JPS63233704A - ポツト型育苗器用播種機 - Google Patents

ポツト型育苗器用播種機

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Publication number
JPS63233704A
JPS63233704A JP62067432A JP6743287A JPS63233704A JP S63233704 A JPS63233704 A JP S63233704A JP 62067432 A JP62067432 A JP 62067432A JP 6743287 A JP6743287 A JP 6743287A JP S63233704 A JPS63233704 A JP S63233704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedling raising
reversing tool
reversing
pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62067432A
Other languages
English (en)
Inventor
伸 渡部
寛 西山
士郎 浅野
直樹 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP62067432A priority Critical patent/JPS63233704A/ja
Publication of JPS63233704A publication Critical patent/JPS63233704A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、各育苗ポットの上縁が互いに接続していて
下部側が独立し、全体として方形状のポット群に形成す
ると共に、各ポットの底面に成育孔を穿った紙製あるい
は樹脂製の育苗器を板製の反転具上面に載せて組付け、
この反転具組付育苗器をコンベヤーによって移送中、少
量の覆土を各ポット内に供給し、続いて播種し、その後
に床上を供給して移送されてくる播種、床上詰め完了後
の反転具組付育苗器に上方から苗箱を被せ、この苗箱が
被せられた反転具組付育苗器を適宜天地返しをさせ、続
いて上面の反転具を取り除き、その後に潅水する育苗器
移送型播種装置に関し、詳しくは、その反転具の除去装
置に関する。
従来技術 従来のポット型育苗器用播種機では、反転具の上にポッ
ト型の育苗器を載せて移送中に覆土を入れて播種し、そ
の後に床上を詰め、その上から苗箱を被せて天地返しを
して、上面になった反転具を除去して潅水するに、苗箱
を被せる技術手段及び反転具を除去する技術手段が開発
されておらず、この作業は、人手に頼っていた。
発明が解決しようとする問題点 従来、反転具の除去は1人手で行なっていたために、能
率があがらないばかりでなく、播種時の疲労は相当なも
のであり、その自動化の要望は大変なものであった。そ
こで、移送中の反転具を掬い上げて除去することが考え
られて、実行に移してみたが、育苗器と反転具との隙間
に掬い上げ体を正確に突っ込むことが非常に困難であり
、しかも、掬い上げ時の左右の抵抗にバラツキが生じる
と育苗器ごと移送方向が横方向に変向して確実に反転具
が除去できない不測な事態が生じた。
問題点を解決するための手段 紙あるいは樹脂等からなる育苗ポット9aの開口部側上
縁を互いに連続させ、各育苗ポット9aの底面中央部分
に育苗時に苗茎が伸びだして掩育裏 する城前孔9bを有する多数のポット郡が形成された平
面視が方形状の育苗器9の裏面に、前記琲前孔9bを閉
ざす板製の反転具10をセットし、この状態で、各育苗
ポット9a内に少量の覆土を入れ、続いて播種し、その
後に床上を詰めた後に育苗器9に適宜苗箱18を被せて
天地返しをして反転具10が上位になる状態にしてコン
ベヤーで移送中の移送経路中において、前記苗箱18の
左右外鍔面をガイドする案内体72を設け、この案内体
72 L、、よる案内移送途中の苗箱18の上方に位置
する反転具10の先端側の左右両側裏面を受けて次第に
上方へ浮上ならしめる反転具浮上装置74を設け、この
