JPS63237529A - ドライエツチング装置 - Google Patents

ドライエツチング装置

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JPS63237529A
JPS63237529A JP7212487A JP7212487A JPS63237529A JP S63237529 A JPS63237529 A JP S63237529A JP 7212487 A JP7212487 A JP 7212487A JP 7212487 A JP7212487 A JP 7212487A JP S63237529 A JPS63237529 A JP S63237529A
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JP
Japan
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substrate
processed
dry etching
electrodes
electrode
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JP7212487A
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English (en)
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Tsunetoshi Arikado
経敏 有門
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ドライエツチング装置に係わり、特に電極材
料の改良をはかったドライエツチング装置に関する。
(従来の技術) 近年、高集積デバイス製造のための微細加工には、主と
して反応性イオンエツチング技術(RI E)が用いら
れている。RIEは、別名反応性スパッタエツチングと
も呼ばれ、一対の対向する平行平板電極を有する真空チ
ャンバ内の片方の電極上に被処理基体を置き、例えばC
F4等のハロゲン原子を含有するガスを該チャンバ内に
導入し、上記一対の電極間に高周波電力を印加してガス
を放電せしめ、発生したイオンやラジカルを用いて被処
理基体をエツチングする方法である。
また、最近では磁場を利用してマグネトロン放電を起こ
し、プラズマ密度を高めたドライエツチング装置も開発
されている。このマグネトロン放電を利用したドライエ
ツチング装置を第3図に示す。図中41は真空容器、4
2は被処理基体、43は被処理基体を載置して容器41
の底部に設けられた陰極、44は陰極43を冷却するた
めの配管、45はマツチング回路、46は高周波電源、
47は容器41の上部に設けられた陽極である。
また、51は複数の磁石51aからなる磁場発生器、5
2は磁場発生器51を陽極47と平行に移動させる駆動
機構、53は容器41内にガスを導入するためのガス導
入口、54は容器41内のガスを排気するためのガス排
気口、55は絶縁体を示している。
この装置では、電極43.47間に高周波電力を印加し
てプラズマを発生せしめることにより、容器11内の電
位分布はプラズマ電位と称される空間電位か最も高くな
り、このプラズマ電位は通常アースに対して数10[V
]の電位差を有する。一方、高周波電力の供給される陰
極43は、アースに対して数100[V]低い電位を有
する。この数100[V]の電位差でイオンが加速され
被処理基体42を衝撃するため、方向性エツチングが達
成される。さらに、磁場発生器51により電極43゜4
7間1て磁場を印加することによって、電場と磁場が直
交する領域で電子をサイクロイド運動させ、プラズマ効
率を高めてより高いエツチング速度を得ている。
しかしながら、この種の装置にあっては次のような問題
があった。即ち、プラズマ中のイオンは被処理基体のみ
を衝撃するわけではなく、陰極の他部分も衝撃する。さ
らに、接地された陽極やチャンバの壁面も数10 [e
V]のエネルギーを有するイオンで衝撃される。その結
果、電極材料やチャンバ材料がスパッタリングされ、出
て来た原子や分子が被処理基体上に付着し、不純物とな
って形成した素子の電気的特性を損うと云う問題がある
この問題を解決するために、一般に電極やチャンバ壁面
を例えばマイラやカプトン等の高分子膜で被覆する方法
や、第3図に示す如く陽極47の下面に石英板53を置
く等の方法が取られている。
しかし、マイラやカプトンは、高々 0.1[μml程
度の厚さであり、それ自体がスパッタリングされて容易
にエツチングされるため、頻繁に取替えなければならな
い煩わしさを有している。さらに、石英板を置く方法で
は、プラズマに晒されている間に石英板が加熱され、そ
こからの輻射熱によって被処理基体が加熱され、エツチ
ング形状が変化したり、エツチングマスクとして用いる
レジストが熱変形する問題がある。
一方、大口径ウェハを均一にエツチングするためにウェ
ハを1枚ずつ処理する枚葉式装置では、生産能力を高め
るため、マグネトロン放電やホローカソード放電等を利
用し、密なプラズマを発生するように工夫されている。
このような高密度のプラズマを用いるエツチング装置で
は、上記の問題が特に顕著なものとなる。なお、スパッ
タリングされるのは電極及びチャンバ壁面であるが、被
