JPS63232092A

JPS63232092A - 自動二輪車用後退装置

Info

Publication number: JPS63232092A
Application number: JP62064014A
Authority: JP
Inventors: 山下　昭二; 淳朗大田; 広沢　祥晃
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1987-03-20
Filing date: 1987-03-20
Publication date: 1988-09-28
Also published as: US4923028A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｌ１上匹皿皿且屋本発明は、走行駆動用エンジンにＪ；らず、自動二輪車
の後車輪近傍に配設された後退用モータによって自動二
輪車を後退させることができる後退装置にＩｍｌするも
のである。

１米且ｌエンジン始動用スタータモータの駆動力を利用して自動
二輪車を後退させる後退装置は、本出願によって昭和６
０年１０月２５日に特願昭６０−２３８６４３月として
特許出願され、また昭和６１年１０月１１日に特願昭６
１−　２４１７７８号として特許出願されている。

’ｌ　　　　　　　１１　　− 先願の後退装とでは、後退用の動力伝達系をスタータモ
ータとパワーユニットの出力軸とに嵌脱自在に介装し、
後退レバーを非後退位置へ操作した場合には、後退用動
力伝達系をパワーユニット出力軸よりｍ脱させ、後退レ
バーを後退位置へ操作した場合には、後退用動力伝達系
をパワ−ユニットの出力軸に接続させるようになってい
るため、後退専用の動力伝達系とその切換は構を必要と
するばかりでなく、これをパワーユニツ１〜に一体に組
込むＩＣめ、従来機種の自動二輪車適応することが容易
ではない。

ｉｔ　、　−−’４　　るための−　および本発明はこ
のような難点を克服した自１ＦＩＪ二輪車用後退装置の
改良に係り、自動二輪車の後車輪近傍において、該後車
輪への動力伝達系に後退用モータを接続したため、該後
退用モータを駆動させることにより、自動二輪車の後車
輪を逆転させて、自動二輪車を後退さけるものである。

以下本発明をオフロード型自動二輪車に適用した第１図
ないし第６図に図示の実施例について説明する。

車体フレーム１の中央にパワーユニット２が搭載され、
そのパワーユニット２はエンジン３とクラッチを内蔵し
た歯車変速機４とよりなり、歯車変速機４の出力軸５に
ドライブスプロケット６が一体に嵌むされている。

またドライブスプロケット６より後方に位置し、これに
隣接してリヤフォーク７のＮ　％ｆがフォークピン８を
介して車体フレーム１に上下へ揺動自在に枢着されてい
る。

さらにりＶフォーク７の後端に車軸９を介して後車輪１
０が回転自在に枢着され、この後車輪１０と一体のドリ
ブンスプロケット１１およびドライブスプロケット６に
チェノ１２が架渡されており、エンジン３を運転し、歯
車変速機４を適切な変速比に設定した状態でそのクラッ
チを接続させると、エンジン３の動力が歯車変速ｖ１４
．出力軸５、ドライブスプロケット６、ヂエン１２およ
びドリブンスプロケット１１を介して後車輪１０に伝達
され、後車輪１０は正転されて前進しうるようになって
いる。

さらにまた出力軸５およびフォークビン８の上方に位置
して車体フレーム１に前接１対のブラケット１３が突設
され、このブラケット１３にガイドバー１４の両端が一
体に固着され、ガイドバー１４にスライダー１５が摺動
自在に嵌装されている。

またガイドバー１４に平行にガイドチューブ１６が配設
され、このガイドチューブ１６に無端ワイヤ１７が摺動
自在に嵌挿され、無端ワイヤ１７は後退プーリ１８に巻
付【プられ、無端ワイＡ７１７に前記スライダー１５が
結着され、後ｊロブーリ１８に後退レバー１９が一体に
取付【プられている。

さらにスライダー１５に後退用エータ２０が一体に装着
され、後退用エータ２０の回転＠２１に後退スプロケッ
ト２２かに着されている。

さらにまた右ハンドル２３に配置されたコンビネーショ
ンスイッチユニット２４のスタータスイッチ２５に隣接
してリバーススイッチ２６が配設されるとともに、後退
用モータ２０の後退スブロケツ１〜２２がヂエン１２に
噛合される状態にてスライダー１５に押圧されてオフさ
れるｂ接点マイクロスイッチ２７が配設されている。

