JPS632399A - 電磁波シ−ルド用熱収縮チユ−ブとその製造方法 - Google Patents
電磁波シ−ルド用熱収縮チユ−ブとその製造方法Info
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- JPS632399A JPS632399A JP61145693A JP14569386A JPS632399A JP S632399 A JPS632399 A JP S632399A JP 61145693 A JP61145693 A JP 61145693A JP 14569386 A JP14569386 A JP 14569386A JP S632399 A JPS632399 A JP S632399A
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Landscapes
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ケーブル等の電線を被覆して内部の導電体を
電磁波を主とした外部の悪影響から保護する電磁波シー
ルド用熱収縮チューブとその製造方法に関する。
電磁波を主とした外部の悪影響から保護する電磁波シー
ルド用熱収縮チューブとその製造方法に関する。
(従来の技術)
従来の電磁波シールド用チューブとしては、昭和60年
10月5日 昭和電線株式会社発行 カタログr EL
ECTORONICWIRE、DELAY LINES
、RUBBER&PLASTICGOODSJ 9ペー
ジに記載されているような、金属編組による導電性シー
ルド筒と樹脂による絶縁シース筒との二重筒構造のもの
が知られている。
10月5日 昭和電線株式会社発行 カタログr EL
ECTORONICWIRE、DELAY LINES
、RUBBER&PLASTICGOODSJ 9ペー
ジに記載されているような、金属編組による導電性シー
ルド筒と樹脂による絶縁シース筒との二重筒構造のもの
が知られている。
また、昭和61年4月1日 信越化学工業株式会社発行
雑誌「ポリファイル」に記載されているような導電性
熱収縮ゴムチューブのみによるものが知られている。
雑誌「ポリファイル」に記載されているような導電性
熱収縮ゴムチューブのみによるものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前者の金属編組と樹脂とを用いた二重筒
構造の電磁波シールド用チューブにあっては、シールド
とシースとが金属編組と樹脂という別素材から成るもの
であるため、シールド製造工程とシース製造工程とはそ
れぞれ別工程が必要となり、多大な製造手間及び製造装
置を要しコスト高となるという問題点があった。
構造の電磁波シールド用チューブにあっては、シールド
とシースとが金属編組と樹脂という別素材から成るもの
であるため、シールド製造工程とシース製造工程とはそ
れぞれ別工程が必要となり、多大な製造手間及び製造装
置を要しコスト高となるという問題点があった。
また、後者の導電性熱収縮ゴムチューブのみによる電磁
波シールド用チューブにあっては、チューブ全体が導電
体であるのでコストが高いし、他の金属等の導電体と接
触した際にチューブと導電体間に電流が流れてノイズが
発生したり周辺の機器が誤作動したりするという問題点
があった。
波シールド用チューブにあっては、チューブ全体が導電
体であるのでコストが高いし、他の金属等の導電体と接
触した際にチューブと導電体間に電流が流れてノイズが
発生したり周辺の機器が誤作動したりするという問題点
があった。
尚、ノイズ対策として絶縁テープを巻く手間がかかる。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために第1の発明
の電磁波シールド用熱収縮チューブでは、熱収縮性樹脂
を素材とした中空筒状のチューブであって、内側には熱
可塑性樹脂に導電粉が混入された導電性の樹脂による導
電性シールド樹脂層が形成され、かつ、外側には熱可塑
性樹脂のみによる絶縁性シース樹脂層が形成延伸されて
いる手段とし、第2の発明の電磁波シールド用熱収縮チ
ューブの製造方法では、内側から同心状に空気吹出口と
第1樹脂押出口と第2樹脂押出口とが形成された押出成
形機で、空気を吹き出させると共に、熱可塑性樹脂に導
電粉が混入された導電性の樹脂と、熱可塑性樹脂のみに
よる絶縁性の樹脂と、を同時に押し出すことにより、中
空筒状であって、同心状に導電性シールド樹脂層と絶縁
性シース樹脂層とを有するチューブを成形するチューブ
成形工程と、押出成形機により成形されたチューブを冷
却して硬化する一次冷却工程と、冷却されたチューブを
加熱し、その中空部に加圧空気を吹き込むことで中空内
径を拡大する加熱延伸工程と、延伸されたチューブを再
