JPS6323752A - 揺動式粗割機の自動運転制御方法 - Google Patents

揺動式粗割機の自動運転制御方法

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JPS6323752A
JPS6323752A JP4942686A JP4942686A JPS6323752A JP S6323752 A JPS6323752 A JP S6323752A JP 4942686 A JP4942686 A JP 4942686A JP 4942686 A JP4942686 A JP 4942686A JP S6323752 A JPS6323752 A JP S6323752A
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oscillating
coarse
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JP4942686A
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Inventor
萩原 達雄
今井 敬司
長岡 茂徳
石井 偉永
菊地 敏次
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は揺動式粗割機の自動運転制御方法に関する。
[従来の技術] 製鉄、製鋼過程で発生する高炉滓、転炉滓、電気炉滓等
炉滓中の鉄分の回収や鉱滓の利用などのために、揺動式
粗割機をもちいて鉄分含有率が50〜60%以上と高く
、しかもその寸法が300〜500m111以上の塊状
炉滓を粗割又は変形するようにしていた。(例えば、特
開昭80−147252号公報)かかる揺動式粗割機に
は油圧機構を備えることにより、塊状炉滓の粗割又は変
形作動において、作動がスムースとなり、その機能を向
上させることが可能となった。(例えば、特開昭60−
251941号公報)しかしながら、塊状炉滓の性状や
形状如何によっては、揺動粗側板に正常な揺動運動を与
えていても、粗割室内における噛込みが不充分となり、
適正な圧縮力が作用せぬ場合があり、かかる粗割状況下
における運転の場合には、粗割間隙を段階的に拡大また
は縮小させることにより、粗割室内における塊状炉滓の
接触位晋を変化させて、その噛込みを確実となし、充分
な圧縮力の作用のもとで粗割が行われて粗割室の出口か
ら排出された。
このさいの粗割間隙の拡大および縮小は初期設定値のl
/lO〜!15の割合で、段階的に変更させることによ
り、揺動式粗割機の運転を停止することなく、塊状炉滓
を連続的に粗割していた。(例えば、特願昭59−23
6470号)[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の揺動式粗割機の運転制御方法
では、塊状炉滓の形状と性状により差異を生じる粗割状
況と圧縮力により差異を生じる油圧機構の油圧の変動傾
向を確実に把握することができず、!5!勤式粗割機の
粗割間隙を段階的に拡大し、または縮小して調節を行い
、運転制御することは容易に行うことができないという
問題があった。
ことに、塊状炉滓が粗割室に供給されて、塊状炉滓相互
や粗割板と塊状炉滓とが粗割室内において架橋現象や付
着現象などを発生した場合には、油圧機構の油圧信号が
無負荷状態を呈したとしても塊状炉滓が粗割室内に残留
していることがあり、塊状炉滓の粗割状況を確実に把握
することができないという問題があった。
このような従来の問題を解決するため、第一の発明は駆
動装置の駆動動力を粗割状況の変量とし、塊状炉滓の形
状と性状により差異を生じる粗割状況と圧縮力により差
異を生じる駆動装置の駆動動力の変動傾向を確実に把握
することができ、塊状炉滓を揺動式粗割機へ供給して粗
割を開始してから排出を終了するまでの過程における自
動運転制御を行わせて粗割室内における塊状炉滓の充分
な噛込みを促進させその粗割作動を向上しうる優れた揺
動式粗割機の自動運転制御方法を提供することを目的と
するものであり、第二の発明は駆動装置の駆動動力を粗
割状況の変量とし、塊状炉滓の形状と性状により差異を
生じる粗割状況と圧縮力により差異を生しる駆動装置の
駆動動力の変動傾向を確実にかつ経時的に把握すること
