JPS63243397A - 表紙用繊維素材複合体 - Google Patents
表紙用繊維素材複合体Info
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- JPS63243397A JPS63243397A JP3237888A JP3237888A JPS63243397A JP S63243397 A JPS63243397 A JP S63243397A JP 3237888 A JP3237888 A JP 3237888A JP 3237888 A JP3237888 A JP 3237888A JP S63243397 A JPS63243397 A JP S63243397A
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Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（技術分野）
本発明は、鮮明でゆがみのない模様を有する表紙用繊維
素材複合体に関する。
素材複合体に関する。
従来、本の表紙用に使用されているプリント生地に紙を
裏貼りする場合、生地組織のゆがみや変形のためプリン
トデザインが変形してしまうのでデザイン上の制限があ
りシャープなストライプ柄や格子柄等を有するものがな
かった。
裏貼りする場合、生地組織のゆがみや変形のためプリン
トデザインが変形してしまうのでデザイン上の制限があ
りシャープなストライプ柄や格子柄等を有するものがな
かった。
たとえば、ストライプ柄を有する本の表紙用紙として、
無地染めされた生地に祇を裏貼り加工し、所定のサイズ
に新字後、シルクスクリーン印刷にて、白顔料含有イン
キにてストライブを印刷し乾燥させ、次いで該ストライ
ブ模様の一部又は全面に、文字若しくは図柄を重ね刷り
することにより、白顔料含有インキ層と無地染めされた
生地の色とで２色のストライプを表現したものがある。
無地染めされた生地に祇を裏貼り加工し、所定のサイズ
に新字後、シルクスクリーン印刷にて、白顔料含有イン
キにてストライブを印刷し乾燥させ、次いで該ストライ
ブ模様の一部又は全面に、文字若しくは図柄を重ね刷り
することにより、白顔料含有インキ層と無地染めされた
生地の色とで２色のストライプを表現したものがある。
しかし、得られたプリント模様は、染料により染められ
た色と顔料インキで形成さた模様部分との間に違和感が
あること、柄の緑がシャープに表現できないこと、使用
によりインキ層が剥げてくること、及び、色バラツキを
生じる等の諸問題があった。
た色と顔料インキで形成さた模様部分との間に違和感が
あること、柄の緑がシャープに表現できないこと、使用
によりインキ層が剥げてくること、及び、色バラツキを
生じる等の諸問題があった。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点を解消し、染色
による色との違和感がなく、鮮明でゆがみのない、しか
も耐久性のすぐれた表紙用紙を提供することにある。
による色との違和感がなく、鮮明でゆがみのない、しか
も耐久性のすぐれた表紙用紙を提供することにある。
本発明においては、
ｒ 加熱により溶融若しくは昇華する染料が染着した模
様を有する繊維素材シートが紙と貼り合わせてある複合
体からなることを特徴とする表紙用繊維素材複合体、ｊ を構成とすることにより上記の課題を解決することを可
能にした。
様を有する繊維素材シートが紙と貼り合わせてある複合
体からなることを特徴とする表紙用繊維素材複合体、ｊ を構成とすることにより上記の課題を解決することを可
能にした。
本発明において繊維素材シートとしてはポリエステル繊
維、ナイロン繊維、酸性改質繊維、ビニロン繊維等の合
成繊維、綿、ウール、絹等の天然繊維、綿／ポリエステ
ル繊維等の混紡製品、カーボン繊維、若しくはガラス繊
維等の繊維の織物、編物、不繊布の形状になっているも
のが使用出来る。これらの繊維素材シートは裏面に祇を
貼り合わせる前に予め撥水加工処理を行い、貼り合わせ
時に糊のエマルジョンが繊維素材シートの表面ににじみ
出ないように調整されていることが好ましい。
維、ナイロン繊維、酸性改質繊維、ビニロン繊維等の合
成繊維、綿、ウール、絹等の天然繊維、綿／ポリエステ
