JPS63223117A - 溶鋼の撹拌装置 - Google Patents
溶鋼の撹拌装置Info
- Publication number
- JPS63223117A JPS63223117A JP5555787A JP5555787A JPS63223117A JP S63223117 A JPS63223117 A JP S63223117A JP 5555787 A JP5555787 A JP 5555787A JP 5555787 A JP5555787 A JP 5555787A JP S63223117 A JPS63223117 A JP S63223117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lance
- molten steel
- steel
- stirring
- molten
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003756 stirring Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 27
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 238000009628 steelmaking Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 abstract description 11
- 239000002893 slag Substances 0.000 abstract description 10
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 3
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 3
- 238000007670 refining Methods 0.000 abstract 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 abstract 1
- 230000003009 desulfurizing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 abstract 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000012733 comparative method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、ガス攪拌可能な製鋼炉、特に浴表面績が広く
て鋼浴深さの浅く、ガス攪拌でスラグと溶鋼との反応を
促進するのが困難な製鋼炉に好適な溶鋼の攪拌装置に関
する。
て鋼浴深さの浅く、ガス攪拌でスラグと溶鋼との反応を
促進するのが困難な製鋼炉に好適な溶鋼の攪拌装置に関
する。
［従来技術］
従来の製鋼炉用のインジェクションランスはランス昇降
装置に連結され、昇降のみ可能となっている。このタイ
プのランスは製鋼炉が転炉のように浴表面績の狭いもの
では特に問題はないが、浴表面績が広く、鋼浴深さが浅
いいわゆるシャローパスでは、浴表面全体を均一に攪拌
するのは困難であった。
装置に連結され、昇降のみ可能となっている。このタイ
プのランスは製鋼炉が転炉のように浴表面績の狭いもの
では特に問題はないが、浴表面績が広く、鋼浴深さが浅
いいわゆるシャローパスでは、浴表面全体を均一に攪拌
するのは困難であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、鋼浴深さが
浅く、浴表面績の広い製鋼炉でも効率よくスラグと溶鋼
の反応を促進させることができる製鋼炉の攪拌装置を提
供することを目的とする。
浅く、浴表面績の広い製鋼炉でも効率よくスラグと溶鋼
の反応を促進させることができる製鋼炉の攪拌装置を提
供することを目的とする。
［問題点を解決する手段］
本発明は、水平方向移動装置にランス昇降装置及びラン
ス回転装置を介してインジェクションランスを取付け、
このランスの先端を折曲げて製鋼炉内の溶鋼中に挿入さ
れるようになし、かっこのインジェクションランスにガ
ス及び粉体の輸送管を連結してなる溶鋼の攪拌装置であ
る。
ス回転装置を介してインジェクションランスを取付け、
このランスの先端を折曲げて製鋼炉内の溶鋼中に挿入さ
れるようになし、かっこのインジェクションランスにガ
ス及び粉体の輸送管を連結してなる溶鋼の攪拌装置であ
る。
この攪拌装置によれば、水平移動装置によりインジェク
ションランスを上下、左右、前後に移動させながら任意
位置での攪拌が可能であり、スラグと溶鋼とをガス攪拌
により製鋼炉全体にわたって効率よく反応させ、例えば
脱Ｓ、脱Ｏ１（Ｍ ｎ Ｏ）、（Ｃｒ２０３）等の酸化
物の還元等を有効におこなうことができる。
ションランスを上下、左右、前後に移動させながら任意
位置での攪拌が可能であり、スラグと溶鋼とをガス攪拌
により製鋼炉全体にわたって効率よく反応させ、例えば
脱Ｓ、脱Ｏ１（Ｍ ｎ Ｏ）、（Ｃｒ２０３）等の酸化
物の還元等を有効におこなうことができる。
［実施例］
第１図は本発明の一実施例を示す攪拌装置である。この
装置は、製鋼炉ｌｌ内のスラグと溶鋼とをガス攪拌する
もので、自走式台車１２（水平方向移動装置）にランス
昇降装置１３及びランス回転装置１４を介してランス１
５を連結して構成されている。
装置は、製鋼炉ｌｌ内のスラグと溶鋼とをガス攪拌する
もので、自走式台車１２（水平方向移動装置）にランス
昇降装置１３及びランス回転装置１４を介してランス１
５を連結して構成されている。
自走式台車１２は製鋼炉１１の周囲を任意方向、即ち前
後、左右に移動可能なものである。また前記ランス昇降
装置１３はこの台車に取付けられ、ランス回転装置１４
及びランス１５を昇降動するものである。
後、左右に移動可能なものである。また前記ランス昇降
装置１３はこの台車に取付けられ、ランス回転装置１４
及びランス１５を昇降動するものである。
ランス回転装置１４はここに取付けたランス１５を矢印
方向又はこれと逆方向に回転させるものである。
方向又はこれと逆方向に回転させるものである。
前記ランス１５は先端を製鋼炉方向に折曲げて、溶鋼内
に挿入可能となっており、このランスの折曲げ先端には
