JPS63236283A - 面状発熱体 - Google Patents

面状発熱体

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JPS63236283A
JPS63236283A JP7058387A JP7058387A JPS63236283A JP S63236283 A JPS63236283 A JP S63236283A JP 7058387 A JP7058387 A JP 7058387A JP 7058387 A JP7058387 A JP 7058387A JP S63236283 A JPS63236283 A JP S63236283A
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JP
Japan
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conductive elastomer
layer
base material
conductive
heating element
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JP7058387A
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Inventor
直樹 山田
康順 佐々木
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面状発熱体に関し、特に1分の0■撓性およ
び破断強度を確保して曲率半径の小さな場所への配設を
可能とし更には弯曲状態(特に曲折状態)での使用を可
俺とする面状発熱体に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の面状発熱体としては、結晶性高分子に対し
て導電性カーボンを分散せしめるもの(特開昭51−1
8120参照)、あ4いはエラストマに対して導電性カ
ーボンを分散せしめるものく特開昭47−4238参照
)か提案されていた。
[解決すべき問題点] しかしながら従来の面状発熱体では、(i)結晶性高分
子に対して導電性カーボンを分散せしめるものにあって
は硬度か大きく、また(ii)エラストマに対して導電
性カーボンを分散せしめるものにあっては破断強度か小
さかったので、折り畳みか容易てなく、ら曲状f5とな
ると導電率か変化してしまい、ひいては曲率半径の小さ
な場所へ配設することか困難てあり、また収納のために
大きな空間を必要とする欠点かあった。
そこで本発明は、これらの欠点を除去するために、破断
強度が大きく上方の可撓性を有しかつら曲状58となっ
ても導゛−に率か変化せず発熱特性の劣化を生しない面
状発熱体を提供せんとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決り段] 本発明により提供される解決手段は、 r (a) h)、t;、材と。
(b)前記布基材の少なくとも一面に対して形成されか
つ導電性素材を包有する導電性エラストマ層と。
(c) 重犯導電性エラストマ層に対して配設されかつ
電源に接続される電極と。
(d)前記4i基材および導電性エラストマ層の表面に
対して配、没されかつ前記布基材および導電性エラスト
マ層の肉厚の1.5倍量1Zの肉厚なイiする絶縁層と
を備えてなることを特徴とする面状発熱体」 である。
[作用] 本発明にかかる面状発熱体は、導電性素材を包有した導
電性エラストマ層か布基材の少なくとも一面に対して形
成され、かつ導電性エラストマ層および布基材の表面に
対してそれらの1.5倍以上の肉厚を有する絶縁層か配
設されており、I−分な可撓性を確保する作用をなす。
[実施例コ 次に本発明について実施例を挙げ具体的に説明する。
第11Aは、未発I月の面状発熱体の一実施例を示す外
観斜視図である。
第2[;4(a)は、第1[,14実施例のIl、−r
l、線にそった断面図である。
第2図(b)は、第1図実施例の変形例を示す第2図(
a)に相当する断面図である。
