JPS6322044A - 1,2−ジヒドロナフタレン誘導体及びその製法 - Google Patents

1,2−ジヒドロナフタレン誘導体及びその製法

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JPS6322044A
JPS6322044A JP16356586A JP16356586A JPS6322044A JP S6322044 A JPS6322044 A JP S6322044A JP 16356586 A JP16356586 A JP 16356586A JP 16356586 A JP16356586 A JP 16356586A JP S6322044 A JPS6322044 A JP S6322044A
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JP
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formula
compound
acid
alkyl group
salts
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Application number
JP16356586A
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English (en)
Inventor
Isami Waki
脇 功巳
Jun Adachi
安立 準
Mitsugi Ishida
貢 石田
Ichihiro Hayashi
林 市裕
Hiroshi Bisou
美荘 博
Katsumasa Nagai
永井 克昌
Takeshi Nakao
中尾 武司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Iyakuhin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばインフルエンザなどのウィルス性疾患
、ガン、その他免疫不全による疾患などの処置に役立つ
免疫増強作用を示し、斯くて医薬分野における利用に有
用な従米公知文献未記載の1.2−ジヒドロナフタレン
誘導体及び該新規1゜2−ジヒドロナフタレン誘導体の
製法に関する。 本発明はまた、抗炎症剤として公知のマグノシ二ン(M
 agnosh in in )の新規な製法、更には
、上記新規1.2−ジヒドロナフタレン誘導体及び公知
化合物マグ/レニンの免疫増強剤としての利用にも関す
る。 更に詳しくは、本発明は下記式(1) 但し式中、R,及びR2は、それぞれ、水素原子%C1
〜C,アルキル基、ハロ低級アルキル基、−(CH2)
+aCO2R3、(CH2)mc ONR,vRい  
(CHz)nN RzR−もしくは−(CH2)no 
ROを示し、ここで、R5及びR1は同時にもしくは互
いに独立して水素原子またはC1〜C4アルキル基を示
し、」は0又は1、λは1又は2を示し、その式中のく
さびIIA−と破線11111は1−位と2−位の置換
基が互いにトランスであることを示す、ただし上記に於
て、R1とR2が同時にメチル基であることはない、で
表わされる1、2−ジヒドロナフタレン誘導体及びそれ
らの薬学的に許容し得る塩類に関する。 本発明はまた、上記式(1)新規1,2−ジヒドロナフ
タレン誘導体の製法及びマグノシニンの新規製法にも関
し、たとえば、下記式(II)但し式中、R1’及びR
2’は、それぞれ、水素原子、C3〜C4アルキル基、
ハロ低級フルキル基、 (CH2)IICO2Rs、−
(CHz)mc 0NRjR,、(CHt )n N 
Rs R4もしくは−(CH2)n ORsを示し、こ
こで、Rs及びR1は同時にもしくは互いに独立して水
素原子又は01〜C,フルキル基を示し、lはO又はl
xnは1又は2を示す、 で表わされる化合物を酸で処理することを特徴とする下
記式(I)′ 但し式中、R1’及びR2’は上記したと同義であり、 そして式中の(さびIIA、と破線+1111は1−位
と2−位の置換基が互いにトランスであることを示す、 で表わされる1、2−ジヒドロナフタレン誘導体1式(
N化合物及びマグノシニン及びそれらの薬学的に許容し
得る塩類の製法に関する。 本発明は更に、式(1)新規1.2−ジヒドロナフタレ
ン誘導体中、後記式(1)−1で表わされる化合物の他
の製法にも関し、たとえば、下記式(rV)但し式中、
R,7はC1〜C,アルキル基を示す、で表わされる化
合物を、酸で処理することを特徴とする下記式<1)−
1 但し式中、R3′は上記したと同義であり、そして 式中f) < 3 (/ #il 4ト破41 am 
lt 1−位と2−位の置換基が互いにトランスである
ことを示す、で表わされる1、2−ジヒドロナフタレン
誘導体及びそれらの薬学的に許容し得る塩類の製法にも
関する。 前記式(■)′において、式中R1’及びR2/が同時
にメチル基を表わす場合の下記式 但し式中、くさび線部と破線5,1nは1−位と2−位
の置換基が互いにトランスであることを示す、 で表わされるマグノシニンは、漢薬辛夷(タムシバ、M
agnolia  5alicifolia  MAX
IM、花蕾の自然乾燥品)の成分の一つとして単離され
、公知文献K 1kuchiら、Chew、 Phar
m、 Bullo、31.1112(1983)に記載
された公知化合物であり、更にこの化合物は抗炎症剤と
して利用できることが、特開昭60−222415号に
開示されている。 従来、マグノシニンは天然に存在する植物を原料として
抽出して得られるが、その化学的合成法に関しては全く
知られていない。更に、マグ7シニンの免疫増強剤とし
ての利用についても、従来、全く知られていない。 本発明者らは、マグノシニン及びそのMM化合物の合成
及び薬理作用に関して研究を進めてきた。 その結果、マグノシニン及び前記式(1)新規1゜2−
ジヒドロナフタレン誘導体及びそれらの薬学的に許容し
得る塩類の合成に成功し、更に、前記式(I)′で表わ
