JPS63237885A - ハンド駆動装置 - Google Patents

ハンド駆動装置

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JPS63237885A
JPS63237885A JP6800587A JP6800587A JPS63237885A JP S63237885 A JPS63237885 A JP S63237885A JP 6800587 A JP6800587 A JP 6800587A JP 6800587 A JP6800587 A JP 6800587A JP S63237885 A JPS63237885 A JP S63237885A
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JP
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finger
spring
closing spring
hand mechanism
fingers
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JP6800587A
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古谷 浩之
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、不定形物品などを把持するために適用される
ロボット等のハンド機構の改良に関する。
(従来の技術) 近年、産業用ロボットの普及が進み、定形物品以外の不
定形物品も取扱いできるようなロボット等のハンド機構
が実用化されている。
従来、この種口ボット等のハンド機構は、駆動手段によ
り動かされる複数の指を有した構成となっており、これ
ら指をエアーシリンダなどを用い圧縮空気の力により開
閉するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、エアーシリンダなどを用い圧縮空気の力
により指を開閉するようにした場合、把持力の調整およ
び制御が難しく軟い不定形物品を確実に把持てきないば
かりでなく、ハンド機構が大型化し、かつ重くなるとい
った問題があった。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、把持力の調整および制御が容易かつ確
実に行え軟い不定形物品を確実に把持できるとともに、
小形化、軽量化が図れるハンド機構を提供しようとする
ものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、駆動手段によ
り動かされる複数の指を有し、これら指により被把持物
を把持するハンド機構において、上記駆動手段を、指を
開く方向に常時付勢する指開放用ばねと、形状記憶合金
で構成され加熱されることにより上記指を指開放用ばね
の付勢力に抗して閉じる方向に付勢する指閉じ用ばねと
、この指閉じ用ばねを加熱する加熱手段とを具備してな
る構成としたものである。
(作用) すなわち、本発明は、指の駆動手段を1.指を開く方向
に常時付勢する指開放用ばねと、形状記憶合金で構成さ
れ加熱されることにより上記指を指開放用ばねの付勢力
に抗して閉じる方向に付勢する指閉じ用ばねと、この指
閉じ用ばねを加熱する加熱手段とを具備してなる構成と
したから、従来のようにエアーシリンダなどを用い圧縮
空気の力により指の開閉を行なうようにしたものに比べ
把持力の調整および制御が容易かつ確実に行え軟い不定
形物品を確実に把持できるとともにハンド機構の小形化
、軽量化が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1因はハンド機構1を示すものであり、このハンド機
構1はハンド本体2に2本の指3,4を互いに対向する
ように取付けた構成となっており、これら第1.第2の
指3.4により被把持物5を把持するようになっている
また、上記第1の指3は人間の親指の如く2個の関節部
6.6を有し、第2の指4は人間の中指の如く3個の関
節部6・・・有した状態となっているとともに各関節部
6・・・に対応して後述する駆動手段7・・・が配置さ
れた状態となっており、指部材3a、3bおよび4a、
4b、4cがそれぞれ関節部6・・・を中心に回動でき
るようになっている。
つぎに、第2図を参照して指部材3aを駆動するための
駆動手段7に付いて説明する。なお、他の指部材3b、
4a、4b、4cを駆動するための駆動手段7も同様な
構成のため個々の説明は省略する。
すなわち、駆動手段7は、指開放用ばね8.形状記憶合
金からなる指閉じ用ばね9.および指閉じ用ばね9を必
要に応じて加熱する加熱手段20を備えた構成となって
いる。
上記指開放用ばね8および指閉じ用ばね9は、それぞれ
引張りコイルはねで構成され、これらは同軸状すなわち
指開放用ばね8を指閉じ用ばね9の内径部に収容した状
態に配置されている。
また、これらの一端部8a、9aは指部材3bに突設さ
れたばね係止ビン10に係止された状態となっており、
一方、指開放用ばね8の他端部8aはリードワイヤ11
を介して指部材3bに突設されたばね固定ビン12に固
定され、指閉じ用ばね9の他端部9bはリードワイヤ1
3を介して指部材3bに突設されたばね固定ビン14固
定された状態となっている。
なお、同軸状態に設けられた指開放用ばね8と指閉じ用
ばね9との間には、ガイド筒15が介在されていて互い
に伸縮動作を干渉しないようになつている。
また、リードワイヤ11.13の中途部は関節部6に形
成されたワイヤガイド部6aにより案内された状態とな
っていてリードワイヤ11.13相互が干渉しないよう
になっている。
また、形状記憶合金からなる上記指閉じ用ばね9は、記
憶形状が収縮状態に設定されており、常温で伸長した状
態となっているものが加熱されると元の記憶形状に戻る
べく収縮するようになっている。
また、指閉じ用ばね9の両端側を固定するための前記ビ
ン10.14には、図示しない給電線が接続されていて
指閉じ用ばね9は電気的に導通した状態にあり、必要に
応じて指閉じ用ばね9に直接電流が流されて加熱される
ようになっている。
また、このような加熱手段2oにより加熱される上記指
閉じ用ばね9の付勢力は、加熱状態、すなわち伸長した
状態においては指開放用ばね8の付勢力よりも小さく、
また、加熱状態、すなわち収縮した状態においては指開
放用ばね8の付勢力よりも大きくなるように設定されて
いる。
そして、指閉じ用ばね9が非加熱状態(伸長した状態)
にあっては指開放用ばね8の付勢力(収縮力)の方が指
閉じ用ばね9の付勢力(収縮力)よりも強いため破線矢
