JPS63242238A

JPS63242238A - Ｃｔスキヤナ

Info

Publication number: JPS63242238A
Application number: JP62075869A
Authority: JP
Inventors: 誠次野村
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-03-31
Filing date: 1987-03-31
Publication date: 1988-10-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はＣＴスキャブ、特に寝台天板上に載せた患者の
イラストを表示することができるＣＴスキャナに関する
。

（従来の技術）一般にＣＴスキψすにおいては、スキャンの開始位置及
び終了位置を決定することが必要である。又、患者のス
ライス位置を知ることも必要である。

このため、従来、ＣＴスキャナの患者位置は、患者の特
定の部位を目印に合わせて寝台に載せて画一的に患者の
位置を決定するか、患者を寝台上の任意の位置に載せ−
Ｈスキャノをとってその画像を表示し、あるいは予め定
まった人体イラス１〜を表示してスキャンの開始位置や
、範囲を決定していた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、患者の特定の部位を目印に合わせて寝台
に載せるには手間がかかり、患者にも負担をかけるとい
う問題がある。また、患者を寝台上の任意位置に載せた
場合には、スキャンをとる必要があるため、ルーチン的
なスキャンや、筒便なスキャン、スクリーニング用のス
キャン等のとき、いたずらに手間がかかつてしまうとい
う問題がある。更に、予め定まった人体イラストの表示
では、患者の位置が不明であり、スライス位置と表示と
の関係を明確にするためには、やはり患者を予め定まっ
た寝台上の位置に戎ｕなければならないという問題があ
る。

本発明の目的は、以上のような問題点を解決し、患者を
特定位置に載せずに任意位置に載せた場合でおっても、
スキャノを躍る必要を無くし、しかも精度よく患者の位
置を表示できるようにすることにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記目的を速成するために本発明は、寝台天板上の任意
の位置に載せた患者の位置情報を計測する計測手段と、
この計測手段により得られた位置情報を読み取り、該情
報をもとに前記患者のイラストを作成するイラスト作成
手段と、このイラスト作成手段により作成されたイラス
トを表示する表示手段とを具備した構成とした。

（作　用）本発明は上記の構成としたので、次のように作用する。

即ち、スキャンを行う際には、先ず、患者を寝台天板上
の任意の位置に載せ、計測手段により例えば患者頭部の
０Ｍライン、胸骨、恥骨等の位置情報を計測する。する
と、イラス１〜作成手膜作成のバー１１ｆｌ！Ｉ手段に
より（ｑられた位置情報を読み取り、該情報をもとに前
記患者のイラストを作成し、表示手段がイラストを表示
する。

従って本発明によれば、表示されたイラスＩ・をもとに
して、例えばカーソルで指示することにより、スキャン
の開始位置及び終了位置を決定することができる。

（実施例）以下、図示の実施例について説明する。

第１図は本発明に係るＣＴスキャナの一実施例の要部を
示すブロック図である。

１は患者を載せる寝台である。この寝台１の側面には第
２図に示すようにプーリ２ａ、２ｂか取り付けられてお
り、このプーリ２ａ、２ｂに無端状のワイヤー２が巻回
されている。このワイヤー２は導電性を有しており、且
つ前記寝台１とは絶縁されている。そして、このワイヤ
ー２には、検出器３が取り付けられている。

検出器３は、第３図に示すように押しボタン３ａと、レ
バー３ｂとからなる。検出器３の下方には検出器３の下
端と接触する導電性の仮４が配設されており、この仮４
には検出部５が接続されている。

以上のような検出器３は、レバー３ｂがワイヤー２と電
気的に導通しており、ボタン３ａを指等で押すことによ
り、レバー３ｂが下に下がり、ついには仮４と接触する
。すると、ワイヤー２と仮４とが導通し、これが検出部
５で検出されて、その検出信号がデータライン６を通じ
て処理部７に送られる。

