JPS63240400A - 系統安定化装置 - Google Patents

系統安定化装置

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JPS63240400A
JPS63240400A JP62070236A JP7023687A JPS63240400A JP S63240400 A JPS63240400 A JP S63240400A JP 62070236 A JP62070236 A JP 62070236A JP 7023687 A JP7023687 A JP 7023687A JP S63240400 A JPS63240400 A JP S63240400A
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JP
Japan
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pss
ideal
function
compensation
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP62070236A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Yamamoto
山本 俊伸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、電力系統に並列運転される同期機 −を励磁
制御することにより電力系統の安定化を行なう系統安定
化装置に関する。
(従来の技術) 自動電圧調整装!!(以下、 AVRという)を用いて
、系統に並列運転される同期機の端子電圧を一定値とす
る励磁制御を行なうだけでは、同期機を含めた電力系統
の電気機械的な動揺に対する制動力があまり得られず、
系統の安定度が悪くなる。
このため、近年、大容量長距離送電の安定度向上対策と
して、同期機の回転子速度、同期機の端子電圧の周波数
あるいは同期機の入、出力電力等の変化量に基づいて、
補助信号を作成し、これを前述したAVHに加えて電力
動揺に対する制動力を増加する系統安定化装置(以下、
 pssという)が用いられるようになった。
従来のPSSの構成を第4図に示す。
安定化信号eiは前述した同期機の回転子速度ω、同期
機の端子電圧の周波数f、同期機への入力または出力電
力P等の変化量△ω、Δf、ΔP、あるいはそれらを組
合せたものである。この安定化信号eiはPSS関数部
1に入力され、信号補正上として位相補償が行なわれた
のちリミッタ部2に出力される6リミツタ部2はこれに
制限を加えて図示せぬAVRにPSS信号epssとし
て出力するものである。
PSS関数部1は、シグナルリセット部31位相補償部
4および増幅部5よりなる。
シグナルリセッ1〜部3の伝達関数61は、で表現でき
る。但し、TSRは時定数、Sはラプラス演算子である
。この部分の機能は電力系統と同期機の間に存在する電
力動揺周波数成分(通常0.511z〜211z)を伝
達し、それよりゆっくりとした周波数成分を取り除き、
近似的に定常値からの変化分を取り出すものである。
位相補償部4は、 の進み遅れ関数のカスケード接続で表現できる。
但し、Tqi(i= 1.2.3)は進み時定数、 T
pi(i=1゜2.3)は遅れ時定数であり、上記G2
は3段カスケードの例である。
増幅部5は信号の大きさを適切なものに増幅する機能を
有するものである6 上記の如き機能の集合であるpss関数部1の後にはリ
ミッタ部2を設け、PSS出力信号信号p S Sを一
定値以内に制限してPSSにより同期機端子電圧を過度
に変化させるのを防止していた。
(発明の解決しようとする問題点) ところで、電力動揺の周波数成分は通常0,51Iz〜
2Hz(舛3.14Rad/sec〜12.6Rad/
5ee)であるが。
クロスコンパウンド機のプライマリ−機とセコンダリー
機間の動揺周波数は更に高<311z程度(岬19Ra
d/5ec)にまで達することがあり、このような動揺
に対してもPSSの制動力が望まれる。また逆に。
長軸のタンデムコンパウンド機においては、軸系のねじ
れ共振周波数(複数存在する)の最低のものが1011
z(≠62.8Rad/、5ec)以下となる場合もあ
り、このような場合にはPSSはその周波数にできるだ
け応答しないことが望まれる。このように、’pssは
、電力動揺の周波数成分が高い領域(以下、これを高周
波領域という)で、その特性を調整可能とすることが必
要となる。
しかし、これを前記従来のPSSで実現しようとすると
、カスケードに接続する進み遅れ要素の段数が多くなる
一方、その進み遅れ要素は、調整可能にして実現可能な
ものは、 となって、時定数が可調整な関数(1’+ TqS)/
 (1+TpS)の他に余分な関数(1+T r S)
/(1+T 2 S)が付属する。
この結果、 pssのカスケードに接続される段数は更
に増加し、各段における時定数の調整結果が後段に影響
を及ぼし、所望の特性を得ることが非常に難かしくなる
問題点があった。
そこで本発明は、高周波領域での特性の調整が容易にし
て、理想的な位相補償が行なえるPssを提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、 pss関数部を複数個設け、各関数部で特
定周波数帯域の位相補償を行ない、それらの出力を加算
するようにしたものである。
” (作用) このように各関数部でそれぞれ受は持つ周波数帯域の位
相補償を互に影響されることなく行ない、この結果を加
算することにより、理想的な位相補償が実現できる。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例によるPssのブロック構成
図を示したものである0図中、第4図と同一符号は同一
または相′当部分を示し、第4図の構成と異なる点は、
同じ安定化信号eiを入力してそれぞれ異なる周波数帯
