JPS632200Y2 - - Google Patents

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JPS632200Y2
JPS632200Y2 JP1578583U JP1578583U JPS632200Y2 JP S632200 Y2 JPS632200 Y2 JP S632200Y2 JP 1578583 U JP1578583 U JP 1578583U JP 1578583 U JP1578583 U JP 1578583U JP S632200 Y2 JPS632200 Y2 JP S632200Y2
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JP
Japan
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mold
piston rod
cylinder
piston
cavity
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JP1578583U
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JPS59124647U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金型鋳造装置における製品押出しシリ
ンダに関する。金型鋳造装置の合せ金型のキヤビ
テイ内で鋳造された製品は、該金型の分離と押出
しピンの作動により該金型から押し出される。と
ころで従来、前記押出しピンの作動には油圧シリ
ンダが駆動源として用いられているが、合せ金型
のキヤビテイに注湯された溶融金属の熱(アルミ
合金の場合は700℃前後になる)が金型、押出し
ピン、押出板を経て油圧シリンダのピストンロツ
ドに伝わり、このためシリンダ筒のピストンロツ
ド通過部のシール部材が高熱を帯びた前記ピスト
ンロツドの摺動により損傷し、シリンダ筒内の作
動油が洩れ出ることがしばしばあつた。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、溶融金属の高熱に影響されない製品押出し
シリンダを提供するものである。
以下本考案を実施例に基づき詳細に説明する
と、図面は金型鋳造装置の要部を示し、それぞれ
の背面に凹部を形成した上金型1と下金型2とが
それぞれの型面を接合させ、閉鎖キヤビテイ3を
形成た状態で配設されている。
前記上金型1の背面フランジ部には図示されな
い可動架台に支持されて昇降可能にされた可動ダ
イプレート4が固着されているが、該ダイプレー
ト4の下面にも凹部が形成されていて、前記上金
型1の凹部とあわさつて所定広さの空洞部5を形
成している。前記空洞部5内には2枚の押出板
6,7が上下に、かつ互いに切離されて配設され
ており、下押出板7の下面には前記上金型1を貫
通して該金型1のキヤビテイ部内に突出可能な押
出しピン8と、前記下金型2との合せ面に突出可
能なリターンピン9がそれぞれ複数本植設されて
いる。
前記可動ダイプレート4の上面中央部にはピス
トン10及びピストンロツド11を内蔵すると共
にピストン10側に盲蓋を、またピストンロツド
11側に該ロツド11の貫通孔を穿設したフラン
ジをそれぞれ取り付けたシリンダ筒12が固定載
置されており、前記ピストンロツド11は前記ダ
イプレート4を貫通して前記空洞部5へ突出され
ており、該ロツド11の先端は前記上押出板6に
固着している。前記シリンダ筒12内にはバネ部
材13が前記ピストンロツド12に巻装されて配
設されており、該バネ部材13の反発力により前
記ロツド11及び上押出板6は平時は上方に持ち
上げられ、その結果該上押出板6と前記下押出板
7との間に若干の〓間が明くようにされている。
また前記シリンダ筒12のピストン10側盲蓋
には図示されない作動油供給源に連通する透孔1
4が、またピストンロツド11側フランジには大
気に連通する透孔15がそれぞれ穿設されてい
る。
なお16はブツシユ、17はガイドロツドであ
る。
前記下金型2の背面フランジ部には図示されな
い固定架台に支持された固定ダイプレート18が
固着されているが、該ダイプレート18の上面に
も凹部が形成されていて、前記下金型2の凹部と
あわさつて所定広さの空洞部19を形成してい
る。
前記空洞部19内には上下二枚の板をクランプ
治具21によつて一体に締結して成る押出板22
が配設されており、該押出板22の上面には前記
下金型2を貫通して該金型2のキヤビテイ部内へ
突出可能な押出しピン23が、また下面には前記
固定ダイプレート18を貫通して昇降可能なガイ
ドロツド24が、それぞれ複数本植設されてい
る。
前記固定ダイプレート18の下面中央部には一
