JPH028858B2 - - Google Patents

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JPH028858B2
JPH028858B2 JP18527581A JP18527581A JPH028858B2 JP H028858 B2 JPH028858 B2 JP H028858B2 JP 18527581 A JP18527581 A JP 18527581A JP 18527581 A JP18527581 A JP 18527581A JP H028858 B2 JPH028858 B2 JP H028858B2
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JP
Japan
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measurement
main shaft
signal
detection
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JP18527581A
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JPS5890443A (ja
Inventor
Takao Manabe
Satoshi Kumamoto
Fumio Kamado
Takeo Yamamoto
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Publication of JPH028858B2 publication Critical patent/JPH028858B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/0009Energy-transferring means or control lines for movable machine parts; Control panels or boxes; Control parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/24Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
    • B23B31/26Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle
    • B23B31/261Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle clamping the end of the toolholder shank
    • B23B31/265Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle clamping the end of the toolholder shank by means of collets
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/002Constructional details of contacts for gauges actuating one or more contacts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、機械加工された加工物各部の寸法や
形状、位置等を計測する系において、測定用の検
出ヘツドを回転自在に構成し、その回転部と固定
部との間で、検出ヘツドへの測定に関する指令信
号および同ヘツドからの測定データ信号の授受を
非接触で行う信号伝達装置に係り、特に前記指令
信号として検出ヘツドの測定ゲインを指定でき、
かつ、その指定されたゲインによる測定データを
前記検出ヘツドを含む回転部側から連続的に固定
部側へ送出可能な検出ヘツドを備えた信号伝達装
置に関する。
従来、機械加工の施された工作物(以下、加工
物品と称する)、各部の寸法、位置等をオン・
ザ・マシン計測するための検出ヘツドの検出素子
としてタツチセンサーが用いられている。このセ
