JP6280989B2 - 単一シールリングスタッフィングボックス - Google Patents

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Description

本発明の実施例は、一般的にガス圧縮機のための密封装置に関するもので、さらに具体的には、往復ガス圧縮機のためのスタッフィングボックス密封装置に関するものである。
スタッフィングボックスは、圧縮機の加圧されたシリンダーから大気および/または圧縮機の内部空間への工程ガスの漏れを最小化するように往復圧縮機においてピストンロッドの周囲の領域を密封する密封組立体である。ピストンロッドが高速往復運動するため、スタッフィングボックスの内部部品には時間の経過とともに高摩擦摩耗が発生する可能性がある。例えば、ピストンロッドの表面を密封するときに用いられる個別的な密封素子は、ピストンロッドの外面と内側密封面の間で発生する摩擦熱と摩擦摩耗によって耐用寿命が短くなり得る。したがって、このような密封素子の短寿命により、関連する圧縮機に対するメンテナンスの間隔が非常に短くなる。密封素子を取り替えるために、圧縮機の作動を頻繁に停止させるほど、全体システムの動作効率は低下する。
従来は往復圧縮機での密封素子の摩耗に備え、密封素子の形成に用いられる物質の調節に重点を置いていた。例えば、密封素子は、炭素、黒鉛、二硫化モリブデン(MoS)、ガラス繊維などのフィラーと結合されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)物質から製造された。または、摩耗を制限するために、スタッフィングボックスで多数のシールリングとプレッシャーブレーカーリングを使用および/または圧力補償技術の適用を試みた。
しかし、このような試みは、適切に向上したメンテナンス間隔を提供できる、所望の長寿命を有する密封部を提供することができなかった。したがって、往復圧縮機とともに用いるための、改善されたスタッフィングボックス装置が必要である。
従来技術の前述した短所に対処するために、特に高圧および非潤滑状態で、現在利用可能な密封組立体よりも作動摩耗に耐えることができるスタッフィングボックス密封装置を開示する。
開示の設計は二つを含む。最初に、圧力補償を採択してシールリング上の放射状の力を減少させる。第二に、新規の耐摩耗シールリングライニングを提供する。(圧力補償による)シールリング上の小さい放射状力は摩擦の減少に直結し、したがって、摩耗と熱の発生が低減される。改善されたシールリングライニングに加えて、設計により、(放射状方向に)薄いシールリングの高順応性のために、ガス漏れが減少する。
一部の実施例において、密封ライニングに用いられる物質は、摩擦摩耗をさらに減少させる減少された摩擦係数を有する。また、密封物質は、高圧(例えば、>100バール)での圧力補償によって惹き起こされる高内部負荷に耐えることができる。また、物質は粒子による汚染に対して大きい抵抗を有する。
従来のスタッフィングボックスは、一般的に多数のリングを含む多数のポケットと、摩耗を減少させるように頻繁に要求される潤滑剤からなる。開示したシールリング設計は、非潤滑サービスおよび/または高圧(>100バール)状態でピストンロッドを効率的に密封する。これによって、全体スタッフィングボックスのコンパクトな設計が得られる。
また、開示した設計は、個別的なシールリングの中に溝を含む圧力補償特徴部を含むことができる。このような溝は、シールリングの支持リング部分のスプリットを通じてスタッフィングボックスの高圧側に連結することができる。カバーシールリングは従来のPTFE物質を含むことができる一方、ライニングシールリングは摩擦減少と熱伝導性増加のためにナノ物質添加剤を有するPEEKを含む改善された耐摩擦物質で製造することができる。このようなライニングシールリングは、リングセットが非常に高い圧力で使用できるように高強度を有する。このようなライニングシールリングの高い機械的強度によって、リングの幅を小さくすることができ、これは、圧力補償特徴部とともに、動作の間、低摩擦力を発生させることができる。開示した、ライニングシールリングを一つ以上のカバーシールリングと組み合わせて使用することは、従来の設計に比べて改善された点である。従来に試みられた解決策は圧力補償を採択したが、このような解決策では、部分圧力補償のみが可能であり、ライニングシールリングを使わずに多数のスプリットリングを使用していた。
開示した、圧力補償と低摩擦ライニングシールリングの組合せによって、従来の多数のシールリングセットの代わりに単一リング構成を有する密封組立体を得ることができる。その結果、スタッフィングボックスは、従来の密封部に比べて寿命が改善され、高圧と非潤滑状況で作動することができる。開示したスタッフィングボックスは、全体密封物質の点数を少なくしつつ、厳しい状況においても、長寿命、コンパクトな設計、および優れた性能を有する。換言すると、開示した設計により、密封装置が採択される圧縮機において、メンテナンス間隔がより長くなり得る。