ができ、塊状炉滓を揺動式粗割機へ供給して粗割の開始
時点から所定時間間隔ごとに粗割間隙を調節し排出を終
了するまでの過程における自動運転制御を行わせて粗割
室内における塊状炉滓の充分な噛込みを促進させその粗
割作動を確実に向上しうる優れた揺動式粗割機の自動運
転制御方法を提供することを目的とするものである。
【問題を解決するための手段コ 上記目的を達成するために、第一の発明は塊状炉滓の粗
割状況によって粗割間隙を油圧機構により段階的に拡大
または縮小して調節する揺動式粗割機の自動運転制御方
法において、前記揺動式粗割機の駆動装置の駆動動力を
検出して粗割状況の変量とし、前記駆動動力を設定値と
比較して粗割間隙を調節するようにし、駆動動力として
、揺動式粗割機の駆動装置の電流または電力を用いるよ
うにしたものであり、第二の発明は塊状炉滓の粗割状況
によって粗割間隙を油圧機構により段階的に拡大または
縮小して調節する揺動式粗割機の自動運転制御方法にお
いて、前記揺動式粗割機の駆動装置の駆動動力を検出し
て粗割状況の変量とするとともに、塊状炉滓を揺動式粗
割機へ供給して粗割の開始時点から所定時間間隔ごとに
前記駆動動力を設定値と比較して粗割間隙を調節するよ
うにし、駆動動力として、揺動式粗割機の!i12動装
置の電流または電力を用いるようにしたものである。
[作用] 第一の発明は上記のような構成により次のような作用を
有する。すなわち、塊状炉滓を供給装置などにより揺動
式粗割機へ供給して、揺動式粗割機の運転を停止するこ
となく、塊状炉滓の連続的な粗割又は変形を行うにあた
り、揺動式粗割機の駆動装置の駆動動力により粗割状況
の変量として確認して、粗割間隙を油圧機構により所定
の範囲において、常時、段階的拡大または縮小して調節
をしなから粗割または変形作動を行う、このさい前記の
駆動動力の設定値を定め、一方、駆動動力を検出して前
記の設定値と比較し、油圧機構を作動させて、粗割間隙
を段階的に拡大または縮小して調節をしながら粗割また
は変形作動を行う。
したがって、上記の駆動動力を検出して粗割間隙を段階
的に常時調節して粗割を進行させているため、かかる制
御動作のもとで、塊状炉滓は粗割室において適正な圧縮
力を受けて充分な噛込みが促進され、その粗割作動が向
上せられて粗割室の出口から排出され、塊状炉滓の形状
と性状に変動があっても粗割作用の機能を著しく向上さ
せることかできるとともに、鉄分含有率が高くスラグ含
有率が低い高品位の炉滓を得ることがでとる。なお、揺
動式粗割機の駆動装置の駆動動力としては、駆動装置が
電動機である場合には、電7ん値または電力値を用いる
ものとする。
第二の発明は上記のような構成により次のような作用を
有する。すなわち、塊状炉滓を揺動式粗割機へ供給して
、塊状炉滓の粗割又は変形作動を行うにあたり、揺動式
粗割機の駆動装置を駆動にともなう駆動動力により粗割
状況を確認して、引続き、所定時間間隔ごとに粗割間隙
を段階的に拡大して粗割を進行させ、引続ぎ、粗割が完
了した後は、所定時間間隔ごとに粗割間隙を段階的に縮
小させる。また、塊状炉滓が粗割室に供給されて、塊状
炉滓相互や粗割板と塊状炉滓とが粗割室内において架橋
現象や付着現象などを発生した場合には、駆動装置の駆
動動力信号が無負荷状態を呈したとしても塊状炉滓が粗
割室内に残留しおり、このさいには、所定時間間隔ごと
に粗割間隙を段階的に縮小して行き、この過程において
駆動装置の駆動動力信号が負荷状態を呈することにより
、再度、粗割間隙を段階的に拡大しつつ粗割が進行し、
前記のごとき塊状炉滓の架橋、付着現象の発生を回避し
て粗割室内では塊状炉滓は円滑な流下のもとて順次寸法
が縮小し粗割を完了するように自動運転制御が行われる
。なお、揺動式粗割機の駆動装置の駆動動力としては、
駆動装置が電動機である場合には、i流値または電力値
を用いるものとする。
したがって、塊状炉滓の粗割状況の変動傾向を確実にか
つ経時的に把握することができ、上記の所定時間間隔ご
とに粗割間隙を段階的に常時調節して粗割を進行させて
いるため粗割室内における塊状炉滓の接触位置を変化さ
せてその噛込みを確実となし充分な圧縮力もので粗割が
行われて、寸法が縮小し、塊状炉滓の形状と性状に変動
があっても粗割作用の機能を著しく向上させることがで
きる。