されるこれら化合物が優れた免疫増強作用を示し、免疫
増強剤として有用であることを発見した。 さらに、本発明者らの研究によれば、マグ7シニン及1
式(()の新規化合物は、後に薬埋試験例で示す様に、
免#i系特に細胞性免疫系がその主体になっていると考
えられているマウスの遅延型アレルギー反応や、ラット
のアジュパン)ISM節炎に対して、いずれも増強作用
示すことが発見された。 これらの作用は、単に細胞性免疫系にとどまらず、広く
免疫系全般に作用すると考えられ、かくして生体防御1
4の主役をなす免疫反応を増強することにより、インフ
ルエンザ等のウィルス性疾患、ガン、その他免疫不全に
よる疾病等の治療薬、更にガンや外科手術等における免
疫機能低下による各種の感染症の予防薬として、マグノ
シニン及び式(1)の新規化合物は有用であることがわ
かった。 従って、本発明の目的は前記式(1)新規1,2−ジヒ
ドロナフタレン誘導体及びその薬学的に許容し得る塩類
、鎖式(1)化合物を包含して、前記式(■)′化合物
の製法、更にはそれらを有効成分として含有する免疫増
強剤を提供するにある。 本発明の上記目的及び更に多(の池の目的ならびに利点
は、以下の記載から一層明らかとなるであろう。 本発明新規化合物は下記式(1)で表わすことができ、
更に鎖式(1)においてR+及びR2の少なくとも一方
(R,及び/又はR2)が基−(CII2)IIICO
□II[ここで、1はO又は1を示す]のi離のカルボ
キシル基を含有する基を表わす場合、及びR1及びR2
の少なくとも一方(R,及び/又はR2)が基−(CH
2)nNR1R4[ここで、R1及びR1は同時にもし
くは互いに独立して水素原子又はC1〜C。 アルキル基を示し、色は1又は2を示す]の1級、2級
又は3級アミ7基を含有する基を表わす場合、のそれら
の塩類とくにはそれらの薬学的に許容し得る塩類(後者
の場合は酸付加塩)を包含する。 但し式中、R,及びR2は、それぞれ、水素原子、C,
−C,アルキル基、ハロ低級アルキル基、     (
CH2)m COz  R3、(CH2)IIICON
R3R,、(CI−12)nNR*R−もしくは−(C
H2)no R3を示し、ここで、R1及びR2は同時
にもしくは互いに独立して水素原子又はC8〜C,アル
キル基を示し、
【は1又は2、−はO又は1を示し、そ
して式中のくさび線。 と破線111+1は1−位と2−位の置換基が互いにト
ランスであることを示す、ただし上記に於て、R1とR
2が同時にメチル基であることはない。 上記式(1)において、R,及ゾR2が示すC1〜C1
のフルキル基の例としては、例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル
基、tert−ブチル基等を例示することかでと、更に
ハロ低級アルキル基の例としては、例えばクロロメチル
基、ブロモメチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモ
エチル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル
基等を例示することができる。又、式(1)におけるR
3及びR4が示すC1〜C1のアルキル基としては、前
述のR1及びR2が示すC1〜C1のアルキル基で例示
したと同じ直鎖もしくは分枝低級アルキル基を例示する
ことができる。 前記式(1)において、R3及びR2の少なくとも一方
が遊離カルボキシル基を有する場合のその塩類としては
、薬学的に許容し得る塩類、例えばアルカリ金属塩、ア
ルカリ土類金属塩等の如き無機塩基の塩及びアミン塩の
如き有機塩基の塩より成る群から選ばれた塩を挙げるこ
とができる。このようなアルカリ金属塩の例としては、
例えばナトリフム塩、カリウム塩、リチウム塩などを、
アルカリ土類金属塩の例としては、例えばカルシウム塩
、マグネシウム塩などを、更にアミン塩の例としては、
例えばメチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、
ツメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンの
如き低級アルキルアミンの塩類、ピペリノン、ピロリジ
ン、モルホリン、ピリノン等の如き環状アミンの塩類等
を例示することができる。 又、式(1)において、R1及びR2が1級、2級もし
くは3級アミノ基を有する場合のその塩類としては、薬
学的に許容し得る塩類、例えば酢酸、9−)ルエンスル
ホン酸、クエンfi、酒5酸、マレイン酸等の如き有機
酸の付加塩類、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸
等の如きX機酸の付加塩類等を例示することがで慇る。 本発明製造法のm;様によれば、下記式(I)′但し式
中、R1′及びR2′は、R1′ とR2/が同時にメ
チル基である場合を包含するほがは、式(1)のR,及
びR2について前記したと同義であり、 そして式中のくさびA!<と破線11111は1−位と
2−位の置換基が互いにトランスであることを示す、 で表わされる本発明式(1)新規化合物及びマグノシニ
ンは、例えば、下記式(II) 但し式中、R2′及びR%は、それぞれ、上記したと同
義、 で表わされる化合物を適当な酸で処理することにより、
容易に且つ好収率で製造することができる。 本発明sll性法他のm;様によれば、本発明式(1)
新規化合物中、下記式(1)−1 但し式中、Rコ′はC1〜C4アルキル基を示し、そし
て 式中17) < % I/ #! −s ト破JQ、、
、、、 li 1− 位ト2−位の置換基が互いにトラ
ンスであることを示す、で表わされる化合物は、例えば
、下記式(1’/)但し式中、R5′はC1〜C,アル
キル基を示す、で表わされる化合物を適当な酸で処理す
ることにより、製造することができる。 上記前者の態様における式(II)化合物は、例えば、
公知文献: S tevensonら、J、 Chew
、 Soc。 Perkin  I、  2276(1979)に記載