浮上袋@74の後位に、浮上された反転具10の裏面を
掬い上げて除去する反転具除去装置Kを設けてなるポッ
ト型育苗器用播種機。
発明の作用及び効果 この発明は、前記の構成としたから、天地返しされて反
転具10が上部に位置する反転具組付育苗器Pが移送さ
れている途中にあって、案内体72により、苗箱18が
移送方向に対して左右横方向に傾かない状態に案内規制
されて正規な状態で移送されているときに、上部の反転
具10が浮上装置74によってその移送先端側が持ち上
げられ、この持ち上げられた反転具10の裏面に反転具
除去装置1ffKの掬上体が入り込んで該反転具10が
除去される。したがって、この発明によると1反転具除
去装置にの反転具櫓上体が確実に反転具10の裏面に作
用して自動的に除去できる。
実施例 この発明の一実施例を図面に基づき詳述する。
コンベヤ一台Aは、第1〜第4の4区分に分解可能に連
接状態と切り離しができる状態とに設けられ、この各区
分毎のコンベヤ一台A、、A、、A3、A4は左右一対
のフレーム1を適宜横枠2bで連結して脚2aで一定の
高さに構成している。
前記第1と第2のコンベヤ一台A1. A2には。
前後方向にコンベヤーベルト3,4が張設されていて、
この上に物体を載せると第2コンベヤーA2側が第1コ
ンバヤーA工よりも速い速度で移送するように構成して
いる。第3コンベヤ一台A3には、その始端側と終端側
とに下手側へ物体を回転して移送する回転ローラS・5
・5と回転ローラ6・6・6を前記左右のフレームla
・18間に渡架して、始端側と終端側との間に後述の反
転装置Hが設けられるように構成している。第4コンベ
ヤ一台A4には、始端部側にコンベヤーベルト7を張設
し、終端部側には転動ローラ8・8・8・・・を渡架し
ている。
Bは育苗器供給装置で、各育苗ポット9aの上部の上縁
部分が互いに連続していて下部側が互いに形成された育
苗器9とこの育苗器9の下面に敷設して左右及び前後方
向にづれないように嵌合突起10aを設けた板製の反転
具10とを予め人手で組合せた反転具組付育苗器Pを順
次−個宛前記第1コンベヤ一台八〇のコンベヤーベルト
3上に供給するものである。
前記反転具1oは、反転後に除去する必要があり、これ
を掬い上げて簡単に除去するために育苗器9の左右嵌合
枠10bから更に外方へ鍔10cを設けている。
Cは覆土供給装置で、前記育苗器供給装置Bの後ろ側の
コンベヤーベルト3上に設けられ、覆土収容タンク11
と覆土繰出装置12とからなる。
Dは播種装置で、前記覆土供給装置Cに後続してコンベ
ヤーベルト3上に設けられ、種子収容タンク13と種子
繰出装置14とからなる。
Eは床上供給装置で、前記!@2コンベヤ一台A2の始
端側のコンベヤーベルト4上に設けられ、床土収容タン
ク15と床土繰出装置16とからなる。
Fは鎮圧装置で、前記の各装置を通過して送られてくる
反転具組付育苗器Pの上面に盛られる床上の表面を押圧
して平らにする回転ロール17をコンベヤーベルト4上
に所定の高さに横架している。
Gは苗箱による育苗器伏せ込み装置で、前記第3コンベ
ヤ一台A3の始端側の移送回転ローラ5・5・5の上部
に設けられ、約横30an、縦60cn+の内矩を有す
る矩形の苗箱18を伏せた状態で積み重ねてその移送上
手側を前部支持体としての転動ローラ19・19で支持
し移送側端面を苗箱18の上下高さに相当するピッチを
有し電磁ソレノイド20の励磁される毎に交互に出入り
往復する後・部支持体としてのピン21a、21bによ
って受は止められ、苗箱18が移送方向側から1個づつ
落下して移送手前側が転勤ローラ19で受けられた傾斜
状態で移送されてくる反転具組付育苗器Pの移送端側に
上から嵌合して被せられ、この反転具組付育苗器Pの移
送に伴って後方へ引き出されて転動ローラ19から外れ
ると落下し、確実に移送中の反転具組付育苗器Pを伏せ
込み、弾圧ローラ22で押圧しながら送り出すように構
成している。尚、23は育苗器伏せ込み装置Gのフレー
ムを示す。
24は反転具10に育苗器9を正確に嵌着ならしめる抑
圧ローラで、前側が上下回動自在な支枠25に取付けら
れていて、ばね26で弾下されるように構成されている
27は検出器としてのリミットスイッチで、受器組付育
苗器Pに苗箱18が被せられた状態で移送される反転具