「実施例」 以下、本発明の実施を図面について詳細に説明する。
第1図は第一の発明の一実施例の構成をしめすものであ
る。
第1図において、10は揺動式粗割機の要部をしめし、
lは固定粗割板、2は揺動粗割板をそれぞれしめし、9
は駆動装置であって電動機などをもちいる。Sは固定粗
割板1と揺動粗割板2により形成される粗割間隙である
。3はスライドブロック、5は油圧シリンダーをしめし
、これらは油圧機構4と油圧系統4aをもって接続され
ている。6はスライドブロック3の移動二を検出するた
めの検出装買の一例であり、その詳細な構造については
第4図にしめす、7は!tIIJ 130回路をしめし
、駆動動力検出器9bからの駆動動力信号9c、位置信
号6aをはじめとする信号を入力し、制御回路7の出力
信号8は油圧機構4の作動を制御する。
揺動式ね割機IOの粗割間隙Sは油圧機構4の作動によ
り、MIN値からMAX値まで変化させることができる
。このさい、粗割間隙Sは開き側にて表わしており、閉
じ側の値は揺動ストロークの値だけ少くなっている。ス
ライドブロック3の移動による粗割間nM SのMIN
値からMAX値までの変化は移動量のa読値をもって変
化するのではなく段階的なステップ値をもって変化させ
ている。
揺動式粗割機10の運転にともない、通常運転により塊
状炉滓の粗割又は変形作動を得る場合には、塊状炉滓を
揺動式粗割機10へ供給して揺動粗割板2によって圧縮
力が加えられ、そのさい駆動装置9の駆動動力信号9C
は粗割又は変形作動の負荷状態を呈する。かくして粗割
が開始されたことが確認され、これに伴う制御回路7の
出力信号8は油圧機構4の作動を制御し、油圧系統4a
を介して粗割間隙Sを段階的に拡大させ、粗割が進展し
た後は、油圧系統4aを介して粗割間隙Sを段階的に縮
小させる。
また、揺動式粗割機10の運転にさいして任意の粗割間
tuff Sのもとで揺動粗割板2を揺動させ塊状炉滓
の粗割作用を行うが、塊状炉滓が粗割室に供給されて粗
割を開始し、順次寸法を縮小して粗割室の出口から排出
される。このさい塊状炉滓の性状や形状が不規則である
ために定常的な流下運動による排出は困難を伴い、塊状
炉滓相互のみならず粗割板と塊状炉滓とが粗割室内にお
いて架橋現象や付着現象などをもたらしたりするために
流下運動を阻害することがあり、駆動装置9の駆動勤カ
イ3号9CがjI!(負荷状態を呈したとしても、塊状
炉滓が粗割室内に残留する場合がある。この場合には粗
割間5i Sを段階的に縮小して行ぎ、この過程におい
て駆動装置9の駆動動力信号9Cが負荷状態を呈するこ
とにより、再度、粗割間1(Q Sを段階的に拡大しつ
つ粗割が進行し、前記のごとぎ塊状炉滓の架橋、付着現
象の発生を回避して粗割室内では塊状炉滓は円滑な流下
のもとて順次寸法が縮小し粗割を完了する。
このさい、粗割室内における塊状炉滓の粗割作用は、個
々の塊状炉滓の形状や性状の差異に応じてことに鉄分含
有率が低くスラグ含有率に冨み低い強度を呈する境界部
分などから粗割が進展する。
第2図は第一の発明における揺動式粗割機10の粗割間
隙Sとステップ値との関係をしめしている。TS2図に
おいてステップ値が0゜1.2,3,4.5.・・・n
のように変化するにしたがい、粗割間隙SはMIN値か
らMAX値まで段階的に変化し、任意のステップ値に応
じた粗割間隙Sをもって揺動式粗割機10を運転するこ
とができる。このさい、ステップ値としては粗割間14
 SのMIN値からMAX値との差のl/10〜115
の割合としている。
上記のごとく揺動式粗割機10の運転にともない、駆動
装置9には負荷が作用して駆動動力が変化するが、この
駆動動力を検出することは塊状炉滓の形状と性状による
差異とともに粗割又は変形の進展やその難易などをしめ
す粗割状況の変量とすることができる。そして、自動運
転制御のためにffi動勅力設定値を定め粗割状況の変
量に対応した操作を行う、なお、揺動式粗割機10の駆
動装置9の駆動動力としては、駆動装置9が電動機であ
る場合には、電流または電力を用いるものとする。した
がって、信号の検出および変換が容易であり、かつ、応
答速度がはやい自動運転制御を達成することかできる。
第3図は第一の発明の!t、lj御回路であり、第3図
により、その作動を説明する。
駆動動力の第−設定値P1は塊状炉滓が揺動式粗割機l
