JPS63225065A - 両面接着テ−プを用いる加工装置 - Google Patents

両面接着テ−プを用いる加工装置

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JPS63225065A
JPS63225065A JP5419587A JP5419587A JPS63225065A JP S63225065 A JPS63225065 A JP S63225065A JP 5419587 A JP5419587 A JP 5419587A JP 5419587 A JP5419587 A JP 5419587A JP S63225065 A JPS63225065 A JP S63225065A
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adhesive tape
double
sided adhesive
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lower frame
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Akira Yamaguchi
顕 山口
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、両面接着テープに少なくとも一つの部材を接
着して一体となるように加工する装置に関する。
本発明は、特に液体試料中の特定成分の濃度、活性値、
活量等を測定する乾式分析器具、たとえばイオン活量測
定器具等を組み立てる工程に用いて有用な装置に関する
〔従来の技術〕
液体試料中のイオン活量を迅速、簡便に、かつ精度良く
測定するには、イオン選択電極を用いたイオン活量測定
器具、特にシート状イオン選択電極を用いた乾式イオン
活量測定器具が有利であり、西独特許2.722.61
7号等で知られている。
さらに、液体試料及び参照液を一度点着すればiyi数
種のイオン活量を同時に測定できるイオン活量測定器具
が、特開昭58−21)648号で知られている。この
ような複数イオン活量測定器具として、本発明者は第1
4図に示す構造のものを特願昭60−148564号に
おいて提案した。
このイオン活量測定器具は、上部枠体1及び下部枠体2
と、シート状電極3及び分配部材4を挟んで上部枠体1
と下部枠体2を接着する両面接着テープ5で構成されて
いる。上部枠体1は外側面にブリッジ6が設けられるブ
リッジ溝7が形成されるとともに液体試料及び参照液が
滴下される点着孔8が穿設されている。また、上部枠体
1の内側面には電極を収容する溝9が形成され、この溝
9にシート状電極3が嵌合される。下部枠体2は内側面
に分配部材を収容する溝10が形成されるとともにその
両側に電極に電気的接続をするための端子孔1)が穿設
され、分配部材を収容する溝10には液分配部材4が収
容される。両面接着テープ5は点着孔12及び液供給孔
13が穿設されており、点着孔12が上部枠体1の点着
孔8に対応するとともに液供給孔13がシート状電極3
及び液分配部材4と一致するように上部枠体1と下部枠
体2を接着している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような構造のイオン活量測定器具を組み立てるため
には、下部枠体および液分配部材を両面接着テープの片
面に、上部枠体及びシート状電極を両面接着テープの他
の面にそれぞれ接着して、互いに固定することが必要で
ある。しかも所要の接着を終わった後は、接着テープの
不要又は未使用部分を、接着の完了した部分のテープか
ら取り除くことが、必要となる。
この不用又は未使用部分を接着の完了した部分から取り
除いた後に接着テープの一部が枠体の貼着面の外周から
はみ出ていると、以後の工程において加工装置や他の部
材と不用の接着を起こし円滑な作業ができなかった。
本発明は、上記構造のイオン活量測定器具を組み立てる
ために、両面接着テープの不用又は未使用部分を接着の
完了した部分から取り除く際に生ずる問題を解決し、か
つこの作業を能率的に実行する手段を提供する。
また、本発明は、イオン活量測定器具に限らず、2以上
