JPS63236396A - 電子部品の洗浄方法 - Google Patents

電子部品の洗浄方法

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Publication number
JPS63236396A
JPS63236396A JP6893387A JP6893387A JPS63236396A JP S63236396 A JPS63236396 A JP S63236396A JP 6893387 A JP6893387 A JP 6893387A JP 6893387 A JP6893387 A JP 6893387A JP S63236396 A JPS63236396 A JP S63236396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
alcohol
workpiece
flux
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP6893387A
Other languages
English (en)
Inventor
健一 河合
橋本 利夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6893387A priority Critical patent/JPS63236396A/ja
Publication of JPS63236396A publication Critical patent/JPS63236396A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は抵抗、IC等の素子が実装された電子部品を
洗浄する方法の技術分野に属する。
而して、この発明はワークとしての電子部品に対して段
階的に多種洗浄を行っていく洗浄方法に関する発明であ
り、特に、メイン洗浄工程を経たワークをアルコール洗
浄液に浸漬してワークに対する仕上げ洗浄を行うと同時
に、アルコール洗浄液中にイオン濃度センサーを浸漬す
る等してアルコール洗浄液の特性変化を調べるようにし
た電子部品の洗浄方法に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、近年の電子技術の発達に伴い様々な分野に
電子制御装置等の電子@置が導入されるようになってき
ており、核種電子装置は一般に印刷配線板(以下、PW
Bと略称する。)上に抵抗、IC,、トランジスタ等の
電子素子が各機能ごとにまとめられて実装され、その各
ユニットが必要に応じて適宜組合わされて用いられてい
る。
而して、PWBに対する電子素子の実装は、ハンダ付け
によって行われることが多く、この場合、一般にハンダ
の溶着を助ける目的でハンダ付は部分にフラックスが塗
布されるため、実装を完了した電子部品に対して洗浄を
行い、電子部品に付着したフラックスを除去しなければ
ならない。
即ち、フラックスは一般に導電性を有するため、電子部
品に対するその付着状態によっては電気回路内の短絡を
招く虞があり、そのため、洗浄を行わない場合には完成
電子部品が機能不良を生じることがあった。
従来、一般的に用いられていた電子部品(複数の電子素
子がハンダ付けによってPWBに実装されたもの。)の
洗浄方法は、第2図に示す様に、ワーク1(電子部品)
を煮沸洗浄工程2、超音波洗浄工程3、蒸気洗浄工程4
に順次搬送し、各工程によってワーク1に対する段階的
な洗浄がなされるようにされており、煮沸洗浄工程2で
はアルコールの添加されたフロン洗浄液を煮沸してワー
ク1に付着したフラックスを化学的に溶解し、超音波洗
浄工程3では超音波振動子5から発された超音波のキャ
ビテーション効果によってワーク1上に残っているフラ
ックスや埃等を取除き、蒸気洗浄工程4ではワーク1上
に更に残っている僅かなフラックスや埃等をフロン液の
蒸気によるリンス効果によって完全に取除くようにされ
ていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上述従来の電子部品の洗浄方法において
は、メイン洗浄工程である煮沸洗浄工程2での洗浄液の
劣化判断が難しく、該洗浄液の交換タイミングが遅いと
ワーク1の洗浄が充分に為されなくなり、逆に交換タイ
ミングが早すぎると洗浄液のロスが多くなってコストが
嵩むという不具合があった。
又、煮沸洗浄工程2の次に行われる超音波洗浄工程3で
は、ワーク1に対して直接超音波撮動が印加されるため
、ICやリレー等の撮動に弱い電子素子が実装されてい
る場合には、ワーク1の芸能に悪影響を及ぼすという不
具合があった。
而して、従来、電子部品の洗浄にあっては、ワーク(電
子部品)に対する洗浄の管理が定期後ぎ打ち検査によっ
てなされていたが、洗浄されたワークをランダムにピッ
クアップしての検査であるため、全てのワークに対して
完全を期することは出来ず、現在、これに対処するため
に、全てのワークに対して簡易に洗浄品質の検査が出来
るような方法の案出が望まれている。
この発明の目的は上述従来技術に基づく電子部品の洗浄
