JPS63236549A - ロ−ラミル - Google Patents

ロ−ラミル

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JPS63236549A
JPS63236549A JP6979287A JP6979287A JPS63236549A JP S63236549 A JPS63236549 A JP S63236549A JP 6979287 A JP6979287 A JP 6979287A JP 6979287 A JP6979287 A JP 6979287A JP S63236549 A JPS63236549 A JP S63236549A
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JP
Japan
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fine powder
coarse
rotary
powder
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JP6979287A
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JPH0636869B2 (ja
Inventor
博久 吉田
謙一 有馬
次男 山本
直文 田中
博 野原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、微粉炭焚ボイラの石炭粉砕用、クリンカーな
どを粉砕するセメント用等に適用されるローラミルに関
するものである。
(従来の技術) 従来のローラミルは、第2図に示す様に1段の回転式分
級機60を備えている。供給管10から投入された塊炭
等の被粉砕物は、回転テーブル20上で連れ回りする粉
砕ローラ30により荷重が与えられて粉砕され、回転テ
ーブル20の外周に飛ばされて、下部の熱風入口部40
から吹上部50を通りミル内部へ送入された熱風、即ち
搬送気体によって上部の回転式分級機60内に送り込ま
れ、搬送気体中の粉体が粗粉と微粉に分級され、粗粉は
外側へ飛ばされて落下し再び粉砕されると共に、微粉は
排出管110から取り出される構造になっている。即ち
、従来は1段の回転式分級機でいつきに粗粉と微粉に分
級しようとするものであった。
従来のローラミルの分級原理を簡単に説明する。
第3図に示す様に前記回転式分級機60に取付けられた
分級羽根70内の粒子には、気流による求心方向の流体
抵抗Rと羽根の回転運動による遠心力Fとが作用し、そ
れぞれの力は次式で示される。
R= 3 πdp μgVr −−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−(1)ここで、 dp:粒子直径〔備〕 μg:気体粘度(poise) vr:気流向心方向速度(cm/5ec)vo:羽根周
速度(cm/5ec) r;羽根半径〔口〕 Ps、Pg:粒子、気体の密度(g/cd)つまり、一
定条件で分級機が運転されている時には、F>Rとなる
粗粉が分級機の外側に放出され、F<Rとなる微粉が分
級機の内側に流れ込み、粗粉と微粉とに分級される。尚
、回転式分級機では粒子の分級羽根70への衝突後の反
発角度と衝突確率も重要な分級性能への影響因子ではあ
るが、本発明とは直接関係がないので、ここではこれら
因子について言及することを省略する。
次いで分級機の外側に放出された粗粉は、ミルの下部か
ら吹き上げる上昇搬送気体により重力分級される。この
重力分級の原理に関してはストークスの法則に基づくも
のが最も有名で下式で示される。
U t = g (Ps −Pg) dp2/ 18 
p g −−−−−−−−−−−−−(31Ut:粒子
の気流に対する終末沈降速度Ccn/sec) g:重力加速度〔備/sec”) 従って気流の上昇速度をUg (cm/sec )とす
ると、ut=ugO時は粒子は外からみると止まった状
態であり、Ut<Ugでは粒子は上昇し、Ut>ugで
は粒子は沈降する。つまり、大きな粒子(dpが大)は
(3)式よりUtが大きくなり、Ugの小さな個所(ミ
ル内壁付近など)からテーブル上に落下し、再び粉砕さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) 細い微粉を得ようとすると前記(11式と(2)式の関
係からvOを大きく、つまり分級機を高速で回転する必
要があるが、この場合分級羽ll70の摩耗が激しいと
か、機械構造上無理が多いなどの問題点があって、回転
速度にも限度がある。また、分級機の外側に放出された
粗粉中には比較的粗い微粉(以下、粗微粉と呼ぶ。)を
かなり含んでおり、この粗微粉は前記(3)式より明ら
かな様に、lltが小さい為に気流に乗って再び上昇し
