JPS63237875A - ハンマ−ドリル - Google Patents
ハンマ−ドリルInfo
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- JPS63237875A JPS63237875A JP6868487A JP6868487A JPS63237875A JP S63237875 A JPS63237875 A JP S63237875A JP 6868487 A JP6868487 A JP 6868487A JP 6868487 A JP6868487 A JP 6868487A JP S63237875 A JPS63237875 A JP S63237875A
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- rotation
- hammer drill
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明はドリルビットに回転だけでなく、軸方向の打撃
振動を与えるハンマードリルに関する。
振動を与えるハンマードリルに関する。
(背景技術)
コンクリートを穿孔する工具として、ハンマードリルと
称されるものがある。これは軸方向に往復駆動されるピ
ストンと、同じく軸方向に摺動自在な打撃体を有し、ピ
ストンの動きを、ピストンと打撃体の間に介在させた空
気ばねを介して打撃体に伝え、さらに打撃体がドリルビ
ットに打撃振動を与えるようにしたものである。
称されるものがある。これは軸方向に往復駆動されるピ
ストンと、同じく軸方向に摺動自在な打撃体を有し、ピ
ストンの動きを、ピストンと打撃体の間に介在させた空
気ばねを介して打撃体に伝え、さらに打撃体がドリルビ
ットに打撃振動を与えるようにしたものである。
ところで、このハンマードリルを使用した場合、被穿孔
面にドリルビットを押しつけてスイッチを入れ駆動する
とドリルビットは回転と同時に打撃振動を発生するので
、この打撃振動のためにドリルビットの押し付は位置が
移動してしまい、所定の場所に穿孔できないという不都
合があった。この位置ずれは、タイルやコンクリートに
配合されている石材等の硬い材料のところに穴あけする
ときに顕著である。このようにして開けられたコンクリ
ート壁面の穴に、ターラや配電盤等の電気設備を取り付
けようとすると、電気設備が傾いたり、゛ 位置がず
れてしまう等の問題があった。
面にドリルビットを押しつけてスイッチを入れ駆動する
とドリルビットは回転と同時に打撃振動を発生するので
、この打撃振動のためにドリルビットの押し付は位置が
移動してしまい、所定の場所に穿孔できないという不都
合があった。この位置ずれは、タイルやコンクリートに
配合されている石材等の硬い材料のところに穴あけする
ときに顕著である。このようにして開けられたコンクリ
ート壁面の穴に、ターラや配電盤等の電気設備を取り付
けようとすると、電気設備が傾いたり、゛ 位置がず
れてしまう等の問題があった。
(発明の目的)
本発明は上記の点に鑑み提案されたものでありその目的
とするところは、所定の位置に正確に穴あけができるハ
ンマードリルを提供することにある。
とするところは、所定の位置に正確に穴あけができるハ
ンマードリルを提供することにある。
(発明の開示)
上記の目的を達成するために本発明は、スピンドルに保
持されたドリルビットに回転を与える回転伝達手段と、
モータの回転を運動変換部材マ往復運動に変換し前記ド
リルビットに打撃振動を与える打撃伝達手段と、前記伝
達手段を駆動するモータを備えたハンマードリルにおい
て、前記打撃伝達手段を前記回転伝達手段の起動から一
定時間後に起動させる遅延手段を設けたことを要旨とす
るものである。
持されたドリルビットに回転を与える回転伝達手段と、
モータの回転を運動変換部材マ往復運動に変換し前記ド
リルビットに打撃振動を与える打撃伝達手段と、前記伝
達手段を駆動するモータを備えたハンマードリルにおい
て、前記打撃伝達手段を前記回転伝達手段の起動から一
定時間後に起動させる遅延手段を設けたことを要旨とす
るものである。