度冷却して硬化する二次冷却工程と、を備えている手段
とした。
してなされたもので、この目的達成のために第1の発明
の電磁波シールド用熱収縮チューブでは、熱収縮性樹脂
を素材とした中空筒状のチューブであって、内側には熱
可塑性樹脂に導電粉が混入された導電性の樹脂による導
電性シールド樹脂層が形成され、かつ、外側には熱可塑
性樹脂のみによる絶縁性シース樹脂層が形成延伸されて
いる手段とし、第2の発明の電磁波シールド用熱収縮チ
ューブの製造方法では、内側から同心状に空気吹出口と
第1樹脂押出口と第2樹脂押出口とが形成された押出成
形機で、空気を吹き出させると共に、熱可塑性樹脂に導
電粉が混入された導電性の樹脂と、熱可塑性樹脂のみに
よる絶縁性の樹脂と、を同時に押し出すことにより、中
空筒状であって、同心状に導電性シールド樹脂層と絶縁
性シース樹脂層とを有するチューブを成形するチューブ
成形工程と、押出成形機により成形されたチューブを冷
却して硬化する一次冷却工程と、冷却されたチューブを
加熱し、その中空部に加圧空気を吹き込むことで中空内
径を拡大する加熱延伸工程と、延伸されたチューブを再
度冷却して硬化する二次冷却工程と、を備えている手段
とした。
(作 用)
本発明の製造方法で電磁波シールド用熱収縮チューブを
製造する際には、まず、押出成形機に内側から同心状に
形成された空気吹出口と第1樹脂押出口と第2樹脂押出
口から空気を吹き出すと共に、熱可塑性樹脂に導電粉が
混入された導電性の樹脂と、熱可塑性樹脂のみによる絶
縁性の樹脂とを同時に押し出すことにより中空筒状であ
り、かつ、同心状に導電性シールド樹脂層と絶縁性シー
ス樹脂層を有するチューブが成形される。
製造する際には、まず、押出成形機に内側から同心状に
形成された空気吹出口と第1樹脂押出口と第2樹脂押出
口から空気を吹き出すと共に、熱可塑性樹脂に導電粉が
混入された導電性の樹脂と、熱可塑性樹脂のみによる絶
縁性の樹脂とを同時に押し出すことにより中空筒状であ
り、かつ、同心状に導電性シールド樹脂層と絶縁性シー
ス樹脂層を有するチューブが成形される。
次にそのチューブを冷却により硬化させ、押し出し時の
形状でチューブの形を整える。
形状でチューブの形を整える。
そして、硬化したチューブを加熱してその中空部に加圧
空気を吹き込むことで中空内径を延伸拡大し、その後再
度冷却して硬化させる。
空気を吹き込むことで中空内径を延伸拡大し、その後再
度冷却して硬化させる。
以上のようにして、中空状であり、内側には導電性シー
ルド樹脂層が形成され、かつ外側には絶縁性シース樹脂
層が形成された電磁波シールド用熱収縮チューブが製造
できる。
ルド樹脂層が形成され、かつ外側には絶縁性シース樹脂
層が形成された電磁波シールド用熱収縮チューブが製造
できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図に示す電磁波シールド用熱収縮チューブに
ついてその構成を説明する。
ついてその構成を説明する。
この熱収縮チューブAは熱収縮性を有するポリエチレン
を素材とした円筒チューブであって、導電性シールド樹
脂層1と絶縁性シース樹脂層2による二層構造になって
いる。
を素材とした円筒チューブであって、導電性シールド樹
脂層1と絶縁性シース樹脂層2による二層構造になって
いる。
前記導電性シールド樹脂層1は、ポリエチレン80%、
銅メツキマイカ粉20%のボリューム比で混合されると
共にシラン系カップリング剤が全体重量の1%混入され
た導電性樹脂によるもので、チューブの内側に形成され
る。
銅メツキマイカ粉20%のボリューム比で混合されると
共にシラン系カップリング剤が全体重量の1%混入され
た導電性樹脂によるもので、チューブの内側に形成され
る。
絶縁性シース樹脂層2は、ポリエチレンのみによるもの
で、前記導電性シールド樹脂層1と同心円状でチューブ
の外側に形成される。
で、前記導電性シールド樹脂層1と同心円状でチューブ
の外側に形成される。
尚、ポリエチレンに代えて熱収縮チューブAの素材とし
て用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、
架橋ポリエチレン、天然ゴム、ブチルゴム、エチレンプ
ロピレンゴム、ネオプレンゴム等が挙げられる。
て用いられる熱可塑性樹脂としては、ポリ塩化ビニル、
架橋ポリエチレン、天然ゴム、ブチルゴム、エチレンプ
ロピレンゴム、ネオプレンゴム等が挙げられる。
また、銅メツキマイカ粉に代える導電粉としては、銀粉
、銅粉、ニッケル粉、アルミニウム粉等の金属粉が挙げ
られる。
、銅粉、ニッケル粉、アルミニウム粉等の金属粉が挙げ
られる。
更に、熱可塑性樹脂に対する導電粉の混合率は、電磁波
シールド性を考慮した上で10〜30マ−an%が適切
である。
シールド性を考慮した上で10〜30マ−an%が適切
