JPS6322037Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6322037Y2 JPS6322037Y2 JP4513884U JP4513884U JPS6322037Y2 JP S6322037 Y2 JPS6322037 Y2 JP S6322037Y2 JP 4513884 U JP4513884 U JP 4513884U JP 4513884 U JP4513884 U JP 4513884U JP S6322037 Y2 JPS6322037 Y2 JP S6322037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- groove
- casing
- machine tool
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000002173 cutting fluid Substances 0.000 description 9
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の技術分野
本発明は、工作機械用保護筐体に関する。特
に、工作機械用保護筐体の扉部分の構造の改良に
関する。
に、工作機械用保護筐体の扉部分の構造の改良に
関する。
(2) 技術の背景
近時、工作機械を、第1図に正面図を示すよう
な保護筐体に入れて使用する傾向がある。安全
上、衛生上、精度維持上、いろいろな利益を有す
るからである。図において、1が筐体でありその
中に工作機械が収容され、2が扉であり、ヒンジ
支点3によつて支持され外開き可能とされてい
る。
な保護筐体に入れて使用する傾向がある。安全
上、衛生上、精度維持上、いろいろな利益を有す
るからである。図において、1が筐体でありその
中に工作機械が収容され、2が扉であり、ヒンジ
支点3によつて支持され外開き可能とされてい
る。
たゞ、この傾向は歴史的に比較的新しい傾向で
あり、かゝる目的を満たすために筐体が有すべき
要件が筐体一般に要求される要件といくらか相違
しており特異であるから、特異な態様での開発努
力がなされており、本考案はその扉部の構造の改
良である。
あり、かゝる目的を満たすために筐体が有すべき
要件が筐体一般に要求される要件といくらか相違
しており特異であるから、特異な態様での開発努
力がなされており、本考案はその扉部の構造の改
良である。
(3) 従来技術と問題点
かゝる工作機械用保護筐体が開発された当初
は、第1図のA−A断面図、B−B断面図を、そ
れぞれ、第2図a,bに示すような構造の扉部を
有する工作機械用保護筐体が使用されていたが、
扉2の裏面に付着した切削液や切削屑が、扉2の
開放時に筐体1の外部に漏出・飛散するという欠
点があつた。
は、第1図のA−A断面図、B−B断面図を、そ
れぞれ、第2図a,bに示すような構造の扉部を
有する工作機械用保護筐体が使用されていたが、
扉2の裏面に付着した切削液や切削屑が、扉2の
開放時に筐体1の外部に漏出・飛散するという欠
点があつた。
そこで、この欠点を解消するため、第1図のA
−A断面図、B−B断面図を、それぞれ第3図
a,bに示すような構造の扉部を有する工作機械
用保護筐体が開発された。すなわち、扉2の裏面
に上方に開いた溝状部材21を設け、扉2の裏面
に付着した切削液を収拾することとしたものであ
る。
−A断面図、B−B断面図を、それぞれ第3図
a,bに示すような構造の扉部を有する工作機械
用保護筐体が開発された。すなわち、扉2の裏面
に上方に開いた溝状部材21を設け、扉2の裏面
に付着した切削液を収拾することとしたものであ
る。
この改良された扉部の構造にあつては、扉2の
開放時に切削液が筐体外に漏出することはおゝむ
ね防止しうるが、溝状部材21の上に堆積した切
削屑が、扉2の開放時に筐体外に飛散するという
欠点が残り、この点で改良の余地を残しており、
この欠点を解消することが求められていた。
開放時に切削液が筐体外に漏出することはおゝむ
ね防止しうるが、溝状部材21の上に堆積した切
削屑が、扉2の開放時に筐体外に飛散するという
欠点が残り、この点で改良の余地を残しており、
この欠点を解消することが求められていた。
(4) 考案の目的
本考案の目的は、この要請に応えることにあ
り、扉を開放したとき、切削液や切削屑が筐体外
に漏出・飛散しない構造の工作機械用保護筐体を
提供することにある。