の方法を応用して製造できる下記式(Ill)但し式中
、R3′及びR2′は式(1)′について前記したと同
義、 で表わされる1、4−ジケトン誘導体を適当な還元触媒
を用いて接触還元することにより製造できる。鎖式(n
)化合物はまた、上記式(1)1.4−ジケトン誘導体
を適当な酸で処理して、下記式但し式中、R1′及びR
2′は式(I)′について前記したと同義、 で表わされるフラン誘導体に転化したのち、適当な還元
触媒を用いて接触還元する態様によっても製造すること
ができる。 更に、上記後者の態様における式(tV)化合物は、例
えば、公知文献:Furutaら、T etrahed
ron  Letto、669(1984)に記載の方
法を利用もしくは応用して、下記式(V) CII2CO□R1′ 但し式中、R1′はC7〜C4アルキル基を示す、 で表わされるコハク酸ジエステルを塩基で処理してその
ジアニオンを形成させ、これに下記式で表わされる2、
4.5−)リメトキシベンズアルデヒドを反応させるこ
とにより製造することができる。 以下、上述した本発明!!造法の態様について更に詳し
く説明する。 前記式CDI)1.4−ジケトン誘導体から式(I)′
化合物を製造する態様を図式的に示すと、以下のように
示すことができる。 δ+1 上記式(1)1.4−ジケトン誘導体を、適当な溶媒中
において適当な還元触媒の存在下で、接触水素還元する
ことにより、容易に上記式(n)化合物を製造すること
ができる。 この際利用する溶媒の例としては、例えば水、酢酸、低
級アルコール類(例えばメタノール、エタノール、イン
プロパツール等)、エーテルM(例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、酢酸エチル
の如きエステル類等を例示することができる。又、該還
元触媒の例としては、例えばパラジウム−炭素、パラジ
ウム黒、酸化白金等の如き貴金属系還元触媒を例示する
ことができる1反応条件は適宜選択変更できるが、例え
ば約O°〜約100℃の如き反応温度、約1〜約10気
圧の如き水素圧及び約1〜約48vP開の如き反応時間
を例示することができる。 更に、上記式(III)1.4−ジケトン誘導体を適当
な酸で処理して上記式(III)’ 7ラン透導体に転
化したのち、適当な還元触媒を用いて接触水素還元する
態様によっても、上記式(n)化合物を製造することが
できる。 :(7)IQ、式(I[[)1.4−ジケトン誘導体を
式(■)′7ラン誘導体に転化する反応は、適当な溶媒
中において式(II[)化合物を適当な酸(酸触媒)と
接触させることにより行なうことができる。利用する溶
媒の例としては、例えばメタノール、エタノール等の低
級アルコール、水、ジクロロメタン、クロロホルム、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン等の単独もしくは
それらの適宜混合した溶媒を例示でき、また、酸触媒の
例としては、例えば塩酸、硫酸、過塩素酸、トリフルオ
ロ酢酸等の酸触媒を例示することができる0反応条件は
適宜選択変更できるが、例えば約50°〜約150℃の
如き反応温度、約1〜約24時間の如き反応時間を例示
することができる。酸触媒及び溶媒の使用量にも特別の
制約はなく、例えば式([I[)化合物1モルに対して
酸触媒の約0.1〜約2モル及び約10〜約100容量
倍の溶媒の如き使用量を例示することができる。 上記反応で得られる式(■)′化合物を接触水素還元し
て式(U)化合物とする反応は、例えば前述の式(II
I)化合物を接触水素還元して式(If)化合物を製造
する態様においてすでに例示したと同様な還元触媒及び
溶媒を用い、同様な条件下で行うことができる。 上述の如き方法で得ることのできる式(n)化合物を酸
で処理することによって、容易に式(I)′化合物[式
(1)新規1.2−ジヒドロナフタレン誘導体及びマグ
ノシニン1を製造することができる。 この反応は、たとえば、適当な溶媒中で式(II)化合
物と適当な酸とを接触させることにより行うことができ
る。この際利用する溶媒の例としては、例えばジクロロ
メタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、低級アルコール類
(例えばメタノール、エタノール等)、酢酸等を例示す
ることができる。 又、反応に使用する酸の例としては、例えば塩化水素、
臭化水素、硫酸、過塩素酸等の如き無機酸、p−トルエ
ンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、)リフルオロメタン
スルホン酸等の如き有機酸、塩化アルミニウム、塩化亜
鉛、塩化第二鉄、塩化第二スズ、塩化第二水銀、四塩化
チタン、三弗化ホウ素エーテラート等の如きルイス酸等
を例示することができる6反応条件は適宜選択変更でき
る。 反応は室温でも進行するので特に加熱の必要はな−いが
、例えば約−10°〜約50℃の如き反応温度及び約1
〜約24時間の如き反応時間を例示することができる。 更に、前記式(I[I)1.4−ジケトン誘導体におい
て、式中R1’及びR2′が例えば水素化リチウムアル
ミニウム、水素化ホウ素ナトリウムなどの如き水素化金
属還元剤に対して不活性な基、たとえばアルキル基やハ
ロ低級アルキル基などである場合には、式(I)′化合
物は他の変更態様によっても製造することができる。こ
の変更態様によれば、該還元剤を用いて式(I)i、4
−ジケトン誘導体を還元して対応するジアルコール体と
した後に、該ジアルコール体を酸と接触させることによ
り式(1)′化合物に転化することができ、この酸との
接触処理は、式(■)化合物から式(I)′化合物の製
造について上述した態様と同様にして行なうことができ
る。 又、前述した式(V)フハク酸ジエステルと2゜4.5
−)リメトキシベンズアルデヒドから式(1)中、式(
1)−1化合物を製造する態様を図式的に示すと、以下
のように示すことができる。 上記態様において、式(V)コハク酸ジエステルと2.
