JP2010527176A - 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法 - Google Patents

単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010527176A
JP2010527176A JP2010506037A JP2010506037A JP2010527176A JP 2010527176 A JP2010527176 A JP 2010527176A JP 2010506037 A JP2010506037 A JP 2010506037A JP 2010506037 A JP2010506037 A JP 2010506037A JP 2010527176 A JP2010527176 A JP 2010527176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
human body
frequency signal
acoustic
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010506037A
Other languages
English (en)
Inventor
ソン−ウン キム
チャン−ヒ ヒョン
ジン−キョン キム
ドク−グン パク
ヒョン−イル パク
イン−ギ イム
ジョン−ボム キム
キョン−ス キム
ソン−ウォン カン
ジョンファン ファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Original Assignee
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI filed Critical Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Publication of JP2010527176A publication Critical patent/JP2010527176A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/04Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2430/00Signal processing covered by H04R, not provided for in its groups
    • H04R2430/03Synergistic effects of band splitting and sub-band processing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

本発明は、単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法に関するものである。人体音響送信システムは、第1の高周波信号に音響信号を乗せ前記人体を介して送信する第1の送信手段と、ユーザの耳領域において干渉によって前記第1の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を、前記人体を介して送信する第2の送信手段を備える。

Description

本発明は、人体を通信チャネルとして用いる人体音響送信システム及びその方法に関し、より詳細に人体音響送信システムにおいて1つの送信装置でのみ音響信号を第1の高周波信号に乗せて送信し、他の送信装置では第1の高周波信号と同一の周波数の第2の高周波信号を送信することによって、ユーザの耳領域において第1及び第2の高周波信号が相殺的干渉され音響信号のみが復元されるようにし、これによって別途の受信装置がなくとも音響聴取を可能にし、また音響システム構造を単純化して製作費用を節減できる単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法に関するものである。
この研究は、韓国情報通信省(MIC)及び/又は韓国情報通信研究振興院(IITA)の情報技術(IT)研究開発計画によって支援された[2006-S-072-01,‘‘Controller SoC for Human Body Communications’’]
「人体通信」とは、人体に電気が通じる原理を用いて電子製品の「線」をなくし、人の体をケーブルの代わりに使用して電気エネルギーの変化によって信号を伝達する技術をいう。
大韓民国特許出願第10−2004−0103036号及び大韓民国特許出願第10−2005−0100624号の優先権を主張しつつ出願し、2006年6月29日に公開された特許文献1に記載された「音響送信システム」は、人体を通信チャネルとして用いる高周波音響送信システムに関するものであって、各々音響生成部を備える2つの音響送信装置を用いることを特徴とする。