域の位相補償を行なう3つのPSS関数部IA、IB、
Icを並列的に設けると共に、それらの出力ea 、 
ea b 、 e cを加算部6で加算し、その出力e
uをリミッタ部2に加えるようにした点である。
それら3つのPSS関数部LA、1[1,ICは、それ
ぞれの伝達関数をGa(S) 、Gb(S) 、Gc(
S)とするとき、・・・・・・(4) ・・・・・・(5) ・・・・・・(6) ゛ となるように、内部に設けるシングルリセット部3
A、3!3,3C1位相補償部4SA、4[1,4Cお
、よび増幅部5A。
so 、 scを構成している。
この構成で、 pssとして理想的周波数応答特性を得
るには、先ず、位相補償の対象となる周波数帯域を適宜
分割して、各帯域毎の位相補償を各pss関数部tA、
to、tcニ分担させる。各pss関数部IAj1B 
、 ICではそれぞれ時定数Tpi、Tqiを、他のp
ss関数部とは無関係に与えられた帯域の特性が理想的
なものとなるように調整する。このとき、与えられた帯
域以外はゲインが低下するように予め回路31111を
行なう。このようにして調整を行なった各pss関数部
IA、III、ICに安定化信号e+iを入力し、得ら
れる出力ea 、 6 b 、 ecを加算部6で加算
すれば。
全体の入力esiと出力eoの位相関係は、各関数部の
出力の位相が全体の位相関係を支配することとなり、各
PSS関数部で調整した位相をつなぎ合わせて得られる
理想的周波数応答特性が実現できる。
このように、各PSS関数部を並列に接続して位相補償
を行なうことにより、従来のカスケード接続による場合
に比べて、各PSS関数部の構成は単純となり、カスケ
ード接続される進み遅れ要素が少なくなる上、それぞれ
限られた周波数帯域の位相特性が得られるようにすれば
よいため、その調整も容易となり、全体として理想特性
が得易くなる。
以下、これを従来のPSSとの比較において、第2図、
第3図に示す周波数応答特性図を参照して説明する。
第2図は、直流励磁機とサイリスタ式AVRを具備した
代表的な火力発電機のΔP倍信号安定化信号eiとして
使用した場合のPSS関数の理想的周波数応答特性を示
したものである。ここで、1m想的PSSとは、あらゆ
る動揺周波数に対して常に一定の制動トルク係数を得る
PSSとした。同図において、横軸は信号の周波数即ち
動揺の周波数で対数目盛としてあり、単位は角周波数ラ
ジアン7秒(Rad/5ee)である。また、縦軸がゲ
インと位相の等分目盛で単位は各々デシベル(db) 
、度(°)である。同図のGidが理想的PSSのゲイ
ン特性であり、pHidが理想的PSSの・位相特性で
ある。
この理想特性を得るための従来のPSSの関数部の伝達
関数Go(S)を、 °−=  L’/ノ 1+Tp3o−5 とする、このPSSにて現実的な諸問題即ち、負荷調整
時のPSS動作による同期機端子電圧の不要な変動、軸
ねじれ振動に対するPSSの不要動作等を避けつつかつ
PSS効来が充分できるように設定した場合の特性がG
oのゲイン特性およびPHoの位相特性PHOである。
なお、このときのPSS関数の設定値は、Gpo=1.
0pu 、 Ts Ro=2.0sec、 Tq s 
o=0.2sec、Tp 1o=2.0sec、 Tq
 2 o=0.25sec、Tp 2 o=0.1se
c%Tq s o=0.2sec、Tp s o=0.
02secであり、かつei信号検出部の遅れを1/(
1+ 0.035)で近似して加算している。
一方1本実施例のpssで理想特性Gid、PH1dを
実現し得ることは前述した通りであるが1回路構成の複
雑化を最少限に止めると共に、調整も極く簡単にして上
記従来のPSSと同−設定にした第1設定例について考
えると、その設定はGpa=1.5ρU、T 8 Ra
=2.0sec、 Tq t a=0.2sec、 T
p t a=2.0sec。
Tq 2 a=0. Tp 2 a=0(即ち、第1P
SS関数部IAの位相進み遅れ要素は1段); Gp’b=0.15pv、 T 8 Rb=2.(ls
ec、 Tq + b=0.25see、Tp r b
=0.1sec、Tq 2 b=0.2sec :第3
のPSS関数部は使用せずどなる。また、当然ei信号
検出部の遅れの扱いは従来PSSと同じとして1位相特
性円in++ゲイン特性Gntが得られる。
このようなラフな第1の設定例でも、従来のPSSの場
合より、より理想特性に近い設定となっていることが第
2図より明確に判る。また、この設定例の場合にはPS
S関数部は2組でよくかつシグナルリセット部は同−設
定のため共用することができる。
次に1本実施例のPSSの調整をもう少し精確に行なっ
た第2設定例の場合について説明する。
この設定は、第1のPSS関数部で位相遅れ補償を行な
い、第3のPSS関数部で周波数の高い領域の位相を理
想位相に近づけるように設定し、第2のPSS関数部で
両者の中間部の穴うめをするように設定したもので、設
定値は下記の通りである。
第1のpss関数部 Gpa=1.5PLI、Ta Ra=2:0sec、T
q t a=0.2secTp 1a=2.0sec 
(Tq 2a、Tp = a不使用)第2のpss関数
部 Gpb=0.15PU、T 3Rb=2.0sec、T
q s b=0.25secTp 1b=0.1sec
 (Tq 2 b、Tp 2 b不使用)第3のpss
関数部 Gpc=0.3PU、Ts Rc=0.05sec、T
q s c=0.2secTp s c=0.02se
c、Tq : c=0.03sec、Tp 2 c=0
.01sec第3図は、このような設定を行なったとき
の本実施例の255周波数応答特性を示したもので。
1’tln2が位相特性、Gn2がゲイン特性である。
また、pHid、Gidは第2図と同一の理想の周波数
応答特性である。
第2図と第3図を比較して判る通り、この第2の設定例
によれば、従来のPSSに比べてより理想PSSに近い
特性が得られる。特に、理想pss位相特性から実際の
