JPS63231723A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS63231723A
JPS63231723A JP6420887A JP6420887A JPS63231723A JP S63231723 A JPS63231723 A JP S63231723A JP 6420887 A JP6420887 A JP 6420887A JP 6420887 A JP6420887 A JP 6420887A JP S63231723 A JPS63231723 A JP S63231723A
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JP
Japan
Prior art keywords
undercoat layer
magnetic
layer
recording medium
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP6420887A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Yoshioka
心平 吉岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は非磁性支持体と磁性層間、あるいは非磁性支持
体とバックコート層間に紫外線硬化型アンダーコート層
を有する磁気記録媒体に関し、詳しくはアンダーコート
層の改良に関する。
(従来の技術) 磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記録媒体は、ポリエ
ステルフィルム等の非磁性支持体上に磁性体の微粉とバ
インダー(結合樹脂)からなる磁性層を設けた構造とな
っている。従ってテープの走行、ディスクの回転に伴な
い帯電が蓄積し、走行性の低下、異物付着によるドロッ
プアウトの発生等、種々の好ましくない現象を生ずる。
この解決として一般的な、磁性層にカーボンブラック等
の導電性微粉末を添加することにより、磁性層自体に帯
電防止性を付与する方法は、反面磁性体の充填率が減少
するため電磁変換特性を損い、特に記録の高密度化に対
して障害となる欠点がある。
そこで非磁性支持体と磁性層間、あるいは非磁性支持体
とバックコート(裏塗り)層間にアンダーコート(下塗
り)層を設け、これに導電性を与えることにより、磁気
記録媒体全体の帯電防止を図る手法が案出された。
アンダーコート層のバインダとして熱硬化/熱可塑タイ
プの樹脂を使用すると、樹脂の乾燥硬化に長時間を要し
、設備が大規模化する欠点があるため、輻射線硬化性樹
脂をバインダに用い、硬化手段として放射線(γ線)硬
化、電子線硬化、紫外線硬化等の輻射線硬化法を適用し
たアンダーコート層が検討されている。
プロセス面からこれ等を比較すれば、放射線(γ線)硬
化法、電子線硬化法は照射設備が極めて高価なこと、放
射線、X線に対する防護を要すること、オゾン発生を防
止するため照射を不活性雰囲気中で行なわねばならない
こと等、数々の短所があるのに対し、紫外線硬化法は照
射設備が比較的安価なこと、紫外線からの防護が容易な
こと、照射時の不活性雰囲気は必要ないこと等、種々の
長所を有する。
反面、該層に対し各種の特性を付与するため添加するフ
ィラー、とりわけ帯電防止性を与えるべくバインダ中に
添加するカーボンブラック等の導電性微粉末は、遮光性
が高く光硬化反応を著しく阻害するため、該層中の非磁
性支持体に近接した部分が十分硬化せず、結果として該
層と非磁性支持体との付着性が著しく劣ることとなり、
ひいては媒体として実用の際に再生出力の低下、ドロッ
プアウトの増加等の不都合を生ずる欠点があった。
本発明者等は、これ等諸問題の解決を目的として鋭意検
討した結果、高分子導電性化合物を添加した紫外線硬化
型アンダーコート層を有する磁気記録媒体は、上記諸欠
点を解消し得たものであることを見い出し、本発明の完
成に至ったものである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来技術では帯電防止性を与えるためにアン
ダーコート層に添加する導電性微粉末の遮光性が高くア
ンダーコート層と非磁性支持体との付着性が著しく劣る
ことに鑑みてなされたもので、紫外線硬化型アンダーコ
ート層を有する磁気記録媒体において、アンダーコート
層が充分な帯電防止性を有すると共に、非磁性支持体と
の密着に優れた磁気記録媒体を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明は、非磁
性支持体と磁性層間、あるいは非磁性支持体とバックコ
ート層間に紫外線硬化型アンダーコート層を有する磁気
記録媒体において、アンダーコート層が高分子導電性化
合物を含有することを特徴とし、高分子導電性化合物が
ポリピロール化合物であることを含み、かつアンダーコ
ート層が、バインダー合計100部に対しポリピロール
化合物を1部以上50部以下の範囲で配合したものから
なることを含み、更にアンダーコート層が、バインダー
合計100部に対し光重合開始剤を1部以上20部以下
の範囲で配合したものからなることを含むもので、この
