JPS6324324B2 - - Google Patents

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JPS6324324B2
JPS6324324B2 JP11856379A JP11856379A JPS6324324B2 JP S6324324 B2 JPS6324324 B2 JP S6324324B2 JP 11856379 A JP11856379 A JP 11856379A JP 11856379 A JP11856379 A JP 11856379A JP S6324324 B2 JPS6324324 B2 JP S6324324B2
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JP
Japan
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accumulated
conductive member
resistance value
charges
piezoelectric resonator
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JP11856379A
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Toshio Ogawa
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/169,219 priority patent/US4451753A/en
Priority to DE3027583A priority patent/DE3027583C2/de
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Publication of JPS6324324B2 publication Critical patent/JPS6324324B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明はバルク波圧電共振子およびその応用
部品(以下圧電共振子装置と略称する)に関す
る。 圧電共振子は、圧電効果を有するセラミツク材
料で構成される。その代表的な材料としては、チ
タン酸バリウム系、チタン酸鉛系チタン酸ジルコ
ン酸鉛系などのセラミツクスが用いられている。 最近では、圧電共振子は、各種フイルタ、トラ
ツプ素子、FMデイスクリミネータ素子、発振子
等に応用されており、これら各種の圧電共振子装
置として、高信頼性のものが要求され、外部環境
特に温度環境や熱的環境に対して安定した特性が
要求されている。 しかしながら、従来のものは、厳しい温度環
境、熱的環境に置いたとき、たとえば高温放置試
験や熱衝撃試験などの特殊試験と呼ばれる試験を
行うと、その圧電特性が低下するという現象がし
ばしば生じる。そのために、従来より種々の改良
案が試みられているが、いまだにこれといつた最
善のものが見出されていないのが現状である。 圧電共振子装置に用いられる強誘電性基板とし
ては、(1)温度変化によつても挿入損失や中心周波
数などが変化しないこと、(2)電気機械結合係数が
大きいこと、などが、重要な特性として要求され
る。たとえばチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミツ
クス主成分に対して種々の添加物を加え、その材
料それ自体で特性の改善を計ることが行われてい
る。しかしながらこのように材料それ自体を変え
る場合には、高温放置試験や熱衝撃試験について
はある程度改善され得て、上述の(1)の特性は満足
することはできるかも知れないが、逆に上述の(2)
の特性が低下するという現象が見られた。 また、この他に、焼成条件を種々検討すること
により、上述の(1)の特性についての改善も試みら
れているが、やはり上述の(2)の特性にばらつきが
生じたり、それが低下したりするという欠点が見
られ、しかもその焼成条件のコントロールも難し
いという面があり、工業的生産には適したもので
はない。 それゆえに、この発明の主たる目的は、厳しい
温度環境に対して安定なかつその圧電特性も良好
