JPS6324314A - 負荷時タツプ切換装置 - Google Patents

負荷時タツプ切換装置

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JPS6324314A
JPS6324314A JP61162502A JP16250286A JPS6324314A JP S6324314 A JPS6324314 A JP S6324314A JP 61162502 A JP61162502 A JP 61162502A JP 16250286 A JP16250286 A JP 16250286A JP S6324314 A JPS6324314 A JP S6324314A
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thyristor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、サイリスクスイッチ等のスイッチング素子
を用いた負荷時タップ切換装置に関するものである。
[従来の技術] 第6,7図は例えば特開昭47−16921号公報に示
された従来の負荷時タップ切換装置を示すものであり、
第6図はその全体構成を示す回路図、第7図(a)、(
b)はそれぞれ上記従来装置における感知装置(センサ
)の詳細を示す回路図、第7図(c)、(d)はそれぞ
れ上記従来装置における制御装置の詳細を示す回路図で
ある。
これらの図において、7は負荷回路としての負荷素子、
8,9は後述する電圧タップに接触して負荷素子7への
電力の供給を行なう通電コンタクトとしての接続接点、
10は変圧器巻線、13は抵抗、14,15.16はい
ずれも後述するスイツチング素子としてのサイリスタス
イッチをオンオフするための制御機構、17,18.1
9はマイクロスイッチ、20は突起、21〜24は電圧
検出器としての電圧感知巻線、25〜28は電流検出器
としての電流感知巻線、29は切換装置、30は同切換
装画29における可動接点、31〜36はスイッチング
素子としてのサイリスタスイッチを構成するサイリスタ
、39は切換装置29における可動接点30の回転中心
軸、41〜44は切換装置29における可動接点30と
接触しうる接点である。
また、45,46.47は制御機構14,15゜16を
制御するための制御装置、50.60は感知装置、11
1〜115は変圧器巻線1oから取り出された電圧タッ
プ(巻線8力端子)、100.103.104゜121
.122,124,126,128,132,133は
フリップフロップ、 123,125は時間遅延回路、
101 、102.105.106 。
120.130,131,134,135はANDゲー
トである。
そして、接続接点8は、サイリスタ33〜36等からな
るサイリスタスイッチを介し、切換装置29における接
点41.42に接続されるとともに、上記接続接点8と
接点42との間には、感知装置60が介装されている。
この感知袋[60は、第9図(b)に示すように、上記
サイリスタスイッチを流れる電流情報を検出する電流感
知巻線24と、上記スイッチング回路に印加される電圧
情報を検出する電圧感知巻線28とを含んで構成されて
いて、同感匂袋[60により、サイリスタ33.34の
作動状態が検知されるようになっている。
また、接続接点9は、切換装置29における接点43.
44に接続されるとともに、上記接続接点9と接点43
との間には、サイリスタ31.32等からなるサイリス
クスイッチおよび感知装置50が介装されている。同感
知装置50は、第9図(a)に示すごとく、上記感知装
置60とほぼ同様に、電流感知巻線22と電圧感知巻線
26とを含んで構成されており、この感知装置50によ
り、サイリスタ31.32の作動状態が検知されるよう
になっている。
一方、切換装置29において、接点41〜44は90度
ごとに配置されるほか、可動接点30は、90度の扇形
に形成され、回転中心軸39まわりに回転可能に、且つ
、上記の接点41〜44に接触するように装着されてい
る。
さらに、マイクロスイッチ17,18.19は。
接点41〜44の相互間に90度間隔で配置され。
可動接点30の中央外周に取り付けられた突起20と当
接して作動し、第9図(Q)、(d)に示すフリップフ