上記のような従来の音響送信システムでは、各々の音響送信装置ごとに各々内蔵された音響生成部によって生成された音響信号を高周波信号と合成して、人体を介して送信しなければならなかった。しかし、各々の音響送信装置は音響生成部を備えなければならないため、音響送信システムの構造が複雑になり、これによって製作費用も増加するという問題があった。
米国特許公開第2006/0143004号明細書
本発明の目的は、上記の問題を解決するために提案されたもので、人体音響送信システムにおいて、1つの送信装置でのみ音響信号を第1の高周波信号に乗せて送信し、他の送信装置では第1の高周波信号と同一の周波数の第2の高周波信号を送信することによって、ユーザの耳領域において第1の及び第2の高周波信号が相殺的干渉されて音響信号のみが復元されるようにし、これによって別途の受信装置がなくとも音響聴取を可能にし、また音響システム構造を単純化して製作費用を節減できる単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的及び長所は下記の説明によって理解することができ、本発明の実施形態によって分明に知り得るものである。また、本発明の目的及び長所は特許請求の範囲に示した手段及びその組合せによって、実現され得ることを簡単に知ることができるであろう。
本発明の態様によると、人体を介して第1の高周波信号と音響信号との合成信号を送信する第1の送信手段と、人体を介して第1の高周波信号と同じ周波数を有する第2の高周波信号を送信する第2の送信手段を含み、ユーザの耳領域において干渉を相殺することによって音響信号を復元する人体音響送信システムが提供される。
本発明の他の態様によると、人体を介して音響信号を搬送する第1の高周波信号を送信するステップと、人体を介して第1の高周波信号と同じ周波数を有する第2の高周波信号を送信するステップとを含み、ユーザの耳領域において干渉を相殺することによって音響信号を復元する、単一の音源を用いた人体音響送信方法が提供される。
上記のような本発明において、人体音響送信システムが単一の音源を含むため、容易に実装することができる。また、送信装置と接触しているユーザは別途の受信装置なしで送信された音響信号を聴くことができる。
加えて、人体音響送信システムは、ユーザに人体通信をさせることのみで送信された音響信号を受信することができる。ユーザは、別途の受信装置なしで音響信号を受信することができ、それによってユーザの振る舞いを自由にすることができる。
本発明の実施形態に係る単一音源を用いた人体音響送信システムに対する説明図である。 本発明の実施形態に係る音源を備えた第1の送信装置の一実施形態の構造図である。 本発明の実施形態に係る音源を備えていない第2の送信装置の一実施形態の構造図である。 本発明の実施形態に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号が相殺的干渉及び建設的干渉を起こす場合の波形図である。 本発明の実施形態に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号が相殺的干渉及び建設的干渉を起こす場合の波形図である。 本発明の実施形態に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号が相殺的干渉及び建設的干渉を起こす場合の波形図である。 本発明の実施形態に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号が相殺的干渉及び建設的干渉を起こす場合の波形図である。 本発明の実施形態に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号が相殺的干渉及び建設的干渉を起こす場合の波形図である。
上述した目的、特徴及び長所は添付された図と関連した次の詳細な説明によってより明確になるものであり、それに応じて本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できるだろう。また、本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に不明確にすることもあると判断される場合に、その詳細な説明を省略するものとする。以下、添付された図を参照して本発明による好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る単一音源を用いた人体音響送信システムに対する説明図である。以下、本発明による人体音響送信システムで行われる単一音源を用いた人体音響送信方法も別途のフローチャートなしで共に説明する。
