JPS63225717A - 回転体の軸受機構 - Google Patents
回転体の軸受機構Info
- Publication number
- JPS63225717A JPS63225717A JP5580287A JP5580287A JPS63225717A JP S63225717 A JPS63225717 A JP S63225717A JP 5580287 A JP5580287 A JP 5580287A JP 5580287 A JP5580287 A JP 5580287A JP S63225717 A JPS63225717 A JP S63225717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bearing mechanism
- rotating shaft
- vibration
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 46
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 4
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分腎)
本発明は、回転体の軸受機構に関する。
(従来の技術)
従来、ファン等回転体を回転させるとファン等の回転軸
の歪みや重心と回転中心のズレ等から振動が発生し、直
接ファンや振動が伝導された本体ケースから振動音が発
生するという問題があり、この問題を解決するため回転
軸と、本体ケースの間に玉軸受を配してその振動音を防
止する方法が採られている。
の歪みや重心と回転中心のズレ等から振動が発生し、直
接ファンや振動が伝導された本体ケースから振動音が発
生するという問題があり、この問題を解決するため回転
軸と、本体ケースの間に玉軸受を配してその振動音を防
止する方法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の従来の技術には次のような問題点
がある。
がある。
まず、回転体の振動を防止するための玉軸受には高精度
が要求されるという問題点がある。
が要求されるという問題点がある。
玉軸受の各部品の真円度、面粗度をかなり高精度にしな
いと回転体の振動を防止できないばかりでなく玉軸受自
体がラジアル、スラスト両方向の振動源となってしまい
実用にならないばかりでなく、それ自体の振動で寿命が
短くなってしまう。
いと回転体の振動を防止できないばかりでなく玉軸受自
体がラジアル、スラスト両方向の振動源となってしまい
実用にならないばかりでなく、それ自体の振動で寿命が
短くなってしまう。
さらに玉軸受の外輪および内輪は精度を確保するために
は1個1個研削により製造されるので、技術的困難さと
も相俟って回転体の軸受用の玉軸受の生産コストはかな
り高くなるという問題点がある。
は1個1個研削により製造されるので、技術的困難さと
も相俟って回転体の軸受用の玉軸受の生産コストはかな
り高くなるという問題点がある。
従って、本発明は安価で、回転体の振動音を防止可能な
回転体の軸受機構を提供することを目的とする。
回転体の軸受機構を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するため、本発明は次の構成を備える
。
。
すなわち、回転体の回転軸の振動を防止するため、前記
回転軸に玉軸受を外嵌してなる回転体の軸受機構におい
て、 前記玉軸受の外輪と軸受機構が固定される本体との間に
振動を吸収するための緩衝材が配されたことを特徴とす
る。
回転軸に玉軸受を外嵌してなる回転体の軸受機構におい
て、 前記玉軸受の外輪と軸受機構が固定される本体との間に
振動を吸収するための緩衝材が配されたことを特徴とす
る。
(作用)
作用を第1図とともに説明する。
回転体14が回転した際に、回転軸14の歪や重心と回
転中心とのズレによる回転軸14の振動および、軸受機
構18a、18bを構成する部品の真円度、面粗度が原
因で生じる振動は、外輪26a、26bと、本体16に
固定されたスリーブ42もしくは本体16との間に配さ
れた緩衝材36a、36bによりラジアル、スラスト両
方向とも吸収されるので振動音の発生を防止し得る。
転中心とのズレによる回転軸14の振動および、軸受機
構18a、18bを構成する部品の真円度、面粗度が原
因で生じる振動は、外輪26a、26bと、本体16に
固定されたスリーブ42もしくは本体16との間に配さ
れた緩衝材36a、36bによりラジアル、スラスト両
方向とも吸収されるので振動音の発生を防止し得る。
(実施例)
以下、本発明の好適な実施例を添付図面とともに詳述す
る。
る。
実施例として電子機器、測定器等の熱放出用の冷却用や
、冷蔵庫等の冷気攪拌用に用いられるファン装置を挙げ
て説明する。
、冷蔵庫等の冷気攪拌用に用いられるファン装置を挙げ
て説明する。
まず構成について説明する。
第3図(a)には前記ファン装置lOの正面図を示し、