以下、本発明のハンマードリルの実施例について、図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図は第1の実施例のハンマードリルの断面図、第2
図はそのモータを制御する回路図である。
図はそのモータを制御する回路図である。
先ず、第1の実施例の全体構造について説明すると、本
体は第1図に示すように、前端にドリルビット2が装着
されるチャック部3を有するものであって、後端にはハ
ンドル部4が設けられており、蓄電池バック5は本体中
央部に着脱自在に装着されている0図中、6はスイッチ
、7は回転方向切り換えハンドルであり、また8はモー
タ取付台、9はエアーハンマー基台、10はモータケー
スを兼ねたハウジングである。モータ1112はモータ
取付台8の下部にその軸方向が互いに平行で、ドリルビ
ット2とは直交する方向に収納されており、その出力軸
13にはベベルギア15が、出力軸14には、ピニオン
16がそれぞれ固着されている。ピニオン16は回転を
往復運動に変換するクランク17の一端に固着された減
速ギア1日と噛み合っている。クランク17はベアリン
グ19によって回転自在に保持され、モータ取付台8、
エアーハンマー基台9に取付けられている。
体は第1図に示すように、前端にドリルビット2が装着
されるチャック部3を有するものであって、後端にはハ
ンドル部4が設けられており、蓄電池バック5は本体中
央部に着脱自在に装着されている0図中、6はスイッチ
、7は回転方向切り換えハンドルであり、また8はモー
タ取付台、9はエアーハンマー基台、10はモータケー
スを兼ねたハウジングである。モータ1112はモータ
取付台8の下部にその軸方向が互いに平行で、ドリルビ
ット2とは直交する方向に収納されており、その出力軸
13にはベベルギア15が、出力軸14には、ピニオン
16がそれぞれ固着されている。ピニオン16は回転を
往復運動に変換するクランク17の一端に固着された減
速ギア1日と噛み合っている。クランク17はベアリン
グ19によって回転自在に保持され、モータ取付台8、
エアーハンマー基台9に取付けられている。
クランク17にはコンロッド20が配置され、ピストン
21を往復運動させる。一方、ハウジング10の前端部
内には軸受22.23によつて回転自在に支持されたス
ピンドル24が配置されている。このスピンドル24は
後端部の外周面にベベルギア15と噛み合うベベルギア
25を固着し、内部にはストライカ26を軸方向に摺動
自在に内装し、先端部はドリルビット2を所定範囲内の
摺動が自在となるように保持するチ苓ツク部3を構成し
ている。なお、ストライカ26はスピンドル24の内部
に固定された係止体27によって、その軸方向の摺動範
囲が規制されている。
21を往復運動させる。一方、ハウジング10の前端部
内には軸受22.23によつて回転自在に支持されたス
ピンドル24が配置されている。このスピンドル24は
後端部の外周面にベベルギア15と噛み合うベベルギア
25を固着し、内部にはストライカ26を軸方向に摺動
自在に内装し、先端部はドリルビット2を所定範囲内の
摺動が自在となるように保持するチ苓ツク部3を構成し
ている。なお、ストライカ26はスピンドル24の内部
に固定された係止体27によって、その軸方向の摺動範
囲が規制されている。
一方、ストライカ26の後方にはピストン21および、
打撃体28が設置されている。ピストン21はエアハン
マー基台9によって、スピンドル24の軸方向と平行な
方向に摺動自在に保持されているもので、クランク17
に連結されて後端が閉じた有底円筒状のピストン21は
、その内部に打撃体28を摺動自在に収納している。
打撃体28が設置されている。ピストン21はエアハン
マー基台9によって、スピンドル24の軸方向と平行な
方向に摺動自在に保持されているもので、クランク17
に連結されて後端が閉じた有底円筒状のピストン21は
、その内部に打撃体28を摺動自在に収納している。
また、蓄電池パック5から供給された電力は、スイッチ
モジュール29を介してモータ11.12に分配される
。
モジュール29を介してモータ11.12に分配される
。
なお図中、30はピストン21と打撃体28との間隙に
形成される空気室であり、31はクランク17に軸支さ
れたコンロッド20とピストン21を回動自在に連結し
たピストンピンであり、32はモータ12に直列に接続
