JPS63222759A

JPS63222759A - ハイパ−サ−ミア用プロ−ブ

Info

Publication number: JPS63222759A
Application number: JP62055552A
Authority: JP
Inventors: 信二八田
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1987-03-11
Filing date: 1987-03-11
Publication date: 1988-09-16
Anticipated expiration: 2010-10-25
Also published as: JPH0798048B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は体内の患部を温熱により治療するとき用いるハ
イ／臂−サーミア用プローブに関する。

［従来技術］一般に、悪性腫瘍の細胞は約４０℃付近の温度において
死滅する性質があることが知られ、これを利用して行な
う温熱療法（）・イ／４−サーミア）が提案されている
。

この温熱療法を行なうため、体腔内圧挿入するプローブ
も種々知られている（特開昭５５−１３８４３５号公報
、Ｉ！＃開昭５５−１３８４３５号公報、特開昭５９−
５７６５０号公報および特開昭５９−１３５０６７号公
報等）。これらのグローブはいずれも長尺な挿入部の先
端部分に発熱素子や電極などを付設したものである。そ
して、使用の度、このプローブを体腔内へ挿入して治療
を行なうようにしている。

［発明が解決しようとする問題点］ところで、この温熱療法は一回の施行で終るものではな
く、何度（４〜７回位）かに分けて施行するもので、こ
れにより効果が現われる方法である、したがって、上記
グローブをその治療の度、体腔内に入れ、また、引き抜
くことを繰シ返さなければならない。

しかし、従来はプローブを単に挿入していくだけである
ため、プローブの挿入は簡単でなく、術者の負担が大き
く、また、患者の苦痛も少なくない。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは体腔内へプローブを容易かつ迅速に挿入
できるハイ／＃−サーミア用プロープを提供することに
ある。

［問題点１＆：解決するための手段および作用コ上記問
題点を解決するために本発明は体腔内に挿入して使用す
るハイ・９−サーミア用プローブにおいて、体腔内に挿
入したガイドワイヤを貫通させる孔を設け、このガイド
ワイヤに沿って体腔内へ先導するようにしたものである
。

［実施例］第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。

この体腔内式ハイパーサーミア用グローブ１は第３図で
示すようにその基端側に電気コネクタ２と管路コネクタ
３を設けてなシ、この各コネクタ２．３は装置部本体４
に接続される。この装置部本体４には液体吸排装置や電
源装置等が設けられ、また、その・母ネル部分５には温
度表示部６や操作スイッチ釦やダイヤル等が設けられて
いる。

また、第１図で示すように上記グローブ１には吸排用管
路７と電力伝送線８が通シ、この吸排用管路７は円形ま
たは楕円等の断面形状で形成されるとともに、グローブ
１の先端部周側面に設けたバルーン９内に連通している
。そして、装置部本体４における吸排装置を動作させて
上記管路７を通じてバルーン９に流体１０を送り膨らま
せるとともに、その液体１０を排出してバルーン９を収
縮させ得るようだなっている。また、このバルーン９内
には温度センサ１１が設けられていて、この温度センサ
１１によシバルーン９に接触する体腔内部位の温度を検
出するようになっている。温度センナ１ノのリード線１
２はプローブ１内を通じて上記電気コネクタ２に導びか
れ、さらに、この電気コネクタ２を介して装置部本体４
内の検出回路忙接続されている。

また、上記バルーン９に覆われるグローブ１の先端部周
側面には第１図で示すように発熱素子からなる発熱部１
３が設けらハている。この発熱部１３は上記電力伝送線
８に接続されていて、この電力伝送線８を通じて受けた
電力によシ発熱するようになっている。

さらに、上記バルーン９″Ｉｋ避けてグローブ１の最先
端には後述するガイドワイヤ１４を通す第１の孔１５が
設けである。また、バルーン９よｐ基端側に位置してそ
のプローブ１の先端付近の側面部分には同じくガイドワ
イヤ１４″ｆ：通す第２の孔１６が設けである。この第
１および第２の孔１５゜１６はグローブ１の長手軸方向
に沿って開口するとともに同一側方面に揃えて設けられ
ている。

上記ガイドワイヤ１４は可撓性のものであるが。

グローブ１を案内できる程度の剛性をもたしである。

次に、上記プローブ１の使用方法について説明する。ま
ず、先にガイドワイヤ１４のみを体腔内に挿入する。こ
の方法は内視鏡を利用したり、Ｘ線透視下で直接挿入し
たシする。ついで、このガイドワイヤ１４ｆ：これから
挿入しようとするグローブ１の各孔１５．１６にわたシ
通す。このときバルーン９は収縮させておく。そして、
上記ガイドワイヤ１４に沼ってグローブ１１に挿入して
いく。

つ″１シ、プローブ１はガイドワイヤ１４を先導として
体腔内に挿入するため、容易に挿入できるとともに確実
かつすみやかに挿入できる。そして。

先端のバルーン９を患部のところにくるようにする。こ
こで、バルーン９に流体１０ｔ−送シ込み、第１図で示
すように膨らまして患部に押し当てて留置する。

そこで、装置部本体４における加熱始動用のスイッチを
入れて発熱部１３に給電して発熱させる。

また、流体ＩＱの温度は温度センサ１ノにょシ検出すレ
、装置部本体４側に情報として送られるので、この情報
釦よって発熱部１３に供給される電力を制御し、上記流
体１ｏの温度を適正な治療温度に保つようにする。

