JPS63242286A

JPS63242286A - 楽音制御装置

Info

Publication number: JPS63242286A
Application number: JP62077674A
Authority: JP
Inventors: 金原　守
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 1987-03-31
Filing date: 1987-03-31
Publication date: 1988-10-07
Anticipated expiration: 2009-09-21
Also published as: JPH0673552B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、例えば、リズム体操等の体の動きに合わせ
て楽音発生を制御する楽音制御装置に関する。

「背景技術」この発明の出願人は、リズム体操等の体の動きに合わせ
て楽音を制御する器具として第５図に示すような楽音制
御装置を案出した。同図において、符−ＩＷは、操作者
Ｈの上半身を覆う装着具であり、この装着具Ｗの在村部
分には右肘用検出器ｌが、また、左肘部分には左肘用検
出器２が各々取り付けられている。また、操作者Ｉ−（
の右手には手袋型の装着具Ｆがはめられ、この装着具Ｆ
の手首部分には右手首用検出器３が取り付けられている
。これらの検出器１，２．３は、各々ボリュウム等によ
り構成され、各村の曲げ伸ばしあるいはＣ手首の曲げ伸
ばしに応じて各ボリュウムのシャフトが回動し、曲げ角
度に対応した検出信号を出力する。

検出器１，２．３の各出力信号は、ケーブルｌａ。

２ａ、３ａを介して凰御信号送信器５へ供給される。制
御信号送信器５は、腰バンド４によって操作者■１の腰
部に取り付けられており、上記検出器１．２．３の各出
力信号を入力し、各信号のレベルを所定値と比較する。

そして、各信号について、そのレベルが所定値以上とな
った時、キーオン信号を、所定値以下となった時、キー
オフ信号を各々作成し、無線により楽音発生器６へ供給
する。

楽音発生器６は、上記検出器１．２．３の各出力に基づ
くキーオン信号ＫＯＩ、ＫＯ２，ＫＯ３゜キーオフ信号
ＫＦＩ、ＫＦ２．ＫＦ３を再生し、キーオン信号ＫＯ１
，キーオフ信号ＫＦＩによって第１の音色を有する楽音
信号の発生／停止を行い、また、同様にキーオン信号Ｋ
Ｏ２，ＫＯ３゜キーオフ信号ＫＦ２．ＫＦ３によって第
２．第３の音色を各々存する楽音信号の発生／停止を行
い、スピーカＳＰから各音色を有する楽音を発生／停止
させる。

以上の構成において、操作者■■が、両肘及び右手首を
曲げ、所定角度を境にして各々曲げ伸ばしを行うと、上
述した第１〜第３の音色を有する各楽音がスピーカＳＰ
から発生／停止する。

「発明が解決しようとする問題点」ところで、上述した従来の楽音制御装置では、操作者Ｈ
が動き回ることによって、電波が瞬間的に不良状態にな
り、キーオフ信号が楽音発生器６に着信できなくなるこ
とがある。この場合、楽音発生中にキーオフ信号が未着
信となり、楽音発生器６が楽音を発生し続けてしまうこ
とになる。

この発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、その目
的は、受信状態が悪くなっても、確実にキーオフ信号を
発生ずることができる楽音制御装置を提供することにあ
る。

「問題点を解決するための手段」この発明は、楽音発生装置の発生楽音を制御する楽音制
御装置において、人体に取り付けられ、前記人体の動作
を検出する動作検出手段と、前記動作検出手段の出力に
基づいてオン信号またはオフ信号を作成し、一定時間が
経過する毎に無線送信する送信手段と、前記送信手段か
ら送信された信号を受信する受信手段と、前記受信手段
による受信信号の間隔を測定し、この測定結果に基づい
て信号異常を検出する異常検出手段と、を具備してなり
、曲記異常検出手段が信号異常を検出した時、前記楽音
発生装置に対し発生楽音の停止を指示することを特徴と
するものである。

「作用」この発明による楽音制御装置は、送信手段からオン信号
またはオフ信号が一定時間間隔で絶えず送信される。し
たかって、受信信号の時間間隔を計測することにより受
信異常（信号の未着信）を検出することができる。