ル繊維等の混紡製品、カーボン繊維、若しくはガラス繊
維等の繊維の織物、編物、不繊布の形状になっているも
のが使用出来る。これらの繊維素材シートは裏面に祇を
貼り合わせる前に予め撥水加工処理を行い、貼り合わせ
時に糊のエマルジョンが繊維素材シートの表面ににじみ
出ないように調整されていることが好ましい。
繊維素材シートと貼り合わせる紙は、接着剤として酢ビ
エマルジッン糊剤等、通常紙の裏貼り加工で使用されて
いる糊剤をロールコート法で塗布すると同時にウェット
ラミネートして貼り合わせる通常の貼り合わせ方法で貼
り合わせ可能な紙類であればいずれも使用出来、必要に
応じて防菌、防カビ等の薬剤処理又は防炎加工処理が施
された形態のものであってもよい０斤量は２０〜２００
ｇ／ｍ” であり、ノンコート紙が好ましいが必要に応
じて適切なものを使用することが出来る。
エマルジッン糊剤等、通常紙の裏貼り加工で使用されて
いる糊剤をロールコート法で塗布すると同時にウェット
ラミネートして貼り合わせる通常の貼り合わせ方法で貼
り合わせ可能な紙類であればいずれも使用出来、必要に
応じて防菌、防カビ等の薬剤処理又は防炎加工処理が施
された形態のものであってもよい０斤量は２０〜２００
ｇ／ｍ” であり、ノンコート紙が好ましいが必要に応
じて適切なものを使用することが出来る。
繊維素材シート上の、加熱により溶融若しくは昇華する
染料が染着した模様は、繊維素材シートと紙の複合体に
、前記染料を含有する模様を付した転写シートを使用し
て転写することにより設けることができる。
染料が染着した模様は、繊維素材シートと紙の複合体に
、前記染料を含有する模様を付した転写シートを使用し
て転写することにより設けることができる。
転写に使用出来る転写シートは、任意の基体シート上に
昇華性染料を主成分とするインキ組成物により任意の模
様を形成してなる、例えば特公昭４７−４４０５４号及
び特開昭４９−１２９１７号に記載の製造方法で製造さ
れた転写シートである。
昇華性染料を主成分とするインキ組成物により任意の模
様を形成してなる、例えば特公昭４７−４４０５４号及
び特開昭４９−１２９１７号に記載の製造方法で製造さ
れた転写シートである。
転写シートと繊維素材シートと紙の複合体とを、転写シ
ートのインキ層側、即ちプリント模様側と、被転写材で
ある繊維素材シート側とが接するようにして重ね合わせ
、加熱及び加圧することにより、転写シート上のプリン
ト模様を繊維素材シート表面に転移させる。加熱及び加
圧は平プレスやロールプレス等の適宜な手段によって行
ない、通常は、転写シート側より加熱する。
ートのインキ層側、即ちプリント模様側と、被転写材で
ある繊維素材シート側とが接するようにして重ね合わせ
、加熱及び加圧することにより、転写シート上のプリン
ト模様を繊維素材シート表面に転移させる。加熱及び加
圧は平プレスやロールプレス等の適宜な手段によって行
ない、通常は、転写シート側より加熱する。
加熱及び加圧の条件は、温度が８０〜２００°Ｃ１圧力
が５ ｇｅｍ”〜５０ｋｇ／Ｃｍ’、加熱及び加圧の時
間が１〜５０秒間である。
が５ ｇｅｍ”〜５０ｋｇ／Ｃｍ’、加熱及び加圧の時
間が１〜５０秒間である。
本発明の表紙用繊維素材複合体は以上のような基本的構
成からなっているが、更に、転移されたプリント模様の
一部に文字又は図柄を施したものであってもよい、転写
されたプリント模様の一部分に文字又は図柄を施すには
、転写プリント模様を有する複合体を所定の寸法、巾に
化粧新字し、次いでシルクスクリーン印刷又は箔押し方
法にて、プリント模様の一部分に文字又は図柄を施せば
よい０本発明の表紙用繊維素材複合体においては繊維素
材シートが紙に固定しであるので寸法安定性が非常に良
（、見当精度は±１ｍｍが可能である。
成からなっているが、更に、転移されたプリント模様の
一部に文字又は図柄を施したものであってもよい、転写
されたプリント模様の一部分に文字又は図柄を施すには
、転写プリント模様を有する複合体を所定の寸法、巾に
化粧新字し、次いでシルクスクリーン印刷又は箔押し方
法にて、プリント模様の一部分に文字又は図柄を施せば
よい０本発明の表紙用繊維素材複合体においては繊維素
材シートが紙に固定しであるので寸法安定性が非常に良
（、見当精度は±１ｍｍが可能である。
