JPS63239389A - 半割り型ケ−シング使用の多段式ル−ツロ−タの軸シ−ル - Google Patents

半割り型ケ−シング使用の多段式ル−ツロ−タの軸シ−ル

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JPS63239389A
JPS63239389A JP62071025A JP7102587A JPS63239389A JP S63239389 A JPS63239389 A JP S63239389A JP 62071025 A JP62071025 A JP 62071025A JP 7102587 A JP7102587 A JP 7102587A JP S63239389 A JPS63239389 A JP S63239389A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor shaft
piece
stage
split
sealing members
Prior art date
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Pending
Application number
JP62071025A
Other languages
English (en)
Inventor
Komei Yokoi
康名 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANRETSUTO KK
Anlet Co Ltd
Original Assignee
ANRETSUTO KK
Anlet Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多段真空ポンプの用途をもつ多段式ブロワ−に
ついて、目標到達真空度をさらに高めるようにする軸シ
ールに係るものである、(従来の技術) 第8図に示すようにロータ軸に第1段〜第1段のロータ
b、c・・dを所要間隔を置いて形成または固着し、ケ
ーシングe、eを半割りにして各段のケーシング構成片
間に前記ロータ軸の所要問隔を嵌める仕切FLt、9を
設けて多段真空室i、1i−1を構成し、ロータ紬aと
仕坊板f、9の対応面間にクリヤランス■■・■■を生
じさせ各多段真空室間の漏れを最小限にすること、並び
に多段式以外のルーツプロワ−において、フッ素糸合成
樹脂a維により断面円形の多層編ひもを組んで円形の曲
げ、シリンダピストンのように形成した滑性のよいシー
ル材を使用することは公知である。
しかるに第8図の多段式ルーツロータを、ドライ式真空
ポンプとして使用するときの到達真空度はI Torr
程度が限度であって、油回松式プロワ−に比して真空性
能が劣る。しかしながら油回松式の多段式ルーツブロワ
−からなる真空ポンプは、オイルミストの流入トラブル
が発生し易いから半導体製造装置、分析装置などに使用
することに問題があり、O,X Torr程度の高真空
が得られるドライシール方式の多段式ルーツブロワ−が
望まれている。
容積式ポンプの場合、漏れ量はクリヤランスの三乗に比
例するとされているが、それは圧縮〃スの圧縮比が大き
い場合と液体圧縮の場合に用いる計算方法であって、真
空ポンプの場合は〃大密度が淡くなるがらJIS−88
225を用いて計算するのが適当である。
前記のクリヤランス■■はロータ袖aの軸長が艮い多段
式の場合ラビリンスクリヤランスとするもので0.21
1IIIを必要とされる。よってo、211Imのクリ
ヤランス■■・■■をもつ三段式ルーツブロワ−の実験
機につき、シャフト径50m−一、空気温度60℃で実
験を行うと共に、クリヤランス■・■を0.05m+a
、1.15mmとした場合の計算式(珪しKはクリヤラ
ンス に基づいて計算した。クリヤランス0.05.0.15
