JPS6324020Y2 - - Google Patents

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JPS6324020Y2
JPS6324020Y2 JP1982149485U JP14948582U JPS6324020Y2 JP S6324020 Y2 JPS6324020 Y2 JP S6324020Y2 JP 1982149485 U JP1982149485 U JP 1982149485U JP 14948582 U JP14948582 U JP 14948582U JP S6324020 Y2 JPS6324020 Y2 JP S6324020Y2
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JP
Japan
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seat cushion
seat
cushion frame
connecting shaft
slide rail
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JP1982149485U
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JPS5953135U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用シートのシートクツシヨ
ンの角度を変えることにより、シートクツシヨン
前部の高さを運転者の体格や好みなどに応じて調
節できるようにしたシートリフター機構の取付構
造に関するものである。
従来、主機構組立体と従動機構体とからなるシ
ートリフター機構をシートクツシヨンフレームへ
取り付ける構造として第7図に示すものが提案さ
れている。
上記第7図に示す取付構造は、シートクツシヨ
ンフレーム8の前部両側に、主機構組立体Xと従
動機構体Yを連結している連結軸39の両端を、
筒状の軸受部材36を介して回動自在に支持する
ように構成している。
しかしながら、上記従来のシートリフター機構
の取付構造にあつては、車両衝突時等における衝
撃によるシートクツシヨン8の屈曲変形により、
前記連結軸39が軸受部材36から抜けてシート
クツシヨンフレームの支持がなくなるという問題
があり、よつて着座者がけがをする危険性もあ
る。
そこで、連結軸39をシートクツシヨンフレー
ム幅より長くすることにより軸受部材との挿入ラ
ンプ代を多くする方法があるが、一体的に成形さ
れたシートクツシヨンフレーム内への取り付けが
困難になるという不都合がある。さらに、前記連
結軸39を回動自在に支持するために、この連結
軸と軸受部材との深さ方向に間隙を設けているが
この間隙によつてシートにガタが発生するという
欠点もあつた。
この考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもの
で、主機構組立体Xと従動機構体Yを連結してい
る連結軸9の先端部にねじ部9aを形成し、この
ねじ部と螺合する軸受部材16を介して前記連結
軸をシートクツシヨンフレームに取り付けたこと
により、車両衝突時においても連結軸が軸受部材
から離脱することなく安全を図つたシートリフタ
ー機構の取付構造を提供することを主目的とす
る。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は、この考案を適用した自動車用シート
を示し、シート1はシートクツシヨン2とシート
バツク3とからなり、スライドレール4を介して
車床4aに取り付けられ、操作レバー5の先端を
上方に回動させるとスライドレール4上に固定さ
れたシート1後部のブラケツト6のピン7を支点
にして仮想線A,Bで示すようにシート1の角度
が変更され、シートクツシヨン2の座面の高さを
調節することができる。
第2図および第3図において、8はシートクツ
シヨンフレームを示す。このシートクツシヨンフ
レーム8は上記シート1のシートクツシヨン2に
組み込まれ、上記スライドレール4に固定された
ブラケツト6のピン7を支点に上下に回動可能に
連結される。
シートクツシヨンフレーム8は、両側フレーム
部8a,8bと前後フレーム部8c,8dとを接
合して4辺形の枠状に形成され、その前部両側、
つまり両側フレーム部8a,8bの前部内側にリ
フター機構である主機構組立体Xと従動機構体Y
を内装しており、これら主機構組立体Xと従動機
構体Yは連結軸9を介して互いに連結されるとと
もに、それぞれはスライドレール4もしくは車床
4aに固定される脚体10,11に後述する手段
をもつて枢支される。
上記連結軸9の両先端部はボルト状のねじ部9
a,9aを形成している。
上記主機構組立体Xは略コ字形ブラケツト12
と、扇形を呈する歯板13と、アーム14と、引
張ばね15などによつて構成されている。
略コ字形ブラケツト12は、シートクツシヨン
フレーム8の一側フレーム部8aの内側に、たと
えば溶接によつて固定されており、上下に対向す
る上壁12a、下壁12bとこれら上下壁をつな
ぐ起立壁12cを備え、上壁12aに係止孔12
a1を、下壁に前記操作レバー5を一定角度で係止
させるストツパー12b1を形成している。また、
前記起立壁12cの略中央部には操作レバー5を
固定した支軸5aを回動自在に支持するシヤフト
ガイド12c1が固定されている。
歯板13は扇形を呈し、シートクツシヨンフレ
ーム8の一側フレーム8aに内装され、一側フレ
ーム8aに形成した透孔8a1を貫通して一側フレ
ーム部に固定される内径にねじ部16aを形成し
た軸受部材16に回動自在に支持される連結軸9
の一端部9bにその基部13aをたとえば溶接に
よつて固定し、先端下部に設けたピン21を上記
脚体10に形成した長孔10aに挿入して枢支し
ており、上縁部には所定間隔を存して複数の歯形
17を配列形成している。
アーム14は、一端にストツパーピン18、他
端に前記支軸5aがたとえば溶接によつて固定さ
れており、この支軸5aの後方下部に係止孔14
aを、さらにその下端には前記コ字形ブラケツト
12のストッパー12b1と当接する係止片14b
を形成している。
引張ばね15は、一端をコ字形ブラケツト12
の上壁12aに形成した係止孔12a1に、他端を
アーム14に形成した係止孔14aに係止し、ア
ームの一端に固定したストツパーピン18を歯板
13の歯形17に係合させるとともに操作レバー
5を常時下方にばね力を付勢させている。
従動機構体Yは、シートクツシヨンフレーム8
の他側フレーム部8bに内装され、他側フレーム
