JPS6322924B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6322924B2
JPS6322924B2 JP3226980A JP3226980A JPS6322924B2 JP S6322924 B2 JPS6322924 B2 JP S6322924B2 JP 3226980 A JP3226980 A JP 3226980A JP 3226980 A JP3226980 A JP 3226980A JP S6322924 B2 JPS6322924 B2 JP S6322924B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
throw
coolant
groove
milling cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3226980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56134113A (en
Inventor
Hirohide Suzuki
Masayuki Sasaki
Akihiro Fujimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority to JP3226980A priority Critical patent/JPS56134113A/ja
Publication of JPS56134113A publication Critical patent/JPS56134113A/ja
Publication of JPS6322924B2 publication Critical patent/JPS6322924B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷却機構を備えたスローアウエイ式
正面フライスに関し、特に切削に関与しているス
ローアウエイチツプにのみ冷却剤が間欠的にかゝ
るようにしたものである。
従来、この種のスローアウエイ式正面フライス
では、冷却機構を備えたものについて実用化され
ている例はなく、例えばステンレスの薄板材のフ
ライス加工では、別に設けられた冷却装置を用い
て、切削熱による材料変形を防止するものであ
る。
したがつて、冷却剤は、切削部分に多量に供給
されているものであり、このため、切屑の廃棄時
に清掃等で問題となり、また切刃への噴射が必ず
しも適切に行なわれていないことから、被削材の
変形防止をおさえることができなかつた。
そこで、本発明は、上述の点に鑑みなされたも
ので、環状体をなす本体の正面側には、複数個の
スローアウエイチツプが適宜の手段によつて取付
けられ、またその中央部分に形成されたリング状
の切欠段部内には、非回転体となるリング状のア
ダプターを配置し、このアダプターの接続端子に
よつて導びかれた冷却剤が最終的には、本体に設
けられた切屑ポケツトの排出口から、前記スロー
アウエイチツプに向けて噴射されるようにした冷
却機構を備えたスローアウエイ式正面フライスに
おいて、前記アダプター側には、前記接続端子か
ら冷却剤を受入れる導入路を設けるとともに、こ
の導入路が、前記本体の切欠段部に面する欠円状
のプール溝に導通しており、また切欠段部側に
は、その回転時に前記排出口に対する導入口がプ
ール溝内に開口することにより、欠円状のプール
溝の範囲内に位置するスローアウエイチツプに対
して、冷却剤を供給できるようにしたものであ
る。
以下、本発明冷却機構を備えたスローアウエイ
式正面フライスにおける一実施例について、図を
参照して説明する。
第1図および第2図において、1は、中心取付
穴2を形成することにより環状体をなす正面フラ
イスの本体であり、その正面側の端面には、適宜
数のスローアウエイチツプ3が、ロケーター4お
よび楔片5の利用により取付けられ、またその切
屑ポケツト6の排出口7から冷却剤が供給される
ようになつている。この場合、冷却剤は、通常切
削油又はエアーが利用されるものである。
また、本体1の中央部分には、リング状の切欠
段部8が形成され、この切欠段部8内にアダプタ
ー9が嵌合配置され、支持リング10により保持
される。この場合、アダプター9の焼付きを防止
するため、内周には油溝11が形成され、オイル
カツプ12から焼付き防止油が適宜量供給され
る。
また、このアダプター9は、図示しない冷却剤
源に対する接続端子13を設け、この接続端子1
3から冷却剤を受け入れる導入路14が構成され
る。この導入路14は、例えば接続端子13の導
入穴15に対し、環状溝16を連結させたもので
あり、この環状溝16が環状片17によつてふた
されるものである。
そして、この環状片17の外面に形成された環
状凹溝18には、第3図で明示されているように
フエルト19が充填されることにより、欠円状の
プール溝20が構成される。
このプール溝20は、前記環状溝16と連絡口
21で導通することにより、冷却剤が供給される
ものである。また図示の場合、密封性を良好にす
るためそれぞれリング状のフエルト22,23が
同心円上に配置されている。
しかして、このプール溝20に面する前記切欠
段部8には、第5図でみられるように前記排出口
7に対する導入口24が設けられるが、本体1の
回転に伴なつて、プール溝20内を間欠的に通過
し、プール溝20内にあるときにのみ冷却剤の供
給を受けるものである。
したがつて、プール溝20内に位置する導入口
24に対応するスローアウエイチツプ3には、冷
却剤が噴射的に供給されるものである。この場
合、前記プール溝20は、前記接続端子13を基
準に例えば180゜ずれた対向面側に設定すれば予め
位置がわかり有効である。
なお、本実施例では、欠円状のプール溝20に
ついては、環状片17に構成されるようにした
が、これに限らず、アダプター9に直接構成する
ようにしてもよいものである。この場合、前記環
状凹溝18は形成せず導入穴15から直接プール
溝20に冷却剤が供給される。
このようにして構成された本発明の冷却機構を
備えたスローアウエイ式正面フライスは、切削に
関与するスローアウエイチツプ3に直接冷却剤噴
射され、非切削時には、噴射されない構成を採つ
たものである。したがつて断続切削におけるフラ
イス加工でも冷却剤の使用をより有効にできるも
