JPS63236500A - 放送空間の限定装置 - Google Patents

放送空間の限定装置

Info

Publication number
JPS63236500A
JPS63236500A JP7112587A JP7112587A JPS63236500A JP S63236500 A JPS63236500 A JP S63236500A JP 7112587 A JP7112587 A JP 7112587A JP 7112587 A JP7112587 A JP 7112587A JP S63236500 A JPS63236500 A JP S63236500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
wave
carrier
space
carrier wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7112587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2688051B2 (ja
Inventor
Masayuki Tokiwa
正之 常盤
Yosuke Ushirogami
後神 洋介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP62071125A priority Critical patent/JP2688051B2/ja
Publication of JPS63236500A publication Critical patent/JPS63236500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2688051B2 publication Critical patent/JP2688051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放送空間の限定装置に係り、特に音声を任意の
空間に限定する放送空間の限定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、音はスピーカ等から発せられ空間に広く伝播
するため必要場所以外に伝わり、色々な場所で音を同時
に発生するとお互いに干渉し合ったりして混乱を生じる
。従って、街角に見る大型ディスプレイ等も交通上の障
害あるいは騒音となるため大規模なものは無声が多い。
一方、壁などによらずに音を任意空間に限定するために
はスピーカの特性(指向性)や配置により限定してし・
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、スピーカの指向性に対しである程度指向
の強いものはできても音の到達距離を制御する事は出力
に頼るこ七しがなく、完全には音を任意空間に限定する
ことはできない、という問題点がある。
本発明ば上記問題点を解決すべく成されたもので、音を
任意の空間に限定することができる放送空間の限定装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、音声信号を搬送波
によって変調する変調手段と、前記変調手段によって変
調された変調波を出力する第1のスピーカと、前記第1
のスピーカから出力された変調波と干渉可能な搬送波を
出力する第2のスピーカと、前記変調手段と前記第2の
スピーカとに同期させながら搬送波を出力する搬送波発
生手段と、を備えることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、変調手段によって音声信号を搬送波で
変調して第1のスピーカから変調波を出力する。一方、
搬送波発生手段により変調波と同期させながら第2のス
ピーカから搬送波を出力する。従って、第1のスピーカ
と第2のスピーカとの空間に変調波と搬送波とが干渉さ
れその空間に入った人のみが音声として識別する事がで
きる。
〔実施例〕
以下本発明の放送空間の限定装置が電話システムに適用
された実施例を詳細に説明する。
第1図に示されるように、音声信号v (t)が平衡変
調器10に入力されると、平衡変調器10によって音声
信号v (t)が搬送波発生器12によって生成された
搬送波coswtで変調される。
この搬送波coswtの帯域は、人間の耳に聞こえる可
聴波帯域と周波数が可聴波以下の超低周波帯域と周波数
が可聴波以上の超高周波帯域とに分類することができる
が、可聴波では、人間の耳に間こえてしまうため雑音と
なってしまう。超低周波では、人体に対して頭痛、吐き
気等の悪影響がある。また、搬送波成分cosutを持
つ変調波を非線形特性を利用して復調すると一般に非線
形特性は入力Xに対して(+)弐のように表わされる。
y =ao+a  1 X+azX”+a2X 3+ 
 ・ ”  ”・ ・ ・ (1) ここに搬送波成分coswtを持つ信号が入力すると出
力として(2)式のようにcosへt、 cos’wt
、  ・・・の項が現われ、2次以上の項は周波数2w
t、3wt、  ・・・の高調波を生みだす。
Y=ao+a+X+atX”+a3X3+・・・−a 
o 十a +C05Wt + a tcO5”@t+ 
 a  、cos’wt  +  ― φ −・ ・ 
・ (2) 一般の復調回路では高調波成分をフィルタによってカッ
トするとかできる。また、搬送波が超高周波であれば高
調波成分はさらに周波数の高い超音波(不可5)となり
問題にならない。
また、搬送波が超低周波であれば可聴周波数を持つ高調
波が雑音となって現われてくる。従って、搬送波の帯域
観よ超高周波を使用する。また、この超高周波は空気中
