JPS6322360A - 荷物処理帯およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯の支持部が多数の縦素子から成る中心部分
である、荷物の吊−にげおよび帯掛けに用いられる帯お
よびこのような帯の製造方法に関する。

〔従来の技術〕

有用な荷物処ＦＢＩ！帯は強いこと、その形状を保持す
ることそしてホイストおよび荷物により生ゼしぬられる
局部機械応力に特に十分に耐えることを要求される。荷
物処理帯は伝統的に織ることにより製造されてきた。こ
のような帯は非常に頑丈で強いが、しかし一般に織物構
成は一方的な使用には高価である。小じんまりしたプラ
スチックから成る帯は一層安価であるが、しかし織物製
品はと頑丈でなく、耐摩耗性がなくまたは可焼性がない
。

縦糸のコイルから成る中心部分とこの中心部分を保護す
る外皮とを持つ帯も使用されている。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第２３５５５４８号明細
書はこの種の帯を開示しており、これら帯において縦糸
および外皮はプラスチックに似た合成利刺である。この
ような比較的安価な帯の個々の系または単繊維は時がた
つにつれて乱れてくる。すなわち帯は変形し、したがっ
て局部機械応力を受ける。ドイツ連邦共和国特許出願公
開第２８４７５６３号明細書または米国特許第４１３０
６８６号明細書におけるように糸または単繊維が接着さ
れる場合は、これらの縦素子の可焼性は除去され、帯は
堅くなりすぎる。

こういうわけで、製造しやすく、同時に強く、形状を保
持しかつホイストおよび荷物により生ぜしめられる局部
機械応力に十分に耐える荷物処理帯が発明されていなか
った。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、これらの良好な特性を持つ荷物処理帯
を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、縦素子が、帯とほぼ同じ幅を持ち、互いに重
ね合わされ、こうして帯の中心部分を形成する長いプラ
スチック膜であることを特徴としている。

本発明による荷物処理帯の補強膜は、従来の技術により
、連続膜に造られ得るポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリアミド、ポリエステルまたは他の同じような重合体
または共重合体またはそれらの混合物からの押出しまた
は吹込みによって製造できる。ポリオレフィン、ポリプ
ロピレンおよびポリエチレンは、本発明による帯の製造
に特に適した原材料である。なぜならばこれらの原Ｈ料
は、主に特別の目的に適している原Ｈ料、例えばポリア
ミドまたはポリエステルより安価であるからであ、る。

膜を縦方向に伸張させることにより単一軸線方向に向け
ることができ、それにより膜が著しく強められ有利であ
る。膜は薄いから、膜の分子の配向の程度は小じんまり
した帯の配向の程度よりはるかに高いので、膜の引張強
さは非常に大きくなる。

ポリプロピレンおよびポリエチレンは良好な結晶化能力
、良好なヒートシール可能性を持っておりかつ市軸線方
向の配向により十分に補強され得る。膜の引張強さは最
低４００、なるべく５０ＯＮ／ｍｍ２（原月料特性的に
は５．５ないし６．５ｃＮ／ｄｔｅｘ）でなければなら
ない。もしそうでなければ膜は吊上げおよび帯揚は状態
で伸張してしまう。他方では、膜の数を大いに増やすこ
とにより帯を補強することは費用がかかりすぎる。

最も有利な膜厚さは約０．０３ないし０．０５ｍｍであ
る。

本発明により製品を製造する場合は、本発明による荷物
処理帯を製造するために種々の膜材料および配向の種々
の方向および程度で最適に重ねることができる。例えば
帯の内側層が大きい引張強さを持ち、表面層が大きい摩
耗強さと破裂強さとを持つことは好ましい、この目的の
ために、適当な市販のポリオレフィン型が利用でき、多
層膜も使用できる。

上述した補強膜から作られた、本発明による荷物処理帯
の構造は、膜から多層で重ね合わされた帯である基本単
位体から得られる。膜層の数は１０以上、なるべく２０
以上、最も好ましいのは２０ないし８０である。膜の端
部がしつかり固定されていない場合は、２０以下の膜層
は勧められない。膜の幅はその使用目的に応じて非常に
痩化する。

帯の幅を持つプラスチック膜を、互いに分離させて、屯
に重ね合オつせることによって製造された簡単な帯構造
は、荷物処理のために非常に限られた程度しか使用でき
ない。層が互いに重ね合わされてコイルの形をしており
かつそれぞれの個別膜の端部が固定されている場合は、
このような帯に使用がｉＪ能である。こうして製造され
た多重量−Ｉ―げスリングの能率は、層の数に応じて８
０ないし９５％までに達する。