(b)はその部分破断断面図であり、ファン12が回転
軸14を中心に所定方向へ回転すると風は矢印Aの方向
へ本体16を通過して送られるようになっている。
(b)はその部分破断断面図であり、ファン12が回転
軸14を中心に所定方向へ回転すると風は矢印Aの方向
へ本体16を通過して送られるようになっている。
本発明に係る軸受機構は18a、18bに示される部分
であり、第1図に示された軸受機構18a、18bの正
面断面図(第1図)とともに、まずその構成について説
明する。
であり、第1図に示された軸受機構18a、18bの正
面断面図(第1図)とともに、まずその構成について説
明する。
12は回転体であるファンであり、回転軸14がモータ
ーにより回転力を付与されファン12が回転するよう軒
なっている。18aはファン12側の軸受機構であり、
同じく18bはファン12とは反対側の軸受機構であり
、両者は回転軸14の回転を円滑にすべく配されている
。
ーにより回転力を付与されファン12が回転するよう軒
なっている。18aはファン12側の軸受機構であり、
同じく18bはファン12とは反対側の軸受機構であり
、両者は回転軸14の回転を円滑にすべく配されている
。
軸受機構18aの構造を第1図および第2図とともに説
明する。
明する。
20aは内輪であり回転軸14に遊嵌され、ラジアル、
スラスト両方向にわずか移動可能に配されている。内輪
20はステンレス鋼を自動旋盤により図に示すような円
筒状に加工され、図面上の上端にはフランジ22が形成
されている。さらにタフトライド焼入処理を施し、表面
は銅ボールと研磨材を用いた遠心バレル研磨を数時間行
って鏡面に仕上げられている。
スラスト両方向にわずか移動可能に配されている。内輪
20はステンレス鋼を自動旋盤により図に示すような円
筒状に加工され、図面上の上端にはフランジ22が形成
されている。さらにタフトライド焼入処理を施し、表面
は銅ボールと研磨材を用いた遠心バレル研磨を数時間行
って鏡面に仕上げられている。
24はボールであり、前記内輪20aと後述する外輪2
6aとの間に介挿され両者に点接触し、両輪20a、2
6a間に回転抵抗(摩擦抵抗)を小さくする。ボール2
4は少なくとも3個以上配されている。
6aとの間に介挿され両者に点接触し、両輪20a、2
6a間に回転抵抗(摩擦抵抗)を小さくする。ボール2
4は少なくとも3個以上配されている。
28aはリテーナであり、内側に刻設されたノツチ30
内にボール24を位置させている。これはボール24の
真円度が高精度でなかったり、ボール24同士の大きさ
が微妙に異なっているとボール24の位置がずれること
があるのでボール24の位置ずれ防止の為配されている
。リテーナ28aの材質は合成樹脂(例えばポリアセタ
ール)で一体成形されている。
内にボール24を位置させている。これはボール24の
真円度が高精度でなかったり、ボール24同士の大きさ
が微妙に異なっているとボール24の位置がずれること
があるのでボール24の位置ずれ防止の為配されている
。リテーナ28aの材質は合成樹脂(例えばポリアセタ
ール)で一体成形されている。
26aは外輪であり、ステンレス鋼を自動旋盤に依り図
に示すような形状に加工され、さらにタフトライド焼入
れ処理を施し、表面は銅ボールと研磨材を用いた遠心バ
レル研磨を数時間行って鏡面に仕上げられている。内側
にテーパ面32が形成されており、軸受機構が組まれた
際にはそのテーパ面32と、内輪20aのフランジ22
内壁面と、内輪20aの外周面34の3点でボール24
と点接触するように構成されている。
に示すような形状に加工され、さらにタフトライド焼入
れ処理を施し、表面は銅ボールと研磨材を用いた遠心バ
レル研磨を数時間行って鏡面に仕上げられている。内側
にテーパ面32が形成されており、軸受機構が組まれた
際にはそのテーパ面32と、内輪20aのフランジ22
内壁面と、内輪20aの外周面34の3点でボール24
と点接触するように構成されている。
ファンモーター等、小型モーターにおいては負荷トルク
が小さい(約1.5ei以下)のでラジアル方向の力(
側圧)はバランスが取れて打ち消されてしまい、スラス
ト方向の負荷のみ軸受機構等には発生しないため、使用
条件としては非常に緩い条件となるので、本実施例では
内輪20a、ボール24および外輪26aの真円度や面
粗度の精度をある程度落としても、後述する緩衝材36
aで精度の差を後述する理由によりカバー可能である。
が小さい(約1.5ei以下)のでラジアル方向の力(
側圧)はバランスが取れて打ち消されてしまい、スラス
ト方向の負荷のみ軸受機構等には発生しないため、使用
条件としては非常に緩い条件となるので、本実施例では
内輪20a、ボール24および外輪26aの真円度や面
粗度の精度をある程度落としても、後述する緩衝材36
aで精度の差を後述する理由によりカバー可能である。
38aは抜止リングであり、内輪20aの下端部に圧入
されて、内輪20a、ボール24、リテーナ28a、外
輪26aを一体に組み立て、玉軸受を形成した際に内輪
