JPS63238401A - 広範囲内径測定方法 - Google Patents

広範囲内径測定方法

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JPS63238401A
JPS63238401A JP7367787A JP7367787A JPS63238401A JP S63238401 A JPS63238401 A JP S63238401A JP 7367787 A JP7367787 A JP 7367787A JP 7367787 A JP7367787 A JP 7367787A JP S63238401 A JPS63238401 A JP S63238401A
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Fumiaki Kikushima
菊島 文彬
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深瀬 博
Takashi Watanabe
隆 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は広範囲内径測定装置に係り、特に接触子が配設
される一対の可動部材を開閉させて加工物の内径を広範
囲:二わたって測定することができる広範囲内径測定装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の広範囲内径測定装置としては、第5図に
示すものがある(実開昭60−25905号公報)。
この装置は、ケーシング1に開閉自在に配設された可動
部材2.2と、これらの可動部材2.2に配設される接
触子3.3及び検出器4.4と、ピストンロッド5Aに
テーパ軸6及びテーパ部材7を備えた’lElエアンリ
ンダ5と、ピスト7oツド6Δにコレット8を備えた第
2エアシリンダ6とから構成されている。
この装置によって内径測定を行う場合には、まずマスク
内にこのケーシング1の先端部を挿入し、続いてエア供
給口Cから圧縮エアを第2エアシリンダ6内に供給して
ピストンロッド6Aを戻しスプリング9の付勢力に抗し
て伸長し、コレット8をテーパ軸6から外してピストン
ロッド5Aをアンクランプ状顎にし、このアンクランプ
状態でエア供給口A若しくはBから圧縮エアを第1エア
シリンダ5に供給してピストンロッド5Aを伸縮すせ、
テーパ部材7によっ゛て可動部材2.2間を開閉させる
。そして、可動部材2.2が所要の開閉位置に達すると
、エア供給口Cから圧縮エアの供給を停止し、戻しスプ
リング9によってピストンロッド6Aを縮退させ、コレ
ット8によっテテーパ軸6をクランプし、これにより加
工物の内径の測定を可能にしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の測定装置は、テーパ部材7の進退を、第1エ
アシリンダ5によって行っているため、テーパ部材7の
微少送りが難しく、したがって可動部材2.2の開閉位
置、即ち内径測定の基準位置のセツティングに手間がか
かるという問題があった。また、コレットチャックによ
ってテーパ部材7の位置、即ち可動部材2.2の開閉位
置を固定しているが、このコレットチャックのみではそ
の国定が十分でなく、テーパ部材7が移動して測定誤差
が生じるという虞もあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上記
可動部材を開閉するテーパ部材を微少送すすることがで
きるとともに、このテーパ部材の位置固定にも寄与する
ことができる広範囲内径測定装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、被測定内径の径方
向に開閉自在にケースに支持された少なくとも一対の可
動部材と、前記可動部材に弾性的に支持される接触子と
、前記可動部材と接触子との相対的変位を検出する検出
器と、前記一対の可動部材の内側に当接するテーパ部材
を先端に備えたロッドと、回転駆動源と、この回転駆動
源の回転運動を送りねじを介して直線運動に変換し前記
ロフトをその軸線方向に進退させ、前記テーパ部材との
当接によって前記一対の可動部材を開閉さ  ・せるね
じ送り機構とから成ることを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、可動部材を開閉するテーパ部材をねじ
送り機構によって進退させるようにしたため、テーパ部
材の微少送りが可能になるとともに、テーパ部材を備え
たロッドは送りねじによって回転駆動源側と螺合してい
るため、前記回転駆動源側が回転停止している場合には
ロッドに軸方向力が加わっても移動することがない。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る広範囲内径測定装置
の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る広範囲内径測定装置の一実施例を
示す断面図である。同図において、円筒状のケース10
内には、フレーム12、モータ14及びエアシリンダ1
6等が固定配設されている。
また、フレーム12内には、坂ばね18.18を介して
一対の可動部材2o、2oがケース1oに開閉自在に支
持され、この可動部材20,20とフレーム12との間
には、可動部材20,20を閉成する方向に付勢するば
ね22.22が配設されている。
また、前記可動部材2o、2oには、検出コイル24A
、24Aが配設されるとともに、レバー26.26が支
点部28.28を介して弾性的に支持されており、この
レバー26.26の後端には前記検出コイル24Δ、2
4A内を移動するコア24B、24Bが配設され、先端
には接触子30.30が配設されている。尚、前記検出
コイル24A、24Aとコア24B、24Bとによって
差動トランス型の検出器24.24が構成されている。
一方、ロッド36にはその先端に可動部材2020を開
閉するだめの円錐状のテーパ部材32が配設され、後端
に送りねじ34が形成されておりこのロッド36は前記
ケース10の1II11a方向に前記フレーム12及び
一対の可動部材20.20間を通って配設されている。
また、前記モータ14の回転駆動軸14Aには前記送り
ねじ34に螺合するナツト部材38が配設されている。
尚、ロッド36は、回転阻止部材40によって軸方向の
移動は可能であるが、その回転が阻止されるようになっ
ている。したがって、モータ14によってナツト部材3
8が回転すると、このナツト部材38と螺合する送りね
じ34を有し、かつその回転が阻止されているロッド3
゛6はその軸線方向に移動し、テーパ部材32に当接す
るピン2OA、2OAの間隔、すなわち可動部材20.