されたリレーである。
形成される空気室であり、31はクランク17に軸支さ
れたコンロッド20とピストン21を回動自在に連結し
たピストンピンであり、32はモータ12に直列に接続
されたリレーである。
このように構成されたことによりモータ12の回転は、
ピニオン16、減速ギア18を介して、クランク17を
回転させ、このクランク17の回転が直線運動に変換さ
れピストン21を往復運動させる。このピストン21の
往復運動が、ピストン21と打撃体28との間隙に形成
される空気室30に密閉された空気を空気ばねとして介
在させて打撃体28を往復駆動する0次に、打撃体28
の往復運動がストライカ26を介してトリルビ・ント2
に打撃振動を与える。
ピニオン16、減速ギア18を介して、クランク17を
回転させ、このクランク17の回転が直線運動に変換さ
れピストン21を往復運動させる。このピストン21の
往復運動が、ピストン21と打撃体28との間隙に形成
される空気室30に密閉された空気を空気ばねとして介
在させて打撃体28を往復駆動する0次に、打撃体28
の往復運動がストライカ26を介してトリルビ・ント2
に打撃振動を与える。
同様にモータ11の回転は、ベベルギア15.25を介
しスピンドル24に伝えられ、チャック部3を経てドリ
ルビット2を回転する。
しスピンドル24に伝えられ、チャック部3を経てドリ
ルビット2を回転する。
次にスイッチモジエール29の構成を第2図により説明
する。すなわち、スイッチ6をオンするとモータ11は
回転を開始する。
する。すなわち、スイッチ6をオンするとモータ11は
回転を開始する。
一方、モータ12には直列にリレー32が接続されてい
て、コンデンサ33の電圧が次第に高くなり、可変抵抗
34で調整された基準電圧より高くなると、比較器35
が作動しリレー32を作動させモータ12は回転を開始
する。つまりスイッチ6をオンにしてもコンデンサ33
の電圧が基準電圧より高くなるまでの一定時間、モータ
12は停止したままである。この停止時間は使用者が可
変抵抗34により基準電圧を変えることにより任意に調
整することができる。なお、図中、36は蓄電池バック
5に内蔵された電源、37.38は停止時間を設定する
抵抗である。
て、コンデンサ33の電圧が次第に高くなり、可変抵抗
34で調整された基準電圧より高くなると、比較器35
が作動しリレー32を作動させモータ12は回転を開始
する。つまりスイッチ6をオンにしてもコンデンサ33
の電圧が基準電圧より高くなるまでの一定時間、モータ
12は停止したままである。この停止時間は使用者が可
変抵抗34により基準電圧を変えることにより任意に調
整することができる。なお、図中、36は蓄電池バック
5に内蔵された電源、37.38は停止時間を設定する
抵抗である。
このように構成された第1の実施例によると、スイッチ
6をオンにするとドリルビット2が回転し、穿孔面の表
面を削り穿孔位置が正確に定まった後に、打撃振動が開
始するので、打撃振動で穿孔位置がずれることがなく、
所低の位置に正確に穿孔することができる。また遅延時
間を作業者が任意に、たとえば、硬い材料のときは遅延
時間を長くするというように調整することができ、穿孔
材料の硬度がかわっても正確に所定の位置に穿孔するこ
とができる。
6をオンにするとドリルビット2が回転し、穿孔面の表
面を削り穿孔位置が正確に定まった後に、打撃振動が開
始するので、打撃振動で穿孔位置がずれることがなく、
所低の位置に正確に穿孔することができる。また遅延時
間を作業者が任意に、たとえば、硬い材料のときは遅延
時間を長くするというように調整することができ、穿孔
材料の硬度がかわっても正確に所定の位置に穿孔するこ
とができる。
次に第2の実施例を第3図の回路により説明する。
これは、2つのモータを使用する点では上記の第1の実
施例と同様であるが、遅延手段として2段階スイッチを
使用したものである。すなわち、2段階スイッチはスイ
ッチ6の後端に導電板41を設け、スイッチモジュール
29の基板上に設けられた接点39.40に順次接触す
ることにより、接点39から接点40に達するまで時間
を遅延時間とした。これにより接点39に接続したモー
タ11と、接点40に接続したモータ12は遅延時間を
