JP2002176042A - プラズマプロセス装置に於けるマイクロ波導入装置 - Google Patents

プラズマプロセス装置に於けるマイクロ波導入装置

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JP2002176042A
JP2002176042A JP2000369984A JP2000369984A JP2002176042A JP 2002176042 A JP2002176042 A JP 2002176042A JP 2000369984 A JP2000369984 A JP 2000369984A JP 2000369984 A JP2000369984 A JP 2000369984A JP 2002176042 A JP2002176042 A JP 2002176042A
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Masatsugu Nakagawa
雅嗣 中川
Yasushi Higuchi
靖 樋口
Satoshi Nakamura
中村  聡
Toshimitsu Uehigashi
俊光 上東
Yoshihide Miyagawa
善秀 宮川
Takashi Komatsu
孝 小松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐力性があり、誘電損失が少なく、プラズマプ
ロセス装置に大電力密度のマイクロ波を導入して信頼
性、安定性の高い高効率のプロセスを行うに適したマイ
クロ波導入装置を提供する。 【解決手段】処理されるべき基板5を備えた真空処理室
1内へ放電ガスのプラズマ7を生成するためのマイクロ
波を導入する誘電体製のマイクロ波導入窓6を、複数枚
の誘電体板を介して構成する。該誘電体板のうち、マイ
クロ波の導入側の誘電体板6aをアルミナで形成し、そ
の導出側の誘電体板6bを窒化アルミニウムで形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜、エッチン
グ、膜組成の改質・改善やアッシングなどを行うプラズ
マプロセス装置へ大電力密度のマイクロ波を導入するマ
イクロ波導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体LSIにおけるデバイスの
微細化、ウエーハの大口径化に伴い、ウエーハの微細加
工は枚葉処理が主流になっている。その処理のうち、C
VDやエッチングのプラズマプロセスでは、DCや高周
波励起のプラズマ源が用いられている。また、マイクロ
波を用いたプラズマ源では、ECR(電子サイクロトロ
ン共鳴)が用いられている。
【0003】しかし、これら高周波やECRでの励起に
より高密度のプラズマを生成するには、磁場の印加が必
要であり、磁場を印加しても大口径で均一な密度のプラ
ズマを形成することは困難である。また、これらの場
合、プラズマ電位が20eVと高いためにチャンバ壁を
スパッタリングして金属汚染が発生したり、フローティ
ング基板に対するイオン照射エネルギーも10eV以上
と高いために基板にダメージを与えるという問題があっ
た。
【0004】この問題を解消するため、ラジアルライン
スロットアンテナなどのアンテナを用いてスリットから
マイクロ波を誘電体を介して真空中へ放射し、強いマイ
クロ波電界を作り出すことによってプラズマを生成する
方式が提案されている。
【0005】この方式では、アンテナのスロットパター
ンによりマイクロ波を均一に放射することで、大口径で
均一なプラズマが生成できるといわれている。また、周
波数が高いため、低温且つ高密度のプラズマを生成する
ことができ、高速で良質なプロセスが実現できるといわ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この大
口径・低温・高密度プラズマの実現のためには、マイク
ロ波の導入窓を構成する誘電体板の誘電損失、熱伝導
率、破壊強度が重要な条件になり、安定したプロセスに
必要なこれらの条件を全て満足する材料は現在のところ
見つかっていない。
【0007】マイクロ波導入窓の誘電体板によく使われ