り、扉を開放したとき、切削液や切削屑が筐体外
に漏出・飛散しない構造の工作機械用保護筐体を
提供することにある。
(5) 考案の構成
本考案の構成は、開口を有し該開口をカバーす
る外開き扉を有する工作機械用保護筐体におい
て、該扉のヒンジ支点は該扉の裏面に設けられ、
該扉の裏面には上方に開いた溝状部材が設けら
れ、該溝状部材を上方からカバーするカバー部材
が前記筐体内面から上方に伸延して設けられてな
る工作機械用保護筐体にある。
る外開き扉を有する工作機械用保護筐体におい
て、該扉のヒンジ支点は該扉の裏面に設けられ、
該扉の裏面には上方に開いた溝状部材が設けら
れ、該溝状部材を上方からカバーするカバー部材
が前記筐体内面から上方に伸延して設けられてな
る工作機械用保護筐体にある。
(6) 考案の実施例
以下、図面を参照しつゝ本考案の実施例に係る
工作機械用保護筐体についてさらに説明する。
工作機械用保護筐体についてさらに説明する。
第4図a,b参照
第1図のA−A断面図、B−B断面図を、それ
ぞれ第4図a,bに示す。2は、第1図に示す工
作機械用保護筐体1に設けられた開口(図示せ
ず)をカバーする外開き扉であり、ヒンジ支点3
によつて回動可能に支持されている。このヒンジ
支点3は、筐体1の内面に支持され扉2の裏面に
向つて延びる支持アーム31によつて支持されて
扉2を支持する蝶番32の一端に設けられてい
る。このように、ヒンジ支点3を扉2の裏面に設
ける理由は、扉2の開閉のために扉2と筐体1と
の間に残留すべき隙間を極力小さくするためであ
る。21は、扉2の裏面に設けられ上方に開いた
溝状部材であり、第3図a,bに示す物と本質的
には同一であり、この溝状部材21の機能は、扉
2の内面(裏面)に付着して流下する切削液を収
受することにあり、その1部211が開放端とさ
れており切削液は、扉2の開閉状態の如何にかゝ
わらず、筐体内に流下する。11が本考案におい
て新たに導入されたカバー部材であり、溝状部材
21を上方からカバーするように筐体1の内面か
ら上方に伸延している。このカバー部材の機能は
扉2内面(裏面)に付着して落下した切削屑等を
受け止め、この切削屑が溝状部材21の中に堆積
することを防止することにある。
ぞれ第4図a,bに示す。2は、第1図に示す工
作機械用保護筐体1に設けられた開口(図示せ
ず)をカバーする外開き扉であり、ヒンジ支点3
によつて回動可能に支持されている。このヒンジ
支点3は、筐体1の内面に支持され扉2の裏面に
向つて延びる支持アーム31によつて支持されて
扉2を支持する蝶番32の一端に設けられてい
る。このように、ヒンジ支点3を扉2の裏面に設
ける理由は、扉2の開閉のために扉2と筐体1と
の間に残留すべき隙間を極力小さくするためであ
る。21は、扉2の裏面に設けられ上方に開いた
溝状部材であり、第3図a,bに示す物と本質的
には同一であり、この溝状部材21の機能は、扉
2の内面(裏面)に付着して流下する切削液を収
受することにあり、その1部211が開放端とさ
れており切削液は、扉2の開閉状態の如何にかゝ
わらず、筐体内に流下する。11が本考案におい
て新たに導入されたカバー部材であり、溝状部材
21を上方からカバーするように筐体1の内面か
ら上方に伸延している。このカバー部材の機能は
扉2内面(裏面)に付着して落下した切削屑等を
受け止め、この切削屑が溝状部材21の中に堆積
することを防止することにある。
第5図参照
図は、第4図aと同様第1図のA−A断面図を
示すが、第4図aと異り、扉開放状態を示す。ヒ
ンジ支点3が扉2の裏面に、しかも、図示するよ
うに扉の縁22からいくらか離隔して(図におい
て左方向にいくらか離隔して)設けられているの
で、扉2と筐体1との間に大きな隙間を残留する
ことなく扉2の開閉が容易に可能である。
示すが、第4図aと異り、扉開放状態を示す。ヒ
ンジ支点3が扉2の裏面に、しかも、図示するよ
うに扉の縁22からいくらか離隔して(図におい
て左方向にいくらか離隔して)設けられているの
で、扉2と筐体1との間に大きな隙間を残留する
ことなく扉2の開閉が容易に可能である。
溝状部材21は扉2の裏面に付着した切削液を
収受するが、この溝状部材21中に溜つた切削液
は溝状部材21の開放端211から流下すること
とされているので、扉2の開放時にも筐体外に流
下することはない。
収受するが、この溝状部材21中に溜つた切削液
は溝状部材21の開放端211から流下すること
とされているので、扉2の開放時にも筐体外に流
下することはない。