PSS特性が90°以上差が出る周波数が、従来PSS
の例では略29Rad/Seeであるのに対し本発明に
よるPSSの第2の設定例では略45Rad/seaに
改首されている。
この第2設定例に相当するPSSを従来構成のPSSで
実現しようとすると、カスケード接続される位相補償部
の進み遅れ要素は少なくとも5段以上接続する構成とな
る。
また、前述したように、実際の回路では時定数の調整可
能な進み遅れ回路を得ようとすると、更に不必要な関数
が付加される。これが5段もカスケード接続されると、
高周波域の位相特性にはこれが非常に大きく影響するよ
うになってしまう。
即ち、従来のPSSでは補償を綱かく行なうとして関数
の段数を増加しても実ハード設計で避は難い不必要な関
数も付加され、このため関数の段数を増加しても実際に
は細かな補償は非常にやりにくいものとなってしまう。
一方、本発明によるPSSだとカスケード接続される関
数を少なくできるため各PSS関数部の精度が向上でき
る。また、全体としても周波数領域により支配的となる
関数部が異なり、その誤差のみが全体の誤差を支配する
ことになり、ハード的にも精度の高いものが容易に実現
できる。
即ち1本発明によるPSSでは位相補償の周波数帯域を
分前して設定を考えることが容易で、かつ実回路の精度
も高いものが容易に実現できその効果は顕著である。
尚1以上の実施例ではPSSは3組の関数部を有する場
合について示したが、関数部の個数は必要に応じて増減
できることは言う迄もない。また、各組の内部構成は同
じであってもまた異なるものであっても良く、内部構成
が同一な部分は各組共用にすることもできる。
また、前記実施例では、説明の都合上信号加算部6を独
立に設けたブロック図を示したが、これは各組の増幅部
5A、5B、5Cと一体構成できることは明らかである
また、各PSS関数部IA、IB、ICの出力にリミッ
タを付加して大外乱に対する信号の制限を各周波数帯域
毎に変えるようにしてもよい。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、複数の補償関数部
を設け、これらに同時に安定化信号を加えて得られる出
力を加算し、自動電圧調整装置に与えることにより、各
補償関数部では各周波数帯域毎の補償を行なえばよいよ
うにしたので、各補償関数部における調整が簡単になり
、理想的な補償が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるPSSの構成図、第2
図は第1図のPSSの第1設定例と従来のPSSによる
周波数応答特性の比較図、第3図は第1図のPSSの第
2設定例による周波数応答特性図、第41i!!Iは従
来のPSSの構成図である。 1、IA、in、Ic・・・pss関数部、2・・・ 
リミッタ部。 3.3A、3B、3C・・・シグナルリセット部。 4.4Δ、 4B 、 4C・・・位相補償部、5 、
5A 、 5B 、 5C・・・増幅部、6・・・加算
器。 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同期機の回転数、端子電圧の周波数、入出力電力
    あるいはこれらと等価な信号あるいはこれらの信号の組
    合せを安定化信号として、補償関数部に加え、得られる
    出力を自動電圧調整装置に与えて電力系統を安定化する
    系統安定化装置において、前記安定化信号を同時に入力
    してそれぞれ予め設定された周波数帯域毎の周波数応答
    特性の補償を行なう複数の補償関数部と、これら各補償
    関数部の出力の和を前記自動電圧調整装置に与えるため
    の加算部とを設けたことを特徴とする系統安定化装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載において、前記複数の
    補償関数部の一部を共用としたことを特徴とする系統安
    定化装置。
JP62070236A 1987-03-26 1987-03-26 系統安定化装置 Pending JPS63240400A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713287A1 (en) * 1994-11-15 1996-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Power system stabilizer for generator
WO1999037016A1 (fr) * 1998-01-13 1999-07-22 Chubu Electric Power Co., Inc. Stabilisateur pour systeme de generation d'energie

Cited By (3)

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EP0713287A1 (en) * 1994-11-15 1996-05-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Power system stabilizer for generator
WO1999037016A1 (fr) * 1998-01-13 1999-07-22 Chubu Electric Power Co., Inc. Stabilisateur pour systeme de generation d'energie
US6337561B1 (en) 1998-01-13 2002-01-08 Chubu Electric Power Co., Inc. Apparatus for stabilizing a power system adapted to generating systems

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