な圧電共振子装置を提供することである。 この発明の他の目的は、より簡易な手段によ
り、厳しい温度環境、熱的環境に対して確実に圧
電特性を安定化できる圧電共振子装置を提供する
ことである。 この発明のさらに他の目的は効率よく生産でき
るかつ厳しい温度環境、熱的環境にに対して安定
な圧電特性を有する圧電共振子装置を提供するこ
とである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は図面を参照して行う以下の詳細な説明から一
層明らかとなろう。 第1図はこの発明が実施され得るエネルギ閉込
形厚みたて振動モードを用いる圧電共振子の一例
を示す図である。このような圧電共振子はすでに
周知のところであり、ここではこの発明に関連し
て簡単に説明する。圧電共振子1は、厚みが0.2
mmで一辺5mmの正方形板の圧電基板11を含む。
この圧電基板11はたとえばチタン酸ジルコン酸
鉛系の強誘電性セラミツク等から成り、厚み方向
に分極処理されている。この圧電セラミツク基板
1上には、その部分でこの基板1を励振する直径
1mmの振動電極12および13がそれぞれ互いに
対向して形成される。振動電極12はリード電極
12aによつて、引出電極14に接続される。ま
た、裏面の振動電極13は、リード電極13aに
よつて引出電極15に接続される。これら引出電
極14および15には、それぞれ、入力端子およ
び出力端子すなわち引出端子16および17がそ
れぞれ、たとえばはんだ付によつて接続される。
そして、このような状態で、たとえば特公昭45−
22384号公報等で公知な方法を用いてこのエレメ
ントを絶縁性樹脂(図示せず)でコーテイング
し、共振周波数が10.7MHzの圧電共振子が完成す
る。 第2図、第3図、第4図および第5A図ならび
に第5B図は、それぞれ、この発明の実施例を示
す図である。圧電基板11の外形寸法、振動電極
12の外形寸法は第1図と同じである。そしてこ
れらの実施例では、圧電基板11の組成として
は、第1図と同様に(Pb0.95Sr0.05)
(Ti0.48Zr0.52)O3+0.75wt%Nb2O5+0.15wt%
Cr2O3のようなチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミ
ツクスを使用した。このセラミツクスを使用した
場合、この発明を適用する前の従来の形態では引
出端子16,17間の抵抗値は5×1012Ωであつ
た。 第2図の実施例においては、引出端子16と1
7との間にデイスクリートな抵抗2を接続した。
その抵抗値としては、たとえば1kΩ、100kΩ、
10MΩあるいは1000MΩなどの値の抵抗を用いる
ことができるが、この実施例では100kΩの抵抗
素子を用いた。抵抗2の接続箇所は、引出電極1
4,15間、リード電極12a,13a間等、こ
の発明の趣旨に合致するかぎり任意である。 第3図の実施例では、圧電セラミツク基板11
の両表面にわたつて抵抗性ペースト21を焼付
け、それによつて引出電極14と15とをある抵
抗値を有して接続した。抵抗体ペースト21とし
ては、たとえばフエノール系樹脂にカーボンを分
散させたものを用い、その抵抗値は1kΩ、100M
Ω、10MΩ、1000MΩなどの値をとることができ
るが、実験では1kΩあるいは10kΩの抵抗体ペー
スト21を焼付けた。なお、この抵抗体ペースト
21は、たとえば第4図の22で示すような位置
に形成し、それによつて引出電極14および15
を接続することもできる。つまり、接続箇所は、
この発明の趣旨に合致するかぎり任意である。 第4図の実施例では、先の第2図および第3図
ならびに後の第5A図、第5B図の実施例が、振
動電極、リード電極および引出電極を抵抗値がほ
ぼ零の、たとえば蒸着法あるいはスパツタリング
法による銀電極を用いたのに対し、これらの電極
を、たとえば蒸着法あるいはスパツタリング法に
よる抵抗性金属(たとえばタンタルやチタンな
ど)あるいは抵抗性金属酸化物(たとえば酸化す
ずなど)で形成する。そして、この実施例では、
圧電セラミツク基板11の両面にわたつて抵抗値
がほぼ零の銀ペースト22を焼付け、それによつ
て引出電極14および15を抵抗を介さないで直
接接続したものである。もちろん銀ペースト22
のかわりに短絡リード線でもよいし、これらの接
続箇所はこの発明の趣旨に合致するかぎり任意で
