JPS63238465A - 回転機の速度検出装置 - Google Patents

回転機の速度検出装置

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JPS63238465A
JPS63238465A JP7145487A JP7145487A JPS63238465A JP S63238465 A JPS63238465 A JP S63238465A JP 7145487 A JP7145487 A JP 7145487A JP 7145487 A JP7145487 A JP 7145487A JP S63238465 A JPS63238465 A JP S63238465A
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JP
Japan
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resolver
speed
ecoswt
voltage
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP7145487A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Chiba
千葉 宏
Masaharu Muramatsu
正治 村松
Hiroshi Sugai
博 菅井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2回転検出器であるレゾルバの回転検出方式に
係わり、特に工作機主軸等の速度制御範囲が広く、かつ
速度制度を要求される電動機の速度検出器に最適な回転
機の速度検出装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図にレゾルバの構造を示す。固定子1に交゛流電圧
を流し、回転磁界を発生させる。この回転磁界が回転子
2の巻線と鎖交することで誘起電圧が発生する。この誘
起電圧を回転トランス3で取り出し、速度検出用の信号
として用いる。
従来方式での速度検出方法を以下具体的に述べる。第3
図に固定子の巻線と回転子の巻線の位置関係を示す。固
定子巻線aにEa、固定子巻線すにEbなる電圧を印加
したときに回転子巻線Cに誘起する電圧Ecは、固定子
巻線aと回転子巻線Cの作る電気角をθとすると次式で
表わされる。
Ec=K (Ea s i nθ+Ebcosθ)・・
・但し、には、固定子巻線と回転子巻線の結合係数であ
る。EaとしてEsinwtなる電圧を、EbとしてE
 c o s wtなる電圧を与えると(1ン式は Ec=KEsin   (we  + θ)     
 −(2)と表わされる。θと機械角θ′との関係は、
固定子巻線の極対数をpとすると θ=Pθ′  ・・・(3) と表わされる。(2)、(3)式より、回転子に誘起さ
れる電圧は、固定子に印加した電圧に対し回転子と固定
子の機械的な位置に比例した位相差を持った電圧といえ
る。例えば、p=1の場合は。
第5図に示す様に固定子に印加した電圧Eaと回転子の
誘起電圧Ecの位相差θが固定子と回転子の機械的な位
置関係を表わしている。
従って、レゾルバへの入出力電圧の位相差を検出すれば
、回転子の位置を検出できる。
速度は、位置の微分として求めることが出来る。
ある時刻tでの入出力電圧の位相差をθ、ある時刻して
の位相差をθとすると速度は次式で求められる。
V=  (θ2−θ/)  /  (tz  t+) 
   ・・・ (4)一般に行なわれている位相差の求
め方は、第6図に示す様に入力電圧の零クロス点Aで基
準クロックのパルス数のカウントを始める。次に出力電
圧の零クロス点Bでカウンタの値を取込む。
クロックパルスの周期をTc、入力電圧の周期をTeカ
ウンタ値をnとすると1位相差は次式で求められる。
θ=2πXニー ・・・(5) 速度は、位相差θのサンプリング間隔をTs、1回目の
サンプリングでのカウント値をn、次のサンプリングで
のカウント値をnzとするとから(4)式より となる。また、速度の最小検出単位Rnはカウジタ値の
差(nz  nl)が1のときであるから、度検出方法
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来方式で述べた様に、速度の最小検出単位(以下、速
度分解能と称す)は次式で表わされる。
Rn=ゴニ  (rps)     ・・・(7)1・
1 クロックの周波数をf c (=1/Tc)+入力電圧
の周波数(以下、励磁周波数と称す)をfe(=1/T
e)とすれば、(7)式は、とかける。(8)式より、
レゾルバの速度分解能はfeを小さくすることで小さく
できることがわかる。
一方、レゾルバの出力電圧E7は、入力電圧E、1次、
2次の巻線比をK、回転周波数をfrとすると。
E2= K・(+−f−!−汗、・−・(9)fe と表わされる。(9)式より、frがfeに近づくほど
E2は小さくなり、fr=feのとき出力電圧は、零で
速度の検出は不可能となる。つまり。
少なくともfeは、frより大きくなければ、速度検出
は出来ないと言える。また、 Esがあまり小さな値で
あるとノイズの影響を受けやすいため。
ノイズマージンも考慮して1通常は、feは、frの2
〜3倍の値となる様に選ぶ。従って、高速回転になり、
frが大きくなる程feも大きくする必要があり、 (
8)式より、Rnが太きくなることがわかる。
Rnが大きくなると速度及びトルクリップルが大きくな
り、工作機に用いた場合は、加工面が波うつなど精度上
