JPS63222179A - ビス(4置換シクロペンタジエニル)ジルコニウムジハライド - Google Patents

ビス(4置換シクロペンタジエニル)ジルコニウムジハライド

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JPS63222179A
JPS63222179A JP5436987A JP5436987A JPS63222179A JP S63222179 A JPS63222179 A JP S63222179A JP 5436987 A JP5436987 A JP 5436987A JP 5436987 A JP5436987 A JP 5436987A JP S63222179 A JPS63222179 A JP S63222179A
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cyclopentadienyl
bis
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Shinya Miya
宮 新也
Masahito Harada
雅人 原田
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三瀬 孝也
Hiroshi Yamazaki
博史 山崎
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビス(4置換シクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムシバライドに関する0本発明の化合物は、オレフ
ィン重合用高活性触媒成分として有用である。
〔従来の技術およびその問題点〕
ビス(シクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド
とメチルアルミノキサンとから成る触媒が、オレフィン
を高活性で重合することが見出されて以来(特IyA昭
58−19309号公報、Makromol。
Chem、Rapid  Commun、、  4  
@、  41?  頁(1983))  、  各種の
ジルコニウム化合物がオレフィン重合用触媒成分として
検討されている。
そのようなジルコニウム化合物であって、シクロペンタ
ジェニル環に置換基を有するものとしては、ビス(メチ
ルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリドCJ
、Cbem、 Soc、Dalton Trans、。
805頁(1981)) 、  ビス(ペンタメチルシ
クロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド(J、A
層er。
Chem、Soc、、100巻、 307B頁(197
B))、(ペンタメチルシクロペンタジェニル)(シク
ロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド(J、Am
er、 Chew。
Soc、、108巻B555頁(1984))などが合
成されている。しかしながら、4置換シクロペンタジエ
ニル基を二つ配位子とするジルコニウム化合物はこれま
で合成されていない。
また、特開昭110−35008号公報、特開昭130
−35007号公報、特開昭80−35008号公報お
よび特開昭61−296008号公報には、一般式(0
5R二) p Rs (Os Rs )Me Q3− 
pおよびR?(CsRs)2MeMる化合物を触媒とし
て使用する記述があるが、該化合物の合成法および物性
値については、まったく記載がない。
〔発明の目的〕
本発明者等は、オレフィン重合用触媒成分として有用な
新規化合物として上述の4置換シクロペンタジエニル基
を2つ配位子とするジルコニウム化合物を合成すべく研
究を行った。そして該新規化合物を後述の式(1)およ
び(2)の合成経路で取得することに成功し、かつ、ま
た、該化合物がオレフィン重合用触媒成分として有用で
あることも重合実験により確認した。
以上の記述から明らかなように1本発明の目的は、新規
かつ有用な上記化合物とその用途を提供することである
〔発明の構成〕
本発明のジルコニウム化合物は次の一般式%式% (但し、R1はシクロペンタジェニル環上の置換基で炭
素原子数1〜5のアルキル基、R4−C5Hは4置換シ
クロペンタジエニル基、Xはハロゲン原子を表す、また
、1171の前の数字は、R1のシクロペンタジェニル
環での位置を定める。) 本発明のジルコニウム化合物左しては、一般式(工〕に
おいてR1はメチル基、エチル基、プロピル基、イソプ