伝播の際の減衰が大きいため反射の減衰が大きく反射波
の影響を抑えることかできる。
一方超高周波の搬送波Acoswtで音声信号v (t
)を平衡変調器10によって振幅変m (AM)すると
(3)弐の形に変調される。
f+(tl=Ao (L+kv(t)lcoswt  
・・・(3)これを非線形特性の(1)式に代入すると
、y=3o +a+ Ao(1+kv(t))cosw
t+az Ao” [1−1−k v(t)) ” c
os”wt+ as Ao’ (1+k v(tNコc
os3wt+ −−−+ a lAo (1+k v(
t)l coswt・・・(4) (4)式のようになり、音声信号v (t)に比例した
成分(ax Ao”k v(t))が表われ、超音波変
調ニよル暗号化の役を成さない、そこで、平衡変調器1
0によって一般の振幅変調波 f+(t)=Ao [1+k v(t)l coswt
  ・・(3)の位相を逆にした変調波の差 fz(t)=Ao (1−k v(t)) coswt
  ・・(5)をとった搬送波抑圧変調にすると、搬送
波抑圧変調波は(6)式のようになる。
f (t) = f + (t)  r z(t)= 
2 A o k v (t)coswt= k o v
 (t)coswt      ・・・(6)(ただし
、k、=2Ao k) この抑圧変調波k 、 v (t)coswtを(1)
式の非線形特性に入力すると、(7)式のようになり音
声信号v (t)の成分は出てこないので音声信号v 
(t)を平衡変調器10によって搬送抑圧変調方式での
変調にする。
y=ao  +a+  ko  V(t)coswt+
  a 、  k e” v (t)”  cos”w
t+ a 、  k o3v (t)’ cos’wt
+・・・+  a  +  k o  v (t)co
swt・ ・ ・ (7) 従って、第1図に示されるように平衡変調器10より抑
圧変調波k o V (t)coswtがスピーカー4
より出力される一方搬送波発生器12により、平衡変調
器10に出力する搬送波coswt と同期させながら
搬送波coswtがスピーカー6より出力される。する
と、抑圧変調波k o v (t)coswtと搬送波
cosw Lとが干渉され、その干渉点において(8)
式のように合成波(1+ k、 v(tN coswt
を得る。
ko  v(t)coswt  +coswt=  (
1+ kav(t))  coswt・ ・ ・ (8
) ここでこの合成波(1+ k、 v(t)] cosw
tは空間にいる通話者18の耳の非線形特性に入力され
て(9)式を得る。
+ a +  (1+ ka  v(tN coswt
+as   (1+ko  v(t)l coswt+
az   (1+kov(t))”cos2wt+as
   (1+ko  v(tN ’coswt+ ・ 
 ・  ・ ・・・(9) ここで第5項以降は搬送波およびその高調波成分である
超音波なので人間の耳には不可聴である。
また、第1項および第2項は直流分であり、不可聴であ
る。よって通話者18の耳に復調信号としてとらえるの
は である、ここで第2項は復調ひずみであり雑音となって
しまうかに0の値を調整することによって影響を小さく
することができる。
また、スピーカー4.16との距離を抑圧変調波k o
  V (t)coswt と搬送波coswt との
位相がずれないように波長の整数倍に設定しなければな
らない、また、それぞれのスピーカー4.16から出力
される抑圧変調波k 、 v (t)coswLと搬送
波cosw tとの干渉点は平面上に分布するようにし
なければならない。
第2図に示されるように一般にある音源20.22から
発せられた音波は球面波となって伝送されていくが、そ
れでは干渉面上の各ポイントA。
B、Cの伝送時間をTa 、Ts 、Tc とすると伝
送時間はT4 <Tm <Tcとなり伝送遅延が発生し
てしまう、従って、第3図に示されるように各ポイント
ASB、、Cの伝送時間がT、=T、−Tcとなる平面
波を発生するスピーカを使用して干渉点を平面上に分布
する。
一方、搬送波に周期関数coswtを使用しているため
に干渉面は2つのスピーカ14.16の中点ではなく、
搬送波の波長間隔で存在する(干渉しま現象)、従って
、それぞれの干渉面は時間的なずれを持っているので、
左右の耳が別々の干渉面に位置すると左右の耳に間こえ
る音声は時間的なずれを持つことになり耳の間隔を17
C11として時間的なずれは00式より5 X 10−
’sec となる。
・・・OD しかしながら、干渉面の間隔が非常に短くなり時間的な
ずれも無視できるとして干渉面の重なりを1つのエリア
としてとらえることができる。
また、複数の干渉面は第4図乃至第6図に示されるよう
にスピーカ14.16の設置方向(上下、前後、左右)
によってそれぞれ異なった方向に重なることになる。
スピーカ14.16を第4図に示すように通話者1日の
上下に設置した場合には、干渉面は水平に重なり、左右
の耳が同一干渉面上になるので、平面上の移動ができる
。しがしながら、下方からの音波に対するイス、自分の
体などの障害物が多くなってしまう。
また、スピーカ14.16を第5図に示すように通話者
18の左右に設置した場合には、干渉面は体の側面に平
行になるので、左右の耳は違う干渉面上になる。また、
音波に対して自分の頭が障害物となってしまう。
また、スピーカ14.16を第6図に示すように通話者
18の前後に設装置した場合には、干渉面は体の正面に
平行になり、左右の耳が同一干渉面上になるので、自分
の体が音波の障害にはなりにく い 。
以上の事から、スピーカ14.16を通話者18の前後
に設置することが好ましい。
