JPS63232217A - 分解生成物排出型ケ−ブル連続架橋装置 - Google Patents

分解生成物排出型ケ−ブル連続架橋装置

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JPS63232217A
JPS63232217A JP6725987A JP6725987A JPS63232217A JP S63232217 A JPS63232217 A JP S63232217A JP 6725987 A JP6725987 A JP 6725987A JP 6725987 A JP6725987 A JP 6725987A JP S63232217 A JPS63232217 A JP S63232217A
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cooling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はケーブル連続架橋装置における分解生成物を排
出する装置に関するものである。
[従来の技術] ケーブルの架橋ポリエチレン被覆は、ケーブル芯上に未
架橋ポリエチレン被覆を押出被覆して架橋管内に走行さ
せ、架橋管上部に加圧不活性ガスを充填して形成した加
熱部を走行させて加熱することにより架橋し、ついで加
熱部の下方に連なる冷却部の冷却液中を通過させて冷却
することにより架橋被覆を形成しているが、この押出被
覆される未架橋ポリエチレンは低密度ポリエチレン(L
DPE)等に架橋剤としてヂクミ=ルバーオキサイド(
DCP)や老化防止剤が混入されているので、架橋管の
加熱部を走行して加熱され架橋反応すると架橋剤の分解
生成物としてメタン、クミルアルコール、アセトフェノ
ン、α−メチルスチレン等が生じこれがガス化して架橋
管内の加熱部に充満する。
この分解生成物のガスは架橋管の管壁内面に付着してド
レーン化すると架橋管内面を伝って冷却部の冷却液に落
下するが、水に溶けにくく比重が小さいため冷却液面に
滞留浮遊して冷却効果を阻害するので、従来は架橋管の
加熱部に充填されている加圧不活性ガスを一定時間管外
に放出してこれと一緒に分解生成物を排出するようにし
ていた。
[発明が解決しようとする問題点コ 前記のように架橋管の加熱部に発生ずる分解生成物を除
去するのに、架橋管の加熱部に充填されている加圧不活
性ガスを一定時間管外に放出するだけでは加熱部に充満
した分解生成物は充分に排出されず時間の経過とともに
冷却液面上に浮遊する量が多くなり、このため分解生成
物が架橋管内に残存しないように加圧不活性ガスを長時
間放出し続けると不活性ガスの損失量が増大しきわめて
不経済であるという問題点があった。
そこで本発明は、分解生成物が冷却液を汚染したり冷却
液面上に浮遊しないようにするために、架橋管内面を伝
って落下する分解生成物ドレーンを管外に排出できるよ
うにした分解生成物排出型ケーブル架橋装置を提供する
ものである。
[問題点を解決するための手段] 前記の問題点を解決するために本発明の分解生成物排出
型ケーブル架橋装置は、架橋管の上部に加熱部を有し下
部に冷却部を有する縦型や傾斜型のケーブル連続架橋装
置において、加熱部の下部の管連結下端部と冷却液面の
上方の管連結上端部との間にドレーン受け環を設置し、
このドレーン受け環には架橋管外に連通ずる排出孔を設
けて分解生成物を排出するように構成したものである。
[作用] 前記の冷却液面の上方に設置したドレーン受け環は、加
熱部の架橋管々壁を伝って落下する分解生成物ドレーン
が冷却液面に到達する前に受け止めることにより分解生
成物ドレーンによる冷却液の汚染や浮遊を防ぐものであ
り、このドレーン受け環に受け止められたドレーンは排
出孔を通って架橋管外に排出されることになる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。第1図は本
発明の架橋管の分解生成物排出装置の要部を断面で示し
、第2図は本発明の装置を設けたケーブル架橋装置の断
面図である。
まず第2図において、1は縦型の連続架橋装置の垂直に
設置された架橋管、2は押出機、3はその押出ヘッド、
4はケーブルの送出し装置であり、ケーブル導体Aは送
出し装置4を経て押出ヘッド3に入り、この押出ヘッド
3において低密度ポリエチレン(LDPE)に架橋剤の
デクミールパーオキサイド(DCP)や老化防止剤等を
混和した未架橋ポリエチレン混和物が押出されてケーブ
ル導体A上に被覆され、この押出被覆された未架橋ポリ
エチレン被覆ケーブルBは架橋管1内に入って下方に走
行し、架橋管上部の加熱部5を走行する間に加熱架橋さ
れ、ついで下部の冷却部6を走行して冷却される。
7は加熱部5の加熱ヒーターであり、加圧媒体としてN
2ガスのような加圧不活性ガスを用いこれをガス容器8
からガス圧コントロール弁9で一定圧にコントロールし
て加熱部管内に送給し、この加熱部5に前記の未架橋ポ
リエチレン被覆ケーブルBを走行させて加圧雰囲気中で
加熱することにより架橋する。なおこの加熱部5の熱源
には高温に加熱された加圧不活性ガスもしくは加圧蒸気
を用いこれを管内に送給充填して加熱してもよい。
10は冷却部6の管内に送給されている冷却水等の冷却
液、10aはその冷却液面であり、ポンプPで却部管内
に送給され、その管内における水位は冷却液コントロー
ル弁11により一定にコントロールされており、加熱部
5を走行して加熱架橋された架橋ポリエチレン被覆ケー
ブルはこの冷却液10中を走行下降して冷却される。こ
のように冷却部6で冷却されたケーブルは架橋管下端の
エンドシール12を通過しガイドローラ13、引取装置
14を経て巻取装置15に巻取られることになる。なお
冷却液にはシリコンオイル等を用いてもよい。
16は加熱部5の下端部における管連結下端部、17は