ロピル基、ブチル基、5ec−ブチル基、tert−ブ
チル基、ペンチル基などの炭化水素基であり、好ましく
はメチル基、エチル基である。また、Xは弗素、塩素、
臭素、沃素などのハロゲン原子であり、好ましくは塩素
である。
本発明の化合物(I)の合成径路は以下の如くに略記で
きる。
R4−C3H2+ n −BuLi  +Li(R4−
CsH)+n−Butane  −(1)2Li (R
2−CsH) +ZrX5 4(R4−CsH)2Zr
X2 +2Li!  −−−(2)(但し 91、R4
−CsHおよびXは前記と同一意味を有する。) 4置換シクロペンタジエンには、1,2,3.4−R4
−の1種類のみ存在する。
この種の化合物の製法は公知である。すなわちち、  
(Bull、Soc、Ghis+、Fr、、2981頁
(197G)。
Tetrahedron、18@、 In2頁 (lθ
63)、若しくはJ。
Org、Chem、 、3B¥!L、4Q71頁(19
73)に記載されティる。
このような4置換シクロペンタジエンは、アルキルリチ
ウムでリチウム化し、4!i換シクロペンタジエニルリ
チウムとして次の反応に用いることができる。また、4
置換シクロペンタジエニルカリウムあるいは4!i換シ
クロペンタジエニルナトリウムとして使用することもで
きる。
ZrXaとL i (R4−C5H)との反応はエーテ
ル類好ましくはテトラヒドロフラン(T)IF)若しく
は、1.2−ジメトキシエタンを反応溶媒として、実施
することができる。当該反応は、Li(Rs−05H)
/ZrKaのモル比が1.9〜3.0.とりわけ2.0
〜2.4の範囲で行われるのが好ましい0反応温度は、
−20〜100℃、とりわけ50〜90℃の範囲が好ま
しい、該反応は室温下で実施すれば10日以内で完了す
るが、加温することにより、反応を短期間に完了させる
ことができる。生成した化合物CI)は再結晶あるいは
昇華により精製することができる。
本発明に係るジルコニウム化合物(I)は、アルミノキ
サン存在下、優れたオレフィン重合活性を示し、重合触
媒成分として有用な化合物である0重合に用いられるア
ルミノキサンは、一般に、 R2Al→OA見hr−OA I R2(但し、nは4
〜20の数で、R2はメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基であり、好ましくはメチル基である。)で表
される線状アルミノキサンおよび一般式 (但し、nおよびR2は前記と同一意味を有する。)で
表される環状アルミノキサンから成っている。この種の
化合物の製法は公知である。アルミノキサンは少なくと
も6の重合度を有していることが重要であり、殊に10
以上であるのが好ましい。
重合反応に用いられるオレフィンとしては、エチレン、
プロピレン、l−ブテン、4−メチル−1−ヘンテン、
l−ヘキセン、l−オクテンなどのα−オレフィンであ
り、これらの2種以上を混合して重合に供することもで
きる0本発明に係るジルコニウム化合物は、上述のα−
オレフィンの重合に使用される以外に該α−オレフィン
と、ブタジェン、1.7−オクタジエン、1.4−ヘキ
サジエンなどのようなジエン類、またはノルボルネン、
ジシクロペンタジェンなどのような環状オレフィンとα
−オレフィンとの共重合にも有効である。
重合方法としては、懸濁重合、溶液重合、気相重合のい
づれも可能である。液相重合の重合溶媒としては、ペン
タン、ヘキサン、オクタン、デカン、ドデカンなどの脂
肪族系炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロオクタンなどの脂環族系炭
化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族系
炭化水素、ガソリン、灯油、軽油などの石油留分などが
用いられる。これらの中では、芳香族系炭化水素が好ま
しい。
反応系のオレフィン圧は常圧〜50kg/c■2Gであ
り、重合温度は一50℃〜230℃、好ましくは一20
℃〜200℃の範囲である0重合に際しての分子量調節
は公知の手段、例えば温度の選定あるいは水素の導入に
より行うことができる。
本発明に係るジルコニウム化合物及びアルミノキサン両
成分の上述の重合系内における濃度、モル比については
特に制限はないが、好ましくはZr濃度で10= 〜1
0−9mol/ 1の範囲であり、AI/Zr (7)
モル比は100以上殊に1000以上の範囲が好んで用
いられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、4置換シクロペンタジエニル基を配位
子として2つ有する新規なジルコニウム化合物が得られ