扉2の裏面に付着して落下した切削屑はカバー
部材11の上に堆積することとなり、このカバー
部材11は扉の開閉にかゝわらず、筐体内に止ま
るので、この上に堆積した切削屑が筐体外に飛散
することはない、特にカバー部材11の上面は、
切削屑が筐体内に向つて落下するように傾斜して
いるので、効果的である。
部材11の上に堆積することとなり、このカバー
部材11は扉の開閉にかゝわらず、筐体内に止ま
るので、この上に堆積した切削屑が筐体外に飛散
することはない、特にカバー部材11の上面は、
切削屑が筐体内に向つて落下するように傾斜して
いるので、効果的である。
(7) 考案の効果
以上説明せるとおり、本考案によれば、扉を開
放したとき、切削液や切削屑が筐体外に漏出・飛
散しない構造の工作機械用保護筐体を提供するこ
とができる。
放したとき、切削液や切削屑が筐体外に漏出・飛
散しない構造の工作機械用保護筐体を提供するこ
とができる。
第1図は、工作機械用保護筐体の正面図であ
る。第2図a,b、第3図a,bは、従来技術に
係る工作機械用保護筐体の、第1図にA−A、B
−Bをもつて示す面をもつて切断した断面図であ
る。第4図a,bは本考案の実施例に係る工作機
械用保護筐体の第1図のA−A、B−Bをもつて
示す面をもつて切断した断面図である。第5図は
第4図aに対応する図であり扉開放状態を示す。 1……工作機械用保護筐体、2……扉、3……
ヒンジ支点、11……カバー部材、21……溝状
部材、211……溝状部材の開放端、22……扉
の縁、31……支持アーム、32……蝶番。
る。第2図a,b、第3図a,bは、従来技術に
係る工作機械用保護筐体の、第1図にA−A、B
−Bをもつて示す面をもつて切断した断面図であ
る。第4図a,bは本考案の実施例に係る工作機
械用保護筐体の第1図のA−A、B−Bをもつて
示す面をもつて切断した断面図である。第5図は
第4図aに対応する図であり扉開放状態を示す。 1……工作機械用保護筐体、2……扉、3……
ヒンジ支点、11……カバー部材、21……溝状
部材、211……溝状部材の開放端、22……扉
の縁、31……支持アーム、32……蝶番。
Claims (1)
- 開口を有し該開口をカバーする外開き扉を有す
る工作機械用保護筐体において、該扉のヒンジ支
点は該扉の裏面に設けられ、該扉の裏面には上方
に開いた溝状部材が設けられ、該溝状部材を上方
からカバーするカバー部材が前記筐体内面から上
方に伸延して設けられてなる工作機械用保護筐
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4513884U JPS60157150U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 工作機械用保護筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4513884U JPS60157150U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 工作機械用保護筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60157150U JPS60157150U (ja) | 1985-10-19 |
JPS6322037Y2 true JPS6322037Y2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=30558368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4513884U Granted JPS60157150U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 工作機械用保護筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60157150U (ja) |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4513884U patent/JPS60157150U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60157150U (ja) | 1985-10-19 |
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