以上説明したように電話システムに本発明の放送空間の
限定装置を適用したことにより、音声信号を不可聴波で
ある超音波にて変調し、通話者のいるある特定のエリア
でのみ復調することができるので、受話器あるいはヘッ
ドホンなどの装置を必要とせず無線化、無装置化ができ
る。また、不可聴波による変調によりスピーカホンなど
のように電話の秘話性が無くなったり、通話者以外の人
間に聞こえて雑音、騒音となることがなく無音化(無騒
音、秘話性)が計れる。
また、本発明の放送空間の限定装置を利用することによ
り同一空間に異種放送(国際会議場などの同時通訳のよ
うな場合)を異なる変調゛方式で流し、チャンネル別に
定められたフィルタを耳にする事で簡単なチャンネル選
択が可能となり異種の放送を同時に行なうことが可能と
なる。従ってオフィスを始め病院、ホテル、デパート、
イベントホール、国際会議場など極めて多くの所で利用
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、変調波と搬送波と
が干渉された空間に入った人のみが音声として識別する
ことができるので、当該空間以外の人には音が聞こえな
い、従って、音を任意の空間に限定することができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放送空間の限定装置を示す概略構成図
、第2図および第3図はスピーカを示す概略構成図、第
4図乃至第6図はスピーカの配置を示す説明図である。 14、!6・・・スピーカ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音声信号を搬送波によって変調する変調手段と、
    前記変調手段によって変調された変調波を出力する第1
    のスピーカと、前記第1のスピーカから出力された変調
    波と干渉可能な搬送波を出力する第2のスピーカと、前
    記変調手段と前記第2のスピーカとに同期させながら搬
    送波を出力する搬送波発生手段と、を備えることを特徴
    とする放送空間の限定装置。
JP62071125A 1987-03-25 1987-03-25 放送空間の限定装置 Expired - Fee Related JP2688051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62071125A JP2688051B2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25 放送空間の限定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62071125A JP2688051B2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25 放送空間の限定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63236500A true JPS63236500A (ja) 1988-10-03
JP2688051B2 JP2688051B2 (ja) 1997-12-08

Family

ID=13451533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62071125A Expired - Fee Related JP2688051B2 (ja) 1987-03-25 1987-03-25 放送空間の限定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2688051B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295411A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Sony Corp 音響装置及び音響装置の制御方法
JP2010527176A (ja) * 2007-05-02 2010-08-05 韓國電子通信研究院 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法
JP2011041266A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Korea Electronics Telecommun 信号の損失を最小化するための人体音響送信装置及び方法
CN102113248A (zh) * 2008-07-30 2011-06-29 韩国电子通信研究院 使用人体通信的单一声音传送设备
WO2014043543A1 (en) * 2012-09-13 2014-03-20 Parametric Sound Corporation Personal audio system and method
JP2015082689A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社日本自動車部品総合研究所 音響システムおよび超音波フィルタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5595500A (en) * 1979-01-16 1980-07-19 Akira Sasaki Acoustic unit utilizing ultrasonic wave
JPS5952999A (ja) * 1982-09-20 1984-03-27 Yoshimichi Yonezawa 可聴音源の合成法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5595500A (en) * 1979-01-16 1980-07-19 Akira Sasaki Acoustic unit utilizing ultrasonic wave
