JPS6322862Y2 - - Google Patents

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JPS6322862Y2
JPS6322862Y2 JP1985020673U JP2067385U JPS6322862Y2 JP S6322862 Y2 JPS6322862 Y2 JP S6322862Y2 JP 1985020673 U JP1985020673 U JP 1985020673U JP 2067385 U JP2067385 U JP 2067385U JP S6322862 Y2 JPS6322862 Y2 JP S6322862Y2
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JP
Japan
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plate
frozen dessert
fixing rod
cooling cylinder
stirring
Prior art date
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JP1985020673U
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JPS61136893U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はアイスクリームシエークやソフトクリ
ーム等に代表される冷菓を製造する冷菓製造機に
関し、特に冷却シリンダ内に回転可能に架設され
た撹拌装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 実公昭59−8550号公報には、前面板、後面板、
前面板と後面板の間に架設された螺旋状ダツシ
ヤ、前面板と後面板との間に偏心状に軸架させた
撹拌棒及びブレードによつて構成された撹拌装置
が開示されている。
また、実公昭54−35193号公報には、ほぼ円筒
形のアイスクリームフリーザケーシングのほぼ中
心線に沿つて固定の螺旋羽根を軸方向に延長して
配置し、前記固定螺旋羽根のまわりに、これと反
対方向にねじられた螺旋羽根を回転自在に設け、
この回転自在な螺旋羽根を外部動力により駆動す
るようにしたアイスクリームフリーザの撹拌装置
が開示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 斯かる前者従来技術の撹拌装置は、前面板、後
面板及びダツシヤと共に撹拌棒も回転するため、
シリンダ内で仕上げられた冷菓が撹拌棒よつて撹
拌されるというより、撹拌棒も含めて各部品と共
回りする傾向となり、撹拌効果を左程期待するこ
とができなかつた。
また、前者従来技術の問題点を解決した後者従
来技術は、確かに、製品の共回り傾向を回避でき
る有効なものであるが、羽根形状であるため、特
にアイスクリームシエーク特有の現象である氷の
過度成長により発生するアイスボール(氷塊)を
分断することができず、羽根に当つたアイスボー
ルはそのまま塊の状態で固定羽根に沿つて押し動
かされ、このアイスボールにより製品の出口通過
を妨げる問題点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、前面に
冷菓抽出器を備え、後部に原料ミツクスの流入口
を備えた冷却シリンダと、該シリンダ内に前面
板、後面板、ブレード及び前面板から後面板に至
る螺旋羽根等より成る撹拌装置を回転可能に架設
した冷菓製造機であつて、抽出器から冷却シリン
ダ内方に延在し、後端を後面板の回転中心に支持
した撹拌固定部材を設けて成る冷菓製造機の撹拌
装置である。
(ホ) 作用 上記構成において、螺旋羽根やブレードと共回
りする冷菓は、それ自体回転することのない撹拌
固定部材に当たることにより、回転ではなく撹拌
される。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の撹拌装置の斜視図、第2図は
第1図の撹拌装置を回転可能に架設した冷却シリ
ンダの断面図であり、1はアイスクリームシエー
クやソフトクリーム等、所謂冷菓の原液であるミ
ツクスが流入する流入口1Aを後部に有し、前面
に抽出通路2Aを形成した冷菓抽出器2を備え、
更に外周面に冷凍系の蒸発パイプ3を巻回した断
熱構造の冷却シリンダである。
次に、冷却シリンダ1に供給されたミツクスを
撹拌及び送出するために冷却室1に配設される撹
拌装置の構造を説明する。5は抽出器2の後面
に近接して対向する前面板、6は冷却シリンダ1
の後面に近接して対向する後面板で、該板6には
冷却シリンダ1の後面を貫通する回転軸7が連結
されている。8は前面板5から後面板6に至つて
配設された螺旋羽根、9は流入口1Aより前方に
位置し、前面板5と後面板6の略中間にて周縁を
螺旋羽根8に溶着した環状の中仕切り板であり、
その外径は冷却シリンダ1の内径より若干小さい
寸法に形成される。10Aは一端部を前面板5の
周端縁に、他端部を中仕切り板9の周端縁に支持
されて揺動可能なる前ブレード、10Bは前ブレ
ード10Aと180゜位置ずれし、一端部を中仕切り
板9の周端縁に、他端部を後面板6の周端縁に支
持されて揺動可能なる後ブレード、11A及び1
1Bは前面板から中仕切り板9更に後面板6に至
つて架設された補強棒、12は抽出器2に螺着し
た支持具13から冷却シリンダー1の内方に延在
し後端を後面板6の回転中心に固着した軸受14
に挿入支持した第1固定棒12Aと、やはり支持
具13から第1固定棒12Aと平行状態に延在
し、後端を後面板6の近傍において折曲し第1固
定棒12Aに溶着した偏心の第2固定棒12Bよ
り成る撹拌固定部材、15は支持具13の外面に
圧入されて前面板5を支持するカラーである。
次に、以上の様に構成された撹拌装置の動作に