の部材を両面接着テープを介して互いに固定して一体の
物品を組み立てるために、両面接着テープの不用または
未使用の部分を部材が接着された部分から取り除く際に
生ずる上記のような問題を解決して、物品の組立ての際
のこの工程の作業を能率的に実行する手段を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、両
面接着テープに少なくとも一つの部材を接着して一体と
なるように加工する装置であって、両面に剥離紙が貼着
された両面接着テープを巻き回したロールと、該ロール
から両面接着テープを引き出し手段し手段と、該引き出
された両面接着テープの上側又は下側剥離紙を剥ぎ取る
剥離手段と、該上側又は下側剥離紙が剥離された両面接
着テープに少なくとも一つの部材を接着する接着手段と
、該部材が接着された両面接着テープ及び下側又は上側
剥離紙に該部材の貼着面より小さい形状の切込みを入れ
る切込み手段と、該切込みが入れられた両面接着テープ
から該部材、これに貼着、された両面接着テープ及び下
側又は上側剥離紙を切り離す分離手段とを具備している
ことを特徴として構成されている。
前記ロール、剥離手段、接着手段、切込み手段及び分離
手段は、この順に設けられる。引出し手段は、これらの
各手段の間に設けても、また接着手段の後に設けてもよ
いが、ロールと第1の切込み手段の間か、接着手段の後
に設けるのが好ましい。
ロールは、両面接着テープが巻き回されており、後続の
各手段に両面接着テープを供給するためのものである。
剥離手段は、上側又は下側剥離紙を少なくとも一方の側
部を残して剥ぎ取る手段であり、剥離紙を両面接着テー
プから効率よく剥ぎ取れる手段であれば各種の手段を用
いることができる。例えば、ロールで連続して巻き取る
手段等である。
接着手段は、両面接着テープの接着面に少なくとも一つ
の部材を接着させる手段であり、接着する部材により適
宜変更して各種の手段が用いられる。二基上の部材を接
着する場合は、二基上の接着手段を用いてもよい。
切込み手段は、部材が接着されている両面接着テープの
、両面接着テープと下側剥離紙に部材の貼着面より全外
周について若干小さい形状の切込みを入れる手段で、後
段の分離手段で両面接着テープ及び下側剥離紙が貼着さ
れた状態で部材を切り離せるようにできるためのもので
ある。若干とは、0.1鶴ないし1鰭の程度である。貼
着面の全周について同じ縮小である必要はない。
分離手段は、切込み手段で切込みが入れられた両面接着
テープから、部材、これに貼着された両面接着テープ及
び下側剥離紙を切り離す手段であり、吸着、押圧等によ
る各種手段を用いることができる。
〔作 用〕
本発明の両面接着テープを用いる加工装置では、両面接
着テープが巻回されたロールが両面接着テープを供給し
、引出し手段がこの供給される両面接着テープを引き出
して所定の通路を一定長さづつ移送させる。そして、剥
離手段が、両面接着テープの上側又は下側剥離紙を剥ぎ
取った後、接着手段がこの上側又は下側剥離紙が剥離さ
れた両面接着テープに部材、たとえば液分配部材を収納
する枠体を接着する。さらに、切込み手段により、部材
が接着された両面接着テープ及び下側又は上側剥離紙に
部材の貼着面より小さい形状の切込みを入れた後、分離
手段により、この部材及びこれに貼着された両面テープ
と下側又は上側剥離紙を両面接着テープより切り離す。
〔実施例〕
本発明による両面接着テープを用いる加工装置の一実施
例を第1図から第13図に基づいて説明する。
第1図は加工装置の全体の概略を示した図で、第2図か
ら第7図は加工装置の各部における両面接着テープの状
態を示した斜視図である。
第1図において、符号21はロールで、このロール21
は、第2図に示すように、両面に上側剥離紙22a及び
下側剥離紙22bが貼着された両面接着テープ5が巻回
され、この巻回された両面接着テープ5を繰り出すため
のものである。符号24は引出し手段であるエアーフィ
ーダで、このエアーフィーダ24はロール21から両面
接着テープ5を所定長さに間欠的に引き出して送る手段
である。符号25は穿孔切込み手段で、この穿孔切込み
手段25は、第3図に示すように、ロール21から送ら
れて来た両面接着テープ5に液点着孔12及び液供給孔