る。これらのジルコニウム化合物をオレフィン重合用触
媒成分としてオレフィンの重合に用いれば、優れた重合
性能が得られる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 [ビス(1,2,3,4−テトラメチルシクロペンタジ
ェニル)ジルコニウムジクロリド] 反応はすべて不活性ガス雰囲気下で行った。また1反応
溶媒はあらかじめ乾燥したものを使用した。500■又
ガラス製反応容器中で1.2,3.4−テトラメチルシ
クロペンタジェン2.5. (20ミリモル)を1.2
−ジメトキシエタン1501 により希釈し、n−ブチ
ルリチウム/ヘキサンの15%溶液15−1を滴下した
。室温で1時間攪拌した後、1,2,3.4−テトラメ
チルシクロペンタジェニルリチウムの白色懸濁液を0℃
に冷却し、4塩化ジルコニウム2.3g(10ミリモル
)を5回に分けて加えた。
反応溶液を加熱し、72時間遠流攪拌した。白色沈殿(
LiC1)を含む黄色溶液から溶媒を減圧留去後、塩化
メチレン3001で抽出、ろ過をした1色ろ液を濃縮し
、ペンタンを加えて、−30℃に冷却し、0.1egの
白色結晶を得た、昇華(130〜b 的物を得た。この化合物の物性値を下に示す、なお、I
RスペクトルはKBr法、l )I−NMRスペクトル
はCDCfL3法(400MHz)によった。
融       点:270〜271”C!元素分析値
: CCl5H2bCfL 2Zr)計算値(%) :
 c; 53.44.H; 8.48実測値(%)  
:C; 53.43.  tt: 8.49IRスペク
トル :第1図に示す。
NMRスペクトル:第2図に示す。
実施例2 [重合] 充分に窒素置換した内容yi1.51のsus製オート
クレーブに精製トルエン450s+l 、東洋ストウフ
ァー・ケミカル■製メチルアルミノキサン(分子量90
9)13.3 ミリモルおよびビス(1,2,3,4−
テトラメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジク
ロリド0.02ミリモルを順次添加し、50℃に昇温し
た0次いで、これにプロピレンを全圧が8 kg/C履
2G全2Gするように連続的に導入し、4時間重合を行
った。この結果アタクチックポリプロピレン520gが
得られた。触媒活性は285Kg/gZrであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は下記化合物のIRスペクトルを、また第2図は
NMRスペクトルを示す。 第1図、第2図:ビス(1,2,3,4−テトラメチル
シクロペンタジェニル)ジル コニウムジクロリド 以   上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (たゞし、R^1は、シクロペンタジエニル環上の置換
    基で炭素原子数1〜5のアルキル基、R^1_4−C_
    5Hは、4置換シクロペンタジエニル基、Xはハロゲン
    原子を表す)で示されるビス(4置換シクロペンタジエ
    ニル)ジルコニウムジハライド。
JP62054369A 1987-03-10 1987-03-10 ビス(4置換シクロペンタジエニル)ジルコニウムジハライド Expired - Fee Related JPH0662644B2 (ja)

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US07/158,924 US4874880A (en) 1987-03-10 1988-02-22 Bis(di-, tri- or tetra-substituted-cyclopentadienyl)-zirconium dihalides
DE3853692T DE3853692T2 (de) 1987-03-10 1988-02-23 Bis-(di-, tri- oder tetra-substituierte-cyclopentadienyl)-Zirconium-Dihalogenide.
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035006A (ja) * 1983-06-06 1985-02-22 エクソン・リサ−チ・アンド・エンジニアリング・カンパニ− 反応器ブレンドポリオレフインの製造方法及びその触媒
JPS6035007A (ja) * 1983-06-06 1985-02-22 エクソン・リサ−チ・アンド・エンジニアリング・カンパニ− ポリオレフインの密度及び分子量を調節するための方法と触媒

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