JPS63234680A - テレビ音声再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放送内容に応じて品質の良い音声信２へ− 号が再生可能なテレビ音声再生装置に関するものである
。

従来の技術 近年の画像処理技術の進歩は著しく、高解像度の画像再
生が楽しめるが、一方、音声再生については、若干の品
質改善はなされているが、従来の”方式そのままであり
、音声信号に検波された後、再生出力されるだけであり
、音声信号の品質は、検波段に依存する所が大であった
。現在、テレビ音声再生の主流となっているのけ、イン
ターキャリア方式の音声検波方式であり、第５図に示す
基本構成である。第６図において、８はチューナ部、９
けフィルタ回路、１ｏは中間周波増幅回路、１１は映像
検波回路、１２け混合器、１３は音声検波回路、１４は
音声多重検波回路である。以上の様に構成されたインタ
ーキャリア方式のテレビ音声再生装置についてその動作
を説明する。

チューナ部８により同調された映像搬送波成分、音声搬
送波成分は中間周波として、各々５８．７５Ｍ　Ｈｚ　
＋　５４．２５　Ｍ　）（ｚとなり、フィルタ回路９に
よ３ヘ−ノ り映像搬送波を中心に通過させ、中間周波増幅回路１？
により増幅し映像検波回路１１によりＡ竺検波して、映
像信号を得る。４た音声側は、中間周波増幅回路１０か
ら独立に映像搬送波及び音声搬送波を混合器１２に注入
し、２次歪よシ発生する差分周波数４．５ＭＨ２成分と
して、抽出し、これを音声検波回路１３で検波し、音声
信号を得る。また音声多重放送再生時は、音声多重検波
回路１４を通してステレオ音声信号、二重放送音声信号
を得る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記した構成では、音声信号は、復調再
生は可能であるが、ｄ／Ｈの低下、映像信号漏れによる
１５．７５Ｋ）（ｚ成分発生等の品質劣化の問題点を有
していた。テレビの放送内容を分析すると、第６図に示
すごとく、２パターンに大別でき、とりわけ、アナウン
ス番組での高域ノイズ成分が耳ざわりとなり、歌番組で
は、ノイズ成分は、マスキングされる。

本発明は上記問題点に鑑み、放送内容に応じマスキング
効果を利用し、品質の良いテレビ音声再生装置を提供す
るものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のテレビ音声再生装
置は、テレビ音声検波の出力段に設けられた音声高域成
分を通過せしめるバイパスフィルタと、このバイパスフ
ィルタの出力を入力とし、前記音声高域成分レベルを検
出するレベル検波器と、レベル検波器により整流された
高域成分レベルを入力とし、平滑する積分回路と、出力
段に接続された抵抗、コンデンサからなるローパスフィ
ルタと、コンデンサと接地間に接続され、積分回路の出
力を制御電圧とする抵抗可変素子とを備え、放送内容に
応じて、不要高域成分を除去する構成となっている。

作用 本発明は、上記した構成により、放送内容の音声高域成
分レベルを抽出し、高域成分レベルの大小により音声再
生の高域レベルを制御し、高域ノイズ成分を抑圧して、
Ｓ／Ｈの良い、テレビ音声信号が再生可能となる。

６へ／゛ 実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図は、本発明の一実施例におけるテレビ音声
再生装置の構成を示すブロック図である。