経て順次駆動される。この遅延時間は使用者がスイッチ
6を引く速さによって自在に変えることができる。なお
、他の構造は第1の実施例と同一なので説明を省略する
。
施例と同様であるが、遅延手段として2段階スイッチを
使用したものである。すなわち、2段階スイッチはスイ
ッチ6の後端に導電板41を設け、スイッチモジュール
29の基板上に設けられた接点39.40に順次接触す
ることにより、接点39から接点40に達するまで時間
を遅延時間とした。これにより接点39に接続したモー
タ11と、接点40に接続したモータ12は遅延時間を
経て順次駆動される。この遅延時間は使用者がスイッチ
6を引く速さによって自在に変えることができる。なお
、他の構造は第1の実施例と同一なので説明を省略する
。
このように第2の実施例は簡単な回路構成により遅延手
段を実現したものであり、遅延時間も使用者の指先の加
減で自在に変更可能である。
段を実現したものであり、遅延時間も使用者の指先の加
減で自在に変更可能である。
次に第3の実施例について説明する。
この実施例は、スピンドルに保持されたドリルビットに
回転を与える回転伝達手段と、モータの回転を運動変換
部材で往復運動に変換し前記ドリルビットに打撃振動を
与える打撃伝達手段と、前記2つの伝達手段を駆動する
1つのモータを備えたハンマードリルにおいて、前記モ
ータと前記打撃伝達手段との間にソレノイドの励磁によ
り断続するクラッチ手段を介在させ、前記モータの起動
から一定時間後に前記ソレノイドを励磁して前記クラッ
チ手段を接続し前記打撃伝達手段を駆動することを特徴
としたものである。
回転を与える回転伝達手段と、モータの回転を運動変換
部材で往復運動に変換し前記ドリルビットに打撃振動を
与える打撃伝達手段と、前記2つの伝達手段を駆動する
1つのモータを備えたハンマードリルにおいて、前記モ
ータと前記打撃伝達手段との間にソレノイドの励磁によ
り断続するクラッチ手段を介在させ、前記モータの起動
から一定時間後に前記ソレノイドを励磁して前記クラッ
チ手段を接続し前記打撃伝達手段を駆動することを特徴
としたものである。
以下、第3の実施例を第4.5.6.7図に基づいて説
明する。第4図は実施例のハンマードリルの内部構造を
示す断面図、第5図は打撃伝達手段の一部を示す部分断
面図、第6図は打撃伝達手段の一部の分解斜視図、第7
図はモータとソレノイドの制御回路図である。
明する。第4図は実施例のハンマードリルの内部構造を
示す断面図、第5図は打撃伝達手段の一部を示す部分断
面図、第6図は打撃伝達手段の一部の分解斜視図、第7
図はモータとソレノイドの制御回路図である。
まず全体構造について説明すると、本体ハウジング51
は第4図に示すように、その前端にドリルとット52が
装着されるチャック部53を有するものであって、54
はモータ取付台、55はギアケースを兼ねたハウジング
である。
は第4図に示すように、その前端にドリルとット52が
装着されるチャック部53を有するものであって、54
はモータ取付台、55はギアケースを兼ねたハウジング
である。
モータ56は第4図に示すように本体ハウジング51の
後方のハンドル部57内にその軸方向を前後方向とした
状態で収納されており、その出力軸58にはビニオン5
9が固着されている。このピニオン59は、ハウジング
55とモータ取付台54′とによって両端が軸受61.
61を介して回転自在に支持され、軸方向がモータ56
の軸方向と平行に配置されている中間軸62の一端に圧
入固定された減速ギア63と噛み合っている。また中間
軸62はその他端にピニオン64が形成されていて、一
端側に運動変換部材65が遊転自在に取り付けられてい
るものであり、さらに中央部には中間軸62に対してス
プライン結合されたクラッチ板66が取り付けられてい
る。中間軸62の軸方向にスライド自在となっているク
ラッチ板66は、運動変換部材65に形成されている噛
み合い溝70と噛み合う噛み合い爪67を一端側に備え
、外周蘭には全周にわたる凹溝68を備えている。
後方のハンドル部57内にその軸方向を前後方向とした
状態で収納されており、その出力軸58にはビニオン5
9が固着されている。このピニオン59は、ハウジング
55とモータ取付台54′とによって両端が軸受61.