13を穿設するとともに、下側剥離紙22aの両側端近
傍に連続して側端に平行な切込み26を入れる手段であ
る。この穿孔切込み手段は、必要な穿孔を行うとともに
両面接着テープの給送を容易にするためのもので、本発
明の特徴とする切込み手段とは、別のものである。
穿孔は、必要がなければ省略される。符号27は剥離手
段で、この剥離手段27は、第4図に示すように、穿孔
切込み手段25で切込み26が入れられた上側剥離紙2
2aの両側部を残して中央部を両面接着テープ5より剥
離する手段である。符号28は液分配部材接着手段で、
この液分配部材接着手段28は、第5図に示すように、
剥湘手段27で上側剥離紙22aの中央部が剥離された
両面接着テープ5の液供給孔13をおおうように所定の
寸法形状の液分配部材4を接着する手段である。符号2
9は下部枠体接着手段で、この下部枠体接着手段29は
、第6図に示すように、液分配部材接着手段28で所定
個所に液分配部材4が接着された両面接着テープ5に、
液分配部材4を溝10に嵌合させた状態で下部枠体2を
接着する手段である。符号30は本発明の特徴とする切
込み手段である下側剥離紙切込み手段で、この下側剥離
紙切込み手段30は、第7図に示すように、下部枠体接
着手段29で下部枠体2が上側に接着された両面接着テ
ープ5及び下側剥離紙22bに、下部枠体2の貼着面よ
り若干小さい形状の切込み31を入れる手段である。符
号32は分離手段で、この分離手段32は下側剥離紙切
込み手段30で切込み31が形成された両面接着テープ
5から、この切込み31に沿って下枠2及びこれに一体
に接着されている分配部材4、両面接着テープ5及び下
側剥離紙22bを切り離して取り去る手段である。
前記穿孔切込み手段25の要部の斜視図を第8図に示す
。第8図において、符号34はパンチで、このパンチ3
4は液点着孔12及び液供給孔13と略同−の寸法形状
かつ間隔で配設されている。
パンチ34の両側にはナイフ35が一体に設けられてお
り、パンチ34とともに上下動して上側剥離紙22aに
切込み26を連続して形成する。パンチ34及びナイフ
35の下方にはダイ36が設けられており、このダイ3
6にはパンチ34に対応するバンチ孔が穿設されている
穿孔切込み手段25と剥離手段27の間には、位置決め
ローラー38が設けられている。この位置決めローラー
38は後段の液分配部材接着手段28及び下部枠体接着
手段29での部材の接着位置をテープの巾方向について
正確にするためのもので、第9図の斜視図に示す構成と
なっている。
第9図において、符号39は両面接着テープ5が走行す
るベースで、このベース39に外周が両面接着テープ5
の幅と略同−の間隔をもつように位置決めローラー38
が回動自在に設けられている。
両面接着テープ5の両側面に糊が露出していても、この
位置決めローラー38により、両面接着テープ5にブレ
ーキが掛かることなくかつ位置がぶれることなく送るこ
とができる。
剥離手段27は、剥離紙22aを巻き取る剥離紙巻取ロ
ール40と、剥離紙22aを両面テープ5から引き剥が
す剥離ロール41とで構成されている。
液分配部材接着手段28は、テープ状の液分配部材4を
両面接着テープ5に略平行して間欠走行させる液分配部
材送込み部42と、送り込まれて来た液分配部材4を所
定の寸法形状に打ち抜いた後接着する打抜き接着部43
とで構成されている。
液分配部材送込み部42は液分配部材4を巻回した液分
配部材供給ロール44と、液分配部材4を間欠的に所定
長さづつ引き出す空気圧駆動フィーダ(以下エアーフィ
ーダと言う)45と、これらの間に配置された中間ロー
ル46とで構成されている。エアーフィーダ45はエア
シリンダーと液分配部材を挟持する挟持機構とから構成
されている。打抜き接着部43は、第10図の斜視図に
示すように、パンチ47とダイ48とからなり、パンチ
47は接着する液分配部材4と同じ寸法形状でかつ同じ
間隔で配置されている。ダイ48は両面接着テープ5が
挿通ずるトンネルガイド49が穿設されるとともに、こ
のトンネルガイド49に貫通し上記パンチ47が挿通す
るパンチ孔50が穿設されている。そしてこのダイ48
の上面を液分配部材4が走行する。
下部枠体接着手段29の両面接着テープ5の走行方向か