ロップ100,128へその作動信号を出力するように
なっている。
なお、可動接点3oは負荷素子7に接続される。
また、制御袋[45,46,47は、第9図(C)。
(d)に示すように、多数のANDゲートとフリップフ
ロップとから構成されていて、感知装置50゜60から
の出力情報に基づき、制御機構14,15゜16へ出力
信号を出力し、サイリスタ31〜36のオンオフ制御を
行なう。
さらに、感知装置50.60により検知されて出力され
る出力情報a〜flao〜f0は、次のような情報を有
している。
a:サイリスタ31はオン状態である。
b:サイリスタ31も32もオン状態でない。
C:サイリスタ32はオン状態である。
d:サイリスタ31はオフ状態の電圧を有し、サイリス
タ32は逆向きの阻止電圧を有する。
e:サイリスタ31および32上に電圧無し。
f:サイリスタ31は逆向きの阻止電圧を有し、サイリ
スタ32はオフ状態の電圧を有する。
ao:サイリスタ33はオン状態である。
bo:サイリスタ33も34もオン状態でない。
C0:サイリスタ34はオフ状態である。
do:サイリスタ33はオフ状態の電圧を有し。
サイリスタ34は逆向きの阻止電圧を有する。
eo:サイリスタ33および34の両端に電圧無し。
f5:サイリスタ33は逆向きの阻止電圧を有し、サイ
リスタ34はオフ状態の電圧を有する。
次に、上述のような従来の負荷時タップ切換装置による
タップ切換手段を説明する。
第6図に示すように、可動接点30が接点41および4
4と接続されるとともに、接続接点8および9が同じ電
圧タップ113に接続された出発位置の状態から、変圧
春巻!10の高巻部への切換(すなわち高電位タップへ
の切換)を行なう場合、まず、可動接点30を5正方向
(反時計回り)に回転中心軸39まわりに回転駆動する
この回転に伴い可動接点30と接点44との接触が切れ
た時、全負荷電流i工は、接点41および可動接点30
を通り負荷素子7に流れるから、接続接点9はすでに生
きていない、したがって、この状態で、接続接点9を、
所望の電圧タップ、例えば電圧タップ114へ、電流栓
流すことなく移動させることができる。
そして、可動接点30が正の方向に90度回転すると、
同可動接点3oは接点41および42と接触する。この
とき、可動接点3oに固定された突起20は、マイクロ
スイッチ17に当接しこのマイクロスイッチ17を作動
させる。これにより、マイクロスイッチ17からフリッ
プフロップ100および制御機構15を通って導通電流
がサイリスタ33および34へ印加される。
この後、可動接点30がさらに正の方向に回転すると、
全負荷電流主1は接点42および可動接点30を通って
流れる。
可動接点30が180度回転すると、同可動接点30は
接点42および43と接触する一方、突起20はマイク
ロスイッチ18を作動させる。
このマイクロスイッチ18は、フリップフロップ100
によりサイリスタ33および34への制御電流を阻止す
る。
そして、ANDゲート101もしくは102は、次の条
件が満たされた時、すなわち、サイリスタ33および3
4への制御電流が阻止され、サイリスタ33もしくは3
4がオン状態で、サイリスタ31もしくは32がオフ状
態の電圧を有し、そしてサイリスタ32もしくは31が
逆向きの阻止電流を有する時、転換する。その後、自然
整流を実施することができる。
また、フリップフロップ103もしくは104は、整流
が行なわれるサイリスタ31もしくは32を導通する。
その後、タップの切換は、ANDゲート105もしくは
106により完了する。そこで、可動接点30は、正の
方向に回転し、第6図に示す出発位置へ戻され、この間
、接続接点8は電圧タップ114に無電流状態でさらに
接続される。
一方、変圧器巻線1oの低巻部への接続(低電圧タップ
への切換)を行なう場合、まず、可動接点30は第6図
に示す出発位置にあり、そして。
接続接点8および9は、同じ電圧タップ113に接続さ
れているが、この状態から可動接点30を負の方向(時
計回り)に回転駆動する。
そして、可動接点3oと接点41との間の接触が離れて
しまうと、接続接点8を、所望の電圧タップ、例えば電
圧タップ112へ、無電流状態で移動させることができ
る。
以下、マイクロスイッチ18.19により、制御装置4
5〜47に接続接点8,9および可動接点30の位置状