10の通過を検出して前記電磁ソレノイド20を励磁さ
せるものであって、苗箱18が被せられていない反転具
組付育苗器Pが前記育苗器伏せ込み装置Gで保持されて
いる苗箱18の移送方向端側にさしかからない時点で働
くように構成されている。
Hは反転装置で、前記育苗器伏せ込み装置Gの後方側に
あって、反転具組付育苗器Pに苗箱18が被せられて送
り出されてきたものをそのまま天地返しする装置であっ
て、具体的には次の通りに構成されている。
即ち、苗箱18の横幅よりも広い間隔を有する左右板体
28a、28b間に、前記苗箱18が被せられた反転具
組付育苗器Pの上下面を挾んで支持する挾持装置として
の前後一対の挟持ローラ29a、29b、30a、30
bを軸31a、31b、32a、32bによって軸支な
らしめて該左右板体28a、28bを互いに軸38a、
38b。
39a、39bによって連結し、この左右の板体の上下
及び前後の中心外側部を前記フレーム1に右支軸33と
左支軸34とで回転自在に支持させている。尚、この左
右の板体は当然矢印イ方向に回転されて反転具組付育苗
器Pを反転することになるが、反転途中において重心変
動のために通勤をきたして振動する事態を防止するため
に、前記支軸33に従動防止機構としての周知のワンウ
ェイ伝動機構35(一般にはワンウェイクラッチと呼ば
れている。)をフレーム1との間に設けている。
そして、この反転装置Hの前側には、前記反転具組付育
苗器Pを強制的に当該反転機構Hの上下挾持装置間に押
し込む育苗器引出装置工を設け、また、反転装置Hの後
側には、上下挾持装置間に挾まれて天地返しされた状態
の反転具組付育苗器Pを強制的に引き出す育苗器引出装
置Jを設けている。
前記育苗器押込装置工、育苗器引出装置Jは、何れも、
前記反転具組付育苗器Pを上下方向から挾持して強制回
転される一対の挾持ローラ36a。
36b及び37a、37bが支架された構造になってい
る。
前記反転装置Hの伝動構成を説明すると、前記育苗器押
込装置■の上部でフレーム1に支架したモータ40で前
記挾持ローラ36aの支軸41をチェノ伝動し、この支
軸41から上部の挾持ローラ36bの支軸42をチェノ
43で伝動し、これら各支軸41.42が反転駆動され
るように前成し、前記支軸41から前記反転装置I−I
の駆動支軸34をチェノ45、半回転定位置停止クラッ
チ機構46を介して伝動回転している。
即ち、左支軸としての駆動軸34が180度回転する毎
に停止がかかる定位置停止クラッチ機構46は、該駆動
軸34にキー47で楔着されたボス付きの受動輪体48
に細心に対称位置にピン49.50を設け、該ピン49
.50に後述のクラッチビンが係合する調節ボルト51
b、52bが螺着された突起51a、52aを有するク
ラッチ爪51.52を嵌挿して設け、この両クラッチ爪
51.52を連接杆53で連結し、一方前記軸34には
前記クラッチ爪51.52が係合する係合凹部口を内周
面に多数形成したクラッチカム体54をワンウェイ伝動
機構55を介して装着し、コイルスプリング56によっ
て前記クラッチ爪51を該爪先端が前記凹部口に弾発係
合するように付勢ならしめている。尚、57.58は連
動用のピンを示す。
59は育苗器Pの検出器で、前記反転装置Hの挾持装置
内を通して押し出されてきた育苗器Pの前端移動を検出
するもので、前記フレーム1に移動及び回動自在に取り
付けられている支軸60にピン61で固着された筒体6
2に、ブラケット63、U字金具65を介して感知ロー
ラ66を軸架し、前記筒体62に、前記支軸60の軸芯
を中心にして描く長孔67aを穿設した金具67を固着
し、この長孔67aに前記半回転定位置停止クララッチ
機構46のクラッチ爪51.52のボルト51b、52
bに接轟するクラッチ作動軸68を挿通ならしめると共
に軸方向には移動しないようにピン69.69で規制し
ている670.71はそれぞれ復帰用のスプリングを示
し、70は支軸6oを前後の所定位置に復帰する機能を
、また、71は感知ローラの上下位置が所定の高さにな
るように引き上げる機能を有するように構成されている
。尚、この作動軸68も航後方向にのみ移動可能にフレ
ーム1に支架され前記支軸60と共に移動可能に設けら
れている。
そして、この検出器59のアクチュエータとしてのロー
