JPS63234605A - 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法 - Google Patents

車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法

Info

Publication number
JPS63234605A
JPS63234605A JP6583987A JP6583987A JPS63234605A JP S63234605 A JPS63234605 A JP S63234605A JP 6583987 A JP6583987 A JP 6583987A JP 6583987 A JP6583987 A JP 6583987A JP S63234605 A JPS63234605 A JP S63234605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
plating
plastic
antenna part
accepting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6583987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0787290B2 (ja
Inventor
Ichiro Onishi
一郎 大西
Ryuichi Adachi
安達 隆一
Shoichi Mitsuuchi
祥一 光内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA SHINKU KAGAKU KK
Denso Ten Ltd
Original Assignee
OSAKA SHINKU KAGAKU KK
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSAKA SHINKU KAGAKU KK, Denso Ten Ltd filed Critical OSAKA SHINKU KAGAKU KK
Priority to JP62065839A priority Critical patent/JPH0787290B2/ja
Publication of JPS63234605A publication Critical patent/JPS63234605A/ja
Publication of JPH0787290B2 publication Critical patent/JPH0787290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボディー1体形アンテナの製造方法に係り、と
りわけ、限定するわけではないが、自動車に搭載され、
ラジオ放送、テレビ放送、自動車電話などに用いられう
る車載用アンテナの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
典型的な先行技術では、車載用アンテナは、ラジオ放送
の受信、ならびに無線や自動車電話などの送受信を行な
うために、長手棒状のアンテナが自動車の金属製車体の
ルーフ、あるいはリアトランク付近に設けられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
したがって車体からアンテナが突出することになり美観
が低下するとともに、走行中に風切音が発生する。また
取付は作業に手間がかがり、防水構造が劣化した場合降
雨時には給電線を伝って爾水が車室内に侵入する可能性
があるといった問題点があった。
他の先行技術では、アンテナはリアガラスに埋込んで形
成されており、したがって後方視界が悪化するとともに
、自動車の形式が異なると、それぞれの形式のリアガラ
スに合わせてアンテナを形成しなければならないという
問題があった。
しかも、最近、ラジオ放送の受信のほか、無線や自動車
電話の送受信に加えて、テレビ放送の受信もというよう
に、一台の自動車に搭載すべきアンテナの種類が増加し
て、新しい用途のアンテナを装着するための余分のスペ
ースもないという問題もでてきた。・・・ そこで、本出願人は、上記のような問題点を解決するた
めに、美観や後方視界を損なうことなく、しかもアンテ
ナのために特別のスペースを必要とすることなく、簡単
な作業で取付けることができるようにした車載用アンテ
ナとして、金属製車体の窓の近傍、または絶縁性材料か
ら成る車体の車室内の希望する場所に、設置場所よりも
隆起した部材にアンテナエレメントを設けることを特徴
とする車載用アンテナを提案した(実願昭62−13,
485号明細書)。このようなアンテナの例は、車室内
のリアガラス近傍のリアトレイ上に配置される音響再生
用スピーカーボックスに取付けたテレビ放送受信用アン
テナである。
しかしながら、このような車載用アンテナ取付に好適の
場所はプラスチック製部材の場所でありかつ曲面を含ん
でいることが多いために、その上に導体からなるアンテ
ナエレメントを強固にかつ美しく取付けることは必ずし
も容易ではない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明により上記問題点を解決する手段は、曲面を含む
表面上のアンテナ図形部に導体めっき層からなるアンテ
ナを有するボディー1体形アンテナを製造するために、
アンテナ図形を有するアンテナ部をめっきの乗るプラス
チックで成形し、それをめっきの乗らないプラスチック
からなるアンテナ部以外のボディーと1体化し、然る後
めっきすることによりアンテナ部のみに選択的に導体め
っき層を析出させる方法にある。
アンテナ部はめっきの乗る不導体のプラスチックで構成
する。このようプラスチックの例はアクリロニトリルブ
チルスチレン(ABS)樹脂やポリカーボネート/AB
S樹脂などにおいて知られており、市販されている。こ
のようなプラスチックでアンテナ図形を有するアンテナ
部を成形する。射出成形が量産性の点で好ましい。
次いで、このアンテナ部をアンテナ部以外のボディーと
1体化する。典型的には、アンテナ部を成形用型内にセ
ットし、プラスチックを熱注入してインサート成形する
。これによってボディーが1体的に成形され、このボデ
ィーは表面にアンテナ図形に露出したアンテナ部を含む
。このアンテナ部以外のボディーはめっきの乗らない不
導体プラスチックで構成する。゛□このめっきの乗らな
いプラスチックはABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリスチレン樹脂、メチルメタクリレート樹脂その他に