態を送出し、上記変圧器巻線1゜の高巻部への接続の場
合と同様にして、タップの切換を実施する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述のような従来のサイリスクスイッチ
を用いた負荷時タップ切換装置は、以上のように切換装
置29においてマイクロスイッチ17.18.19等の
機械式スイッチを用いてタップ位置を検出し、タップ切
換を実施する構成としているため、上記のマイクロスイ
ッチ17.18゜19等が摩耗し、多回数タップ切換時
の信頼性が低いほか、タップ位置を、切換装置29にお
ける回転中心軸39のまわりの可動接点30の回転を経
て間接的に検出してタップ切換を実施していたので、検
出および実施精度の面でも信頼性が低いなどの問題点が
あった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、タップを多回数切換した時にもタップ位置を
高い精度で検出できるようにして。
より信頼度の高い負荷時タップ切換装置を得ることを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る負荷時タップ切換装置は、変圧器巻線か
ら取り出された複数の電圧タップに接触して負荷回路へ
の電力の供給を行なう可動式通電コンタクトと、タップ
切換時に上記通電コンタクトに連動し同通電コンタクト
と協働して切換元または切換先の電圧タップと上記負荷
回路との間の電力供給を上記通電コンタクトと並列に設
けられたバイパス回路を介して続行する可動式タップ選
択器とをそなえるとともに、上記バイパス回路を開閉す
べく同バイパス回路に介装されたスイッチング素子をそ
なえ、上記スイッチング素子を流れる電流情報を検出す
る電流検出器と、上記スイッチング素子に印加される電
圧情報を検出する電圧検出器とが設けられるとともに、
上記の電流検出器および電圧検出器からの各検出信号を
受けてこれらの電流検出器および電圧検出器の出力条件
を論理判断して上記スイッチング素子をオンオフするた
めの制御信号を出力する制御回路が設けられたことを特
徴としている。
[作   用] この発明における負荷時タップ切換装置では、スイッチ
ング素子における電流情報および電圧情報が、それぞれ
電流検出器および電圧検出器により検出され、制御回路
は、各検出信号を受けて上記の電流検出器および電圧検
出器の出力条件を論理判断してタップ切換状態を検知し
、上記スイッチング素子へ同スイッチング素子をオンオ
フするための制御信号を出力する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明の一実施例としての負荷時タップ切換装置の
回路図であり、同図において、7は負荷回路としての負
荷素子、10は変圧器巻線、31〜34はサイリスタで
あり、61.62はそれぞれサイリスタ31.32およ
び33.34を逆並列接続して構成されるスイッチング
素子としてのサイリスクスイッチ、65は可動式通電コ
ンタクトで、この通電コンタクト65は、電圧タップ(
符号68〜70参照)に接触して負荷素子7への電力の
供給を行なうものである。
また、66.67は可動式タップ選択器、66a。
67aは、通電コンタクト65と並列に設けられ、それ
ぞれタップ選択器66.67と負荷素子7とを接続する
バイパス回路である。
そして、タップ選択器66.67は、タップ切換時に上
記通電コンタクト65に連動し同通電コンタクト65と
協働して、切換元または切換先の電圧タップと負荷素子
7との間の電力供給を、それぞれ上記のバイパス回路6
6a、67aを介し続行するものである。
また、バイパス回路66a、67aには、各バイパス回
路66a、67aを開閉すべく、上記サイリスタスイッ
チ61.62が介装されている。
68〜70は変圧器巻線10から取り出された電圧タッ
プ、71はサイリスクスイッチ61.62をオンオフす
るための制御信号を出力する制御回路、72.73はC
T等の電流検出器(電流センサ)であり、これらの電流
検出器72.73は。
それぞれ、サイリスタスイッチ61.62を流れる電流
iz+ltを検出し、各検出信号S4.S工を制御回路
71へ出力するものである。また、75゜76はPT等
の電圧検出器(電圧センサ)であり、これらの電圧検出
器75.76は、それぞれ、サイリスクスイッチ61.