Oの人口部において引っ掛ったりすることにより噛込み
が充分に行われぬか、粗割室から排出を完了したかをし
めず駆動動力に相当し、また、駆動動力の第二設定値P
2は油圧機構4の限界保持圧以下のもとで、粗割又は変
形のための適正な圧縮作用をしめすさいの駆動動力に相
当する。
自動運転開始以前において、すてに揺動式粗割損10は
無負荷状態にて運転されている。塊状炉滓を最初に供給
して自動運転を開始すると判定手段71により駆動動力
Pが第−設定値ptより大きいか否かを判定し、Noの
場合は警報とともに自動運転を停止する。この状態は塊
状炉滓が揺動式粗割機10に噛込まれず空転を継続した
ことをしめしている。YESの場合は判定手段72の指
令となる。判定手段72は判定手段74のYESの場合
の指令とともに、粗割間隙SがMAX値に同等であるか
否かを判定し、YESの場合は警報とともに自動運転を
停止する。NOの場合は判定手段73の指令となる。
判定手段73により駆動動力Pが第二設定値P2より大
きいか否かを判定し、YESの場合は判定手段74の指
令となり、NOの場合は粗割間隙Sを1ステツプ拡大さ
せる指令を油圧機構4に与える0判定手段74において
は判定手段75のNOの場合の指令とともに、駆動動力
Pが第−設定値P1より大きいか否かを判定し、YES
の場合は判定手段72への指令となり、制御を繰返えす
。Noの場合は判定手段75の指令となる0次いで、判
定手段75により粗割間隙Sが旧N値に同等であるか否
かを判定し、YESの場合は処理を完了する。Noの場
合は粗割間5’45を1ステツプ縮小させる指令を油圧
機構4に与えるとともに判定手段74への指令となり制
御を繰返えす。
このように上記第一の発明の実施例によれば、揺動式粗
割機の自動運転方法において駆動動力を検出し第−設定
値、第二設定値からなる設定値と比較してステップ値に
よる粗割間隙を段階的に拡大または縮小して調節でき、
塊状炉滓の形状と性状に変動があっても、粗割又は変形
作動における噛込みなどを円滑とし、その処理能力を高
度にできるなど機能を著しく向上させることができる。
第4図はスライドブロック3の移動量を検出するための
検出装置の構造例をしめす。第4図において、6は検出
装置にして6aはドックをしめじスライドブロック3に
取付はスライドブロック3と一体となって移動する。6
b、6cはそれぞれリミットスイッチad、6eの取付
台であって、検出装置6とともに揺動式粗割機10の固
定した位置に取付けている。リミットスイッチ6d、6
eはそれぞれステップ値0゜1.2,3,4,5.・・
・nに対応した位置に一対となって取付けており、ドッ
ク6aの移動によりリミットスイッチ6d、6eを押し
たり、押ざないように作動する。そして押した場合には
導通状態をしめし、押さない場合には非導通状態をしめ
すようにしている。また、ステップ値に対応した位置に
一対となって取付けることにより、単独のリミットスイ
ッチの使用にともなう不安定作動が発生することを防止
し、油圧機構4の作動を確実にすることができる。
以下、第二の発明の一実施fal+の構成についてのべ
る。
第二の発明の実施例において第一の発明の実施例と同一
である箇所についてはffi複して説明することを省略
している。
第1図において、7は制御回路をしめし計時回路を設け
ている。
揺動式粗割機10の運転にともない、通常1転により塊
状炉滓の粗割又は変形作動を得る場合には、塊状炉滓を
1.i!勅式粗割割損0へ供給して揺動粗割板2によっ
て圧縮力が加えられ、そのさい油圧機構4の油圧系統4
aには油圧が発生し、油圧系統4aの保持力以下であり
、また、駆動動力が駆動動力の設定値より大ぎいか否か
を判定して粗割又は変形作動を行い、駆動装置9の駆動
動力信号9cは粗割又は変形作動の負荷状態を呈する。
かくして粗割が開始されたことが確証され、制御回路7
の計時回路を作動させて、これに伴う制御回路7の出力
信号8は油圧機構4の作動を制御し、所定時間間隔ごと
に油圧系統4aを介して粗割間5f、 Sを段階的に拡
大させ、粗割が完了した後は、油圧系統4aを介して所
定時間間隔ごとに粗割間隙Sを段階的に縮小させる。
また、揺動式粗割機10の運転にさいして任意の粗割間
隙Sのもとで揺勅粗割板2を揺動させ塊状炉滓の粗割作