ついて説明する。まずミツクス供給源から圧送さ
れるミツクスが流入口1Aから冷却シリンダ1に
定量供給される。しかる後、冷却運転を開始して
撹拌装置を回転すると、ミツクスは冷却及び撹
拌されて徐々にその粘性を増加し冷菓に仕上げら
れていく。そしてミツクスの粘性が増加するに遂
れて螺旋羽根8やブレード10A及び10Bと共
回り傾向にある冷菓は固定位置にある第1及び第
2固定棒12A及び12Bに当たつて共回りを防
止され効率よく撹拌されながら螺旋羽根8により
前方に送り出される。
しかも、製品の無販売状態が長く続くことによ
り、ミツクス中の氷が過度に成長し、この結果生
じたアイスボール(氷塊)は、ミツクスが撹拌さ
れる際に第1及び第2固定棒12A及び12Bに
当つて分断されながら第1及び第2固定棒12A
及び12Bの間を通過した後、送り出されてい
く。
而して、冷却シリンダ1内に仕上げられた冷菓
を抽出器2から抽出すると、その不足分がミツク
スとして流入口1Aから冷却シリンダ1に補給さ
れる。このミツクスは上述の場合と相違し、冷菓
の中に混入するものであるが、送り出し作用のあ
る螺旋羽根8により前方に送り出される途中、中
仕切り板9に当たつてその移動方向が冷却シリン
ダ1の中心方向へ変えられて中心部の冷菓にうま
く混合された後、前方へと移動していく。この様
に、既に存在する冷菓と新しく補給されたミツク
スとの混合が中仕切り板9の作用により確実とな
り、新しいミツクスの補給による極端な温度分布
の不均一は解消される。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の様に、撹拌固定部材を固定配置
したものであるから、冷菓全体が撹拌装置と共回
りすることなく効果的に撹拌を伴なうことがで
き、しかも撹拌固定部材を間隔を存した第1固定
棒と第2固定棒によつて構成することにより、過
度に成長したアイスボール(氷塊)を効果的に分
断することができるため、抽出通路の詰まりが防
止されて円滑なる製品供給を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の撹拌装置の斜視図、第2図は
第1図の撹拌装置を回転可能に架設した冷却シリ
ンダの断面図である。 ……撹拌装置、5……前面板、6……後面
板、8……螺旋羽根、10A……前ブレード、1
0B……後ブレード、12……撹拌固定部材、1
2A……第1固定棒、12B……第2固定棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に冷菓抽出器を備え、後部にアイスクリー
    ムシエーク等の冷菓の原料ミツクスの流入口を備
    えた冷却シリンダと、該シリンダ内に前面板、後
    面板、ブレード及び前面板から後面板に至る螺旋
    羽根等より成る撹拌装置を回転可能に架設した冷
    菓製造機において、前記抽出器から冷却シリンダ
    内方に間隔を存して平行に延在した第1及び第2
    固定棒より成る撹拌固定部材を設け、第1固定棒
    は後端を前記後面板の回転中心に支持し、第2固
    定棒は後端を後面板の近傍において第1固定棒に
    固着したことを特徴とする冷菓製造機の撹拌装
    置。
JP1985020673U 1985-02-15 1985-02-15 Expired JPS6322862Y2 (ja)

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JP1985020673U JPS6322862Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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JP1985020673U JPS6322862Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Publication Number Publication Date
JPS61136893U JPS61136893U (ja) 1986-08-26
JPS6322862Y2 true JPS6322862Y2 (ja) 1988-06-22

Family

ID=30511385

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JP1985020673U Expired JPS6322862Y2 (ja) 1985-02-15 1985-02-15

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6767103B2 (ja) * 2015-11-10 2020-10-14 タナ鐵工株式会社 混合飼料の撹拌装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2836401A (en) * 1956-08-16 1958-05-27 Louis A M Phelan Freezer scraper blade and mounting therefor
US3298190A (en) * 1965-10-07 1967-01-17 Tekni Craft Inc Freezing condition control
JPS5435193U (ja) * 1977-08-10 1979-03-07
JPS598550U (ja) * 1982-07-08 1984-01-20 三菱農機株式会社 脱穀機の伝動装置

Patent Citations (4)

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JPS61136893U (ja) 1986-08-26

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