JPS63222208A - 凹部深さ測定装置 - Google Patents

凹部深さ測定装置

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JPS63222208A
JPS63222208A JP5597787A JP5597787A JPS63222208A JP S63222208 A JPS63222208 A JP S63222208A JP 5597787 A JP5597787 A JP 5597787A JP 5597787 A JP5597787 A JP 5597787A JP S63222208 A JPS63222208 A JP S63222208A
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JP
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light
mirror
measured
interferometer
reflected
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JP5597787A
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Tetsuo Iwata
哲郎 岩田
Shiro Fujihira
藤平 志郎
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Jasco Corp
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Japan Spectroscopic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、物体表面に規III的に形成されたトレンチ
もしくは孔等の凹部深さを測定する凹部深さ測定装置に
関する。
[従来技術およびその問題点] 数メガビットの記憶容量を有するDRAMでは、チップ
上のm位メモリーセルの静電容量を減少させることなし
に集積密度を向上させる必要があるため、種々のタイプ
の縦型容量セルが案出されている。第10図にはその一
例が示されており、トレンチ(trench) 1の深
さは1〜I Oμm程度であり、トレンチ1により分画
された単位セル2の一辺の長さは数μm程度である。
このトレンヂ深さの厳密な測定装置としては、走査型電
子顕微m(SEM)を用いたものがある。
SEMによれば、高精度測定ができるばかりでなく、ト
レンチ内部の局所的形状に関する情報も得られる。
しかし、SEMは高価であり、取り扱いが煩雑であり、
そのうえ、抜き取り検査が主で、生産ラインにおいてリ
アルタイム測定を行うことは不可能である。
そこで、第11図に示すような走査型フーリエ分光器を
用いた測定装置が案出されている。
この測定装置では、連続スペクトルを放射するハロゲン
ランプ20等が光源として用いられ、コリメータレンズ
18Aにより平行化された光束はその1部がビームスプ
リッタ−3を透過し、表面にトレンチが形成されたシリ
コンウェハー10に垂直照射され、その反射光の1部が
ビームスプリッタ−3により反射され、次いで平面鏡4
により反射されてマイケルソン干渉計22Eへ入射され
る。
そして、マイケルソン干渉計22Eの出射光強度が光セ
ンサ48により検出され、アンプ50、フィルタ52を
介してストレージオシロスコープ53へ供給され、移動
wL34の走査に同期してストレージオシロスコープ5
3が動作する。
次に、測定原理を説明する。もし、シリコンウェハー1
0の表面が、トレンチが存在しない研磨された而だとす
ると、ストレージオシロスコープ53の画面」二には、
フーリエ分光法の原理により、第3図(Δ )に示すよ
うなインクフェログラムが得られる。シリコンウェハー
10をトレンチが形成されたものと取り替えると、表面
及びトレンチ底面からの反射により、第3図(13’)
に示すようなインターフェログラムが得られ、図中のメ
インピークMとサブビークSとの間の距MLを用いて次
式によりトレンチ深さdが求められる。
d=Xn/N      ・・・(1)ここに、Nは移
動鏡34の移動区間におけるサンプリング点数(全デー
タ点数)であり、nはメインピークMとサブビークSと
の間のサンプリン21点数であり、Xは固定!132に
対する移動鏡34の最大移動量の2倍である。
この装置によれば、シリコンウェハーを非破壊で測定で
きる。
しかし、メインピークMに対するサブピークSの相対レ
ベルが低いため、サブピークSがメインピークMに接近
した場合、すなわち1記n又はdの値が小さい場合には
、サブビークSの位置の検出誤差が大きくなり、トレン
チ深さdの測定精度が低下する。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、高精度測定が可能