20aのフランジ22とで玉軸受の分解を阻止している
。抜止リング38aはステンレス鋼板をプレスで打ち抜
き、リング状に形成されている。
されて、内輪20a、ボール24、リテーナ28a、外
輪26aを一体に組み立て、玉軸受を形成した際に内輪
20aのフランジ22とで玉軸受の分解を阻止している
。抜止リング38aはステンレス鋼板をプレスで打ち抜
き、リング状に形成されている。
36aは緩衝材でありゴムまたは樹脂製のリングであり
、外輪26aの外周に設けた段差40a、40bと係合
可能に、内側に段差40cが形成され、外輪26aの外
周に外嵌されている。
、外輪26aの外周に設けた段差40a、40bと係合
可能に、内側に段差40cが形成され、外輪26aの外
周に外嵌されている。
以上にように軸受機構188は構成されており、また、
軸受機構18bは軸受機構18aの位置を180°反転
しただけで全く同じ構成になっている。
軸受機構18bは軸受機構18aの位置を180°反転
しただけで全く同じ構成になっている。
さらに第1図により詳しく説明する。
42はスリーブであり、断面が第3図すに示すような黄
銅型の筒であり、本体16に圧入固定されている、回転
軸14に外嵌された軸受機構183の緩衝材36aの下
端はスリーブ42の段差46に掛止して軸受機構18a
の下端が位置決めされる。同じく軸受機構18bの上端
は、緩衝材36bの上端がスリーブ42の下端に当接し
て位置決めされる。
銅型の筒であり、本体16に圧入固定されている、回転
軸14に外嵌された軸受機構183の緩衝材36aの下
端はスリーブ42の段差46に掛止して軸受機構18a
の下端が位置決めされる。同じく軸受機構18bの上端
は、緩衝材36bの上端がスリーブ42の下端に当接し
て位置決めされる。
48はコイルスプリングであり、回転軸14に外嵌され
ており、軸受機構18aの内輪20aを常時図面上の下
方へ付勢している。内輪20aを付勢する手段はコイル
スプリング48に代えて板バネ等の弾性部材を用いても
よい。
ており、軸受機構18aの内輪20aを常時図面上の下
方へ付勢している。内輪20aを付勢する手段はコイル
スプリング48に代えて板バネ等の弾性部材を用いても
よい。
50は規制板であり、回転軸14の下端に圧入固定され
、軸受機構18bの下端の位置決めをしている。
、軸受機構18bの下端の位置決めをしている。
次に動作について説明する。
モーターを駆動してファン12を所定の回転方向へ回転
軸14を中心に回転させると風は矢印Aの方向へ流れる
。その際に軸圧力は矢印Aと逆方向に作用する。従って
両軸受機構18a、18bにも軸圧力、つまりスラスト
方向の力が作用する。
軸14を中心に回転させると風は矢印Aの方向へ流れる
。その際に軸圧力は矢印Aと逆方向に作用する。従って
両軸受機構18a、18bにも軸圧力、つまりスラスト
方向の力が作用する。
その際、軸受機構188はコイルスプリング48の弾発
力により、また軸受機構18bは固定されたスリーブ4
2の下端によりスラスト方向のズレを阻止されているの
で、コイルスプリング48の弾発力とファン12の回転
に伴う軸圧力が矢印Aと逆方向に作用し、軸受機構18
a、18bそのもののがたつきは阻止される。
力により、また軸受機構18bは固定されたスリーブ4
2の下端によりスラスト方向のズレを阻止されているの
で、コイルスプリング48の弾発力とファン12の回転
に伴う軸圧力が矢印Aと逆方向に作用し、軸受機構18
a、18bそのもののがたつきは阻止される。
ここで問題になるのが精度を落として形成された内輪2
0a、20b、ボール24、外輪26a126bの精度
の低さに起因する振動である。この実施例の場合も当然
両軸受機構18a、18b自らがスラスト方向およびラ
ジアル方向の力を受けて振動する。しかし、両軸受機構
18a、18bの緩衝材36a、36bが外輪26a、
26bとスリーブ42もしくは本体16との間に配され
ているので、軸受機構18a、18bから発生した振動
は緩衝材36a、36bに吸収され、回転軸14や本体
16に伝導されることがなく振動音の発生が抑えられる
とともに、振動による軸受機構18a、18bそのもの
の損傷も防止できる。
0a、20b、ボール24、外輪26a126bの精度
の低さに起因する振動である。この実施例の場合も当然
両軸受機構18a、18b自らがスラスト方向およびラ
ジアル方向の力を受けて振動する。しかし、両軸受機構
18a、18bの緩衝材36a、36bが外輪26a、
26bとスリーブ42もしくは本体16との間に配され
ているので、軸受機構18a、18bから発生した振動
は緩衝材36a、36bに吸収され、回転軸14や本体
16に伝導されることがなく振動音の発生が抑えられる
とともに、振動による軸受機構18a、18bそのもの
の損傷も防止できる。
また、回転軸14にラジアル方向の力が加わった場合で
も、緩衝材36a、36bは軸受機構18a、18bの
発生する振動を吸収可能なので同様な防振、吸音効果が
ある。
も、緩衝材36a、36bは軸受機構18a、18bの
