷凍装置
JPH01208663A (ja) 冷凍装置
JPH01210757A (ja) 冷凍装置
JPH0367961A (ja) 冷凍装置
JPH01169274A (ja) 冷凍装置
JPH01169275A (ja) 冷凍装置
JPH01208664A (ja) 冷凍装置
JPH0781751B2 (ja) 冷凍装置
JPH01210758A (ja) 冷凍装置
JPH04263745A (ja) 冷凍装置
JPH01210759A (ja) 冷凍装置
JPH01200154A (ja) 冷凍装置
JPH0264364A (ja) ヒートポンプ装置
JPH0481708B2 (ja)
JP3252529B2 (ja) 熱搬送装置
JP3713844B2 (ja) 吸着式冷凍装置
JPH01269876A (ja) 冷凍装置
JPH02187566A (ja) 冷凍装置
JPS61276664A (ja) ヒ−トポンプ装置
JPH058348B2 (ja)
JPH0486458A (ja) 冷凍装置
JPH0264369A (ja) ヒートポンプ装置
JPH02187565A (ja) 冷凍装置