往復圧縮機のスタッフィングボックスに使用するためのシールリングを開示する。シールリングは、各側面に沿って噛み合わせられた第1および第2シールリング、および第1および第2シールリングの外径が第1および第2カバーリングの内径と噛み合わせられるように第1および第2シールリングの周囲に配置された第1および第2カバーリングを含むことができる。支持リングは、第1シールリングおよび第1カバーリングと噛み合わせることができる一方、バックアップリングは第2シールリングおよび第2カバーリングと噛み合わせることができる。一部の実施例において、第1シールリングは第2シールリングの幅より小さい幅を有する。他の実施例において、第2シールリングは第2シールリングの内面上に形成された円周溝を有し、円周溝は第1シールリングに隣接して配置される。第1および第2シールリングはナノ物質添加剤を有するPEEKで製造され得る。
往復圧縮機のスタッフィングボックスで使用するためのシールリングを開示する。シールリングは、互いに噛み合わせられた第1および第2シールリング、および第1および第2シールリングの周囲に配置された第1および第2カバーリングを含むことができる。支持リングは第1シールリングおよび第1カバーリングと噛み合わせることができ、バックアップリングは第2シールリングおよび第2カバーリングと噛み合わせることができる。一部の実施例において、第1シールリングは第2シールリングの幅より小さい幅を有する。他の実施例において、第2シールリングは第2シールリングの内面上に形成された溝を有する。第1および第2シールリングはナノ物質添加剤を有するPEEKで製造され得る。
添付図面は、本発明の原理の実際の適用のためにこれまで考えられた開示方法の好ましい実施例を図示する:
例示的な往復圧縮機の断面図; 図1のピストン圧縮機で使用するための例示的なスタッフィングボックスシールリング組立体の等測図; 図2のシールリング組立体の分解図; 図2のシールリング組立体の逆分解図; 図2のシールリング組立体の分解図および断面図; 図1のピストン圧縮機で使用するための代替スタッフィングボックスシールリング組立体の部分断面図; 図5aのシールリング組立体の第1および第2シールリングの等測図; 例示的なスタッフィングボックスに配置された図2のシールリング組立体の断面図; 多様な密封構成のためにシールリングとピストンロッド間の例示的な圧力分布を図示する図面; 図2の複数のシールリング組立体を含む例示的なスタッフィングボックス密封装置; および 開示された図2のシールリング組立体の性能を図示するグラフ。
往復ピストン圧縮機で使用するための改善された密封装置を開示する。改善された密封装置は、動作時に減少した摩耗に耐えるように構成された多片(multi−piece)シールリングを含む。摩耗を減少させることによって、開示した多片シールリング設計は、関連する往復圧縮機が従来の設計に比べてさらに長期間の間作動できるようにする。また、開示した設計は、従来の装置に比べて非潤滑応用分野でさらに広範囲の差分圧力(吸入対排出)を受容する。
図1を参照すると、例示的なピストン圧縮機1の断面図が図示されている。圧縮機は、シリンダー4が配置されたフレーム2を含むことができる。シリンダー4は、シリンダー4内で往復運動可能なピストン6を含む。ピストンロッド8は、一端はピストン6に固定され他端はクロスヘッド10に固定される。クロスヘッド10は、クロスヘッド誘導部12により圧縮機のフレーム2で水平の直線で往復誘導される。クロスヘッド10の線形運動は、連結ロッド16を通じてクロスヘッド10に結合されたクランク14により発生される。クランク14の回転運動は連結ロッド16によりクロスヘッド10に伝えられる。
例示した圧縮機は、第1および第2圧縮チャンバー20、22がシリンダー4においてピストン6の両側上に形成される復動型である。第1および第2圧縮チャンバー20、22のそれぞれは、クランク機構方向へのピストン6の移動(すなわち、図1の左側への移動)により、吸入圧力でのガスが関連する吸入バルブを通じて第2圧縮チャンバー22内に導入されるように、適切な吸入および排出バルブを具備する。同時に、第1圧縮チャンバー20内に存在するガスは圧縮されて関連する排出バルブを通じて排出圧力で排出される。図示されていないが、ガスソースは入口バルブに結合され、出口バルブは適切な排出パイピングに結合され得る。