第3fg(a)は、未発1gtの面状発熱体の他の実施
例を、Rす断面図である。
第3t:21(b)は、第3[:<(a)実施例の変形
例を示す断面図である。
第4図(a)は、本発明の面状発熱体の別の実施例を示
す断面図である。
第4図(b)は、第4l−21(a)実施例の変形例を
示す断面図である。
第5図は、本発明の面状発熱体の各実施例を1曲状態と
した場合の特性の測定要領を説明するための説明図であ
る。
第6図ないし第10図は、それぞれ本発明の面状発熱体
の各実施例の具体例およびその比較例を説明するための
説11[Zである。
まず第1図および第2図に示した本発明の第1の実施例
について、その構成および作用を詳述する。
」は本発明の面状発熱体で、布基材11の表面たとえば
両面(以丁、主としてこの場合について説明する)に導
電性ゴム層すなわち導電性エラストマ層12か形成され
、かつ前記導電性エラストマ層12に対し互いに離間し
て電極14.15が配設されている。面状9.熱体朋に
は、表面層として絶縁層16か配設されている。すなわ
ち導電性エラストマ層12の表面には、周辺部材と直接
に接触することを回避し併てへ曲状1ムとなっても抵抗
変化率を実質的にOとするために絶縁層15か配設され
ている。
絶縁層16は、絶縁性の高分子フィルム層(たとえばゴ
ムシート層など)で形成されておれば好ましい。また絶
縁層I6は、布基材l【と同様の素材によって形成され
た織布あるいは不a45を包有しておれば好ましい。゛
上極14.15は、直流もしくは交魔の電源(IA示せ
ず)に対し接続可滝とされている。絶縁層15の肉厚は
、布基材IIおよび導電性工ラストマ層12の肉厚の1
.5倍以上、特に2.5借景りの肉厚を有しておれば、
好適である。
布基材11は、合r&m維(たとえばナイロンあるいは
テトロンなど)の織布(平織布あるいはメリヤス織布な
と)あるいは不織布によって形成されている。布基材1
1の肉厚は1通常5G、−〜1m閣であることが好まし
いが、これに制限されるものではない。
導電性エラストマ層12は、以下により形成される。す
なわち導電性素材とゴム配合剤(すなわち必須成分とし
ての加硫剤および選択成分としての補強用充填剤、可塑
剤、加硫促進剤、加硫調節剤、加工助剤、老化防止剤お
よび難燃剤なと)とを、エラストマ中に対し混線機(た
とえばロール)により分散混合せしめて導電性エラスト
マを作成する0次いで導電性エラストマを適宜の溶剤(
たとえばトルエン、メチルエチルケトンあるいはこれら
の混合物)に溶融して導電性エラストマ溶液としたのち
、布基材11を移動しつつその両面に対しドクターナイ
フ式ロールコータ(図示せず)などを用いてそれぞれ塗
Aiシ、乾燥炉(1″A示せず)中を通過せしめて乾燥
する。布基材11への導電性エラストマの塗布膜厚は、
導電性エラストマ溶液の濃度、41基材l!の移動速度
あるいはドクターナイフの間隔などによって決定されて
おり。
通常0.02〜0.06■l/回である。この根拠は、
(i)導電性エラストマの塗布膜厚が0.02■■/回
未満となると、所望の厚さとするまてに多数回の塗IH
5か必要となって塗布能率が悪化し、また(i i)導
電性エラストマの塗布膜厚か0.06■■/回をこえる
と。
溶媒の揮発か阻害され導電性エラストマ層12中にその
発泡に伴なう空隙か多数形成されるためである。
エラストマとしては、本発明の面状発熱体圧か空気中で
使用されることか多いので空気酸化によって劣化されな
いものが好ましい。すなわち不飽和基をあまり含まない
もの、たとえばエチレンプロピレンゴム、アクリルゴム
、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ブチルゴム、塩素化ボ
ッエチレンゴムなどのゴム類のうちの少なくとも1つ、
あるいはDOPすなわちジオクチルフタレートなどの可
塑剤を含有したポリ塩化ビニル、樹脂族ポリアミドなど
の樹脂類のうちの少なくとも1つを使用すれば、好適で
ある。
導電性素材は、電気抵抗を調節し、発熱量ひいては発熱
温度を適宜に設定するためにエラストマ中に添加配置さ
れている。導電性素材としては、粒子状素材あるいは!