ラ66は、前記苗箱18が被せられて反転装置H内を通
って押し出されてくる育苗器Pが前記反転装置IIの支
軸33.34の位置を基準にして、前側が相当長い状態
時において該苗箱18に当接し、スプリング70に抗し
て該ローラ66が後方へ移動され、作動軸68を共に後
方へ作動させて前記半回転定位置停止クラッチ機$44
6のクラッチ爪から外してクラッチをr入」にするよう
に構成している。
72は案内体で、前記第3コンベヤ一台A3の左右フレ
ーム1にブラケット73.73を介して螺着された丸棒
72a、72bからできている。
そして、この案内体72は移送中の反転具組付育苗器P
の苗箱18が偏向するのを防止するようにの両サイドを
ガイド規制するように構成されている。74は反転具浮
上装置で、前記左右の案内体72の前後方向途中部分か
ら後位に亘って、前位が低く後位が高くなるよう傾斜す
る反転具受体74a、74bを一体的に固着して構成さ
れている。
Kは反転具除去装置で、前記反転装置Hの後側の反転具
浮上装置74の後位に位置し、前記反転装置I(で反転
された状態でコンベアにより移送されてくる育苗器Pの
上面に位置し、その移送先端側が浮上装置74で一部持
ち上げられた反転具10の左右何10c下面を掬い上げ
る掬上杆75を前記フレーム1にピン76で枢着し、こ
の掬上杆75の後端側に受杆77を、前記掬上杆75側
に固着されたブラケット78と前記受杆77側に固着さ
れたブラケット79とをピン80で枢結し、該掬上杆7
5の後端と受杆77の前端とが助後方向に隙間mが設け
られるように互いに連結している。そして、前記掬上杆
75の上面の延長面からは前記受杆77の上面が上方へ
突出しない一直緋状から下位側にのみ回動可能になるよ
うに前記掬上杆75側の前記ブラケット78に螺合して
セットされるボルト81の頭部が前記受杆77に固着の
押上具82に接当するように構成している。支持体83
は前記フレーム1に固着され、常態において前記受杆7
7が略々水平状になるように該受杆77の外側部に固着
の突起体84受けて掬上杆75だけが傾斜するよう構成
する。85は掬上杆75の支持体で、フレーム1に固着
され、掬上杆75に固着のピン86が受けられるように
設けられている。
そして、前記受杆77を、一回転定位置停止クラッチ機
構87で伝動回転されるクランクピン88で作動される
フレーム側に枢支の往復回動アーム98で昇降回動なら
しめ、掬い上げられた反転具1oを一挙に滑り落せるよ
うに構成している。
具体的に伝動構成を説明すると、フレーム1に伝動回転
されるように架設された回転ll1III90に、内周
面に多数のクラッチ爪の係合凹部9Laを形成したクラ
ッチカム体91を固着し、前記回転軸90に軸の回転方
向には回転可能で逆方向には回転しないようにワンウェ
イ伝!Pl[4192を介して取付けられた回@輸93
に突起部94aを有したクラッチ爪94をピン95によ
って回動自在に取付け5スプリング96で該クラッチ爪
94を前記クラッチカム体91の係合凹部91aに弾発
係合するように設けて、回転軸90から回転軸93が伝
動回転されるように構成されている。そして、前記回転
@93にクランクピン88を植設し、前方のフレーム1
に回動自在に軸架されたアーls 89を長孔89aを
介して連接し、このアーム89に一体でフレーム1に回
動自在に設けられた支軸97に前記アーム98を取付け
、このアーム98の先端に長孔98aを穿設して、前記
受杆77に植設のピン99を挿通ならしめている。
そして、前記のクラッチr入」、「切J作動は、前記ク
ラッチ爪94の突起部94aに螺合した調節ボルトに接
当するクラッチ作動ピン100によって行われ、このピ
ン100が突起部94aに螺合のボルトに接当すると該
クラッチ爪94が回転軸93の回転力を受けてスプリン
グ96に抗し内方へ回動して係合凹部91aから外れて
回転@93が停止し、突起部94aから外れると伝動さ
れるようになっている。
このクラッチ作動ピン100は、ソレノイド101の励
磁で引っ込み、非励磁で突出するピストン102に連結
され、該ソレノイド101は、反転具除去装置にの後位
のコンベヤ一部分に設けられて移送されてくる苗箱18
を検出するスイッチSW1で励磁され、スイッチSW2