である。
次に、電磁波シールド用チューブAの製造方法について
説明する。
説明する。
本実施例の電磁波シールド用チューブAの製造方法は、
第2図に示すように、チューブ成形工程、−次冷却工程
、加熱工程、延伸工程、二次冷却工程9巻取工程の順に
行なわれる。
第2図に示すように、チューブ成形工程、−次冷却工程
、加熱工程、延伸工程、二次冷却工程9巻取工程の順に
行なわれる。
最初のチューブ成形工程は、押出成形機を用いて協押出
成形する工程である。
成形する工程である。
ここで用いられる押出成形機のヘッド10には、同心円
状にニップル11と内ダイス12と外ダイス13とが設
けられており、前記ニップル11と内ダイス12どの間
の第1樹脂流路16には、ポリエチレンに銅メツキマイ
カ粉が混入された導電性シールド樹脂を、加熱溶融させ
て第1樹脂押出ロ161の外に押し出す第1押出機14
が設けられ、かつ、内ダイス12と外ダイス13との間
の第2樹脂流路17には、ポリエチレンのみによる絶縁
性シース樹脂を加熱溶融させて第2樹脂押出ロ171の
外に押し出す第2押出機15が設けられている。
状にニップル11と内ダイス12と外ダイス13とが設
けられており、前記ニップル11と内ダイス12どの間
の第1樹脂流路16には、ポリエチレンに銅メツキマイ
カ粉が混入された導電性シールド樹脂を、加熱溶融させ
て第1樹脂押出ロ161の外に押し出す第1押出機14
が設けられ、かつ、内ダイス12と外ダイス13との間
の第2樹脂流路17には、ポリエチレンのみによる絶縁
性シース樹脂を加熱溶融させて第2樹脂押出ロ171の
外に押し出す第2押出機15が設けられている。
また、ニップル11は内ダイス12及び外ダイス13よ
り樹脂押出方向に突出され、このニップル11の中心部
には空気が送り込まれる空気流路18が形成されている
。
り樹脂押出方向に突出され、このニップル11の中心部
には空気が送り込まれる空気流路18が形成されている
。
従って、シリンダ温度を約200℃とすると共にチュー
ブダイ温度を200℃とし、第1樹脂押出ロ161と第
2樹脂押出ロ171から加熱溶融された導電性の樹脂と
絶縁性の樹脂とを同時に押し出すことにより、これらの
樹脂は空気流路18の空気吹出口181から吹き出され
る空気によって中空円筒状に一体成形されながら押し出
される。
ブダイ温度を200℃とし、第1樹脂押出ロ161と第
2樹脂押出ロ171から加熱溶融された導電性の樹脂と
絶縁性の樹脂とを同時に押し出すことにより、これらの
樹脂は空気流路18の空気吹出口181から吹き出され
る空気によって中空円筒状に一体成形されながら押し出
される。
尚、押出成形されるチューブA1の中空内径は空気の吹
出量で調整され、かつ、厚さは樹脂の押出量で調整され
る。
出量で調整され、かつ、厚さは樹脂の押出量で調整され
る。
次の一次冷却工程は、チューブ成形工程で成形された軟
質のチューブA1を冷却水槽20を用いて冷水で常温ま
で冷却し硬化させる工程で、導電性シールド樹脂層と絶
縁性シース樹脂層との両層の分離成形が確保される。
質のチューブA1を冷却水槽20を用いて冷水で常温ま
で冷却し硬化させる工程で、導電性シールド樹脂層と絶
縁性シース樹脂層との両層の分離成形が確保される。
次の加熱工程は、冷却工程で硬化されたチューブA2を
130〜150’Cに加熱された加熱器30で軟化させ
る工程である。
130〜150’Cに加熱された加熱器30で軟化させ
る工程である。
更に、次の延伸工程は、加熱器30で軟化されたチュー
ブA3を130〜150℃に加熱されたチューブダイ4
0に第10−ラ41で送り込み、空気吹出口181から
チューブA3の中空部3内に吹き込まれる加圧空気によ
って中空内径を拡大させる工程である。
ブA3を130〜150℃に加熱されたチューブダイ4
0に第10−ラ41で送り込み、空気吹出口181から
チューブA3の中空部3内に吹き込まれる加圧空気によ
って中空内径を拡大させる工程である。
尚、加圧空気の吹込圧力及びチューブダイ40の円筒径
は、チューブA4の外径が延伸工程後では延伸工程前の
約2.5倍になるように調整する。
は、チューブA4の外径が延伸工程後では延伸工程前の
約2.5倍になるように調整する。
次の二次冷却工程は、−次冷却工程と同様に、冷却水槽
20を用いて延伸工程で延伸されたチューブA4を冷水
により常温まで冷却して硬化させる工程である。
20を用いて延伸工程で延伸されたチューブA4を冷水
により常温まで冷却して硬化させる工程である。
最後の巻取工程は、延伸かつ硬化されたチューブA5を
乾燥させ、第20−ル51で巻取機50に送り、巻き取
る工程である。
乾燥させ、第20−ル51で巻取機50に送り、巻き取
る工程である。
従って、本実施例の製造方法では、導電性シールド樹脂
層1と絶縁性シース樹脂層2とを同じ製造装δで同時に