61を介して回転自在に支持され、軸方向がモータ56
の軸方向と平行に配置されている中間軸62の一端に圧
入固定された減速ギア63と噛み合っている。また中間
軸62はその他端にピニオン64が形成されていて、一
端側に運動変換部材65が遊転自在に取り付けられてい
るものであり、さらに中央部には中間軸62に対してス
プライン結合されたクラッチ板66が取り付けられてい
る。中間軸62の軸方向にスライド自在となっているク
ラッチ板66は、運動変換部材65に形成されている噛
み合い溝70と噛み合う噛み合い爪67を一端側に備え
、外周蘭には全周にわたる凹溝68を備えている。
一方、本体ハウジング51の前端部には、軸受69によ
って回動自在に支持されたスピンドル71が設置されて
いる。このスピンドル71はその後端部の外周面に前記
ビニオン64と噛み合う減速ギア72を固着し、内部に
はストライカ73を軸方向に摺動自在に装着したもので
、先端部はチャックハンドル74及びキー75とにより
ドリルビット52を所定範囲内の摺動が自在となるよう
に保持するチャック部53を構成している。
って回動自在に支持されたスピンドル71が設置されて
いる。このスピンドル71はその後端部の外周面に前記
ビニオン64と噛み合う減速ギア72を固着し、内部に
はストライカ73を軸方向に摺動自在に装着したもので
、先端部はチャックハンドル74及びキー75とにより
ドリルビット52を所定範囲内の摺動が自在となるよう
に保持するチャック部53を構成している。
ここにおいて、ストライカ73はスピンドル71の内部
に固定された係止体76によって、その軸方向の摺動範
囲が規制されている。
に固定された係止体76によって、その軸方向の摺動範
囲が規制されている。
一方、ストライカ73の後方にはピストン77および打
撃体7日が設置されている。ピストン77はモータ56
が取り付けられているモータ取付台54によって、中間
軸62やスピンドル71の軸方向と平行な方向に摺動自
在に保持されているもので、運動変換部材65とピスト
ンピン84により連結されている後端が閉じた存底円筒
状のピストン77は、その内部に打撃体78を摺動自在
に収納している。
撃体7日が設置されている。ピストン77はモータ56
が取り付けられているモータ取付台54によって、中間
軸62やスピンドル71の軸方向と平行な方向に摺動自
在に保持されているもので、運動変換部材65とピスト
ンピン84により連結されている後端が閉じた存底円筒
状のピストン77は、その内部に打撃体78を摺動自在
に収納している。
また、運動変換部材65は回転運動を往復運動に変換す
るもので、第5.6図にも示すように、中間軸62が挿
通された球状体79と、この球状体79の外周面に多数
個のボール81を介して遊転自在に取り付けられたリン
グ82と、リング82に突設された軸83と、軸83に
対して摺動自在でかつ一端がピストン77にピストンピ
ン84によって連結されたスライダ85とからなるもの
で、リング82の回転中心軸が中間軸62の軸方向に対
して傾斜したものとなっており、中間軸62と共に球状
体79が回転する時、リング82から突設された軸83
が揺動を行ない、この結果、ピストン77を往復駆動す
るようになっている。
るもので、第5.6図にも示すように、中間軸62が挿
通された球状体79と、この球状体79の外周面に多数
個のボール81を介して遊転自在に取り付けられたリン
グ82と、リング82に突設された軸83と、軸83に
対して摺動自在でかつ一端がピストン77にピストンピ
ン84によって連結されたスライダ85とからなるもの
で、リング82の回転中心軸が中間軸62の軸方向に対
して傾斜したものとなっており、中間軸62と共に球状
体79が回転する時、リング82から突設された軸83
が揺動を行ない、この結果、ピストン77を往復駆動す
るようになっている。
さらにクラッチ板66の近くにソレノイド86が配置さ
れていて、その中心部にソレノイド86の励磁により往
復動する可動片87が装着され、この可動片87の端部
はクラッチ板66に形成された凹溝68に係合している
。なお、95はソレノイド86がオフのとき可動片87
を復帰させる復帰ばねである。
れていて、その中心部にソレノイド86の励磁により往
復動する可動片87が装着され、この可動片87の端部
はクラッチ板66に形成された凹溝68に係合している
。なお、95はソレノイド86がオフのとき可動片87
を復帰させる復帰ばねである。
また、ハンドル部57には、図示しないスイッチ、回転
方向切り換えハンドルと電子回路とで構成されたスイッ
チモジュール88が配置されいる。
