JPS63230910A - 複数個のダイヤフラムの一括搬送方法、及び、一括搬送用治具 - Google Patents

複数個のダイヤフラムの一括搬送方法、及び、一括搬送用治具

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JPS63230910A
JPS63230910A JP6236287A JP6236287A JPS63230910A JP S63230910 A JPS63230910 A JP S63230910A JP 6236287 A JP6236287 A JP 6236287A JP 6236287 A JP6236287 A JP 6236287A JP S63230910 A JPS63230910 A JP S63230910A
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鈴木 清昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蒸気タービンを分解9組立する際、該蒸気ダ
ービンに設けられている多数のダイヤフラムの内、複数
枚のダイヤフラムを、それぞれ上半部と下半部とに分解
した状態で、複数個のダイヤフラム上半部や複数個のダ
イヤフラム下半部をそれぞれ一括して搬送するように改
良した搬送方法、並びに、上記の改良された搬送方法に
用いられる搬送用治具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、蒸気タービンを分解(又は組立)する場合ダイヤ
フラムは一枚の半分毎にクレーンで保管場所へ搬送して
おり、往復で搬送に要する時間は約30分/枚である。
−例として蒸気タービン1台分々解を行うのに70時間
[70枚(ダイヤフラム枚数)×2(ダイヤフラム上下
分割数)×30分(ダイヤフラム一枚の搬送時間)÷6
0(時間)=70時間]と多大の時間を必要としている
。なお、この種の装置として関連するものには特開57
−27889が挙げられる。
第11図は蒸気タービンプラントにおける複数基の蒸気
タービン中の1基について描いた分解斜視図である。
ダイヤフラムは、組立上の必要から上下に分割される構
造が用いられる。
第11図は上半ダイヤフラム1にワイヤロープ2を掛け
て、クレーンフック3で吊り上げた状態を示している。
4はロータ、5は下半ケーシングである。
上半ダイヤフラム1を、1個ずつ吊り上げて撮出し、ロ
ータ4を吊り上げて搬出すると、下半ダイヤフラムを吊
り上げ得るようになる(第12図参照) 第12図の中で1部が第11図に対応する部分であって
、本第12図は4基の蒸気タービンを有する蒸気タービ
ンプラントについて、それぞれの蒸気タービンの上半ダ
イヤフラムとロータとを取り除いた状態を示している。
6は下半ダイヤフラムである。この下半ダイヤフラムも
1個ずつクレーンで吊り上げて搬送される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上、下半ダイヤフラム1,6の保管場所までの吊上げ、
搬送に要する時間は約30分/枚掛かる。
第11図、13図の如1個づつ吊上げ、搬送を行うには
多大の時間を浪費してしまう、この搬送所要時間は、蒸
気タービンプラントの定期検査の期間を左右するクリチ
カル工程となっている。
本発明は上述の事情の鑑みて為されたもので、その目的
とするころは、ダイヤフラムの上半、下半をそれぞれ複
数個ずつ同時に吊り上げる搬送方法、及び、上記の方法
を実施するための治具を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本発明の方法は、 (A)ダイヤフラムの上半部を吊り上げて搬送する場合
は。
(a −1)ボルト挿通用の長孔を列設したビームを、
当該タービンの中心軸と平行に、かつ該中心軸の真上に
位置せしめ、 (a−2)複数本のボルトそれぞれにロックナツトを螺
合してワッシャを外嵌するとともに、上記複数本のボル
トそれぞれを前記の長孔に挿通し、 (a−3)上記複数本のボルトそれぞれを、複数個のダ
イヤフラム頂部に設けられた吊上用ネジ穴に螺合し、 (a−4)前記のビームと、複数個のワッシャと、複数
個の口、ツクナツトとが、それぞれ互いに軽く当接して
ガタが無くなるようにロックナツトの位置を調節し、 (a−5)前記複数個のダイヤフラム相互の間にスペー
サを取り付け、  ゛ (a−6)前記のビームをクレーンで垂直に吊り上げ、
搬送し、水平な基板上に載置し。
(B)ダイヤフラムの下半部を吊り上げて搬送する場合
は、 (b−1)ボルト挿通用の長孔を列設した1対のビーム
を、複数個のダイヤフラム下半部の1対の分割面にそれ
ぞれ対向せしめて載置して、各ビームがそれぞれ複数個
のダイヤフラムの全部に当接するようにし、 (b −2)複数本のボルトそれぞれにワッシャを外嵌
するとともに、該複数本のボルトをそれぞれ前記の長孔
に挿通し。
(b−3)複数個のダイヤフラム下半の分割面に設けら
れた雌ネジ穴のそれぞれに、前記複数本のボルトを螺合
してガタが無くなるように締め込み。
(b−4)前記1対のビームをクレーンで垂直に吊り上
げ、搬送し、仮置台上に載置し。
(C)ダイヤフラムの下半部を搬送して吊り降ろす場合
は、 (c−1)ボルト挿通用の長孔を列設した1対のビーム
を、整列して仮置きされた複数個のダイヤフラム下半部
の、1対の分割面にそれぞれ対向せしめて載置して、各
ビームがそれぞれ複数個のダイヤフラムの全部に当接す
るようにし、 (c −2)複数本のボルトそれぞれにワッシャを外嵌
するとともに、該複数本のボルトをそれぞれ前記の長孔
に挿通し。
(c−3)複数個のダイヤフラム下半の分割面に設けら
れた雌ネジ穴のそれぞれに、前記複数本のボルトを螺合
してガタが無くなるように締め込み、 (c−4)前記1対のビームをクレーンで搬送して垂直
に吊り降ろし。
■ダイヤフラムの上半部を搬送して吊り降ろす場合は、 (d−1)ボルト挿通用の長孔を列設したビームを、整
列して仮置きされた複数個のダイヤフラム上半の真上に
、該整列されたダイヤフラムの整列中心軸と平行に位置
せしめ、 (d−2)複数本のボルトそれぞれにロックナツトを螺
合してワッシャを外嵌するとともに。
上記複数本のボルトそれぞれを前記の長孔に挿通し。
(d−3)上記複数本のボルトそれぞれを、複数個のダ
イヤフラム頂部に設けられた吊上用ネジ穴に螺合し、 (d−4)前記のビームと、複数個のワッシャと。
複数個のロックナツトとが、それぞれ互いに軽く当接し
てガタが無くなるようにロックナツトの位置を調節し、 (d−5)前記複数個のダイヤフラム相互の間にスペー
サを取り付け、 (d−6)前記のビームをクレーンで搬送し、垂直に吊
り降ろすものである。
また、上記の発明方法を容易に実施する為に創作した本
発明の治具は、 (e)ダイヤフラム上半部の複数個を吊持するための上
半部吊持具群と、タイヤフラム下半部の複数個を吊持す
るための下半部吊持具群とよりなり、 (f)上半部吊持具群は、長孔を列設したビームと、上
記長孔に挿通されるポルとと、上記ボルトに外嵌される
ワッシャと、該ボルトに螺合されたロックナツトとを有
し、 (g)下半部吊持具群は、長孔を列設した1対のビーム
と、上記の長孔に挿通されるボルトと、該ボルトに外嵌
されるナツトとを有するものである。
〔作用〕
列設されたダイヤフラムは、高圧段から低圧段に向かっ
て次第に大径になっている。このため、組立状態におけ
る複数のダイヤフラムの頂点を結ぶ線は水平ではなく傾
斜している。
前記の構成よりなる上半部吊上方法によれば、(i)ビ
ームを水平にした状態で、かつ。
(n)複数個の上半ケーシングの分割面を水平に揃えた
状態で。
(in)それぞれのボルトに略 均一な荷重を分担させ
るようにロックナツトを調節して、複数個の上半ダイヤ
フラムを吊持することができ、しかも。
(iv )スペースを介装しであるため、各上半ダイヤ
