JPS6322740Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322740Y2 JPS6322740Y2 JP1981049024U JP4902481U JPS6322740Y2 JP S6322740 Y2 JPS6322740 Y2 JP S6322740Y2 JP 1981049024 U JP1981049024 U JP 1981049024U JP 4902481 U JP4902481 U JP 4902481U JP S6322740 Y2 JPS6322740 Y2 JP S6322740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hybrid
- phase
- frequency converter
- single sideband
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は単側波帯周波数変換器、さらに詳しく
いえばイメージ抑圧比を改善した単側波帯周波数
変換器に関する。
いえばイメージ抑圧比を改善した単側波帯周波数
変換器に関する。
第１図は従来の単側波帯周波数変換器を示す図
である。図において１は高周波π／２ハイブリツ
ド、２，３は両側波帯周波数変換器（以下ミキサ
と呼ぶ）、４は高周波同相ハイブリツド、５は中
間周波π／２ハイブリツド、６〜１０は入出力端
子番号を示している。まず、本図を用いて受信周
波数変換器として使用する場合の動作原理を説明
してから問題点に言及する。
である。図において１は高周波π／２ハイブリツ
ド、２，３は両側波帯周波数変換器（以下ミキサ
と呼ぶ）、４は高周波同相ハイブリツド、５は中
間周波π／２ハイブリツド、６〜１０は入出力端
子番号を示している。まず、本図を用いて受信周
波数変換器として使用する場合の動作原理を説明
してから問題点に言及する。
端子６から印加される高周波信号はハイブリツ
ド１で分岐されミキサ２，３に印加されるが、そ
の位相角は信号の角周波数をωsとすると、各々 ミキサ２：ωst …(1) ミキサ３：ωst−π／２ …(2) となる。一方、端子８から印加される局発電力は
ハイブリツド４で分岐され、同相ミキサ２，３に
印加されるのでその位相角は局発角周波数をωL
とすると、次の値となる。
ド１で分岐されミキサ２，３に印加されるが、そ
の位相角は信号の角周波数をωsとすると、各々 ミキサ２：ωst …(1) ミキサ３：ωst−π／２ …(2) となる。一方、端子８から印加される局発電力は
ハイブリツド４で分岐され、同相ミキサ２，３に
印加されるのでその位相角は局発角周波数をωL
とすると、次の値となる。
ωLt …(3)
(1)、(2)、(3)式からミキサ２，３からの中間周波
信号の位相角は ミキサ２：（ωs−ωL）ｔ ωs≧ωL …(4) （ωL−ωs）ｔ ωs＜ωL …(5) ミキサ３：（ωs−ωL）ｔ−π／２ ωs≧ωL …(6) （ωL−ωs）ｔ＋π／２ ωs＜ωL …(7) となり、ωs≧ωLの場合は、中間周波出力は(4)、
(6)式からハイブリツド５により端子７に現われ、
ωs＜ωLの場合は、中間周波出力が(5)、(7)式から
端子１０に現われる。すなわち、端子７には信号
周波数帯のみが出力として現われ、イメージ周波
数帯は出力されない。このイメージ周波数帯が出
力されないのは上記動作原理から明らかである。
しかしながら現実にはハイブリツド１，５で分岐
する際の位相のアンバランス、ミキサ２，３での
変換の際の位相のアンバランスによりイメージ抑
圧比（信号帯出力／イメージ帯出力）は有限の値
となる。例えば、これらを総合した位相がアンバ
ランス5゜の場合はイメージ抑圧比は28dBしかと
れないことになる。
信号の位相角は ミキサ２：（ωs−ωL）ｔ ωs≧ωL …(4) （ωL−ωs）ｔ ωs＜ωL …(5) ミキサ３：（ωs−ωL）ｔ−π／２ ωs≧ωL …(6) （ωL−ωs）ｔ＋π／２ ωs＜ωL …(7) となり、ωs≧ωLの場合は、中間周波出力は(4)、
(6)式からハイブリツド５により端子７に現われ、
ωs＜ωLの場合は、中間周波出力が(5)、(7)式から
端子１０に現われる。すなわち、端子７には信号
周波数帯のみが出力として現われ、イメージ周波
数帯は出力されない。このイメージ周波数帯が出
力されないのは上記動作原理から明らかである。
しかしながら現実にはハイブリツド１，５で分岐
する際の位相のアンバランス、ミキサ２，３での
変換の際の位相のアンバランスによりイメージ抑
圧比（信号帯出力／イメージ帯出力）は有限の値
となる。例えば、これらを総合した位相がアンバ
ランス5゜の場合はイメージ抑圧比は28dBしかと
れないことになる。
本考案の目的はこのイメージ抑圧比を劣化させ
る両中間周波数信号の位相のアンバランスを０に
することができる単側波帯周波数変換器を提供す
ることにある。
る両中間周波数信号の位相のアンバランスを０に
することができる単側波帯周波数変換器を提供す
ることにある。
前記目的を達成するために本考案による単側波
帯周波数変換器は第１のハイブリツドによつて２
分岐し、この分岐した信号を第２のハイブリツド
により分岐された局発電力で各々駆動される２つ
の両側波帯周波数変換器に各々印加し、得られた
信号を再度第３のハイブリツドにより合成するこ
とにより中間周波信号と高周波信号の相互変換を
行なう単側波帯周波数変換器において、局発電力
を２分岐する分岐回路の少くとも一方の、出力端
子と両側波帯周波数変換器の間に１つ以上の位相
調整回路を設けてある。
帯周波数変換器は第１のハイブリツドによつて２
分岐し、この分岐した信号を第２のハイブリツド
により分岐された局発電力で各々駆動される２つ
の両側波帯周波数変換器に各々印加し、得られた
信号を再度第３のハイブリツドにより合成するこ
とにより中間周波信号と高周波信号の相互変換を
行なう単側波帯周波数変換器において、局発電力