、製品微粉中に紛れ込む確率が多くなる。製品微粉中に
粗微粉が増えると、例えば石炭の場合には燃焼性に悪影
響を及ぼし、灰中に未燃分が増加するという問題点が生
じる。また、従来の構造のままでこれら粗微粉を減らそ
うとすると、必要以上の粉砕、いわゆる過粉砕をしなけ
ればならず、粉砕動力の増加を招いていた。
従って、本発明は分級機の回転を高速化せずに、また過
粉砕も要せずに粗粉は当然のこととして、粗微粉と細微
粉を確実に分級しうる分級機を備えたローラミルを提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は垂直駆動軸まわりに回転しているテ
ーブルと、同テーブル上面に押圧されつつ回転し前記テ
ーブル間で被粉砕物を粉砕する複数のローラとを有する
ローラミルにおいて、前記テーブルの上方に位置し前記
テーブルの周囲から上昇する搬送気体中の粉体を粗粉と
細粉に分離する回転式の1次分級機と、前記1次分級機
の内側に位置し前記細粉を粗微粉と微粉とに分離する回
転式の2次分級機を備え、かつ前記1次分級機の下部に
前記粗微粉を集めてテーブル上に戻す為の漏斗状のガイ
ドコーンを有すると共に、同ガイドコーン内に上昇気流
速度調整用の抵抗体を配することを構成とし、これを上
記問題点の解決手段とするものである。
(作用) つまり、回転式1次分級機とその内側に同じく回転式の
2次分級機を備えることで、2段の回転式分級機により
低回転数で微粉中から粗徹粉の含有を排除した細微粉製
品を得る。1次分級機の下部のガイドコーンは2次分級
機により分離された粗微粉を集めてテーブル上に戻すも
のであるが、ガイドコーン内に上昇気流速度調整用の抵
抗体を持たせることにより、ガイドコーン内壁に沿って
落下している粗微粉中の製品となる細微粉だけを上昇さ
せるに必要な気流速度に調整し、最粉砕が必要な粗微粉
をテーブル上に落下させる。
(実施例) 本発明を第1図の実施例について石炭粉砕の場合を説明
する。
図において、10は原料供給管、20は回転テーブル、
30は粉砕ローラ、40は熱風入口部、50は吹上部、
110は排出管であり、これらの部分は第2図に示した
従来のローラミルの同一符号が付された対応する部分と
同等である。
本実施例では、回転テーブル20の上方に供給管10を
中心に回転し、同心円上に分級羽根70゜100をもつ
回転式の分級機が2段に設けられる。
これらの分級機のうち外側に配置される分級機が1次分
級機60であり、内側に配置される分級機が2次分級機
90である。
そして、前記外側の回転式1次分級機60の下端には漏
斗状のガイドコーン80が連設される。
また、上記供給管10の前記ガイドコーン80と回転式
2次分級機90との間に形成される上昇気流の通路には
、同気流の通過抵抗を変更できる抵抗体120が取り付
けられている。
いま、供給管10から投入された塊炭は、回転テーブル
20上で粉砕ローラ30により荷重が与えられて粉砕さ
れて粉砕炭となり、回転テーブル20の外周に飛ばされ
て、下部の熱風入口部40から吹上部50を通りミル内
部へ送入された熱風、即ち搬送空気によってミル上部の
回転式1次分級機60へと送り込まれる。
この回転式1次分級機60で搬送空気中の粉砕炭は粗粉
と細粉に分級され、粗粉は外側に飛ばされて落下し再び
粉砕される。一方、細粉は前記1次分級機60の内側に
位置する回転式2次分級機90に送り込まれ、分級羽根
100により粗微粉と細微粉に分離され、このうちの細
微粉は排出管110より取り出され、粗微粉はガイドコ
ーン80の内壁に沿ってテーブル20上に落下し再び粉
砕される。
1次分級機60と2次分級機90の駆動方法は、図示し
ていないが2台のモータで独立駆動しても良いが、1台
の可変速モータで2段プーリなどを使用する方が有利で
ある。通常、2次分級機90は1次分級機60よりも高
速で回転しており、要求粒径に応じて可変速モータで回
転数が変えられる。
ガイドコーン80の内壁に沿って落下する粗微粉に含ま
れる製品となる11I微粉は、ガイドコーン80の下部
から吹き上げて来る気流(第1図中の点線で表示)によ
り分離され、再び2次分級機90に送り込まれる。この
気流速度は非常に重要な役割を果たすもので、大き過ぎ
ると前記(3)式の原理から粗微粉まで吹き上げてしま
い、逆に小さ過ぎると製品となるべき細微粉までも回転
テーブル20上に落下して粉砕される、いわゆる過粉砕
となり粉砕動力の増加を招く。
供給管10に取り付けられた抵抗体120は上下に移動
可能となっており、これにより気流通過抵抗が変わり、
ガイドコーン80内の上昇気流速度を適正値に調整でき
る。
第1表は従来型ミルの分級機を160rpHで回転させ
た時と、本発明によるミルの1次分級機を7Orpm 
、 2次分級機を11Orpmで回転させた時の石炭粉
砕(中国産の瀝青炭)の試験結果を示したものである。