おいて多く知られている。この方法のほか、アンテナ部
以外のボディーを予め射出成形等で成形しておいて、ア
ンテナ部と結合して一体化することも可能である。ある
いは、2重成形機を用いて、先ずアンテナ部をめっきの
乗るプラスチックで成形し、次いでめっきの乗らないプ
ラスチックを射出して1体化することも可能である。
得られたアンテナ部とアンテナ部以外とが1体化してな
るボディーはアンテナ部だけがめっきが乗る樹脂からな
り、他の部分はめっきが乗らない樹脂からなるので、こ
れを単純にめっきすれば、アンテナ部だけにめっきが乗
り、アンテナが形成される。プラスチックにめっきする
手法はプラスチックめっきと呼ばれ、脱脂洗浄、エツチ
ング、中和、触媒付加、活性化および無電解めっき、そ
して必要であればその後電解めっきを行なうものである
。めっき層の厚さは機械的強度のために少なくとも5μ
m、好ましくは20〜3011m程度は欲しいが、一方
、厚くしすぎると経済的ではない。′めっき後、一般に
、クリアー塗装または防錆処理を行なう。
〔作 用〕
プラスチックめっきにより耐久性があるアンテナをプラ
スチック曲面上に美しく形成することが可能であり、か
つめっきすべき部分を予め射出成形で形成したことによ
って、立体曲面上のアンテナ図形部へのめっきの複雑さ
が簡略化される。
〔実施例〕
以下の実施例では、リアウィンド近傍のリアトレイ上に
配置する音響再生用スピーカーボックスにテレビ放送受
信用アンテナを形成したものである。アンテナはスピー
カーボックスの上部カバーのみに形成した。第1図(ア
) (イ)(つ)はそれぞれこのアンテナ付上部カバー
の平面図、正面図、側面図、第2図はアンテナのみの展
開図である。スピーカーボックス上部カバーの寸法は、
縦300mx横230削×高さ60mnであり、一方、
アンテナの長さはそれぞれ570m 、  250++
n 、  125m。
215鰭である。
めっきの乗るタイプのABS樹脂(電気化学製デンカA
BS CME)を用いて、第1図のアンテナ部11に対
応する形状の部材を射出成形で形成した。
次いで、これを金型にセットし、めっきの乗らないタイ
プのABS樹脂(電気化学製デンカABS CL)を用
いてインサート成形でアンテナ部11を埋設したスピー
カーボックスの上部カバー12に作製した。この上部カ
バーの表面は、アンテナ部だけがめっきの乗るタイプの
ABS樹脂で構成されている。
次いで、この上部カバーに下記の如くプラスチックめっ
きを施した。まず、成形して得られた上部カバーをホウ
酸ソーダ20g/A、りん酸ソーダ20g#!、界面活
性剤2 g/ j!からなる洗浄液を用いて40〜60
℃で3〜5分間脱脂、洗浄する。水洗後、クロム酸40
0g/ 1、硫酸400g/ 1のエッチャントを用い
て65〜70℃で5〜15分間エツチングし、水洗する
。濃塩酸<50m 7!/ j2 )で中和、水洗後、
塩化パラジウム0.2 g/ /、塩化第1錫5〜20
g/ l、塩酸100〜200JrlIl/7!からな
る溶液に2〜5分間浸漬してアンテナ図形部に触媒を付
着させ、水洗する。硫酸(80〜150g/β、30〜
50℃)で活性化後、下記の条件で無電解ニッケルめっ
きを行う。
浴組成: 硫酸ニッケル       30g/j!次亜りん酸ソ
ーダ     20g/2クエン酸アンモン     
50g/jt!pH8〜9.5 浴温     30〜40℃ 時間     5〜10分 水洗後、下記の条件で無電解銅めっきを行ない厚さ20
μmのアンテナ部を作成する。
浴組成: 硫酸銅          15g/j!エチレンジア
ミン四酢酸  45g/j!P−ホルムアルデヒド  
 15g#!水酸化ナトリウム     pH12,5
ジピリジル        10■/1シアン化ニッケ
ルカリウム 15曙/IV浴温     60℃ こうしてプラスチックめっきすることにより、上部カバ
ーのアンテナ部(めっきの乗るへBS樹脂で作製した部
分)に選択的にめっき層が形成され、アンテナが形成さ
れた。この後、防錆液(菱江化学製CBブライト10χ
液)を用いて40℃で3分間処理した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、特殊めっき法を採用することによって
、立体曲面を含むプラスチック表面上にアンテナ図形導
体層を耐久性よくかつ美しく形成することができ、その
結果、美観や後方視界を損わず、アンテナのために特別
のスペースを必要としない車載用アンテナを工業的に製
造することが可能になる。しかも、立体曲面上のアンテ
ナ図形部への選択的なめっき層の形成が、アンテナ部と
アンテナ部以外のプラスチック成形によって実現するた
め、操作が非常に簡略化される効果がある。
もアンテナを形成することが可能になることは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のテレビアンテナを形成したスピーカー
ボックスの上部カバーを示す3面図、第2図は上記テレ
ビアンテナの展開図である。 11・・・アンテナ部、 スピーカーアンテナ 第1図 アンテナ展開図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、曲面を含む表面上のアンテナ図形部に導体めっき層
    からなるアンテナを有するボディー1体形アンテナを製
    造するために、アンテナ図形を有するアンテナ部をめっ
    きの乗るプラスチックで成形し、それをめっきの乗らな
    いプラスチックからなるアンテナ部以外のボディーと1
    体化し、然る後めっきすることによりアンテナ部のみに
    選択的に導体めっき層を析出させることを特徴とするボ
    ディー1体形アンテナの製造方法。 2、アンテナ部を型にセットし、そして型にめっきの乗
    らないプラスチックを熱注入してインサート成形するこ
    とにより、アンテナ部以外のボディーを成形しかつアン
    テナ部と1体化する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、2重成形機を用いて、アンテナ部をめっきの乗るプ
    ラスチックで成形し、次いでめっきの乗らないプラスチ
    ックを射出して1体化する特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