方向切り換えハンドルと電子回路とで構成されたスイッ
チモジュール88が配置されいる。
次にスイッチモジュール88について、第7図により説
明する。起動の際、スイッチ6をオンするとモータ56
は回転を開始する。
明する。起動の際、スイッチ6をオンするとモータ56
は回転を開始する。
一方、この時はまだソレノイド86に電流が流れていな
いが、コンデンサ89の電圧が次第に高くなり、抵抗9
1.92で設定された基準電圧より高くなると、比較器
93が作動しソレノイド86を作動させる。つまりスイ
ッチ6をオンにしてもコンデンサ89の電圧が基準電圧
より高くなるまでの一定時間、ソレノイド86は引込ん
だままである。この停止時間は前もって抵抗91.92
.94の抵抗値を選ぶことにより所望の長さに設定して
おくことができる。なお、図中、36は電源である。
いが、コンデンサ89の電圧が次第に高くなり、抵抗9
1.92で設定された基準電圧より高くなると、比較器
93が作動しソレノイド86を作動させる。つまりスイ
ッチ6をオンにしてもコンデンサ89の電圧が基準電圧
より高くなるまでの一定時間、ソレノイド86は引込ん
だままである。この停止時間は前もって抵抗91.92
.94の抵抗値を選ぶことにより所望の長さに設定して
おくことができる。なお、図中、36は電源である。
このようにして、本実施例は最初にドリルビット52に
回転だけが伝えられ、一定時間後にソレノイド86が作
動し、クラッチ板66の凹溝68に係合している可動片
87を押し出しクラッチ板66の噛み合い爪67が球状
体79に形成された噛み合い溝70に係合し、運動変換
部材65にモータ56の回転を伝える。さらに、運動変
換部材65によりピストン77の往復運動がなされ、こ
のピストン77の往復運動が、ピストンフッと打撃体7
8との間隙に形成される空気室80に密閉された空気を
空気ばねとして介在させて打撃体78を往復駆動する。
回転だけが伝えられ、一定時間後にソレノイド86が作
動し、クラッチ板66の凹溝68に係合している可動片
87を押し出しクラッチ板66の噛み合い爪67が球状
体79に形成された噛み合い溝70に係合し、運動変換
部材65にモータ56の回転を伝える。さらに、運動変
換部材65によりピストン77の往復運動がなされ、こ
のピストン77の往復運動が、ピストンフッと打撃体7
8との間隙に形成される空気室80に密閉された空気を
空気ばねとして介在させて打撃体78を往復駆動する。
同時に打撃体78の往復運動がストライカ73を介して
ドリルビット52に打撃振動を与える。この時当然、ド
リルビット52には引続いて回転運動が伝えられている
。
ドリルビット52に打撃振動を与える。この時当然、ド
リルビット52には引続いて回転運動が伝えられている
。
なお、穿孔作業が終了して、スイッチ6を切るとモータ
56が止まり同時にソレノイド86に電流が流れなくな
りソレノイド86に設けた復帰ばね95によってクラッ
チ板66はドリルビット52側に移動し運動変換部材6
5との接続が解除される。
56が止まり同時にソレノイド86に電流が流れなくな
りソレノイド86に設けた復帰ばね95によってクラッ
チ板66はドリルビット52側に移動し運動変換部材6
5との接続が解除される。
このように第3の実施例は、1つのモータにより、回転
と打撃振動をドリルビットに与える構造のハンマードリ
ルに遅延手段を設けて、ドリルビットに回転を与えてか
ら、一定時間の後に打撃振動を与えることにしたもので
ある。
と打撃振動をドリルビットに与える構造のハンマードリ
ルに遅延手段を設けて、ドリルビットに回転を与えてか
ら、一定時間の後に打撃振動を与えることにしたもので
ある。
次に、第8図は本発明におけるハンマードリルのドリル
ビットの回転数と打撃数の経時変化を示したものであり
、゛回転を開始してから、一定の遅延時間をもって打撃
振動が開始することをあられしている。
ビットの回転数と打撃数の経時変化を示したものであり
、゛回転を開始してから、一定の遅延時間をもって打撃
振動が開始することをあられしている。
(発明の効果)
以上のように本発明は、スイッチをオンすると、まずド
リルビットが回転するのみで打撃振動が発生しないから
、この間に穿孔位置が正確に決めることができ、その後
に、打撃振動が開始して穿孔することにしたものであり
、硬さの異なった部分を有するコンクリート面であって
も、所定の位置に正確に穿孔できるという効果がある。
リルビットが回転するのみで打撃振動が発生しないから
、この間に穿孔位置が正確に決めることができ、その後
に、打撃振動が開始して穿孔することにしたものであり
、硬さの異なった部分を有するコンクリート面であって