横方向にガス及び粉体の噴出し口１Ｂが形成されている
。さらにランス１５には輸送管１７が連結され、ここか
ら攪拌用のガス及び粉体をランス内に送るようになって
いる。
に挿入可能となっており、このランスの折曲げ先端には
横方向にガス及び粉体の噴出し口１Ｂが形成されている
。さらにランス１５には輸送管１７が連結され、ここか
ら攪拌用のガス及び粉体をランス内に送るようになって
いる。
このように（ＩＭ成された攪拌装置は例えば第２図に示
すように、ランス回転装置１４をを作動してランスの浸
漬深さを所望位置に設定し、必要に応じてランス回転装
置１４を作動させてランス先端を揺動させながら台車１
２を移動させて、ランスを破線に示すように製鋼炉１１
の周方向に沿って移動させる。このことにより浴全体で
攪拌がまんべんなくおこなわれる。
すように、ランス回転装置１４をを作動してランスの浸
漬深さを所望位置に設定し、必要に応じてランス回転装
置１４を作動させてランス先端を揺動させながら台車１
２を移動させて、ランスを破線に示すように製鋼炉１１
の周方向に沿って移動させる。このことにより浴全体で
攪拌がまんべんなくおこなわれる。
次に第１図に示す攪拌装置を使用して溶鋼とスラグとを
攪拌した。その条件及び結果を以下に示す。
攪拌した。その条件及び結果を以下に示す。
製鋼条件
製鋼炉；５０トン電気炉
溶ｆｖ４量；５０トン
溶鋼深さ：最大８００１！１ＬＩｌ
炉内径； ４００＋ａｍ
攪拌条件
ランス浸漬深さ： ６００ａ＋ｍ
ガスの種類：アルゴン
ガス流量１００ＯＮ ｌ ／ ａｋｉｎ攪拌結果
還元前肩鋼［Ｃ］ ：約０．５％
還元前［Ｃｒコ ：約１８％
還元前（Ｃｒ２０３ ） ： １０〜２０％総攪拌時
間：２０分 温度（℃） ：１Ｂ００〜１６５０℃この実施例では
、攪拌前（還元前）及び所定時間攪拌後（還元後）に、
第２図に示すＡ点及びＢ点でスラグをサンプリングし、
塩基度と（Ｃｒ２０３）との関係を調べた。まな比較の
ため製鋼条件、攪拌条件を実施例と同様とした比較方法
（ランスを固定した場合）についても同様に調べた。そ
の結果を第３図に示す。ここで第３図の曲線は温度１６
２５℃、Ｃｒ１８％、Ｓ ｉ ０．２％の場合のマクロ
イーランジエンベルブの式を示し、各記号の意味は下記
表に示すとおりである。
間：２０分 温度（℃） ：１Ｂ００〜１６５０℃この実施例では
、攪拌前（還元前）及び所定時間攪拌後（還元後）に、
第２図に示すＡ点及びＢ点でスラグをサンプリングし、
塩基度と（Ｃｒ２０３）との関係を調べた。まな比較の
ため製鋼条件、攪拌条件を実施例と同様とした比較方法
（ランスを固定した場合）についても同様に調べた。そ
の結果を第３図に示す。ここで第３図の曲線は温度１６
２５℃、Ｃｒ１８％、Ｓ ｉ ０．２％の場合のマクロ
イーランジエンベルブの式を示し、各記号の意味は下記
表に示すとおりである。
サンプリング ランス ランス
位置 時期 固定 移動
比較法 本発明法
Ａ 還元前 × ・
還元後 ■ ■
Ｂ 還元前 △ ム
還元後 ◎ ［有］
ランスを固定した従来の方法では、Ｂ点における還元後
の（Ｃｒ２０３ ）が前記マクロイーライジエンベルブ
の式を示す曲線よりも上にあり、クロムの還元状況が不
良であることが分る。これに対してランスを移動した本
発明方法では点［有］で示すように上記曲線の下にあり
、還元状況が改善されていることが分る。
の（Ｃｒ２０３ ）が前記マクロイーライジエンベルブ
の式を示す曲線よりも上にあり、クロムの還元状況が不
良であることが分る。これに対してランスを移動した本
発明方法では点［有］で示すように上記曲線の下にあり
、還元状況が改善されていることが分る。
［発明の効果コ
本発明はインジェクションランスを所望方向に移動させ
て、浴表面全体をまんべんなく攪拌するのでスラグと溶
鋼の反応を促進し、脱Ｓ、脱０、（ＭｎＯ）、（Ｃｒ２
０３）等の還元を有効におこなえ、特に、鋼浴深さが浅
＜、浴表面積の広い製鋼炉に適用すれば顕著な効果を発
揮する。
て、浴表面全体をまんべんなく攪拌するのでスラグと溶
鋼の反応を促進し、脱Ｓ、脱０、（ＭｎＯ）、（Ｃｒ２
０３）等の還元を有効におこなえ、特に、鋼浴深さが浅
＜、浴表面積の広い製鋼炉に適用すれば顕著な効果を発
揮する。
第１図は本発明の一実施例を示す製鋼炉及びその攪拌装
置の説明図、第２図は同攪拌装置の作用説明図、第３図
は本発明の実施例における実験結果を比較例とともに示
す図である。 １１・・・製鋼炉、１２・・・自走式台車、１３・・・
ランス昇降装置、１４・・・ランス回転装置、１５・・
・ランス、１Ｇ・・・噴出し口、１７・・・輸送管 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図
置の説明図、第２図は同攪拌装置の作用説明図、第３図
は本発明の実施例における実験結果を比較例とともに示
す図である。 １１・・・製鋼炉、１２・・・自走式台車、１３・・・
ランス昇降装置、１４・・・ランス回転装置、１５・・
・ランス、１Ｇ・・・噴出し口、１７・・・輸送管 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図
Claims (1)
- 水平方向移動装置にランス昇降装置及びランス回転装置
を介してインジェクションランスを取付け、このランス
の先端を折曲げて製鋼炉内の溶鋼中に挿入されるように
なし、かつこのインジェクションランスにガス及び粉体
の輸送管を連結してなる溶鋼の攪拌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5555787A JPS63223117A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 溶鋼の撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5555787A JPS63223117A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 溶鋼の撹拌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63223117A true JPS63223117A (ja) | 1988-09-16 |
Family
