JPS6322609A - 鋸刃面状タイルにおけるランダム凹凸表面模様の形成方法 - Google Patents

鋸刃面状タイルにおけるランダム凹凸表面模様の形成方法

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JPS6322609A
JPS6322609A JP16769986A JP16769986A JPS6322609A JP S6322609 A JPS6322609 A JP S6322609A JP 16769986 A JP16769986 A JP 16769986A JP 16769986 A JP16769986 A JP 16769986A JP S6322609 A JPS6322609 A JP S6322609A
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tile
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teeth
extruded
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鈴木 嘉市
堀出 悟
岩田 康満
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、鋸刃面状の凹凸表面を有するタイルの表面
にランダムな凹凸形状模様を形成する方法に関する。
(従来技術) 外装材等として用いられているタイルには、種々の表面
形状を有するものがある。鋸刃面状の凹凸表面を有する
タイルもその一つである。
この鋸刃面状のタイルを成形する方法として、所定形状
の空所を有する成形ダイスを押出機の先端に取り付け、
押出機からの素地原料をこのダイスを通して押し出すこ
とにより、所定形状に成形する押出法がある。
(発明が解決しようとする問題点) ところがこの押出法によって成形される鋸刃面状のタイ
ルは、その成形原理に起因して押出方向の形状が連続的
且つ一様、すなわち押出方向に沿って切断した断面の形
状が一様となり、押出方向に沿って表面にランダムな凹
凸形状模様を有する鋸刃面状タイルは、従来このような
押出法では成形できなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するために為されたも
のであり、その要旨は、押出成形用の空所を有する成形
ダイスを押出機の先端に取り付けるとともに、該成形ダ
イスの前面に鋸刃形状の鋭利な成形歯を有する薄板状の
プレートを、該押出機の押出方向とほぼ直角な方向に向
けて且つ該成形歯が成形ダイス空所の前端開口を横切る
状態で取り付ける一方、前記タイルの主材たる微粒原料
中に粒子の粗い粗粒原料を添加し、該粗粒原料を含む素
地原料を前記押出機から前記成形ダイスの空所を通して
押し出すとともに、該成形ダイスから押し出される押出
素地の表面を前記成形歯で削って成形体表面を鋸刃状の
凹凸形状に成形し、同時に押出素地表面に存在する粗粒
を該成形歯に引っ掛らせることによって、成形体の鋸刃
形状表面にランダムな凹凸模様を形成することにある。
(作用) 本方法においては、粗粒を含む素地原料が押出機から成
形ダイスの空所を通って押し出され、このとき同時にそ
の表層部がプレートの成形歯によって鋸刃面状に成形さ
れる。すなわち、押出素地の表面が成形歯にて鋸刃状に
削られる形となる。その際、押出素地の表面に存在する
粗粒は成形歯に引っ掛って移動を一時的に停止させられ
、或いは素地内部にめり込んでいく、この結果、粗粒の
存在していた部分及びその粗粒の後続近傍部分が空洞化
する。押出素地の表面にはこのような粗粒が多数存在し
ているから、成形体表面を全体として見るとこのような
空洞部分がランダムに多数生成する。そしてこの空洞部
分と残りの他の突部とがランダムに入り乱れて、鋸刃面
状タイルにおける凹凸表面模様となる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図は末法によって成形されるタイルの一例を示した
ものである。図に示すようにこのタイル10は、1面に
蟻足12と蟻溝14とを有しており、また表面には押出
方向に多数の突条16を有し、表面全体が鋸刃面状の凹
凸形状をなしている。またその表面には比較的小さな多
数の凹陥部18が形成されており、これら凹陥部18と
残りの突部とがランダムな凹凸模様を構成している。
次にこのようなタイル10の成形方法を第1図及び第3
図乃至第6図に基づいて説明する。
これらの図において20は押出機であって、その先端に
筒体22.24が固定され、更に筒体24の前端面に、
タイル10を2枚合せた形態の空所36を備えた成形ダ
イス26がフレーム32及びポルト34によって取り付
けられている。尚、筒体24の内部には中型28が支持
体30により支持された状態で、且つ先端部を空所36
内に突入させた状態で配設されている。中型28は前記
蟻足12.蟻溝14を成形するだめのもので、断面形状
が蟻溝14を上下に重ね合せた形状をなしている。
前記ダイス26の前面には、鋸刃面形成用の一対のプレ
ート38が上下に対向する状態で、且つ板面を押出機2
0の押出方向に直角な方向を向けて配設されている。プ
レート38は第4図に示すように薄板状の部材であって
、幅方向の中間部にボルト穴42を有し、このボルト穴
42においてダイス26の前面に締結されている。また
これらプレート38は、幅方向の一端に沿って鋭利な鋸
刃状の成形歯44を有しており、この鋸刃状の成形歯4
4が前記空所36の前端開口を横切る状態で固定されて
いる。尚、この成形歯44は、第5図に示すように後面
(ダイス26側の面)が急角度の傾斜面46とされてい
る。
この成形装置を用いて上記タイルlOを成形すべく、ま
ず原料を調整する。原料としては長石40〜50wt%
、粘土50〜60vt%からなる微粒な主材中に、副材
として粗粒材を添加したものを用いる。副材としては、
例えば?−シシャモット20目(16メツシユ、32メ
ツシユの標準篩を用いて、篩分けしたときの残量がそれ
ぞれ1.5 wt%。
28.4wt%で、32メツシユの篩を通過する量が7
(1,3wt%のもの)を用いる。副材の添加量は、主
材80wt%に対して副材20wt%の比率とする。
こうして2181整された素地原料80wt%に対して
、水を20wt%加えて混練し、これを押出機20から
押し出す、押出a20からの素地原料は筒体22.24
を経てダイス26の空所36から外側に押し出されて成
形され、タイルlOを2枚合せた形態の成形体となる。
その際、ダイス26の空所36を通り抜けた押出素地は
、プレート38の成形歯44によって表層部が削られて
表面が鋸刃面状の凹凸形状に形成される。またこのとき
同時に、上記多数の凹陥部18が形成されて、成形体表
面にランダムな凹凸形状模様が形成される。その原理は
次の通りである。すなわち押出機20から押し出されて
ダイス26の空所36を通過する素地材の表面には、副
材として添加′された粗粒が多数点在しており、この粗
粒がプレート38の成形歯44を通過するときに成形歯
44に引っ掛る。引っ掛った粗粒は一定時間この成形歯
によって移動を停止させられ、或いは素地材内部にめり
込んでいく、これによりこの粗粒の存在していた部分及
びこれに後続する近傍部分が一部空洞化され、これが成
形体表面の凹陥部18となる。
尚、本例において鋸刃面状表面及びランダムな凹凸表面
模様形成のために薄板状のプレートを用いている理由は
次の通りである。
表 先ず表は、プレー38の厚みを種々変えて鋸刃表面及び
ランダム凹凸模様を形成すべく試験した場合の結果を示
したものである。同表に示されているように、プレート
38が一定厚さより厚くなっていくと良好な結果が得ら
れなくなってくる。これはプレート38の厚みが厚くな
ることによって、成形歯44における傾斜面46の傾斜
角度が緩やかになってくる。つまり成形歯44が次第に
鋭利でなくなってきて、粗粒がこの成形歯44にうま〈
引っ掛らなくなってくるからであると推察される。尚、
本試験結果においてプレート38の厚みが2■で良好な
結果が得られなかった理由は不明である。この試験結果
は、粗粒材として目の粗さが20目のものを用いた場合
のものであり、粗さの異なる粗粒材を用いれば、プレー
ト38の幅として良好な範囲も異なってくるが、−般的
にはプレート38の厚みを10m■以下とすることが望
ましい。
以上1本発明の実施例を詳述したが、本発明はその他の
態様で実施することが可能である。
例えば素地原料として上記実施例とは異なったものを用
いることが可tlであるし、またこれに添加する粗粒材
の種類、粒子の粗ざを変えることも可能である。更に鋸
刃面形状を上記実施例とは異なった形状で形成する場合
であっても本発明の適用は可tEであるし、またプレー
トを多少傾けて取り付けることも可能である等1本発明
はその主旨を逸脱しない範囲において、昌業者の知識に
基づき様々な変形を加えた態様で実施することが可能で
ある。
(発明の効果) 以上述べたように1本発明は粗粒材を含有する素地原料
を成形ダイスを通して押し出すとともにその表層部を鋸
刃状の鋭利な成形歯で削るようにしたものである。
これにより、押出成形体の表面を鋸刃面状の凹凸形状に
形成し得ると同時に、押出方向に沿ったランダムな凹凸
表面模様を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるランダム凹凸表面模様
の形成方法の実施状態を示す斜視図である。第2図はそ
の凹凸表面模様を有するタイルの斜視図であり、第3図
はその方法を実施するための装置を示す要部断面図であ
る。第4図は第1図及び第3図におけるプレートの斜視
図であり。 第5図はそのプレートの成形歯の要部断面図である。第
6図は第1図の要部を拡大して示す要部拡大斜視図であ
る。 lO:タイル 16:突条 18:凹陥部 20:押出機 26:成形ダイス 36:空所 38ニブレート 特許出願人   株式会社  イナックス第60