62に印加される電圧E2゜E工を検出し、各検出信号
S、、S、を制御回路71へ出力するものである。
さらに、77は、通電コンタクト65とタップ選択器6
6.67連動させる駆動機構である。
なお、本実施例では、通電コンタクト65およびタップ
選択器66.67がスライドする電圧タップ68,69
.70相互間の電極距離をA、通電コンタクト65と各
タップ選択器66.67との空間距離をB、電圧タップ
68,69.70相互間の空間距離をCとすると、次の
式が成り立つように上記各部品が設計配設されている。
A>B>C ところで、上記制御回路71は、検出信号S Q IS
□l S ff l S 4を受けて、電流検出器72
.73および電圧検出器75.76の出力条件を論理判
断してサイリスクスイッチ61.62をオンオフするた
めの制御信号を出力するものであり、この制御回路71
は第2図に示すように構成される。すなわち、第2図に
おいて、140〜143は、それぞれ、各検出器76,
73,75,72からの検出信号S o tSo、S、
、S4の有無を判定するセンサ出力有無判定回路、14
4〜146は、それぞれ、検出信号S0と、S工および
S、と、S、との正極性を判定するセンサ出力正極判定
回路、147〜150,169,170はNOT回路、
151〜154は2人力AND回路、155,156は
4入力AND回路、157,158は6人力AND回路
159〜162は2人力OR回路、163〜168はR
Sフリップフロップ回路である。
ここで、本発明の装置の動作について説明する前に、サ
イリスタスイッチを用いたタップ切換手段について説明
する。
例えば、第3図(a)に示す負荷時タップ切換装!!!
(第3図中において第1図と同じ符号は、はぼ同一の部
分を示している。)のように並列に動作するサイリスタ
スイッチ61.62の場合、新たに点弧させるサイリス
タスイッチ61または62のサイリスタが導通するため
には、そのサイリスタのアノードが正電位になるとき、
このサイリスタに制御信号としての点弧信号を与えるこ
とが必要条件の一つである。
この条件以外に他方のサイリスタスイッチ61または6
2のサイリスタが負荷電流を流しているときは、そのサ
イリスタに逆電圧を印加するため、新たに点弧させるサ
イリスタスイッチ61または62のサイリスタが流す方
向の電流を、他方のサイリスタスイッチ62または61
のサイリスタが流していることが必要である。
他方のサイリスクスイッチ62または61が無電流のと
きは、最初に述べた必要条件のとき該サイリスタスイッ
チ62または61のサイリスタに制御信号としての点弧
信号を与えればよい。
負荷電流を流しているときのタップ切換について、第3
図(a)、(b)を用いて簡単に説明する。
まず、タップ間電圧Vsと負荷電流工どの位相差を遅れ
角θとするほか、電圧タップ69から電圧タップ70へ
の高電位タップ切換と、電圧タップ7oから電圧タップ
69への低電位タップ切換との2つのタップ切換をサイ
リスタ34.32間の自然転流により実施するものとす
る。
第3図(a)において電圧タップ70が選択されている
とき、時間t□からt2の間、サイリスタ34が導通す
る。そして、時間t2からt、の間、サイリスタ32の
アノード電位が正電位となる。この時間t2からt、の
間にサイリスタ32へ点弧信号を与えサイリスタ32を
通電させると、負荷電流がサイリスタ32へ転流した後
、サイリスタ34へ逆電圧が印加されるので、サイリス
タ34から32への転流が完了し、電圧タップ69が選
択される。
一方、電圧タップ69が選択されているとき、時間t工
からt、の間、サイリスタ32が導通する。
また、時間t工からt2の間、サイリスタ34のアノー
ド電位が正電位となる。この時間t1からt2の間にサ
イリスタ34へ制御信号としての点弧を与えることによ
り、上述と同様に、サイリスタ32からサイリスタ34
への転流が完了し、電圧タップ70が選択される。
以上により、タップ間電圧Vsが負方向で、負荷電流工