ある。さらに、銀ペースト22や短絡リード線に
抵抗分をもたせてもよい。振動電極、リード電
極、引出電極とこれら銀ペースト22や短絡リー
ド線の合成抵抗値は圧電セラミツク基板11自体
の抵抗値よりも小さく選ばなければならない。 第5A図および第5B図に示す実施例では、エ
レメントを被覆する樹脂層18として、抵抗性
(または半導体)樹脂を用いた。この樹脂層18
の材料としては、たとえばエポキシ系樹脂にカー
ボン、金属、金属酸化物、半導体酸化物粉末ある
いは半導体ガラス粉末などを分散させたものを用
いることができる。そして、その抵抗値は1kΩ、
100kΩ、10MΩおよび1000MΩなどの抵抗値と
することができるが、実験では10MΩおよび
1000MΩの抵抗値とした。そして、この実施例の
ように、抵抗性樹脂18によつてデイツプしたも
のでは、さらに、高絶縁性または/および耐湿性
の樹脂19によつてコーテイングすることが望ま
しい。なお、この絶縁性樹脂19は、従来のエポ
キシ系樹脂などが用いられ得る。この実施例で
は、特に第5B図から分かるように、引出電極1
4および15は、この抵抗性樹脂18によつて相
互に接続されていることになり、したがつてこの
電極14および15がその樹脂層18の抵抗値を
通して接続されたものとなる。 なお、第2図、第3図および第4図の実施例で
は、たとえば第5A図、第5B図に示す実施例で
用いた樹脂層19または抵抗分をもたせる材料を
除去した通常の樹脂とほぼ同じ材料で樹脂デイツ
プしているのは、先に説明したとおりである。 このようにして形成した圧電共振子で、次いで
熱衝撃試験を行つた。熱衝撃試験の条件は次のと
おりである。すなわち、−55℃と+100℃の温度に
それぞれ60分間保持し、−55℃から+100℃に移行
させるのを1サイクルとして、これを100サイク
ル繰返した。そして、−55℃から+100℃への移
行、またはその逆への移行は、それぞれ数秒内で
行つた。 この熱衝撃試験の結果を第1表に示す。なお、
この第1表では、特に第2図、第3図または第5
A図、第5B図に示す実施例のものを試料番号2
ないし6として用い、第1図に示す従来のものを
試料番号1として用いた。いずれの実施例の場合
でも、要は電荷発生電極間の圧電セラミツク基板
の抵抗値よりも低い抵抗値で電荷発生電極間を接
続すればよい。そして、いずれの実施例の場合も
先に説明した条件で熱衝撃試験を行つた。第1表
にその結果を示す。
【表】
【表】 この第1表は熱衝撃試験による圧電共振子の特
性(厚みΔf;素子共振時のインピーダンスの最
小、最大の周波数すなわち共振、反共振の周波数
差)の試験サイクル数に対する測定結果を示した
もので、それぞれ試料数10個について平均値
(X)とばらつき幅(R)を示した。 この第1表から分かるように、第1図に示す従
来のものすなわち挿入抵抗値がない場合では、熱
衝撃のサイクル数が多くなればなるほどその厚み
Δfの変化およびばらつき幅が大きくなつている
ことが分かる。これに対して、たとえば第3図の
実施例において、抵抗体ペースト21を1kΩと
した場合の例すなわち試料番号2のデータでは、
厚みΔfはほとんど変化なく、そのばらつき幅も
許容限度内にある。同様に、第2図の実施例で固
体抵抗素子2を100kΩとした場合を試料番号3
として示す。第5A図、第5B図に示す実施例
で、抵抗性樹脂層18の抵抗値を10MΩとした場
合を試料番号4として示す。さらに、第3図の実
施例で抵抗値を10MΩとしたものを試料番号5と
して示し、第5A図、第5B図の実施例で抵抗値
を1000MΩとしたものを試料番号6として示す。
この第1表における試料番号2ないし6のものの
厚みΔfの変化およびばらつき幅が、第1図に示
すような従来のものすなわち試料番号1のものに
比べて、明確にしかも確実に改善されていること
が分かる。 第6図は試料番号6すなわち第5A図、第5B
図に示す実施例で、樹脂層18の抵抗値を1000M
Ωとした場合のものと、試料番号1すなわち第1
図に示す従来のものの厚みΔfの変化量を示し、
第1表に示すデータに基づいて作成したグラフで
ある。 なお第2図の実施例における固体抵抗素子2の
抵抗値および第3図の実施例における抵抗体ペー
スト21の抵抗値ならびに第5A図、第5B図に
示す実施例の樹脂層18の抵抗値は、いずれも、