ID=13002001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5555787A Pending JPS63223117A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 溶鋼の撹拌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63223117A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016089273A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 溶融金属の撹拌方法及び溶融金属の撹拌設備 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57144879A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-07 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Bottom blowing arc furnace for steel making |
| JPS60155612A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-15 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 転炉精錬法 |
| JPS6191315A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 取鍋精錬炉の操業方法 |
| JPS624812A (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-10 | Godo Seitetsu Kk | 製鋼用自動作業装置 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP5555787A patent/JPS63223117A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57144879A (en) * | 1981-03-05 | 1982-09-07 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Bottom blowing arc furnace for steel making |
| JPS60155612A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-15 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 転炉精錬法 |
| JPS6191315A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 取鍋精錬炉の操業方法 |
| JPS624812A (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-10 | Godo Seitetsu Kk | 製鋼用自動作業装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016089273A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 溶融金属の撹拌方法及び溶融金属の撹拌設備 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3013789A (en) | Mobile apparatus for oxygen refining of metal | |
| CN102559999B (zh) | 低温铁水喷吹脱磷预处理方法 | |
| FI66203C (fi) | Metallurgiskt foerfarande | |
| GB1448292A (en) | Electric arc furnace and a method of treating molten metal in such a furnace | |
| JPS63223117A (ja) | 溶鋼の撹拌装置 | |
| US7094271B2 (en) | Method for producing stainless steels, in particular high-grade steels containing chromium and chromium-nickel | |
| JP4765374B2 (ja) | 含クロム溶銑の脱硫処理方法 | |
| JPS6250545B2 (ja) | ||
| JP2008184648A (ja) | 溶銑の脱珪・脱燐処理方法 | |
| Patil et al. | Refining of stainless steels | |
| JP2020125541A (ja) | 転炉精錬方法 | |
| JP6414098B2 (ja) | 高Ｓｉ高Ａｌ極低炭素鋼の溶製方法 | |
| KR20140020632A (ko) | 용탕 처리 장치 및 처리방법 | |
| JP6645231B2 (ja) | 溶銑の脱珪方法 | |
| JP2001049325A (ja) | 含クロム鋼の溶製方法 | |
| JP3371559B2 (ja) | 溶鋼の加熱精錬方法 | |
| JP5617195B2 (ja) | 溶銑の脱硫方法 | |
| AU2004202038B2 (en) | Combined ironmaking and steelmaking plant | |
| JP2004018915A (ja) | 溶融金属の精錬方法 | |
| CN113265503A (zh) | 一种利用转炉除尘系统判断转炉双渣一次倒炉温度的方法 | |
| SU998517A1 (ru) | Способ производства низкоуглеродистой стали | |
| KR800000663B1 (ko) | 철-크롬-니켈계 합금강의 제조법 | |
| JP2008223089A (ja) | 転炉型精錬炉における溶銑の脱燐処理方法 | |
| JPH03281714A (ja) | 溶銑の脱珪方法 | |
| McGannon | Basic oxygen steelmaking |