に伴う問題点を解決すべき技術的課題とし、ワーク(電
子部品)に対して徴娠動による悪影響を及ぼす虞のある
超音波洗浄を用いることなく確実な洗浄が出来るように
すると共に全てのワークに対する洗浄品質の検査管理が
簡易に出来るようにして全ワークの品質の向上と洗浄レ
ベルの定量化を図り、精密加工産業における製品検査技
術利用分野に益する優れた電子部品の洗浄方法を提供せ
んとするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの発明の構成は前述
問題点を解決するために、ワークに対して、まず煮沸洗
浄等のメイン洗浄を施した後、該ワークをアルコール洗
浄液で洗浄するようにし、更に、その際、同時にワーク
の近傍のアルコール洗浄液のイオン濃度をセンサ等を用
いて検出するようにして、アルコール洗浄工程において
前段のメイン洗浄工程で除去しきれなかったフラックス
等の付着物をアルコール洗浄液によってワークから取去
り、同時に、前段のメイン洗浄工程での洗浄具合が悪い
場合にはアルコール洗浄液に溶けるフラックスのイオン
量増加によってそれを検出することが出来るようにした
技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この発明の1実施例を第1図に従って説明すれば
以下の通りである。尚、第2図に従ってすでに説明した
従来態様と同一部分には同一符号を用いて説明するもの
とする。
第1図において、6は洗浄槽のハウジングであり、該ハ
ウジング6の内部には煮沸槽7とアルコール槽8が形成
され、煮沸槽7には少量のアルコールを添加されたフロ
ン洗浄液9が充填され、アロコール槽8にはイソプロピ
ルアルコール等のアルコール洗浄液10が充填されてい
る。
更に、煮沸槽7はその底面に加熱ヒータ11が設置され
ると共にその側壁にフロン洗浄液9の流出ポート12が
設けられ、該流出ポート12は図示しない蒸留装置に接
続されており、又、アルコール槽8はその底面に加熱ヒ
ータ13とイオン濃度センサ14が設置されると共にそ
の側壁にアルコール洗浄液10の流出ポート15と流入
ボート16が設けられ、該流出ボート15、及び、流入
ボート16は各々図示しないイオン蒸留装置に接続され
ている。
尚、イオン濃度センサ14は液中のイオン濃度が増加す
ると、それに伴って電気伝導度が上昇する原理を利用し
たものであり、又、アルコール槽8内のアルコール洗浄
液10のイオン濃度が設定値以上になると、アルコール
槽8内のアルコール洗浄液10と蒸留された新たなアル
コール洗浄液10とが交換されるように図示しない電磁
バルブがイオン濃度センサ14に電気的に接続されてい
る。
而して、煮沸槽7の上方には互いに対向するようにして
一対のシャワーノズル17.17が設けられており、該
各シャワーノズル17.17は図示しない蒸留装置に接
続され、煮沸槽7から該蒸留装置に送られたフロン洗浄
液9が蒸留された後、シャワーノズル17.17の各先
部から噴出するようにされている。
更に、シャワーノズル17.17の上方には同じく互い
に対向するようにして一対のプロアノズル18.18が
設けられており、該プロアノズル18.18の各先部か
らは熱風が噴射されるようにされている。
又、ハウジング6の上端部には冷却コイル19が設けら
れ、ハウジング6内で気化されたフロン洗浄液9とアル
コール洗浄液10が冷却コイル19で冷却されて再び液
化し、煮沸槽7、或は、アルコール槽8に戻されるよう
にされている。
更に又、1はワーク(電子部品)であり、抵抗、IC等
の複数の電子素子がPWB上にフラックスを塗布した後
にハンダ付けされ、ハウジング6内で図中一点鎖線で示
す様に、移動させられ、最後のプロアノズル18.18
部分ではコネクタ20を介して図示しない高低温バーン
インテスト用の検査装置に電気的に接続されるようにさ
れている。
以上の装置構成において、まず、ワーク1は図中一点鎖
線で示す様に、メイン洗浄工程である煮沸洗浄工程2に
移動搬送され、煮沸槽7のフロン洗浄液9中に浸漬され
てその内部に含有されたアルコールの化学作用によって
ワーク1に付着したフラックスが溶解される。
次に、ワーク1は煮沸槽1の上方に引上げられ、シャワ
ー洗浄工程21に移り、蒸留されたフロン洗浄液9がシ
ャワーノズル17.17から噴射されてシャワー洗浄が
行われ、ワーク1に付着しているフラックスや埃等が取
除かれ、その後、次のアルコール洗浄工程22に移され
る。
而して、アルコール洗浄工程22においては、ワーク1
がアルコール洗浄液10中に浸漬され、ワーク1上に更
に残っているフラックスが完全に溶解され、それと同時
にアルコール槽8内に設置されたイオン濃度センサ14
によってアルコール洗浄液10中に溶解したフラックス
の量、即ち、フラックスのイオン濃度が検出される。
そして、この際、アルコール槽8内のイオン濃度が急激
に上昇した場合には、前段の煮沸工程21での洗浄状態
が良くないことが判り、即時に煮沸槽7内のフロン洗浄
液9が交換され、又、アルコール槽8内のイオン濃度が
定常的に緩やかに上昇して設定値以上に達した場合には
アルコール槽8内のアルコール洗浄液10が劣化したこ