ら見た要部の一部断面した側面図を第1)図に示す。第
1)図において、符号52はその上面が両面接着テープ
5の走行面となるベースで、このベース52に近接して
ガイド53及びホルダー54を介して下部枠体2が収容
されるマガジン55が設けられている。ガイド53の下
端にはシリンダ56により駆動されて図中左右に進退自
在なスライダ57が略当接して設けられており、このス
ライダ57の上面には下部枠体2を収容する凹陥部58
が形成されている。またベース52の上方にはシリンダ
59で上下動自在に吸着ブロック60が設けられており
、この吸着ブロック60は°下面に吸着口61を有する
吸着孔62が穿設され、吸着孔62はポンプ等の吸引手
段(図示せず)に連通されている。
間欠引出し手段であるエアーフィーダ24には両面テー
プ5の両側端の上側剥離紙22aが残っている部分を挟
持する挟持部64がエアシリンダ85の軸に設けられ、
この挟持部64を介して両面テープ5を間欠的に移送す
る。
第1図において下側剥離紙切込み手段30は、上型66
と、下枠2の導通端子孔1)が露出する程度の寸法形状
の下型67と、この下型67を上下に進退させて上型6
6に押圧させるシリンダ68で構成されている。
分離手段32は、下部枠体2を両面接着テープ5の上面
から真空吸引により取り去る下部枠体吸着部70と、こ
の下部枠体吸着部70から送らりて来た下部枠体2を収
容する排出マガジン71とで構成されている。この分離
手段32を両面接着テープ5の走行方向から見た要部の
側面図を第12図に示す。第12図において、下部枠体
吸着部70は両面接着テープ5が走行するベース72に
フレーム73を介してエアシリンダ74が設けられると
ともにスライドシャフト75が設けられている。そして
スライドシャフト75にスライド76が遊嵌されシリン
ダ74で図中左右に進退されるようになっている。スラ
イド76にはキャリバー77を介してシリンダ78を有
する吸着部材79が設けられ、その吸着口80がベース
72上にある下部枠体2の上面に略当接する位置となっ
ている。
第1図中符号82は巻取ロールで、この巻取ロール82
は下部枠体2が加工された残りの両面接着テープ5を巻
取るためのものである。
第13図は、分離手段32で分離された下部枠体2の下
側剥離紙22bを除去する第2の分離手段84と、この
下側剥離紙22bが除去された下部枠体2にシート状電
極3等を接着した上部枠体1を接着する接着手段85の
斜視図である。
この図において、符号86は下部枠体2を間欠的に搬送
する間欠搬送機構で、この間欠搬送機構86の上方に送
出しロール87及び巻取りロール88が設けられ、これ
らのロール87.88間に下方が接着面となるように片
面接着テープ89が巻き渡されている。また、片面接着
テープ89の上方には、上下動自在でかつ下部枠体2上
を転勤自在な押圧ローラ90が設けられている。さらに
、下部枠体2を反転させる公知の反転機構(図示せず)
が設けられ、間欠搬送機構86の終端には下部枠体2を
吸着搬送する吸着搬送部材91が設けられている。
間欠搬送機構86の終端には、上枠搬送機構92が直交
して設けられている。この上枠搬送機構92は、上部枠
体1を間欠的に搬送し吸着搬送部材91で下部枠体2を
上部枠体1に接着できるようにするためのものである。
次に、以上のような加工装置で下部枠体を加工する動作
について説明する。
まず、両面接着テープ5を供給ロール21から巻取ロー
ル82に掛は渡す。このとき両面接着テープ5には切込
み26は形成されていない。エアーフィーダ24を作動
させて間欠的に所定長さづつ両面接着テープ5を移送し
つつ、移動の停止の度毎に穿孔切込み手段25のバンチ
34及びナイフ35を下降させ、バンチ34で上側剥離
紙22a1両面接着テープ5及び下側剥離紙22bに孔
を穿設するとともにナイフ35で上側剥離紙22aの両
端近傍の長手方向に切込み26を形成して第3図の状態
となる。また、両面接着テープ5は移送の途中で位置決
めローラ38によって所定位置になるように調整されて
いる。
ナイフ35で切込み26が形成された部分の先頭が位置
決めローラ38を通過し、剥離ロール41の位置に達し
たときに、上側剥離紙の切込み26ではさまれた部分の
みを両面接着テープから剥ぎ取り、剥離ロール41を介