な凹部深さ測定装置を提供することにある。
「間悪点を解決するための手段] 本発明では、連続スペクトルを放射する光源からの光線
束を、表面に凹部が規則的に形成された被測定物体の該
表面へ照射し、その回折光を干渉計へ入射させてインタ
ーフェログラムを形成し、該インターフェログラムを光
検出器で検出し、該インターフェログラムのメインピー
クとサブピークとの間の距離を求め、該距離を用いて該
凹部の深さ又は該透明被膜の膜厚を算出・出力する凹部
深さ測定装置において、 凹面が被測定物体の該表面へ斜めに向けて配設され、該
光源からの光線束が通過され該表面からの正反射光が通
過される孔が形成された凹面鏡を備え、 被測定物体の該表面からの零次以外の回折光が該凹面鏡
へ入射され、その反射光が該干渉計へ入射されるように
、該凹面鏡を配置したことを特徴としている。
この凹面鏡は、球面鏡、放物面鏡または楕円面鏡などの
回転2次曲線面鏡である。
[実施例コ 図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図には、第1実施例の凹部深さ測定装置の全体構成
が示されている。
シリコンウェハー10が置かれるベース12の上方には
、放物面鏡I4がその凹面を斜め下方へ向けて配設され
ている。放物面m14の中心部には円孔16が穿設され
、円孔16の上方に集光レンズ18を介して白色光源2
0が配設されている。
白色光源20からの白色光は、集光レンズ18を透過し
、円孔16を通り、集光されてシリコンウェハーIOの
表面へ略垂直に照射され、その零次以外の回折光が放物
面鏡14により側方へ反射され、平行光線束Llがマイ
ケルソン干渉計22へ入射される。この回折光は、第9
図に示す如く、該物体表面からの回折光と、トレンチ底
面での反射後該底面上方かつ該表面と同一面(相補的な
面)からの回折光である。また、放物面鏡14の外周形
状は、円形、楕円形または矩形等である。
放物面鏡14と集光レンズI8との間の側方には、望遠
鏡24の前方に反射プリズム26が設けられた位置決め
光学系28が配設されており、トレンチ深さ測定萌に反
射プリズム26が円孔16の上方へ水平移動され、操作
者が位置決め光学系28を覗いて、測定しようとするト
レンチが円孔■6の下方に来るようにシリコンウェハー
IOの位置決めを行う。
なお、測定中における光源20の発光強度の微少変動を
考慮して、円孔■6を通過する正反射光の強度を検出し
、光源20の発光強度が一定になるよう調整し又は後述
する光検出器48の出力値を補正するようにしてもよい
マイケルソン干渉計22は、平行光線束Llが斜めに入
射されるビー11スプリツタ30と、ビームスプリッタ
30の上方に配設された固定鏡32と、ビー15スプリ
ツタ30の側方に配設された移動m34とを備えている
。移動体としての移動鏡34は、壁面36へ伸縮体38
を介して固設されている。伸縮体38は、圧電素子40
の両端面に電極膜(図示せず)を介して絶縁円板42.
44が固着され、この絶縁円板42が壁面36へ固着さ
れ、絶縁円板44が移動鏡34に固着されている。ビー
ムスプリッタ30の下方には結像レンズ46を介して光
検出器48が配設されている。平行光線束り、はその1
部がビームスプリッタ30により反射され、固定wL3
2により反射され、次いでビームスブリック30、結像
レンズ46を透咥して光検出器48の位置へ集光される
。一方、平行光線束り、の残部はビームスプリッタ30
を透過し、移動w134、ビームスプリッタ30により
反射され、結像レンズ46を透過して光検出器48の位
置へ集光される。光検出器48により検出された光強度
信号はアンプ50を通って増幅され、フィルタ52を通
ってノイズが除去され、AID変換454によりデジタ
ル変換されてデータ処理装置56へ供給される。一方、
コントローラ58はドライバ60を介して圧電素子40
へ、第2図に示す如く、ステップ状に変化する駆動電圧
Vを供給する。これにより圧電素子40が偏位し、その
偏位が安定した時点においてコントローラ58からA/
D変換器54へ変換開始信号S1が供給される。また、
駆動電圧Vがステップ状に変化する間、コントローラ5
8からデータ処理装置56へ測定信号S、が供給され、
データ処理装置56はこの間A/D変換器54から定期
的にデータを読み込み、メインピークMとサブピークS
を検出し、メインピークMとサブピークSの間の距離り
を求め、この距離りから上記式(1)を用いてトレンチ
深さdを算出する。このdが所定範囲内にあるかどうか
によりシリコンウェハー24の表面に形成された集積回
路の品質管理を行う。
ここで、伸縮体38の置火偏位量は、トレンチ深さ程度
かつトレンチ深さより大きな値である。
圧電素子40はV=100ボルトで偏位量が10μm程
度であり、数ボルト程度ずつ変化させることにより0.