印刷工程は、枚葉状態でも出来るがウェブ状態で自動ス
クリーン印刷、ロータリースクリーン印刷方式で行うこ
とも出来る。さらに必要に応じて転写されたプリント模
様の最上層に週明な樹脂層をコートして保護層を施すこ
とも出来る。
クリーン印刷、ロータリースクリーン印刷方式で行うこ
とも出来る。さらに必要に応じて転写されたプリント模
様の最上層に週明な樹脂層をコートして保護層を施すこ
とも出来る。
本発明の表紙用繊維素材複合体はそのままで使用できる
が、表紙用としては更に層側に厚さ板紙を貼って強化し
て使用することもできる。
が、表紙用としては更に層側に厚さ板紙を貼って強化し
て使用することもできる。
本発明の表紙用繊維素材複合体は繊維素材シートの裏面
に祇を裏打ちしであるので生地のゆがみや模様のゆがみ
がなく、模様が染料で形成されているので模様自体が鮮
明で、色彩や階調が豊富である。
に祇を裏打ちしであるので生地のゆがみや模様のゆがみ
がなく、模様が染料で形成されているので模様自体が鮮
明で、色彩や階調が豊富である。
以下実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実施例１
グラビアコート祇に下記組成からなるインキ組成物にて
巾６０ｍ／ｍのストライブ柄をグラビア印刷にて印刷し
転写シートを作成した。
巾６０ｍ／ｍのストライブ柄をグラビア印刷にて印刷し
転写シートを作成した。
−工詠二先Ｉコ良を−
分散染料（住人化学社製、
（ＴＳ Ｒｅｄ ３０５ （ＣＩ Ｄｉｓｐｅｒｓ Ｒ
ｅｄ ６０）） ８部エチルセルロース
８部（バーキュレス社製、Ｎ−７ＣＰ） 溶剤 ８４部（トルエン
／イソプロピルアルコール ＝８／２ ） 次いで、ポリエステル綾織布をプリント下晒し、ヒート
セット調整、及び塩水加工処理を行い、坪量４０ｇ／ｍ
”の純白ロール紙と、市販のポリ酢酸ビニル系エマルジ
ョン糊剤を用い、ラミネーター機にてウェブ状態でラミ
ネートし、次いで１２０°Ｃにてシリンダー乾燥を行っ
て被転写シートとした。上記のようにして得られた紙の
裏貼り加工を行ったポリエステル綾織布と転写シートと
を、直径１ｍの悠然転写機（上釜製作所製）を使用して
、温度２００°Ｃ１時間３０秒、圧力２００ ｇ ７ｃ
ｍ”の転写条件にて、ポリエステル綾織布の表面にプリ
ント模様を転写捺染した。被転写シート及び転写シート
は巻取りの状態で供給し、転写後の被転写シ′−トも巻
取りの状態で排出した。以上により６０ｍｍ毎に赤色と
原反の白色との交互のくり返しからなるシャープなスト
ライプ柄が裏面に紙を裏貼りしたポリエステル綾織布の
表面に形成されたプリントシートが得られた０次いで得
られたプリントシートをスリンター機にて、赤色のスト
ライプのエツジを光電管で検知する方法にて±１＋ｗｍ
の精度にて所定の巾にカットした。スリッター速度は２
０ｓ／ｍｉｎにて行った。スリッター後のプリントシー
トを流れの方向に１ｍ毎に新字し、白ストライプ柄にシ
ルクスクリーン印刷法にて、ブルーの文字を印刷し、乾
燥させ、更に透明な樹脂インキにて全面にシルク印刷を
行い乾燥後、ポリ酢酸ビニルエマルジョン接着剤にて厚
さ３−僧の板紙に貼り合わせた。このようにして得られ
たシートを用いて製本を行ったところ、白いストライプ
の中に青色の文字を持った、赤色と白色のシャープな直
線を有するストライブ柄が表現された本の表紙が得られ
た。
ｅｄ ６０）） ８部エチルセルロース
８部（バーキュレス社製、Ｎ−７ＣＰ） 溶剤 ８４部（トルエン
／イソプロピルアルコール ＝８／２ ） 次いで、ポリエステル綾織布をプリント下晒し、ヒート
セット調整、及び塩水加工処理を行い、坪量４０ｇ／ｍ
”の純白ロール紙と、市販のポリ酢酸ビニル系エマルジ
ョン糊剤を用い、ラミネーター機にてウェブ状態でラミ
ネートし、次いで１２０°Ｃにてシリンダー乾燥を行っ
て被転写シートとした。上記のようにして得られた紙の
裏貼り加工を行ったポリエステル綾織布と転写シートと
を、直径１ｍの悠然転写機（上釜製作所製）を使用して
、温度２００°Ｃ１時間３０秒、圧力２００ ｇ ７ｃ
ｍ”の転写条件にて、ポリエステル綾織布の表面にプリ
ント模様を転写捺染した。被転写シート及び転写シート
は巻取りの状態で供給し、転写後の被転写シ′−トも巻
取りの状態で排出した。以上により６０ｍｍ毎に赤色と