本発明による音響送信システムは、図1に図示したように、人体30に直接接触する第1の送信装置10及び第2の送信装置20を含む。第1及び第2の送信装置10、20が各々の耳(左/右側の耳)から同一の距離離れて人体30と接触している。ここで、第1の送信装置10は、音源を備え、第2の送信装置20は、音源を備えていない。詳細な説明は、図2及び図3で行うことにする。
ユーザは、通信チャネルとして人体30を介して伝送される信号を復調するためのデータ処理過程を経ずに、各送信装置10、20から伝送される信号の相殺的干渉に基づいて音響信号のみを直接受信することができる。
第1の送信装置10は、音響信号と第1の高周波信号を結合することによって合成信号を生成して人体30を介して伝達する。また、第2の送信装置20は、第1の送信装置10において生成された第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を生成して人体30を介して伝達する。
ユーザの耳領域では、それぞれの送信装置10、20から伝送される2つの信号を重畳することによって相殺的干渉及び建設的干渉も発生する。建設的干渉によって生成される信号は人の可聴周波数帯域を越える信号であるため、ユーザは信号を感知することはできない。以下では、相殺的干渉が起きる場合を中心に説明することにする。
図2は、本発明の実施形態に係る音源を備えた第1の送信装置を例示するブロック図で、図3は、本発明の実施形態に係る音源を備えていない第2の送信装置を例示するブロック図である。
図2に示したように、音源を備えた第1の送信装置10は、制御部101、音響生成部102、高周波信号生成部103、信号結合部104、位相遷移部105、増幅部106、校正部107及び伝送部108を含む。ここで、第1の送信装置10は、ハンドヘルド(hand−held)形態とすることができる。
一方、図3に図示したように、音源を備えていない第2の送信装置は、制御部201、高周波信号生成部203、位相遷移部205、増幅部206、校正部207及び伝送部208を含んでなる。ここで、第2の送信装置20は、ハンドヘルド(hand−held)形態とすることができる。
第1の送信装置10は、人体30を介して音響信号を送信する。
制御部101、201は、第1及び第2の送信装置10、20の各々と耳との間の距離を受信し、音響生成部102及び高周波信号生成部103で生成される信号の周波数及び位相を調節する。すなわち、制御部101は、耳領域における相殺的干渉によって第1の送信装置から出力される合成信号に含まれる高周波数信号を除去し、可聴周波数帯域の音響信号のみが耳に伝達されることを可能にし、それによってユーザは別途の受信装置なしで音響を聞くことができる。
人体30と接触した第1の送信装置10の制御部101は、耳と送信装置の距離及び同一の人体30と接触した他の送信装置20との距離に基づいて、第2の送信装置からの出力信号と同一の高周波信号の周波数を設定する。制御部201は、制御部101と同様に動作する。2つの送信装置10、20が各々の耳から同一の距離で人体30と対称的に接触しているとき、制御部101、201は、同一の周波数及び位相を有するように、人体を介して伝達された対応する高周波数信号の周波数及び位相を制御する。
言い換えると、制御部101、201は、音響生成部102及び高周波信号生成部103、203の各々で生成される出力信号の周波数を調整し、人の耳領域で第1及び第2の送信装置10、20から出力された信号の重畳による高周波信号の相殺に基づいて、可聴周波数帯域の音響信号のみが復元する。ここで、2つの送信装置10、20の制御部101、201は、高周波信号生成部103、203及び伝送部108、109から出力される信号の出力速度を調節することによって、人体30における相殺的干渉の発生部分及び発生時間を制御することができ、これによってステレオ音声(Stereophonic Sound)効果を提供することができる。
また、制御部101、201は、位相遷移部(Phase Shifter)105、205の各々を制御することにより出力信号の位相を変更することができ、送信装置10、20と人体30との間のインピーダンスマッチングを考慮することによって、出力信号の位相及び周波数を調節する。加えて、制御部101、201は事前に保存したクロック情報及び人体30のインピーダンス情報などを校正部107、207の各々に送信することによって、クロック情報及びインピーダンス情報が人体30を介して伝送される信号の補正に利用することができる。
クロック情報及び人体30のインピーダンス情報が送信装置10、20の別途のメモリに保存されているとき、制御部101、201は、対応するメモリからクロック情報及びインピーダンス情報を抽出し、校正部107、207の各々に送信することによって、クロック情報及びインピーダンス情報が人体30を介して伝送される信号の補正に利用することができる。