しかして後退用モータ２０の制御回路は第６図に図示さ
れるように構成され、すなわち後退リレー２９のコイル
２９ａとリバーススイッチ２６とマイクロスイッチ２７
とクラッチスイッチ２８とが電源回路に直列に介装され
、この後退リレー２９のａ接点２９ｂは後退用モータ２
０の電源回路に直列に介装されており、クラッチスイッ
チ２８は歯車変速機４に内蔵されたクラッチが遮断状態
に操作された場合のみオンされるようになっている。

第１図ないし第６図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、後退レバー１９を上方から前方へ倒
すと、無端ワイＡ７１７は第２図で反時削方向へ回送さ
れ、後退スプロケット２２がチェノ１２に噛合わされる
とともに、マイクロスイッチ２７がオンされる。

この状態において、歯車変速機４中のクラッチを遮断状
態に操作してクラッチスイッチ２８をオンさせ、リバー
ススイッチ２６をオンさせると、後退リレー２９のコイ
ル２９ａが通電されて、後ｊロリレー２９のａ接点２９
ｂはオンされ、後退用モータ２０は第２図で反時計方向
へ回転されて、チェノ１２は時計方向へ回送され、自動
二輪車は後退する。

また後退レバー１９を前方から上方へ引上げてスライダ
ー１５を前方へ移動させれば、マイクロスイッチ２７を
オフして後退用モータ２０を停止させることができると
ともに、チェノ１２より後退スブロケッ１へ２２を外し
、エンジン３から後車輪１０への動力伝達時に、ヂエン
１２の回送と無関係に後退用モータ２０を分離すること
ができる。

ざらに自動二輪車を後退さばている状態において、クラ
ッチを接続状態に設定することによってクラッヂスイッ
チ２８をオフさせ、またリバーススイッヂ２６をオフさ
Ｕ゛れば、や（より後；ド用モータ２０を停止させて後
退勤を中止させることができる。

さらにまた後退レバー１９を上方へ引上げてスライダー
１５を前方へ移動させれば、チェノ１２より後退スプロ
ケット２２を充分に離すことができるので、たとえリヤ
フォーク７が上下に大きり１工動しても、後３ｆｌスプ
ロケツト２２がチェノ１２に接触することはない。

しかも前進走行時には、後退スプロケット２２がチェノ
１２に全く接触しないため、後退駆動系による走行抵抗
増加が全くない。

次に第７図ないし第１０図に図示の実施例について説明
する。

車体フレーム１の下方後端に略し字状に形成された中空
リヤフォーク３０の前方管状部３０ａが上下へ揺動自在
に枢着され、リヤフォーク３０の後方管状部３Ｏｂ内に
ドライブシャフト３１が回転自在に１■装され２、ドラ
イブシャフト３１の＃端と出力軸５の後端とは自在接手
３２を介して連結され、その外周はゴム製ブーツ３３で
密閉され、ドライブシャ７１〜３１の後端は図示されな
いベベルギヤを介して後車輪１０に連結されており、出
力軸５が回転すると、後車輪１０が正転されて、前進走
行しうるようになっている。

またドライブシャフト３１にドリブンギ−７３４が一体
に形成され、このドリブンギヤ３４に嵌脱自在に係合し
つる実公昭６０−３９４９６号公報に示される慣性爪込
み式起動装置と同一の構造の後退用モータユニット３５
がリヤフォーク３０と一体に付設され、モータ３６を給
電する２本のワイヤ３７は中空リヤフォーク３０の前方
管状部３０ａを貫通し、この前方管状部３Ｏａ内を通っ
て電源にワイヤ３７は接続されており、後退用モータユ
ニット３５のモータ３６が駆動状態になると、ビニオン
３８が飛出してドリブンギヤ３４に噛合され、後車輪１
０が逆転されて、自動二輪車は後退される。

第７図ないし第１０図に図示の実施例では、後）■用モ
ータユニツ１〜３５を移動さぜる必要がないため、構造
が頗る簡単であり、またリヤフォーク３０に後退用モー
タユニット３５を（＝Ｊ設したため、後退用モータ２０
を車体フレーム１に付設した第１実施例に比べてバネ下
荷重を軽減し、走行感覚を向上さけることができる。

ざらに第７図ないし第１０図に図示の実施例につおいて
は、リャフＡ−り３０の前方管状部３０ａｌ、：後ｊΩ
用モータユニット３５を付設したが、第１１図ないし第
１２図に図示するように、リャフＡ−り３０の後方管状
部３０ｂに後退用モータユニット３５を付設してムよい
。