1μmのステップで円板42を偏位させることができる
。圧電素子40自体の応答速度は100μsec程度と
速く、■ステラプ時間を例えば5 ate7secとし
100ステツプ変化させた場合には0.5秒で測定が終
了する。
第3図上段にはマイケルソン干渉計22への入射光線の
スペクトルが示されており、下段には移動m34を偏位
させることにより光検出器48により検出されるインク
フェログラムが示されている。(A)は白色光線20自
体のスペクトルであり、これをマイケルソン干渉計22
へ入射させると、(A’)に示すようなインクフェログ
ラムが測定される。
([3)は白色光線20からの光をシリコンウェハーI
Oへ照射したときの零次回折光(正反射光)のスペクト
ルであり、これをマイケルソン干渉計22へ入射させる
と、(B゛)に示す如く、メインピークMの両側にs、
s’が現れるインタフエログラムが得られる。
(C)、(C’)は本実施例の場合であり、(C)に示
す零次以外の回折光の集合がマイケルソン干渉計22へ
入射されると、(C′)に示す如く、メインビークMの
両側にサブビークs、s’が存在するインクフェログラ
ムが得られる。メインビークMに対するサブビークSの
相対強度は、(C’)の方が(B゛)の場合よりも大き
くなることが本発明者により発見された。
したがって、トレンチ深さdが小さくてサブビークSが
メインビークMに近付いたときにも、サブビークSの位
置の読み取り誤差が小さくなり、各種演算処理の計算確
度が向上し、ひいては測定精度が向上する。
次に、第4図に基づいて本発明の第2実施例を説明する
マイケルソン干渉計22Aは、第1図に示すマイケルソ
ン干渉計22と異なり、ビームスプリッタ30の代わり
に楔形プリズム62.64が用いられている。移動体と
しての楔形プリズム62は、その端面が伸縮体38を介
して壁面36Aに固着されており、楔形プリズム62A
が壁面36Aの法線方向へ偏位されるようになっている
。また、第1図に示す移動vt34の代わりに固定鏡3
2Bが用いられている。他の点及び作用効果については
第1実施例の場合と同様である。
次に、第5図に基づいて本発明の第3実施例を説明する
この例では、第1図に示す放物面鏡14の代わりに球面
m14Aが用いられ、球面ml 4Aの側方にアパーチ
ャ66、コリメータレンズ68が配設されており、零次
以外の回折光は球面m14Aによりスリット70の位置
で収束され、コリメータレンズ68により平行化される
、この第3実施例では、回折光集光部分と干渉計とを組
み合わせて構成できるので、光学設計における自由度が
増すという利点がある。
次に、第6図に基づいて本発明の第4実施例を説明する
この例では、移動鏡34を移動させ光路差を時間的に変
化させてインターフェログラムを作成するマイケルソン
干渉計22の代わりに、同一時点で光路差を空間的に変
化させてインターフェログラムを作成する三角光路型干
渉計が用いられている。
第1図に示す平行光線束Llは図示しない光学系により
絞られて平行光線束Ll゛にされ、第6図に示す三角光
路型干渉計22Bのビームスプリッタ−70へ入射され
る。
三角光路型干渉計22Bは、ビームスプリッタ−70と
、ビームスプリッタ−70に対し互いに反対側へ配設さ
れた平面鏡72.74と、ビームスプリッタ−70に対
し平面鏡74と反対側に配設されたフーリエ変換レンズ
76とからなる。この平面鏡72.74の反射面は、ビ
ームスプリッタ−70の而に対し22.5度傾斜してい
る。平面鏡72は、ビームスプリッタ−70に対し平面
鏡74と対称な共役位置74Aから、入射光線束Ll’
の方向へ微小距離Qだけ平行移動された位置に配設され
ている。また、フーリエ変換レンズ76は、ビームスプ
リッタ−70に対し45度をなして配設されている。
入射光線束Ll’の一部はビームスプリッタ−70を透
過して平面wJ、72で反射され、次いで平面鏡74で
反射された後、その一部がビームスプリッタ−70を透
過して、光線束BIとしてフーリエ変換レンズ76へ入
射される。一方、入射光線束Ll’の一部はビームスプ
リッタ−70,平面鏡74.72、ビームスプリッタ−
70で順次反射され、光線束B、としてフーリエ変換レ
ンズ76へ入射される。光線束B、及び光線束B、はフ
ーリエ変換レンズ76を透過し、フーリエ変換レンズ7
