JPS6322220A - ワイヤカツト放電加工の中子押え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 亀覆＝ぼり犯艮乱！ この発明はワイヤカット放電力ロエに於てワイヤ電極に
よって加工する中子を押え、かつ取出すワイヤカット放
電力ロエの中子押え装置に関する。

辺１声 ワイヤカット放電加工においてはワイヤ電極によるワー
クの切断が進行するにつれて訓工終了近くなると切断し
て取出す部分である中子１例えばプレス加工に用いるポ
ンチ等が自重で動いて傾いたりして被加工体とワイヤ７
ｊＬ極とが短絡したり、ワイヤ電極な被刀ロエ体が挾む
等いろいろのことが起る。　この工うなことは特にワイ
ヤカット放電力Ω工機を無人運転、連続運転しようとす
る時に問題となる。　この問題を解決するためにも特開
昭ｂ７−１４９１１９号、Ｗ開昭６１−１０９６１７号
明細書中に記載されているように種々の方式が試みられ
ている。

亀即Ｊリリ（シ諷」！＝Ｌゑ男遅淳 しかして特開昭５７−１４９１１９号においては着脱自
在に取付けた複数の永久磁石を離脱せしめ被加工体の切
断部分と未切断部分の画部分を挾持し橋絡する工うに配
置しているが、被加工体を吸着する磁石と、その磁石を
備えた基板とが相対的に動く構成であり、かつその基板
がワイヤ電極の軸心と直角の方向に動かない構成である
から円滑に作動しない面があった。　特開昭６１−１０
９６１７号においては電磁石が下部アームに支持されて
ワイヤ電極の細心と直角な方向には適宜の距離移動する
ことができるが、軸心方向には動かないものであつ之。

Φ　　　　決するための！ｐ この工うな点を考慮して、本発明では挿入したノズルが
所定の５〜１０ｍｍの範囲で、ワイヤ電極の軸方向及び
それと直角な平面内を動くことができる工うに弾性的に
支持され、ワイヤ電極の廻りに環状に配置された複数個
の電磁マグネットや真空吸着装置等の吸着部材を有する
中子押えブロックを有するものでありｔ季この中子押え
ブロックは被加工体に対し、ワイヤ電極軸方向に制御昇
降可能にワイヤカット放電加工機に保持されている。

そして前記複数個の吸着部材の中から任意の吸着部材を
選択することとその選択した所定の吸着部材に吸着作動
と吸着作動の切換を所望により生ぜしめ得る制御装置と
を備えるようにしたものである。

作用 制御装置の指令で吸着部材が作動すると、所定範囲内を
移動可能に支持されている中子押えブロックは移動し、
被加工体の中子と外周部を吸着装置で一体的に固定する
。

それ以後はワイヤカット放電加工に際して中子押えブロ
ックの溝に挿入したノズルを通過するワイヤ電極で放！
加工が行なわれる。　切断部分が進行するに従って中子
押えブロックＧ工被加工体と一体になって移動し、切＠
部分が自重により未切断部分に支持されて下刃に屈曲し
、切断中の部分の加工精厩を劣化させるのを防止すると
ともに、切断部分の脱落も人手によることなく自動的に
防止する。　そうして最終の切残し距離を加工したなら
ば制御装置の指令で外周部の吸着を開放し、中子押えブ
ロックを移動して中子を搬出するものである。

ベット１に設は定コラム２にはワイヤ電極５を支持する
上アーム４と下アーム５とが設けられている。上アーム
４の先端部にはヘッド６を上下に移動させることができ
るように支持し、このヘッド６の下部にはブロック７が
図示していない数値制御装置で水平面上を互いに直角な
Ｘ、Ｙ方向に駆動されるように支持する。　被加工物８
はテーブル９に固足した台１０に固定する。　そしてこ
のテーブル９はベット１に支持されていて１図示してい
ない数値制御装置によって水平面上をＸ軸方向に移動す
るサドル１１に支持され、やは９図示していない数値制
御装置に工って駆動されるサーボモータ１２によってＹ
＃１方向に移動する：うになっている。ワイヤ電極５は
送り出しドラム１３よりワイヤ電極３に所定の張力を与
えるためにブレーキ制動を加えるピンチローラ１４とブ
レーキローラ１５とではさまれ、ガイドローラ１６を経
て方向を変換し、図示していない通電ピン、ガイドとノ
ズル１７を経て被刀ａ工物８へ送られる。

被７１０工物８を通過した使用済のワイヤ電極５は他方
のガイドを有する加工液噴射ノズル１８及び図示してい
ない通電ローラ及びガイドローラ１９を経て、更新駆動
用のピンチローラ２０とキャプスタンローラ２１　とに
Ｑ工さまれて廃棄装置（図示せず］に送り出される。