製造することができる。
層1と絶縁性シース樹脂層2とを同じ製造装δで同時に
製造することができる。
次に、本実施例の電磁波シールド用熱収縮チューブAの
使用方法について説明する。
使用方法について説明する。
尚、使用例としてケーブルBの電磁波シールド用チュー
ブとして使用する場合について説明する。
ブとして使用する場合について説明する。
まず、中空内径がケーブルBの外径よりも大きい熱収縮
チューブAを用意し、熱収縮チューブAの中空部3にケ
ーブルBを挿通させる。
チューブAを用意し、熱収縮チューブAの中空部3にケ
ーブルBを挿通させる。
次に、953図に示すように、ケーブルBが挿通された
熱収縮チューブAに外側から100〜130°Cの熱風
Cを均等に吹き付ける。
熱収縮チューブAに外側から100〜130°Cの熱風
Cを均等に吹き付ける。
この熱風の吹き付けにより、熱収縮チューブAが収縮し
、ケーブルBと熱収縮チューブA間が気密状態になる。
、ケーブルBと熱収縮チューブA間が気密状態になる。
その結果、この熱収縮チューブAは、1〜1000 M
Hzの広範囲に亘って40dB以上の電磁波シールド性
を発揮する。
Hzの広範囲に亘って40dB以上の電磁波シールド性
を発揮する。
また、ケーブルの結線部やコネクタとの接続部について
は、適当な太さの熱収縮チューブAを選択して用いるこ
とにより、電磁波シールドテープを巻く等の面倒な手間
を削除することができる。
は、適当な太さの熱収縮チューブAを選択して用いるこ
とにより、電磁波シールドテープを巻く等の面倒な手間
を削除することができる。
更に、導電性シールド樹脂層1は外周が絶縁性シース樹
脂層2によって気密状態で保護されているため、導電性
シールド樹脂層lが摩擦、摩滅により欠落したり、酸化
したりするのを防止でき、電磁波シールド性の性能を長
期保持することができる。
脂層2によって気密状態で保護されているため、導電性
シールド樹脂層lが摩擦、摩滅により欠落したり、酸化
したりするのを防止でき、電磁波シールド性の性能を長
期保持することができる。
しかも、金属との接触によりノイズ発生等の悪影響を受
けることもない。
けることもない。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成及び方法はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更及
び方法の変更、追加等があっても本発明に含まれる。
体的な構成及び方法はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更及
び方法の変更、追加等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、熱収縮チューブを二層構造にした
が内側に導電性の一樹脂層、外側に絶縁性の樹脂層が形
成されていれば他に保護層等を加えて三層あるいは四層
構造にしてもよい。
が内側に導電性の一樹脂層、外側に絶縁性の樹脂層が形
成されていれば他に保護層等を加えて三層あるいは四層
構造にしてもよい。
更に製造方法にあっては、冷却工程においてチューブの
冷却を冷水を用いずに冷風を利用して行なってもよい。
冷却を冷水を用いずに冷風を利用して行なってもよい。
また、実施例では熱収縮チューブにケーブルを1木のみ
挿通させて用いる例を示したが、ケーブルを複数本束ね
、それらを同時に挿通させて用いてもよい。
挿通させて用いる例を示したが、ケーブルを複数本束ね
、それらを同時に挿通させて用いてもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の電磁波シールド用熱
収縮チューブ及びその製造方法にあっては、外側に絶縁
性シース樹脂層が形成されているために、金属との接触
によるノイズ発生等の悪影響がなく、しかも、導電性シ
ールド樹脂層と絶縁性シース樹脂層とが同じ熱収縮樹脂
を素材としているために、少ない装置により短時間で製
造できるコストの安い電磁波シールド用熱収縮チューブ
を提供することができる。
収縮チューブ及びその製造方法にあっては、外側に絶縁
性シース樹脂層が形成されているために、金属との接触
によるノイズ発生等の悪影響がなく、しかも、導電性シ
ールド樹脂層と絶縁性シース樹脂層とが同じ熱収縮樹脂
を素材としているために、少ない装置により短時間で製
造できるコストの安い電磁波シールド用熱収縮チューブ
を提供することができる。
第1図は本発明実施例の電磁波シールド用熱収縮チュー
ブを示す断面図、第2図は実施例の電磁波シールド用熱
収縮チューブの製造方法を説明する流れ図、第3図は実
施例の電磁波シールド用熱収縮チューブの使用例を示す