ような部分子導電性化合物を添加した紫外線硬化型アン
ダーコート層は充分な帯電防止性を有すると共に、非磁
性支持体との密着性に優れたものとなる。
(実施例) 本発明の特徴は、紫外線硬化型アンダーコート層を構成
する塗料において、特定の高分子導電性化合物をフィラ
ーとして含有したものは、該化合物の紫外線透過性が比
較的優れることにより、紫外線によりアンダーコート層
を硬化せしめる際に、従来アンダーコート層表面に対し
て不十分になり勝ちであったアンダーコート層深部、即
ち非磁性支持体に近接した部分の硬化が十分に行なわれ
、アンダーコート層と支持体との密着が優れたものとな
り、ひいてはアンダーコート層に要求される帯電防止性
を満足した上で、磁気記録媒体全体としての耐久性が向
上する事にある。
更に詳しく説明すれば、本発明の目的とする上記諸特性
は高分子導電性化合物としてポリピロール化合物を用い
、これをバインダー合計100部に対しポリピロール化
合物を1部以上50部以下の範囲で配合することが好適
である。
本発明で使用される高分子導電性化合物は、下記のポリ
ピロール化合物であり、ビロールの重合体とアニオン性
ポリマーの錯体である。
高分子導電性化合物はバインダー合計100部に対し1
部以上50部以下の範囲で配合することが好適である。
これは添加量が少なければ導電性が低下し、また多過ぎ
るとせっかくの優れた光硬化性を阻害すると共に、コス
トアップの要因となるためである。
また場合によってはこれ等高分子導電性化合物と、その
他公知の各種導電性フィラー、例えばカーボンブラック
、グラファイト等を併用することも可能である。
本発明の紫外線硬化型アンダーコート層は、紫外線硬化
性樹脂を主成分とし、必要に応じて熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂等を加えてなるバインダーに、前記せる多価イ
ソシアネート化合物を配合し、更に必要に応じて各種フ
ィラー、添加剤、溶剤等を適宜配合してなる塗料を紫外
線により硬化せしめたものである。
本発明の紫外線硬化性樹脂は、公知の各種紫外線硬化性
樹脂が使用可能である。
例としては、ビニル基、アリル基、アクリロイル基、メ
タクリロイル基等の不飽和二重結合、エポキシ基等を有
する樹脂が挙げられるが硬化性の点から不飽和ポリエス
テル系、アクリレート系等のラジカル重合型、ポリエン
−ポリチオール系等のラジカル付加型、エポキシ樹脂等
からなるカチオン重合型等の樹脂の使用が一般的であり
中でも(メタ)アクリロイル基を有するアクリレート系
の樹脂は硬化性、硬化物の物性バランスに優れるため本
発明の用途には最適である。
このアクリレート系の樹脂は、分子内に(メタ)アクリ
ロイル基を一個以上有する樹脂で、中でも分子量が20
0以上50000以下の範囲にあるオリゴマーが好適で
ある。
例としては、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート、ポリオール(メタ)アクリレート、ポリブタジェ
ン(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレー
ト、ポリアセタール(メタ)アクリレート、シリコーン
(メタ)アクリレート、ポリアミド(メタ)アクリレー
ト、複素環含有(メタ)アクリレート等があるが、この
他にも各種塗料用樹脂を変性し分子内に(メタ)アクリ
ロイル機を導入した樹脂等も用いることができ、これ等
を単独乃至は混合して使用する。
本発明のアンダーコート層は、公知の各種光重合開始剤
を含有する必要がある。
例としてはアセトフェノン、アセトフェノンジエチルケ
タール、ジアセチル、ベンジル、ベンジルジメチルケタ
ール、1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、
2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロバノン等のフ
ェニルケトン類;ベンゾフェノン、ビス−4,4′−ジ
アルキルアミノベンゾフェノン、3.3′−ジメチル−
4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン類;ベ
ンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル等のベンゾイン
類;クロルチオキサントン、ジメチルチオキサントン、
ジエチルチオキサントン等のキサントン類;その他とし
てのアントラキノン類、スルフィド類、フェニルオキシ
ム類等があり、これ等を単独乃至複数を混合して使用す
る。
本発明のアンダーコート層の硬化を大気乃至は酸素を含
む雰囲気中で行なう場合は、酸素に起因する硬化阻害を
防止するために、公知の各種硬化促進剤を添加すること
が好適である。
例としてはN、N−ジメチルエタノールアミン、N−メ
チルジェタノールアミン、トリエタノールアミン、トリ
プロパツールアミン等の脂肪族アミン;ビス−4,4′
−ジアルキルアミノベンゾフェノン、N、N−ジメチル
アミノ安息香酸アルキル等の芳香族アミン;これ等の高
分子化物であるポリアミン化合物等があり、これ等を単
独乃至複数を混合して使用する。
本発明のアンダーコート層は高分子導電性化合物以外に