ンサーは加工物品表面との接触の瞬間を正確に捉
え、同センサーからの接触信号に基づいて加工物
品と検出ヘツドとの相対位置を測定しようとする
ものである。しかし、このタツチセンサー方式で
は、接触の瞬間を位置座標データとして判別する
ものであり形状精度を測定する場合にはこの位置
データから算出しなければならず精度のよい測定
は不可能であつた。
また、加工物品の加工された穴の形状、例えば
真円度を測定しようとする場合、電気マイクロメ
ータを検出素子とした検出ヘツドを用いた測定の
際、その検出ヘツドの回転中心を予め測定対象の
穴の中心に正確に一致させることは困難であり、
通常は作業者が一旦精度の粗い電気マイクロメー
タを穴の内周面に回転接触させて、両者の回転中
心のずれ(△x、△y)を図り、そのずれを補正
するように検出ヘツドの中心を(−△x、−△y)
だけ穴に対して移動したあと、分解能(精度)の
高い電気マイクロメータに取り替えてその穴の真
円度の測定を行うという手順を経なければならな
い。また、加工物品の加工精度に合せて、精度の
要求される(加工物品の)真円度には高いゲイン
で、精度を必要としない真円度には低いゲインで
測定する必要がある。(精度の高くない加工物品
を高ゲインで測定するとオーバーレンジする) しかし、このような測定プロセスをオン・ザ・
マシン計測として自動的に行うことは、本発明者
らの知見ではこれまでなされていないし、そのよ
うな測定手段も存在しなかつた。
本発明は、上記従来の問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、オン・ザ・マ
シン計測用に利用でき、かつ、形状等のアナログ
量の測定に際し、その測定精度を外部からの指令
で測定目的に合わせて指定できるようにし、更に
回転しつつ測定されたデータを非接触で外部に取
り出せるようにした検出ヘツドを有する機械加工
物品の計測における信号伝達装置を提供すること
にある。
そのため、本発明では、主軸筒に主軸を回転自
在に収納し、その主軸の先端に測定用のアナログ
検出素子を備えた検出ヘツドを取付け、この検出
ヘツドに対して主軸筒外部の制御部から与えられ
る測定ゲインに関する指令信号と同検出ヘツドか
ら制御部に対して与えられる測定データ信号と
を、主軸筒および検出ヘツドの間で非接触に伝達
する信号授受手段を設け、更に、前記検出ヘツド
には、前記アナログ検出素子の測定ゲインが前記
指令信号に応じて可変となる増幅器と、同増幅器
出力をアナログデジタル変換するA/D変換器と、
同A/D変換器出力を時間に関しシリアルデータ
値に変換するP/S変換器とを含むようにして上記
目的を達成せんとするものである。
まず、本発明の対象とする計測ユニツト装置の
概要を第1図について説明する。
同図において、11は計測ユニツト装置の本
体、12はそのベツドである。ベツド12には、
案内12A,12Bを介してサドル13が図中左
右方向(X方向)へ、このサドル13に設けられ
た案内13A,13Bを介してコラム14が図中
前後方向(Z方向)へ、更にコラム14に設けら
れた図示しない案内を介して主軸頭15が図の紙
面と垂直方向(Y方向)へそれぞれ移動自在に設
けられている。主軸頭15には、先端に検出素子
15Cを含む検出ヘツド15Bを着脱自在に装着
した主軸15Aが回転自在に収納、支持されてい
る。
21はパレツト導入部で、図にはその一部が示
されている。同パレツト導入部21には、パレツ
トPLTに固定された加工物品Wを図示しない機
械加工領域から前記検出ヘツド15Bの近傍に位
置させ、同加工物品Wに対する各種の計測作業を
遂行させるべく、そのパレツトPLTの搬入・搬
出路21Aが設けられている。
31は検出ヘツド収納部である。同収納部31
は、計測作業において必要とされる種々の測定項
目に対応して前記主軸15Aに選択的に装着され
る種々の検出ヘツド15Bの一群を収納した検出
ヘツド収納棚31Aと、各検出ヘツド15Bの較
正を行う較正スタンド31Bと、較正済みの検出
ヘツド15Bを測定に用いるために前記主軸15
に装着または主軸15A上の使用済み検出ヘツド
15Bを離脱させるべく動作する検出ヘツド自動
交換装置31Cと、これらの駆動を制御する制御
部31Dとから構成されている。前記較正スタン