第1圧縮チャンバー20を圧縮機内部の残りから密封するように、スタッフィングボックス24(図7参照)は第1圧縮チャンバーに隣接するピストンロッド6の周囲に配置される。さらに詳細に後述するように、スタッフィングボックス24は、特に、圧縮ガスが第1圧縮チャンバー22から漏洩することを防止するように構成された複数のシールリング25(図2参照)を含むことができる。図示した実施例において、スタッフィングボックス24は円筒形の本体部26と連結フランジ部28を含む。円筒形の本体部26はフレーム2において、対応する大きさの円筒形凹部30内に滑動可能に収容される一方、連結フランジ部28はフレームの密封面32に接する。連結フランジ部28は、図示した実施例でボルトを含む複数のファスナー34を通じてフレーム2に固定され得る。図示されていないが、フランジの連結フランジ部28と密封面32の間に適切なガスケットまたはその他の密封物質を配置することができる。
このように配列されることによって、動作の間、ピストンロッド6は、ピストンロッド6の外面がシールリング25の内面上で滑るように両矢印「A」で表示したように往復運動するようになる。したがって、スタッフィングボックス24内にシールリングを配列することによって、第1圧縮チャンバー20内の圧縮ガスがスタッフィングボックスを通過するのを防止する。
図2〜図4bは、ピストンロッド6を密封するように開示されたスタッフィングボックス24で用いられる例示的なシールリング25を図示する。後述するように、シールリング25は、関連する圧縮機1の動作の間、所望の密封特徴を提供するように共に機能する複数の個別の素子で構成され得る。したがって、例示したシールリング25はバックアップリング36とシム(shim)38を含み、これらバックアップリングとシムの間には、第1および第2カバーリング40、42と第1および第2シールリング44、46が挟まれる。
シム38は、第1圧縮チャンバー20の高圧を受ける密封セット25側に位置することができる。動作時、シム38は、第1および第2シールリング44、46および第1および第2カバーリング40、42を互いに対してそのままの位置に保持させ、第1および第2シールリングがピストンロッド6とスタッフィングボックスチャンバーの間で滑ることを防止するように機能する。シムリング38は、内径ID1、外径OD1、第1および第2対向面38a、38b、および幅W1を有する略円筒の平たいリング部材であり得る。一部の実施例において、シムリング38は、バックアップリングが密封するスタッフィングボックスチャンバーの部分での任意のギャップを埋めるようにPTFEで製造され得る。シムリング38は、第1圧縮チャンバー20に対面する密封セット25側に位置することができ、これによって、動作の間、第1圧縮チャンバーの圧力を受けることができる。一部の実施例において、シムリング38はPTFEで製造される。
バックアップリング36は、同様に、内径ID2、外径OD2、第1および第2対向面36a、36b、および幅W2を有する略円筒リングの平たい部材であり得る。一部の実施例において、バックアップリング36は、密封セット25が圧力を受ける時に第1および第2シールリング44、46の押出を防止するように青銅または鋳鉄などの金属で製造される。
第1および第2カバーリング40、42は、内径ID3、ID4、外径OD3、OD4、第1および第2対向面40a、40b、42a、42b、および幅W3、W4をそれぞれ有する円筒形リング部材であり得る。図示した通り、第1カバーリング40は第2カバーリング42の幅W4より小さい幅W3を有することができる。このような相対的な幅の構成は、さらに詳細に後述するように、シールリング25設計の圧力補償機能の一部である。第1および第2カバーリング40、42は、第1および第2シールリング44、46と噛み合わせられた第1および第2カバーリング40、42を保持するための第1および第2スプリング素子45、47をそれぞれ収容するように構成された第1および第2外周凹部41、43をそれぞれ含むことができる。
第1および第2シールリング44、46は、内径ID5、ID6、外径OD5、OD6、第1および第2対向面44a、44b、46a、46b、および幅W5、W6をそれぞれ有する円筒形リング部材であり得る。図示した通り、第1および第2シールリング44、46のそれぞれの外径OD5、OD6は、シールリング25が組み立てられる場合、第1および第2シールリングが第1および第2カバーリングによって密閉され得るように第1および第2カバーリング40、42の内径ID3、ID4よりも小さい。
図4aで分かるように、第1および第2シールリング44、46は、動作の間、第1および第2シールリングの相対回転を防止するように関連さするカバーリング40、42に形成された各放射状凹部53、55内に差し込まれるように構成された放射状に延長されるタブ49、51をそれぞれさらに含むことができる。