上述した基本構造から、一方向型荷物処理帯に適した一
層有利な構造を非常に簡単に生ぜしめることができる。

その原理は、個々の膜層がまとめられて、例えば吊上げ
かぎまたは荷物の縁かに４の間へ入ることができないこ
とである。

これは、帯より輻の広い保護膜で帯を包囲することによ
って可能であり、この膜の縁がヒーｈシールされまたは
接着剤を用いて接着されて外皮を形成し、この外皮がＵ
をまとめかつ保護する。外皮に適した保護□□□は、ヒ
ートシール可能な（他のプラスチック溶接法も使用でき
る）または接着可能な（例えば熱間溶融接着）いかなる
プラスチックまたはエラストマーでもよい。個々の膜層
はこれらすべての膜の縁を接着またはピー１ヘシールす
ることによりまたは適切な接着剤を用いて個々の帯膜を
その全範囲にわたって接着することにより、まとめられ
得る。

多様の使用に適した帯構造は複数の保護膜層で強い基本
膜帯構造を被覆することにより有利に得られる。この場
合は、危険な摩耗度を決めるために保護膜層に標識を付
けることができる。

重合体融成物で被覆された基本帯構造は、多様の使用に
も適している。このような融成物被覆のために使用され
る材料はもちろん基本構造の材料に依存する。こうして
ポリプロピレン基本構造は低溶融ポリエチレン、サク酸
エチレンビニール共重合体、軟化ポリ塩化ビニールまた
は場合によってはポリウレタンで有利に被覆され得る。

被覆のためにエラストマーもイリ！用できる。

本発明による帯構浩は上述の構造の組合せでもよい。

多層膜から製造されるべき荷物処Ｐ１ｊ帯の製品形式は
多重および二重吊上げスリング（無端帯）および荷物帯
掛は帯（連続帯）を含んでいる。二重吊上げスリングの
場合は中心におけるループの結合は、例えば膜帯の横ラ
ッシングにより達成できる。ループを持つ荷物帯掛けＷ
５を製造したい場合は（かぎまたはループ鉄はループに
取り付けられる）、帯揚は装置の閉じられた金属端部を
巻付は段階と同じ時期に帯に形成されたループに通すこ
とができる。織物帯構造のループ用の継手を高ＲＩ３＝
で製造することは困難であるから、互いに重ね合わされ
た膜から形成された帯のこの無端構造において、ループ
の継手の能力は織物帯にあるとじ合せ継手の能力より高
い、荷物帯掛は帯において、膜層の間の摩擦結合は帯揚
は鎖錠における高い保持能力をもたらす。

さらに本発明は荷物処理帯の製造方法に関する。この発
明は、無端帯が、十分な数の補強膜層が胴の回りにウェ
ブに形成されるまで補強プラスチック膜を１つまたは複
数の回転胴に巻き、その後に最後の膜層が−切り取られ
かつこの膜層の端部が固定されることにより製造される
ことを特徴としている。胴を包囲するウェブ、すなわち
製造される無端帯の長さは、胴の間隔または胴の周長さ
をそれぞれ調節することにより調整できる。１つまたは
複数の帯の幅を持つ補強帯を同時に複数のロールの膜か
ら同じウェブに巻くことにより、ウェブの端部において
複数の帯の幅を持つ積層膜を所望の幅の帯になるように
切断することによりかつこれらの帯を巻いて所望の長さ
の連続帯にすることにより連続帯を製造することができ
る。

□本発明の好ましい実施例によれば、ます補強膜より幅
の広い保護膜の１つまたは複数の層が巻き付けられ、そ
の後に補強ＦＪ層が巻き付けられ、最後に１つまたは複
数の層の広い保護膜が再び巻き付けられ、その扱に補強
膜を越えて延びている保護膜縁がヒートシールされて外
皮を形成し、補強膜により形成される中心部分を保護す
る。無端帯が製造される場合は、これらの段階は連続し
て行なわれ、連続帯が製造される場合は、これらの段階
は同時に行なわれる。

膜を帯幅に切断することは巻付けの前または後に行なえ
る。さらに、補強膜層を巻付は前に切断することにより
かつ初めおよび終りに巻き付けられる保護膜層を巻付は
後に切断することにより帯を製造することもできる。こ
の場合は、最初の幅広いロールの補強膜が、帯の幅を持
つロールになるように切断され、これらのロールは軸上
において適切な相互間隔に移され、またはこれらのロー
ルは巻付は段階においてのみ切断および分層される。巻
付けは、ます保護膜ロールから胴に巻き付け、巻き付け
られるべき帯の全体の組み合わされた幅より少し大きい
幅を持つ中断しない保護膜にすることにより始まる。