して剥離紙巻取ロール40に掛は渡す。両面接着テープ
5の移送につれて、下側剥離紙22aの中央部分は剥離
ロ−ル41を介して剥離紙巻取ロール40で巻取られ第
4図に示す状態となる。
さらに、間欠移送されて液分配部材接着手段2日にまで
来ると、パンチ47が下降してパンチ孔50で液分配部
材4が打ち抜かれ、パンチ47はさらに下降して両面接
着テープ5まで達し、打ち抜かれた液分配部材4を両面
接着テープ5に押圧して貼着するので第5図に示す状態
となる。液分配部材4はエアーフィーダ45で間欠的に
移送されて、打抜き接着部43には常に新しい液分配部
材4が供給される。液分配部材接着手段28から下部枠
体接着手段29に移送されて来たとき、第1)図のエア
シリンダ56を作動させてスライダ57をベース52上
へ前進させる。このときホルダ53より抜き出されてス
ライダ57の凹陥部58に嵌合していた下部枠体2はベ
ース52上へ移動する。次に、吸着口61で下部枠体2
を吸着固定した後シリンダ56を作動させてスライダ5
7をホルダ53下端に後退させた後、シリンダ59を作
動させて吸着ブロック60を下降させ下部枠体2を両面
接着テープ5に押圧する。こうして下部枠体2は両面接
着テープ5の液分配部材4が貼着された所定個所に貼着
されて第6図に示す状態となる。
そしてこれ以後は、エアーフィーダ24の挟持部64が
両面接着テープ5の両側に残った上側及び下側剥離紙2
2a、22bを挟持し、この状態でエアシリンダ85を
作動させて両面接着テープ5を所定長さ移送する。次に
挟持部64の剥離紙22の挟持を解除した後、エアシリ
ンダ85の作動も解除しもとの状態に戻す。こうして、
切込み等の作業が終了した後、再び挟持部64で剥離紙
22を挟持して所定長さ移送する。
第6図′の状態のテープが下側剥離紙切込み手段30に
移送されて来ると、シリンダ68を作動させて下型67
を上昇させて両面接着テープ5を上型66に向かって押
圧しつつ下側剥離紙22bに切込み31を形成し、第7
図に示す状態となる。
そして、分離手段32において、シリンダ78を作動さ
せて吸着口80より下部枠体2を吸着して両面接着テー
プ5から剥離吸着した後、シリンダ74によりここで吸
着口80を排出マガジン71上方に位置させる。シリン
ダ78を作動を解放して吸着を解くと、両面接着テープ
5及び下側剥離紙22bが一体に貼着された下部枠体2
が排出マガジン71内に落下収容される。この排出マガ
ジン71に収容された下部枠体2は上部枠体と組み合わ
せてイオン活量測定器具の完成品を生産する次の工程に
送られる。また、残りの両面接着テープ5は巻取ロール
82に巻き取られる。
次の工程へ送られた下部枠体2は、第13図に示すよう
に、間欠搬送機構86に載置されて間欠的に搬送される
。こうして搬送された下部枠体2が片面接着テープ89
の下方に来たとき、押圧ローラ90が下降して片面接着
テープ89に下部枠体2の下側剥離紙22bを付着させ
る。そして押圧ローラ90を転勤させて下側剥離22b
全面を片面接着テープ89に付着させ、巻取りロール8
8で下側剥離紙22bが付着した片面接着テープ89を
巻き取る。下側剥離紙22bが除去された下部枠体2は
、さらに間欠搬送され反転機構で反転されて両面接着テ
ープ5を下側にされる。間欠搬送機構86は反転された
下部枠体2が接着しないような形状にしである(図示せ
ず)。
この状態で間欠搬送機構86の終端まで搬送されると、
吸着搬送部材91が下降して下部枠体2を吸着した後上
枠搬送機構92へ搬送する。このとき上枠搬送機構92
は上部枠体1が間欠搬送されているので、吸着搬送部材
91を下降させて下部枠体2を上部枠体1に押圧させる
。すると下部枠体2の両面接着テープ5が上部枠体1に
接着し、イオン活量測定器具が完成する。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、両面接着テープに部材、
たとえば液体分析器具の下部枠体を貼り付けた後、その
貼着面の外周より若干内側に接着テープと片側の剥離紙
に切込みを入れることにより、前記部材を反対側の剥離
紙とともに、不要となった部分の両面接着テープから容
易に切離する。
両面接着テープが部材との貼着面よりその全外周につい