図である。 A・・・熱収縮チューブ ト・・導電性シールド樹1lVf層 2・・・絶縁性シース樹脂層 161・・・第1樹脂押出口 171・・・第2樹脂押出口 181・・・空気吹出口 特 許 出 願 人 日本ラヂヱーター株式会社
ブを示す断面図、第2図は実施例の電磁波シールド用熱
収縮チューブの製造方法を説明する流れ図、第3図は実
施例の電磁波シールド用熱収縮チューブの使用例を示す
図である。 A・・・熱収縮チューブ ト・・導電性シールド樹1lVf層 2・・・絶縁性シース樹脂層 161・・・第1樹脂押出口 171・・・第2樹脂押出口 181・・・空気吹出口 特 許 出 願 人 日本ラヂヱーター株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱収縮性樹脂を素材とした中空筒状のチューブであ
って、内側には熱可塑性樹脂に導電粉が混入された導電
性の樹脂による導電性シールド樹脂層が形成され、かつ
、外側には熱可塑性樹脂のみによる絶縁性シース樹脂層
が形成延伸されていることを特徴とする電磁波シールド
用熱収縮チューブ。 2)内側から同心状に空気吹出口と第1樹脂押出口と第
2樹脂押出口とが形成された押出成形機で、空気を吹き
出させると共に、熱可塑性樹脂に導電粉が混入された導
電性の樹脂と、熱可塑性樹脂のみによる絶縁性の樹脂と
、を同時に押し出すことにより、中空筒状であって、同
心状に導電性シールド樹脂層と絶縁性シース樹脂層とを
有するチューブを成形するチューブ成形工程と、 押出成形機により成形されたチューブを冷却して硬化す
る一次冷却工程と、 冷却されたチューブを加熱し、その中空部に加圧空気を
吹き込むことで中空内径を拡大する加熱延伸工程と、 延伸されたチューブを再度冷却して硬化する二次冷却工
程と、 を備えていることを特徴とする電磁波シールド用熱収縮
チューブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61145693A JPS632399A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電磁波シ−ルド用熱収縮チユ−ブとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61145693A JPS632399A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電磁波シ−ルド用熱収縮チユ−ブとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632399A true JPS632399A (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15390915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61145693A Pending JPS632399A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 電磁波シ−ルド用熱収縮チユ−ブとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529734U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-20 | 西日本電線株式会社 | 非静電熱収縮チユーブ |
JP2006179261A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Fujitsu Ltd | 照明制御装置 |
CN102789836A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-11-21 | 泰科电子(上海)有限公司 | 绝缘导管母线及其制造方法 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61145693A patent/JPS632399A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529734U (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-20 | 西日本電線株式会社 | 非静電熱収縮チユーブ |
JP2006179261A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Fujitsu Ltd | 照明制御装置 |
CN102789836A (zh) * | 2011-05-20 | 2012-11-21 | 泰科电子(上海)有限公司 | 绝缘导管母线及其制造方法 |
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