が正方向のときに、低電位側のサイリスクスイッチ61
のサイリスタ32に点弧信号を与えると、高電位タップ
から低電位タップへの切換が行なえ、タップ間電圧Vs
が正方向で、負荷電流Tが正方向のときに、高電位側の
サイリスタスイッチ62のサイリスタ34に点弧信号を
与えると低電位タップから高電位タップへの切換が行な
えることがわかる。
なお、負荷電流が無電流の場合、選択タップに接続され
たサイリスクスイッチのサイリスタのアノード電位が正
電位になるとき点弧信号を入力するだけでよいのは明白
である。
以上のことを踏まえ、以下、本発明の装置の動作につい
て説明する。
まず、高電位タップへのタップ切換時の主回路移行過程
を第4図(、)〜(g)に示す。第4図(a)は、通電
コンタクト65を通して電圧タップ69を選択している
状態である。第4図(b)は、高電位タップへの切換指
令により駆動機[77が動作し、タップ選択器67が電
圧タップ7oに接続されるとともに、通電コンタクト6
5およびタップ選択器66が電圧タップ69に接続され
ている状態である。以後、駆動機構77により、通電コ
ンタクト65およびタップ選択器66.67が連動して
いく。
第4図(c)は、第4図(b)に示す状態でサイリスク
スイッチ61に点弧信号が与えられた状態である。第4
図(d)は、電圧タップ69.70にそれぞれタップ選
択器66.67が接続され1通電コンタクト65が電圧
タップ69より離れた状態である。
第4図(e)は、第4図(d)に示す状態でサイリスク
スイッチ61.62のそれぞれの点弧信号を適当に与え
ることにより、電圧タップ69から電圧タップ7oヘタ
ツブ切換した状態である。第4図(f)は、電圧タップ
70にタップ選択器67および通電コンタクト65が接
続されるとともに、電圧タップ69にタップ選択器66
が接続された状態である。
そして、第4図(g)は、通電コンタクト65のみが電
圧タップ70に接続した状態で高電位へのタップ切換が
終了した状態である。
このとき、負荷電流は、第4図(a)〜(c)に示す状
態の間、通電コンタクト65に流れ、第、4図(c)、
(d)に示す切換過程で通電コンタクト65が電圧タッ
プ69を離れたとき、タップ選択器66側に転流する。
そして、上記負荷電流は、タップ選択器66に第4図(
d)に示す状態になるまで流れた後、第4図(e)に示
す状態でタップ選択器67側に転流し、第4図(f)に
示す状態で通電コンタクト65に転流する。
なお、第4図(a)〜(g)の各状態で、電流検出器7
2.73によりそれぞれ検出されるサイリスタスイッチ
61.62に流れる電流i 2* lよと、電圧検出器
75.76によりそれぞれ検出されるサイリスタスイッ
チ61.62に印加される電圧E、、E1とは、次のよ
うになる。すなわち、電圧E、は第4図(b) 〜(d
)の状態でV s 、電圧E2は第4図(e)、(f)
の状態でVsとなるほか、電流i□は第4図(e)の状
態で1、電流12は第4図(d)の状態で工となり、他
の状態ではいずれも零となっている。
また、サイリスクスイッチ61は第4図(C)。
(d)に示す状態でON状態で1となり、サイリスクス
イッチ62は、第4図(e)に示す状態でON状態とな
り、他の状態ではいずれも○FF状態である。
なお、全てのセンサ(検出器)出力は、第3図(a)に
矢印で示す電流電圧極性のとき、正極性出力を出すもの
としている。
一方、低電位タップへのタップ切換時の主回路移行過程
を第5図(a)〜(g)に示す。これらの第5図(a)
〜(g)の各状態は、電圧タップと各タップ選択器2適
電コンタクトとの接続状態がちょうど第4図(a)〜(
g)の切換と逆の順序になるため、その詳細な説明は省
略する。また、センサ(検出器)出力状態の組合せは、
第4図に示すタップ上げと、第5図に示すタップ下げと
でちょうど逆の順序になっている。
つまり、電圧E工は第5図(e)、(f)の状態でVs
、電圧E2は第5図(b)〜(d)の状態でVsとなる
ほか、電流11は第5図(d)の状態で工、電流j2は