「実施例」以下、図面を参照してこの発明の一実施例による楽音制
御装置について説明する。尚、従来の技術において説明
したものと同一の部材については、同一の符号を付して
その説明を省略する。第１図は、第５図に示す制御信号
送信器５に対応する制御信号送信器７の構成を示すブロ
ック図であり、符号１，２．３は各々前述した在村用、
左肘用。

右手首用検出器である。この検出器！、２．３の出力信
号はセレクタ８へ供給される。セレクタ８は、そのセレ
クト端子ＳＥＬに印加された選択データＳＤに基づいて
検出器１，２．３の各出力信号の内の１つを選択し、Ａ
／Ｄコンバータ９へ出力する。Ａ／Ｄコンバータ９は、
入力された信号のレベルをディジタルデータＧＤに変換
し、変換したデータＣＤをパスラインＢを介してＣＰＵ
ｌ０へ出力する。ＣＰＵｌ０は、Ａ／Ｄコンバータ９か
らｍ力されるデータＣＤに基づいて、第３図に示す２バ
イトからなる送信データＸＤを作成し、送信回路１１へ
出力する。ここで、送信データＸＤは、同図に示すよう
に、キーオンを示すキーオンデータＫ（１ビツト）、検
出Ｗｌ〜３の区別を示す検出器データＰ（２ビツト）、
送信異常を検出ずろための繰り返し間隔データＮ（４ビ
ツト）および回数データＭ（４ビツト）から構成されて
いる。送信回路１１は、搬送波をＣＰＵｌ０から出力さ
れたデータＸＤによって変調し、この変調信号をアンテ
ナ１２から送信する。次に、１３は、ＣＰＵ１０の動作
を指示す、る所定のプログラムが格納されたＲＯＭ　（
リードオンリメモリ）である。Ｉ４は、ＣＰＵｌ０の動
作に伴い、ワーク領域として用いられるＲＡＭ　（ラン
ダムアクセスメモリ）である。

次に、第２図は受信部の構成を示すブロック図である。

この図において、１５は第１図に示すアンテナＩ２から
発信された信号を受信するアンテナ、１６は受信回路で
ある。この受信回路Ｉ６は、アンテナ１５へ到達した信
号を増幅／検波することによって、元のデータＸＤを再
生し、楽音発生制御回路１７へ出力する。楽音発生制御
回路！７は、データＸＤに含まれる繰り返し間隔データ
Ｎおよび回数データＭを内部のメモリに記憶し、また、
キーオンデータにおよび検出器−データＰを各々楽音信
号形成回路１８へ出力する。また、受信回路１６からデ
ータＸＤが出力される時間間隔を常時計測し、この計測
結果および上述したデータＮ、Ｍに基づいて送信異常の
有無を検出する。そして、送信異常が発生した場合は、
その異常に係る検出器１〜３を示す検出器データＰおよ
びキーオンデータＫ“０”（キーオフを示す）を楽音信
号形成回路１８へ出力する。なお、異常検出については
後に詳述する。楽音信号形成回路Ｉ８は、検出器１〜３
に各々対応する３個の音源回路を有している。そして、
検出器ｌを示す検出器データＰおよびキーオンデータＫ
“１”が各々供給された時は検出器ｌに対応する音源回
路をオン状態とする。

これにより、同音源回路が駆動され、スピーカＳＰから
楽音が発生する。また、検出器Ｉを示す検出器データＰ
およびキーオンデータＫ“０”が供給された時は、上記
音源回路をオフとする。検出器２．３に対応する音源回
路も同様に駆動される。