4.5−)リメトキシベンズアルデヒドから式(■)化
合物を製造する方法は、前記T etrahedron
  Lett、 +669(1984)記載の方法を利
用して、コハク酸ノエステルを適当な溶媒中で約2モル
当量以上の塩基で処理して、そのノアニオンを形成させ
、これに2.4.5−)リメトキシベンズアルデヒドを
反応させることにより行なうことができる。 この際利用する溶媒の例としては、たとえばテトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテルなどの如きエーテル類を挙
げることができ、また、塩基の例としては、たとえぼり
チウムノイソプロピルアミド、リチフムジトリメチルシ
リルアミド、リチウケ7ミド等を例示することができる
0反応条件は適宜選択変更できるが、例えば約−80°
〜約30℃の如き反応温度及び約1〜約12時間の如き
反応時間を例示することができる。 上述のようにして得ることができる式(IV)化合物を
、式(1)中、上記式(1)−1で表わされる化合物に
転化する反応は、適当な溶媒中で式(IY)化合物を適
当な酸と接触させることにより行なうことができる。該
溶媒の例としては、たとえば、メタノール、エタノール
、イソプロパツール等の低級アルコール類、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、それらの
適当な混合溶媒などを例示でき、又、鎖酸の例としては
、式(n)化合物を酸で処理して式(I)′化合物に転
化する態様について例示したと同様な酸触媒を例示する
ことができる。 上記式(1’/)化合物を式(1)−1化合物に転化す
る反応は、室温でも進行するので、特に加熱する必要は
ないが、例えば約O°〜約100℃の如き反応温度を例
示するとかでき、又約10分〜約12時間の如き反応時
間を例示することができる。 上述した製造態様で得ることのできる式(■)′化合物
は、所望により、それ自体公知の手法を利用して式(I
)′中の適当な化合物がら式(I)′中の対応する池の
化合物に転化することができる。 このような修飾転化の例としては、例えば、式(1)′
中のカルボン酸誘導体の場合には、エステル化又はアミ
ド化により式(I)′中のそれぞれ対応するエステル誘
導体又は酸アミド誘導体への転化、式(■)′中のエス
テル誘導体の場合には、加水分解又は還元により式(1
)′中のそれぞれ対応するカルボン酸誘導体又はアルコ
ール誘導体への転化、式(I)′中のアルコール誘導体
の場合には、ハロゲン置換反応又はアルキル化により式
(I)′中のそれぞれ対応するハロアルキル誘導体又は
エーテル誘導体への転化、式(■)′中のハロアルキル
誘導体の場合にはアミ/置換反応により式(■)′中の
対応するアミノ誘導体への転化等を例示することができ
る。 更に、本発明は式(1)化合物のR3及び/もしくはR
2が遊離カルボキシル基又はアミ7基を有する基である
場合は、これらの薬学的に許容される塩を包含するが、
このような塩はそれ自体公知の手法を用いて製造するこ
とができる。例えば、R1及V/もしくはR2がカルボ
キシル基を有する式(1)化合物に等モル量のアルカリ
金属の水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等の無機塩基又は
アミン類等の有機塩基を作用させることによってそれら
の塩を製造することができる。 反応は、例えば水、低級アルコール類、それらの混合溶
媒、7セトン、アセトニトリル、ジエチルエーテル、テ
トラヒトミフラン等の溶媒を用いて、鎖式(1)化合物
と上記無機又は有機塩基と接触させることにより行うこ
とができる。その際、反応条件は適宜選択変更すること
ができる1反応は室温でも進行するので特に加熱の必要
はないが、例えば約θ〜約50℃の如き反応温度及び約
5分〜約2時間の如き反応時間を例示することができる
。 又、Ro及び/もしくはR2がアミノ基を有する式(1
)化合物の場合も、例えば等モル1の塩化水素、臭化水
素、硫酸、リン酸、硝酸等の無機酸又は酢酸、p−)ル
エンスルホン酸、クエン酸、酒石酸等の有機酸を作用さ
せて、それらの塩を製造することができる。反応は、例
えば上述のカルボキシル基を有する式(1)化合物の塩
を製造する場合に例示したと同様な溶媒及び同様な条件
を用いて行うことができる。 本発明によれば、式(I)′化合物又はその薬学的に許
容し得る塩類を有効成分として含有することを特徴とす
る免疫増強剤を提供することができる。 この態様に従って、本発明式(1)化合物又はその塩類
及びマグノシニンを免疫増強剤として、インフルエンザ
等のウィルス性疾患、ガン、その他免疫不全による疾病
等の治療及びガンや外科手術等における免疫8!能低下
による各種感染症の予防等に使用する場合、経口でも非
経口でも投与することができる。そのような場合の投与
量は、投与方法、患者の年令、体重、体調、病状等によ
っても異なるが、例えば1〜100 B/ kg/日が
好ましくと9わけ1〜30 B/ kg/日が好ましい
。 前記式(1)化合物又はその塩類及びマグノシニンを製
剤化するためには、製技術分野における通常の方法で、
医薬賦形剤等と混合し、たとえば錠剤、顆粒剤、カプセ
ル剤、散剤、乳剤、注射液、等張渡等の剤形とすること
ができる。 経口用固形製剤を製造する場合は、主薬に賦形剤、さら
に必要に応じてたとえば結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色
剤、矯味剤、矯臭剤等を加えたのち常法により錠剤、被
覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等とすることができ
る。又、注射剤を調製する場合は主薬に必要に応じてた
とえばpH1l整剤、緩衝剤、懸濁剤、溶解補助剤、安
定化剤、等張化剤、保存剤等を添加し常法により皮下注
射剤、静脈内注射剤、筋肉内注射剤、腹腔内注射剤等と
することができる。 以下に実施例、薬埋試験例を挙げ本発明を更に具体的に
説明する。 11九と 2.3−ビス(2,4,5−)リメトキシベンゾイル)
ブタン5.47gのジクロロメタン50m1及びメタノ
ール951溶液に、濃塩酸5mlを加え2時間加熱還流
した。減圧下溶媒を留去し、残渣をジクロロメタンに溶
かして炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下ジクロロメタンを留
去して、残渣をエーテルーノクロロメタンより再結晶し
、2.5−ビス(2,4,5−)リメトキシフェニル)
−3,4−シメチル7ラン4.89gを得た。 mp92−93 ℃ N M R(CD CI3)δ:2,00(6H,s)
、3.86 (12H,s)、3.95(6H,s)、
6.66(2H* s )、  7.04(2H,5)
114見 3.4−ビス(2,4,5−)リメトキシベンゾイル)
ヘキサン1.62.を用いて参考例1と同様に処理して
3.4−ジエチル−2,5−ビス(2,4゜5−トリッ
トキシフェニル)フラン1.48gを得た。 麺p125〜126℃ NMR(CDCI、)δ:1.13(6H,t)、2.