図示した実施例において、第1および第2シールリング44、46は実質的に同じ内径ID5、ID6および実質的に同じ外径OD5、OD6を有する。しかし、第2シールリング46は第1シールリング44の幅W5より大きな幅W6を有する。一部の実施例において、第1および第2シールリング44、46の幅W5、W6はこれらの各カバーリング40、42の幅W3、W4に対応することができる。
第1および第2シールリング44、46は、また、第1および第2シールリングが若干膨張または収縮してピストンロッドの直径の小さい差を受け入れることでピストンロッド6と確実に一定に接触させる開口57、59をそれぞれ具備することができるという点で、「スプリット」リングであり得る。図示した通り、第1および第2シールリング44、46の開口57、59はシールリング25を通した漏出経路を構成しないように互いにオフセットされる。図示した実施例において、開口57、59は約180度だけオフセットされるが、これは必須事項ではなく、他の大きさのオフセットを用いることができる。
第1および第2カバーリング40、42は、内部に形成された放射状凹部53、55のため、「スプリット」リングとして機能することができる。このような凹部は、動作の間、第1および第2カバーリング40、42が若干膨張または収縮して関連する第1または第2シールリング44、46の外径OD5、OD6の任意の小さい調節値にマッチングすることができるようにする。図示した実施例において、第1カバーリング40は凹部53から離れて約180度離隔した第2凹部57を含む。図3Bを参照すると、このような第2凹部57は第2カバーリング42上に形成された突出部61を収容する。このような相互間の差し込みは互いに対するリングの回転を防止する。この突出部/凹部構成は必須事項ではなく、他の特徴部を用いて各素子間の相対回転を防止してもよい。
シールリングセット25の素子の密接な相互差込み構成は、図4Bに示したように、第1および第2シールリング44、46は、第1および第2カバーリング40、42の各内径ID3、ID4によって、各自の外径OD5、OD6周囲がカバーされる。そして、このような素子のグループは、支持リング36とバックアップリング38の間で挟まれる。チャンバーの完全なシールリングセット25の軸方向間隙は、シムリング38の幅W1を調節することによって調節することができる。シールリングセット25の個別的な素子間の間隙は、シールリングセットの各素子を共に保持する程度に十分に小さく、動作の間、その素子の熱膨張を受容する程度に十分に大きい。第1および第2スプリング素子45、47は、第1および第2シールリング44、46周囲に噛み合わせられた第1および第2カバーリング40、42を共に保持する。
図5Aは、シム136、バックアップリング138、第1および第2シールリング144、146、および単一のカバーシールリング140を含む密封セット125の代替の構成を図示する。カバーシールリング140は、第1および第2シールリング144、146と噛み合わせられたカバーリング140を保持する第1および第2密封素子スプリング素子145、147を収容するための円周凹部を含む。
本実施例の密封セット125の寸法および動作特徴は図2〜図4Bに関して前述したシールリング25の寸法および動作特徴と類似または同じであり得る。例えば、支持リング、バックアップリング、カバーリング、および第1および第2シールリングは、前記実施例で説明したものと同じ物質で製造され得る。また、各素子の相対的な寸法は前記実施例で説明したものと類似のものであり得る。
示したように、本実施例において、第1および第2シールリング144、146の幅W5とW6は実質的に同一である。しかし、第2シールリング146は第1シールリング144に隣接して配置された円周溝149を含む。この円周溝は、第2シールリング146の円周の一部に沿って続いて、幅W6の一部に沿った第2シールリング146の厚さを減少させる。さらに詳細に後述するように、溝149を通じて圧力補償特徴を提供する。具体的には、溝149は第1シールリング144の開口151を通じて高圧ガスに結合され得る(図5B参照)。
図6を参照すると、例示的なピストンロッド6とスタッフィングボックスチャンバー部60に関して配置された開示された密封セット25の断面図が図示されている。第1および第2シール40、42の内径ID5とID6はピストンロッド6の外面7と噛み合わせられる。凹部9は、支持リング36、バックアッスプリング38、第1および第2カバーリング40、42とスタッフィングボックスチャンバー部60の間にあるものと図示されている。動作時、この凹部9はガスで加圧され得る。シムリング5は高圧側にあり、バックアップリング6は低圧側にある。シム5とケーシングの間に間隙が存在する。前述した通り、シールリング25、125は、第1および第2シールリング44、46;144、146にわたる差分圧力を減少させるための圧力補償特徴部を含む。第1および第2シールリング44、46にわたる差分圧力を減少させることによって、動作中の摩擦力が減少して、動作中に熱発生と摩耗が減少する。