この患部の温熱治療を所定時間桁なう。この終了後、た
とえばガイドワイヤ１４を残してグローブ１を引き抜く
。そして、このガイドワイヤ１４を再びグローブ１を挿
入するときに上記同様に用いる。なお、ガイドワイヤ１
４をその度引き抜くようにしてもよい。

この実施例においては２つの孔１５．１６を設けたが、
最先端にあるｙｊ！ｃ１の孔１５のみでも十分に役目を
果す。また、グローブ１の途中に同様な孔をいくつか設
けるようにしてもよい。

第３図は本発明の第２の実施例を示すものである。この
実施例はプローブ１の側面にではなくそのグローブ１の
中央に形成した中空孔２０を設け。

これにガイドワイヤ１４ｆｃ通すようにしたものである
。この使用方法等については上記第１の実施例と同様で
ある。

第４図および第５図は本発明の第３の実施例を示すもの
である。この実施例では上記バルーン９内に通じる供給
路３１と排出路３２ｔ−設け、治療中常時バルーン９内
への流体１０の供給と排出を行なって、流体１０を環流
させるようにしたものである。また、温度センサ１１は
バルーン９の外表面側に設け、患部に対し直接に接触さ
せるようにした。さらに１発熱部の代りに体内電極３３
を設け、この体内電極３３と体外を極３４との間に高周
波電流を流して患部を加温する方式となりている。上記
体内電極３３に接続される電力伝送線３５はプローブ１
内を通じて導ひかれ、！気コネクタ２を介して装置部本
体４の電源部に接続される。

これを使用する場合には第１の実施例の場合と同様にあ
らかじめ体腔内へ挿入したガイドワイヤ１４を各孔１５
．１６に通し、このガイドワイヤ１４に先導させて体腔
内に挿入する。そして、患部近くに導びき１体内電極３
３と体外電極３４との間に患部が位置したところでバル
ーン９を膨らませる。このバルーン９を充分に拡張して
から供給路３１と排出路３２によシ壌流を行ない始める
。

この環流によシ過熱を防止して体腔内表面を所定の温度
に維持するのである。

また、上記両電極３３．３４間に高周波電流を流し、こ
の高周波電流によって患部を加熱して治療する。なお、
温度センサ１１によシその体腔表面温度を測定してこの
情報によシ上記高周波電流をコントロールする。

なお、プローブ１の先端部に設ける発熱部や電極の範囲
Ｓｔ−第６図で示すようにしてもよい。すなわち、第６
図（ｉ）は第１の実施例と同様な孔１５を設けた形式の
ものにおいて、吸排用管路７の開口付近を除きバルーン
９内からグローブ１の先端側すべてをその範囲Ｓとした
ものである。第６図（１１）は同様な構成において吸排
用管路７の開口付近まで含めてその範囲Ｓとしたもので
ある。第６図（１１υは第２の実施例と同様な中空孔２
０を設けた形式のものにおいて吸排用管路７の開口付近
を除きバルーン９内からグローブ１の先端側すべてをそ
の範囲Ｓとしたものである。また、第６図（ｉｖ）は同
様な構成において吸排用管路７の開口付近まで含めてそ
の範囲Ｓとしたものである。

なお、加温手段としては上記実施例の発熱素子方式やＲ
Ｆ誘電加温方式によらず、マイクロ波、赤外線、温水環
流などの各種方式を採用したものでもよい。

また、Ｉ！１．２の実施例に用いている発熱部に使用す
る発熱素子は、抵抗のような線形素子からダイオードチ
ップのような非線形素子まで、発熱するものなら何でも
よく、また、　ＰＴＣ素子等の自己温度制御機能をもつ
素子を用いて、電源部のコントロール機能の負荷を減ら
したシなくしたルしている構成も、この実施例に含まれ
ている。

なお、　ＰＴＣ素子については、温度制御を自分自身で
行なりてしまりという利点の他に、いろいろな形に加工
できるという大きな特徴もある。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、ガイドワイヤを利
用してハイ／４′−サーミア用グローブを体腔内に導び
くからそのプローブを容易かつ迅速に挿入でき、術者の
負担の軽減とともに患者の苦痛を小さくできる。

【図面の簡単な説明】

第１因は本発明の第１の実施例を概略的に示す側面図、
第２図は同じくその使用状態を示す斜視図、第３図は本
発明の第２の実施例を概略的に示す斜視図、第４図は本
発明の第３の実施例を概略的に示す側面図、第５図は同
じくその使用状態図、第６図（＋）　（ｉｔ）　（Ｉｌ
ｌ）　（ＩＶ）はそれぞれ異なる他の実施例を示す概略
的な側面図である。１・・・グローブ、９・・・バルーン％１３・・・発熱
ｉ。１４・・・ガイドワイヤ、１５・・・第１の孔、１６・
・・第２の孔、２０・・・中空孔出願人代理人　　弁理士　坪　井　　　淳第１図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

体腔内に挿入して使用するハイパーサーミア用プローブ
において、体腔内に挿入したガイドワイヤを貫通させる
孔を設け、このガイドワイヤに沿って体腔内へ先導され
るようにしたことを特徴とするハイパーサーミア用プロ
ーブ。