中子押え装置２２は中子押えブロック２３を設けた軸２
４を軸支箱２５で支持し、その軸支箱２５を図では上ア
ーム４に取付けであるが、これは加工ヘッド乙に取付け
るようにしてもよい。　第２図に中子押え装置２２を詳
細に例示する。　中子押ニブロック２５には吸着部材で
ある複数の電磁石２６ａ、２６ｂ　が設けられている。

　この複数の電磁石２６ａ、２６ｂ　　は第３図に示す
工うに、更に２６ｃ、２６ｄ、２６ｅ、２６ｆ　　とい
う工うに任意に増力口して環状に配置し、Ｎｏ装置２９
の指令で作動するリレー２７ａ、２７ｂ、２７ｃ、２７
ｄ、２７ｅ、２７ｆの作動で電源２８の電源を流し励磁
する。

この中子押ニブロック２５はスプリング３０に工って軸
２４の軸方向に対して弾性的に支持され。

放射状に配設されたスプリング５１　によって軸２４の
軸心と直角方向に対して弾性的に支持される。　スプリ
ング５０は軸２４に枢支したピストン５２と軸２４にピ
ン３５で固着し之カラー５４との間に張設され、スプリ
ング３１はピストン５２に設けた少なくとも、互いに直
角方向に放射状に設けたスプリング孔５５に挿入され中
子押えブロック２５の内壁５６との間に張設される。　
又ピストン３２の上下に設は之環状の溝５７に鋼球５８
を丸ナツト５９で押えることによって中子押えブロック
２５が水平方向に５〜＋Ｏｍｍは軽く動くようにする。

　そして中子押えブロック２５は軸２４にピン４０で固
着されたベローズカップリング４１と接続し、軸２４の
軸方向と直角方向には相対的に移動するが一回転はしな
いようになっている。

軸２４の上方に設けたラック４２にピニオン４３がかみ
、このピニオン４３を回動して軸４２を上下に移動する
サーボモータ４４は軸支箱２５に枢支した歯車４５に固
着する。　この歯車４５にかむピニオン４６は軸支箱２
５に固着し之サーボモータ４７によって回動され、歯車
４５の回動は歯車４５に固着したキー４８と滑合する軸
２４に設は友キー溝４９とによって軸２４に伝えられる
。

この工つな構成になっている中子押え装置２２は被加工
物８のワイヤカット放電加工が進行して、中子８ａが切
落ちる５〜Ｓｍｒｒｌ前のところでＮＯ装置２９０指令
エリサーボモータ４４を回動し、ピニオン４５とかむラ
ック４２により、軸２４を下降して中子押えブロック２
３と被加工物８との間が０５〜＋ｍｍとなる位置を図示
していないセンサで検出停止する。　次いでＮＣｉ装［
２９は選択したリレー２７ａ、２７ｂ　　を作動し、電
源２８で電磁石２６ａ、　２６ｂ　　を励磁することに
エリ中子押えブロック２５はスプリング５０の弾力に抗
して下降し、被加工体８と中子８ａとを一体的に固着す
る。　そして残りの５〜５ｍｍを加工し終るブで中子４
’Ｐ　Ｌブロック２５はスプリング５１の弾力に抗して
被加工体８とともに＃動じて、切落された中子８ａを被
加工物８と中子押えブロック２５とに工って支持する。

　次いでＮＣ装置２９の指令でリレー２７ｂ　　を開放
し、！磁石２６ａ　　の励磁を解いたならばサーボモー
タ４４を回動して軸２４を上昇する。　中子押えブロッ
ク２３は吸着した中子８ａを被加工体８より取出し、更
にＮＯ！置装９０指令でサーボモータ４７を駆動するこ
とによってピニオン４６は歯車４５を回動し、それと係
合する軸２４を回動することによって中子８ａを被加工
物８の外に取り出す。　その際ノズル１７又はワイヤ電
極５は中子押えブロック２５に設けた溝５０の部分を通
過することになる。　この吸　；着装置は電磁石の外に
図示していない真空吸着装置を利用することができ、そ
して軸支箱２５を加工ヘッド６に設げて上下動させれば
ピニオン４５゜サーボモータ４４を省略でることができ
る。

又図示していない搬送機やロボット等に取付けて用いる
こともできる。　第４図、第５図に示すものは他の実施
例で、中子押えブロック２５をノズル１７部分に設けた
ものである。

その実施例について説明すると、第４＠は主要部の側断
面図、第５図は第４図を下エフみた図面である。、図で
１７は上部ノズル、１８は下部ノズル、２５は中子押え
ブロック、２６は電磁石。