発生する振動を吸収可能なので同様な防振、吸音効果が
ある。
第4図には他の実施例を示す。
基本的な構造は先述の実施例と同じである。相違点は内
輪120、外輪126が共にボール124とR面で転が
り接触し、ラジアル方向およびスラスト方向荷重の一方
向のみの荷重を受けるようになっている。
輪120、外輪126が共にボール124とR面で転が
り接触し、ラジアル方向およびスラスト方向荷重の一方
向のみの荷重を受けるようになっている。
136がゴム等の弾性材で形成された緩衝材である。
以上、本発明の好適な実施例について述べてきたが、本
発明は上記の実施例に限定されるのではなく、発明の精
神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろ
んである。
発明は上記の実施例に限定されるのではなく、発明の精
神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろ
んである。
(発明の効果)
従来は、回転体装置のラジアル方向の力によるステータ
とロータのギャップが狂う問題があり、回転体の回転軸
の軸受周囲に緩衝材を配すことは行われていなかったが
、例えばファン等のようにトルクが小さいモーターにお
いて本発明に係る軸受機構を用いると、軸受を構成する
各部品の真円度、面粗度の精度を多少落とすことも可能
となり、緩衝材を併用することにより低精度部品が使用
可能となるので、軸受機構は従来の玉軸受の1/3位に
大幅なコストダウンが可能となる。
とロータのギャップが狂う問題があり、回転体の回転軸
の軸受周囲に緩衝材を配すことは行われていなかったが
、例えばファン等のようにトルクが小さいモーターにお
いて本発明に係る軸受機構を用いると、軸受を構成する
各部品の真円度、面粗度の精度を多少落とすことも可能
となり、緩衝材を併用することにより低精度部品が使用
可能となるので、軸受機構は従来の玉軸受の1/3位に
大幅なコストダウンが可能となる。
また、緩衝材の使用により軸受機構の低精度に起因する
振動も吸収できるので防振、防音の他に軸受機構の損傷
も防止でき、その寿命を伸ばすことが可能となる。さら
に、玉軸受を構成する部品の精度を若干落とせるので、
それにより特定の部品の製造方法において大量生産が可
能となる(例えば、内輪および外輪は遠心バレル研磨で
1回に何百個も研磨可能である)。従って、部品の生産
効率も上がるコストの低減化がさらに可能となる等の経
済的、かつ技術的な効果がある。
振動も吸収できるので防振、防音の他に軸受機構の損傷
も防止でき、その寿命を伸ばすことが可能となる。さら
に、玉軸受を構成する部品の精度を若干落とせるので、
それにより特定の部品の製造方法において大量生産が可
能となる(例えば、内輪および外輪は遠心バレル研磨で
1回に何百個も研磨可能である)。従って、部品の生産
効率も上がるコストの低減化がさらに可能となる等の経
済的、かつ技術的な効果がある。
第1図は本発明に係る回転体の軸受機構の要部を示した
断面図、第2図は軸受機構の分解斜視図、第3図(al
は実施例に係るファンモーターの正面図であり、(b)
はその部分破断側面断面図、第4図は他の実施例を示し
た断面図である。 10・・・ファン装置、 12・・・ファン、14・
・・回転軸、 16・・・本体、18a、18b−−−
軸受機構、 20a、20b・・・内輪、 24・・・
ボール、 26a、26b−−・外輪、 28a −−・リテーナ
、 36a、36b−−−緩衝材、 42・・・スリー
ブ、 44・・・ステータコイル、48・・・コイルス
プリング。
断面図、第2図は軸受機構の分解斜視図、第3図(al
は実施例に係るファンモーターの正面図であり、(b)
はその部分破断側面断面図、第4図は他の実施例を示し
た断面図である。 10・・・ファン装置、 12・・・ファン、14・
・・回転軸、 16・・・本体、18a、18b−−−
軸受機構、 20a、20b・・・内輪、 24・・・
ボール、 26a、26b−−・外輪、 28a −−・リテーナ
、 36a、36b−−−緩衝材、 42・・・スリー
ブ、 44・・・ステータコイル、48・・・コイルス
プリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転体の回転軸の振動を防止するため、前記回転軸
に玉軸受を外嵌してなる回転体の軸受機構において、 前記玉軸受の外輪と軸受機構が固定される 本体との間に振動を吸収するための緩衝材が配されたこ