a誰状状素材ある0粒子状素材としては、ケッチェンブ
ラック、アセチレンブラック、ECFカーボンブラック
、グラファイト、あるいはカーボン繊維などのカーボン
ブラック系素材のうちから選ばれた少なくとも1つの素
材、あるいはニッケル粉、銅粉、銀粉、金粉、アルミニ
ウム粉、黄銅粉、金属コートした雲母粉。
金属コートしたガラス粉などの金属系素材のうちから選
ばれた少なくとも1つの素材を使用すれば、好適である
。カーボンブラック系素材の添加量はエラストマの添加
量の5〜50ff!i%が好ましく、金属系素材の添加
間はエラストマの添加量のlO〜90虫量%が好ましい
、また所望によっては、カーボンブラック系素材と金属
系素材とを互いに組み合わせて使用してもよい、この場
合のそれぞれの添加量は、未発Illの面状発熱体圧の
重量ならびに導電率に対する要求に応じて適宜に選択さ
れる。これに対し繊維状素材としては、カーボン繊維、
金属コートした高分子繊維、金属コートしたガラス繊維
あるいは金属繊維(たとえばアルミニウム繊維、黄銅繊
維、ニッケル!am)などが好適である。繊維状素材の
添加量は、エラストマの添加間の10〜90重量%が好
ましい。
補強用充填剤としては、たとえばホワイトカーボン、沈
降炭酸カルシウム、微細な粉末状の雲母9合成繊維(た
とえばナイロンあるいはテトロン)の短繊維、ウィスカ
およびハードクレーなどのうちの少なくとも1つを使用
すれば、好適である。
加硫剤としては、たとえばイオウもしくは過酸化物を使
用すれば、好適である。ここで過酸化物としては、ジク
ミルパーオキサイド、第ニブチルクミルパーオキサイド
および2,5−ジメチルー2,5−シ(第三ブチルパー
オキシ)ヘチリンなどのうちの少なくとも1つを使用す
れば好適てあり、所望によってエチレンジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレートあるい
はボリアリール化合物(たとえばトリアリールイソシア
ヌレート)などのうちの少なくとも1つを併用してもよ
い。
加硫促進剤としては、加硫剤としてイオウな用いる場合
、ベンゾチアゾール類(たとえば2−メルカプトベンゾ
チアゾール)、ジチオカルバミン酸塩類およびチウラム
類(たとえばテトラメチルチウラムモノスルフィド)な
どのうちの少なくとも1つを使用すれば、好適である。
加硫促進剤とともに加硫促進助剤(たとえば亜鉛華など
)を添加すれば、加硫促進剤が十分にatflするので
好ましい。
老化防止剤としては、たとえばN、N’−ジフェニール
−P−フェニレンジアミン、P−インプロポキシジフェ
ニルアミンおよびN、N’−ジーO−トリルエチレンジ
アミンなどのうちの少なくとも1つを使用すれば、好適
である。
難燃剤は、老化防1に剤とともに商品寿命および安全性
を確保する作用をなしている。難燃剤としては、有機リ
ン系化合物(たとえばトリクレジル)オスフェート、ジ
フェニルクレジルフォスフェ−1−、l−リ才りチルフ
ォスフェート、トリフェニルフォスフェートあるいはト
リス(クロロエチル)フォスフェートなどのうちの少な
くとも1つ)と、有機ハロゲン系化合物(たとえばヘキ
サブロモビフェニル、ペンタブロモクロロシクロヘキサ
ンあるいはトリス−(2,3−ジブロモプロピル−1)
−イソシアヌレートなどのうちの少なくとも1つ)と、
金属酸化物(たとえば酸化アンチモンなど)と、金属水
酸化物(たとえば水酸化アルミニウムあるいはホウ酸亜
鉛などのうちの少なくとも1つ)などよりなる群から選
ばれた少なくとも1つを使用すれば、好適である。
加工助剤としては、ステアリン酸などを使用すれば、好
適である。
電極14.15は、本発明の面状発熱体刑の可撓性を確
保するために、金属線あるいは金属箔で形成されている
ことか好ましい。電極14.Isは、第2図(a)に示
すように導電性エラストマ居12の配設された布基材1
1の両側縁部で包囲して接合配設すればよい。また電極
14.Isは、適宜の導電性接着剤を使用しあるいは加
硫接着によって、第2図(b)に示すように導電性エラ
ストマ層12の表面の両側縁部に対し接合して配設して
もよい。電極+4.Isを導電性接着剤を用いて接合配
設するためには、電極14.15の素材(すなわち金属
線あるいは金属箔)に予め導電性接着剤をコーティング
しておくか、あるいは電極14.15の素材を導電性エ
ラストマ層12七に対して配置するに際して導電性接着
剤からなるシートを介在せしめておき、最終的に加熱に
よって接合し配設すればよい。また電極1.4. is
を加硫接着によって接合配設するためには、第2図(a
)の場合にあっては電極14.15の素材を直接配置し
ておき、また第2図(b)の場合にあっては電極14.