48(41・Lq)、3.78(6H,s)、3.81
(6H,s)、3.89(6H,s)、  6.54(
2H,s)、  6.97(2H、s) 蚕3」[L 参考例1の化合物4.8gを酢酸80m1に溶がし、5
%パラジウム炭素、2.5gを加え、常温下水素気流中
で12時間振盪して2モル当量の水素と反応させた0反
応液から触媒を枦去し、減圧下濃縮後残渣をクロロホル
ムに溶がし、水、炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下クロロホル
ムを留去し残渣をエーテル−ジクロロメタンより再結晶
して2゜5−ビス(2,4,5−)リメトキシフェニル
)−394−ツメチルテトラヒドロ7ン3.42gを得
た。 mp13i  〜 132 ℃ NMR(CDCI3)δ:0.57 (6H,d)、2
.50−3.06(2I4.m)、3.85(6H,s
)、3.90(6H,s)、  3  、93(6H,
s)、  5  、30(2H。 d)、6.55 (2H,s)、7.33(2H,s)
蚤L1」− 参考例2の化合物1.36gを用いて参考例3と同様に
処理して、3,4−ジエチル−2,5−ビス(2,4,
5−トリメトキシフェニル)テトラヒドロフラン1.0
5gを得た。 mp149〜152℃ NMR(CDCL)δ:0.40−1.50(101(
、l11)、2.33−2.80(2H,m)、3.8
3(6H,s)、3.88(6H,s)、3.91 (
6H,s)、5.34(2H、d)、6.54(2H,
s)、7.34(2H,s)蚕31[旺 2.3−ビス(2,3,5−)リメトキシベンゾイル)
酪酸エチル11.92gを用いて参考例3と同様に処理
し、2,5−ビス(2,4,5−)リメトキシフェニル
)−3−エトキシカルボニル−4−メチルテトラヒドロ
7ラン9.51gを得た。 mp96〜104℃ I R(nujol)cm−’:1735 、162 
ONMR(CDCL)δ:0,50−1.50(6H,
m)、2.45−3.50(2H,m)、3.87(6
)−1,S)、3.90(6H,s)、3.93(61
−1,s)、5.00(IH、d)、5.54 (I 
H,d)、6.56(111,s)、6.61 (I 
H,s)、7.24(IH,s)、7.52(IH,s
) 龜11」− ジイソプロピルアミン6.07gのテトラヒドロ7ラン
100m1溶液を一75℃に冷却し、n−ブチルリチウ
ム−ヘキサン(0,Ig/ml)溶液38゜5論1を滴
下して30分間攪伸した6次に同温度でコハク酸ジイソ
プロピル5.05gのテトラヒドロ7ラン50m1溶液
を滴下し1時間損復、2,4.5−トリメトキシベンズ
アルデヒド9.8 ogのテトラヒドロ7ラン150+
*l溶液を滴下し、−75℃で1時間攪拌した。反応液
の温度を徐々に上げ一5℃で更に1時間攪拌後、水を加
え、減圧下テトラヒドロ7ランを留去した。残留物を酢
酸エチルで抽出し、10%塩酸、炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧上溶媒を留去した。残渣を酢酸エチル−ベンゼ
ンを溶媒としてシリカゲルカラムクロマtグラフィーで
精製し、牛油状の4−インプロポキシカルボニル−2−
オキソ−3−(1−ヒドロキシ−1−(2,4,5−ト
リメトキシ7エ二ル)メチル]−5−(2,4,5−)
すメトキシフェニル)テトラヒドロフラン9.57gを
得た。 I R(neat)am−’:3470.1760.1
72 ONMR(CDCI2)δ:0.90(3H,d
)、0.97(3H,d)、3.50(I H,d)、
3.74(3H,s)、3.78(3H,s)、3.8
4(6H,s)、3.90(3Hvs)、4.36(I
 H,d)、4 、64 (I H,a+)、5.37
(I H,d)、5.54(11−1,d)、6.42
(IH、s)、  6  、5 1  (I  H,s
)、  6 .7 7  (I  H,s)、7 .0
0(1)f、s) MSm/e:543 (M+)、516.338、19
6、181 夫j!AJLL 参考例3の化合物3.33gをクロロホルム2501に
溶がし、水冷攪拌上無水塩化アルミニウムi、i 3g
を加えたのち、室温で1時間攪拌した。 反応液を水、IN−水酸化す) +7ウム水溶液、水で
洗浄後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下クロロホ
ルムを留去した。残渣をメタノールから再結晶して、1
,2−ジヒドロ−5,7,8−)リメトキシ−1−(2
,4,5−)リメトキシフェニル)−2,3−ツメチル
ナフタレン(マグネシウム)2.85gを得た。 mpHl〜113℃ NMR(CDCI、)δ:1,10(3H,d)、1.