以上の構成において、ＣＰＵｌ０（第１図）は一定時間
（数ｍｓ　−１００ｍ５ｅｃ）が経過する毎にセレクタ
８ヘデータ「０」〜「２」を出力する。これにより、セ
レクタ８から検出器１〜３の出力信号が順次出力され、
これらの信号がＡ／Ｄコンバータ９によってディノタル
データ（以下、データＣＤｌ−ＧＤ３とする）に変換さ
れ、パスラインＢへ出力される。ＣＰＵｌ０はこ・れら
のデータＧＤＩ−ＧＤ３をＲＡＭ１４に書き込む。次に
、ｃｐｕ　ｔ　ｏはデータＣＤＩをＲＡＭ１４から読み
出し、ＲＯＭ　１３内に予め記憶されているスレショル
ドデータＳ１１１と比較する。そして、Ｇ　Ｄ　ｌ　＞
　Ｓ　Ｈ１の場合は“ｌ”を、ＣＤＩ≦Ｓ　Ｈ１の場合
は“０”を各々、ＲＡＭ１ｄ内に設定されている送信デ
ータエリアに、キーオンデータにとして書き込む。次に
、同エリア内に、検出器データＰとして検出器１を示す
データ「１」を書き込む。次いで、検出器ｌに対応して
ＲＯＭ＋３内に予め記憶されている繰り返し間隔データ
Ｎｌおよび回数データＭｌを各々同エリア内に書き込む
。次にＣＰＵｌ０は、上述した過程によって作成された
送信データＸＤＩを送信回路１１へ出力する。送信回路
１１はこのデータＸＤＩを搬送波に乗せ、アンテナ１２
から発信する。次にＣＰＵｌ０は、上記と同様の過程に
よってデータＧＤ２．ＧＤ３に各々対応する送信データ
ＸＤ２．ＸＤ３を作成し、送信回路１１へ逐次出力する
。送信回路１１はこれらのデータＸＤ２゜ＸＤ３を搬送
波に乗せ、アンテナ１２から順次発信する。

しかして上記の動作は、前述したように一定時間が経過
する毎に行なわれ、したがって、データＸＤＩ−ＸＤ３
を乗せた搬送波は一定時間か経過する毎に繰り返しアン
テナＩ２から発信される。

次に、受信回路１６は、上述した搬送波をアンテナＩ５
を介して受信し、この受信信号からデータＸＤＩ−ＸＤ
３を復調し、この復シ１１シたデータＸＤＩ−ＸＤ３を
順次楽音発生制御回路１７へ出力する。楽音発生制御回
路１７は、送信異常の検出を行うと共にデータＸＤＩ−
ＸＤ３に含まれるキーオンデータにおよび検出器データ
Ｐを楽音信号形成回路１８へ出力する。楽音信号形成回
路Ｉ８はこれらのデータに、Ｐに基づいて音源回路を駆
動する。

次に、楽音発生制御回路１７において行なわれる送信異
常の検出について説明する。まず、送信回路１１が、第
４図（イ）に示すようにキーオンあるいはキーオフを示
す送信データＸＤＩを間隔ｔｌで逐次送信したとする。

この時、送信データＸＤＩの第２バイトには、間隔ｔｌ
が繰り返し間隔データＮとして書き込まれる。楽音発生
制御回路１７は、このデータＸＤ＋を最初に受けると、
第２バイトのデータＮを参照して間隔ｔ１を検出し、以
後データＸＤＩがその間隔ｔ１で到着したか否かをヂエ
ックする。そして、データＸＤＩが本来到着すべき時刻
に未到着である場合、先に受けたデータＸＤＩの第２バ
イトのデータＭを参照する。もし、このデータＭが１の
場合、楽音発生制御回路１７は、データＸＤＩの未到着
を最初に検出した時点で、また、このデータＭが２の場
合、未到着を２回連続して検出した時点で、異常と判断
し、検出器１に対応する検出器デークＰ、キーオンデー
タＫ“０”を楽音信号形成回路１７へ出力する。例えば
、楽音発生制御回路１７が第４図（ロ）に示すようなデ
ータＸＤＩを受け、かつ、そのデータＭが２の場合、楽
音発生制御回路Ｉ７は、データＸＤＩの未到着を検出し
た各時点で異常とせず、第４図（ハ）に示すように検出
器ｌに対応する音源回路の発音を継続させる。