Isの素材に導電性エラストマを0.1■■程度の肉厚
でコーティングしておけばよい、電極14. Isの体
積固有抵抗値ρ、と導電性エラストマ層12の体積固有
抵抗値ρ2との間には、ρ2/ρ、≧10”の関係があ
ることが好ましい。
しかして本発明の面状発熱体刑は、以下のように発熱す
る。
電極+4,15間に直流電圧が印加される場合の面状発
熱休廷の発熱量Qは、印加′1ヒ流■(アンペア)と面
状発熱体すの抵抗R(オーム)と直流電圧の印加時間t
(秒)とを用いて 1”Rt と示される。ここで抵抗Rは、面状発熱体刑の体積固有
抵抗ρ(Ωam)と電極14,15間の距離lcc■)
と面状発熱体刑の断面Q S (cm”)とを用いて 交 と示される。ここで体積固有抵抗ρは、1O−2〜10
2Ωclであることが好ましい。
これに対し電極14.15間に交流電圧が印加される場
合の面状発熱体すの発熱量Qは、交流電圧の角速度ω(
1/秒)と面状発熱体すの静電容量C(ファラッド)と
を用いて表わされるインピーダンス2の絶対値 と印加電流I(アンペア)と交流電圧の印加時間t(秒
)とを用いて 121Zlt と示される。
更に第3図に示した本発明の第2の実施例について、そ
の構成および作用を説明する。
並は本発明の面状発熱体で、第1図および第2図に示し
た第1の実施例と同様に布基材21の両面に導電性ゴム
層すなわち導電性エラストマ層22が形成され、かつ前
記導電性エラストマ層22に対し互いに離間して電極2
4.25か配設されている。電極24.25は、第3図
(a)に示すように導電性エラストマ層22の配設され
た′IO基材21の両側縁部で包囲し上述したところに
より接合し配設すればよいか、所望によっては第3図(
b)に示すように導電性エラストマ層22の表面の両側
縁部に対し」−述したところにより接合し配設してもよ
い、電極24゜25の体積固有抵抗値ρ1と導電性エラ
ストマ層22の体M1.!、1有抵抗f(Jρ2との間
には、上述した第1の実施例と同様にρ、/ρ2≧10
”の関係があることか好ましい。面状発熱休廷には、表
面層として絶縁層26が配設されている。絶縁層25は
、導電性エラストマ層22の表面に配設された織布もし
くは不織布からなる41層26aと、布層26aの表面
に配設された絶縁性の高分子フィルム層(たとえばポリ
エチレンシート)26bとを包有している。絶縁層26
の肉厚は、布基材21および導電性エラストマ層22の
肉厚の1.5倍以上、特に2.5倍以上の肉厚を有して
おれば、好適である。その他の構成ならびに作用は、第
1図および第2図に示した第1の実施例と実質的に同一
であるので、便宜上その説明を省略する。
加えて第4図に示した本発明の第3の実施例について、
その構成および作用を詳述する。
凹は本発明の面状発熱体で、第1図および第2図に示し
た第1の実施例と同様に布基材31の両面に導電性ゴム
層すなわち導電性エラストマ層32が形成され、かつ前
記導電性エラストマ層32に対し互いに離間して電極3
4.35か配設されている。電極34.:Isは、第4
図(a)に示すように導電性エラストマ層22の配設さ
れた布基材31の両側縁部で包囲し上述したところによ
り接合し配設すればよいか、所望によっては第4図(b
)に示すように導電性エラストマ層32の表面の両側縁
部に対し上述したところにより接合し配設してもよい、
電極34゜35の体積固有抵抗(1ρ1と導電性エラス
トマ層コ2の体積固有抵抗値ρ2との間には、上述した
第1の実施例と同様にρl/ρ2≧102の関係がある
ことが好ましい0面状発熱体四には1表面層として絶縁
層36が配設されている。絶縁層36は、導電性エラス
トマ層32の表面に配設された絶縁性の高分子フィルム
層(たとえばゴムシート層など)36aと、高分子フィ
ルム層36aの表面に配設された織布もしくは不織/I
iからなる布層36bと、布層35bの表面に配設され
た絶縁性の他の高分子フィルム層(たとえばポリエチレ
ンシート)36cとを包有している。絶縁層36の肉厚
は、布基材31および導電性エラストマ層32の肉厚の
1.5倍以上、特に2.5倍以上の肉厚を有しておれば
、好適である。
その他の構成ならびに作用は、第1図および第2図に示
した第1の実施例と実質的に同一であるので、便宜上そ
の説明を省略する。
次いで本発明の面状発熱体を一層良く理解するために、
具体的な数値を挙げて説明する。