第5図(e)の状態で工となり、他の状態ではいずれも
零となっている。
また、サイリスタスイッチ62は第5図(C)。
(d)に示す状態で○N状態で1となり、サイリスタス
イッチ61は、第5図(e)に示す状態でON状態とな
り、他の状態ではいずれもOFF状態である。
本発明は、高電位から低電位もしくは低電位から高電位
タップへの切換時のこのようなセンサ出力状態の違いを
利用したものである。
すなわち、第4図(b)〜(d)と第5図(b)〜(d
)とに示す状態でのセンサ出力を比べると同一の状態が
ないので、このセンサ出力状態に基づきサイリスタスイ
ッチ61.62を制御する。
また、第4図(d)、(e)と第5図(d)、(e)と
に示す状態でのサイリスタスイッチ61.62の切換は
、第4図(d)および第5図(e)に示す状態でのセン
サ出力と、第4図(a)および第5図(d)に示す状態
でのセンサ出力とが同一であるため。
センサ出力状態だけではサイリスタスイッチ61゜62
を切換えられないので、本実施例では、第4図(b)ま
たは第5図(b)の状態のときに、サイリスクスイッチ
61.62のうちの適当なサイリスタスイッチをON状
態にできないようにする回路構成としている。
上述したようなタップ切換を実施するため、本実施例で
は、制御回路71が、各検出器からの検出信号に基づき
検出器の出力状態を論理判断し、サイリスクスイッチ6
1.62におけるサイリスタ31〜34に制御信号とし
ての適当な点弧信号を与える。以下、第2図により制御
回路710回路要素償号について説明する。
RSフリップフロップ回路163〜166の出力信号S
、〜SZSは、それぞれサイリスタ34゜33.32.
31への点弧信号を与えるもので、いずれも出力がH(
high)レベルのとき点弧指令となる。
センサ出力有無判定回路140〜143の出力信号S、
、S、、S1゜、S工、は、コンパレータ等を用い極性
に関係なく一定レベル以上の入力があるとき、Hレベル
信号を出力する構成としている。上記の出力信号S、、
S、、S工。、S工、は、センサ出力を検出しなくなっ
たときにはL (low)レベルとなる。
なお、条件により異なるが、センサ出力有無判定回路1
40,142の設定レベルは、検出するタップ間電圧V
sの検出ピーク値の0.05倍程度であり、センサ出力
有無判定回路141,143の設定レベルは、定格電流
検出ピーク値の0.05倍程度にすればよい。
また、センサ出力正極判定回路144,146は、入力
信号S、、S、がそれぞれ正極性(第1図におけるE□
、E2の矢印の方向)のときにHレベル信号を、それ以
外のときにLレベル信号を出力する。
そして、センサ出力正極判定回路145は、入力信号S
工l 34のいずれかが正極性(第1図におけるin+
izの矢印の方向)のときにHレベル信号を、それ以外
のときにLレベル信号を出力する。
ここで、入力信号s、、s、、s、、s、は、それぞれ
、電圧検出器76の出力情報E1.電圧検出器75の出
力情報E2.電流検出器73の出力情報xzr電流検出
器72の出力情報12を有している。
故に、第2図中に示す信号S、はE工が有のとき、S”
、はE工が無のとき、S7はi工が有のとき、S。
は11が無のとき、S工。はE2が有のとき、S 11
はE2が無のとき、S工、は12が有のとき、S L4
は12が無のときに、それぞれ、Hレベルとなり、それ
以外のときはLレベルとなる。
一方、4人力AND回路155は、第5図(c)の状態
になったときのセンサ出力状態(E1=O。
E、=Vs、11=O,i、=O)で、Hレベル信号を
出力する。
6人力A′ND回路157は、第4図(d)の状態にな
ったときのセンサ出力状態(E工=vs、E2=Q、1
z=o+ 12=I)が整い、且つ、信号S。
がHレベル[Vsが正(E、が正)でサイリスタスイッ
チ61に流れる電流が正(xzが正)]であるとともに
誤動作防止信号S□8がHレベルのときに、Hレベル信
号を出力する。
4人力AND回路156は、第4図(c)の状態になっ