JPS5952999A (ja) * 1982-09-20 1984-03-27 Yoshimichi Yonezawa 可聴音源の合成法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295411A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Sony Corp 音響装置及び音響装置の制御方法
JP4525145B2 (ja) * 2004-04-05 2010-08-18 ソニー株式会社 音響装置及び音響装置の制御方法
JP2010527176A (ja) * 2007-05-02 2010-08-05 韓國電子通信研究院 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法
CN102113248A (zh) * 2008-07-30 2011-06-29 韩国电子通信研究院 使用人体通信的单一声音传送设备
JP2011529659A (ja) * 2008-07-30 2011-12-08 韓國電子通信研究院 人体通信を利用した単一音響送信装置
JP2011041266A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Korea Electronics Telecommun 信号の損失を最小化するための人体音響送信装置及び方法
WO2014043543A1 (en) * 2012-09-13 2014-03-20 Parametric Sound Corporation Personal audio system and method
US9319802B2 (en) 2012-09-13 2016-04-19 Turtle Beach Corporation Personal audio system and method
JP2015082689A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社日本自動車部品総合研究所 音響システムおよび超音波フィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2688051B2 (ja) 1997-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1175812B1 (de) Verfahren zur wiedergabe von audioschall mit ultraschall-lautsprechern
KR100561094B1 (ko) 스피커장치 및 그 구동방법, 오디오신호 송수신장치
EP0719493B1 (en) Apparatus and method for reducing acoustic feedback
ATE274785T1 (de) Niederfrequenz-audioverbesserungssystem
US20090116660A1 (en) In-Band Parametric Sound Generation System
Schroeder Improved Quasi‐Stereophony and “Colorless” Artificial Reverberation
PL95268B1 (pl) Uklad odwzbudzajacy
US5604809A (en) Sound field control system
JPS63236500A (ja) 放送空間の限定装置
KR20140087926A (ko) 개인적 위치 방향 스피커 시스템 및 제공방법
Benesty et al. Synthesized stereo combined with acoustic echo cancellation for desktop conferencing
US3497637A (en) Transducer for stimulation of facial nerve system with r-f energy
CN109640229A (zh) 一种减少定向扬声器噪音的方法及减少噪音的定向扬声器
US20220394379A1 (en) Spectral compensation filters for close proximity sound sources
KR20140011784A (ko) 개인적 위치 방향 스피커 시스템 및 제공방법, 그리고 이를 실행하기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
JPS6236396Y2 (ja)
JPH03114000A (ja) 音声再生方式
JPH09252500A (ja) 音響機器におけるステレオ再生方式
JPS62138897A (ja) マスキングサウンド方式
Makiyama et al. Effectiveness of ANC partition with film speaker
JPH0946798A (ja) 擬似ステレオ装置
JPS6037899A (ja) トンネル内拡音装置
JPS635360Y2 (ja)
JPS6128293A (ja) パラメトリツクアレイスピ−カ
JP3036212U (ja) アルファ波発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees