JPS6322327Y2 - - Google Patents

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JPS6322327Y2
JPS6322327Y2 JP1981183245U JP18324581U JPS6322327Y2 JP S6322327 Y2 JPS6322327 Y2 JP S6322327Y2 JP 1981183245 U JP1981183245 U JP 1981183245U JP 18324581 U JP18324581 U JP 18324581U JP S6322327 Y2 JPS6322327 Y2 JP S6322327Y2
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JP
Japan
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sleeve
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bag
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JP1981183245U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は部材と部材との結合構造に係り、特に
人形の頭部と胴体のような袋状あるいは中実の部
材間の相対回動を可能にした結合構造に関するも
のである。
一般に一対の部材を相対回動可能に結合する場
合、例えば人形の頭部と胴体のように、胴体に対
して頭部を回動自在に取付ける場合、頭部あるい
は胴体のいずれか一方に突部を設け、他方に穴を
形成して両者を嵌合させる結合構造が最も単純な
ものとして利用されているが、嵌合の強弱状態に
よつては回転し難くなつたり、逆に無節度で回転
して安定性がなくなる等の問題がある。このた
め、従来では相対回動する部材を弾性的に摺接結
合する構造が提案されているが、この場合には両
部材の両方若しくは少なくとも一方から冶具を結
合部内に差し入れて結合を行なうことが必要とさ
れるため、人形のように少なくとも一方の部材の
外部に穴(冶具差入れ用の穴)を設けることが外
観上好ましくなかつたりあるいは不可能な袋状あ
るいは中実部材の場合には従来構造をそのまま採
用することはできない。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、中実
部材2に突設して形成された凹穴8を有する円筒
状の第2スリーブ6を結合補助部材4の嵌入孔1
4に嵌入しこの結合補助部材4により前記凹穴8
に組み込んだスプリング21を中実部材2に圧接
してこのスプリング21の弾圧力によつてこの結
合補助部材4と前記中実部材2とを相対回動可能
に結合するとともに、袋状部材3に形成された第
1スリーブ3の係合片12,13が前記結合補助
部材4の係合溝16に嵌入されてロツク片27の
弾性に抗して係合されて、前記袋状部材3と前記
結合補助部材4とを固定的に結合することによ
り、例えば、人形の頭部及び胴体が袋状あるいは
中実部材で形成されていても部材の相対回動を安
定なものにすると共にその組立を容易に行なうこ
とができる結合構造を提供することを目的として
いる。
以下、本考案を図示の実施例により説明する。
第1図は本考案を人形に適用した実施例であ
り、この人形1は部材の一方である胴体2に対し
て他方の部材である頭部3を所定角度内で回動で
きるように構成し、かつ胴体2と頭部3との間に
介装した結合補助部材4を首輪として利用構成し
たものである。
即ち、第2図に示すように縦方向に2分割に形
成してこれを貼合せあるいはボルト結合等によつ
て一体化した胴体2の上端部、つまり頭部取付位
置には外フランジ5を有する円筒状の胴スリーブ
6を突設し、かつこの胴スリーブ6の下部の外周
一部にはストツパ7を一体に形成している。ま
た、胴スリーブ6の内底部には孔8および袋部9
を形成し、この袋部9内にその頭部10aを収納
した結合ボルト10を孔8を通して胴スリーブ6
の上方位置にまで突出させている(第4図参照)。
一方、頭部3は同様にして2分割形成したものを
貼合せやボルト等によつて一体化しており、その
下部には短寸法の頭スリーブ11を下方に突設し
ている。そして、この頭スリーブ11の下辺外周
には径方向に対向位置する一対の係合片12,1
3を一体に形成している。この場合、各係合片1
2,13はその円周方向の長さを相違させ、係合
片13の方を長くしている。
前記結合補助部材4は、第3図A,B,Cに合
わせて示すように表面側(上側)中央に凹穴14
を有すると共に、裏面側(下側)には凹穴14の
周囲に環状の凹溝15を形成し、更にこの凹溝1
5の周囲に相当する表面側(上側)には環状の係
合溝16を形成している。そして、第4図に示す
ように、この結合補助部材4を胴体2の胴スリー
ブ6上に被せたときには、前記結合ボルト10お
よびこのボルトに被せたカラー17が凹穴14底
部の透孔18を挿通し、かつ胴スリーブ6はフラ
ンジ5上面を凹溝15上底面に接触させた状態で
凹溝15内に侵入位置される。更に前記結合ボル
ト10の先端にはカラー17とナツト19とを取
付けてこの間にワツシヤ20を挾持し、このワツ
シヤ20と凹穴14底部との間に圧縮スプリング
21を弾装している。この結果、このスプリング
21の弾圧力によつて結合補助部材4は凹溝15
上底面とフランジ5との間ないし凹穴14底部と
胴体2上面との間で弾接し、両者は摩擦的にかつ
相対回動可能に結合する。なお、結合補助部材4
の裏面の凹溝15周縁には90゜の中心角の溝22
を形成しており、前記した結合時にはこの溝22
内に前記ストツパ7が侵入位置し、溝端部とスト
ツパとの衝接によつて前記結合補助部材4の回動
角を90゜に限定している。
更に前記結合補助部材4の係合溝16には、前
記頭部2に設けた係合片12,13に夫々相対す
る切欠部23,24を形成し、かつこれら各切欠
部23,24と円周方向(時計回り方向)に隣り
合う位置にはひさし状の係合部25,26を形成
している。また、一方の切欠部24の底面には時
計方向に延出しかつその先端を若干上方に向けた
舌片状のロツク片27を切起し形成している。し
たがつて、頭部3を結合補助部材4上に被せたと
きには、各係合片12,13が切欠部23,24
内に嵌入しながら頭スリーブ11は係合溝16内
に嵌入し、かつ頭部3を時計方向に回動すること
により係合片12,13はひさし状の係合部2
5,26内に夫々圧入状態に進入し、これにより
頭部3を結合補助部材4に固定的に取付けること
ができる。このとき、ロツク片27は第3図Cの
仮想線のように係合片13によつて底面側に変形
されるが、係合片13が所定位置に回動されたと
きに上方へ復帰し(同図実線)、その先端が係合
片13と衝接することにより係合片13の復回動
を阻止して頭部の離脱を防止する。なお、係合片
12,13および切欠部23,24は夫々長さが
相違するため、例えば大きな係合片13が小さな
切欠部23内に嵌入することはなく、頭部の誤つ
た取付を防止する。
以上の構成によれば、人形の組立に際しては先
ず2分割形成された胴体を貼合せあるいは図外の
ボルト等によつて一体形成するときに袋部9内に
結合ボルト10の頭部10aを収納させかつ先端
を胴スリーブ6から突出させておく。しかる上で
ボルト10にカラー17を嵌装し、その上で結合
補助部材4を胴スリーブ6上に被せ、更にカラー
17の周囲に圧縮スプリング21を嵌装してワツ
シヤ20およびナツト19にてこの圧縮スプリン
グ21を凹穴14内に弾装すれば、結合補助部材
4は胴体2上面に弾接する。これにより、結合補
助部材4は適度な摩擦力が付与された状態でボル
ト10回りに回動可能とされる。但し、回動角は
溝22とストツパ7とで90゜に限定される。なお、
ナツト19の締付を調節することにより弾圧力を
変化させることができる。
次に、結合補助部材4に対して頭部3を被せて
ゆき、係合片12,13を夫々切欠部23,24
に嵌入した後これを時計方向に回動させる。この
ため、係合片12,13は係合溝16内を移動し
てひさし状の係合部25,26内に圧入される。
そして、ロツク片27の先端に一方の係合片13
が衝接し、反時計方向の回動つまり離脱が防止さ
れて頭部を結合補助部材4に固定的に取着するこ
とができる。
したがつて、この構造によれば、頭部3や胴体
2が袋状や中実に形成されている場合にも冶具挿
入用の孔等を設ける必要はなく、外観を良好に維
持できると共に、その結合作用に際しても特殊な
冶具を必要とせずこれを極めて簡単に行なうこと
ができる。また、組立てられた状態では、スプリ
ング21の弾圧力によつて適切な摩擦力が付与さ
れ、頭部の回動を節度をもつて安定に行なうこと
ができるのである。
ここで、前記実施例は本考案を人形の頭部と胴
体との結合部に適用した例であるが、互に相対回
動させる部材間の結合であれば一般的な機械部品
や器具の結合構造にも同様に適用できる。但しこ
の場合には、結合補助部材の形状を適宜変更する
ことは言うまでもない。
以上のように本考案の結合構造によれば、中実
部材2に突設して形成された凹穴8を有する円筒
状の第2スリーブ6を結合補助部材4の嵌入孔1
4に嵌入しこの結合補助部材4により前記凹穴8
に組み込んだスプリング21を中実部材2に圧接
してこのスプリング21の弾圧力によつてこの結
合補助部材4と前記中実部材2とを相対回動可能
に結合するとともに、袋状部材3に形成された第
1スリーブ3の係合片12,13が前記結合補助
部材4の係合溝16に嵌入されてロツク片27の
弾性に抗して係合されて、前記袋状部材3と前記
結合補助部材4とを固定的に結合するようにした
ため、例えば、人形の頭部及び胴体が袋状あるい
は中実部材で形成されていても相対回動を安定な
ものにすると共にその組立てを容易なものにでき
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は人形の外観図、第2図は結合部の部分
分解斜視図、第3図は結合補助部材を示し、Aは
平面図、Bは底面図、CはAのCC′線拡大図、第
4図は組立状態の縦断面図である。 2……胴部、3……頭部、4……結合補助部
材、6……胴スリーブ、10……結合ボルト、1
1……頭スリーブ、12,13……係合片、16
……係合溝、21……スプリング、23,24…
…切欠部、25,26……係合部、27……ロツ
ク片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋状部材3とその内部に一部が相対的に回動で
    きるように組付けられる中実部材2との結合構造
    において、中心に嵌入孔14及び前記嵌入孔14
    に連設した係合溝16及び係合溝16の入口端に
    弾性体のロツク片27が形成された結合補助部材
    4を備え、前記袋状部材3には係合片12,13
    を有する第1スリーブ11を形成し、前記中実部
    材2には凹穴8を有する円筒状の第2スリーブ6
    を突設するとともに、この第2スリーブ6を前記
    嵌入孔14に嵌入し、前記結合補助部材4により
    前記凹穴8に組み込んだスプリング21を中実部
    材2に圧接してこのスプリング21の弾圧力によ
    つて前記結合補助部材4と前記中実部材2とを相
    対回動可能に結合するとともに、前記第1スリー
    ブ11の係合片12,13が前記係合溝16に嵌
    入して前記ロツク片27の弾性に抗して係合させ
    ることにより前記袋状部材3と前記結合補助部材
    4とを固定的に結合するようにしたことを特徴と
    する結合構造。
JP18324581U 1981-12-09 1981-12-09 結合構造 Granted JPS5886187U (ja)

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JP18324581U JPS5886187U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 結合構造

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JP18324581U JPS5886187U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 結合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5886187U JPS5886187U (ja) 1983-06-11
JPS6322327Y2 true JPS6322327Y2 (ja) 1988-06-20

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ID=29982339

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JP18324581U Granted JPS5886187U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 結合構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5089585U (ja) * 1973-12-19 1975-07-29

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JPS5886187U (ja) 1983-06-11

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