８は抜刀ロエ物、３はワイヤ電極、５１は加工経路であ
る。　文中子弁えブロック２３はスプリング５２で吊っ
ておき、平生加工時は被加工物８との間に間隙をも之せ
ておく。　又１゜は上部ノズル１７が中子押えブロック
２５と係合する範囲内で相対的に移動することができる
所定可動範囲で５〜１０ｍｍあれば工く、１は切り残し
距離で通常３〜ｓｒｎｍ　　である。　図でみられるよ
うに、中子押えブロック２５は上部ノズル１７の１わり
にそっておき、スプリング５２で甲って下端を被加工物
８との間に少し間隙をおいて近接せしめワイヤ電極３を
被刀ａ工物８と対向せしめてワイヤカット放！７７０工
を行う。　加工終了近くなり、中子と外周部との連結部
か′僅かとなり、中子が動くおそれができてくると、励
磁コイルを励磁して電磁石２６を働かせスプリング５２
の弾力に抗して中子押えブロック２５を移動して抜刀ロ
エ物８に吸着する結果中子は外周部に固定する。以後は
５〜１０ｍｍの所定可動範囲内で加工を停止することな
く切り残し距離の５〜ｓｍｍの刀Ω工を継続し輪郭形状
の加工を終了し、その後に外周部の吸着を開放しその中
子を吸着している中子押えブロック２５を上部ノズル１
７に係合させて取り出てようにしたものである。　動作
についてＱ工輪郭形状が切り残し距離１の位置で電磁石
２６を励磁する。　但し１゜〉１の関係にある。　１゜
１１機械の大きさにエリ変るが通常は５〜１０ｍｍ　　
であり加工が終了すると中子を吸着している電磁石２６
の励磁を残して中子を中子押えブロック２５に吸着し上
部ガイドを案内にそって上昇させ中子を取り除くのであ
る。

５１は被加工物８に於ける加工経路を示している。

中子押えブロック２５には少なくとも２つ以上の電磁石
や図示していない真空吸着装置が取りつけられており、
予めプログラムによってその選択が定められ加工形状に
適した中子押え動作及び中子取り出し動作をすることが
できるのである。

実際には中子が切落ちる手前５〜５ｍｍ位置筐で電磁石
２６を中子との間を［１５〜ｔＯｒｒ１ｍ　の間隔に保
たせこの位置にぐると電磁石２６を全部動作させ、被加
工物８の中子とその外周部とを中子押えブロック２３で
固定する。　中子押えブロック２３（工平面方向にも５
〜１０ｍｍ程度移動することができ上下方向にも移動す
ることができる自由度があり、その範囲内で中子の切落
しを行う。

尚被加工物８をその１１！磁石２６又は真空吸着装置で
持ち上げは荷重が多大になるため中子の対称部を動作さ
せ外周の不要部をＯＦＦ　　して持ち上げ排出するので
ある。

発明の効果 このように本発明では被加工物の中子と外周部とを磁気
又（工真窒を利用して吸着する複数の吸着装置を備え友
中子押えブロックは上下、左右方向に移動可能に弾性的
に支持され、かつ複数の吸着装置はＮｏ装置で選択して
作動することかできるから中子と外周部とは中子押えブ
ロックで一体的に固定することができ、加ニレ終った中
子を取出てことができるので切断中の部分の加工精度を
劣化させるのを防止し、加工後は中子のみを吸着して取
出すことができ、中子の自動加工及び取出しを円滑に簡
単に行なうことができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の中子押え装置を備えたワイヤカット放
電加工機の図、第２図は中子押え装置の詳細図、第５＠
は制御のブロック図、第４図、第５図は他の実施例図で
ある。 ５はワイヤ電極、８は被刀Ω工物、１７，１１３はノズ
ル、２２は中子押え装置、２５は中子押えブロック、２
６は電磁石、２９はＮｏ装置。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）一対の間隔を置いて配置した位置決めガイド間の
   軸方向更新送りワイヤ電極の廻りに環状に配置された複
   数個の吸着部材であつて、前記ガイドに対しワイヤ電極
   軸と直角な平面方向に所定の範囲移動可能に加工ヘッド
   に保持された前記吸着部材の保持中子押えブロックと、
   前記複数個の吸着部材の中から選択した所定吸着部材に
   吸着作動を所望により生ぜしめ得る制御装置とを備えて
   成るワイヤカット放電加工の中子押え装置。
2. （２）中子押えブロックが被加工体に対しワイヤ電極軸
   方向に昇降制御可能にワイヤカット放電加工機に保持さ
   れている特許請求の範囲第１項記載のワイヤカット放電
   加工の中子押え装置。
3. （３）複数個の吸着部材１に対する吸着作動が前記制御
   装置により所望に切換可能に構成されている特許請求の
   範囲第１項記載のワイヤカット放電加工の中子押え装置
   。
4. （４）中子押えブロックが前記加工ヘッドに対しワイヤ
   電極軸方向に所定の範囲移動可能に弾性的に保持されて
   いる特許請求の範囲第１項記載のワイヤカット放電加工
   の中子押え装置。
5. （５）前記吸着部材が励磁がオン・オフ制御可能な電磁
   石である特許請求の範囲第１項、第２項、第３項又は第
   ４項の何れか１に記載のワイヤカット放電加工の中子押
   え装置。