のである。
次に、本発明冷却機構を備えたスローアウエイ
式正面フライスにおけるステンレス(SUS 304)
薄板材の切削例について説明する。
ステンレス薄板材の大きさは、14mm厚さ×300
mm巾×1000mm長さであり、これに対する工具仕様
は、第1図および第2図で明示されるような正方
形板の切刃チツプ2を有する6枚刃のものとし
た。この場合の刃先直径は160mmで、アキシヤル
レーキアングルを15゜、ラジアルレーキアングル
を−6゜とした。
切削条件は、切削速度V=125m/min、テー
ブル送りF=400mm/rev、刃当り送りf=0.16
mm/刃、切込みd=1.5mmとした。
この結果、冷却機構を備えた本発明品は、ステ
ンレス薄板材に対し、切削油が充分給油され、そ
の冷却効果から被削材の変形量が非常に少なかつ
た。
これに対し、給油機構を有していない同一仕様
の従来品は、反りが約10mm発生した。また、寿命
については、本発明品は、切刃チツプ2に対する
切屑の溶着が少なく、従来品の約2.5倍向上した。
本発明は、以上説明したように断続切削に合せ
た間欠的な冷却剤の噴射を可能にしたスローアウ
エイ式正面フライスが提供されるものであるか
ら、切削熱の被削材に対する影響が少ないためそ
の変形量が極端に減少でき、また切削条件の向
上、工具寿命の延長等が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明冷却機構を備えたスローアウ
エイ式正面フライスにおける一実施例を示した概
念的な断面図、第2図は、その側面図、第3図
は、アダプターを示す側面図、第4図は、第3図
中の−線に沿つて得られる拡大断面図、第5
図は、第4図に対向する切欠段部の状態を示す一
部拡大断面図である。 1……本体、3……スローアウエイチツプ、6
……切屑ポケツト、7……排出口、8……切欠段
部、9……アダプター、14……導入路、20…
…プール溝、21……連絡口、24……導入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の環状面側には、排出口7を備えた切屑
    ポケツト6に隣接してスローアウエイチツプ3が
    取付けられ、また他方の環状面側には、軸方向の
    略中央部位にまで至る切欠断部8が形成されると
    ともに、この切欠断部8の環状面には、前記排出
    口7に対する導入口24が開口するようになつて
    いる正面フライスの本体1と、 冷却剤を供給する接続端子13に対する導入路
    14および欠円状のプール溝20が設けられ、前
    記本体1の切欠断部8内に配置されたときには、
    本体1の環状端に備えられた支持リング10によ
    つて軸方向に抜け出さないように回転可能に保持
    されるとともに、切欠断部8の環状面に対面する
    側には、前記欠円状のプール溝20が設けられ、
    このプール溝20に対しては、前記導入口24が
    同心円上に位置して、本体1の回転に伴つて、冷
    却剤の間欠供給を可能にしているアダプター9と
    からなることを特徴とする冷却機構を備えたスロ
    ーアウエイ式正面フライス。
JP3226980A 1980-03-14 1980-03-14 Throw away type face cutter having cooling mechanism Granted JPS56134113A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3226980A JPS56134113A (en) 1980-03-14 1980-03-14 Throw away type face cutter having cooling mechanism

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JP3226980A JPS56134113A (en) 1980-03-14 1980-03-14 Throw away type face cutter having cooling mechanism

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Publication Number Publication Date
JPS56134113A JPS56134113A (en) 1981-10-20
JPS6322924B2 true JPS6322924B2 (ja) 1988-05-13

Family

ID=12354274

Family Applications (1)

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JP3226980A Granted JPS56134113A (en) 1980-03-14 1980-03-14 Throw away type face cutter having cooling mechanism

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JP (1) JPS56134113A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07171190A (ja) * 1993-04-21 1995-07-11 Hatsumei Tokkyo Kk 健康器具
JP2014504961A (ja) * 2011-02-07 2014-02-27 マーク イーアス ゲーエムベーハー クランクシャフトの機械加工装置及びその機械加工装置を備えた機械加工システム

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AT397626B (de) * 1992-11-20 1994-05-25 Plansee Tizit Gmbh Schneidwerkzeug mit integrierter kühlmittelzufuhr

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JPS56134113A (en) 1981-10-20

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