用を行うが、塊状炉滓が粗割室に供給されて粗割を開始
し、順次寸法を縮小して粗割室の出口から排出される。
このさい塊状炉滓の性状や形状が不規則であるために定
常的な流下運動による排出は困難を伴い、塊状炉滓相互
のみならず粗割板と塊状炉滓とが粗割室内において架橋
現象や付着現象などをもたらしたりするために流下運動
を阻害することがあり、駆動装置9の駆動動力信号9C
が無負荷状態を呈したとしても、塊状炉滓が粗割室内に
残留する場合がある。この場合には所定時間間隔ごとに
粗割間隙Sを段階的に縮小して行鮒、この過程において
駆動装置9の駆動動力信号9Cが負荷状態を呈すること
により、再度、粗割間31i Sを段階的に拡大しつつ
粗割が進行し、前記のごとか塊状炉滓の架橋、付着現象
の発生を回避して粗割室内では塊状炉滓は円滑な流下の
もとて順次寸法が縮小し粗割を完了する。
上記のごとく揺動式粗割機10の運転にともない、駆動
装置9には負荷が作用して駆動動力が変化するが、この
駆動動力を検出することは塊状炉滓の形状と性状による
差異とともに粗割又は変形の進展やその難易などをしめ
ず粗割状況の変量とすることができる。そして、自動運
転制御のために駆動動力設定値、および時間間隔設定値
を定め粗割状況の変量に対応した操作を行う、なお、揺
動式粗割機10の駆動装置9の駆動動力としては、駆動
装置9が電動機である場合には、?1tFEまたは電力
を用いるものとする。したがって、信号の検出および変
換が容易であり、かつ、応答速度がはやい自動運転制御
を達成することができる。
第5図は第二の発明の!t、II御回路であり、第5図
により、その作動を説明する。
自動運転開始以前において、すでに揺動式粗割機10は
無負荷状態にて運転されている。塊状炉滓を最初に供給
して自動運転を開始すると判定手段フ1により駆動動力
Pが第−設定値PIより大きいか否かを判定し、NOの
場合は警報とともに自!vIJ転を停止する。この状態
は塊状炉滓が揺動式粗割機10に噛込まれず空転を継続
したことをしめしている。YESの場合は判定手段72
の指令となる。判定手段72は判定手段74のYESの
場合の指令とともに、粗割間Bffl SがIIAX値
に同等であるか否かを判定し、YESの場合は警報とと
もに自動運転を停止する。Noの場合は判定手段73の
指令となる。
判定手段73により駆動動力Pが第二設定値P2より大
きいか否かを判定し、YESの場合は動作76の指令と
なり、NOの場合は粗割間3i Sを1ステツプ拡大さ
せる指令を油圧機構4に与える。かくして動作76によ
り粗割の開始時点となり、計時回路が作動し、所定時間
経過後ごとに粗割間隙Sを1ステツプ拡大させる指令を
油圧機構4にあたえる。判定手段74においては動作7
6および判定手段75のNOの場合の指令とともに、駆
動動力が第−設定値P1より大ぎいか否かを判定し、Y
ESの場合は判定手段72への指令となり、制御を縁返
久す。
NOの場合は判定手段75の指令となる0次いで、判定
手段フ5により粗割間1iQ SがMIN値に同等であ
るか否かを判定し、YESの場合は処理を完了する。N
oの場合は粗割間5Q Sを1ステツプ縮小させる指令
を油圧機構4に与えるとともに判定手段74への指令と
なり$1」御を繰返えす。
このように上記第二の発明の実施例によれば、揺動式粗
割機の自動運転方法において塊状炉滓を揺動式粗割機へ
供給して、駆動装置に負荷が作用してff1i!IJ動
力の変化により粗割状況を確認して、引続と所定時間間
隔ごとに粗割間隙を連続して調節することができ、塊状
炉滓の形状と性状に変動があっても、粗割又は変形作動
における相互ならびに粗割板との架橋、付着現象の発生
を回避して噛込みなどを円滑とし、その処理能力を高度
にできるなど機能を著しく向上させることができる。
なお、この発明に用いる揺動式粗割機および検出装置な
らびに駆動動力信号などの態様は上述実施例のものに限
るものでないことは勿論である。
[発明の効果] 上記実施例により明らかなように、第一の発明は比較的
簡易な構成をもちいて塊状炉滓の形状と性状に変動があ
っても、変量である@勅装置の駆動動力の変動傾向によ
り粗割状況を確実に把握し、粗割間隙を調節し排出を終
了するまでの過程において常時i!18続的に応答速度
がはやい自動運転制御を行うため、揺動式粗割機の運転