は実用機として使用できない。
上表により明らかであるようにクリヤランス■■■■を
測定位置として実験し、或は計算したところによってク
リヤランス洩れ量が自由空気量に換算すると■の部分に
おいて約2.Lj)であり、■の部分において約80f
fであった。自由空気は次式1式%) により計算した。
然しなから実用機においては前記のようにクリヤランス
■■において、0.211II1以上が必要であるそれ
は機械加工仕上及び材質的に起こる熱変形を考える必要
があるからである。
このためクリヤランス■■を最小限にするには従来とは
別個の発明が必要である。
(本発明が解決しようとする問題、α)ドライシール方
式の多段式ルーツプロワ−は、特に各段間における漏れ
量が多いことが到達真空度を記述のように低くする原因
の一つであることは前記の実験及び計算により確認され
た。本発明は各段間の漏れを有効に防止して油回転式に
匹敵する高真空性能にするにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前項に述べた問題点を解決することを目的とす
るものであってロータ軸に第1段〜第n段のロータを所
要間隔を置いて固着し、ケーシングは半割りにして各段
のケーシング構成片間にロータ軸の前記所要間隔を嵌め
る仕切板を設け、その各仕切板に凹円弧形の支持溝を形
成すると共に、断面をほぼ四角形とし内面を凹円弧形面
とし外面を凸円弧形面に形成したフッ素糸mu材料から
なる半割りシール材を前記支持溝に嵌め、そのシール材
の凸円弧面と支持11qの凹円弧形面との間に内面に数
個の弾性係止爪を突出し外面に係合爪を突出しだ半割り
のばね性フェアリングを介挿し、前記弾性係合爪によっ
て半割りシール材をロータ軸に対して弾圧したことを特
徴とする半割り型ケーシング使用の多段式ルーツロータ
の軸シールに係るものである。
本発明の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 第1図の1はロータ軸であって、各段のルーツロータ2
.3.4を所要間隔5.6を置いて固着する。
第2図は半割れにしてケーシング構成片12.13.1
4又はケーシング構成片12−1113−I、14−1
の間に仕切板15.16もしくは15−い16−1を内
方に突出して設けtこ半割りのケーシング11.11−
1を示したもので、前記した各仕切板のそれぞれに凹円
弧形の支持溝17.18・17−1.18−1を設け、
その谷溝に第3図に示したように断面を四角形とし、内
面を凹円弧面22.22−1外面を凸円弧面23.23
−1とした半割りシール材21.2m、を嵌める。それ
らのシール材21.21−1は7ツ索系樹脂N&継を多
層の紐状に編んで半円形に成形したもの、或はフッ素系
樹脂により成形したもので、かかる半割りシール材z、
t 、zi +1は多段式ルーツプロワ−以外の用途に
おいて全円形としたものかで公知である。
仕り板15.16・15−1.16−1に設けた前記の
支持溝17.18・17−I、18−1の各内周面には
第7図によって明らかにしたように掛り止め溝19.1
1.を設ける。
第4.5図は本発明に特有な半割りウェアリング31.
41を示したもので、何れもばね板により凸円弧形に形
成してcj&4図のように内面lこ多数の係合舌片32
を切出し、外面に多数係止爪33を打出すか、第5図の
ように多数のばね弾性を持つ係合舌片42を内面に溶接
により固定し、外面に多数係止爪43を固定する。係合
舌片32.42が突出する方向はロータ軸1の回転と反
対の方向である。(ffi(5,7図参照) 本発明は従来のように半割りシール材21.211を支
持溝17.18・17−1.18−1に直接に嵌めるも
のではなく、 !ll’s6図に例示するように先にウ
ェアリング31を嵌め、それがら半割りシール材21.