さらにまた第１３図ないし第１４図に図示するように、
後退用モータユニット３９の出力側にウオーム４０を付
設し、が降機構４２を介して後退用モータ１ニツ１〜３
９を車体フレーム１に上下へ昇降自在に取付け、侵退時
のみ、後退用エータユニット３９を下降させて、ドライ
ブシャフト３１と一体のつＡ−ムホイール４１にウオー
ム４０を噛合わせ、高い変速比で自動二輪車を後退させ
るようにしてもよい。

しかも第１５図に一示するように、後退用モータユニッ
ト３９をリヤフォーク７のＷｌ端近くに配設し、後車輪
１０と一体の図示されないつＡ−ムホイールに１クオー
ム４０を嵌脱自在に噛合わせるようにしてもＪ：い。

ｌ１立み１このように本発明においては、スタータモータを用いず
に、後退用モータの駆動力により自動二輪車を後退させ
ることができるので、従来磯種の自動＝輪車のパワーユ
ニットに大巾な改造を施すことなく、かつ大きなコスト
アップを伴うことなく、後退装置を簡単に自動二輪車に
適用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る後３ｇ％置の一実施例を備えた自
動二輪車の側面図、第２図はその要部拡大側面図、第３
図はその内側から外方へ向って見た内側面図、第４図は
第３図の■矢視図、第５図はリバーススイッチの配置図
、第６図は前記実施例の回路図、第７図は本発明の他の
実施例の側面図、第８図はその平面図、第９図および第
１０図は後退用モータユニットの縦断面図で第９図は離
脱状態、第１０図は接続状態を示したもので、第１１図
はさらに他の実施例の一部縦断側面図、第１２図はその
平面図、第１３図は本発明のさらに他の実施例の平面図
、第１４図はそのＸＩＶ−ＸＩＶ線に沿って酸析した断
面図、第１５図はさらに他の実ｒＭＶＡの側面図である
。１・・・車体フレーム、２・・・パワーユニット、３・
・・エンジン、４・・・歯車変速機、５・・・出力軸、
６・・・ドライブスプロケット、７・・・リヤフォーク
、８・・・フォークビン、９・・・車軸、１０・・・後
車輪、１１・・・ドリブンスプロケット、１２・・・チ
ェノ、１３・・・ブラケット、１４・・・ガイドバー、
１５・・・スライダー、１６・・・ガイドチューブ、１
７・・・無端ワイヤ、１８・・・俊返プーリ、１９・・
・後退レバー、２０・・・後退用モータ、２１・・・回
転軸、２２・・・後退スプロケット、２３・・・右ハン
ドル、２４・・・コンビネーションスイッチユニット、
２５・・・スタータスイッチ、２６・・・リバーススイ
ッチ、２７・・・マイクロスイッチ、２８・・・クラッ
チスイッチ、２９・・・後退リレー、３０・・・リヤフ
ォーク、３１・・・ドライブシャツ１〜．３２・・・自
在接手、３３・・・ゴム製ブーツ、３４・・・ドリブン
ギＡ７．３５・・・後退用モータユニット、３６・・・
モータ、３７・・・ワイヤ、３８・・・ビニオン、３９
・・・後）Ｒ用モータユニット、４０・・・つＡ−ム、
４１・・・ウオームホイール、４２・・・ｔ？Ｋｆ！ｓ
構。

Claims

【特許請求の範囲】１、自動二輪車の後車輪近傍において、該後車輪への動
力伝達系に後退用モータを接続したことを特徴とする自
動二輪車用後退装置。２、前記後退用モータをスイングアーム枢支部近傍のス
イングアーム上に取付けたことを特徴とする前記特許請
求の範囲第１項記載の自動二輪車用後退装置。３、前記後輪への動力伝達系に後退用モータを嵌脱自在
に接続する嵌脱手段を設けたことを特徴とする前記特許
請求の範囲第１項記載の自動二輸車用後退装置。４、前記嵌脱手段は後退時のみ前記動力伝達系に後退用
モータを接続することを特徴とする前記特許請求の範囲
第３項記載の自動二輪車用後退装置。５、前記後退用モータへの給電線をプラス、マイナスの
２本とし、リヤフォークを挟持するフレームの間で該リ
ヤフォークの枢支部近傍を前記給電線でもって貫通させ
たことを特徴とする前記特許請求の範囲第２項記載の自
動二輪車用後退装置。