るアルミナ、窒化アルミ、石英の物性値(代表値)は表
1の通りである。
【0008】 プラズマの生成が起こる面ではマイクロ波の電界強度が
最大になるように誘電体の厚さを決定するのが好まし
い。その厚さは、それぞれの誘電体における管内波長を
λgとすると、おおよそ{(2n+1)/4}×λg
(n=0、1、2、…)程度が良いとされているが、
耐真空強度の面から、それぞれ3/4λg程度が実際的
であると考えられる。2枚の誘電体板を用いる場合、そ
の重なり合っている境界面で放電が起こりにくいよう
に、マイクロ波導入側1/2λg、プラズマ生成面側が
1/4λgとなるようにするのが好ましいとされてい
る。
【0009】また、投入電力がプラズマ生成に寄与する
効率は、誘電体板の厚さと誘電損失の値によって変化す
る。その誘電体中で損失する割合は、 (厚さt[mm])×(誘電損失の値)=A によって変化し、例えばAr雰囲気で圧力が133Pa
のプラズマを生成した場合、損失を数%以下にするため
に、好ましくはAの値が30×10-3程度以下になるよ
うにしなければならない。このため、窒化アルミを単体
でマイクロ波の導入窓に使うと損失が大きくなり、安定
なプロセスが困難になる。
【0010】さらに誘電体は、マイクロ波による加熱、
プラズマから受ける熱量、対向する電極がホットプレー
トの場合はそこからの輻射によって、プロセスを行うた
びに温められて誘電損失が変化する。熱伝導の悪い石英
の場合、特に中心部で温度上昇が激しく、温度変化によ
り誘電損失の値が変化するので、同じ導入電力でもプラ
ズマ生成効率が変化してしまい、温度が安定するまでプ
ロセスも安定しないという結果になる。
【0011】アルミナの場合には、線膨張係数が石英に
比べ一桁ほど大きいため、石英ほどの温度分布に差がな
くても熱歪みによる破壊の危険性がある。例えば、厚さ
20mm、直径360mmのアルミナにおいて、その中
央部と端部で150℃の温度差がある場合、熱歪みによ
り破断に至る安全率は略々2以下になってしまうため、
大口径のアルミナをマイクロ波の導入窓に単体で使うこ
とは出来ない。
【0012】本発明は、耐力性があり、誘電損失が少な
く、プラズマプロセス装置に大電力密度のマイクロ波を
導入して信頼性、安定性の高い高効率のプロセスを行う
に適したマイクロ波導入装置を提供することを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するため、真空排気手段に接続された真空排気口
と、放電ガスの導入口と、処理されるべき基板とを備え
た真空処理室内へ該放電ガスのプラズマを生成するため
のマイクロ波を導入する誘電体製のマイクロ波導入窓を
設けたプラズマプロセス装置に於いて、該マイクロ波導
入窓を複数枚の誘電体板を介して構成した。該複数枚の
誘電体板を、同材質または別材質の2枚以上の誘電体板
で構成することが可能であり、マイクロ波の導入側の誘
電体板をアルミナで形成し、その導出側の誘電体板を窒
化アルミニウムで形成することが好ましい。請求項4及
び5の構成とすることで本発明の目的が的確に達成でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図面に基づき本発明の実施の形態
を説明すると、図1は、ラジアルラインスロットアンテ
ナを用いた半導体基板用マイクロ波プラズマプロセス装
置に本発明を適用した例を示し、この例ではマイクロ波
の導入窓を二種類の性質の異なる誘電体で構成した。
【0015】同図に於いて、符号1は、真空ポンプの真
空排気手段2に接続された真空排気口3と、Arガスな
どの放電ガスの導入口4、及び内部にシリコンなどのプ
ラズマ処理されるべき基板5を備えた真空処理室で、こ
の真空処理室1内へマイクロ波を導入するための誘電体
製のマイクロ波導入窓6が設けられ、導入したマイクロ
波の電界により放電ガスのプラズマ7が基板5の前方に
生成されて該基板5にエッチングや成膜などのプラズマ
処理が施される。
【0016】マイクロ波は、例えば2.45GHzのマ
イクロ波を発振するマグネトロン8からアイソレータ9
及び4Eチューナー10を備えた導波管11を介して伝
播され、同軸導波変換器およびアンテナ12で導かれて