圧電セラミツクス基板11の抵抗値よりも小さい
ことが条件である。また、第4図の実施例では、
抵抗体ペーストで形成した各電極12,13,1
2a,13a,14および15の抵抗値と銀ペー
スト22の抵抗値との和が、圧電セラミツク基板
11の抵抗値よりも小さく選ばれていることが条
件である。つまり、種々の材料のセラミツク基板
の抵抗値と熱衝撃試験での電気的特性の変化量と
の関係を求めたところ、セラミツク基板の抵抗値
がある値よりも低くなると、熱衝撃試験による電
気的特性の変化量が小さくなるということが明ら
かとなつた。これは焦電効果によつて分極時の電
界方向とは逆の反電界の電荷が強誘電性セラミツ
ク基板の対向している電極側に蓄積されずに、セ
ラミツク基板の内部を通して自然放電されるもの
と考えられる。 しかしながら、すでに上記したようにセラミツ
ク基板の抵抗の低下にともなつて、圧電性の低
下、電気的特性のバラツキの増大が見られること
が明らかとなつており、他の自然放電の形態を考
慮しなければならない。つまり、セラミツク基板
の内部を通しての放電ではなく、外部回路を通じ
て放電させればよいことになり、したがつてセラ
ミツク基板の内部よりも抵抗値の低い抵抗(抵抗
を介さない場合を含む)で電荷が発生している電
極間を接続すればよいことになる。しかしなが
ら、振動電極面と分極方向が交差する構造では、
共振子としての本来の動作を妨げないようにしな
ければならないので、これら抵抗値を小さくする
にもおのずと限度がある。この下限値については
一概には決定できず個々のケース毎に定められる
べきものである。 熱衝撃試験の場合、低温(−55℃)から高温
(+100℃)に移るとき、焦電効果により、基板1
1の両側電極の間に分極方向とは順方向に電界を
生じ、一方高温から低温に移るときは逆方向に電
界を生じる。このような交番電界によつて基板1
1の分極がとれて、その圧電特性の低下が生じる
ものと考えられる。そこで、この発明では、この
ような交番電界を即時に緩和するために、基板1
1の両表面の電極相互間を実質的にある抵抗値を
有して電気接続したのである。 第7A図、第7B図は、それぞれこの発明の他
の実施例としてのエネルギ閉込形3端子圧電フイ
ルタ素子の一例を示す図であり、第7A図がその
一方表面を示し第7B図が他方表面を示す。この
ような圧電フイルタ素子は、すでに周知のところ
であるが、以下にはこの発明に関連して、簡単に
説明する。 フイルタ素子100は圧電セラミツク基板10
1を含み、この基板101も同様にチタン酸バリ
ウム系、チタン酸鉛系あるいはチタン酸ジルコン
酸鉛系セラミツクスによつて形成することができ
る。圧電セラミツク基板101の一方面に2対の
電極102および103を形成し、裏面にこれら
電極102および103に対向する共通電極11
4および113を形成する。電極102および1
03の一方電極はリード電極104および105
を介して引出電極106および107に接続され
る。また、電極102および103の他方電極は
リード電極108を介して電極109に共通接続
される。そして、この電極109に対向する基板
101の裏面には、電極117が形成される。こ
の電極117はリード電極116および115に
よつて共通電極114および113に接続され
る。そして、基板101を挾んで対向する電極1
02と114とで1つの振動部を形成し、電極1
03とそれに対向する電極113とで1つの振動
部を形成する。そして、基板101を挾んで対向
する109と117とによつて、コンデンサを形
成し、したがつて、電極109および117はそ
れぞれコンデンサ電極としても作用する。そして
引出電極106、コンデンサ電極117および引
出電極107には、それぞれ、引出端子110,
111および112が、たとえばはんだ付によつ
て接続される。そして、このエレメントが図示し
ない樹脂層によつて被覆され、3端子フイルタ素
子が完成するのである。 この第7A図、第7B図の実施例では、引出端
子110,112および電極109を、デイスク
リートな抵抗素子2′,2′,2′を介して、引出
端子111に接続している。 第8図、第9図および第10A図、第10B図
は、それぞれこの発明の他の実施例としての3端
子フイルタ素子を示す図である。 第8図の実施例では、基板101の両面にわた