第  1  表 この表より本発明によるミルの場合は、従来型ミルに比
較して、 (1)  はぼ同じ50%バス平均径を得るのに分級機
回転数は大巾に低くて良い。これは2段分級を行った効
果である。
(2)はぼ同じ50%パス平均径に対して粉砕動力原単
位は約15%低く、かつ製品炭中に含まれる粗微粉(本
実施例では74μm以上)が殆ど含まれていない。これ
は前記ガイドコーン80内での上昇気流による粗微粉中
の細微粉の分級が効果的に行われたことにより、必要以
上の過粉砕をしなかったことと粗微粉が上昇気流に乗ら
ずに製品箱微粉中に混入しなかった為である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明した如く本発明によれば、従来よりも
低い分級機回転数でかつ低い粉砕動力原単位で粗微粉の
含有率が非常に少ない優良な製品を得ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転式2段分級機を備えるローラミル
の縦断面図、第2図は従来の回転式分級機付ローラミル
の縦断面図、第3図は第2図の■−■部分の断面図であ
る。 図の主要部分の説明 20・一回転テーブル    30−・粉砕ローラ6〇
−回転式1次分級機  80−・−・ガイドコーン90
−・回転式2次分級機 120・・・抵抗体第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 垂直駆動軸まわりに回転しているテーブルと、同テーブ
    ル上面に押圧されつつ回転し前記テーブル間で被粉砕物
    を粉砕する複数のローラとを有するローラミルにおいて
    、前記テーブルの上方に位置し前記テーブルの周囲から
    上昇する搬送気体中の粉体を粗粉と細粉に分離する回転
    式の1次分級機と、前記1次分級機の内側に位置し前記
    細粉を粗微粉と微粉とに分離する回転式の2次分級機を
    備え、かつ前記1次分級機の下部に前記粗微粉を集めて
    テーブル上に戻す為の漏斗状のガイドコーンを有すると
    共に、同ガイドコーン内に上昇気流速度調整用の抵抗体
    を配することを特徴とするローラミル。
JP6979287A 1987-03-24 1987-03-24 ロ−ラミル Expired - Lifetime JPH0636869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6979287A JPH0636869B2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 ロ−ラミル

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JP6979287A JPH0636869B2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 ロ−ラミル

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Publication Number Publication Date
JPS63236549A true JPS63236549A (ja) 1988-10-03
JPH0636869B2 JPH0636869B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=13412948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6979287A Expired - Lifetime JPH0636869B2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24 ロ−ラミル

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JP (1) JPH0636869B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05253507A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Ube Ind Ltd 竪型粉砕機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05253507A (ja) * 1992-03-13 1993-10-05 Ube Ind Ltd 竪型粉砕機

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JPH0636869B2 (ja) 1994-05-18

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