処理基体により大きな影響を与えるのは電極であり、さ
らに陰極上には被処理基体が載置されることから陽極の
スパッタリングが最も大きな問題となる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のドライエツチング装置では、被処理基
体以外の電極のスパッタリングに起因して、被処理基体
が汚染されたり加熱される等の不都合があり、これが良
好なエツチングを妨げる要因となっていた。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、電極のスパッタリングに起因する被処
理基体の不純物汚染や加熱を防止することができ、良好
なエツチングを行い得るドライエツチング装置を提供す
ることにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、スパッタリングされてもそこから出て
くる原子が素子に影響を与えない飼料で電極を形成する
と共に、該電極を冷却可能な飼料で形成することにある
即ち本発明は、被処理基体が載置される第1の電極及び
この電極に対向配置される第2の電極を備えた容器と、
この容器内に所定のガスを供給する手段と、上記容器内
のガスを排気する手段と、前記第1及び第2の電極間に
高周波電力を印加する手段とを具備したドライエツチン
グ装置において、前記第1及び第2の電極の少なくとも
一方を導電性セラミックス材料で形成するようにしたも
のである。
(作用) 導電性セラミックス材料は、その名の通り導電性である
ため、それ自身で電極を構成する材料となり得る。そし
て、窒化硼素、シリコンカーバイド、ポリアセチレン、
ポリ窒化硫黄等の材料は、スパッタリングされてもそこ
から出てくる原子はいずれも非金属であり、素子に悪影
響を及ぼさない。さらに、これらの材料は加工が容易で
あり水冷可能であるため、例えば石英のように加熱さケ
′してその輻射熱で被処理基体の温度上昇を招くことは
ない。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わるドライエツチング装
置を示す概略構成図である。図中11は真空容器であり
、この容器11の底部には被処理基体12を載置した陰
極(第1の電極)13が設置されている。陰極13はス
テンレス鋼等の金属からなるもので、その内部には冷却
水を流すための流路13aが形成されている。そして、
この流路13aに配管14を接続して冷却水を通流する
ことにより、陰極13は冷却されるものとなっている。
また、配管14は電極リードとしても作用するものであ
り、この配管14にはマツチング回路15を介して13
.56[MIIzlの高周波電源16が接続されている
容器11の上部には、接地された陽極(第2の71!i
+)17が設置されている。この電極17は窒化硼素(
BN)からなるもので、その内部には冷却水を流すため
の流路17aが形成されている。
そして、この流路17aに配管18を接続して冷却水を
通流することにより、陽極17が冷却されるものとなっ
ている。
陽極17の上方には、S/N/Sの磁極21aから構成
される閉ループ型磁場発生器21が配置され、この磁場
発生器21からの漏洩磁場が陰極13に向かって供給さ
れる。そして、この磁場発生器21は駆動機構22によ
り陽極17と平行(図中矢印P方向)に移動されるもの
となっている。なお、図中23は容器11内に所定のガ
ス(例えばC,f?2 )を導入するためのガス導入口
、23は容器11内のガスを排気するためのガス排気口
、25は絶縁体、26は漏洩磁場を示している。
次に、上記装置を用いたSiのトレンチエツチングにつ
いて説明する。
まず、試料として第2図(a)に示す如く、Si基板3
1上に5i02マスク32を形成し、このマスク32に
トレンチエツチング形成のための窓を形成する。この試
料を前記第1図に示す装置の陰極13上に載置し、CI
!2ガスを導入してエツチングを行った。その結果、第
2図(b)に示す如く、エツチング生成物5iCJ!X
 (x−1〜4)33と5i02から発生した02或い
は0*の反応により、SiO2薄膜34がトレンチ側壁
に形成され、それがマスク端部での反射イオンの効果を
防いで真直ぐな形状の溝33が形成された。
一方、従来のように陽極17として金属板を用いその下
面に石英板を配置したものでは、マグネトロン放電によ
る密なプラズマにより石英板が徐々に加熱される。この
この場合、C12ガスの導入によりエツチングを行うと
、陽極17にBNを用いた場合と同様に第2図(b)に
示す如く垂直断面のエツチング形状が得られる。ところ
が、20枚程度エツチングすると、上部の石英板の温度
上昇が著しいものとなり、そこからの輻射熱によりウェ
ハが加熱される。このため、トレンチ側壁に5i02が
付若しなくなり、反射イオンによって第2図(c)に示
す如く側壁にえぐれ35を生じる。
これに対し本実施例のように、陽極17をBNで形成し
これを水冷した場合、50枚以上のウェハをエツチング
しても加工形状は第2図(b)のままであり、エツチン
グの再現性が著しく向上した。
これは、陽極17が水冷されており、マグネトロン放電
による密なプラズマにより加熱されても、その温度が一
定に保持されるからである。また、BNのスパッタリン
グにより出てくる物質は非金属であり、半導体素子の不
純物にはなり得ない。