つて抵抗体ペースト21′,21′,21′を形成
し、それによつて引出電極106とコンデンサ電
極117とを、そしてまた引出電極107とコン
デンサ電極117とを、さらに電極109とコン
デンサ電極117とを、電気的に接続する。な
お、この抵抗体ペースト21′,21′,21′は、
たとえば第9図の22′で示すような位置に形成
し、それによつて引出電極106,107および
電極109をそれぞれコンデンサ電極117に接
続することもできる。つまり接続箇所は、この発
明の趣旨に合致するかぎり任意である。 第9図の実施例では、電極102ないし109
および113ないし117を、それぞれ、たとえ
ば蒸着法あるいはスパツタリング法による銀電極
ではなく、たとえば蒸着法あるいはスパツタリン
グ法による抵抗性金属(たとえばタンタルおよび
チタン等)あるいは金属酸化物(たとえば酸化す
ず等)で形成する。そして、基板101の両面に
わたつて銀ペースト(抵抗値はほぼ零)22′,
22′,22′を形成し、それによつて電極104
と115、116と105および109と117
をそれぞれ直接接続する。もちろん銀ペースト2
2′,22′,22′のかわりに短絡リード線でも
よいし、これらの接続箇所はこの発明の趣旨に合
致するかぎり任意である。さらに銀ペースト2
2′,22′,22′や短絡リード線に抵抗分をも
たせてもよい。 第10A図、第10B図に示す実施例では、抵
抗性(半導体)樹脂によつて、樹脂被覆層118
を形成する。そして、その樹脂層118を、さら
に高絶縁性または/および耐湿性の樹脂119に
よつて被覆している。いずれの実施例の場合で
も、要は電荷発生電極間の圧電セラミツク基板の
抵抗値よりも低い抵抗値で電荷発生電極間を接続
すればよい。そして、いずれの実施例の場合も先
に説明した条件で熱衝撃試験を行つた。第2表に
その結果を示す。
【表】
【表】 この第2表は熱衝撃試験による端子フイルタ素
子の特性(挿入損失、中心周波数)の試験サイク
ル数に対する測定結果を示したもので、それぞれ
試料数10個について平均値()とばらつき幅
(R)を示したものである。 試料番号1はたとえば第7A図、第7B図にお
いて抵抗2′を除いた従来のものである。試料番
号2は第10A図、第10B図に示す実施例にお
いてその抵抗値を1kΩとしたものである。試料
番号3は第8図の実施例においてその抵抗値を
100kΩとしたものである。試料番号4は第10
A図、第10B図においてその抵抗値を10MΩと
したものである。試料番号5は第7A図、第7B
図において固体抵抗素子の抵抗値を10MΩとした
場合のものであり、試料番号6は第8図において
その抵抗値を100MΩとしたものである。 この第2表から分かるように、従来の全く挿入
抵抗のない場合には、サイクル数が増えれば増え
るほどその挿入損失や中心周波数の変化が大きく
なり、しかもそのばらつきの幅が大きくなつてい
る。これに対して、試料番号2ないし6のデータ
で示すように、この発明によれば、サイクル数が
増えても挿入損失や中心周波数の変化はそれほど
大きくなく、しかもそのばらつきの幅は許容範囲
内である。 第11図は試料番号1のものと試料番号3のも
のとのサイクル数に対する挿入損失の変化量を示
すグラフである。第12図は同じ試料番号のもの
においてサイクル数と中心周波数の変化量を示す
グラフである。 また、第13図は試料番号1のものにおけるフ
イルタ特性の変化を示すグラフであり、第14図
は試料番号3のものにおけるフイルタ特性の変化
を示すグラフである。そして、それぞれ実線Aが
熱衝撃試験を施す前のものの特性を示し、破線B
が100サイクルの熱衝撃試験を経たものの特性を
示す。この第13図から分かるように、従来のも
のにおいては100サイクルの熱衝撃試験を経た後
には、その中心周波数が大きくずれるだけでな
く、その減衰特性にも顕著な変化が生じてくる。
これに対して、この発明を適用したものにおいて
は、100サイクルの熱衝撃試験を受けた後でも、
中心周波数のずれはそれほどでもなくしかもその
減衰特性も試験前とほぼ同様でありあまり変化し
ない。 なお、上述の実施例では、抵抗として、焼付抵
抗やデイスクリートな固体抵抗素子などを用いた
例を示した。また、樹脂として抵抗を兼ねるもの
を用いた例も示した。しかしこの発明には、その
他の半導体ガラス、ペースト、半導体酸化物粉末