工X凰鍔±上 布基材11としてテトロン平織布(音大社製“Tl]5
92” )を用い、導電性エラストマ溶液として第1表
の“l”を用いた(第1図および第2図参照)、このと
きの導電性エラストマ溶液に含まれていた導電性エラス
トマの組成は、第2表の“1″であった。導電性エラス
トマ溶液は、第2表の導’+Jl性エラストマ組成物を
ロールてl■■の肉厚に圧延しかつ約1■mx5snX
5mmの大きさに切断したものを、第1表の溶剤の半分
を入れた密閉式攪拌機に投入し乙を閉鎖した状態で3〜
6時間にわたり攪拌して溶解したのち、第1表の溶剤の
他の1分を入れることにより作成した。
ドクターナイフ付ロールコータを用いてこの導′IIL
性エラストマ溶液を肉厚か0.08■−の布基材11に
対し0.03〜0.06m■/回の塗布速度で塗布し、
布基材IIおよび導電性エラストマ層12の全体として
の肉厚を所定の肉厚0.2■■とした。
導電性エラストマ溶液を塗布した布基材11すなわち導
電性エラストマ層12の配設された布基材!■は、10
0mm X 100■鵬の大きさに切断されたのち、肉
厚か42ル鳳て幅5■膳×長さ120龍の銅箔か180
°Cの温度で10分間加熱され加硫接着によフてその両
側縁部に接合され電極14.15とされた。
更に導電性エラストマ層12の両面に対し、絶縁層16
として肉厚が0.51−である絶縁性のゴムシート層か
配設された。したかって絶縁層16の肉厚は、布基材1
1および導電性エラストマ層12の肉厚の2.5倍とさ
れた。
以りにより作成された本発明の面状発熱体すの可撓性ひ
いてはへ油状態における抵抗変化率か、以下の要領で測
定された。すなわち本9.明の面状発熱体すは、第5図
に示すようにその中央部に対し電極+4.+5に平行と
なるように断面′JL−径か「。
の棒体50を接触して配こしたのち、電極+4. +5
がほぼ2「1の距離で離間した状態となるまて前記棒体
50の周面にそって湾曲された。これにより本発明の面
状発熱体すは、棒体50の周面に接触した表面で伸長せ
ずかつ接触しない表面で伸長するので、接触しない表面
の曲率半径r2と棒体50の断面半径r1とを用いて次
式により伸長率εを定義し、電極14,15間の電気抵
抗を測定してその伸長ε=□−1 「 1 率(に対する抵抗変化率を算出したところ、第6図に示
すとおりであった。第6図より明らかなように未発1j
の面状発熱体すは、棒体50の断面半径r、か0(すな
わち完全に曲折状態)となっても、抵抗変化率がOであ
り、抵抗の変化がみられず、好適な発/8機能を維持て
きていた。
(¥施例2) 布基材!■としてテトロン平織布(音大社製゛T330
6”)を用い、導電性エラストマ溶液として第1表の“
l”を用いた(第1図および第2図参照)。
!(i )f5材11に対し実施例1と同様に導電性エ
ラストマ溶液を塗布して、導電性エラストマ層12を形
成した。ここて布基材11および導電性エラストマ層1
2の全体としての肉厚は、0.1mmとされていた。
導1[性エラストマ溶液を塗布した布基材11すなわち
導電性エラストマ層12の配設された布基材IIは、I
O口■■X 100mmの大きさに切断されたのち、肉
厚が42gmで輻5smx長さ120謹醜の銅箔か18
0°Cの温度て10分加熱され加ME接着によってその
両側縁部に接合され電極14.+5とされた。
更に導電性エラストマ層12の両面に対し、絶縁層16
として肉厚か0.31である絶縁性ゴムシート層か配設
された。したがって絶縁層16の肉厚は。
布基材11および導電性エラストマ層12の肉厚の3倍
とされた。
以上により作成された本発明の面状発熱体用の可撓性ひ
いては弯曲状態における抵抗変化率が、実施例1と同様
にして測定された。その結果が第7図に示されている0
本発明の面状発熱体」は。
第7図より明らかなように、第5図の棒体50の断面半
径r、が0(すなわち完全に曲折状態)となっても、抵
抗変化率かOであり、抵抗の変化かみられず、好適な発
熱機能を維持していた。
(実施例3) 布基材21としてテトロン平織布(音大社製“T330
S″)を用い、導電性エラストマ溶液として第1表の“
l”を用いた(第3図参照)。
#基材21に対し実施例1と同様に導電性エラストマ溶
液を塗布して、導電性エラストマ層22を形成した。こ
こて布基材21および導′−[性エラストマ層22の全
体としての肉厚は、0.2mmとされていた。