ド31Bでは、前記検出ヘツド自動交換装置31
Cによつて前記主軸15Aに新たな検出ヘツド1
5Bが装着されると、その検出ヘツド15Bにつ
いての較正が行われる。
34は図に示した計測ユニツト装置各部を制御
する計測ユニツト装置の制御部である。同制御部
34には、前記本体11部分に対するコントロー
ラ32、前記パレツト導入部21におけるパレツ
トPLTの位置決め、回転割出し(図の位置でパ
レツトPLTを所定角度だけ回転指令例えば90度
だけ時計方向へ回転させる。)を指令するための
コントローラ33および前記収納部31の制御部
31Dがそれぞれ接続され、更に破線で示された
加工ユニツト側制御部35からの情報INF(W)
が与えられている。この情報INF(W)は、加工
物品Wが加工ユニツト装置(図示せず)領域から
計測ユニツト装置側へ導入される際に測定対象と
しての加工物品Wを特定する情報で、例えば測定
作業に関して必要な指令群が予め制御部34にス
トアされている場合には、単に加工物品Wを指定
するだけの内容であつてもよい。
一方、前記コントローラ32は、前記計測本体
11のサドル13、コラム14、主軸頭15の
X,Y,Z軸方向の移動指令群を測定内容に応じ
て与え、かつ、それによつて測定された測定デー
タ信号とともに前記較正スタンド31Bにおける
較正によつて得られたデータDACがラインL1
L2を介して与えられるようになつている。その
結果、コントローラ32において、測定データ信
号と較正によるデータDACとが組合され、加工
物品Wについてのある測定項目に対する真の測定
値が得られるようになつている。
本発明の具体的な課題は、上述したようなな計
測システムにおいて、前記コントローラ32と検
出ヘツド15Bとの間で測定動作の遂行に伴う各
種信号群(指令信号、測定データ信号)の経路と
なる信号伝達装置を提供することにある。
そこで、信号伝達装置を具体化した本発明の一
実施例を第2図および第3図について説明する。
第2図は前記第1図における主軸頭15の内部
構造を示している。同図中41は同主軸頭15の
内部に収納された主軸筒である。主軸筒41の内
部には、その両開口端側に位置する静圧軸受筒4
2,43を介して主軸15Aが回転自在に設けら
れている。静圧軸受筒42,43には、前記主軸
筒41に取付けられた圧縮エア供給口44,45
から供給される圧縮エアを前記主軸15Aの外周
摺接面へ供給するエア供給溝42A,43Aがそ
れぞれ形成されている。また、前記主軸15Aの
中心軸方向には、その前端面から後端へ向うに従
つて徐々に縮径したテーパー状の第1の穴部46
A、その後端から僅か拡径した逃げ溝46Bを介
して略同径で後端へ向つて連続する第2の穴部4
6C、その後端から更に段状に拡径した第3の穴
部46D、その後端から更に段状に拡径した後端
面へ開口する第4の穴部46Eが順に形成されて
いる。
前記第1の穴部46Aには、前記検出ヘツド1
5Bの後端に形成された係止部47Aを有するテ
ーパーシヤンク47が密着された状態で挿入され
ている。また、検出ヘツド15Bの後部外周と主
軸筒41の前端との間には回転トランス48が設
けられている。回転トランス48は、その外周に
位置する1次側48Aが前記主軸筒41の外部前
端に、内周に位置する2次側48Bが前記検出ヘ
ツド15Bの後部外周にそれぞれ固定され、か
つ、1次側48Aに対して2次側48Bが取外せ
るようになつている。1次側48Aから引き出さ
れた端子48Cには第1図で示したコントローラ
32および図示しない交流電源が、2次側48B
から引き出された端子48Dには検出ヘツド15
Bの内部に設けられる計測制御回路80がそれぞ
れ接続されている。
また、前記第2の穴部46Cには、摺動軸49
が軸方向へ移動自在に設けられている。同摺動軸
49の前端には、その摺動軸49が図中右方へ移
動したとき、前記検出ヘツド15Bの係止部47
Aを挾持しそれを右方へ引き込むコレツトチヤツ
ク部材50が一体に設けられている。また、摺動
軸49の前部外周には、前記主軸15Aにその軸
と直角に突設されたストツパー51に対する案内
溝52が軸方向に所定長さ形成されている。更
に、摺動軸49の後部外周には、前記第4の穴部
46E内に摺動自在に設けられたピストン53が