とを特徴とする回転体の軸受機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5580287A JPS63225717A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 回転体の軸受機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5580287A JPS63225717A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 回転体の軸受機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63225717A true JPS63225717A (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=13009048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5580287A Pending JPS63225717A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 回転体の軸受機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63225717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6428460B1 (en) * | 1998-02-19 | 2002-08-06 | Alfa Laval Ab | Support device for a centrifugal separator providing axial and radial support |
US6939052B1 (en) | 2003-01-27 | 2005-09-06 | Precision Components, Inc. | Bearing with integrated mounting features |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP5580287A patent/JPS63225717A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6428460B1 (en) * | 1998-02-19 | 2002-08-06 | Alfa Laval Ab | Support device for a centrifugal separator providing axial and radial support |
US6939052B1 (en) | 2003-01-27 | 2005-09-06 | Precision Components, Inc. | Bearing with integrated mounting features |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4330725A (en) | Nutating motor coupling | |
KR100858316B1 (ko) | 피구동휠용 등속조인트 | |
RU2381392C2 (ru) | Направляющее устройство вала с колебательным движением | |
JP4460730B2 (ja) | スピンドルモータ | |
WO2006088144A1 (ja) | シャフト装置 | |
JPH0798040A (ja) | ねじり振動ダンパー | |
KR20070104910A (ko) | 캠축장치 및 캠축장치의 조립방법 | |
JP2002364713A (ja) | モータ | |
JPS63225717A (ja) | 回転体の軸受機構 | |
EP1167787A2 (en) | Bearing apparatus | |
US20070204461A1 (en) | Method of manufacturing bearing device for a wheel | |
JPH10227310A (ja) | 複列軸受装置 | |
US2550908A (en) | High-speed rotor mounting | |
JP2623873B2 (ja) | ポリゴンスキヤナモータ及びその製造方法 | |
US6554479B2 (en) | Bell bearing and method of producing the same | |
JPS5928776B2 (ja) | サポ−トベアリング付ボ−ルスプライン | |
JPH0345258B2 (ja) | ||
JPH04281351A (ja) | 軸受構造体及びその構造体を備えたスピンドルモータ | |
JPH0826920B2 (ja) | 撓み噛合式動力伝達装置 | |
JP2541648Y2 (ja) | キャリア機構 | |
JP2545028B2 (ja) | 軸受装置 | |
JP2525012Y2 (ja) | ボールベアリング | |
US20100127440A1 (en) | Damping Device Capable of Decreasing Torsional Vibration | |
JP2002266854A (ja) | モータ | |
JPS59487Y2 (ja) | 合成樹脂軸受 |