20の間隔を調整することができる。
更に、フレーム12の後方にはコレット部材42が配設
され、また、このコレット部材42を締め付けるための
カラー44がロック36の軸線方・  向に摺動自在に
配設されている。このカラー44は、フレーム12とカ
ラー44との間に設けられ・  た戻しばね46によっ
て第1図上で左方向に付勢され、またエアシリンダ16
のピストン16Δによって押圧されるロッド48.48
により第1図上で右方向に移動するようになっている。
また、コレット部材42は、第2図に示すようにすり割
り部42Aを有し、カラー44によって締め付けられて
いないときには、第2図に示すようにロッド36をアン
クランプし、カラー44によって締め付けられるとロッ
ド36をクランプする。
次に、前記の如く構成された広範囲内径測定装置におい
て測定径を変更する場合について説明する。
この場合、まずエアシリンダ16のエア供給口16Bよ
り圧縮エアを供給し、ロッド48.48を介してカラー
44を戻しばね46の付勢力に抗して第1図上で右方向
に移動させ、コレット部材42によるロッド36のクラ
ンプを解除し、ロッド36を軸線方向に進退可能にする
次に、モータ14を回転させ、ねじ送りによってロッド
36を前進させて接触子30,3(lの間隔が最小にな
るようにし、この状態で接触子30゜30をマスクに挿
入する。
続いて、モータ14を逆転させ、ねじ送りによってロッ
ド36を後退させて接触子30.3oの間隔を徐々に広
げる。そ°して、接触子3(1,30がマスクに接触し
、その検出器24.24が零点を示す信号を出力する時
点でモータI4の回転を停止させる。
最後に、エアシリンダ16へのエアの供給を停止する。
これにより、カラー44は戻しばね46の付勢力によっ
てコレット部材42を締め付け、ロフト36はコレット
部材42によってクランプされ、測定可能状態となる。
以上のようにしてマスクセットされた測定装置は、接触
子30.30をワーク内に挿入することにより、ワーク
内で接触する接触子30.300間隔とマスク径との相
対的な偏差を検出器24.24によって検串することが
できる。
尚、ロッド36をねじ送りによって進退させる機構とし
ては、種々のものがあり、上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、第3図に示すねじ送り機構は、第1
図に示した機構とは逆に、モータの回転駆動軸側に送り
ねじ50を配設し、テーパ部材32を備えたロッド52
1!lにナラ)l材54を配設してIII成されている
。この機構の場合にも、ロッド521111Iを回転不
能に係止する手段(例えばロッド52の1llI線方向
にキー溝を形成し、ケース側に前記キー溝に係合するキ
ーを配設してなる手段等)が必要である。
また、第4図に示すねじ送り機構は、テーパ部材32を
備えたロッド60に送りねじ62を形成するとともに、
この送りねじ62に螺合するナツト部材64をケース側
に固定し、前記ロッド60を平歯車66.68を介して
回転させるようにして構成されている。尚、このねじ送
り機構はロッド60も回転するため、テーパ部材32は
円錐状にする必要があるが、ロッドが回転しない前述の
ねじ送り機構の場合には必ずしも円錐状にする必要はな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る広範囲内径測定装置に
よれば、テーパ部材を有するロッドをねじ送り機構によ
って進退させ、接触子を有する少なくとも一対の可動部
材を開閉するようにしたため、テーパ部材の微少送りが
可能となり、測定径の変更時におけるマスクセットが容
易にかつ正確にできる。また、テーパ部材を有するロッ
ドは送りねじ等によって螺合状態にあるため、回転駆動
源側が停止している場合(測定時)にロッドが移動する
ことがないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る広範囲内径測定装置の一実施例を
示す断面図、第2図は第1図に用いられるコレットチャ
ックの斜視図、第3図及び第4図はそれぞれねじ送り機
構の他の実施例を示す図、第5図は従来の広範囲内径測
定装置の一例を示す断面図である。 10・・・ケース、  14・・・モータ、  16・
・・エアシリンダ、 20・・・可動部材、 24・・
・検出器、30・・・接触子、 32・・・テーパ部材
、 34・・・送りねじ、  36・・・ロッド、  
38・・・ナツト部材、40・・・回転阻止部材、 4
2・・・コレラ)I材、44・・・カラー、  46・
・・戻しばね。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定内径の径方向に開閉自在にケースに支持さ
    れた少なくとも一対の可動部材と、 前記可動部材に弾性的に支持される接触子と、前記可動
    部材と接触子との相対的変位を検出する検出器と、 前記一対の可動部材の内側に当接するテーパ部材を先端
    に備えたロッドと、 回転駆動源と、 この回転駆動源の回転運動を送りねじを介して直線運動
    に変換し前記ロッドをその軸線方向に進退させ、前記テ
    ーパ部材との当接によって前記一対の可動部材を開閉さ
    せるねじ送り機構と、から成ることを特徴とする広範囲
    内径測定装置。
  2. (2)前記ねじ送り機構は、前記回転駆動源によって回
    転するナット部材と、前記ロッドに形成され前記ナット
    部材と螺合する送りねじと、前記ロッドの回転を阻止す
    る手段とから成る特許請求の範囲第(1)項記載の広範
    囲内径測定装置。
  3. (3)前記ねじ送り機構は、前記回転駆動源によって回
    転する送りねじと、前記ロッドに配設され前記送りねじ
    と螺合するナット部材と、前記ロッドの回転を阻止する
    手段とから成る特許請求の範囲第(1)項記載の広範囲
    内径測定装置。
  4. (4)前記ねじ送り機構は、前記回転駆動源によって前
    記ロッドに回転動力を伝達する手段と、前記ロッドに形
    成される送りねじと、前記ケースに固定されるとともに
    前記送りねじと螺合するナット部材とから成る特許請求
    の範囲第(1)項記載の広範囲内径測定装置。
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