にともなう、粗割又は変形作動における相互のならびに
粗割板との架橋、付着現象などの発′生を回避して噛込
みなどを円滑とし、揺動式粗割機の処理能力を高度にで
き、その機能を著しく向上させることかできるなとその
効果は多大である。
第二の発明は上記実施例により明らかなように、比較的
簡易な構成をもちいて塊状炉滓の形状と性状に変動があ
っても、変量である駆動装置の駆5JJ動力の変動傾向
により粗割状況を確実にかつ経時的に把握し、所定時間
ごとに粗割間隙を調節し排出を終了するまでの過程にお
いて常時連続的に応答速度がはやい自動運転tll却を
行うため、揺動式粗割機の運転にともなう、粗割又は変
形作動における相互のならびに粗割板との架橋、付着現
象などの発生を回避して噛込みなどを円滑とし、第一の
発明に比して揺動式粗割機の処理能力をさらに高度にで
き、その機能を著しく向上させることができるなどその
効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における揺動式粗割機の自動
運転制御方法の概略ブロック図、第2図は同方法の粗割
間隙とステップ値との関係をしめず説明図、第3図は同
方法の第一の発明の制御回路図、第4図は同方法の移動
量の検出装置の詳細図、第5図は同方法の第二の発明の
制御回路図である。 4・・・油圧機構   9・・・駆動装置7・・・制御
回路  10・・・揺動式粗割機S・・・粗割間隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塊状炉滓の粗割状況によって粗割間隙を油圧機構
    により段階的に拡大または縮小して調節する揺動式粗割
    機の自動運転制御方法において、前記揺動式粗割機の駆
    動装置の駆動動力を検出して粗割状況の変量とし、前記
    駆動動力を設定値と比較して粗割間隙を調節することを
    特徴とする揺動式粗割機の自動運転制御方法。
  2. (2)塊状炉滓の粗割状況によって粗割間隙を油圧機構
    により段階的に拡大または縮小して調節する揺動式粗割
    機の自動運転制制御方法において、前記揺動式粗割機の
    駆動装置の駆動動力を検出して粗割状況の変量とすると
    ともに、塊状炉滓を揺動式粗割機へ供給して粗割の開始
    時点から所定時間間隔ごとに前記駆動動力を設定値と比
    較して粗割間隙を調節することを特徴とする揺動式粗割
    機の自動運転制御方法。
  3. (3)駆動動力として、揺動式粗割機の駆動装置の電流
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項および
    第2項に記載の揺動式粗割機の自動運転制御方法。
  4. (4)駆動動力として、揺動式粗割機の駆動装置の電力
    を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項および
    第2項に記載の揺動式粗割機の自動運転制御方法。
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JP4942686A JPS6323752A (ja) 1986-03-05 1986-03-05 揺動式粗割機の自動運転制御方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623287A (ja) * 1992-04-15 1994-02-01 Kurimoto Ltd ジョークラッシャー
WO2023022170A1 (ja) * 2021-08-17 2023-02-23 株式会社アーステクニカ 破砕システムの制御器、破砕システムおよびその制御方法

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JPH0623287A (ja) * 1992-04-15 1994-02-01 Kurimoto Ltd ジョークラッシャー
WO2023022170A1 (ja) * 2021-08-17 2023-02-23 株式会社アーステクニカ 破砕システムの制御器、破砕システムおよびその制御方法

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