フラムは相互に平行を保っているので、障害物に干渉す
る虞れが無い。
また、前記の構成よりなる下半部吊上方法によれば、複
数個の下半ダイヤフラムと1対のビームとによって、該
複数個の下半ダイヤフラムが組立状態の相対的位置関係
を保ったままでビームに対して固定されるので、安全、
容易に吊上げ、吊降ろしすることが出来る。
また1本発明の器具によれば、上記の方法を容易に実施
することが出来る。
〔実施例〕
次に、本発明に係る一括搬送治具の1実施例を用いて1
本発明に係る一括搬送方法を実施した1例について、第
1図〜第10図を参照しつつ説明する。
(第1図参照)4個の上半ダイヤフラム1a〜1dを、
それぞれ、吊上ビーム8より支持された吊上ボルト9に
て連結する。第2図は端面図である。
第3図に示す如く、各上半ダイヤフラム1a〜1dには
外径差16が有るが、ロックナツトを回して吊上ボルト
9の有効長さ寸法を加減し、吊上ビーム8を水平に保つ
ことが出来る。又、各上半ダイヤフラム1の相互間隔1
7が異なっている為、第4図の如く吊上ボルト穴12は
、吊上ビーム長手方向に長く加工されており、各上半ダ
イヤフラム1の相互間隔17に合せた吊上ボルト9の位
置設定は容°易となる。
更に吊上時に上半ダイヤフラム1と、静止物であるロー
タ4との接触により損傷を防止する為に、上半ダイヤフ
ラム1の相互間隔17を維持する必要が有る。相互間隔
17は、スペーサ13にて維持することが出来る。
第5図は、上半ダイヤフラム1aと同1bとの間にスペ
ーサ13を取りつけた状態を示す0本例のスペーサ13
は、スタッドボルト部13bと。
これに螺合した筒状ナツト13aとによって構成されて
いる。□ 第6図の如く、筒状ナツト13aを回して上半ダイヤフ
ラム1aに当接させると1間隔寸法17が規制される。
第1図の状態で4個の上半ダイヤフラム1a〜1dを吊
り上げる際、垂直上方に平行移動しなければ静止部材で
あるロータ(本第1図において省略)と干渉する。この
ため、吊り上げる際に4:個の上半ダイヤフラム(相互
に連結・固定されている)は、吊持線(垂直線)の回り
に回ってはならず、振子状に揺れてもいけない、そこで
、上下ダイヤフラム組立用ボルト穴及びネジ穴部に(被
吊上げ部材の対角線2ケ所に)ガイドボルト14を取付
けることにより、静止物のロータ4と接触せずに上半ダ
イヤフラム1を吊り上げることが出来る。
下半ダイヤフラム6の場合は、第7図の如く、上半ダイ
ヤフラム1と同様に複数枚同時吊り上げを行う、第8図
は端面図。
複数個の下半ダイヤフラム6a〜6dは、組立状態にお
いて、その分割面(上面)を1つの水平面に揃えられて
いる。このため、各下半ダイヤフラムの1対の分割面に
、それぞれ吊上ビーム8′。
同8を当てがって、ワッシャ10を介して吊上ボルト9
で連結する作業は容易に行われ得る。
第9図は取付部付近の側面図である。各下半ダイヤフラ
ム6の相互間隔17が異なっている場合は、(第10図
参照)吊上ビーム8′の吊上ボルト穴12が吊上ビーム
8′長手方向に長く加工されており、各下半ダイヤフラ
ム6の相互間時17に合せた吊上ボルト9の位置設定が
容易となる。
又、下半ダイヤフラム6は、第8図の如く下半ダイヤフ
ラム6の両サイドにて吊上ビーム8にて固定される為、
上半ダイヤフラム1の吊り上げの場合の相互間隔固定・
用のスペーサ13を必要としない。
下半ダイヤフラム6の複数枚同時吊上げも、下半ケーシ
ング15との接触を防上する為水道吊上用としてガイド
ボルト14′が、吊上ビーム8′にあけられた案内孔8
aを通し、下半ケーシング5のネジ穴に取付けられる。
第1図の状態で、各上半ダイヤフラムの分割面(下側の
面)は一つの水平面に揃っているので、分解のときは垂
直上方へ吊り上げて搬送した後、水平な基板の上に仮置
きしておく。
組立の際は、整列して仮置きされている複数個の上半ダ
イヤフラムに吊上ビーム8を取りつけ、下半ケーシング
(第11図の図面参照番号5)の直上に搬送し、垂直下
方に吊り降ろす。