ナツト54により固定されている。ピストン53
には、前記第3の穴部46Dに挿入されたスプリ
ング55により図中右方への力が付与されてい
る。従つて、常時は、スプリング55により摺動
軸49が図中右方へ移動された状態となるため、
検出ヘツド15Bのテーパーシヤンク47が前記
第1の穴部46Aに密着された状態で保持されて
いる。
また、前記主軸筒41の後端には、モータ取付
部材56がボルト57により固定されているとと
もに、その内側にスペーサ58および軸受保持部
材59がボルト60により固定されている。軸受
保持部材59には、前記静圧軸受筒43の後端に
形成されたスラスト受部43Cと間隔をおいて対
向するスラスト軸受筒61が保持されている。ス
ラスト軸受筒61には、前記軸受保持部材59に
取付けられた圧縮エア供給口62から供給される
圧縮エアを前面へ向けて噴出するエア供給溝61
Aが形成されている。一方、前記主軸15Aの後
端には前記スラスト受部43Cとスラスト軸受筒
61との間に摺動自在に挾持されるフランジ46
Fが一体に形成されている。フランジ46Fに
は、前記手軸15Aの後端開口部を閉塞する蓋板
63がボルト64により固定されている。蓋板6
3には、中心に前記摺動軸49の後部が摺動自在
に嵌合する貫通孔63Aが形成されているととも
に、固定部材65に取付けられた圧縮エア供給口
66から供給される圧縮エアを前記ピストン53
と蓋板63とで仕切られたチヤンバ67へ供給す
るエア供給溝68が形成されている。貫通孔63
Aの後部には、前記モータ取付部材56に固定さ
れたモータ69の出力軸70がキー71を介して
係合されている。
従つて、以上の構造において、モータ69を駆
動すると、その回転は蓋板63を介して主軸15
Aに伝達される。これにより、その主軸15Aに
取付けられた検出ヘツド15Bが回転することに
なる。また、検出ヘツド15Bを主軸15Aから
取外す場合には、圧縮エア供給口66からチヤン
バ67へ圧縮エアを供給すると、ピストン53が
スプリング55を圧縮しながら図中左方へ移動
し、それに伴い摺動軸49も同方向へ移動する結
果、その先端のコレツトチヤツク部材50が検出
ヘツド15Bの係止部47Aから外れて逃げ溝4
6Bに位置することによつて、検出ヘツド15B
が主軸15Aから取外せる状態となる。逆に、検
出ヘツド15Bを主軸15Aに装着する場合に
は、検出ヘツド15Bのテーパーシヤンク47を
主軸15Aの第1の穴部46Aに挿入した後、チ
ヤンバ67の圧力を零にすると、スプリング55
の圧縮力によりピストン53が図中右方へ移動
し、それに伴い摺動軸49も同方向へ移動する結
果、コレツトチヤツク部材50が検出ヘツド15
Bの係止部47Aを挾持してそれを引き込むた
め、検出ヘツド15Bは主軸15Aに保持され
る。
第3図は前記検出ヘツド15B内に設けられた
計測制御回路80と前記第1図に示すコントロー
ラ32との信号の授受を行う回路を示している。
コントローラ32からの指令信号は、送信部3
2Aを介して、交流電源32Cから前記回転トラ
ンス48の1次側48Aに供給される電圧に重畳
され、その2次側48Bを介して計測制御回路8
0へ与えられる。また、同計測制御回路80から
の測定データ信号は、回転トランス48の2次側
48Bから1次側48Aへ伝達された後コンデン
サ81A,81Bで分離された受信部32Bを介
してコントローラ32へ取込まれる。
計測制御回路80は、前記回転トランス48の
2次側48Bの電源用電圧に重畳された指令信号
がコンデンサ80A,80Bによつて分離された
後与えられる測定指令部80C、前記検出素子1
5Cから与えられる検知出力(アナログ信号)を
前記測定指令部80Cからの指示に基づき増幅す
る増幅回路(増幅器)80D、この増幅回路80
Dからのアナログ信号を並列なデジタル信号に変
換するA/D変換回路(A/D変換器)80E、こ
のA/D変換回路80Eからのデジタル信号を直
列(シリアルデータ)に変換する並直列変換回路
(P/S回路)80F、この並直列変換回路80F
からの信号を回転トランス48の電源電圧より高
い周波数のアナログ信号に変調し前記回転トラン
ス48の2次側48Bに重畳させる周波数変調回
路(FM回路)80G、および前記回転トランス
48の2次側に発生した出力を整流し上述した各