たときのセンサ出力状態(E 1=v s l E 2
=0.i工=O,i、=o)でHレベル信号を出力する
6人力AND回m158は、第5図(d)の状態になっ
たときのセンサ出力状態(E工=O,E、=Vs、i、
=I、i、=Q)が整い、且つ、信号SXXがHレベル
[Vsが負(E、が正)でサイリスタスイッチ62に流
れる電流が正(xlが正)]であるとともに誤動作防止
信号S工、がHレベルのときに、Hレベル信号を出力す
る。
ここで、誤動作防止信号S、、、S□、は、第4図(d
)と第5図(e)との状態、および第4図(e)と第5
図(d)との状態が同じであるので、高電位から低電位
もしくは低電位から高電位へのタップ切換の繰り返しを
防止するために出力されるものである。低電位から高電
位タップへのタップ切換には、必ず4入力AND回路1
56の出力信号S工。
がHレベルになること[第4図(Q)の状態コを利用す
る一方、高電位から低電位タップへの切換には、必ず4
人力AND回路155の出力信号S 1sがHレベルに
なること[第5図CC)の状態]を利用している。
すなわち、高電位タップへの切換の場合、4人力AND
回路156の出力信号Sエフは、Hレベルになり、RS
フリップフロップ回路168の出力をHレベルにしてN
OT回路170に入力させる。
結果として、第4図(e)の状態で、6人力AND回路
158の入力信号S工、はLレベルになり、第4図(e
)でサイリスタスイッチ61を点弧させないようにして
いる。また、上記信号S工、は、RSフリップフロップ
回路167をリセットし、6人力AND回路157の入
力信号S工、をHレベルにもしている。
同様に、低電位タップへの切換の場合、4人力AND回
路155の出力信号S2□により、6人力AND回路1
57の入力信号S1.はLレベルになり、第5図(e)
でサイリスタスイッチ62を点弧させないようにしてい
る。また、上記信号S2□は、RSフリップフロップ回
路168をリセットし、6人力AND回路158の入力
信号S 11をHレベルにもしている。
本実施例における制御回路71による高電位タップへの
切換(タップ上げ)時には、第4図(c)でサイリスタ
スイッチ61に制御信号としての点弧信号を与える必要
がある。このとき、サイリスタスイッチ62に電流が流
れないので、第4図(c)のセンサ出力状態で任意にサ
イリスタスイッチ61をオンすればよい、つまり、4人
力A N D回路156の出力信号S17がHレベルに
なったとき、サイリスタ31.32に点弧指令を与えれ
ばよい。また、このとき、2六力OR回路161,16
2の出力信号Szo+SztがそれぞれHレベルになる
ため。
RSフリップフロップ回路165,166の出力信号S
□、S□がHレベルになり、サイリスタ31゜32に点
弧信号を与える。なお、RSフリップフロップ回路16
3,164の出力信号S 231324は、信号32G
によりリセットされLレベルになる。
第4図(Q)から(d)に移行する過程で通電コンタク
ト65が電圧タップ69から離れる時、通電コンタクト
65からサイリスタスイッチ61へ電流が転流する。
第4図(e)でのサイリスタスイッチ61から62への
転流を実施するためには、前述したように、サイリスタ
スイッチ61に負荷電流Tが流れているので、6人力A
ND回路157の出力信号S16がHレベルのとき、サ
イリスタ34を点弧させればよい。また、サイリスタ3
2から34八転流した後、サイリスタ33を点弧する必
要がある。
また、6人力AND回路157の出力信号SZSがHレ
ベルのとき、Rsフリップフロップ回路163の出力信
号S、がHレベルとなる。このことにより、サイリスタ
34が点弧される。この出力信号S2)でRSフリップ
フロップ回路165,166をリセットし出力信号SZ
f+82gをLレベルとして、サイリスタ31.32に
点弧信号を与えなくしている。
さらに、サイリスタスイッチ61から62への転流が完
了(i、=O)した時、信号S工、がHレベルになるこ
とを利用し、2人力AND回路153の出力信号S2.