一方、第４図（ニ）、（ホ）、（へ）はデータＸＤ２に
対応するもので、楽音発生制御回路１７は、このデータ
ＸＤ２を受け、上述したようにデータＮを参照して間隔
ｔ２を検出し、以後データＸＤ２がその間隔ｔ２で到着
したか否かをチェ・ツクする。例えば、第４図（ホ）に
示すようにデータＸＤ２の未到着を検出し、かつ、参照
データＭカ用の場合、楽音発生制御回路１７は、直ちに
異常と判断し、検出器２に対応する検出器データＰ。

キーオンデータＫ“０”を楽音信号形成回路！８へ出力
する。これにより、第４図（へ）に示すように検出器２
に対応する音源回路の発音が停止する。

尚、上記実施例では、送信データＸＤの繰り返し送信間
隔を、人体各部の動きの応答速度に応じて設定すると効
果的となり、例えば指の動きの場合、約５０ｍ５（速い
）に、また、肩の動きの場合、約３００　ｍ　ｓに設定
すると効果的となる。また、このように送信間隔を所定
間隔に設定しておけば、受信側で各部位毎の間隔を関知
しなくてよい。また、上記実施例では、送信データＸＤ
の構成を上述のようにしたが、送信データＸＤの構成は
それにのみ限定されるものではない。

「発明の効果」以上説明したように、この発明による楽音制御装置を用
いれば、送信手段からオン信号またはオフ信号が一定時
間間隔で絶えず送信されるので、受信信号の時間間隔を
計測することにより受信異常（信号の未着信）を検出す
ることができる。これにより、例えば、受信賢常を検出
したら、楽音発生装置をキーオフするようしておけば、
キーオフ信号が未着信となってら楽音発生装置を確実に
キーオフすることができ、楽音の鳴りつばなしを防止で
きる。また、ケーブルの異常等によってアクティブセン
スが無くなると、直ちにキーオフするＭ　Ｉ　Ｄ　Ｉ　
（ミュージカル・インストウルメント・ディジタル・イ
ンタフェース）規格の楽音制御装置の代わりに、この発
明による楽音制御装置を用い、前述したように受信異常
時に楽音発生装置をキーオフするか／しないかを判断す
る受信異常の発生回数を予め設定するようにしておけば
、楽音発生装置がキーオン状態にある時に人体移動等の
ため電波が瞬間的に不良状態になっても、直ちにキーオ
フしないようにすることができ、そのため、楽音が途中
で途切れることを防ぐことができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例において用いられる制御信
号送信器７の構成を示すブロック図、第２図は同実施例
において用いられる楽音発生装置の構成を示すブロック
図、第３図は送信データＸＤの構成を示す図、第４図はこの
発明の一実施例による楽音制御装置の動作を説明するた
めの波形図、第５図は背景技術となる楽音制御装置を説明するための
図である。１．２．３・・・・・・　検出器、　　８・・・・・・
　セレクタ、９・・・・・・　Ａ／Ｄコンバータ、　　
ｌＯ・・・・・・　ＣＰＵ、　　１１・・・・・・　送
信回路、　　１２・・・・・・　送信アンテナ、　　１
５・・・・・・　受信アンテナ、　　１６・・・・・・
受信回路、　　Ｉ７・・・・・・　楽音発生制御回路、
１８・・・・　楽音信号形成回路。出頼人　　日本楽器製造株式会社第２図実施例

Claims

【特許請求の範囲】楽音発生装置の発生楽音を制御する楽音制御装置におい
て、人体に取り付けられ、前記人体の動作を検出する動作検
出手段と、前記動作検出手段の出力に基づいてオン信号またはオフ
信号を作成し、一定時間が経過する毎に無線送信する送
信手段と、前記送信手段から送信された信号を受信する受信手段と
、前記受信手段による受信信号の間隔を測定し、この測定
結果に基づいて信号異常を検出する異常検出手段と、を具備してなり、前記異常検出手段が信号異常を検出し
た時、前記楽音発生装置に対し発生楽音の停止を指示す
ることを特徴とする楽音制御装置。