それから予め切断された補強膜は保護膜に巻かれる。十
分な数の補強膜層が巻き付けられている場合は、１つま
たは複数の層の切断されていない保護膜が層の上に巻か
れる。

この段階において接着剤の条を保護膜に塗布することが
でき、これらの接着剤の条は、縦方向に帯の間にかつ最
も外側に位置する帯の外側へ流れる。最後に、保護膜は
押圧されかつ切断され、この切断は、保護層を接着剤で
接着しようとする場合は冷間切断により、または接着剤
を使用せずに保護膜をヒートシールしようとする場合は
熱１ｍｆｊＪｌｆすることによって行なわれる。

上述の膜製造方法は、保護膜の一部または全部を補強膜
に取り替え、それにより得られる帯の機械的特性が変え
られるように行なうこともできる。

全範囲にわたって接着剤で接着された腹帯または縁にお
いてのみ接着剤で接着されまたは溶接された構造が生せ
しめられる場合は、幅の広い強い膜が複胴または単胴法
により巻き付けられ、接着剤の塗布は巻付は段階中に行
なわれ、最後に、帯は幅の広い膜から冷間切断（接着剤
で接着された膜）または熱間切断（同時の接着および切
断）により切り取られる。

融成物被覆、吹付けまたは浸漬被覆法により被覆しよう
とする場合は、複銅巻き法が実際的な理由から使用でき
る。

連続したいわゆる荷物帯揚は帯は、例えば１つまたは複
数の帯の幅を持つ補強膜を同時に複数のロールの膜から
同じウェブに巻き付けることにより、複数の帯の幅を持
つ積層をウェブの端部において所望の幅の帯になるよう
に切断することにより、かつ帯を連続荷物処理帯になる
ように巻くことにより補強できる。接着および切断また
は熱間切断は−Ｉ−述のやり方と同じやり方で行なわれ
る。

〔実施例〕

本発明による荷物処理帯の実施例を添付の図面により以
下に説明する。

本発明による荷物処理帯はすべて第１図に示した基本帯
構造に基づいている。第２図による、膜から作られてい
る多重吊上げスリングにおいては、巻き付けられた膜の
端部だけが固定されており、この場合継手の能率は膜層
の数に応じて８０ないし９５％に達する。

第３ａ）図ないし第３ｅ）図の一方向型荷物処理帯は第
１図の蔵本構造の膜素子を組み合わせることにより得ら
れる。これらの膜は一層幅の広い保護膜により包囲され
、この保護膜は１つの３ａ）継手または２つの３ｂ）Ｒ
ｊＡ手を使用することにより基本帯構造の回りにヒート
シールまたは接着されている。第３ｃ）図は基本構造の
膜がその縁においてのみ接着剤で接着されている構造を
示し、第３６）図は基本構造の膜がその全範囲にわたっ
て接着剤で接着されている構造を示し、第３ｅ）図は基
本構造の膜の縁が溶接されている構造を示している。

第４ａ）図ないし第４’　ｃ）図は主に多重吊上げ用に
使用できる構造を示している。第４ａ）図は基本帯構造
の材料の融点より低い融点を持つ材料で融成物被覆され
た帯構造を示している。第４ｂ）図は基本帯構造が１つ
以上の保護膜層により保護される帯を示している。第４
ｃ）図は保護膜が、例えば５ないし１０重になって、こ
の場合荷物の吊−にげの際に良好な紛衝効果が得られる
補強膜である帯を示している。

第５ａ）図ないし第５ｃ）図は本発明による荷物処理帯
の好ましい種類の製品を示している。第５ａ）図は無端
帯がら作られた多重吊上げスリングを示している・第５
ｂ）図は勲端帯がら作られた二重吊上げスリングを示し
ており、この場合はループが中央において帯のＩ黄うッ
シングにより結合されている。第５ｃ）図は荷物を帯掛
けするのに用いられる連続帯を示している。