21−1を1べめ、シール材2L21−1にロータ軸1
の所要の間隔5.6を接触し、さらに半割りのケーシン
グ11.11−Iの外面を締ねじ51により固定し、そ
れによって第1段I、第2段■、第3段■の多段真空室
を構成する。その構成によりウェアリング31 (又は
41)の係合舌片32が半割りシール材21.21−、
の外周に喰込み係止爪33を掛り止め溝13.13−、
に嵌め、(嵌まらなくてもロータ軸1を少し回忙するこ
とで嵌まる)さらに半割リシール材21.21−+の端
面を接合し保合舌片32(若しくはシール材41の係合
舌片42)により半割りシール材21.21−、を第6
図のようにロータ軸1の方向に圧迫する。
半m l)のシール材21.21−1が係合舌片32(
又は42)によってロータ軸1にかかる加重は約0.0
1〜0.05Kg/cm2の程度、ロータ軸1とクリャ
ランスをOmmの状態とするのがドライシール式真空ポ
ンプの性能向上に最も理想的であるが、本発明はこの理
想状態を容易に作り得る。
ねじ51により固定したケーシング11.11−1の両
端外側にハウジング52.53(53は図示せず)を取
付け、ロータ軸1をそれらのハウジングに通して軸受に
より支持し、さらに一方のハウジング52内でタイミン
グギヤを固定する。
仕切板15.16・15−1.16−1には冷却水路2
0を設ける。
(作用) 本発明は従来の多段真空ポンプの用途に向けられる多段
式ブロワ−のように、半割りの各ケーシングの仕切板に
より各真空ポンプ室をシールするものではなく、各仕切
板に設ける支持溝に半割りのウェアリングを嵌め、該ウ
ェアリングの内周に突出し、た弾性の係合舌片により半
割りシール材の各々をa−2紬に弾圧しているもので、
この構成により、第1段真空室Iの吸込側到達真空度0
.1Torr、吐出側は5 Torr、第2Fi真空室
■の吸込側は100Torr、吐出gA(大気放出fl
lll)は760Torrを示した。
(効果) 本発明は記述のように多段真空室間の仕切壁によるクリ
ヤランスを、ウェアリングの弾性係合爪によるフッ素系
樹脂材料の半割れシール材のロータ軸の方向への軽度の
弾圧により、ロータ軸のクリヤランスを0L11I状態
とすることができ、かかる軽圧によりロータ軸にかかる
加重は0.01〜0.05Kg/c112程度であって
、締めすぎによるロータ軸の焼損はなく、この構成によ
り最高到達真空度を記述のように0. ITorrにす
ると測定せられ、従来の最高到達真空度I Torrに
比べて単純計算で約10倍の性能向上であり、油封式ル
ーツブロワ−の最高到達真空度と比較するドライシール
式多段ルーツ真空ポンプを簡易な構成によって提供でき
る効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の実施例を示し、第1図はロータ軸
1の斜視図、第2図は一部縦断正面図、第3図はフッ素
糸樹蒲の半割りシール材20.21−I の斜視図、第
4図は半割りウェアリング31.31−1の斜視図、第
5図は半割りウェアリング41.41−1の斜視図、第
6図は第2図A−A線で切断して一部を示した切断側面
図、第7図は同一部の拡大切断側面図である。第8図は
従来のドライシール式ルーツブロワ−の説明図である。 1→ロータ軸 2.3.4→ロータ 5.6→所要の間隔 11.11 +l→ケーシング1
5.16・15 +l、16−+→化切板17.18・
17−I、18−1→支持溝21.21−1→7ツ素系
樹脂の半割りシール材31.41→ウニ7リング 32.42→係合舌片 33.34→係止爪出願人 株
式会社 ア ン し ッ ト第4図 第5図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロータ軸に第1段〜第n段のロータを所要間隔を置いて
    固着し、半割りのケーシングの各段のケーシング構成片
    間にロータ軸を前記の所要間隔を嵌める仕切板を設け、
    その各仕切板に凹円弧形の支持溝を形成すると共に、断
    面をほぼ四角形とし内面を凹円弧形面とし外面を凸円弧
    形面に形成したフッ素系樹脂材料からなる半割りシール
    材を前記支持溝に嵌め、そのシール材の凸円弧面と支持
    溝の凹円弧形面との間に、内面に数個の弾性係止爪を突
    出し外面に係合爪を突出した半割りのばねウェアリング
    を介挿し、前記の弾性係合爪によっで半割りシール材を
    ロータ軸に対して軽度に弾圧してロータ軸とのクリヤラ
    ンスをほぼ零にしたことを特徴とする半割り型ケーシン
    グ使用の多段式ルーツロータの軸シール。
JP62071025A 1987-03-25 1987-03-25 半割り型ケ−シング使用の多段式ル−ツロ−タの軸シ−ル Pending JPS63239389A (ja)

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