とが判り、アルコール槽8内のアルコール洗浄液10が
交換される。
尚、煮沸槽7、及び、アルコール槽8に設置されている
加熱ヒータ11.13は、多槽7.8内のフロン洗浄液
9、及び、アルコール洗浄液10を加熱することによっ
てフラックスが溶解する化学反応を促進させる。
更に、アルコール洗浄工程22を終了したワーク。
1は再びシャワー洗浄工程21に移され、そこで、シャ
ワー洗浄された後、その上方に引上げられて乾燥工程2
3に移され、高低温バーンインテスト用の検査装置にコ
ネクタ20を介して接続される。
そこでは、一対のプロアノズル1B、1Bからワーク1
に対して熱風が噴射され、ワーク1の高温乾燥が行われ
、それと同時に高低温バーンインテストが行われる。
即ち、煮沸洗浄工程では約43℃、シャワー洗浄工程2
1では約18°C1アルコール洗浄工程22では約80
℃、乾燥工程23では約43℃の温度に保たれているた
め、これらの各工程での温度変化が高低温バーンインテ
スト用の熱ストレスとして利用される。
尚、この発明の実施態様は上述1実施例に限るものでな
いことは勿論であり、他の種々の態様が採用可能である
〈発明の効果〉 以上、この発明によれば、基本的に超音波洗浄を用いる
ことなくワーク(電子部品)に対する確実な洗浄が出来
、しかも、全てのワークに対する洗浄品質の検査管理が
簡易に出来、その結果、生産される全ワークの品質の向
上と洗浄レベルの向上が可能になるという優れた効果が
秦される。
即ち、メイン洗浄工程で洗浄が行われたワークを更にア
ルコール洗浄液で洗浄し、その際、同時にワーク近傍の
洗浄液のイオン濃度を検出するようにしたことにより、
メイン洗浄工程を経たワークに対してアルコール洗浄液
による確実な仕上げ洗浄が出来るようになり、しかも、
その際、アルコール洗浄液中に溶解するフラックス等の
付着物の残在量が同時にアルコール洗浄液のイオン濃度
変化によってとらえることが出来るようになり、それに
よってイオン濃度の変化のパターンに合せて即時に適切
な洗浄工程の調整が出来るようになるという効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示す概略断面図、第2図
は従来態様を示す概略断面図である。 1・・・ワーク(電子部品)、 2・・・メイン洗浄工程(煮沸洗浄工程)、10・・・
アルコール洗浄液 出願人  トヨタ自動車株式会社 第1図 1−一−−ワーク 、 2−−−・メイン凌玉埼−L−yfL(1沸5先湿ム烹
)1叶−7tレコールおt ニーt re。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ワークに対して複数工程で段階的に洗浄を行つていく
    電子部品の洗浄方法において、メイン洗浄工程を経たワ
    ークをアルコール洗浄液で洗浄し、この際同時にワーク
    近傍のアルコール洗浄液のイオン濃度を検出することを
    特徴とする電子部品の洗浄方法。
JP6893387A 1987-03-25 1987-03-25 電子部品の洗浄方法 Pending JPS63236396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6893387A JPS63236396A (ja) 1987-03-25 1987-03-25 電子部品の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP6893387A JPS63236396A (ja) 1987-03-25 1987-03-25 電子部品の洗浄方法

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JPS63236396A true JPS63236396A (ja) 1988-10-03

Family

ID=13387959

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6893387A Pending JPS63236396A (ja) 1987-03-25 1987-03-25 電子部品の洗浄方法

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JP (1) JPS63236396A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02187182A (ja) * 1989-01-13 1990-07-23 Toppan Printing Co Ltd 洗浄方法
JPH04150980A (ja) * 1990-10-13 1992-05-25 Kyozo Kaneko 密閉式溶剤洗浄装置
JP2008534187A (ja) * 2005-04-08 2008-08-28 ノバ・ゴルフ・インベスト・ゲーエムベーハー ゴルフ付属品、特にゴルフ・クラブとゴルフ・ボールを洗浄するための装置

Cited By (3)

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