第６ａ）図および第６ｂ）図は本発明による荷物処理帯
の好ましい製造方法を示している。第６ａ）図において
、補強膜はロール１か６２つの胴２および３に巻き付け
られて無端の荷物処理帯を補強する。十分な数の層が互
いに巻かれている場合は、膜が切り取られかつこの膜の
端部が固定される。製造された無端帯の長さは、胴の間
隔を調節することにより、１つの胴３を別の位ｆｌｉｔ
（３ａおよび３ｂ）へ移動させることにより予め設定で
きる。第６ｂ）図において補強膜はロールｌから胴４に
巻き付けられ、この胴の周長さは調整できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は帯の基本構造の断面図、第２図は多重吊上げス
リングの側面図、第３ａ）図ないし第３ｅ）図は一方向
型荷物処理帯の断面図、第４ａ）図ないし第４ｃ）図は
多重吊上げ型荷物処理スリングの断面図、第５ａ）図な
いし第５ｃ）図は本発明による荷物処理帯がら製造され
た各種製品の構成図、第６ａ）図および第６ｂ）図は無
端膜帯用の巻付は裂開の構成図である。 ｌ・・・ロール、２，３．４・・・胴 ニＥｉ３Ｇ） 二ＬＩｉ３ｂ） 二Ｌ々１．３ｃ） 二り石５３ｄ） Ｍ３ｅ） １Ｌ々ｉ子Ｑ） ｂ４ｂ） 手続補正書（−Ｂ剤 昭和６２年　７月３０日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　帯の支持部が、互いに重ね合わされた多数の平行な
   プラスチック膜層から成る中心部分である荷物の吊上げ
   および帯掛けに用いられる帯において、この中心部分が
   プラスチックまたはエラストマーの保護膜外皮により包
   囲されることを特徴とする帯。 ２　互いに重ね合わされたプラスチック膜層の数が最低
   ２０、なるべく２０ないし８０であることを特徴とする
   、特許請求の範囲第１項に記載の帯。 ３　補強プラスチック膜が膜原材料に適したプラスチッ
   ク、なるべくポリオレフィン、最も好ましいのはポリプ
   ロピレン、ポリエチレンまたはそれらの共重合体または
   誘導体であることを特徴とする、特許請求の範囲第１項
   または第２項に記載の帯。 ４　補強プラスチック膜が縦方向に向けられていること
   を特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第３項のう
   ち１つに記載の帯。 ５　保護膜外皮がヒートシールまたは接着された１つま
   たは２つの部分から成り、これらの部分が１つまたは複
   数の保護膜層を持つていることを特徴とする、特許請求
   の範囲第１項ないし第４項のうち１つに記載の帯。 ６　補強プラスチック膜がその端部においてまたは全区
   域にわたつて接着剤で接着されることを特徴とする、特
   許請求の範囲第１項ないし第５項のうち１つに記載の帯
   。 ７　補強プラスチック膜層から成る中心部分が重合体の
   融成物で覆われ、この融成物の軟化点が補強膜層の材料
   の軟化点より低いことを特徴とする、特許請求の範囲第
   １項ないし第６項のうち１つに記載の帯。 ８　無端帯が多重または二重吊上げスリングを構成して
   いることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第
   ７項のうち１つに記載の帯。 ９　帯が連続帯から成ることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項ないし第８項のうち１つに記載の帯。 １０　補強プラスチック膜帯が多層無端帯を形成するよ
   うに巻かれる、荷物の吊上げおよび帯掛けに用いられる
   帯の製造方法において、この巻回に関連して多層無端帯
   がプラスチックまたはエラストマー外皮で包囲されるこ
   とを特徴とする、帯の製造方法。 １１　外皮が、ます補強プラスチック膜帯より幅の広い
   １つまたは複数の層の保護膜帯を１つまたは複数の胴に
   巻くことにより形成され、その後に多数の層の補強プラ
   スチック膜帯が同じ胴に巻かれ、最後に再び１つまたは
   複数の層の幅の広い保護膜帯が巻かれ、その後に、補強
   膜を越えて延びている保護膜縁がヒートシールされまた
   は接着剤を用いて接着されて、補強膜から成る中心部分
   を保護する外皮を形成することを特徴とする、特許請求
   の範囲第１０項に記載の方法。 １２　無端帯またはスリングの長さが、複数の胴の間隔
   を調節することによりまたはこの唯１つの胴の周長さを
   変えることにより決められることを特徴とする、特許請
   求の範囲第１１項に記載の方法。 １３　巻回に関連して、補強プラスチック膜を接着する
   ために接着剤が補強プラスチック膜の縁にまたは補強プ
   ラスチック膜の表面にわたつて塗布されることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１０項ないし第１２項のうち１
   つに記載の方法。 １４　外皮が、補強帯から巻されて、重合体融成物で帯
   を覆うことにより、融成物被覆により、吹付けによりま
   たは浸漬技術により、なるべく被覆が直接複胴巻回に関
   連して行なわれるようにして、形成されることを特徴と
   する、特許請求の範囲第１０項に記載の方法。