の問題を引き起す。
以上より、従来のレゾルバの速度検出方式では速度検出
範囲の増加に伴ない速度分解能も粗くなる問題点を有し
、高速化に限界があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、高速化に伴なう速度分解能の低下を解決す
るために、レゾルバの出力電圧−回転数特性に着目し、
モータの回転方向に応じてレゾルバの励磁電圧の相回転
を切替える方式を採用し、速度分解能の低下を抑えた。
第7図にf r=f eとしたときのレゾルバの出力電
圧−回転周波数の関係を示す。最大回転周波数をfrm
ax、逆転時のそれを−frmaxとすると、出力電圧
Esは、frmaxで零。
frmaxで最大となる。従来方式では、frmaxで
出力電圧E、= Oとなり、速度検出は不可能である。
そこで、破線で示す。相回転が逆の場合の出力に着目す
るとfrmaxでEが最大となっている。そこで、正転
と逆転とで励磁電源の相回転を切替えれば第8図で示す
ような出力電圧Eiを用いることができるため入力電圧
の周波数fe<回転周波数frでも十分速度検出が可能
となる。
C作用〕 レゾルバの出力電圧は(9)式で示される様に、励磁と
回転軸の回転方向が等しい場合は、励磁周波数fe=回
転周波数frのとき零となる。逆に、励磁と回転軸の回
転方向が逆の場合は、回転軸の回転数が高くなるほど出
力電圧も高くなる。レゾルバを用いた速度検出の場合、
重要なのは、入出力電圧の位相差であるが、その検出の
ためには。
当然あるレベル以上の電圧値を必要とする。従って、従
来方式では、通常、励磁周波数feを回転周波数frの
2〜3倍以上とする必要がある。しかし、出力電圧が高
くとれる回転軸と励磁電圧の回転方向が異なる領域のみ
での運転を考えれば、f s <lf rlでも十分な
出力電圧値を得られるため、速度検出が可能となる。
そこで励磁電圧の相回転をモータの回転方向に応じて切
替え、出力電圧の高い領域のみを切替で用いれば、正逆
運転も可能となる0以上の手段をとることにより、広い
速度検出範囲に対しても、励磁周波数を低く抑えること
が出゛来るため、速度分解能Rnが粗くなるのを防ぐこ
とが出来る。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。励磁
電源9で、レゾルバ7の固定子巻線に与える2相交流E
 s i nwtおよびEcoswtが作られる。2相
のうちの1相1例えば本実施例では、Ec o s w
tを反転器5によって1反転した電圧、−Ecoswt
を作り、切替回路6にて、Ec o s w tあるい
は、−Ecoswtのどちらか一方を選択し、レゾルバ
4に与える。つまり、レゾルバ4には、Esinwtと
EcoswtかEsinwtと−Ecoswtの2種類
の組合せの励磁電圧が与えられ、これにより固定子巻線
で作られる回転磁界の回転方向を変えることができる。
レゾルバ4の出力及び励磁電圧の1相分は、波形成形回
路7において矩形波に変換され速度演算回路8に送られ
る。速度演算回路1は、クロックパルス発生器10より
送られるクロックパルスをカウントするカウンター、レ
ゾルバ4の出力電圧及び励磁電圧の零クロス点を基準に
カウンタ値を取り込むラッチ回路、ラッチしたデータに
基づき速度を演算する演算回路より構成される。さて、
次に、レゾルバ4の励磁電圧の1相分の電圧とその極性
を反転した電圧を切替えるタイミングを切替回路6に与
える切替信号発生器11について説明する。レゾルバ4
の出力電圧の振幅は、第7図に示す様にモータの回転数
と共に変化する。従って、レゾルバ固定子で作られる回
転磁界の極性を反転する回転数におけるレゾルバの出力
電圧をあらかじめ切替信号発生器11に設定しておき、
これと実際のレゾルバ出力電圧の振幅と比較し、これら
が一致したときに切替信号を発生する様に構成すればよ
いことになる。
本実施例によれば、レゾルバ固定子回転磁界の回転方向
をモータの回転方向に応じて切替えることにより、従来
方式に比べ、回転周波数に対する励磁周波数の値を下げ
ることができるためレゾルバ4の速度分解能を上げるこ
とが可能で、速度やトルクの変動が少ない速度制御が行
なえる。また。
従来方式と同一の速度分解能とすれば、より広い範囲で
の速度制御が可能である。
第2、第3図により、本発明のもう一つの実施例を示す
回転機の同一軸上に2つの固定鉄心1、回転鉄心2、回
転トランス3を設けた構造となっている。
第3図は本発明に基づく速度検出方式の一実施例である
。相回転の異なる2つのレゾルバ4,12固定鉄心は、
励磁電源9よりEsinwt、Ecoswtの2相電源
を供給され回転磁界を発生する。
この回転磁界が回転鉄心の巻線と鎖交することにより誘
起される出力電圧は、切替回路6によってどちらかが選
択される。切替のタイミングは、切替信号発生器11の
出力を用いて行なう6第6図、第7図に示す様に本実施
例でも回転軸の回転方向と回転磁界の方向が異なるとき
のレゾルバ出力を選択することでレゾルバの出力電圧の
高い領域で速度検出を行なう。従って、レゾルバ出力の
切替は回転数が零のときに行なわれる6回転数が零のと
きは、相回転の異なる2つのレゾルバの出力電圧値の差
は理想的に零となる。この性質を利用し、2つのレゾル
バ出力電圧を切替信号発生器11により比較し、2つの
出力電圧値が等しくなったときに切替回路6でレゾルバ
出力の選択を行なう。
切替回路6で選択された出力電圧は、波形整形回路で矩
形波に変換される。一方、励磁電圧の1相分も同様に矩
形波に変換され速度演算回路8に送られる。′速度演算