で非励磁になるように設けられ、該作動ピン100は苗
箱18の検出によって瞬間的に往復作動されて、クラッ
チが一回転毎に「切」になるよう構成されている。
103は滑り支持杆で、前記反転具除去装置にで放出さ
れた反転具10を受けて前方下方へ滑り落す杆体であり
、コンベアの下部に配設されていて1反転具10の左右
嵌合枠10bの外側の鍔1oc部を受けて左右に偏向さ
せないで滑り落すように構成している。
104はブレーキ体で、左右に幅広い板体104aをフ
ック104bで前記フレーム1側に回動自在に吊下げて
、前記左右の滑り支持杆103の中間部上方に設けた構
成になっており、滑り支持杆上を滑り落ちる反転具10
に当接してこれにブレーキをかけると共にその下側を通
過させて後述の戻しベルトコンベヤーにバウンドしない
ようにスムースに受は継がせるものである。
105は戻しコンベヤーで、前記フレーム1の下側にあ
って、前後の脚2a、2a間に左右一対のベルト105
a、105aをプーリを介して張設し、このコンベヤー
105上に前記滑り支持杆103が位置するように構成
し、反転具10を播種装置の始端側に返還させるもので
ある6Lは土入れ装置で、前記第4コンベヤ一台A。
のコンベヤーベルト7上にあって、前記反転された育苗
器9の各ポット間に約8分目はどの土を供給する装置で
あって、土収容タンク106と土繰出装@107とから
構成されている。
Mは潅水装置で、前記上人れ装置Jの後部にあって、育
苗器9の表面に潅水する装置であり、水道管に噴水ノズ
ル108が取付けられている。
尚、図中の記号、109は反転装@Hの下側に設けた苗
箱滑落ち防止杆で、反転時に不測に反転中の苗箱が被せ
られた育苗器が挾持装置から滑り落ちるのを防止する案
内杆である。
上側の作用を説明すると、先ず、育苗器9の下面に反転
具10を敷設して組付けた反転具組付育苗器Pを育苗器
供給袋r!1Bによって第1コンベヤ一台A1のコンベ
ヤーベルト3上に載置供給すると、移送されて覆土供給
装置Cで少量の覆土が移送中の育苗器9の各ポット9a
内に投入され、その後に播種装置りで種子(種籾)が同
じく各ボッ)−9aの覆土上に投入されて蒔かれ、続い
て床上供給袋@Eで各ポット内に床上が供給されて鎮圧
装置Fで満杯の床上が均平にされながらポット9a内へ
押し込まれて育苗器伏せ込み装@Gの下方に送られてく
る。
このとき、一番最初は、この育苗器伏せ込み装置Gの下
部の移送下端側に反転具組付育苗器Pが存在しないため
に、検出器27が反転具1oが通過した状態の検出をし
て信号を発して電磁ソレノイド20を励磁し、前部支持
体としての転勤ローラ19,19と後部支持体としての
ピン21aで伏せ状態で積み重ねられている最下段の苗
箱18を供給すべくピン21aを引っ込めると同時にピ
ン21bを突出して下から2段目の苗箱18が一緒に落
下しないように一時的に支えてその後に元の状態のピン
21aが突出するように作動する。
尚、次の検出器27による検出は1反転具組付育苗器P
がこの検出部を通過した時に信号が発っせられることに
なる。
したがって、苗箱18の移送方向側だけがコンベヤー上
に落下して後部はローラ19,19で支えられた状態に
なる。
そして、前記の反転具組付育苗器Pが送られてくると、
その育苗器9の前端が傾斜状態の姿勢の苗箱18の下端
内に嵌合して移送され、その後、弾圧ローラ22で押さ
えられながら送られて行く。
そして、後部の転動ローラ19から苗箱18の後部支持
が外れると弾圧ローラ22で押さえられているために、
−挙に苗箱18が育苗器9を確実に嵌合する。
このようにして苗箱18が被せられて育苗器伏せ込み装
[Gから送り出される反転具組付育苗器Pは、育苗器押
込装置Iによって強制的に反転装!Hの上下挾持ローラ
29a、29b及び30a。
30b間に第18図で示した通りに押し込まれる。
そして、苗箱18が少し反転装置Hがら抜は出た時に、
先端面が検出器59の感知ローラ66に突き当たり、こ
のローラ66が後方へ移動される。
すると、これに連接されているクラッチ作動杆68が後
方へ移動して半回転定位置停止クラッチ機構46のクラ
ッチ爪51あるいは52の突起部51a、52aに取付
られた調製ボルト51b、52bから外れ、該クラッチ
