JPS63226776A - 画像記録装置の再生方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、デジタル画像の記録及び再生の分野で利用さ
れる。

本発明は、画像記録装置の再生方法に関し、と（に磁気
ディスクを記録媒体としてデジタル画像データを記録す
る装置の再生方法に関する。

（ロ）従来技術 このような画像記録装置は、第１図に示すように画像処
理装置に接続されている。　この図において、画像記録
装置は１点鎖線内に図示され、その外側には画像処理装
置の要部が示されている。

Ｘ線医用画像は、通常、ＴＶカメラ１０により撮像され
、その出力アナログ画像はＡ／Ｄ変換器１２を介してデ
ジタル画像として複数のフレームメモリ１４に格納され
、必要に応じて磁気デジタルディスク２０へ転送、記録
保持される。

その際、撮像からフレームメモリへの格納、画像間の演
算などの処理はＣＰＵ１６により制御され、また８ｍデ
ィスクへの記録はＣＰＵ１６を介してディスクコントロ
ーラ１８により行なわれる。

記録保持された画像の再生においては、磁気ディスクよ
り再生すべき複数の画像について１フレームずつ全画素
対応のデータが再生読み出され、関ノむ領域（ＲＯＩ）
のみについて画像間演算処理が行なわれ、表示されてい
る。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 問題は、画像処理装置におけるデータのアクセス、演算
などの処理速漫に比べて、デジタルディスクのデータ再
生、フレームメモリへの転送速湿がはるかに遅いことで
ある。　従って、デジタルディスクの１フレ一ム画像再
生時間が長（、画像処理に待ち時間が生じる。

本発明の目的は、磁気ディスクを記録ケ茎体とする画像
記録装置と画像処理装置との組合わせにおいて、再生画
像の画像処理時間が短縮化されるようにした画像記録装
置の再生方法を提供することである。

（ニ）問題点を解決するための手段 前記した目的は、フレームメモリを有する画像処理装置
と、６ｎ気デイスクを記録媒体としてフレームメモリ・
磁気ディスク間で画像の記録又は再生がディスクコント
ローラを介して行なわれる画像記録装置との組合わせに
おいて、再生すべき複数の画像に扶通な関心領域を指定
し、その関心領域にかかる磁気ディスク上のトラック部
分のみについて再生を行ない、その再生読み出しデータ
をフレームメモリへ転送し、その該当アドレスに書１込
むことにより、達成できる。

（ホ）作用 画像処理装置における各画像の全画素データについて行
なわれず、各画像内の関心領域のみについて行なわれる
画像間ないしフレームメモリ間の演算処理は、その関心
領域に属する画像データのみ、つまり地の領域部分は聞
引きして再生することにより再生データの転送が速めら
れる。　その場合、関心領域内の画素データか記録され
ているディスクのトラック（シリング及びヘッドで指定
される磁気ディスク上の同心円の１つの円周記１子領域
）を演算により求め、各フレームにつき、そのトラック
の画像データのみをデジタルディスクから再生し、画像
処理装置の８フレームメモリの該当アドレスへ格納する
。

（へ）実施例 本発明の好適な実施例は、図面に基づいて説明される。

第１図は、前述したように、本発明が適用される画像処
理装置と画像記録装置との要部ブロック図である。

第５図と第６図は、画像処理の１例を示している。　造
影剤の注入の前後におけるＸ線差分画像を撮像するＤＳ
Ａ　（デジタル・サブトラクション・アンギオグラフイ
）において、造影剤濡湿の時間変化に応じて撮像し記録
したものを再生した複数の画像が第５図に示されている
。　第６図はその時間−濡湿曲線の例示図である。

あらかじめ、各画像上で関心領域（ＲＯＩ）を指定し、
ＲＯＩ内画素の濡湿の平均値をデジタルディスクの一連
の再生像について求め、これを表示する。

第１図においては、ＴＶカメラ１０から出力された映像
信号がＡ／Ｄ変換器１２によりデジタル化され、フレー
ムメモリ１４に格納された後、バス及びディスクコント
ローラ１８を経てｌＸｉ気ディスク２０へ、例えば１秒
間に３フレームの割合で記録される。