音源を備えた第1の送信装置10の音響生成部102は、制御部101の制御信号に応じてメモリから音響データを抽出し、人体30を介して音響信号を伝送するために抽出された音響データに該当する可聴周波数帯域の音響信号を生成する。音響生成部102は、第1の送信装置10のメモリに保存されている音響データに基づいて音響信号を生成し、又は外部の通信装置から音響データを受信することによって音響信号を生成する。
そして、第1の送信装置10の高周波信号生成部103は、音響生成部102から出力される音響信号と結合され、伝送される第1の高周波信号を生成する。
第2の送信装置20内の高周波信号生成部203は、第1の送信装置10から伝送された第1の高周波信号と同一の位相の第2の高周波信号を生成する。送信装置10、20から送信される2つの高周波信号の位相が互いに同一であるとき、
2つの高周波信号の位相、すなわち、一方は単純な高周波信号、他方は音響信号を搬送する高周波信号であるときは、耳領域の位相が一致せず、それによって2つの高周波信号は相殺される。
高周波信号生成部103、203において生成される高周波信号の周波数は、音響信号の周波数及び人体30のインピーダンスに応じて変えることができる。
2つの送信装置10、20において生成される高周波信号は、人体30の耳領域で相殺的干渉によって相殺されるように、同じ位相を有するように制御される。高周波信号生成部103、203から出力される信号は、可聴周波数帯域、すなわち20〜20000Hzより高い周波数領域の超音波信号とすることができる。
第1の送信装置10の音響生成部102で生成された音響信号及び高周波信号生成部103で生成された高周波信号は、信号結合部104で合成され、合成信号は人体を介して伝達される。人体30を介して伝送される間、人体のインピーダンス特性による音波の減衰を最小化するために、信号結合部104が音響信号と高周波信号を合成する。
第1の送信装置10の位相遷移部105は、制御部101の制御信号に応じて、信号結合部104から出力される合成信号の出力位相を変更する。また、第2の送信装置20の位相遷移部205も制御部201の制御信号に応じて、高周波信号生成部203から出力される第2の高周波信号の位相を変更する。
位相遷移部105は、第1の送信装置10から出力される信号の位相を調節する。また、位相遷移部205は、第2の送信装置20から出力される信号の位相を調節する。従って、2つの信号の重畳時に高周波信号を相殺することができる。人体30の右側に接触している第1の送信装置10と右耳との間の第1の距離が、人体30の左側に接触している第2の送信装置20と左耳との間の第2の距離と大きな差がある場合には、人体30の頭部で2つの信号が重畳され、干渉が発生するように、位相遷移部105、205は、信号の1つを遅延することによって2つの信号の位相を調節する。
加えて、位相遷移部105は、遅延を制御することによって第1の送信装置10から出力された信号の位相を変更して、人体30の干渉発生部分が制御される。同様に、位相遷移部205は、遅延を制御することによって第2の送信装置20から出力された信号の位相を変更して、人体30の干渉発生部分が制御される。
位相遷移部105、205は、例えば、回線切り替え(line switching)を介した位相遷移方法などの電気的方法又は機械的方法などの一般的な位相遷移方法に基づいて信号の位相を変更することができる。
増幅部106、206は、人体30を介した送信中に加えられたノイズによる信号の減衰を防ぐために、2つの送信装置の位相遷移信号の出力レベルを増幅する。
制御部101は増幅部106の増幅比率を制御し、制御部201は増幅部206の増幅比率を制御するため、ユーザの皮膚の状態及び健康状態に応じて、通信チャネルの環境変化による柔軟な対処を達成することができる。
音響信号と高周波信号との合成信号を送信する第1の送信装置において、校正部107は、音質問題、すなわち信号の歪みに起因する音質制御が困難な問題を解決する。信号の歪みは、人体30のインピーダンス特性によって引き起こされる。人体のインピーダンス特性が、送信装置10、20の接触部分の変更及び健康状態の変化に応じて変わるため、インピーダンス特性を考慮する補正を実行するべきである。
伝送部108、208は、送信装置10、20において人体30と直接接触され、音響信号と高周波信号との合成信号又は高周波信号のみを出力する。伝送部108、208は、送信装置10、20と人体30との間の音響的結合(acoustically coupling)を実行する。すなわち、伝送部108、208の各々は、一種の変換器(transducer)であって、信号を、人体において伝達及び復元することができる振動信号又は電気信号に変更して出力する。