76(3H、br、s)、2 、27 (I H=br
、d)、3.43(3H。 S)、  3.60(3H,s)、  3  、89(
9H*s)、  3 。 97 (3H,s)、4 、70 (I H、br、d
)、6.33(IH、s)、6.50 (I H,s)
、6.S 7(I H,br−s)、6.59(I H
ts) 尖1」[L 参考例4の化合物1.0gを用い実施例1と同様に処理
して2.3−ジエチル−1,2−ノヒドロー5.7.8
−)リメトキン−1−(2,4,5−)リメトキシフェ
ニル)す7タレン0.69gを得た。 mp105〜106℃ NMR(CDCI))δ:0.6 0 〜2.30(I
IH,鋤)、3.45(3H,s)、3.58(3H,
s)、3.89(6H,s)、3.94(6H,s)、
4.90(I H,br、s)、6.30(I H,s
)、6.46(IHys)、6.57(IH,s)、 
 6 .5 5  (I  H、br、s)及[3 参考例5の化合物?、81.を実施例1と同様に処理し
て、1.2−ノヒドロー5.7.8−)リメトキシ−1
−(2,4,5−)リメトキシフェニル)−3−メチル
−2−す7タレンカルボン酸エチル3.27gを得た。 ap137〜139℃ I  R(nujol)cm−’:1 7 2 0.1
 6 2 5実」L鮮」− 参考例5の化合物4.9g、エタノール50m1及び1
0%水酸化カリウム水溶液120m1の混合物を2時間
加熱還流した。冷後エーテルで洗浄し、水層を水冷下1
0%塩酸でpH3としたのち酢酸エチルで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧上濃縮した。 残渣を次に、実施例1と同様に処理して、1.2−ジヒ
ドロ−5,7,8−)リメトキシ−1−(2゜4.5−
)リメトキシフェニル)2−メチル−3−す7タレンカ
ルボン酸1.86gを得た。 mp213〜214℃ IR(KBr)cm″″’:3450,1650.15
80叉11[L 参考例6の化合物6.96gをイソプロパツール100
1に溶かし、室温攪拌下乾燥塩化水素を通じ飽和させた
。減圧上濃縮し、残渣をジクロロメタンに溶かし水洗後
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧でジクロロメタ
ンを留去後、残渣を酢酸エチル−ジクロロメタンより再
結晶して、1g2−ジヒドロ−2−インプロポキシカル
ボニル−5,7,8−)  リ メ ト キ シー 1
 −(2,4,5−ト リメトキシフェニル)−3−す
7タレンカルポン酸5.46gを得た。 輸p222〜224℃ I R(nujol)am−’:336 (Ll 71
6*1687及奮九[ 実施例3の化合物1.38g、エタノール201及び1
0%水酸化カリウム水溶液5.6s+lの混合物を1時
間加熱還流した。減圧下エタノールを留去し、残留物に
10%塩酸を加えてpH2とし、析出した結晶を枦取、
メタノールから再結晶して、1.2−ジヒドロ−5,7
,8−トリメトキシ−1−(2,4,5−)リメトキシ
フェニル)−3−メチル−2−す7タレンカルボン91
.26gを得た。 ap192〜196℃ IR(nujol)am−、’:3600−2300+
1 740e及1九五 実施例5の化合物5.62gを用いて、実施例6と同様
に処理して、1,2−ジヒドロ−5,7,8−ドリメト
キシー1−(2,4,5−トリメトキシフェニル)−2
,3−す7タレンジカルボンl!if!4゜65gを得
た。 mp266 〜270 ℃ IR(nujol)am−’:3300−2500.1
729+X11」一 実施例7の化合物569111[1、エタノール15+
al及び濃硫酸0.07a+Iの混合物を2時間加熱還
流し、減圧下濃縮後、残渣をジクロロメタンに溶かし、
10%水酸化ナトリツム水溶液で抽出した。 抽出液を10%塩酸で酸性とし、ジクロロメタンで抽出
後、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下alIa後、残渣を酢酸エチル−ジクロロメ
タンより再結晶して、2−エトキシカルボニル−1,2
−ジヒドロ−5,7,8−)リメトキシ−1−(2,4
,5−)リメトキシ7工二ル)−3−す7タレンカルボ
ン酸363 mgヲ得た。 ωp215〜218°C I R(nujol)cm−’:3320,1722.
1687求m% 実施例7の化合物474B、エタノール151及び濃硫
酸0,05a+Iの混合物を40時間加熱還流した。減
圧下エタノールを留去し、残渣をジクロロメタンに溶か
し、10%炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄後無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣を酢酸
エチル−ジクロロメタンより再結晶して、1.2−ジヒ
ドロ−5,7゜8− ト リ メ ト キ シ − 1
−(2,4,5−)  リ メ ト キシフェニル)−
2,3−ナフタレンジカルボン酸ノエチル436mgを
得た。 mp181〜1 84 ’C I R(nujol)cm−’:1724 + 168
3X1ヱU−四 実施例7の化合物474Bとメタノール15m1を用い
て、実施例9と同様に処理して、1.2−ジヒドロ−5
,7,8−トリメトキシ−1−(2,4゜5−トリメト
キシフェニル)−2,3−す7タレンジ力ルボン酸ジメ
チル444mgを得た。 mp176〜178°C I R(nujol)cIa−’:1715 + 17
05及11LL 実施例4の化合物480mHを用いて実施例9と同様に
処理し、1,2−ジヒドロ−5,7,8−トリメトキシ
−1−(2,4,5−)リメトキシフェニル)−2−メ
チル−3−ナフタレンカルボン酸エチル360mgを得
た。 1p121.5〜122.5℃ I R(K Br)c+++−’:1690 、159
5及(九り玄 実施例6の化合物700II1gをジクロロメタン14
違1に溶かし、塩化チオニル0.56m1を加え、室温
で1.5時間攪拌した。減圧下濃縮して得られた貿色油
状物をジクロロメタン20m1に溶かし、濃アンモニア
水14論1の中へ滴下して室温で1゜5時間攪拌した。 5%塩酸で中和後、ジクロロメタンで抽出し、抽出液を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチル−ジクロロメタンよ
り再結晶して、1.2−ノヒドロー5.7.8− )リ
メトキシ−1−(2,4゜5−トリメトキシフェニル)
−3−メチル−2−す7タレンカルポキサミド510B
を得た。 1Ilp193〜198°C I R(nujoi)alll−’:3400,330
0+1660+実1目[ 実施例7の化合物474+Bを用いて、実施例12と同
様に処理して、1,2−ジヒドロ−5,7゜8−トリメ