回路へ供給する電池等の直流電源部80Hから構
成されている。ここで、前記測定指令部80C
は、コントローラ32から与えられる指令信号が
例えば増幅器80Dのゲインを指定するものであ
れば、その指令に基づくゲインを選択し、それに
よつて増幅器80Dを作動させる。つまり、一種
のゲイン調整手段として機能する。また、図に示
す検出素子15Cは、真円度測定用の検出素子の
場合であつて、3つの電気マイクロメータを円周
上を3等分した位置を占めるように配置した例を
示している。
なお、図には示してないが、主軸15Aの回転
駆動系つまりモータ69の回転、計測ユニツト本
体11のX,Y,Z軸方向の移動は、コントロー
ラ32からの指令により制御される。
従つて、以上説明した実施例では、コントロー
ラ32から検出ヘツド15Bに与えられる指令信
号および同検出ヘツド15Bからのコントローラ
32に対して与えられる測定データ信号は、回転
トランス48を介し非接触で授受されるようにな
つているので、主軸頭15の構造も単純であり、
メンテナンスも有利である。
単に、測定指定部80C、増幅器80Dを設け
ることにより、増幅器80Dのゲインを選択指定
できるので、加工物品の形状等をアナログ量とし
て測定目的に合つた分解能で測定することが可能
となる。
上記実施例では、検出ヘツド15Bとコントロ
ーラ32との信号の授受を、同検出ヘツド15B
内に設けられる計測制御回路80に対して電力を
供給する回転トランス48を利用して行つたもの
であるが、例えば検出ヘツド15B内に計測制御
回路80に対する電力供給用の電池を内蔵したも
のについては、回転トランス48が不要になるた
め、発光素子と受光素子とからなる非接触型信号
授受手段を用いる。
この場合、コントローラ32から検出ヘツド1
5Bに与えられる指令信号の伝達に関しては、検
出ヘツド15Bの外周面に対向する主軸筒41に
1個の発光素子を配置し、この発光素子に対向す
る検出ヘツド15Bの円周上に複数個の受光素子
を全周に配置し、コントローラ32からの指令信
号を発光素子を介して複数個の受光素子のいずれ
かに検知させるように構成する。一方、検出ヘツ
ド15Bからコントローラ32へ与えられる測定
データ信号の伝達に関しては、上記とは逆に、検
出ヘツド15B側に1個の発光素子を、主軸筒4
1の全周に複数の発光素子を配置すればよく、こ
れらの発光および受光素子は、指令信号用とは軸
方向位置を異ならせて設けられる。
このほか、発光素子と受光素子との配置態様と
しては、第4図から第6図に示すような場合でも
よい。これは、コントローラ32からの指令信号
を受信する複数個の受光素子からなる受光素子群
91A,91Bを180度の間隔で検出ヘツド15
B側に配置するとともに、その各受光素子群91
A,91Bが占める角度毎に複数の発光素子92
A〜92Fを主軸筒41側に配置する。一方、検
出ヘツド15Bからの測定データ信号を受信する
受光素子群93A,93Bを180度の間隔で主軸
筒41側に配置するとともに、その各受光素子9
3A,93Bが占める角度毎に複数の発光素子9
4A〜94Fを検出ヘツド15B側に配置する。
このようにすると、全周に受光素子を配置するの
に較べ、受光素子の数を少なくすることができる
効果がある。この場合の信号の授受は適当なタイ
ミングで行われる。
更に、第7図および第8図に示す如く、例えば
検出ヘツド15B側に1個の発光素子95を、主
軸筒41側に受光素子群96を1組配置し、その
発光素子95が受光素子群96に対向しているタ
イミングを検知する手段(例ばロータリーエンコ
ーダ等)を設ければ、上記と同様な作用をもたせ
ることが可能である。なお、ここでは、検出ヘツ
ド15Bからの測定データ信号の授受に関して説
明してあるが、コントローラ32からの指令信号
に関しては逆の配置態様として構成される。
また、前述のように発光素子と受光素子とを非
接触の信号伝達手段として用いる場合は、デジタ
ル信号として伝達されるので、第3図のFM回路
80Gは不要となる。そして、第4図乃至第8図
に説明した方式は回転トランス方式に比べ、直流
電源の検出ヘツド内への設置という点を除けば、
回路構成も単純化され、かつ光によるデジタル信
号のみの授受により行なえるので、装置としての
信頼性も向上する。