ペースト半導体樹脂などを用いてもよく、要は回
路上から見て、抵抗が挿入されている状態が作り
出されていればよいのである。 さらに、上述の実施例では、圧電基板の両面に
形成された電極相互間に実質的に抵抗を挿入する
ように電気接続したが、これはそれぞれの電極が
個別的にアース電位に、ある抵抗値を有して電気
接続されるようにしてもよく、要は焦電効果によ
つて生じる正電荷および負電荷を速やかに緩和で
きればよいのである。 上記した実施例では、電荷が蓄積される導電部
材が、振動電極その他圧電セラミツク基板面上に
設けた付随電極となつており、分極軸方向がこれ
らの電極が設けられている圧電セラミツク基板面
に直交している状態における例を示しているが、
このほか次のような例がある。 第15図は、圧電共振子の他の構成例を示した
もので、主にトラツプ素子として用いられ、強誘
電性セラミツク基板201の分極方向は、基板面
に対して平行で、いわゆる厚みすべり振動モード
で使用するものである。この場合セラミツク基板
201は厚みが0.2mmで一辺5mmの正方形板から
なり、分極方向に垂直な面202,203間の抵
抗は、1×1014Ωであつた。導電部材の1つであ
る直径2mmの振動電極12,13その他付随電極
(これについては図示しない)がセラミツク基板
201の対向主表面に形成されている。さらにセ
ラミツク基板201の側面202,203にはこ
れもまた導電部材にあたる電極204,205
が、従来公知の方法で形成されている。共振周波
数は約50MHzである。 この構成によれば、温度変化によつて電荷が蓄
積される側の導電部材は主に電極204,205
であつて振動電極12,13ではない。 したがつて、この発明を適用しようとすれば、
たとえば図示したように電極204,205を短
絡リード線206にて電極204,205を電気
接続するときに抵抗を介してもよい。 この場合、電極204,205を抵抗性金属酸
化物のようなそれ自身抵抗性をもつ材料で形成し
てもよい。 また、電極204,205を互いに接続せず、
いずれもアース電位に電気接続してもよい。 さらに、この圧電共振子の外装構造の一例とし
ては、第5A図および第5B図示のものが適用で
きる。この場合第16図に示すように電極20
4,205はなくてもよい。第15図に示す実施
例の場合でも要は、発生電荷を放電させる回路を
形成すればよいのである。そして2端子型の共振
子に限らず、第7A、第7B図のようなフイルタ
で厚みすべり振動モードを用いたものにも、第1
5図や上述したような発生電荷放電構造が適用で
きる。 以上の実施例は主に厚みたて、厚みすべり振動
モードを用いた例であるが、厚みねじれ振動モー
ドや電界平行型厚みすべり振動モードであつても
同様に適用できるものである。低い周波数域で
は、厚み振動モードではなく、スプリツト・リン
グ振動モード、屈曲振動モード、長さ振動モー
ド、径方向振動モード、輪郭振動モード等が用い
られるがいずれもこの発明を適用できる。以下適
用できる共振子やフイルタの代表的な構造を図示
して簡単に説明する。 第17図に示すものは、長方形のセラミツク板
251の両主表面に電極252,253を設けた
いわゆる長方形板形共振子である。分極方向は厚
み方向であるので、図示のように電極252,2
53を電気的に抵抗で接続する前記した各実施例
の中で適当な構造をとればよい。 第18A図は、ラダー型フイルタにこの発明を
適用した電気回路図を示し、第18B図はこのフ
イルタに使用する輪郭振動モードを用いる矩形成
形圧電共振子301を示す。この場合も分極方向
は厚み方向であるので図示のようにセラミツク板
302の両主表面に全面電極303,304を設
け、たとえば抵抗ペースト305で両電極30
3,304を接続する。他に前記した各実施例の
中で適当な構造をとればよい。 第19A図は、輪郭振動モードを用いるいわゆ
る端子型フイルタを直列結合容量で2個接続した
例にこの発明を適用した電気回路図を示し、第1
9B図はこのフイルタに使用する3端子型フイル
タ401を示す。この場合も分極方向は厚み方向
であるので図示のようにセラミツク板402の一
方主表面に同心状にドツト電極403、リング電
極404を設け、他方主表面に全面電極405を
設け、たとえば抵抗ペースト406で電極40