トキシ−1−(2,4,5−)リメトキシフェニル)−
2,3−す7タレンシカルボキサミド364Bを得た。 論p30 2 〜305 ℃ I R(nujol)am−’:3300w3200+
1670゜火JLJL上」一 実施例6の化合物800mgを用い、実施例12の濃ア
ンモニア水に代えてジエチルアミン1.4m1を使用し
実施例12と同様に処理して、N、N−ジエチル−1,
2−ノヒドロー5.7.8−)リメトキシ−1−(2,
4,5−トリメトキシフェニル)〜3−メチル−2−す
7タレン力ルポキサミド645mgを得た。 a+p154〜155℃ I R(nujol)cIa−’:1670.1630
実1目11」− 実施例7の化合物474■を用い、実施例12の濃アン
モニア水に代えて70%エチルアミン水溶液15m1を
使用し、実施例12と同様に処理して、N 、N’−ジ
エチル−1,2−ジヒドロ−5,7゜8− ト リ メ
 ト キ シー 1−(2,4,5−)  リ メ ト
 キジフェニル)−2,3−す7タレン力ルポキサミド
429mgを得た。 mp202.5〜203.5t l  R(nujol)am−’:3 3 40*3 
2 7 5,1 6 71*11九り影 実施例3の化合物4.6gのテトラヒドロ7ラン85−
1溶液を、水素化リチウムアルミニウム736mgのテ
トラヒドロ7ラン30m1l!i濁液に20℃で滴下し
30分間攪拌した。水冷下水を加えたのち酢酸エチルで
抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄後無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残渣をエーテル
から再結晶して、1゜2−ジヒドロ−2−ヒドロキシメ
チル−5,7,8−トリメトキシ−1−(2,4,5−
)リットキシフェニル)−3−メチルナフタレン3.8
4g(得た。 輸p130〜132 ℃ I R(nujol)am″″’:3490,1600
求! 実施例16の化合物861B、)’Jフェニルホスフィ
ン2.1g及1四塩化炭素2811の混合物を15時間
加熱IL流した。減圧下濃縮後、残虐を酢酸エチル−ヘ
キサンを溶媒としてシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより精製して、2−クロロメチル−1,2−ノヒド
ロー5.7.8−)リットキシ−1−(2,4,5−)
リットキシフェニル)−3−メチルナフタレン860m
gを得た。 mp144 〜146 ℃ I R(nujol)am−’:1600,1520,
810及1且上影 実施例16の化合物323Bのアセトニトリル41溶液
に、ト1Jフェニルホスフィン787B及び四臭化炭素
995mgを加え、室温下1.5時間攪拌した6反応混
合物を実施例17と同様に処理して、2−ブロモメチル
−1,2−ジヒドロ−5゜7.8−)リットキシ−1−
(2,4,5−)リットキシフェニル)−3−メチル−
2−す7グレン334mgを得た。 mp146 〜149 ℃ I R(nujol)am−’:1600,1520,
1320s大ffi 実施例18の化合物780mgとジエチルアミン8ml
を封管に入れ、150〜170℃で48時間加熱した。 冷後、減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルを溶媒としてシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製後メタノールか
ら再結晶して、2−(N。 N−ノエチルアミノメチル)−1,2−ジヒドロ−5,
7,8−)  リ 〆 ト キ シー 1−(2,4,
5−ト リットキシフェニル)−3−メチルナフタレン
576mgを得た。 a+p93−95℃ I R(nujol)cs+−’:1630,1590
tl 500*1450.1380 大11」又」一 実施例17の化合物3.83gのジメチルスルホキシド
80a+l溶液にシアン化ナトリウム1.0gを加え、
130 ’Cで4時間加熱攪拌した。冷後、水400@
lを加え酢酸エチルで抽出、抽出液を水洗後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し残虐をエチレング
リコール80m1及び10%水酸化ナトリウム水溶化と
混合し、150℃で24時間加熱攪拌した。冷後水40
0m1で希釈し酢酸エチルで洗浄したのち、水層を10
%塩酸でpH2として酢酸エチルで抽出した。抽出液を
水洗後無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮して、
残渣をエーテルから再結晶し、1,2−ジヒドロ−5,
7,8−)リットキシー1−(2,4,5−)リットキ
シフェニル)−3−メチル−2−す7タレン酢酸940
Bを得た。 輸p195〜197 ℃ I R(nujol)cm−’:3600−2200w
1705+大1u11」− 実施例20の化合物459Bを用い実施例9と同様に処
理して、1,2−ノヒドロー5.7.8−トリットキシ
−1−(2,4,5−)リットキシフェニル)−3−メ
チル−2−す7タレン酢酸工チル441論gを得た。 mp148〜150°C I R(nujol)am−’:1720+1610.
1530夫1jししζ 実施例5の化合物774a+g及び水酸化カリウム92
Bをメタノール20m1に溶解したのち、減圧下濃縮乾
固した。残渣をエタノール30m1に溶かし、水素化ホ
ウ素ナトリウム3401I1g及び無水塩化カルシウム
499+++Hを加え室温で17時間攪拌した。減圧下
濃縮後、残渣に5%塩酸を加え酢酸エチルで抽出し、抽
出液を水洗後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧上
溶媒を留去し、残渣をメタ/−ルー酢酸エチルから再結
晶して、1.2−ノヒドロー5.7.8−)リメトキシ
−1−(2゜4.5−)リメトキシフェニル)−3−す
7タレンカルボン酸586■を得た。 mp233〜235℃ I R(nujol)am−’:3480,1690,
1588実】l123一 実施例5の化合物155■のベンゼン10m1懸濁液に
、70%水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニ
ウムナトリウムのトルエン溶液540II1gを加え、
室温で30分間攪拌した。反応液を10%塩酸、10%
炭酸水素す) 17ウム、水で洗浄後無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧上溶媒を留去−して油状の1.2
−ジヒドロ−2,3−ジヒドロキシメチル−5,7,,
8−)リメトキシー1−(2,4,5−)リメトキシフ
ェニル)す7タレン1081+1を得た。 I R(CHzCldcm−’:3500 3300.