第１図において、１はローパースフィルタ（以下ＬＰＦ
という）、２は抵抗、３はコンデンサ、４は、高域成分
抽出用のバイパスフィルタ（以下ＨＰＦという）、５は
レベル検波器、６は積分回路、７は可変抵抗素子ＦＥＴ
である。第２図は、第１図の各部の動作を示す波形図、
第３図は可変抵抗素子ＦＥＴの電圧に対する抵抗変化特
性図、第４図は第１図の本発明ブロックの周波数特性を
示すものである。以下、本実施例のテレビ音声再生装置
の動作について説明する。第６図に示す従来のテレビ音
声再生手段より、同調検波された音声信号は、音声信号
の高域成分のみを抽出するＨＰＦ４を通し、レベル検波
器５により整流され、積分回路６によって、高域成分レ
ベルを直流電圧値に変換し、可変抵抗素子ＦＥＴ７のゲ
ートに制ｅ　　”−７ 御電圧として、注入する。可変抵抗素子ＦＥＴ７のゲー
ト電圧に対する、ドレイン−ソース間の抵抗値ＲＤＳは
第３図に示すごとく、負電圧が低いほど、抵抗値は大と
なり、高域成分のレベルに応じた抵抗変化を示す。この
動作を利用して、抵抗２とコンデンサ３からなる低域通
過ＬＰＦ１のコンデンサ３と接地間に可変抵抗素子ＦＥ
Ｔ７を接続し、ゲート注入電圧に対する低域通過Ｌ　Ｐ
　Ｆｌの通過周波数特性は、第４図に示す様になる。つ
まり、信号中に含まれる高域成分レベルが高い程ゲート
注入電圧ｖＧは負電圧となり、ドレイン−ソース間抵抗
値ＲＤＳが大となることにより、ＬＰＦｌは全帯域通過
特性を示し、逆に高域成分Ｙベルが低い場合は、ゲート
注入電圧ｖ６は零に近づき、ドレイン−ソース間抵抗値
ＲＤＳは零となり、高域通過レベルは減少する。第２図
は、第１図の各点の動作波形を示した例であり、低域成
分のみの区間では、高域ノイズが遮断され、全域信号区
間では、高域も再生されるがノイズも含まれている。

この場合は、マスキング効果により、ノイズは耳７ベー
７′ につかない。また、第４図に示すごとく、各ゲート注入
電圧により、順次周波数特性が変化するので、急激な音
質変化が生じない。

発明の効果 本発明は、テレビ放送の音声内容に着目し、番組のうち
、低中域成分が殆んどであるアナウンス番組、ドラム番
組で、従来耳ざわりであった高域ノイズ成分を遮断し、
品質の良い音声再生が得られ、また、音楽番組などの全
帯域信号再生時には、従来音声とし、音質をそこなう事
なく音声再生を可能とするテレビ音声再生装置となる。

まだ、過渡的な場合でも、急激な音質変化を伴なうもの
でなく、ゆるやか々周波数特性変化となる為、異和感を
生じないテレビ音声再生装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例におけるテレビ音声再生装
置の構成を示すブロック図、第２図は第１図における各
部動作を説明するだめの波形図、第３図は可変抵抗素子
ＦＥＴのゲート電圧、ドレイン−ソース間抵抗特性図、
第４図は第１図における周波数特性図、第５図は従来テ
レビ音声再生装置の構成を示すブロック図、第６図は放
送内容による音声スペクトル比較図である。 １・・・・・・ＬＰＦ、２・・・・・・抵抗、３・・・
・・・コンデンサ、４・・・・・・ＨＰＦ、５・・・・
・・レベル検波器、６・・川・積分回路、７・・・・・
・可変抵抗素子、８・・・・・・チューナ部、９・・・
・・・フィルタ回路、１０・・・・・・中間周波増幅回
路、１１・・・・・・映像検波回路、１２・・・・・・
混合器、１３・・・・・・音声検波回路、１４・・・・
・・音声多重検波回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図 尺９Ｓ 第４図 １鬼

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビ音声検波の出力段に、設けられた音声高域成分を
   通過せしめるバイパスフィルタと、前記バイパスフィル
   タの出力を入力とし、前記出力の高域成分レベルを検出
   するレベル検波器と、前記レベル検波器により整流され
   た高域成分レベルを入力とし、平滑にする積分回路と前
   記出力段に接続された抵抗及びコンデンサからなるロー
   パスフィルタと、前記コンデンサと接地との間に、接続
   され、かつ前記積分回路の出力を制御電圧とする抵抗可
   変素子とを具備し、前記高域成分レベルの大小により前
   記ローパスフィルタの周波数特性を制御し音声再生を行
   なうことを特徴とするテレビ音声再生装置。