6の焦点面に配設された一次元イメージセンサ78の受
光素子面に結像され、インターフェログラムが形成され
る。
この−次元イメージセンサ78は、データ処理装置82
からの走査指令に基づいてドライバ80により駆動され
、各受光素子の受光量に応じた電圧が順次データ処理装
置82へ供給される。データ処理装置82は、この電圧
信号から第3図(C’)に示すメインピークMとサブピ
ークSを検出し、両者間の距MLを求め、次式を用いて
トレンチ深さdを算出する。
d=l、/4f   ・・・(2) ここに、fはフーリエ変換レンズ76の焦点距離であり
、Qは共役位174 Aからの平面鏡72のずれ量であ
る。
ここで、メインピークMとサブピークS間のサンプリン
グ点数(メインピークMとサブピークS間に存在する1
次元イメージセンサ78の受光素子数)nは、1次元イ
メージセンナ78の受光素子間のピッチをp(p=L/
n)とすると、式(2)より次式が成立する。
n−4fd/ep   ・・・(3) したがって、例えばf=45c+w、p=25μm、Q
=2n+mとすると、d=1μmのときn−36、d−
10μmのときn=360となり、−次元イメージセン
サ48の1エレメント当たりの読取誤差は従来例よりも
充分低減され、高精度測定を行うことができる。
また、−次元イメージセンサ78としては分光測定用の
フォトダイオードアレイなどが望ましいが、受光強度に
対する一次元イメージセンサ78の出力電圧のりニアリ
イティは全く要求されないので、例えば安価なファクシ
ミリ用CODなどを用いることができる。
そのうえ、(2)式における距離eを微調整することに
よりより、広範囲なトレンチ深さdの測定に対処できる
この三角光路型干渉計22Bを一般のフーリエ分光器と
して使用する場合には、1次元イメージセンサ78の全
受光素子数が固定されているとき、波数分解能を向上さ
せるためにQの値を大きくする必要があり、したがって
干渉縞の濃淡間隔が狭くなりすぎ、使用するイメージセ
ンサのMTF(modulaLion transre
r runction)によって距離σの上限値が制限
されるという欠点があるが、本実施例(以下の実施例に
ついても同様)において特徴的なことは、高精度測定を
行うためには逆にaをなるべく小さくしてピーク間距離
りを大きくとる必要があるため、このような欠点が生じ
ない。
次に、第7図に基づいて本発明の第5実施例を説明する
この例では、第4実施例の三角光路型干渉計22Bの代
わりに傾斜型マイケルソン干渉計22Gが用いられてい
る。すなわち、三角光路型干渉計22Bの平面鏡72.
74に対応して平面鏡86.88が配設されており、平
面鏡86の法線が入射光線束Ll’と一致し、平面鏡8
8の法線が結像レンズ90の光軸に対し微小角θ傾いて
いる。また、傾斜型マイケルソン干渉計22Cの光線東
入射部にはコリメータレンズ92が配設されている。
したがって、コリメータレンズ92を透過した入射光線
束■、1 の一部がビームスプリッタ−70を透過して
平面鏡86により反射され、その反射光線束の一部がビ
ームスプリッタ−70により反射されて結像レンズ90
を透過し、他方、入射光線束L+  の一部がビームス
プリッタ−70゜平面鏡88により順次反射され、その
反射光線束の一部がビームスプリッタ−70を透過して
結像レンズ90を透過する。これら両光線束は、結像レ
ンズ90により一次元イメージセンサ78上に結像され
、インターフェログラムが検出される。
この場合、上記式(2)に対応して次式が成立する。
n = 2 d / pθ   ・・・(4)この第5
実施例においても、前記第4実施例と同様の効果が得ら
れ、式(4)におけるθを微調整することにより広範囲
なトレンチ深さdの測定に対処できる。
次に、第8図に基づいて本発明の第6実施例を説明する
この例では、第5実施例の傾斜型マイケルソン干渉計2
2Gの代わりに四角行路型干渉計22Dが用いられてい
る。すなわち、傾斜型マイケルソン干渉計22Cの平面
Wj、86.88に対応して平面m94.96がビーム
スプリッタ−70に対し互いに対称に、かつ平行に配設
され、さらに平面鏡98が平面鏡94.96の面間に配
設されており、平面鏡98の法線がビームスプリッタ−
7゜の光線東分岐面に対し微小角θ度傾いている。他の
構成については第5実施例と同一になっている。