15M5m/e:446(M+)、428.396,2
59゜180.167 及1に見上 実施例5の化合物1.2 o、、、カッパークロマイ)
240mg及びキノリン1,2a+lの混合物を180
〜195°Cで2時間加熱攪拌した。冷後、ノクロロメ
タンで希釈して濾過し、枦はを10%塩酸、10%炭酸
水素す) +7ウム水溶液、水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、残渣をベンゼン−
酢酸エチルを溶媒としてシリカゾルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、1.2−ノヒドロー5.7.8−)リ
メトキシ−1−(2゜4.5−)リメトキシフェニル)
−2−す7タレンカルボン酸インプロピル0.66gを
得た。 ωp106〜111°C I R(nujol)cm−’:1710w1615実
1■吐ヱ」一 実施例24の化合物657■を用いて、実施例6と同様
に処理して、1,2−ジヒドロ−5,7゜8− ト リ
 メ ト キ シ −1−(2,4,5−ト リ メ 
ト キシフェニル)−2−ナフタレンカルボン酸399
LI1gを得た。 l1p200〜207°C IR(nujol)cm−’:3400 2500+1
724+朶31L阪遺り一 (遅延型アレルギー反応に対する作用)7退会の雄性C
57BL/6マウスを一群6匹として、105個のヒツ
ジ赤血球を静脈内注射して免疫した。免疫後3日目に1
08個のヒツジ赤血球を各マウスの右後肢足踏に皮下注
射し、その24時間後の浮腫足ひ定容積をマフス用足容
積測定装置により測定した。被検化合物を0.5%メチ
ルセルロース溶液に懸濁し、それぞれ別個の群のマウス
に、感作日より4日間に亘91日1回経口投与した。足
踏の腫脹は惹起注射前後の差で表わし、0.5%メチル
セルロース溶液のみを投与した対照群と比較した。得ら
れた結果を表−1に示す。 表−1 本危険率p<o、o5(を−検定) 草本危険率p< o、o 1 (を−検定)被検化合物
番号は実施例番号の化合物を示す。 11に1団 (アジュバント関節炎に対する作用) 8週令の雌性SD系ラットを1群8匹とし、0゜6鰺「
の結核死菌体(ウシ型)を流動パラフィンに懸濁した液
を各ラットの右後肢足蹴に皮下注射した。 被検化合物を0.5%メチルセルロース溶液に懸濁し、
これをそれぞれ別個の群のラットに感作日より3日問、
1日1回経口投与した。感作後38目の浮腫足の足容積
をラット用足容積測定装置により測定し、浮腫容積はア
ジュバント注射前後の差で表わし、0.5%メチルセル
ロース溶液のみを投与した対照群と比較した。得られた
結果を表−2に示す。 表−2 本危険率p<0.05(を−検定) 被検化合物番号は実施例番号の化合物を示す。 ばか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式( I )▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_1及びR_2は、それぞれ、水素原子、
    C_1〜C_4アルキル基、ハロ低級アルキル基、−(
    CH_2)_mCO_2R_3−(CH_2)_mCO
    NR_3R_4、−(CH_2)_nNR_3R_4も
    しくは−(CH_2)_nOR_3を示し、ここで、R
    _3及びR_4は互いに独立して水素原子又はC_1〜
    C_4アルキル基を示し、mは0又は1、nは1又は2
    を示し、そして式中のくさび線■と破線■は1−位と2
    −位の置換基が互いにトランスであることを示す、ただ
    し上記に於て、R_1とR_2が同時にメチル基である
    ことはない、 で表わされる1,2−ジヒドロナフタレン誘導体及びそ
    れらの薬学的に許容し得る塩類。 2、該式( I )において、R_1及びR_2の少なく
    とも一方が、−(CH_2)_mCO_2H(ここで、
    mは0又は1を示す)である場合の、その薬学的に許容
    し得る塩類である特許請求の範囲1記載の化合物。 3、該式( I )において、R_1及びR_2の少なく
    とも一方が−(CH_2)_nNR_3R_4(ここで
    、R_3及びR_4は同時にもしくは互いに独立して水
    素原子又はC_1〜C_4アルキル基を示し、nは1又
    は2を示す)である場合の、その薬学的に許容し得る酸
    付加塩である特許請求の範囲1記載の化合物。 4、下記式(II)▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_1及びR_2は、それぞれ、水素原子、
    C_1〜C_4アルキル基、ハロ低級アルキル基、−(
    CH_2)_mCO_2R_3−(CH_2)_mCO
    NR_3R_4、−(CH_2)_nNR_3R_4し
    くは−(CH_2)_nOR_3を示し、ここで、R_
    3及びR_4は同時にもしくは互いに独立して水素原子
    又は C_1〜C_4アルキル基を示し、mは0又は1、nは
    1又は2を示す、 で表わされる化合物を、酸で処理することを特徴とする
    下記式( I )▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_1′及びR_2′は上記したと同義であ
    り、 そして式中のくさび線■と破線■は1−位と2−位の置
    換基が互いにトランスであることを示す、 で表わされる1,2−ジヒドロナフタレン誘導体及びそ
    れらの薬学的に許容し得る塩類の製法。 5、下記式(IV)▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_3′はC_1〜C_4アルキル基を示す
    、で表わされる化合物を、酸で処理することを特徴とす
    る下記式(1)−1 但し式中、R_3’は上記したと同義であり、そして 式中のくさび線■と破線■は1−位と2−位の置換基が
    互いにトランスであることを示す、で表わされる1、2
    −ジヒドロナフタレン誘導体及びそれらの薬学的に許容
    し得る塩類の製法。
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