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鋸刃面状の凹凸表面を有するタイルの表面にランダム凹
    凸模様を形成する方法にして、 押出成形用の空所を有する成形ダイスを押出機の先端に
    取り付けるとともに、該成形ダイスの前面に、鋸刃形状
    の鋭利な成形歯を有する薄板状のプレートを、該押出機
    の押出方向とほぼ直角な方向に向けて且つ該成形歯が成
    形ダイス空所の前端開口を横切る状態で取り付ける一方
    、前記タイルの主材たる微粒原料中に粒子の粗い粗粒原
    料を副材として添加し、該粗粒原料を含む素地原料を前
    記押出機から前記成形ダイスの空所を通して押し出すと
    ともに、該成形ダイスから押し出される押出素地の表面
    を前記成形歯で削って成形体表面を鋸刃状の凹凸形状に
    成形し、同時に押出素地表面に存在する粗粒を該成形歯
    に引っ掛らせることによって、成形体の鋸刃面状表面に
    ランダムな凹凸模様を形成することを特徴とする、鋸刃
    面状タイルにおけるランダム凹凸表面模様の形成方法。
JP16769986A 1986-07-16 1986-07-16 鋸刃面状タイルにおけるランダム凹凸表面模様の形成方法 Granted JPS6322609A (ja)

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JPH028884B2 JPH028884B2 (ja) 1990-02-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224907U (ja) * 1988-08-04 1990-02-19
US5242638A (en) * 1990-11-30 1993-09-07 Inax Corporation Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224907U (ja) * 1988-08-04 1990-02-19
US5242638A (en) * 1990-11-30 1993-09-07 Inax Corporation Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns

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