第7図の状態で、各下半ダイヤフラムの下端部は水平に
揃っていない。このため、本第7図の状態から垂直上方
に吊り上げて搬送した後、仮置台(図示せず)の上に載
置しておく。このようにして、複数の下半ダイヤフラム
を整列させて仮置台で保持しておくと、組立工程におい
て吊上ビーム8′の取付が容易である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の方法によれば。
複数個の上半ダイヤフラム、及び、複数個の下半ダイヤ
フラムをそれぞれ一括して搬送することが出来るので、
分解組立に必要な工期を短縮するについて貢献するとこ
ろ多大である。
また、本発明の治具によれば、上記の一括搬送方法を容
易に実施して、その効果を発揮せしめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は、本発明の治具を用いて本発明の
方法を実施しン1例を示し、第1図は上半ダイヤフラム
を吊り上げた状態の斜視図、第2図は同じく端面図、第
3図は同じく要部側面図、第4図は同じく要部平面図、
第5図及び第6図はスペーサ付近の断面図、第7図は下
半ダイヤフラムを吊り上げた状態の斜視図、第8図は同
じく端面図、第9図は同じく要部側面図、第10図は同
じく要部平面図である。 第11図乃至第13図は蒸気タービンの全体的構成との
関連においてダイヤフラムの構成、並びに、従来技術に
係るダイヤフラム搬送方法を説明するための斜視図であ
る。 1・・・上半ダイヤフラム、2・・・ワイヤーロープ、
3・・・クレーンフック、4・・・ロータ、5・・・下
半ケーシング、6・・・下半ダイヤフラム、7・・・ア
イボルト、8.8′・・・吊上ビーム、9・・・吊上ボ
ルト、10・・・ロックナツト、11・・・ワッシャ、
12・・・吊上ボルト孔(長孔)、13・・・スペーサ
、14.14’・・・ガイドボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蒸気タービンを分解・組立するため、蒸気タービン
    ダイヤフラムを吊り上げ、吊り降ろす方法において、 (A)ダイヤフラムの上半部を吊り上げて搬送する場合
    は、 (a−1)ボルト挿通用の長孔を列設したビームを、当
    該タービンの中心軸と平行に、かつ該中心軸の真上に位
    置せしめ、 (a−2)複数本のボルトそれぞれにロックナットを螺
    合してワッシャを外嵌するとともに、上記複数本のボル
    トそれぞれを前記の長孔に挿通し、 (a−3)上記複数本のボルトそれぞれを、複数個のダ
    イヤフラム頂部に設けられた吊上用ネジ穴に螺合し、 (a−4)前記のビームと、複数個のワッシャと、複数
    個のロックナットとが、それぞれ互いに軽く当接してガ
    タが無くなるようにロックナットの位置を調節し、 (a−5)前記複数個のダイヤフラム相互の間にスペー
    サを取り付け、 (a−6)前記のビームをクレーンで垂直に吊り上げ、
    搬送し、水平な基板上に載置し、(B)ダイヤフラムの
    下半部を吊り上げて搬送する場合は、 (b−1)ボルト挿通用の長孔を列設した1対のビーム
    を、複数個のダイヤフラム下半部の1対の分割面にそれ
    ぞれ対向させしめて載置して、各ビームがそれぞれ複数
    個のダイヤフラムの全部に当接するようにし、 (b−2)複数本のボルトそれぞれにワッシャを外嵌す
    るとともに、該複数本のボルトをそれぞれ前記の長孔に
    挿通し、 (b−3)複数個のダイヤフラム下半の分割面に設けら
    れた雌ネジ穴のそれぞれに、前記複数本のボルトを螺合
    してガタが無くなるように締め込み、 (b−4)前記1対のビームをクレーンで垂直に吊り上
    げ、搬送し、仮置台上に載置し、(c)ダイヤフラムの
    下半部を搬送して吊り降ろす場合は、 (c−1)ボルト挿通用の長孔を列設した1対のビーム
    を、整列して仮置きされた複数個のダイヤフラム下半部