図2に示されるように、校正部107は、第1の送信装置10の増幅部106の後段に配置され、信号結合部104から出力された合成信号を補正することによって、周波数特性及び入力/出力特性を改善する。しかし、他の実施形態では、校正部107が信号結合部104の前段に位置し、合成前の入力信号を補正することができる。
また、本発明に係る送信装置10、20は、感知機能に基づいて、各々の送信装置10、20に応じた接触位置と右耳又は左耳との間の距離を測定する距離測定部109、209をさらに含むことができる。その後、制御部101、201は、距離測定部109、209で測定された距離に基づいて位相遷移部105、205を制御し、ユーザの耳領域において相殺的干渉を介して音響信号のみを復元する。
図4ないし図8は、本発明に係る人体音響送信システムから伝送された2つの信号の間の相殺的干渉及び建設的干渉の波形図である。以下、図4ないし図8を参照して、音響送信システム内での音響信号の伝送を説明する。
図5及び図6は、2つの送信装置10、20から伝送される2つの合成信号の波形を表し、図7は2つの信号の間の相殺的干渉を示す波形を表し、図8は2つの信号の間の建設的干渉を示す波形を表す。
図4は、人体接触した第1の送信装置10で生成された音響信号301及び高周波信号302の波形を表し、図5は音響信号301と第1の高周波信号302とを合成することによって信号結合部104で生成された信号303の波形を表す。また、図6は、同一の人体30と接触した第2の送信装置20で生成された第2の高周波信号304の波形を表す。
図6に示された第2の高周波信号304は、図4に示された第1の高周波信号302よりも半周期の分だけ進んでいる。すなわち、第1の高周波信号302及び第2の高周波信号304は、位相が一致していない。
図7は、第1の送信装置10及び第2の送信装置20から出力され、互いに異なる位相を有する2つの信号303、304の間の相殺的干渉によって生成される波形305を示し、図8は、2つの信号303、304の間の建設的干渉によって生成される波形306を示す。
相殺的干渉が図7のように発生した場合、高周波信号が相殺され、音響信号が耳領域に伝送される。他方で、建設的干渉が図8のように発生した場合、人の可聴周波数帯域より高い周波数を有する高周波信号が依然として残っているため、ユーザは建設的干渉によって生成された信号を認知することができない。すなわち、相殺的干渉によって生成される信号のみが、有効に人体を介して伝送され、ユーザによって認知されることができる。
2つの送信装置10、20から出力された信号は、持続的に人体の媒介を介して伝達される一方で、建設的干渉の部分は相殺的干渉に変わり、相殺的干渉の部分は建設的干渉に変わる。従って、2つの高周波信号を重畳する全ての領域で音響信号を認知することができる。
上述のように、本発明は、高周波信号の位相を調節することによって耳領域において相殺的干渉を誘導する。しかし、制御部101は、音響生成部102から出力される音響信号の周波数及び高周波信号生成部103から出力される高周波信号の周波数を制御することによって音響信号のみを人体の耳に到達させる。
例えば、伝送しようとする音響信号がf0の周波数を有する場合、制御部101は、音響生成部102を制御してf0の周波数を有する音響信号を出力し、高周波生成部103を制御してf1の周波数を有する高周波信号を生成する。また、制御部201は、高周波生成部203を制御してf1の周波数を有する高周波信号を出力する。最終的に、第1の送信装置10は、f0+f1の周波数を有する信号を出力し、第2の送信装置20は、f1の周波数を有する高周波信号を生成する。
出力信号は、耳領域においてf0の周波数を有する信号に合成され、その信号は人体を介して伝達される。以上説明したように、所定の周波数を有する音響信号が人体30と接触した2つの送信装置10、20から出力された信号を合成することによって得ることができるとき、全ての周波数の任意の組合せを用いることができる。
上述したような本発明の方法は、プログラムで具現され、コンピュータで読み取り可能な形態で記録媒体(CD−ROM、RAM、ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスクなど)に保存されることができる。このような過程は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるのでこれ以上詳細に説明しないものとする。
本出願は、2007年5月2日に韓国特許庁に出願され、全体内容が参照された韓国特許出願2007−0042677号に関連する主題を含む。
以上で説明した本発明は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者において、本発明の技術的思想に外れない範囲内で色々な置換、変形及び変更が可能なため、前述した実施形態及び添付された図によって限定されるものではない。