つまり、BHのスパッタリングにより素子特性が劣化す
る等の不都合はない。
かくして本実施例によれば、陽極17をBNで形成する
と共に、これを水冷しているので、陽極17がスパッタ
リングされて素子に悪影響を及ぼす不純物が出てくる等
の不都合はなく、さらに陽極17からの輻射熱で被処理
基体12が加熱されることもない。このため、被処理基
体12を良好なエツチング形状にエツチングすることが
でき、トレンチの形成に極めて有効であり、さらにエツ
チングの再現性の向上をはかることができる。また、従
来装置の陽極材料を代えるのみでよく、簡易に実現する
ことができ、その有用性は絶大である。さらに、金属性
の陽極の表面に石英板等を配置するものに比べ、構成が
簡略化される等の利点もある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、陽極材料となる導電性セラミックスはBH
に限るものではなく、SiC。
(SN)x、ポ1ノアセチレシ等、機械的強度があり、
導電性を有するものであればよい。また、実施例では陰
極を金属で形成したが、陰極を導電性セラミックス材料
で形成することにより、先の実施例と同様の効果を得る
ことができる。さらに、これらの電極及び容器の壁面の
全てを導電性セラミックス材料で形成すれば、より有効
な効果が得られる。
また、マグネトロン放電の代りに、ホロカソード放電或
いはECR放電を利用した装置にも適用可能である。さ
らに、磁場印加は必ずしも必要ではなく、通常の平行平
板型ドライエツチング装置にも適用可能である。その他
、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施
することができる。
[発明の効果〕 以上詳述したように本発明によれば、電極の少なくとも
一方を導電性セラミックス材料で形成することにより、
電極のスパッタリングに起因する被処理基体の不純物汚
染や加熱を防止することができる。従って、被処理基体
に形成する素子の特性劣化を招くことなく、良好なエツ
チング加工を行うことができ、半導体製造分野における
有用性は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるドライエツチング装
置を示す概略構成図、第2図は上記装置を用いたトレン
チエツチング工程を示す断面図、第3図は従来装置を示
す概略構成図である。 11・・・真空容器、12・・・ウェハ(被処理基体)
、13・・・陰極(第1の電極)、16・・・高周波電
源、17・・・陽極(第2の電極)、21・・・磁場発
生器、23・・・ガス導入口、 24・・・ガス排気口
、31・・・Si基板、 32・・・5i02マスク、
33・・・溝、34・・・5i02薄膜、35・・・側
壁のえぐれ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被処理基体が載置される第1の電極及びこの電極
    に対向配置される第2の電極を備えた容器と、この容器
    内に所定のガスを供給する手段と、上記容器内のガスを
    排気する手段と、前記第1及び第2の電極間に高周波電
    力を印加する手段とを具備したドライエッチング装置に
    おいて、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方を導
    電性セラミックス材料で形成してなることを特徴とする
    ドライエッチング装置。
  2. (2)前記導電性セラミックス材料は、冷却されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のドライエ
    ッチング装置。
  3. (3)前記導電性セラミックス材料は、内部に冷却流体
    を流す流路が形成されたものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載のドライエッチング装置。
  4. (4)前記導電性セラミックス材料は、BN或いはSi
    Cであることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のドライエッチング装置。
JP7212487A 1987-03-26 1987-03-26 ドライエツチング装置 Pending JPS63237529A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01253238A (ja) * 1988-04-01 1989-10-09 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JPH02297853A (ja) * 1989-02-28 1990-12-10 Tokyo Electron Ltd 電子ビーム励起イオン源

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01253238A (ja) * 1988-04-01 1989-10-09 Hitachi Ltd プラズマ処理装置
JPH02297853A (ja) * 1989-02-28 1990-12-10 Tokyo Electron Ltd 電子ビーム励起イオン源

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