3,404を接続し、抵抗ペースト407で電極
404,405を接続する。他に前記した各実施
例の中で適当な構造をとればよい。 第20図に示すものは、円板状セラミツク板5
01,502の接合面に共通電極503セラミツ
ク板501に入力または出力電極504、セラミ
ツク板502に出力または入力電極505を設け
た、いわゆる円板複合型フイルタである。分極方
向は厚み方向であるので図示のように電極50
3,504および電極503,505を電気的に
抵抗で接続する前記した各実施例の中で適当な構
造をとればよい。 なお、分極軸方向が基板面に対して斜めの場合
には、分極軸方向が基板面に直交する場合の実施
例と分極軸方向が基板面に平行な場合の実施例
を、温度変化によつて発生する電荷量の大きさに
応じて、適宜組合せればよい。 以上のように、この発明によれば、圧電基板上
の正電荷が蓄積される側の電極と負電荷が蓄積さ
れる側の電極とを相互に電気接続するかあるいは
それら双方の電極とアース電位とを電気接続する
ことによつて、焦電効果に基づく電荷による交番
電荷を速やかに緩和でき、したがつて分極がとれ
たりするような圧電特性の劣化がない。また、そ
のような圧電特性の劣化のない共振子装置が、簡
単な構成ないし方法によつて得られ、工業的に製
造する場合量産性も良くかつその良品率も向上さ
せることができる。さらに、このように温度環
境、熱的環境によつても特性が安定であるので、
非常に高い信頼性の素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が実施され得る従来のエネル
ギー閉込形2端子圧電共振子の一例を示す図であ
る。第2図ないし第5A図、第5B図は、それぞ
れ、この発明の異なる実施例を示す図である。第
6図は第1図に示すものと第3図に示すものとの
厚みΔfの変化量を示すグラフである。第7A図、
第7B図ないし第10A図、第10B図は、それ
ぞれこの発明を3端子の圧電フイルタ素子に適用
した異なる実施例を示す図である。第11図は従
来のものと第8図の実施例のものとの挿入損失の
変化量を示すグラフであり、第12図は同じもの
の中心周波数の変化量を示すグラフである。第1
3図は従来のものの熱衝撃試験前のフイルタ特性
と100サイクルの熱衝撃試験を経た後のフイルタ
特性とを示すグラフである。第14図はたとえば
第8図の実施例のものにおいて熱衝撃試験前のフ
イルタ特性と100サイクルの熱衝撃試験を経た後
のフイルタ特性とを示すグラフである。第15図
は、この発明を利用した圧電共振子の他の構成例
を示す概略側面図、第16図は、同じく外装を施
した後の断面図である。第17図ないし第20図
は、さらにそれぞれこの発明の他の実施例を示
し、第17図は長方形板形共振子の概略斜視図、
第18A図はラダー型フイルタの電気回路図、第
18B図はラダー型フイルタに用いる共振子の概
略斜視図、第19A図は3端子型フイルタの電気
回路図、第19B図は3端子型フイルタユニツト
の概略斜視図、第20図は円板複合型フイルタの
概略斜視図である。 図において、1は圧電共振子、11は圧電セラ
ミツク基板、12,13は振動電極、14,15
は引出電極、16,17は引出端子、2はデイス
クリートな固定抵抗素子、21は抵抗体ペース
ト、22は銀ペースト、18は抵抗性樹脂層、1
00はフイルタ素子、101は圧電セラミツク基
板、102,103は振動電極、106,107
は引出電極、109,117はコンデンサ電極、
113,114は共通電極、2′はデイスクリー
トな固定抵抗素子、21′は抵抗性ペースト、2
2′は銀ペースト、118は抵抗性樹脂層、20
1はセラミツク基板、202,203は側面、2
04,205は電極、206は短絡リード線、2
51はセラミツク板、252,253は電極、3
01は圧電共振子、302はセラミツク板、30
3,304は電極、305は抵抗ペースト、40
1は3端子型フイルタ、402はセラミツク板、
403はドツト電極、404はリング電極、40
5は全面電極、406,407は抵抗ペースト、
501,502はセラミツク板、503,50
4,505は電極を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バルク波圧電共振子装置であつて、 分極処理を施した強誘電性基板の表面に、その