Claims (20)

  1. 人体を媒質として用いる人体音響送信システムにおいて、
    第1の高周波信号に音響信号を乗せ、前記人体を介して送信する第1の送信手段と、
    ユーザの耳領域において干渉によって前記第1の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を、前記人体を介して送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする単一音源を用いた人体音響送信システム。
  2. 前記第1の送信手段が、
    音響データから前記音響信号を生成する音響生成手段と、
    前記音響信号を運搬する前記第1の高周波信号を生成する第1の高周波信号生成手段と、
    前記音響信号と前記第1の高周波信号を合成する信号結合手段と、
    前記ユーザの耳領域において前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記信号結合手段で生成された合成信号の位相を遷移させる第1の位相遷移手段と、
    前記音響生成手段及び前記第1の高周波信号生成手段で生成される各々の信号の周波数を調節して、前記信号結合手段での信号合成及び前記第1の位相遷移手段での位相遷移を制御する第1の制御手段と、
    前記第1の位相遷移手段で位相遷移された合成信号を前記人体に出力する第1の伝送手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  3. 前記第1の送信手段が、
    人体伝送過程で発生する雑音による信号減殺を防止することができるように、前記合成信号を増幅する第1の増幅手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  4. 前記第1の送信手段が、
    前記人体のインピーダンス特性の変化による前記合成信号の歪みを補正する第1の校正手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  5. 前記音響生成手段が、
    内部メモリに保存されている音響データ又は外部の通信装置からの入力を受けた音響データを用いて、前記音響信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  6. 前記第2の送信手段が、
    前記第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を生成する第2の高周波信号生成手段と、
    前記ユーザの耳領域において前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記第2の高周波信号の位相を遷移させる第2の位相遷移手段と、
    前記第2の高周波信号生成手段で生成される信号の周波数を調節して前記第2の位相遷移手段での位相遷移を制御する第2の制御手段と、
    前記第2の位相遷移手段で位相遷移された第2の高周波信号を前記人体に出力する第2の伝送手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  7. 前記第2の送信手段が、
    人体伝送過程で発生する雑音による信号減殺を防止することができるように、前記第2の高周波信号を増幅する第2の増幅手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  8. 前記第2の送信手段が、
    前記人体のインピーダンス特性の変化による前記第2の高周波信号の歪みを補正する第2の校正手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  9. 前記音響信号が、
    前記人体を介して伝送されることができる可聴周波数帯域の音響信号であることを特徴とする請求項6に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  10. 前記第1の及び第2の高周波信号が、
    可聴周波数帯域より高い周波数を有する高周波信号であることを特徴とする請求項9に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  11. 前記第1の及び第2の送信手段が、
    前記ユーザの人体に接触するものの、前記ユーザの左/右側耳から同一の距離に位置することを特徴とする請求項6に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  12. 前記第1の及び第2の制御手段が、
    前記第1の伝送手段から出力される合成信号の位相と前記第2の伝送手段から出力される第2の高周波信号の位相とが同一になるよう前記第1の及び第2の位相遷移手段を制御することを特徴とする請求項11に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  13. 前記第1の及び第2の送信手段の各々が、
    該当送信手段の人体接触の部分と左/右側の耳までの距離を測定するための距離測定手段をさらに含み、
    前記第1の及び第2の制御手段が、前記測定された距離に基づいて前記ユーザの耳領域において相殺的干渉によって前記音響信号が復元されるように該当位相遷移手段を制御することを特徴とする請求項6に記載の単一音源を用いた人体音響送信システム。
  14. 単一音源を用いた人体音響送信方法において、
    伝送対象になる音響信号を第1の高周波信号に乗せ、人体を介して送信する音響信号送信ステップと、
    ユーザの耳領域において干渉によって前記第1の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を、前記人体を介して送信する干渉信号送信ステップと、
    を含むことを特徴とする単一音源を用いた人体音響送信方法。
  15. 前記音響信号送信ステップが、
    前記音響信号を運搬する前記第1の高周波信号を生成して前記音響信号と前記第1の高周波信号を結合し、合成信号を生成するステップと、
    前記ユーザの耳領域において前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記生成された合成信号の位相を遷移させるステップと、
    前記生成された合成信号を、前記人体を介して送るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の単一音源を用いた人体音響送信方法。
  16. 前記音響信号送信ステップが、
    人体通信中に発生する雑音による信号減殺を防止することができるように、前記合成信号を増幅するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の単一音源を用いた人体音響送信方法。
  17. 前記音響信号送信ステップが、
    前記人体のインピーダンス特性の変化による前記合成信号の歪みを補正するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の単一音源を用いた人体音響送信方法。
  18. 前記干渉信号送信ステップが、
    前記第1の高周波信号と同一の周波数を有する第2の高周波信号を生成するステップと、
    前記ユーザの耳領域において前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号が相殺され前記音響信号が復元されるように、前記生成された第2の高周波信号の位相を遷移させるステップと、
    前記位相遷移された第2の高周波信号を前記人体に出力するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の単一音源を用いた人体音響送信方法。
  19. 前記干渉信号送信ステップが、
    人体伝送過程で発生する雑音による信号減殺を防止することができるように、前記第2の高周波信号を増幅するステップをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の単一音源を用いた人体音響送信方法。
  20. 前記干渉信号送信ステップが、
    前記人体のインピーダンス特性の変化による前記第2の高周波信号の歪みを補正するステップをさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の単一音源を用いた体音響送信方法。
JP2010506037A 2007-05-02 2008-03-25 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法 Pending JP2010527176A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020070042677A KR100912078B1 (ko) 2007-05-02 2007-05-02 단일 음향원을 이용한 인체 음향 송신 시스템 및 그 방법
PCT/KR2008/001667 WO2008136580A1 (en) 2007-05-02 2008-03-25 Human body sound transmission system and method using single sound source