て内側で切り取られるので、両面接着テープの接着剤が
部材の貼着面より外にはみ出ることがなく、以後の工程
で加工装置や他の部材との無用の接着をおこさず作業を
能率よく行うことができる。
特に、本発明は、上部枠体と下部枠体とが一体に構成さ
れた液体分析器具、たとえばイオン活量測定器具の生産
に用いる場合に有効で、枠体の結合を能率的に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による加工装置の全体を示す概略図であ
る。第2図から第7図は加工装置の各部における両面接
着テープの状態を示す斜視図である。第8図は加工装置
の穿孔切込み手段の要部の斜視図、第9図は同上位置決
めローラーを示す斜視図、第10図は同上液分配部材接
着手段の要部の斜視図、第1)図は同上下部枠体接着手
段の一部断面した側面図、第12図は同上分離手段の一
部断面した側面図、第13図は第2分離手段及び接着手
段の斜視図である。第14図はイオン活量測定器具の分
解斜視図である。 1・・・上部枠体、2・・・下部枠体、3・・・電極、
4・・・液分配部材、5・・・両面接着テープ、21・
・・ロール、22a・・・上側剥離紙、22b・・・下
側剥離紙、24・・・エアーフィーダ、25・・・穿孔
切込み手段、27・・・剥離手段、28・・・液分配部
材接着手段、29・・・下部枠体接着手段、30・・・
下側剥離紙切込み手段、32・・・分離手段。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人弁理士田
中政浩 はか1名 第2図 叢3図 第4図 第5図 第621) 第7図 第8図 第9図 第10図 第12図 第14図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両面接着テープに少なくとも一つの部材を接着し
    て一体となるように加工する装置であって、両面に剥離
    紙が貼着された両面接着テープを巻き回したロールと、
    該ロールから両面接着テープを引き出す引出し手段と、
    該引き出された両面接着テープの上側又は下側剥離紙を
    剥ぎ取る剥離手段と、該上側又は下側剥離紙が剥離され
    た両面接着テープに少なくとも一つの部材を接着する接
    着手段と、該部材が接着された両面接着テープ及び下側
    又は上側剥離紙に該部材の貼着面より小さい形状の切込
    みを入れる切込み手段と、該切込みが入れられた両面接
    着テープから該部材、これに貼着された両面接着テープ
    及び下側又は上側剥離紙を切り離す分離手段とを具備し
    ていることを特徴とする加工装置
  2. (2)前記上側又は下側剥離紙が剥離された両面接着テ
    ープに接着される部材が、イオン活量測定器具における
    下部枠体であり、前記分離手段で切り離された下部枠体
    、これに貼着された両面接着テープ及び下側又は上側剥
    離紙から下側又は上側剥離紙を除去する第二の分離手段
    と、該下側又は上側剥離紙が除去された両面接着テープ
    にイオン活量測定器具における上部枠体を接着する接着
    手段とを具備している特許請求の範囲第1項記載の加工
    装置
  3. (3)前記上側又は下側剥離紙が剥離された両面接着テ
    ープに接着される部材が、イオン活量測定器具における
    上部枠体であり、前記分離手段で切り離された上部枠体
    、これに貼着された両面接着テープ及び下側又は上側剥
    離紙から下側又は上側剥離紙を除去する第二の分離手段
    と、該下側又は上側剥離紙が除去された両面接着テープ
    にイオン活量測定器具における下部枠体を接着する接着
    手段とを具備している特許請求の範囲第1項記載の加工
    装置
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CN114523681A (zh) * 2022-04-01 2022-05-24 四川艾医生医疗科技有限公司 一种用于可替换滤芯口罩的柔性贴面体自动粘贴装置

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