爪がクラッチカム体54の係合凹部口に係合し、輪体4
8が回転され。
駆動軸34が伝動回転される。
したがって、左右の板体28a、28bが伝動回転され
、この板体間で挾持されている反転具組付育苗器Pが第
19図で示した状態を経て天地返しされる。この場合1
反転される育苗器Pは反転装置I工の回転軸芯を基準に
すると、反転開始時点では育苗器Pが前側に偏位して回
転され、反転後は第20図で示した通り当然後方側に偏
位する。
そして、反転の開始後には前記感知ローラ66に突き当
たっていた育苗器Pが該ローラ66がら  外れるから
スプリング7oにょリローラ66共々クラッチ作動杆6
8が元の状態に復帰する。したがって、前記クラッチ爪
51.52の突起部51a、52bに取付けられたボル
ト51b、52bが半回転時に前記クラッチ作動軸68
に当接するから、この当接により係合凹部口がらクラッ
チ爪51.52が共に外れクラッチが「切」になる。
このため、駆動軸34の回転が停止して第20図の状態
で停止される。
即ち、反転後は、育苗器Pが回転軸の中心がら後側へ大
きく偏位して停止されることになる。
このとき、検出器59としての感知ローラ66は反転さ
れた苗箱18で下方へ押圧されスプリ〉グア1に抗して
下方へ押し込められるため、移蛯抵抗にならないで済む
育苗器の反転中においては、支軸33とフレーム1との
間にワンウェイ伝動機構35が設けられているために、
育苗器が反転途中の直立する状75を過ぎても自重で反
転せず、また、支軸34とクラッチカム体54との間に
もワンウェイ伝動[15Sが設けられているから、チェ
ン伝動等によるガタつきで、育苗器が振動せず安定して
反転させることができる。
このように、反転されると、後続の育苗器P2は1反転
された前位の育苗器P1が回転中心から前寄りの状態で
回転された為に、反転後の育苗器P工の後端と間隔が生
じ、この間、後続の育苗器P2の移送を止めないで連続
的に移送でき、能率を低下させないで済む。
そして、反転後の育苗器P1は第20図の状態で停止さ
れるが、このとき、後続の育苗器P2の先端がこの停止
中の育苗器P4を後方から押して重力へ移送し、該育苗
器P工は育苗器引出装置Jの挾持ローラ38a、38b
、39a、39bで挾持されて後方へ引き出されながら
移送される。
この場合、前記押込装置Iによる送込み移送速度v1に
対して引出装置Jの引出し移送速度V2を高速にする植
成にし、ここで後続する育苗器P2との間隔を形成なら
しめて移送する。この伝動構成はチェン伝動のスプロケ
ットのピッチ径を変えて適宜実施するとよい。このよう
にして引出装置Jの移送速度v2よりも反転具除去装置
にの作動回転速度及びその移送速度v3を高速にし、そ
の後のコンベヤーベルト7の移送速度を低速にして、こ
の反転具除去装置に後の移送では押込装置工時点の移送
速度V工に戻して、育苗器が前後に隙間のない状態で移
送され、前記士人れ装ff1Lによって供給される土が
下方にこぼれないようになっている。
説明が相前後したが、前記の反転後の育苗器P1が引出
装[Jで引き出されて移送されてくる途中において、苗
箱18の左右外側面は案内体72によって左右に振れな
いように規制案内され、この案内中の反転具10が上位
になった反転具組付育苗器Pの当該反転具10は、浮上
装置74によってその先端側が確実に持ち上げられ、そ
の後に、反転具除去装置にの掬上杆75が、持ち上げら
れた反転具10の左右の鍔10c部分に正確に入って掬
い上げられ、次第に上方へ押上げられる。そして、後方
側が重くなると該反転具10は受杆77上に回動して載
り、確実に育苗ポット9から上方へ離れる。
このとき、掬上杆75と受杆77とが前後方向に隙間m
だけずれているから、ポット9aから漏れた土が掬上杆
75と受杆77との枢結部分に介入せず下方へ落下して
、受杆77をアーム98で振り上げて両杆75.77の
上面を一平面内に揃えて上部に掬い上げた反転具10を
急速に滑り落す場合に、両者の杆75.77が屈折しな
いから、両杆75.77で該反転具10が正確に受けら
れた状態で上下にバウンドすることなく正確な姿勢を保
って滑り支持杆103側へ滑り落すことができる。
一方1反転具10が除去された苗箱18内に収まった育