    の、1対の分割面にそれぞれ対向せしめて載置して、各
    ビームがそれぞれ複数個のダイヤフラムの全部に当接す
    るようにし、 (c−2)複数本のボルトそれぞれにワッシャを外嵌す
    るとともに、該複数本のボルトをそれぞれ前記の長孔に
    挿通し、 (c−3)複数個のダイヤフラム下半の分割面に設けら
    れた雌ネジ穴のそれぞれに、前記複数本のボルトを螺合
    してガタが無くなるように締め込み、 (c−4)前記1対のビームをクレーンで搬送して垂直
    に吊り降ろし、 (D)ダイヤフラムの上半部を搬送して吊り降ろす場合
    は、 (d−1)ボルト挿通用の長孔を列設したビームを、整
    列して仮置きされた複数個のダイヤフラム上半の真上に
    、該整列されたダイヤフラムの整列中心軸と平行に位置
    せしめ、 (d−2)複数本のボルトそれぞれにロックナットを螺
    合してワッシャを外嵌するとともに、上記複数本のボル
    トそれぞれを前記の長孔を挿通し、 (d−3)上記複数本のボルトそれぞれを、複数個のダ
    イヤフラム頂部に設けられた吊上用ネジ穴に螺合し、 (d−4)前記のビームと、複数個のワッシャと、複数
    個のロックナットとが、それぞれ互いに軽く当接してガ
    タが無くなるようにロックナットの位置を調節し、 (d−5)前記複数個のダイヤフラム相互の間にスペー
    サを取り付け、 (d−6)前記のビームをクレーンで搬送し、垂直に吊
    り降ろすことを特徴とする、複数個のダイヤフラムの一
    括搬送方法。 2、前記(a−6)の工程における垂直吊上げ、及び(
    b−6)の工程における垂直吊降ろしは、ダイヤフラム
    下半部の分割面に設けられている雌ネジ孔にガイドボル
    トを螺着し、このガイドボルトに沿つて行なうものであ
    り、かつ、前記(b−4)の工程における垂直吊上げ、
    及び(c−4)の工程における垂直吊降ろしは、当該蒸
    気タービンの下半ケーシングに設けられている雌ネジ穴
    にガイドボルトを螺着し、このガイドボルトに沿つて行
    なうものであることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載した複数個のダイヤフラムの一括搬送方法。 3、蒸気タービンのダイヤフラムをクレーンで搬送する
    ための吊持具において、 (e)ダイヤフラム上半部の複数個を吊持するための上
    半部吊持具群と、ダイヤフラム下半部の複数個を吊持す
    るための下半部吊持具群とよりなり、 (f)上半部吊持具群は、長孔を列設したビームと、上
    記長孔に挿通されるボルトと、上記ボルトに外嵌される
    ワッシャと、該ボルトに螺合されたロックナットとを有
    し、 (g)下半部吊持具群は、長孔を列設した1対のビーム
    と、上記の長孔に挿通されるボルトと、該ボルトに外嵌
    されるナットとを有するものであることを特徴とする、
    複数個のダイヤフラムの一括搬送用治具。 4、(h)前記の上半部吊持具群は、ダイヤフラム下半
    部の分割面に設けられている雌ネジ穴に螺合し、かつ、
    ダイヤフラムの半径に相当する長さを有するガイドボル
    トを少なくとも2本備えており、 (i)前記の下半部吊持具群は、蒸気タービン下半ケー
    シングに設けられた雌ネジ穴に螺合し、かつ、ダイヤフ
    ラムの半径に相当する長さを有するガイドボルトを少な
    くとも2本備え、 (j)前記(g)に示した1対のビームは、それぞれ(
    i)に示したガイドボルトと摺動自在に嵌合する案内孔
    を設けたものであることを特徴とする、特許請求の範囲
    第3項に記載した複数個のダイヤフラムの一括搬送用治
    具。
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