再生は磁気ディスク２０からディスクコントローラ１８
及びバスを経てフレームメモリ１４へ１フレームずつ行
なわれ、フレームメモリ１４に１フレーム格納される贋
にＣＰＵ１６がＲＯＩ内演算演算なう。　得られた結果
は図示しない表示装置に表示される。

第３図は１フレームが５１２ｘ５１２ｘ８ビツトの画像
を例示している。　また、第２図は再生装置の側要を示
している。　ヘッド数８、シリンダ数ｍ　（０≦ｍ）、
１トラツクデータ容屋２６２゜１４４ビツト（＝３２キ
ロバイト）のｉ５ｄ気ディスクに記録／再生する場合を
考える。

また、第３図の画像は第４図に示すように走置されて記
録／再生が行なわれると考える。

第３図の画像は１点鎖線で区切られるように、１フレー
ムを格納するのに８トラツクを要する。

磁気ディスクのトラックナンバの若い順から記録されて
いるとすると、トラックＮｏ、８に〜８に＋７（０≦に
５ｍ）に１フレームが格納されている。

時間−濃度曲線のモードに入ると、血管像の見易い１フ
レームが再生され、その画像上で第３図に破線で示すＲ
ＯＩか指定される。　この画像の画素（Ｘ、　：’Ｉ’
）において、Ｒ○工回内画素うち次の２点を求める。

ａ、Ｘが最小である画素のうちＹが最小である画素（Ｘ
Ｉ　、Ｙｔ　） ｂ、ｘが最大である画素のうちＹが最大である画素（Ｘ
２　、Ｙ２　） ａ、からす、　ｔでの画素を含むトラックは、８に＋ａ
〜８に＋ｂであり、再生されるべきトラックである。　
ａ及びｂは次のように算出される。

ａ＝　［（５１２ＸＸ１　＋Ｙ１　　＋１）／２１５　
ｌｂ＝　［（５１２ＸＸ２　　＋Ｙ２　　＋１）／２１
５　］ただし、ａ、ｂは正整数である。

例えば、（Ｘｌ　、Ｙｌ　）＝　（２００，２００）、
（Ｘ２　、Ｙ２　）　＝　（２６０，２００）１％合、
トラックＮＯ，８に＋３〜８に＋４が再生される。

このように、従来では１フレームにつき８トラツクを再
生していたものを、本発明では２トラツクのみの再生で
すみ画像再生時間が４分の１に短縮する。

再生トラックのデータは、そのトラックが８トラツク再
生の時に格納されるフレームメモリの同じアドレスに格
納される。

ＲＯＩが複数個ある壜台には、すべてのＲＯＩについて
再生トラックを求めた後に、重復するトラックＮＯ１を
統一して再生を行なう。

（ト）効　果 デジタルディスクの各画像について必要な関心領域のみ
が短時間で再生され、フレームメモリへ転送されるので
、時間−濃度曲線などの画像処理の時間が短まｍされる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される画像処理装置と画像記録装
置との要部構成ブロック図、第２図は再生装置の要部構
成図、第３図は画像の例示図、第４図はスキャンの例示
図、第５図は再生された複数の画像例示図、第６図は画
像処理の１例を示す時開−濃度曲線である。 １０はＴＶカメラ、１４はフレームメモリ、１６はＣＰ
Ｕ、１８はディスクコントローラ、２０は磁気ディスク
である。 特許出願人　株式会社　島津製作所 第５図　　　　　　第３図 第６図　　　　　　　第４図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレームメモリを有する画像処理装置と、磁気ディスク
   を記録媒体としてフレームメモリ・磁気ディスク間で画
   像の記録又は再生がディスクコントローラを介して行な
   われる画像記録装置との組合わせにおいて、再生すべき
   複数の画像に共通な関心領域を指定し、その関心領域に
   かかる磁気ディスク上のトラック部分のみについて再生
   を行ない、その再生読み出しデータをフレームメモリへ
   転送し、その該当アドレスに書き込むことを特徴とする
   、画像記録装置の再生方法。