も、所定の位置に正確に穿孔できるという効果がある。
第1図は第1の実施例のハンマードリルの断面図、第2
図はそのモータを制御する回路図、第3図は第2の実施
例の回路図、第4図は第3の実施例のハンマードリルの
断面図、第5図はその打撃伝達手段の一部を示す部分断
面図、第6図は打撃伝達手段の一部の分解斜視図、第7
図はモータとソレノイドを制御する回路図、第8図は本
発明におけるドリルビットの回転数と打撃数の変化を示
した図である。 2はドリルビット、3はチャック部、4はハンドル部、
5は蓄電池パック、6はスイッチ、7は回転方向切り換
えハンドル、8はモータ取付台、9はエアーハンマー基
台、10はハウジング、11,12はモータ、13.1
4は出力軸、15はベベルギア、16はビニオン、17
はクランク、18は減速ギア、19はベアリング、20
はコンロッド、21はピストン、22.23は軸受、2
4はスピンドル、25はベベルギア、26はストライカ
、27は係止体、28は打撃体、29はスイッチモジュ
ール、30は空気ばねとなる空気室、31はピストンピ
ン、32はリレー、33はコンデンサ、34は可変抵抗
、351よ比較器、36は電源、37.38は抵抗、3
9.40は接点、41は導電板、 51は本体ハウジン
グ、52はドリルビット、53はチャック部、54はモ
ータ取付台、55はハウジング、56はモータ、57は
ハンドル部、58は出力軸、59はビニオン、61は軸
受、62は中間軸、63は減速ギア、64はビニオン、
65は運動変換部材、66はクラッチ板、67は噛み合
い爪、6Bは凹溝、69は軸受、70は噛み合い溝、7
1はスピンドル、 72は減速ギア、73はストライカ
、74はチャックハンドル、75はキー、76は係止体
、77はピストン、78は打撃体、79は球状体、80
は空気室、81はボール、82はリング、83は軸、8
4はピストンピン、85はスライダ、86はソレノイド
、87は可動片、88はスイッチモジュール、89はコ
ンデンサ、 91.92は抵抗、93は比較器、94
は抵抗、95は復帰ばね。 第2図 L−−−−J 第3図 第5図 第6図
図はそのモータを制御する回路図、第3図は第2の実施
例の回路図、第4図は第3の実施例のハンマードリルの
断面図、第5図はその打撃伝達手段の一部を示す部分断
面図、第6図は打撃伝達手段の一部の分解斜視図、第7
図はモータとソレノイドを制御する回路図、第8図は本
発明におけるドリルビットの回転数と打撃数の変化を示
した図である。 2はドリルビット、3はチャック部、4はハンドル部、
5は蓄電池パック、6はスイッチ、7は回転方向切り換
えハンドル、8はモータ取付台、9はエアーハンマー基
台、10はハウジング、11,12はモータ、13.1
4は出力軸、15はベベルギア、16はビニオン、17
はクランク、18は減速ギア、19はベアリング、20
はコンロッド、21はピストン、22.23は軸受、2
4はスピンドル、25はベベルギア、26はストライカ
、27は係止体、28は打撃体、29はスイッチモジュ
ール、30は空気ばねとなる空気室、31はピストンピ
ン、32はリレー、33はコンデンサ、34は可変抵抗
、351よ比較器、36は電源、37.38は抵抗、3
9.40は接点、41は導電板、 51は本体ハウジン
グ、52はドリルビット、53はチャック部、54はモ
ータ取付台、55はハウジング、56はモータ、57は
ハンドル部、58は出力軸、59はビニオン、61は軸
受、62は中間軸、63は減速ギア、64はビニオン、
65は運動変換部材、66はクラッチ板、67は噛み合
い爪、6Bは凹溝、69は軸受、70は噛み合い溝、7
1はスピンドル、 72は減速ギア、73はストライカ
、74はチャックハンドル、75はキー、76は係止体
、77はピストン、78は打撃体、79は球状体、80
は空気室、81はボール、82はリング、83は軸、8
4はピストンピン、85はスライダ、86はソレノイド
、87は可動片、88はスイッチモジュール、89はコ
ンデンサ、 91.92は抵抗、93は比較器、94
は抵抗、95は復帰ばね。 第2図 L−−−−J 第3図 第5図 第6図
Claims (5)
- (1)スピンドルに保持されたドリルビットに回転を与
える回転伝達手段と、モータの回転を運動変換部材で往
復運動に変換し前記ドリルビットに打撃振動を与える打
撃伝達手段と、前記伝達手段を駆動するモータを備えた
ハンマードリルにおいて、前記打撃伝達手段を前記回転
伝達手段の起動から一定時間後に起動させる遅延手段を
設けたことを特徴とするハンマードリル。 - (2)回転伝達手段と打撃伝達手段とをそれぞれ別のモ