をHレベルとし、RSフリップフロップ回路164の出
力信号S2をHレベルとして、サイリスタ33を点弧す
るにのことによりサイリスタスイッチ62が導通し、電
圧タップ70を選択することになる。
なお、低電位タップへの切換(タップ下げ)も、高電位
タップ切換の場合と同様に、センサ出力状態に従いそれ
ぞれのサイリスタスイッチのサイリスタを制御して実施
される。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、スイッチング素子を
流れる電流や上記スイッチング素子に印加される電圧を
検出する検出器を設け、同検出器の出力条件(出力状態
)を論理判断して上記スイッチング素子をオンオフ制御
する制御回路をそなえた構成としたので、従来のマイク
ロスイッチのような機械式検出接点等を必要とすること
なく、タップを多回数切り換えても、常にタップ位置を
高い精度で検出できようになり、これにより極めて信頼
性の高いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの発明の一実施例による負荷時タップ切
換装置を示すもので、第1図はその全体構成を示す回路
図、第2図はその制御回路の詳細を示す回路図、第3図
(a)、(b)は本装置の作動原理説明するためのもの
で、第3図(a)は本装置の要部を示す回路図、第3図
(b)は本装置における負荷電流およびタップ間電圧と
時間との関係を示すグラフであり、第4図(a)〜(g
)は本実施例による高電位タップへの切換(タップ上げ
)の主回路移行過程を示す回路図、第5図(、)〜(g
)は本実施例による低電位タップへの切換(タップ下げ
)の主回路移行過程を示す回路図であり、第6,7図は
従来の負荷時タップ切換装置を示すもので、第6図はそ
の全体構成を示す回路図、第7図(a)。 (b)はそれぞれ上記従来装置における感知装置(セン
サ)の詳細を示す回路図、第7図(c)、(d)はそれ
ぞれ上記従来装置における制御装置の詳細を示す回路図
である。 図において、7−負荷回路としての負荷素子、1〇−変
圧器巻線、61.62−スイッチング素子としてのサイ
リスクスイッチ、65−可動式通電コンタクト、66.
67−・可動式タップ選択器、66a、67a−バイパ
ス回路、68,69.70−電圧タップ、71−・−制
御回路、72.73−電流検出器、75.76−電圧検
出器。 なお1図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 変圧器巻線から取り出された複数の電圧タップに接触し
    て負荷回路への電力の供給を行なう可動式通電コンタク
    トと、タップ切換時に上記通電コンタクトに連動し同通
    電コンタクトと協働して切換元または切換先の電圧タッ
    プと上記負荷回路との間の電力供給を上記通電コンタク
    トと並列に設けられたバイパス回路を介して続行する可
    動式タップ選択器とをそなえるとともに、上記バイパス
    回路を開閉すべく同バイパス回路に介装されたスイッチ
    ング素子をそなえ、上記スイッチング素子を流れる電流
    情報を検出する電流検出器と、上記スイッチング素子に
    印加される電圧情報を検出する電圧検出器とが設けられ
    るとともに、上記の電流検出器および電圧検出器からの
    各検出信号を受けてこれらの電流検出器および電圧検出
    器の出力条件を論理判断して上記スイッチング素子をオ
    ンオフするための制御信号を出力する制御回路が設けら
    れたことを特徴とする負荷時タップ切換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6094710A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Mitsubishi Electric Corp 負荷時タツプ切換器

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JPS6094710A (ja) * 1983-10-27 1985-05-27 Mitsubishi Electric Corp 負荷時タツプ切換器

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