図5Aのシールリング125の実施例に関して前述した通り、部分円周溝149が第2シールリング146に設けられる。溝149は、高圧側(すなわち、第1圧縮チャンバー20に隣接した側)からのガスで加圧されるか満たされ得るため、シールリング125とピストン6の間の有効密封領域は溝149からバックアップリング138に至る第2シールリング146の非常に小さい部分だけが該当する。したがって、開示した設計によれば、シールリング146の小さい幅「SW」はピストンロッド6に対して密封し、第2シールリング146の外側146aと内側146b間に圧力補償を提供する。外径OD6と内径ID6上の圧力は、溝149が加圧されるので、同じである。
理解されるように、純粋な密封力はシールリングの外径上の圧力(OD圧力)に供給圧力をかけて、そこからシール下の平均圧力を引いたものである(図7A参照)。第1および第2シールリング144、146の間にギャップ149を含む図5の密封構成によれば、シールリング125とピストンロッド6の間のギャップ149の圧力勾配は双曲線関数に従う(図7B参照)。シールリング125上の純粋な放射状力は、シールリングの外径上の圧力からシールリング下の平均圧力を引いたものによって惹き起こされる。したがって、シールリング下の平均圧力が高いほど、放射状力が小さくなる。
第2シールリング146に溝149が設けられれると、密封下の圧力は溝の端部まで高い値で一定に維持される。このような方式で、放射状力が部分的に補償されて摩擦が減少する。ガス圧力は第1シールリング144の開口151(図5B)を通じて溝149に引き込まれる。しかし、理解されるように、溝149は機械的損傷に弱い恐れがある。また、溝は動作中に残骸で満たされ得る。
図2〜図4Bに関して説明した実施例は、シールリングに溝を含まない圧力補償特徴部を図示する。本発明者らは、第1および第2シールリング44、46の幅を変化させることによって、溝を使うことなく、所望の圧力補償結果が得られることを見出した。したがって、図2〜図4Bの実施例においては、比較的狭い第1シールリング44および比較的広い第2シールリング46を用いる。比較的広い第2シールリング46は、溝を含む以前の実施例のリングの幅と同じ幅を有する(図7C参照)。その結果、圧力補償効果は、溝があるリングセットの圧力補償効果と同じである。
圧力補償特徴に加えて、第1および第2シールリング44、46の物質は、小さい摩擦係数を有するように選択することができ、摩擦をさらに減少させることができる。一実施例において、シールリング44、46は、ドイツAlsterufer 19、D−20354 Hamburgに所在のLehmann & Voss & Co.によってLUVOCOM 1105−8160という商品名で販売される改質されたPEEK物質で製造することができる。この物質は、高圧での圧力補償によって惹き起こされる高い内部負荷を耐えることができる。また、この物質は、高硬度を有するため(水)粒子による汚染に対して高抵抗を有し、このためにシールリングを非常になめらかな表面を有するように機械加工することができる。
図8は開示されたシールリングセット25を含む例示的なスタッフィングボックスケース24を図示する。図示した通り、スタッフィングボックスケース24は、換気リングセット62、3個のシールリングセット25、および一つの圧力ブレーカーセット64を含む。ガスカップリング連結部66、68は、スタッフィングボックスケース24内に配置され、換気リングセット62、シールリング25、および圧力ブレーカーセット64の中の一つ以上に隣接する選択された位置にガスを提供するように経路設定することができる。
図9は、窒素雰囲気で、開示されたシールリング25を含むリングセットと従来のリングセット間の摩擦力の比較を図示するグラフである。図示した通り、従来のリングセットに関連する摩擦力は、約50バールの停止圧力で最大約2550ワットまで上昇する。開示されたシールリング25を含むリングセットによれば、約50バールの停止圧力で、摩擦力が約1000ワットである。開示されたシールリング25を含むリングセットに対する摩擦力は、約100バールの停止圧力で最大約1200ワットである。したがって、開示されたシールリング25によれば、摩擦力が従来の密封構成より非常に低い。その結果、動作中に発生する熱が非常に減少し、密封素子の磨耗が非常に減少される。他の非酸化性ガスに対しては、同様の摩擦力降下が予想される。
特定の実施例を参照して本発明を開示したが、特許請求の範囲において定義した通り、本発明の思想と範囲から逸脱せず、前述した実施例に対して多様な修正、変更、変化が可能である。したがって、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明は下記特許請求の範囲の表現およびその均等範囲によって定義されるべきである。