印a方向と逆の方向にり一ドワイヤ11が引かれた状態
となり指部材3aは第2図の二点鎖線で示すように外方
に位置した状態となる。また、指閉じ用ばね9が通電状
態となって加熱されると元の記憶形状に戻るべく収縮し
、リードワイヤ13を指開放用ばね8の付勢力(収縮力
)に抗して実線矢印す方向にリードワイヤ13が引かれ
た状態となり指部材3aは関節部6を支点として矢印C
方向に回動し実線位置に変位した状態となる。
また、他の指部材3b、4a、4b、4cも同様な動き
をする。
しかして、このような構成のハンド機構1にあっては、
被把持物5を把持する場合など指3.4を閉じる場合に
は、形状記憶合金からなる指閉じ用ばね9・・・に電流
を流して加熱して収縮させればよく、また、指3,4を
開く時には指閉じ用ばね9・・・への電流を切ればよい
指閉じ用ばね9・・・への電流を切れると指閉じ用ばね
9・・・の温度が下がり開放用ばね8の力が大きくなっ
た時に指3,4が開く。
また、指3.4の関節部6・・・を介して連結された状
態にある各指部材3a、3b、4a、4b。
4Cの表面には、それぞれ圧力センサ16が設けられて
おり、被把持物5と指3.4とが接触した時の圧力の大
小に応じて指閉じ用ばね9・・・への通電時間が制御さ
れ、軟く不定形の被把持物5をも確実に把持できるよう
になっている。
このように、本発明のハンド機構1においては、指3(
4)の駆動手段7を、指3(4)を開く方向に常時付勢
する指開放用ばね8と、形状記憶合金で構成され加熱さ
れることにより上記指を指開放用ばね8の付勢力に抗し
て閉じる方向に付勢する指閉じ用ばね9と、この指閉じ
用ばねを加熱する加熱手段20とを置端してなる構成と
したから、従来のようにエアーシリンダなどを用い圧縮
空気の力により指の開閉を行なうようにしたものに比べ
把持力の調整および制御が容易かつ確実に行え軟い不定
形物品を確実に把持できるとともにハンド機構の小形化
、軽量化が可能となる。
また、名指3,4が2個あるいはそれ以上の関節部6を
有するため不定形のものでも把持状態が゛安定する。ま
た、名指3.4の関節部6・・・毎に指開放用ばね8お
よび形状記憶合金からなる指閉じ用ばね9が1式ずつ納
められているため動きがより自然となる。さらに、指開
放用ばね8および指閉じ用ばね9がコイルばねからなり
同軸状に配置されているため大きな収容スペースを必要
としない。また、指閉じ用はね9を加熱する加熱手段2
0が、指閉じ用ばね9に直接電流を流して加熱するもの
であるため別にヒータなどを設ける必要がなく、より低
コスト化、コンパクト化が可能となる。指閉じ用ばね9
を加熱する加熱手段20が、指3,4の表面に設けられ
た圧力センサ16・・・の検知圧力の大小に応じて加熱
時間を制御するようにしたからより微妙な握持力の調整
が可能となり軟い被把持物5でも確実に把持できる。
なお、2本の指を有するハンド機構について説明したが
、指の数や関節部の数もこれに限定されるものではない
ことは勿論である。また、本発明のハンド機構は物を把
持する以外に他のアクチュエータの駆動源としても応用
できる。
その他、本発明は上記一実施例に限らず、要旨を変えな
い範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、指の駆動手段を、
指を開く方向に常時付勢する指開放用ばねと、形状記憶
合金で構成され加熱されることにより上記指を指開放用
ばねの付勢力に抗して閉じる方向に付勢する指閉じ用ば
ねと、この指閉じ用ばねを加熱する加熱手段とを具備し
てなる構成としたから、従来のようにエアーシリンダな
どを用い圧縮空気の力により指の開閉を行なうようにし
たものに比べ把持力の調整およびl1IJIllが容易
かつ確実に行え軟い不定形物品を確実に把持できるとと
もにハンド機構の小形化、軽量化が可能となるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はハンド
機構の構成説明図、第2図は要部の構成を概略的に示す
説明図である。 1・・・ハンド機構、3.4・・・指、5・・・被把持
物、6・・・関節部、7・・・駆動手段、8・・・指開
放用ばね、9・・・形状記憶合金からなる指閉じ用ばね
、16・・・圧力センサ、20・・・加熱手段。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 λ 第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動手段により動かされる複数の指 を有し、これら指により被把持物を把持するハンド機構
    であって、上記駆動手段を、指を開く方向に常時付勢す
    る指開放用ばねと、形状記憶合金で構成され加熱される
    ことにより上記指を指開放用ばねの付勢力に抗して閉じ
    る方向に付勢する指閉じ用ばねと、この指閉じ用ばねを
    加熱する加熱手段とを具備してなる構成としたことを特
    徴とするハンド機構。
  2. (2)各指が2個あるいはそれ以上の関節 部を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のハンド機構。
  3. (3)各指の関節部毎に指開放用ばねおよ び形状記憶合金からなる指閉じ用ばねが1式ずつ納めら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    ハンド機構。
  4. (4)指開放用ばねおよび指閉じ用ばねが コイルばねからなり同軸状に配置されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第3項記載のハンド
    機構。
  5. (5)指閉じ用ばねを加熱する加熱手段が、指閉じ用ば
    ねに直接電流を流して加熱するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のハンド機構。
  6. (6)指閉じ用ばねを加熱する加熱手段が、指の表面に
    設けられた圧力センサの検知圧力の大小に応じて加熱時
    間が制御されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第5項記載のハンド機構。
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JPS59102586A (ja) * 1982-11-30 1984-06-13 住友電気工業株式会社 多関節ロボツト
JPS60228095A (ja) * 1984-04-20 1985-11-13 株式会社日立製作所 駆動装置

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