以上説明した本発明によれば、外部からの指令
によつて測定用の検出素子のゲインを切換えるこ
とが可能であるので、種々の測定の態様に対して
汎用性の高い測定系として対応することができ
る。例えば、真円度測定において検出ヘツドの回
転中心と被測定穴中心とのズレが大なるときに
は、設定されているその検出素子の測定範囲をオ
ーバーする場合がある。このような検出素子に対
応する増幅器のゲインを外部から切換えられるよ
うにしておき、最初は粗い分解能で測定範囲を広
くして偏心量を測定したあと、分解能を上げて測
定を行うことにより高精度の測定が可能となる。
また、加工表面の予測されるアラサや形状精度に
よつて検出器のゲインを自動で変えることによ
り、汎用性の高い測定系を構成することができ
る。
また、検出素子に対する増幅器のゲインを最大
に選択しておき、検出素子が加工物品の表面に接
触した瞬間の増幅器出力の変化をコントローラ側
で捉えるようにすれば、タツチセンサーとしての
機能を果たすこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象とする計測ユニツト装置
の全体の概要を示すブロツク図、第2図は本発明
の信号伝達装置の一実施例を示す主軸の断面図、
第3図はそのブロツク図、第4図は本発明の信号
伝達装置の他の実施例を示す主軸要部の断面図、
第5図は第4図の−線断面図、第6図は第4
図の−線断面図、第7図は本発明の信号伝達
装置の更に他の実施例を示す主軸要部の断面図、
第8図はそのタイムチヤートである。 15A…主軸、15B…検出ヘツド、15C…
検出素子、32…コントローラ、41…主軸筒、
48…回転トランス、48A…回転トランスの1
次側、48B…回転トランスの2次側、91A,
91B,93A,93B,96…受光素子、92
A〜92F,94A〜94F,95…発光素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主軸筒と、この主軸筒内に回転自在に収納さ
    れ先端に測定用のアナログ検出素子を含む検出ヘ
    ツドを着脱可能に支持した主軸と、この主軸に装
    着された検出ヘツドに対し測定ゲインの指令信号
    を与えるとともに同検出ヘツドからの測定データ
    信号を受取る制御部と、前記主軸筒と検出ヘツド
    との間に設けられ前記制御部と検出ヘツドとの間
    における信号の授受を行う非接触型信号授受手段
    とを備え、前記検出ヘツド内には、前記測定ゲイ
    ンの指令信号を受取り保持する測定指令部と、前
    記アナログ検出素子からのアナログ測定信号を増
    幅するとともにそのゲインが前記測定指令部から
    の指令値によつて可変とされる増幅器と、同増幅
    器出力をデジタル値に変換するA/D変換器と、
    同A/D変換器出力値を時間に関しシリアルデー
    タに変換するP/S回路とを含むようにした機械加
    工物品の計測における信号伝達装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記非接触
    型信号授受手段には、1次側が前記主軸筒の外部
    に、2次側が前記検出ヘツドにそれぞれ対向して
    取付けられ、その1次側および2次側を介して前
    記検出ヘツドに供給される電源電圧に前記制御部
    と検出ヘツドとの間における信号が重畳されるよ
    うに構成された回転トランスを備えたことを特徴
    とする機械加工物品の計測における信号伝達装
    置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記非接触
    型信号授受手段には、前記主軸筒および検出ヘツ
    ドのいずれか一方に設けられた発光素子と、前記
    主軸筒および検出ヘツドのいずれか他方に前記発
    光素子に対向して設けられた受光素子とを備え、
    更に前記検出ヘツド内には、前記測定指令部およ
    び増幅器への電源として電池を具備したことを特
    徴とする機械加工物品の計測における信号伝達装
    置。
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