導電性エラストマ溶液を塗布した布)、(材21すなわ
ち導電性エラストマ層22の配設された布基材21は、
100m5 X 100mmの大きさに切断されたのち
、肉厚か42ルmで幅5■−×長さ120mmの銅箔か
180°Cの温度で10分加熱され加i&接着によって
その両側縁部に接合され電極24.25とされた。
更に導電性エラストマ層22の両面に対し、絶縁層26
として、それぞれ肉厚が0.5−一である不織布からな
る布層26aを配こし、かつ布層25aの表面に対して
肉厚か0.07■−であるポリ塩化ビニルシート層25
bか配設された。したがって絶縁層26の肉厚は、布基
材21および導電エラストマ層22の肉厚の2.85倍
とされた。
以上により作成された本発明の面状発熱休廷の可撓性ひ
いてはへ凸状態における抵抗変化率か、実施例1と同様
にして測定された。その結果が第8図に示されている。
未発IJIの面状発熱体印は、:fS8r21より明ら
かなように、第5図の棒体50の断面’+’hr+か0
(すなわち完全に曲折状態)となっても、抵抗変化率か
0であり、抵抗の変化かみられず、好適な発熱機偉を維
持していた。
(実施例4) 布基材31としてテトロン平織布(音大社製“T :1
305”)を用い、導電性エラストマ溶液として第1表
の“l”を用いた(第4図参照)。
布基材31に対し実施例1と同様に導電性エラストマ溶
液を塗布して、導電性エラストマ層32を形成した。こ
こで布基材31および導電性エラストマ層32の全体と
しての肉厚は、0.1+u+とされていた。
導電性エラストマ溶液を塗布した布基材31すなわち導
電性エラストマ層32の配設されたlLi基材31は、
100w+■X 100mmの大きさに切断されたのち
、肉厚が42#Lmで輻5m@X長さ120mmの銅箔
が180°Cの温度で10分加熱され加硫接着によって
その両側縁部に接合され電極34.:15とされた。
更に導電性エラスl−マ層32の両面に対し、絶縁層3
6として肉厚か01m5である絶縁性ゴムシート層36
aと、絶縁性ゴムシート層16aの表面に対し配設され
た肉厚が0.2mmの織布からなる布層36bと、41
層36bの表面に対して配設された肉厚か[]、07+
smのポリエチレンシート層15cとか配設された。し
たかって絶縁層35の肉厚は、布基材31および導電性
エラストマ層32の肉厚の5.7倍とされた。
以上により作成された未発+51の面状発熱休刊のi4
撓性ひいてはへ凸状態における抵抗変化率か、実施例1
と同様にして測定された。その結果か第9図に示されて
いる。本発明の面状発熱体用は、第9図より明らかなよ
うに、第5図の棒体50の断面半径r1かO(すなわち
完全に曲折状態)となっても、抵抗変化率か0てあり、
抵抗の変化かみられず、々丁適な発熱機走を維持してい
た。
(比較例) 4′;i基材としてテトロン平織布(音大社製″T’1
306”)を用い、導電性エラストマ溶液と1ノて第1
表の°“1″を用いた。
布基材に対し実施例1と同様に導電性エラストマ溶液を
塗布して、導電性エラストマ層を形成した。ここて布ノ
フ材および導電性エラストマ層の全体としての肉厚は、
 O,1mmとされていた。
導電性エラストマ溶液を塗布した11す、Ii材すなわ
ち導電性エラスト7層の配設された&13基材は、1o
ose x 100■■の大きさに切断されたのち、肉
厚か42Bmて幅5冒■×長さ120mmの銅箔か18
0℃の温度で10分加熱され加硫接着によってその両側
縁部に接合され電極とされたや 以上により作成された面状発熱体の可撓性ひいてはへ凸
状態における抵抗変化率が、実施例1と同様にして測定
された。その結果が第1O図に示されている0面状発熱
体は、第101Zより明らかなように、第5図の棒体5
0の断面半径rlと曲率半径r2との関係かrt/r 
l >1.s  (すなわち伸長率εか約50%以上の
へ曲状7g)となると、抵抗変化率か0より大きくなり
、抵抗の変化がみられる第  2  表 $lJ IJn6jjLμす?llJ       業
コ)力に[Jす1^q          衣5)デ宣
タン艷^す攻2)力1 績蔽仁(辻U繁1      
     本4 )  力mlようになり1発熱機濠を
好適には維持できていなかった。
1−述の実施例1〜4および比較例においては、導電性
エラストマ溶液として第1表の“l”か用いられ、かつ
その導電性エラストマ溶液か第2表の“1″の組成をも
