JPS63228271A - 指紋画像検出装置 - Google Patents

指紋画像検出装置

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JPS63228271A
JPS63228271A JP62062113A JP6211387A JPS63228271A JP S63228271 A JPS63228271 A JP S63228271A JP 62062113 A JP62062113 A JP 62062113A JP 6211387 A JP6211387 A JP 6211387A JP S63228271 A JPS63228271 A JP S63228271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
angle
light
prism
light source
Prior art date
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Pending
Application number
JP62062113A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawasaki
川崎 孝二
Michinaga Nagura
道長 名倉
Toshiharu Kamiya
神谷 敏玄
Osamu Eguchi
理 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63228271A publication Critical patent/JPS63228271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野」 本発明は、指紋画像の検出を、インク等を用いないで簡
易な光学系により実現する指紋画像検出装置の改良に関
する。
「従来の技術」 従来技術では、特開昭54−85600号公報に開示さ
れたごとく、指紋画像をインクなどを用いないで検出す
る方法として、プリズムの反射面に指を押し当てること
により、光源から入射した光が、汗や脂が滲んだ指紋の
凸部では透過し、反射面との間に空気の層が存在する指
紋の凹部では反射することを利用して汗や脂と空気との
屈折率の差により指紋画像を検出していた。しかし、従
来方式では、車両の解錠装置に信号を入力するために使
用されたとき反射面と指紋の間に多量の水があった場合
には、指紋の凸部および凹部の双方共において光が反射
面を透過するので、指紋画像を検出することができなく
なるという間圧点があった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は、上記の問題点を解決するためにな′されたも
のであり、指紋画像を検出する際に、反射面と凹凸面の
間に多量の水があっても鮮明な指紋画像を検出すること
ができる検出装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 しかして、本発明によれば、略平行光または散乱光を照
射する光源手段と、前記光源手段からの光を入射する入
射面、および指を圧着され前記入射面を経た光を反射可
能な反射面、並びにこの反射面で反射した光が出射する
出射面の3面を持つプリズムと、前記出射面より出射し
た光を感知する角度に傾斜して配設されたj層像手段と
を備え、前記入射面から入射する光は、反射面で全反射
して水の層へ透過しなくなる角度以上に大きく設定され
たことを特徴とする指紋画像検出装置が提供される。
「作用」 上記構成によれば、光がプリズムに入射する角度が反射
面で全反射して水の屑へ透過しなくなる角度(水の臨界
角)より大きく設定しであるため、指紋の凹部と凸部に
応じて反射が異なり、指紋画像を鮮明に検出することが
できる。
「実施例」 次に、本発明の実施例を第1図から第8図について説明
する。
第1図は、本発明の第1の実施例を表わす構成図であり
、平行光光源1、直角プリズム2、固体撮像素子カメラ
3、およびWi像像処理気気4構成しである。また、プ
リズム2の面aは反射面であり、この面に指を密接させ
、指紋の隆線の凹凸を検出する。コリメータ等の平行光
光源1により形成された平行光線30は、プリズム2の
入射面すより入射し反射面aで反射してカメラ3に受光
され撮像処理袋W4に転送される。また、反射面aには
指が密接しているとき、平行光光源1により形成された
平行光線30が入射面すより入射し、反射面aに到達し
た時、指紋の凹部5と反射面aとの間には、水の層10
があり、指紋の凸部6と反射面aとの間には、指の表面
の汗や脂の層9がある。よって、指紋の凸部6と指紋の
凹部5とでは屈折率が違う、つまり、平行光線30の入
射角θ、を光が反射面aで全反射して水のMlloへ透