原反の白色との交互のくり返しからなるシャープなスト
ライプ柄が裏面に紙を裏貼りしたポリエステル綾織布の
表面に形成されたプリントシートが得られた０次いで得
られたプリントシートをスリンター機にて、赤色のスト
ライプのエツジを光電管で検知する方法にて±１＋ｗｍ
の精度にて所定の巾にカットした。スリッター速度は２
０ｓ／ｍｉｎにて行った。スリッター後のプリントシー
トを流れの方向に１ｍ毎に新字し、白ストライプ柄にシ
ルクスクリーン印刷法にて、ブルーの文字を印刷し、乾
燥させ、更に透明な樹脂インキにて全面にシルク印刷を
行い乾燥後、ポリ酢酸ビニルエマルジョン接着剤にて厚
さ３−僧の板紙に貼り合わせた。このようにして得られ
たシートを用いて製本を行ったところ、白いストライプ
の中に青色の文字を持った、赤色と白色のシャープな直
線を有するストライブ柄が表現された本の表紙が得られ
た。
実施例２
実施例１において、シルクスクリーン印刷法にかえて箔
押し方法にて白ストライプ柄部に金文字を形成した。得
られたものは、白ストライプの中に金文字を有した赤と
白のシャープな直線を存するストライプ柄が表現されて
おり、本の表紙とすることができた。
押し方法にて白ストライプ柄部に金文字を形成した。得
られたものは、白ストライプの中に金文字を有した赤と
白のシャープな直線を存するストライプ柄が表現されて
おり、本の表紙とすることができた。
Claims (1)
- （１）加熱により溶融若しくは昇華する染料が染着した
模様を有する繊維素材シートが紙と貼り合わせてある複
合体からなることを特徴とする表紙用繊維素材複合体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3237888A JPS63243397A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 表紙用繊維素材複合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3237888A JPS63243397A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 表紙用繊維素材複合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243397A true JPS63243397A (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=12357290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3237888A Pending JPS63243397A (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 表紙用繊維素材複合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63243397A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4994409A (ja) * | 1973-01-11 | 1974-09-07 | ||
| JPS53103079A (en) * | 1977-02-10 | 1978-09-07 | Toppan Printing Co Ltd | Dyeing finish article and method |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP3237888A patent/JPS63243397A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4994409A (ja) * | 1973-01-11 | 1974-09-07 | ||
| JPS53103079A (en) * | 1977-02-10 | 1978-09-07 | Toppan Printing Co Ltd | Dyeing finish article and method |
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