つ導電性エラストマによって作成されているか、第1表
の“l”の導電性エラストマ溶液か第2表の“2″〜“
4″の組成をもつ導電性エラストマによって作成された
場合、更には導電性エラストマ溶液として第1表の“2
”〜″4″を用い、かつその導電性エラストマ溶液が第
2表の“l”〜′4”の組成をもつ導電性エラストマに
よって作成されている場合にも同様の試験結果が得られ
た。
またL述の実施例1〜4では、絶縁層の肉厚が布基材お
よび導電性エラストマ層の肉厚の2.5倍以上とされて
いるが、所望によっては1.5倍ないし2借景−Fとさ
れてもよかろう。
なおl二連においては導電性エラストマ層か布基材の両
面に対して配設されているか、これに限定されるもので
はなく、所望によってはその一面すなわち片面に対して
配設してもよい。この場合には、布基材の他面に対し絶
縁層か直接に配設される。
(3)発明の効果 」二連より明らかなように未発Ij1にかかる面状発熱
体は、la基材と、前記布基材の少なくとも一面に対し
て形成されかつ導電性素材を包有する導電性エラストマ
層と、前記導電性エラストマ層に対して配設されかつ電
源に接続される電極と、前記布基材および導電性エラス
トマ層の表面に対して配設されかつ前記布基材および導
電性エラストマ層の肉厚の1.5倍以上の肉厚を41す
る絶縁層とを備えてなるので、 (i)十分の可撓特性を確保でき、弯曲状態(特に曲折
状態)となっても抵抗が変 化せず発熱機能を維持できる効果 を有し、ひいては (目)収容空間を拡張することなく長尺のものを収容で
きる効果 ならびに (iii)曲率半径の小さな場所へもへ凹状態(特に曲
折状7T8)として容易に配設てきる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本9.明の一実施例を示す外lt12M視図、
第2図(a)は第1図実施例の■、−n、線にそった断
面図、第2図(b)は第1図実施例の変形例を示す第2
図(a)に相当する断面図、第3図(a)は本発明の他
の実施例を示す断面図、第3図(b)は第3図(a)実
施例の変形例を示す断面図、第4図(a)は本発明の別
の実施例を示す断面図、第4図(b)は第4図(a)実
施例の変形例を示す断面図、第5図は本発明の各実施例
を曲折状態とした場合の特性の測定要領を説明するため
の説IJ1図、第6図ないし第1O図はそれぞれ本9.
1貝の各実施例の具体例およびその比較例を説IIする
ための説明図である。 10、20.10・・・・・・・・・・・・面状発熱体
++、 21.31・・・・・・−・−・・−4j基材
12、22.32・・・・・・・・・・・・導電性エラ
ストマ層14、 Is、 24 25、34.35・・・・・・・・電極16、26.3
5・・・・・・・・・・・・絶縁層特許出願人 エヌ才
一ケー株式会社 代理人  弁理士  工 藤   隆 夫手続補正書印
発) 昭和62年 9月 2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)布基材と、 (b)前記布基材の少なくとも一面に対して形成されか
    つ導電性素材を包有する導電性 エラストマ層と、 (c)前記導電性エラストマ層に対して配設されかつ電
    源に接続される電極と、 (d)前記布基材および導電性エラストマ層の表面に対
    して配設されかつ前記布基材お よび導電性エラストマ層の肉厚の1.5倍 以上の肉厚を有する絶縁層と を備えてなることを特徴とする面状発熱体。
JP7058387A 1987-03-25 1987-03-25 面状発熱体 Pending JPS63236283A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5165439A (ja) * 1974-12-04 1976-06-07 Isamu Mizoe Menhatsunetsuyoshiito
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JPS60175389A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 東レ株式会社 面状採暖具の製造方法

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