を２分岐する分岐回路の少くとも一方の、出力端
子と両側波帯周波数変換器の間に１つ以上の位相
調整回路を設けてある。
前記構成によれば本考案の目的を完全に達成す
ることができる。
ることができる。
以下、図面を参照して本考案をさらに詳しく説
明する。
明する。
第２図は本考案による単側波帯周波数変換器の
一実施例である。図において１１は高周波π／２
ハイブリツド、１２，１３はミキサ、１４は同相
ハイブリツド、１５，１６は位相調整回路、１７
は中間周波π／２ハイブリツド、１８〜２２は端
子番号を示している。
一実施例である。図において１１は高周波π／２
ハイブリツド、１２，１３はミキサ、１４は同相
ハイブリツド、１５，１６は位相調整回路、１７
は中間周波π／２ハイブリツド、１８〜２２は端
子番号を示している。
動作原理は第１図と全く同じであるが、１５，
１６に示す位相調整回路の一方、または両方を調
整して両ミキサの局発に位相差−△φをもたせて
いる。これによつて素子のバラツキから生じた両
チヤネルの位相のアンバランス△φを打消しイメ
ージ抑圧比を改善している。
１６に示す位相調整回路の一方、または両方を調
整して両ミキサの局発に位相差−△φをもたせて
いる。これによつて素子のバラツキから生じた両
チヤネルの位相のアンバランス△φを打消しイメ
ージ抑圧比を改善している。
以上、本実施例では局発電力を同相で分岐した
場合を説明したが、これをπ／２の位相差をもた
せて分岐し、中間周波ハイブリツドを同相または
逆相としても全く同じである。また、これを送信
周波数変換器に適用しても全く同じことが成立す
ることは以上の説明から明白である。
場合を説明したが、これをπ／２の位相差をもた
せて分岐し、中間周波ハイブリツドを同相または
逆相としても全く同じである。また、これを送信
周波数変換器に適用しても全く同じことが成立す
ることは以上の説明から明白である。
以上説明したように本考案によれば少くとも一
方のミキサの局発入力部に局発電力の位相調整回
路を設けることにより、信号ハイブリツド、ミキ
サ、それをつなぐ線路等のバラツキによる位相の
アンバランスを補正することができるのでイメー
ジ抑圧比の良好な単側波帯周波数変換器が得られ
る。
方のミキサの局発入力部に局発電力の位相調整回
路を設けることにより、信号ハイブリツド、ミキ
サ、それをつなぐ線路等のバラツキによる位相の
アンバランスを補正することができるのでイメー
ジ抑圧比の良好な単側波帯周波数変換器が得られ
る。
第１図は従来の単側波帯周波数変換器を示すブ
ロツク図、第２図は本考案による単側波帯周波数
変換器を示すブロツク図である。 １，１１……高周波ハイブリツド、２，３，１
２，１３……両側波帯周波数変換器、５，１７…
…中間周波ハイブリツド、４，１４……局発電力
分岐回路、１５，１６……位相調整回路、６〜１
０，１８〜２２……端子。
ロツク図、第２図は本考案による単側波帯周波数
変換器を示すブロツク図である。 １，１１……高周波ハイブリツド、２，３，１
２，１３……両側波帯周波数変換器、５，１７…
…中間周波ハイブリツド、４，１４……局発電力
分岐回路、１５，１６……位相調整回路、６〜１
０，１８〜２２……端子。
Claims (1)
- 第１のハイブリツドによつて２分岐し、この分
岐した信号を第２のハイブリツドにより分岐され
た局発電力で各々駆動される２つの両側波帯周波
数変換器に各々印加し、得られた信号を再度第３
のハイブリツドにより合成することにより中間周
波信号と高周波信号の相互変換を行なう単側波帯
周波数変換器において、局発電力を２分岐する分
岐回路の少くとも一方の、出力端子と両側波帯周
波数変換器の間に１つ以上の位相調整回路を設け
たことを特徴とする単側波帯周波数変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981049024U JPS6322740Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981049024U JPS6322740Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57163812U JPS57163812U (ja) | 1982-10-15 |
| JPS6322740Y2 true JPS6322740Y2 (ja) | 1988-06-22 |
Family
ID=29845744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981049024U Expired JPS6322740Y2 (ja) | 1981-04-03 | 1981-04-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6322740Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5124204A (ja) * | 1974-08-23 | 1976-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bureeki |
-
1981
- 1981-04-03 JP JP1981049024U patent/JPS6322740Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5124204A (ja) * | 1974-08-23 | 1976-02-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Bureeki |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57163812U (ja) | 1982-10-15 |
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