JP62065839A 1987-03-23 1987-03-23 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法 Expired - Lifetime JPH0787290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62065839A JPH0787290B2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62065839A JPH0787290B2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63234605A true JPS63234605A (ja) 1988-09-29
JPH0787290B2 JPH0787290B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=13298583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62065839A Expired - Lifetime JPH0787290B2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0787290B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220055516A (ko) * 2020-10-26 2022-05-04 주식회사 서연이화 면발광 무드 조명용 부분 도금 처리된 자동차의 내장재 제조 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147707U (ja) * 1977-04-25 1978-11-21
JPS59119425U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 株式会社オプ・ア−ト 眼鏡枠
JPS59155615U (ja) * 1983-04-05 1984-10-19 住友ベークライト株式会社 押しボタン
JPS6162412U (ja) * 1984-09-28 1986-04-26
JPS6223603A (ja) * 1985-03-27 1987-01-31 Furukawa Electric Co Ltd:The 一次放射器の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147707U (ja) * 1977-04-25 1978-11-21
JPS59119425U (ja) * 1983-01-31 1984-08-11 株式会社オプ・ア−ト 眼鏡枠
JPS59155615U (ja) * 1983-04-05 1984-10-19 住友ベークライト株式会社 押しボタン
JPS6162412U (ja) * 1984-09-28 1986-04-26
JPS6223603A (ja) * 1985-03-27 1987-01-31 Furukawa Electric Co Ltd:The 一次放射器の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220055516A (ko) * 2020-10-26 2022-05-04 주식회사 서연이화 면발광 무드 조명용 부분 도금 처리된 자동차의 내장재 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0787290B2 (ja) 1995-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100684821B1 (ko) 플라스틱 표면의 금속화 방법
CN101227022A (zh) 消费性电子产品的天线装置及其制造方法
US6712948B1 (en) Process for metallizing a plastic surface
JP2008290295A (ja) 樹脂メッキ製品とその製造方法
CN102002744B (zh) 一种塑胶电镀产品及其制备方法
EP2443272B1 (en) Selective deposition of metal on plastic substrates
JPS63234605A (ja) 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法
US20040007471A1 (en) Method of locally plating a part
US3471313A (en) Process for conditioning the surface of polymer articles
KR100931248B1 (ko) 송수신기기 하우징 등의 이중사출방법에 의한 회로패턴에동도금, 니켈도금, 금도금을 사용한 안테나 기능의제조방법
JPS63234603A (ja) 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法
JPS63234604A (ja) 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法
US20040222103A1 (en) Process for the direct metal-plating of a plastic substrate
JP2005353566A (ja) メタリックキーパッド及びその製造方法
JPS63234602A (ja) 車載用スピーカ一体形アンテナの製造方法
JPH0417215B2 (ja)
JPH0366272B2 (ja)
JPH1018055A (ja) プラスチック表面のメッキによる金属化方法
US4445979A (en) Method of forming composite surface on a dielectric substrate
JPH06279609A (ja) 合成樹脂成形品
US3516848A (en) Process and solution for sensitizing substrates for electroless plating
CN108811385B (zh) 板材及其制备方法、壳体和移动终端
CN108650826B (zh) 板材及其制备方法、壳体和移动终端
JP2000212759A (ja) ウレタン樹脂のメッキ品及びそのメッキ方法
US3562163A (en) Composition for conditioning plastic parts for adhesion