苗ポット9は後方へ移送され、これをスイッチSW1が
検出してソレノイド101を励磁する。
すると、一回転定位置停止クラッチ機vIt87がr人
)になり回転軸90から回転軸93が回転される。
このため、該回転軸93に植設のクランクピン88によ
りアーム89を介しアーム98が上下に往復揺動する。
この為、第13図の仮想線で示す通り、受杆77の後部
が振り上げられ、掬上杆75と共に一直線状で大きく傾
斜する。
したがって、この受杆77上に載った反転具10は急速
に滑り落ち、コンベヤーの移送ローラ間から前方下方に
落下する。そして、滑り支持杆103で受けられて前方
下方へ滑り落ちる。このとき、ブレーキ体104で滑り
落ち途中の反転具10が受は止められ、その勢いで該ブ
レーキ体104が前側へ回動して、その下方を反転具1
0が通過し、バウンドして傾いたり落下したりすること
なく戻しコンベアー105に引き継がれて播種装置の始
端側へ移送される。
また、前記スイッチSW1がONしてソレノイド101
が励磁された後、直ぐに後続のスイッチSW2でソレノ
イド101の励磁が解かれ、作動ピン100が元に復帰
するから、クラッチ爪94の突起部94aが一回転する
と作動ピン100に当接してクラッチが切れることにな
る。したがって、受杆77が傾斜状態から復帰して第1
3図の実線状態を保ち、後続の反転具10の除去開始可
能状態になる。
続いて1反転具10が取り除かれた育苗器9が土入れ装
置Jまで移送されてくると、その各ポット98間に約8
分日程度の土が入れられ、その後に潅水袋[Kで十分に
潅水される。
このようにして、一連の播種作業が完了する。
尚、上述の実施例では、育苗器伏せ込み装置Gを播種機
の行程内に組み込んでいるが、この装置Gは取外し可能
にして、この行程作業を人手で行なうようにしてもよい
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示したもので、第1図は側面
図、第2図は要部の正断面図、第3図は育苗器の一部を
破断した斜面図、第4図は反転具の斜面図、第5図は反
転具に育苗器を載せてセットした状態の一部分を示す斜
面図、第6図は苗箱の斜面図、第7図は苗箱伏せ込み装
置の側面図、第8図は要部の側面図、第9図は要部の平
面図。 第10図は要部の平断面図、第11図は要部の背断面図
、第12図は要部の側断面図、第13図は要部の側面図
、第14図はその平面図、第15図は要部の背断面図、
第16図は要部の側面図、第17図はその平面図、第1
8図〜第21図は作用を説明するための要部の側面図、
第22図は作用を示す簡略側面図である。 図中の記号 9は育苗器、9aは育苗ポット、9bは芽
出し孔、10は反転具、18は苗箱、72は案内体、7
4は反転具除去装置、Kは反転具除去装置を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙あるいは樹脂等からなる育苗ポット9aの開口部側上
    縁を互いに連続させ、各育苗ポット9aの底面中央部分
    に育苗時に苗茎が伸びだして生育する生育孔9bを有す
    る多数のポット郡が形成された平面視が方形状の育苗器
    9の裏面に、前記生育孔9bを閉ざす板製の反転具10
    をセットし、この状態で、各育苗ポット9a内に少量の
    覆土を入れ、続いて播種し、その後に床土を詰めた後に
    育苗器9に適宜苗箱18を被せて天地返しをして反転具
    10が上位になる状態にしてコンベヤーで移送中の移送
    経路中において、前記苗箱18の左右外側面をガイドす
    る案内体72を設け、この案内体72による案内移送途
    中の苗箱18の上方に位置する反転具10の先端側の左
    右両側裏面を受けて次第に上方へ浮上ならしめる反転具
    浮上装置74を設け、この浮上装置74の後位に、浮上
    された反転具10の裏面を掬い上げて除去する反転具除
    去装置Kを設けてなるポット型育苗器用播種機。
JP62067432A 1987-03-20 1987-03-20 ポツト型育苗器用播種機 Pending JPS63233704A (ja)

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