過しなくなる角度(以後、水の臨界角という)以上に大
きくすれば指紋の凹部5では全反射し、指紋の凸部6で
は一部は反射し、残りは透過する。第2図は散乱光光源
による場合の第2の実施例を示し、1は散乱光光源をな
すハロゲンランプ、2は光学ガラス(材質BK7)によ
る直角プリズム、3は固体撮像素子カメラ、12は散乱
板であり材質はメタクリル酸メチルエステルよりなる合
成樹脂板である。直角プリズム2の反射面aに指20を
押し当てる。
第3図は、実際に光源に散乱光を用い、材質BK7の直
角プリズムを使用し、固体撮像素子(CCD)カメラ3
で受光したときの指紋の凹部5と凸部6の明るさを25
61!!を調で表わしたときの入射角θ、と凹部5と凸
部6の明るさの差(濃淡の差)の関係を示す、また、固
体撮像素子カメラ3は傾斜させていない、第4図は、本
発明の第1の実施例を表わす説明図であり、第4図に示
す第1の実施例では、従来方式に較べ入射角が大きなた
め出射光40の幅α、が小さくなることより、倍率差に
よる画像歪みが大きくなる。第5図は、本第1の実施例
の問題点である歪みを補正する手段を示す説明図であり
、3は固体撮像索子カメラである。
カメラ3を、光軸に対して傾斜させることにより歪みを
補正することができる。第6図は、光源1′がハロゲン
ランプやタングステンランプ、または高輝度LEDをア
レイ状に並べたものなどの散乱光光源1°での画像の結
像状態を表わす説明図である。この中で13はレンズ、
3は固体撮像素子カメラである。第7図は、散乱光光源
1′による場合の、ピントのぼけを解消する手段を示す
説明図であり、固体撮像素子カメラ3を光軸と垂直方向
の軸から67度傾斜させることでピントのぼけをなくす
ことができる。第8図は、第7図の傾斜角θ、の具体的
角度を産出するための説明図であり、aはプリズム2の
反射面aのことであり、dは反射面a上の0点からレン
ズ13までの距離、d′は反射面a上のA点からレンズ
までの距離、eはレンズからカメラ3上のF点までの距
離、e′はレンズ13の中心から光軸上のE点までの圧
電である。θ、は光軸に対する反射面aの傾斜角度であ
る。
「実施例の作用J ところで、反射面aや指に水が付着した場合、第1図の
指紋の凸部6とプリズム2の反射面aの間の汗や脂の層
9と、指紋の凹部5とプリズム2の反射面aの間の水の
層10とでは、指紋の凸部6には汀線孔があることによ
り、凸部6の汗や脂の層9の方が、凹部5の水の層10
よりも不純物の濃度が濃く、屈折率が高い、よって、反
射面aへの光の入射角θ2を光が反射面aで全反射して
水の層10へ透過しなくなる角度(水の臨界角)以上に
設定すれば、平行光光&130は、指紋の凹部5では全
反射し、指紋の凸部6では反射面aを透通して指紋表面
で乱反射する。これにより、指紋の凸部6が暗く、凹部
5が明るい指紋画像を得ることができる。
第1の実施例では、水の屈折率n+=1.33、プリズ
ムの屈折率n2=1−52、空気の屈折率n−= 1.
00であるのでスネルの法則を用いれば、第1図の入射
角θ2は、 n2゛sinθ2:il+ Hain90”θz=si
n−’ n+/nt  + HH) H(1)θ2ζ6
1.04’ となりこの場合のプリズム2の入射面すと光源1の角度
θ4は、 n5si口θ4= n 23! n (θ、−θ、)θ
4==F4inす[−5in(θ2−θS)コ(1)式
より、θz=8!n−’−なので、n3       
     n2 ・・・(2) となる、第1の実施例の様に直角プリズム2を使用した
場合、プリズム2の入射面すと光源1の角度θ4は、 θ4# 24.84°以上 となる。
また、本実施例の角度に光源・プリズム・カメラを設定
した場合、第4図に見られるように反射面aへの入射角
θ2が大きくなればなるほど線分α2は短かくなる。そ
の結果、歪みの大きな画像となる。これを補正する手段
として、第5図のように固体撮像素子カメラ3を傾斜さ
せることで対策できる。この場合のカメラ3の傾斜角θ
、は、線分α。、α2を用いて表わすと、次の(3)式
になる。
eoI]θ1=α2/α0 −・・・・(3)第5図に
おいて、線分α。の左端より平行光線30に直角に下し
た線分りの長さは次の(4)式により表わすことができ
る。
L = a ocosθ2 −−−−−(4)また、平
行光&130がプリズム2の入射面すを横切る線分1の
長さは、出射光!t40と平行光線30の幅かともに等
しくα2であることにより次の(5)式で表わすことが
できる。
さらに、線分りと線分1のなす角度は(θ2−θ、)で
あるから、両線分の間には次の(6)式の関係がある。
L=lcos(θ2−θS)・・・・・(6)従って、
(4)、(5)、(6)式により(3)式の右辺α2/
α。を求めると、次の(7)式になる。
(7)式と(3)式とから、cosθ6はθ2.θ1.