    強誘電性基板を介して少なくともその一部が対向
    する1対の導電部材が形成された構造からなり、 前記1対の導電部材には前記強誘電性基板の温
    度変化によつて正および負電荷が蓄積され、さら
    に 前記正電荷が蓄積される側の導電部材と前記負
    電荷が蓄積される側の導電部材とが電気接続され
    ているか、前記正電荷が蓄積される側の導電部材
    および前記負電荷が蓄積される側の導電部材の少
    なくとも一方がアース電位に電気接続されること
    により温度変化によつて蓄積された電荷を放電さ
    せる電荷放電手段を備え、 前記電荷放電手段が一体的に設けられているこ
    とを特徴とする、バルク波圧電共振子装置。 2 前記正電荷が蓄積される側の導電部材と前記
    負電荷が蓄積される側の導電部材との間に抵抗が
    電気的に直列に接続されている、特許請求の範囲
    第1項記載のバルク波圧電共振子装置。 3 前記正電荷が蓄積される側の導電部材および
    前記負電荷が蓄積される側の導電部材の少なくと
    も一方と、前記アース電位との間に、抵抗が電気
    的に直列に接続されている、特許請求の範囲第1
    項記載のバルク波圧電共振子装置。 4 前記抵抗は前記強誘電性基板自体の抵抗値よ
    りも小さい値に選ばれている、特許請求の範囲第
    2項または第3項記載のバルク波圧電共振子装
    置。 5 前記導電部材には、振動電極が含まれてい
    る、特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載のバルク波圧電共振子装置。 6 前記導電部材には、振動電極以外のものが含
    まれている、特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載のバルク波圧電共振子装置。 7 温度変化により電荷が蓄積される側の導電部
    材間において、分極された強誘電性セラミツク基
    板の結晶配向軸が導電部材に対して垂直方向に配
    向している、特許請求の範囲第1項ないし第6項
    のいずれかに記載のバルク波圧電共振子装置。 8 温度変化により電荷が蓄積される側の導電部
    材間において分極された強誘電性セラミツク基板
    の結晶配向軸が導電部材に対して斜め方向に配向
    している、特許請求の範囲第1項ないし第6項の
    いずれかに記載のバルク波圧電共振子装置。 9 前記正電荷が蓄積される側の導電部材および
    前記負電荷が蓄積される側の導電部材が、それぞ
    れ、所定の抵抗値を有して形成され、 前記抵抗値は前記強誘電性基板自体の抵抗値よ
    りも小さく選ばれていて、さらに 前記正電荷が蓄積される側の導電部材と前記負
    電荷が蓄積される側の導電部材とが直接接続され
    ているか、前記正電荷が蓄積される側の導電部材
    および前記負電荷が蓄積される側の導電部材の少
    なくとも一方がアース電位に直接接続される、特
    許請求の範囲第1項記載のバルク波圧電共振子装
    置。 10 前記正電荷が蓄積される側の導電部材およ
    び前記負電荷が蓄積される側の導電部材の間、ま
    たは前記正電荷が蓄積される側の導電部材および
    前記負電荷が蓄積される側の導電部材の少なくと
    も一方と前記アース電位との間に、抵抗が電気的
    に直列に接続されていて、 前記各導電部材の抵抗値と前記抵抗の抵抗値と
    の和が前記強誘電性圧電基板自体の抵抗値よりも
    小さく選ばれている、特許請求の範囲第9項記載
    のバルク波圧電共振子装置。 11 前記導電部材は少なくとも前記強誘電性基
    板を覆う樹脂層であつて、 前記樹脂層が所定の抵抗値を有するものであ
    り、 前記強誘電性基板の温度変化によつて蓄積され
    た正および負電荷がこの樹脂層の存在によつて放
    電される、特許請求の範囲第1項記載のバルク波
    圧電共振子装置。 12 さらに前記樹脂層を覆うかつ高絶縁性樹脂
    からなる第2の樹脂層を形成した、特許請求の範
    囲第11項記載のバルク波圧電共振子装置。
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