スロット13によりマイクロ波導入窓6に向けて放射さ
れる。該マイクロ波導入窓6は、マイクロ波を透過する
2枚の誘電体板6a、6bで構成され、その一方の誘電
体板6aは真空処理室1内の真空を保つように作用し、
もう一方の誘電体板6bはプラズマやホットプレートか
らの熱を受けて均熱化するように作用する。該基板5は
基板電極14に載置され、該基板電極14には必要に応
じて高周波電源15からインピーダンス調整をとるため
の整合器16を介して高周波が印加される。
【0017】図示の装置は、ガス導入口4から放電ガス
を供給し、真空排気手段2により原料および反応副生成
ガスを排気して真空処理室1内を減圧したのち、マグネ
トロン8で発振、増幅されたマイクロ波が4Eチューナ
ー10を通してアンテナ12に導入され、スロット13
から放射される。このとき反射波は4Eチューナー10
によって真空処理室1内の方向へ戻されるが、調整しき
れない反射波はアイソレータ9で吸収され、マグネトロ
ン8に戻ることはない。そして、スロット13から放射
されたマイクロ波は、誘電体板6a、6bを透過して真
空雰囲気の真空処理室1内へ導入され、このマイクロ波
が作る電磁界によって該真空処理室1内にプラズマ7が
形成される。
【0018】プラズマ7が、導入側の誘電体板6aの近
傍でマイクロ波のカットオフ密度を超えると、マイクロ
波の侵入長は数mmとなってプラズマ中の数ミリの範囲
で一部のエネルギーをプラズマ7へ伝達して残りは反射
される。こうして生成されたプラズマ7は、スロット1
3のパターンによっては平面で均一に調整することがで
き、さらに拡散によって均一化されたプラズマが基板5
に到達してこれに所望のプラズマ処理を施すことができ
る。
【0019】大電流のマイクロ波を透過させるため、マ
イクロ波導入側の誘電体板6aには、熱伝導が比較的悪
く熱歪みにも弱いが誘電損失が小さな厚さ18mmの高
純度のアルミナを用いた。また、直接プラズマに曝され
て熱を受けるマイクロ波の導出側の誘電体板6bには、
熱伝導の良い厚さ4mmの窒化アルミを用いた。尚、誘
電体板6a、6b間には、厳密には多少の真空空間が存
在するが、これの厚さは誘電体板に比べて薄く誘電損失
の割合も小さいので無視することが出来る。
【0020】この構成において、前記損失の指標である
Aの値を求めると、A={18×(3.0×10-4)}
+{4×(3.5×10-3)}=19.4×10-3<3
0×10-3となり、全投入電力のプラズマ励起に使われ
る電力に対する誘電損失による電力ロスの割合を、数%
に抑えることができることが分かる。
【0021】また、熱伝導および熱歪みについては、窒
化アルミはアルミナに比べ略々10倍の熱伝導率である
ため、全体として均熱性が上がる。さらに窒化アルミ
は、4mmと薄いため、熱歪みに対して耐力が増すほ
か、シール部がないため自由度が上がり、破断の危険性
は殆ど無い。誘電体板の枚数は、誘電損失が許容される
ならば3枚以上でもよい。
【0022】以下に本発明の装置によって、Arプラズ
マを真空処理室1内に形成した直後の各誘電体板の外周
および中心温度について測定した二つの具体的実施例に
ついて説明する。
【0023】[実施例1]マイクロ波導入窓6を二種類
の誘電体板6a、6bで構成し、マグネトロン8からマ
イクロ波を出力してプラズマを生成する下記の条件に於
いて、放電直後の誘電体板6aの上面の温度を接触温度
計により測定した。誘電体板6aには、直径380m
m、厚さ18mmのアルミナ(誘電率10.2、2.4
5GHz時の誘電損失2.5×10-4)を用い、誘電体
板6bには、直径360mm、厚さ4mmの窒化アルミ
(誘電率8.8、2.45GHz時の誘電損失3.5×
10-3)を用い、誘電体板6aと6bの間での放電を防
止するため、両者の隙間が0.5mm以下となるように
設置した。マイクロ波は周波数2.45GHzで出力は
1.5kW(約1.5W/cm2)、ホットプレート温
度は300℃に維持されており、基板電極14上にある
シリコンの基板5に高周波バイアスは印加されておら
ず、基板5と誘電体板6bの下面までの距離は40mm
とした。プラズマ励起用の放電ガスとしてArを3.4
Pa・m3/sec供給し、圧力を133Paに維持し