したがって、コリメータレンズ92を透過した入射光線
束Ll’の一部がビームスプリッタ−70を透過して平
面鏡94.98.96により順次反射され、次にその反
射光線束の一部がビームスプリッタ−70、結像レンズ
90を順次透過し、他方、入射光線束L I ’の一部
がビームスプリッタ−70、毛面鏡96.98.94に
より順次反射され、次にその反射光線束の一部がビーム
スプリッタ−70に反射され、結像レンズ90を透過す
る。これら両光線束は、結像レンズ90により一次元イ
メージセンサ78上に結像され、インターフェログラム
が検出される。
この第6実施例においても上記式(4)が成立し、面記
第5実施例と同様の効果が得られ、式(4)におけるθ
を微調整することにより広範囲なトレンチ深さdの測定
に対処できる。
なお、上記実施例では被測定物体表面にトレンチIOが
形成されている場合を説明したが、本発明はこれに限定
されず、該表面に多数の孔が規則的に形成されている場
合であってらよい。
また、第7図において、平面鏡88の代わりに平面鏡8
Gを該位置から微少用傾斜させ、または平面鏡86.8
8の両方を傾斜させた構成であってらよい。同様に、第
8図において、平面鏡98の代わりに平面鏡94もしく
は96を該位置から微少用傾斜させ、または平面鏡94
.96.98のうち2枚以上を傾斜させた構成であって
もよい。
[発明の効果コ 本発明に係る凹部深さ測定装置では、凹面鏡の凹面を被
測定物体の表面へ斜めに向けて配設し、凹面鏡に孔を穿
設してこの孔に光源からの光線束を通過させるとともに
被測定物体表面からの正反射光を通過させ、被測定物体
からの零次以外の回折光をこの凹面鏡で反射さけ、干渉
計へ入射させてインターフェログラムを形成するように
なっており、インターフェログラムのメインピークに対
するサブピークの相対レベルが零次回折光を用いた場合
よりも大きいので、サブピークがメインビークに接近し
ていてもサブビーク位置の検出誤差が小さくなり、した
がって、高精度で凹部深さを測定することができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の実施例に係り、第1図は
第1実施例の凹部深さ測定装置の全体構成図、第2図は
圧電素子に印加する電圧■、光強度デジタル変換開始信
号S、及び測定信号Stのタイミングチャート、第3図
上段は干渉計への入射光線束のスペクトル図、第3図下
段は上段に対応したインターフェログラム図、第4図は
第2実施例のマイケルソン干渉計を示す構成図、第5図
は第3実施例の回折光集光部を示す構成図、第6図乃至
第8図は第4乃至第6実施例のインターフェログラム形
成部を示す構成図、第9図は被測定物体表面での回折光
を示す図、第1θ図はトレンチが形成されたシリコンウ
ェハーの表面を示す斜視図である。第11図は従来例の
トレンチ深さ測定装置を示す全体構成図である。 1ニドレンチ     I4:放物面鏡14A:球面w
1   16:円孔 20:白色光源 22.22A−E:干渉計 28:位置決め光学系 30:ビームスブリブタ32:
固定鏡     34:移動鏡 38:伸縮体     40:圧電素子48:光検出器
     M:メインビークS:サブピーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 連続スペクトルを放射する光源からの光線束を、表面に
    凹部が規則的に形成された被測定物体の該表面へ照射し
    、その回折光を干渉計へ入射させてインターフェログラ
    ムを形成し、該インターフェログラムを光検出器で検出
    し、該インターフェログラムのメインピークとサブピー
    クとの間の距離を求め、該距離を用いて該凹部の深さ又
    は該透明被膜の膜厚を算出・出力する凹部深さ測定装置
    において、 凹面が被測定物体の該表面へ斜めに向けて配設され、該
    光源からの光線束が通過され該表面からの正反射光が通
    過される孔が形成された凹面鏡を備え、 被測定物体の該表面からの零次以外の回折光が該凹面鏡
    へ入射され、その反射光が該干渉計へ入射されるように
    、該凹面鏡を配置したことを特徴とする凹部深さ測定装
    置。
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