回路は、クロックパルス発生器1oより送られるクロッ
クパルスをカウントするカウンタ、レゾルバの出力電圧
及び励磁電圧の零クロス点を基準にカウンタ値を取り込
むラッチ回路、ラッチしたデータに基づき速度を演算す
る演算回路より構成される。
なお、前記2つの実施例においては、レゾルバの出力電
圧の大きさを監視するこにとにより、切替回路6の動作
タイミングを得ていたが、これは、レゾルバと同軸上に
回転方向を判別できる検出器(例えばA、B相が得られ
るエンコーダ)が取り付けられている場合は、この検出
信号を利用することができる。さらに上位のコントロー
ラによりレゾルバを取り付けた電動機の回転方向が決め
られる場合は、この上位コントローラの指令信号も利用
して、切替回路6の切替動作を行なうこともできる。
本発明は、前述の第1の実施例では励磁電圧の1相の極
性を反転させてレゾルバ固定子の相回転を変えたのに対
し、初めから、相回転の異なる2つのレゾルバを使用し
、前述の実施例と同等の効果が得られるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来方式と比べ次の利点がある。
(1)従来方式と同一回転数範囲において、速度分解能
を上げることができる。この結果、速度やトルクのリッ
プルの少ない、高精度な速度制御系が実現可能となる。
(2)従来方式と同一分解能とすれば、速度の検出範囲
をより広くとれる。この結果、回転機の高速化に対応可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく一つの実施例の速度検出回路を
説明するためのブロック図、第2図は他の実施例のモー
タ構造を示す図、第3図は他の実施例を説明するブロッ
ク図、第4図は一般的なレゾルバの構造を示す図、第5
図はレゾルバの巻線構成を示す図、第6図はレゾルバの
入出力波形を示す図、第7図、第8図はそれぞれレゾル
バの出力電圧と回転周波数との関連を説明するための図
である。 1・・・レゾルバの固定子、2・・・レゾルバの回転子
、3・・・回転トランス、4・・・レゾルバ、5・・・
反転器、6・・・切替回路、7・・・波形整形回路、8
・・・速度演算回路、9・・・励磁電源、10・・・ク
ロックパルス発生回路、11・・・切替信号発生回路、
12・・・相回転の異なるレゾルバ。 $ 1  図 4; レゾルバ′    5;及転各 6;ψ沓回発   7;彼形勢形可各 8i速崖膚Eil目冶 9;励磁電老 10’) りυツクノVルス予む生菌7シ//;Oμ寄
処う゛発生回路 $ 3 閏 第 5 図 勇シ  乙   図 θ 第7図 茅8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転機の回転軸に機械的に締結され、回転軸と共に
    回転する巻線を施した回転鉄心と、前記回転鉄心の外周
    に、ある空隙を介して固定された、巻線を施した固定鉄
    心から構成され、前記固定鉄心の巻線を励磁することに
    より発生する磁界が、前記回転鉄心の巻線と鎖交するこ
    とによって発生する電圧に基づき速度を求めるレゾルバ
    による速度検出装置において、固定鉄心の巻線による回
    転磁界の方向を切替える切替回路を設けたことを特徴と
    する回転機の速度検出装置。
JP7145487A 1987-03-27 1987-03-27 回転機の速度検出装置 Pending JPS63238465A (ja)

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JP7145487A JPS63238465A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 回転機の速度検出装置

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JP7145487A JPS63238465A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 回転機の速度検出装置

Publications (1)

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JPS63238465A true JPS63238465A (ja) 1988-10-04

Family

ID=13461031

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JP7145487A Pending JPS63238465A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 回転機の速度検出装置

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JP (1) JPS63238465A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235307A (ja) * 1999-03-15 2001-08-31 Tadatoshi Goto 回転型位置検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235307A (ja) * 1999-03-15 2001-08-31 Tadatoshi Goto 回転型位置検出装置

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