JPS6322530Y2 - - Google Patents

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JPS6322530Y2
JPS6322530Y2 JP5815880U JP5815880U JPS6322530Y2 JP S6322530 Y2 JPS6322530 Y2 JP S6322530Y2 JP 5815880 U JP5815880 U JP 5815880U JP 5815880 U JP5815880 U JP 5815880U JP S6322530 Y2 JPS6322530 Y2 JP S6322530Y2
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JP
Japan
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liquid
temperature
flow path
dispenser
supplied
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JP5815880U
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JPS56172762U (ja
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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液を一定の温度に制御して供給するよ
うにした分注器に関するものである。
自動分析装置等で用いられる分注器において試
薬や洗浄液等を一定温度にして供給することが望
まれることがある。そのために分注器の吐出側の
流路を加温する方法がとられている。例えば特開
昭51−108885号公報に示すもののようにポンプの
吐出側流路の一部をジグザグ又は螺旋状にし加熱
室内を通すようにしたものがある。しかしこの例
では分注量を変更した場合加熱室内の流路の内容
積を変更しないと加熱室を出た液の温度が変化し
てしまう欠点がある。また加熱室内を空気にした
場合は熱の伝達効率が悪くジグザグ流路の表面積
を大きくしないと短時間で液温を所定温度まで上
げることが出来ない。加熱室内を水や油にした場
合には漏れや水や油の変質等の不具合を生ずる。
本考案は液体の供給量が変化した場合でも供給
される液の温度が一定に保たれるようにした分注
器を提供するものである。
以下図示した実施例にもとづき本考案分注器の
内容を詳細に説明する。第1図は本考案の第1の
実施例を示すもので、1は液体容器、2は吸入
弁、3はシリンダー、4はピストン、5は吐出弁
で並列に接続されている各流路6a,6b…,6
fに夫々弁5a,5b…,5fが設けられてい
る。7は加熱ブロツク、8は吐出管である。
以上のような構成の分注器において、弁2を開
いた上でピストン4の操作により液体容器1内の
液体をシリンダー3内に吸入し弁2を閉じ吸入弁
5のいずれかの弁を開いてピストン4を押せば弁
の開かれた流路を液体が流れて吐出管8より吐出
される。この時液体は加熱ブロツクにて加熱され
て一定の温度になる。その場合どの流路を通つて
も吐出管8より供給される液体の温度が一定にな
るようにしておけば供給される液体は常に温度が
一定となる。つまり液体が加熱ブロツク内に一定
時間以上滞溜していれば一定の温度になるように
ブロツクの温度が制御されている。ここで例えば
弁5aと5bを同時に開けば二つの流路より液が
供給され一つの流路からの供給量の二倍になる。
しかも二つの流路6a,6bを通つた液体はいず
れも一定の同じ温度であるので一定温度の二倍の
液が供給されることになる。このようにして開く
弁の数を選択することにより一定温度の異なる量
の液体を供給することが出来る。
尚シリンダーの容量はすべての弁が開かれ時に
これをカバーし得るのに充分な容量にしておくの
が良いことは云うまでもない。
第2図は本考案の第2の実施例を示す図で液体
容器1、吸入弁2、シリンダー3、ピストン4等
は第1の実施例と実質的に同じである。5は吐出
弁で第1の実施例と異なり一ケのみであり、又流
路6も一列に連続したものである。この流路6は
複数のJ型のパイプ6a,6b,…,6fを継手
9を用いて図示するように接続したもので各J型
のパイプ6a,6b,…は夫々が加熱ブロツク7
内を一定の長さ通つている。そして一つのJ型パ
イプ内での滞溜時間内において液が一定温度に加
熱されそれ以上の時間滞溜しても液の温度は常に
一定温度に保たれるように加熱ブロツクの温度は
制御されている。
以上の第2の実施例においては、ピストンの操
作によつて液が流路6を一定速度で流れ吐出管8
より吐出されると液は常に一定温度になる。ここ
で分注量が多い場合に一定周期で分注するために
は加熱されるパイプの内容量を増さないと液が十
分加温されないうちに分注されてしまうが、J型
のパイプの接続数を増加すれば増加分だけ加熱さ
れる部分の内容積が増加する。このようにしてJ
型のパイプの数を増加して一定の温度の液の供給
量を増加させることが出来る。
以上説明したように本考案の分注器によれば供
給量が変化しても一定の温度の液を供給すること
が出来る。又流路の断面形状の変化がないので気
泡や汚れが流路に付着することがない。第1の実
施例では弁の操作によつて流量を変化させること
が出来、第2の実施例では同じ形、大きさの部品
を継ぎ足すのみで容易に加熱される部分の内容積
を増すことが出来る。尚加熱ブロツク等をシリン
ダーの吸入側に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案分注器の第1の実施例の構成を
示す図、第2図は本考案分注器の第2の実施例の
構成を示す図である。 1……液体容器、2……吸入弁、3……シリン
ダー、4……ピストン、5……吐出弁、6……流
路、7……加熱ブロツク、8……吐出管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流路内を通過する間に液体が加熱手段により所
    定温度に加温されるようになつた流路を複数個直
    列又は並列に接続し液体を供給する量に応じて液
    体の流れる流路の数を選択するようにした分注
    器。
JP5815880U 1980-04-30 1980-04-30 Expired JPS6322530Y2 (ja)

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JP5815880U JPS6322530Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

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JP5815880U JPS6322530Y2 (ja) 1980-04-30 1980-04-30

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JPS56172762U JPS56172762U (ja) 1981-12-19
JPS6322530Y2 true JPS6322530Y2 (ja) 1988-06-21

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ID=29652648

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137693A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Tosoh Corp 液体容器およびそれを用いた自動分注装置

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US11079331B2 (en) 2015-11-13 2021-08-03 Konica Minolta, Inc. Inspection system
CN110036297B (zh) 2016-12-13 2023-05-05 株式会社日立高新技术 自动分析装置

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