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010527176A true JP2010527176A (ja) 2010-08-05

Family

ID=39943666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010506037A Pending JP2010527176A (ja) 2007-05-02 2008-03-25 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100119080A1 (ja)
EP (1) EP2153689A1 (ja)
JP (1) JP2010527176A (ja)
KR (1) KR100912078B1 (ja)
CN (1) CN101690258A (ja)
WO (1) WO2008136580A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041266A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Korea Electronics Telecommun 信号の損失を最小化するための人体音響送信装置及び方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100942705B1 (ko) * 2008-07-30 2010-02-16 한국전자통신연구원 인체 통신을 이용한 단일 음향 송신 장치
KR101210276B1 (ko) * 2008-12-22 2012-12-10 한국전자통신연구원 주파수 변조방식의 음향 송신 장치 및 방법
KR101386243B1 (ko) * 2009-07-29 2014-04-17 한국전자통신연구원 복수의 신호를 전송하는 인체 음향 송신 시스템 및 방법
EP2282424B1 (en) * 2009-07-29 2012-05-09 Electronics and Telecommunications Research Institute Human body sound transmission system and method for transmitting a plurality of signals
KR101317182B1 (ko) * 2009-08-06 2013-10-15 한국전자통신연구원 신호 손실 최소화를 위한 인체 음향 송신 장치 및 방법
US20110182447A1 (en) * 2010-01-22 2011-07-28 Electronics And Telecommunications Research Institute Human body sound transmission apparatus
CN104702343B (zh) * 2015-02-04 2017-05-03 中国科学院信息工程研究所 声信道信息传输方法和系统
SG11202000080UA (en) * 2017-07-06 2020-02-27 Nicholas Alexander Llc Systems and methods for providing a tone emitting device that communicates data
JP2019080172A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 株式会社デンソーテン スピーカ装置およびスピーカ装置の制御方法
CN113411451B (zh) * 2021-06-30 2023-04-28 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法、装置和电子设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63236500A (ja) * 1987-03-25 1988-10-03 Takenaka Komuten Co Ltd 放送空間の限定装置
US20060143004A1 (en) * 2004-12-08 2006-06-29 Sung-Eun Kim Sound transmission system
JP2006303736A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Sony Corp 人体通信システム及び通信装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5796827A (en) 1996-11-14 1998-08-18 International Business Machines Corporation System and method for near-field human-body coupling for encrypted communication with identification cards
US6631197B1 (en) * 2000-07-24 2003-10-07 Gn Resound North America Corporation Wide audio bandwidth transduction method and device
JP2002314490A (ja) 2001-04-16 2002-10-25 Tsutomu Hirama 皮膚表面通信方式
JP4156531B2 (ja) 2003-02-03 2008-09-24 富士フイルム株式会社 通信機器
US7945064B2 (en) * 2003-04-09 2011-05-17 Board Of Trustees Of The University Of Illinois Intrabody communication with ultrasound
KR100727817B1 (ko) * 2004-09-07 2007-06-13 한국전자통신연구원 인체를 매질로 이용한 통신장치 및 그 방법

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63236500A (ja) * 1987-03-25 1988-10-03 Takenaka Komuten Co Ltd 放送空間の限定装置
US20060143004A1 (en) * 2004-12-08 2006-06-29 Sung-Eun Kim Sound transmission system
JP2006303736A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Sony Corp 人体通信システム及び通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041266A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Korea Electronics Telecommun 信号の損失を最小化するための人体音響送信装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080097607A (ko) 2008-11-06
CN101690258A (zh) 2010-03-31
US20100119080A1 (en) 2010-05-13
EP2153689A1 (en) 2010-02-17
WO2008136580A1 (en) 2008-11-13
KR100912078B1 (ko) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010527176A (ja) 単一音源を用いた人体音響送信システム及びその方法
US8194876B2 (en) Sound transmission system
US8611552B1 (en) Direction-aware active noise cancellation system
US20080240465A1 (en) Sound reproducing device and sound reproduction method
EP1860915A3 (de) Verfahren zum Erzeugen eines Schallsignals oder zum Übertragen von Energie in einem Gehörgang und entsprechende Hörvorrichtung
JP6198765B2 (ja) 短縮された待ち時間で風雑音を低減した伝送信号を発生する方法
CN112399301A (zh) 耳机及降噪方法
JP5165113B2 (ja) 人体通信を利用した単一音響送信装置
CN104936096B (zh) 骨导声音传播装置和方法
CN113038322B (zh) 一种以听觉增强环境感知的方法与装置
TW201433182A (zh) 移動式電子裝置和移動式電子裝置的聲音播放手段
KR100723309B1 (ko) 음향 송신 시스템
US20110182447A1 (en) Human body sound transmission apparatus
US12081943B2 (en) Beamforming devices for hearing assistance
US20090220105A1 (en) Method for compensating for changes in reproduced audio signals and a corresponding device
KR101386243B1 (ko) 복수의 신호를 전송하는 인체 음향 송신 시스템 및 방법
EP2282424B1 (en) Human body sound transmission system and method for transmitting a plurality of signals
TWI301964B (en) Audio transmission method and its instrumentation
KR20110086507A (ko) 인체 음향 송신 장치
US20140010051A1 (en) Method and apparatus for transmitting sound waves in water
JPS61232795A (ja) ステレオ音受聴装置
KR20120136266A (ko) 간섭신호를 제거하기 위한 인체 음향 송신 장치 및 방법
KR20100105310A (ko) 음향 다중 극자 어레이 및 음향 다중 극자 어레이의 패키징 방법과 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111115

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20111116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111116

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111207

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120106