部8bに形成した透孔8b1を貫通して他側フレー
ム部に溶接等によつて固定される内径にねじ部1
6aを形成した軸受部材16と、リンク19とで
構成され、リンク19の上端部は上記軸受部材1
6のねじ部16aに回動自在に支持される連結軸
9の他端部9bに、たとえば溶接によつて固定さ
れ、下端部を上記脚体11に形成した長孔11a
に対してピン20を介して枢支している。
上記構成において、第4図の状態で操作レバー
5を支軸5aを支点に引張ばね15のばね力に抗
して上方に引き上げると、アーム14が同方向に
回動し、このアーム14の一端に固定したストツ
パーピン18は歯板13の歯形17から離脱して
同図一点鎖線に示す状態となり、歯板13は脚体
10の長孔10aに挿入したピン21を支点に回
動自在となる。
以上の状態を得たならば、シート1のシートバ
ツク3を運転者が背中で後方へ押圧することによ
つて、シートクツシヨンフレーム8はピン7を支
点に上方に回動する。したがつて、連結軸9が上
昇し、この上昇動作によつて歯板13は第5図の
状態から第6図で示す状態に回動し得てストツパ
ーピン18に対応する歯形17の位置が変更す
る。
第6図で示す状態にシートクツシヨンフレーム
8が高くなつた位置で操作レバー5を手放すと引
張ばね15のばね力とによつて、ストツパーピン
18は変更した位置、つまり最も高所の歯形17
に係合し、歯板13はロツクされて第6図の状態
を保持する。
勿論、シートクツシヨンフレーム8が最も低い
状態を呈している第5図から、最も高い状態であ
る第6図へと至る間に任意の位置の歯形17にス
トツパーピン18を係合して、シートクツシヨン
フレーム8の高さを体長に律して種々選定するこ
とができる。
なお、連結軸9の先端部をねじ止めによつてシ
ートクツシヨンフレーム8に取り付ける構造は、
シートクツシヨンの高さ調節時において上記連結
軸が左右方向に移動するが、この移動量は微少で
あり機能上問題ないことはいうまでもない。
以上説明したように、シートリフター機構であ
る主機構組立体、従動機構体とこれら両者を連結
する連結軸の先端部をねじ止めによつてシートク
ツシヨンフレームに取り付けたことにより、車両
衝突時においても、連結軸がシートクツシヨンフ
レームから離脱することなく安全であるとともに
ガタが生じないなどの利点がある。
なお、連結軸9の両端部それぞれをねじ止めす
る必要がなく強度的に弱く抜けが生じやすいどち
らか一方のみをねじ止めとし、他方は従来例通り
筒状の軸受部材を介して回動自在に支持するもの
でも上記同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した自動車用シートの
全体的側面図、第2図はシートクツシヨンフレー
ムの斜視図、第3図はこの考案に係るリフター機
構の取付構造を示す斜視図、第4図は主機構組立
体の側面図、第5図および第6図は高さ調節の状
態を示す側面図、第7図は従来のリフター機構の
取付構造を示す斜視図である。 1……シート、2……シートクツシヨン、4…
…スライドレール、5……操作レバー、6……ブ
ラケツト、7……ピン、8……シートクツシヨン
フレーム、9……連結軸、9a……ねじ部、10
……脚体、11……脚体、12……コ字形ブラケ
ツト、13……歯板、14……アーム、15……
引張ばね、16……軸受部材、17……歯形、1
8……ストツパーピン、19……リンク、X……
主機構組立体、Y……従動機構体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドレールを介して車床に取り付けられる
    シートのシートクツシヨンに組み込まれかつスラ
    イドレールに固定されたブラケツトのピンを支点
    に上下に回動可能に連結されたシートクツシヨン
    フレームの前部両側に、上記スライドレールもし
    くは車床に固定される脚体に枢支される主機構組
    立体と従動機構体からなるシートリフター機構を
    内装し、上記シートクツシヨンの側方に露出した
    操作レバーの回動によつて上記主機構組立体の歯
    板に形成した歯形からストツパーピンを解放して
    シートクツシヨンフレームを回動可能にして高さ
    調節を行うようにした自動車用シートの高さ調節
    装置において、上記主機構組立体と従動機構体を
    連結する連結軸の少なくとも一端にねじ部を形成
    し、このねじ部と螺合する軸受部材を介して前記
    連結軸をシートクツシヨンフレームに取り付けた
    ことを特徴とするシートリフター機構の取付構
    造。
JP1982149485U 1982-09-30 1982-09-30 シ−トリフタ−機構の取付構造 Granted JPS5953135U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982149485U JPS5953135U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 シ−トリフタ−機構の取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982149485U JPS5953135U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 シ−トリフタ−機構の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5953135U JPS5953135U (ja) 1984-04-07
JPS6324020Y2 true JPS6324020Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30331822

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JP1982149485U Granted JPS5953135U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 シ−トリフタ−機構の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5343556B2 (ja) * 2008-12-25 2013-11-13 トヨタ紡織株式会社 シート操作レバー

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JPS5953135U (ja) 1984-04-07

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