一方、前記ワイヤー２は検出器３を左右に動かすことに
より移動し、プーリ２ａ、２ｂを回転させる。プーリ２
ａには図示しない多回転のロータリ・エンコーダが付い
てあり、プーリ２ａと同じく回転してその回転角を出力
するようになっている。そして、このロータリ・エンコ
ーダの出力は、前記検出器３のボタン３ａを指等で押す
ことにより、ワイヤー２と板４とが導通してその検出信
号がデータライン６を通じて処理部７に送られた時、デ
・−タライン６を通じて処理部７で読み取られ、記録さ
れるようになっている。

従って、例えば、最初に入力するのは頭部の０Ｍライン
、次に入力するのは胸骨、・・・というふうに予め入力
する手順を決めておけば、前記検出器３を移動してこれ
を先ず頭部０Ｍラインの位置に合せてボタン３ａを押し
、次いで更に検出器３を移動してこれを胸骨の位置に合
せてボタン３ａを押し、・・・という操作を行うと、処
理部７は順次読み取ったエンコーダの値を頭部０Ｍライ
ンの位置、胸骨の位置、・・・というふうに対応づけて
記録することとなる。これによって、処理部７において
は、現在の寝台の天板の位置と、患者の位置とが関係付
けられ、患者の大きざ、必要な基本位置の認識が可能と
なる。

８は、上記処理部７に記録されている位置情報、を読み
取り、その位置情報をもとに前記患者のイラストを作成
するビットマッププロセッナであり、９はビットマツプ
プロセッサ８で作成されたイラストを記憶するビットマ
ツプメモリである。

又、１０は、ビットマツプメモリ９に記憶されているイ
ラストを表示する表示装置である。

以上のような装置においては、処理部７からの特定の位
置情報、例えば頭の０Ｍライン、胸骨、恥骨等の位置情
報に基きビットマツププロセッサ８が、見本的な人体イ
ラストから、それらの情報により相対的な基本位置を変
えることによりかなり正確な人体イラストを作成するこ
とができる。

又、人体の上記各部分が寝台１のどこにあるかも上述し
た処理部７における関係付によって分っているので、架
台のスライス位置との関係も分ることになる。

従って、これを利用し、カーソルをオペレータが指示す
ることにより、実用的に不都合がない程度の精度にて、
例えば、スキャンを開始すべき位置やスキャンを終了す
べき位置を表示することができる。

表示の例としては、先ず第４図に示すように、人体のイ
ラストＩとともに測定点Ａ７’Ｊ至Ｅを表示する。次い
で第５図に示すにうに、重ねてスキャン開始位置「と終
了位置Ｇとを表示する。更に、第６図に示すように現在
のスライス位置Ｓを表示することができる。この場合、
リアルタイムで表示を変化さけることもできる。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、患者を寝台の特定
位置に載せずに任意位置に載せた場合であっても、スキ
ャノを毘る必要を無くし、しかも精度よく患者の位置を
表示できる。従ってその情報に基いて、自動的な位置コ
ントロールを行うことができ、少しの手間で自動スキャ
ンができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＣＴスキャナの一実施例の要部を
示すブロック図、第２図は同上部分拡大正面図、第３図
は第２図の部分拡大正面図、第４図乃至第６図はそれぞ
れ本発明による表示例を示す図である。１・・・寝台、２・・・ワイヤ、３・・・検出器、６・
・・データ・ライン、７・・・処理部、８・・・読み取
り部及びビットマツププロセッサ、１０・・・表示装置
。

Claims

【特許請求の範囲】

寝台天板上の任意の位置に載せた患者の位置情報を計測
する計測手段と、この計測手段により得られた位置情報
を読み取り、該情報をもとに前記患者のイラストを作成
するイラスト作成手段と、このイラスト作成手段により
作成されたイラストを表示する表示手段とを具備したこ
とを特徴とするＣＴスキャナ。