て30分間放電を行ったのち、アンテナ12を取り外し
誘電体板6aの中心部と外周から内側に10mmの位置
の温度を熱電対により測定した。また、すべてを常温に
戻して誘電体板6bを取り外し、基板5と誘電体板6a
の下面までの距離を44mmとした後、前記条件と全く
同じ条件で放電を行い、誘電体板6aの温度を測定し
た。
【0024】その結果、誘電体板6bがある時は、誘電
体板6aの中心温度は120℃、外周温度は83℃であ
った。一方、誘電体板6bを取り除いた場合、中心温度
は168℃、外周温度が93℃という結果になった。以
上から、両者の中心と外周の温度差は、誘電体板6bが
有るときは37℃、無しのときは75℃になり、誘電体
板6bを設けることによって、誘電体板6aの均熱性が
良くなっていることが分かる。また、誘電体板6bがあ
る場合の方が、絶対温度が低いことから、最高到達温度
も低く抑えられていることが分かる。
【0025】以上述べた圧力は一例であり、プロセス条
件により5Paから1000Paの範囲において同様の
効果を得ることができる。誘電体板6bの下面と基板5
の距離は、温度分布の均一性とプラズマ密度との関係に
より30mmから120mmの範囲とすることが好まし
い。また、投入するマイクロ波の周波数は、高密度なプ
ラズマを生成するために2GHzから10GHzの範囲
内にあり、誘電体板の直下のプラズマ密度がマイクロ波
のカットオフ密度に達するように、投入電力は誘電体板
下面の面積に対して、好ましくは1W/cm2から5W
/cm2の範囲でプロセスを行うのがよい。基板の支持
ステージ温度は、エッチングや成膜のプロセスによって
異なるため、−40℃から600℃の範囲内とする。プ
ロセスガスは、プロセスによって一種類以上のガスをプ
ロセス中に少なくとも合計8.5×10-2Pa・m3
sec以上導入されており、成膜する対象となる基板5
は、半導体基板に限らず、AlTiC基板、プラスチッ
ク基板、ガラス基板など制限なく使用できる。誘電体板
に関しても、アルミナや窒化アルミに限らず、石英や窒
化シリコンなどマイクロ波を透過する材料であれば何で
も良い。
【0026】[実施例2]次に、上記実施例1と同じ装
置を使用し、基板5を自然酸化膜を取り除いたシリコン
基板とし、Kr/O2ガスを導入して高濃度ラジカルに
よるシリコンの直接酸化プロセスを行った。このプロセ
スでは、 マイクロ波導入窓6には誘電体板6aと誘電体板6b
の二種類を設置し、誘電体板6aには、直径380m
m、厚さ18mmのアルミナ(誘電率10.2、2.4
5GHz時の誘電損失2.5×10-4)を用い、誘電体
板6bには、直径360mm、厚さ4mmの窒化アルミ
(誘電率8.8、2.45GHz時の誘電損失3.5×
10-3)を用い、誘電体板6aと6bの間での放電を防
止するため、両者の隙間が0.5mm以下となるように
設置した。マイクロ波は周波数2.45GHzで出力は
2.0kW(約2W/cm2)、ホットプレート温度は
500℃に維持されており、基板電極14上にあるシリ
コンの基板5に高周波バイアスは印加されておらず、基
板5と誘電体板6bの下面までの距離は40mmとし
た。こうした構成は実施例1の場合と余り変わりがない
が、この例ではプラズマ励起用の放電ガスとしてKrを
1.64Pa・m3/sec、O2を0.05Pa・m3
/sec供給し、圧力を133Paに維持して15分間
放電を行ったのち、基板5を取り出して分光エリプソメ
ーターにより酸化されたシリコン基板の厚さを測定し
た。 さらにと同様の条件で誘電体板6bの窒化アルミを
取り除き、基板5と誘電体板6a下面までの距離を44
mmとした場合の酸化されたシリコン基板の厚さを分光
エリプソメーターにより測定した。 厚さ18mmのアルミナの誘電体板6aを、厚さ18
mmの窒化アルミに変えた場合の酸化されたシリコン基
板の厚さを分光エリプソメーターにより測定した。
【0027】その結果、の場合、8インチ面内の5点
(中心、およびr=50mm、θ=0、90、180、
270°)の平均酸化膜厚は178Åとなり、の場合
181Å、の場合105Åという結果になった。この
結果から、の場合は明らかに酸化速度が遅く、窒化ア
ルミの誘電損失によってパワーがロスしていると考えら