ータで駆動し、前記打撃伝達手段を駆動するモータを、
タイマーにより、前記回転伝達手段を駆動するモータの
起動から一定時間後に起動させることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のハンマードリル。 - (3)回転伝達手段と打撃伝達手段を同一のモータで駆
動し、前記モータと前記打撃伝達手段との間にソレノイ
ドの励磁により断続するクラッチ手段を介在させ、前記
モータの起動から一定時間後に前記ソレノイドを励磁し
て前記クラッチ手段を接続し前記打撃伝達手段を駆動す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のハンマ
ードリル。 - (4)遅延手段の遅延時間を任意に調整自在としたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のハンマードリ
ル。 - (5)回転伝達手段と打撃伝達手段とをそれぞれ別のモ
ータで駆動し、前記打撃伝達手段を駆動するモータを、
2段階スイッチにより、前記回転伝達手段を駆動するモ
ータの起動から一定時間後に起動させることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のハンマードリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6868487A JPS63237875A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | ハンマ−ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6868487A JPS63237875A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | ハンマ−ドリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63237875A true JPS63237875A (ja) | 1988-10-04 |
Family
ID=13380808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6868487A Pending JPS63237875A (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | ハンマ−ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63237875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009517227A (ja) * | 2005-11-25 | 2009-04-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 3つの運転モードを備えたハンマドリル |
JP2011230229A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
JP2019076979A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 株式会社マキタ | 回転工具 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP6868487A patent/JPS63237875A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009517227A (ja) * | 2005-11-25 | 2009-04-30 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 3つの運転モードを備えたハンマドリル |
US8281872B2 (en) | 2005-11-25 | 2012-10-09 | Robert Bosch Gmbh | Drill hammer with three modes of operation |
JP2011230229A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
JP2019076979A (ja) * | 2017-10-23 | 2019-05-23 | 株式会社マキタ | 回転工具 |
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