θ。
で表わすことができる。
マタ、e z= e s+5in−’(−5inθ4)
であるため、次の(9)式が求まる。
・・・・・(9) 第1の実施例の説明はすべて平行光光源又は、それに近
い光源で作成された平行光光線で説明したが、第2図に
示した第2の実施例のように光源1′としてハロゲンラ
ンプやタングステンランプ、高輝度LEDをアレイ状に
並べたものなどの散乱光光源1′でも光源1゛とプリズ
ム2の入射面すの間に光学的拡散部12を設置すること
で十分に本発明を実施可能である。第3図は、実際にハ
ロゲンランプを用い材WBK7の直角プリズムを使用し
た場合に、入射角θ、を一5°から+34°まで変化さ
せたものであり、反射面aにぬれた指を密接させた状態
での濃淡の差を示す、散乱光光源の場合、結像する点へ
の光線が多数あるため、平行光光源のように、ある角度
を境に凹凸面画像が見えたり、見えなかったりするので
はなく、入射角θ、に応じて濃淡の差がある程度のカー
ブを描く。
しかし、光源が散乱光であるため第6図に示すように光
線42が焦点を結ぶ点と光線43が焦点を結ぶ点では、
ずれができ、このためピントのぼけが生じる。これを解
消する手段として固体撮像素子カメラ3を傾斜させるこ
とが考えられる。
第7図中の固体撮像素子カメラ3の傾斜角θアを、第8
図を用いて説明する。プリズム2の出射面Cでの光線の
屈折を無視するものとし、レンズ13の倍率を翰倍とす
る。また、レンズ13の焦点距離をfとする。プリズム
2の反射面a上の任意の点をA、反射面a上で光軸上の
点をCとし、Kで=yとする。また、それらが固体撮像
素子カメラ3上で結像する点をそれぞれり、Fとする。
まず、第8図の関係から次の式が求まる。
AB−+−y ・sinθ@    −−−・−(10
)DE!、=  e’ /d’  ・ y −sinθ
a   −・ ・ (11)d’= d + y−co
sθ、   −−−−−(12>次に、レンズの基本式
より下式が成立する。
従って、(12)式と(13)式から次の(14)式が
求まる。
また、(11)式に(12)式と(14)式を代入する
ことにより、次式が求まる。
e’        f 、・  d+2.。。5f9s−f  “(15)(1
1)式、(14)式および(15)式からtanθ。
は次式により求まる。
・・・・・(16) また、 であるので、 tanθフ=醜/lanθ8      ・ ・ ・ 
・ ・ (18)θテ=jan−’  蒙/ tanθ
6   ・ ・ ・ ・ ・ (19)となる、また、
θ、は第1図のθ4.θ、で表わすと、 θ、=θ、−04 であるので、 θテ=jan−’□ ・ ・ ・ ・ (20)jan
(θ、−θ4) となる、よって、固体撮像素子カメラ3を光軸に対して
θ、に傾ければ、ピントのぼけがない画像を得ることが
できる。
「他の実施例」 本発明は、上記の実施例の構成に限定されるものではな
く、例えば、使用プリズム2は、60゜分散プリズムな
どでもよく、60°分散プリズムの場合は、光源とプリ
ズムの入射面すとの角度θ、は、(2)式にθ5=60
”を代入して、θ4#1.59’″以上 となる。
「効果」 以上述べたように、本発明の凹凸面画像検出装置は上記
の構成を有するものであり、プリズムの入射面から入射
する光の角度を、プリズムの反射面で全反射して水の層
へ透過しなくなる角度(水の臨界角)以上に大きく設定
したものであるから、指が水でぬれていても、水によっ
て光を反射させ、指紋の凸部と凹部に応じて反射が異な
り、指紋画像を検出することができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図、第2図は
第2の実施例を示す構成図、第3図は第2の実施例にお
ける入射角と画像の濃淡の差の関係を示す特性図、第4
図は第1の実施例を表わす説明図、第5図は第1の実施
例において画像の歪みを補正する手段を示す説明図、第
6図は第2の実施例における結像状態を表わす説明図、
第7図はピントのぼけを解消する手段を示す説明図、第
8図はレンズの傾斜角を算出するための説明図である。 110.平行光光源、 l’、、、散乱光光源、211
.直角プリズム、 319.固体撮像素子カメラ、51
1.指紋の凹部、 669.指紋の凸部、 10.、。 水の層、 a311反射面、 bll、入射面、 C10,出射面
。 第4図 莞 6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略平行光または散乱光を照射する光源手段と、前記光源
    手段からの光を入射する入射面、および指を圧着され前
    記入射面を経た光を反射可能な反射面、並びにこの反射
    面で反射した光が出射する出射面の3面を持つプリズム
    と、前記出射面より出射した光を感知する角度に傾斜し
    て配設された撮像手段とを備え、前記入射面から入射す
    る光は反射面で全反射して水の層へ透過しなくなる角度
    以上に大きく設定されたことを特徴とする指紋再像検出
    装置。
JP62062113A 1987-03-17 1987-03-17 指紋画像検出装置 Pending JPS63228271A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1085454A2 (en) 1999-09-14 2001-03-21 Fujitsu Limited Personal authentication system using biometrics information
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