れる。との結果からは、酸化速度に大差がなく、窒
化アルミの誘電損失による影響は殆ど無いことがわか
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、プラズマ生成用のマイクロ波を導入するマイクロ
波導入窓を、複数枚の誘電体板を重ね合せて構成したの
で、真空保持の耐力性を保有させる誘電体板と耐熱性を
保有させる誘電体板とに機能を分散させて大電力密度の
マイクロ波を導入できる効果があり、マイクロ波の導入
側の誘電体板を誘電損失の小さいもので構成し、マイク
ロ波の導出側の誘電体板を熱伝導がよい或いは熱歪みに
耐えるもので構成することで、熱歪みや真空に耐える強
度を有する誘電損失の小さいマイクロ波導入窓が得ら
れ、安定性の高いプラズマプロセスを行え、請求項4の
構成とすることで真空処理室内に大きな電界強度のマイ
クロ波を導入でき、請求項5或いは6の構成とすること
でマイクロ波により適切にプラズマプロセスを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す截断側面図
【符号の説明】
1 真空処理室、2 真空排気手段、5 基板、6 マ
イクロ波導入窓、6a・6b 誘電体板、7 プラズ
マ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 聡 静岡県裾野市須山1220番14号 日本真空技 術株式会社富士裾野工場半導体技術研究所 内 (72)発明者 上東 俊光 静岡県裾野市須山1220番14号 日本真空技 術株式会社富士裾野工場半導体技術研究所 内 (72)発明者 宮川 善秀 静岡県裾野市須山1220番14号 日本真空技 術株式会社富士裾野工場半導体技術研究所 内 (72)発明者 小松 孝 静岡県裾野市須山1220番14号 日本真空技 術株式会社富士裾野工場半導体技術研究所 内 Fターム(参考) 4G075 AA24 BA05 BC06 BD14 CA47 4K030 FA02 KA30 5F004 BA14 BA20 BB14 BB29 BB32 CA02 5F045 AA09 AE13 AE15 AE17 AE19 AE21 DP04 EB03 EC05 EH03 EH17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空排気手段に接続された真空排気口と、
    放電ガスの導入口と、処理されるべき基板とを備えた真
    空処理室内へ該放電ガスのプラズマを生成するためのマ
    イクロ波を導入する誘電体製のマイクロ波導入窓を設け
    たプラズマプロセス装置に於いて、該マイクロ波導入窓
    を複数枚の誘電体板を介して構成したことを特徴とする
    プラズマプロセス装置に於けるマイクロ波導入装置。
  2. 【請求項2】上記複数枚の誘電体板を、同材質または別
    材質の2枚以上の誘電体板で構成したことを特徴とする
    請求項1に記載のプラズマプロセス装置に於けるマイク
    ロ波導入装置。
  3. 【請求項3】上記マイクロ波導入窓を構成する複数枚の
    誘電体板のうち、マイクロ波の導入側の誘電体板をアル
    ミナで形成し、その導出側の誘電体板を窒化アルミニウ
    ムで形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    プラズマプロセス装置に於けるマイクロ波導入装置。
  4. 【請求項4】上記真空処理室内の上記放電ガスの圧力を
    0.1Pa〜1000Pa、上記マイクロ波の周波数を
    2GHzから10GHzとすることを特徴とする請求項
    1に記載のプラズマプロセス装置に於けるマイクロ波導
    入装置。
  5. 【請求項5】上記誘電体板の大きさが、直径で250m
    m以上、もしくは直径250mmの円と同等以上の面積
    を有する大きさであることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のプラズマプロセス装置に於けるマ
    イクロ波導入装置。
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