も各種特性の付与、例えば体質顔料として塗膜物性改善
等の目的で必要に応じ公知の各種フィラーを含有するこ
とも可能である。
例としてはカーボンブラック、グラファイト、ぶつ化黒
鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、けい酸アルミ
ニウム、けい酸マグネシウム、硫酸バリウム、シリカ、
酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化ク
ロム、酸化スズ、酸化チタン、酸化バナジウム、窒化は
う素、タルク、カオリン、クレー、二硫化モリブデン、
無機顔料等の無機物;ポリエチレンテレフタレート、ふ
っ素樹脂、フエーノル樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、各種樹脂粉末、有機顔料等の有機物があり、こ
れ等を単独乃至複数を混合して使用する。
本発明のアンダーコート層を構成する塗料は、必要に応
じて公知の各種溶剤を含有することも可能である。
例としてはn−ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭
化水素類;トルエン、キシレン、ソルベントナフサ等の
芳香族炭化水素類;塩化メチレン、i、 1.i−トリ
クロルエタン、クロルベンゼン、0−ジクロルベンゼン
等の塩素化炭化水素類;メタノール、エタノール、イソ
プロパツール、ブタノール、ベンジルアルコール等のア
ルコール類;ジメチルエーテル、メチルイソブチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン類;ギ酸エチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;その他としてグ
リコールエーテル類、N−メチルピロリドン、ジメチル
ホルムアミド、ジアセトンアルコール、イソホロン等が
あり、これ等を単独乃至複数を混合して使用する。
本発明のアンダーコート層を構成する塗料は、必要に応
じ公知の各種添加剤を含有することも可能である。
例としては潤滑剤、分散剤、レベリング剤、消泡剤、帯
電防止剤、桿面活性剤、塗膜改質剤、密着向上剤、濡れ
向上剤、沈降防止剤、粘度調整剤、安定剤、防錆剤等が
ある。
本発明の非磁性支持体は、公知の各種磁気記録媒体用非
磁性支持体が使用可能である。
例としてはプラスチックフィルム、紙、非磁性金属箔乃
至はこれ等のコーティング、ラミネート、ラミナー加工
物等があるが、中でも各種のプラスチックフィルムは支
持体として要求される物性の点で好適である。
例としては再生セルロース、エチルセルロース、セルロ
ースアセテートブチレート、セルロースジアセテート、
セルローストリアセテート等のセルロース誘導体;ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン等のポリオレ
フィン;ポリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニリデン:ポリビ
ニルアルコール;ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン2゜6−ナフタレート等のポリエステル:ポリカ
ーボネート:ボリスチレン;ボリアリレート:ポリエー
テルエーテルケトン;ポリアミド;ポリイミド。
ポリアミドイミド;ポリエーテルイミド;ポリパラバン
酸;ボリエーテルサルフォン;ポリフッ化ビニル、ポリ
フッ化ビニリデン等のフッ素系等の各フィルムがあり、
フィルムは延伸タイプ、未延伸タイプのいずれも使用出
来、表面処理が施されていても良い。
本発明のアンダーコート層を構成する塗料の製造方法は
、バインダー各成分の混合物に高分子導電性化合物と必
要に応じて各種のフィラー、添加剤(光重合開始剤、硬
化促進剤等)を配合してなるものであるが、溶剤を併用
する場合はバインダー各成分を適当な溶剤で溶解しバイ
ンダー溶液とした後、同様の配合を行なうことも出来、
また無用刻下で各成分を配合したものを溶剤で希釈し、
粘度調整をしても良く、各種添加剤についても適当な溶
剤により溶液としてから配合することが可能である。
本発明のアンダーコート層を構成する塗料のフィラー分
散方法としては、公知の各種分散方法が使用可能である
例としては、アトライター、高速インペラー分散機、高
速衝撃ミル、高速ストーンミル、コロイドミル、混練押
出機、サンドグライダ−、ドウミル、ニーダ−、バンバ
リーミル、ペブルミル、ホモジナイザー、ボールミル、
2本ロールミル、3本ロールミル等がある。
本発明のアンダーコート層の塗布方法は、公知の各種塗
布方法が使用可能である。
例としてはカーテンコート、グラビアオフセットコート
、グラビアコート、スピンコード、スプレーコート、デ
ィップコート、(エア)ドクターコート、トランスファ
ロールコート、(エア)ナイフコート、ブレードコート
、リバースロールコート等がある。
アンダーコート層の厚さは乾燥硬化後の値で0.1μm
以上5.0μm以下の範囲とすることが好適である。
本発明のアンダーコート層の硬化方法は、公知の各種紫
外線硬化方法が使用可能である。
光源の例としては低圧水銀ランプ、ケミカルランプ、高
圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、メタルハライドラン
プ、アーク燈、キセノンランプ等があるが、一般には装
置のコスト、保守の容易さ等から、ランプ1 cm当り
出力が30〜200Wの高圧水銀ランプ又はメタルハラ
イドランプが好適である。
照射方法は非磁性支持体のアンダーコート層形成面に対
し輻射線を照射しうるちのであれば良く、照射出力、照
射装置の数、照射源よりの距離、角度等は何等限定する
ものではない。また光照射に伴なう温度上昇をより低減
する見地からは、硬化に関与する波長(200〜450
nm>以外の不必要な波長域はフィルター等でカットし
ても良く、被照射物を適当な方法で冷却することも可能
である。
本発明の磁性塗料の組成は、公知の各種組成が使用可能
である。
磁性塗料中の磁性力の例としては、 7−Fe20:l 、Fe304 、Co含含有−Fe
20:l 、Co含有Fe 904 、 Cr 02 
co、Fe −Go、Go −Nt、Fe −Go −
Ni、バリウムフェライト等の粉末があり、磁性塗料中
のバインダーの例としては、塩化ビニル系共重合樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹
脂、ポリビニルアセタール系樹脂、エポキシ系樹脂等が
あり、また公知の各種フィラー、溶剤、添加剤等を含有
しても良い。
以下本発明を具体的実施例により説明する。
[実施例]:試料1 [比較例]:試料2 第1表に従い作成したアンダーコート塗料A〜Bを、1
4μm厚ポリエステルフィルムにアプリケータを用いて
塗布し、塗膜を乾燥して溶剤を除去後、80 W / 
carの高圧水銀ランプを用いて、第2表の条件により
塗膜を硬化し、厚さ0.5μmの各アンダーコート層を
得た。この上層に第1表に従い作成した磁性塗料Cを、
アプリケータで塗布し、塗膜を乾燥後、スーパーカレン
ダー装置により表面の平滑処理を行ない、60℃で24
時間硬化して厚さ5.0μmの磁性層とし、1/2イン
チ幅にスリットして各磁気テープを得た。
[比較例]:試料3 ポリエステルフィルム上にアンダーコート層を施さない
点以外は、上記実施例と同様の条件で試作を行ない、磁
気テープを得た。
[性能試験] これ等について第2表に示す諸計画を行なった。
評価方法は以下の通りである。
密 着 性:テープ密着性にチバン(株)製セロテープ
使用) 帯電防止性二表面固有抵抗を測定(JISK6911に
よる) ドロップアウト:1分間のドロップアウト数(ドロップ
アウトカウンター による: 15μsec 、 −16 d3.シバツクVHOIBZ 型使用) ビデオS/N :比較例(試料3)に対する相対値 第2表から判るように、実施例のアンダーコート層は、
帯電防止性とアンダーコート層と非磁性支持体との密着
が共に優れ、このアンダーコート層を有する磁気テープ
は、5000パス走行後のドロップアウトの増加が抑制
されていることがわかる。従って本発明によれば紫外線
硬化型アンダーコート層を有する電磁変換特性に優れた
高品質の磁気記録媒体を、高い生産性で容易に得ること
が可能となる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、紫外線硬化型アンダ
ーコート層を有する磁気記録媒体において、アンダーコ
ート層が充分な帯電防止性を有すると共に、アンダーコ
ート層と非磁性支持体との密着に優れ、ドロップアウト
の増加が抑制され、電磁変換特性に優れた高品質の磁気
記録媒体を、高い生産性で容易に得ることができる。
出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦=22−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性支持体と磁性層間、あるいは非磁性支持体
    とバックコート層間に紫外線硬化型アンダーコート層を
    有する磁気記録媒体において、紫外線硬化型アンダーコ
    ート層が高分子導電性化合物を含有することを特徴とす
    る磁気記録媒体。
  2. (2)高分子導電性化合物が、ポリピロール化合物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記
    録媒体。
  3. (3)アンダーコート層が、バインダー合計100部に
    対しポリピロール化合物を1部以上50部以下の範囲で
    配合したものからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の磁気記録媒体。
  4. (4)アンダーコート層が、バインダー合計100部に
    対し光重合開始剤を1部以上20部以下の範囲で配合し
    たものからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の磁気記録媒体。
JP6420887A 1987-03-20 1987-03-20 磁気記録媒体 Pending JPS63231723A (ja)

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