冷却液面10aの上方における冷却部6の管連結上端部
であり、この管連結下端部16と9連結上端部17は図
示のようにフランジに形成する。18.1つは両フラン
ジの間のパツキンである。
前記の加熱部5下端の管連結下端部16と冷却部6の冷
却液面10aの上方における管連結上端部17との間に
はドレーン受け環20を設置する。
前記のドレーン受け環20は第1図に断面で示したよう
に、架橋管の内径よりも小径の規筒部21とその周囲の
取付は用フランジ部22とを有し、この取付は用フラン
ジ部22の上面と複筒部21の外周面との境界負部に環
状のドレーン受け溝23を設け、この環状のドレーン受
け渭23に連通ずる排出孔24を前記の取付は用フラン
ジ部22に設けたものであり、このフランジ部22を前
記の管連結下端部16と連結上端部17の間のパツキン
間に挾んで取付ける。
このように取付けられたドレーン受けyJ20の短筒部
21は架橋管の内面よりも内側にあって冷却液10の液
面10aの上方に位置し、この短筒部21の外周の環状
のドレーン受け溝23は管連結下端部16の管内面の直
下に位置する。なお25は前記排出孔24に接続した排
出管、26は排出バルブである。
前記のように加熱部5の下部の管連結下端部16と冷却
部6の上方の管連結上端部17の間にドレーン受け環2
0を設置した本発明の架橋装置において、未架橋ポリエ
チレンを押出被覆されたケーブルBが加熱部5を走行す
ると、架橋剤により架橋反応が促進されるとともに分解
生成物が生じ、この分解生成物がガス化して管壁内面に
付着するとドレーン化して管壁内面を伝って落下するが
、このように落下するドレーンはドレーン受け環20の
環状のドレーン受け渭23内に入って受け止められるの
でその下方の冷却液10には到達せずしたがって分解生
成物が冷却液10を汚染したり冷却液面10a上に浮遊
するようなことはなくなるのである。このようにして環
状のドレーン受け講23内に滞留する分解生成物ドレー
ンの量が多くなると排出バルブ26を開き、加熱部5内
に充填されている加圧ガスがその圧力により架橋管外に
噴出するのと一緒に前記ドレーン受け渭23内の滞留分
解生成物も排出孔24から排出管25を通って架橋管外
に排出される。
なお図示の実施例では架橋管が垂直に設πされた縦型の
架橋装置を示しているが、本発明は架橋管を傾斜して設
置されている架橋装置にも適用することができるもので
ある。
本発明は前記のようにして未架橋ポリエチレン被覆ケー
ブルが加熱部で架橋される際に発生する分解生成物を除
去するのであるが、実験の結果によれば、従来の架橋装
置において単に加熱部内に充填されている加圧ガスを架
橋管外に放出するという従来の方法により分解生成物を
管外に排出したところ1.ガス放出量が4ONm3/H
の多量になっでも冷却部の冷却液面上に分解生成物が残
留して浮遊を生じたが、本発明のドレーン受け環20を
設置したケーブル架橋装πによれば、ドレーン受け環2
0の環状のドレーン受け溝23内に滞留する分解生成物
ドレーンを排出バルブ26を開いて加熱部5内の充填加
圧ガスと一緒に架橋管外に排出したところ、ガス放出量
が10〜2ONm3/H程度の少量でも冷却部の冷却液
に支障のない程度に加熱部5内の分解生成物を除去する
ことができた。
[発明の効果] 前述のように本発明の分解生成物排出型ケーブル架橋装
置は、加熱部の下部の連結下端部と冷却部の上部の連結
上端部との間にドレーン受け環を設置したので、未架橋
ポリエチレン被覆が架橋管の加熱部で加熱架橋される際
に発生する分解生成物ガスのドレーンを冷却液に落下す
る前に受けて止めて排出することができ、このため分解
生成物が冷却液を汚染したり冷却液面上に浮遊するよう
なことがなく、しかも加熱部内に充填されている加圧ガ
スの放出量が少くなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の要部の断面図、第2図は本発明
の装置を設けたケーブル架橋装置の断面図である。 1:架橋管  5:加熱部  6:冷却部10:冷却W
t、   10a : 冷却R面16:等連結下端部 
 17:管連結上端部20ニドレーン受け環

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 架橋管の上部に加熱部を有し下部に冷却部を有するケー
    ブル連続架橋装置において、加熱部の下部における管連
    結下端部と冷却液面の上方における管連結上端部との間
    にドレーン受け環を設置したことを特徴とする分解生成
    物排出型ケーブル連続架橋装置。
JP6725987A 1987-03-20 1987-03-20 分解生成物排出型ケ−ブル連続架橋装置 Expired - Fee Related JPH07107813B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6086415B1 (ja) * 2016-06-22 2017-03-01 株式会社ニチリン シール装置およびこれを備えたゴムホースの連続加硫装置、並びに、シール方法およびこれを備えたゴムホースの連続加硫方法

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US11161278B2 (en) 2016-06-22 2021-11-02 Nichirin Co., Ltd. Sealing device and rubber hose continuous vulcanizing device provided with same, and sealing method and rubber hose continuous vulcanizing method provided with same

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