Claims (19)

  1. 往復圧縮機のスタッフィングボックスで使用するためのシールリングであって、
    各側面にそって噛み合わせられた第1シールリングと第2シールリング;
    前記第1および第2シールリングの周囲に配置された第1カバーリングと第2カバーリングであって、前記第1および第2シールリングの外径が前記第1および第2カバーリングの内径とそれぞれ噛み合わせられる、前記第1および第2カバーリング;
    前記第1シールリングおよび前記第1カバーリングと噛み合わせられる支持リング;および
    前記第2シールリングおよび前記第2カバーリングと噛み合わせられるバックアップリングを含む、シールリング。
  2. 前記第1シールリングは前記第2シールリングの幅より小さい幅を有する、請求項1に記載のシールリング。
  3. 前記第2シールリングは前記第2シールリングの内面上に形成された円周溝を有し、前記円周溝は前記第1シールリングに隣接して配置された、請求項1に記載のシールリング。
  4. 前記第1シールリングは前記円周溝へ向かう前記シールリングの外面とのガス経路を提供するように前記第1シールリングの幅を横切る開口を有する、請求項3に記載のシールリング。
  5. 前記第1および第2シールリングは第1タブと第2タブを含み、前記第1および第2カバーリングは、前記第1および第2シールリングの相対回転を防止するように前記第1および第2タブが内部に収容される第1溝と第2溝を含む、請求項1に記載のシールリング。
  6. 前記第1シールリングは前記第1シールリングが膨張および収縮できるように前記第1シールリングの幅を横切る開口を有し、前記第2シールリングは前記第2シールリングが膨張および収縮できるように前記第2シールリングの幅を横切る開口を有する、請求項1に記載のシールリング。
  7. 前記第1カバーリングは前記第1カバーリングが前記第1シールリングとともに膨張および収縮できるように前記第1カバーリングの幅を横切る第1凹部を有し、前記第2カバーリングは前記第2カバーリングが前記第2シールリングとともに膨張および収縮できるように前記第2カバーリングの幅を横切る第2凹部を有する、請求項6に記載のシールリング。
  8. 前記第1および第2シールリングはナノ物質が含浸されたPEEKを含む、請求項1に記載のシールリング。
  9. 前記第1シールリングは前記第1カバーリングの幅と同じ幅を有し、前記第2シールリングは前記第2カバーリングの幅と同じ幅を有する、請求項1に記載のシールリング。
  10. 前記第1カバーリングの幅は前記第2カバーリングの幅より小さい、請求項9に記載のシールリング。
  11. 往復圧縮機のスタッフィングボックスで使用するためのシールリングであって、
    互いに噛み合わせられた第1シールリングと第2シールリング;
    前記第1および第2シールリングの周囲に配置された第1カバーリングと第2カバーリング;
    前記第1シールリングおよび前記第1カバーリングと噛み合わせられた支持リング;および
    前記第2シールリングおよび前記第2カバーリングと噛み合わせられたバックアップリングを含む、シールリング。
  12. 前記第1シールリングは前記第2シールリングの幅より小さい密封幅を有する、請求項11に記載のシールリング。
  13. 前記第2シールリングは前記第2シールリングの内面上に形成された溝を有する、請求項11に記載のシールリング。
  14. 前記第1シールリングは前記溝へ向かう前記シールリングの外面とのガス経路を提供するように、前記第1シールリングの幅を横切る開口を有する、請求項13に記載のシールリング。
  15. 前記第1および第2シールリングは前記第1および第2カバーリングの第1溝と第2溝内に収容される第1タブと第2タブを含む、請求項11に記載のシールリング。
  16. 前記第1および第2シールリングは、動作中に前記第1および第2シールリングが膨張および収縮できるように各リングの幅を横切る開口を有する、請求項11に記載のシールリング。
  17. 前記第1および第2カバーリングは各円周の周囲に配置された第1スプリング素子と第2スプリング素子を有する、請求項16に記載のシールリング。
  18. 前記第1および第2シールリングはナノ物質が含浸されたPEEKを含む、請求項11に記載のシールリング。
  19. 前記第1シールリングは前記第1カバーリングの幅と同じ幅を有し、前記第2シールリングは前記第2カバーリングの幅と同じ幅を有する、請求項11に記載のシールリング。
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