般的な油圧シリンダ25が下向きに取り付けられ
ており、該シリンダ25のピストンロツド26の
先端及び前記ガイドロツド24の先端は一個の共
通のフレーム27に固着されている。
上記のように構成された装置において、上下金
型1,2によつて形成されたキヤビテイ部3へ図
示されない湯道を通じて溶融金属を注湯し、これ
を冷却固化させた後、図示されない可動架台及び
可動ダイプレート4を上昇させて上金型1を下金
型2から分離させる。それと同時にシリンダ25
を短縮作動させて押出しピン23を前記下金型2
のキヤビテイ内へ突出させると製品Wは押されて
該下金型2から分離し、上金型1に附着したまま
上昇する。次に図示されない作動供給源より透孔
14を通じてシリンダ筒12内へ油を高圧で注入
するとピストン10、ピストンロツド11及び上
押出板6がバネ部材13の反発力に抗して下が
り、下押出板7に当接してこれを押圧する。その
結果押出しピン8が上金型1のキヤビテイ内へ突
出し、製品Wは押されて該上金型1から分離し、
このようにして製品が取り出される。その後前記
シリンダ筒12から作動油を抜くと前記バネ部材
13の反発力により前記ピストン10、ピストン
ロツド11及び上押出板6が元の位置に戻る。更
に前記シリンダ25を伸長作動させて前記下金型
2のキヤビテイ内へ突出している押出しピン23
を引込めると共に、図示されない可動架台及び前
記可動ダイプレート4を下降させて前記上金型1
の型面と前記下金型2の型面とを接合させる。な
おこの時前記上金型1の合せ面から突出している
リターンピン9は前記下金型2の合せ面に押され
て上金型1内へ引込み、これと共に該上金型1の
キヤビテイ内へ突出している押出しピン8も引込
む。
以上の諸動作を一工程とし、以後同じ工程がく
り返されるものである。
以上の説明から明らかなように、本考案は金型
鋳造装置の上金型側の製品押出しピンを作動させ
るシリンダにおいてシリンダ筒内にバネ部材をピ
ストンロツドに巻装して配設し、シリンダの伸長
作動は油圧力により行うが、短縮作動は該バネ部
材の反発力により行わんとするものである。その
結果シリンダ筒内のピストンロツド側には作動油
が流れないことになり、該シリンダ筒のピストン
ロツド通過部をシールする必要がなくなる。従つ
て過熱されたピストンロツドの摺動によりシール
部材が損傷され、シリンダ筒内の作動油が外部へ
洩れ出るトラブルは発生しない。
またこの種製品押出しシリンダは熱伝導を防ぐ
ため実施例の下金型側シリンダの如く逆向きに取
り付けられることが多く、装置の設置スペースを
多く取る難点があるが、本考案シリンダにはその
ような問題がなく、装置のコンパクト化を計るこ
とができる。
以上のような優れた特徴を有する本考案が当業
界の発展に寄与する所は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案シリンダを取り付けた金型鋳造装
置要部の縦断正面図である。 1:上金型、2:下金型、3:閉鎖キヤビテ
イ、4:可動ダイプレート、5:空洞部、6:上
押出板、7:下押出板、8:押出しピン、9:リ
ターンピン、10:ピストン、11:ピストンロ
ツド、12:シリンダ筒、13:バネ部材、1
4,15:透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合せ金型1,2の型面を接合させて閉鎖キヤビ
    テイ3を構成し、該キヤビテイ3内へ溶融金属を
    注湯して製品Wを得る金型鋳造装置において、前
    記金型1の背面に固着されたダイプレート4の外
    面中央部に、ピストン10及びピストンロツド1
    1を内蔵すると共に該ピストン10側に盲蓋を、
    また該ピストンロツド11側に該ロツド11の貫
    通孔を穿設したフランジをそれぞれ取り付けたシ
    リンダ筒12を、前記ダイプレート4内面の凹部
    と前記金型1背面の凹部とによつて形成された空
    洞部5内へ前記ピストンロツド11を突出させて
    取り付け、該ピストンロツド11の先端に押出板
    6を固着し、前記シリンダ筒12内にバネ部材1
    3を前記ピストンロツド11に巻装させて配設
    し、該シリンダ筒12の前記ピストン10側に盲
    蓋に作動油供給源と連通する透孔14を、また前
    記ピストンロツド11側フランジに大気と連通す
    る透孔15をそれぞれ穿設したことを特徴とする
    金型鋳造装置の製品押出しシリンダ。
JP1578583U 1983-02-04 1983-02-04 金型鋳造装置の製品押出しシリンダ Granted JPS59124647U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1578583U JPS59124647U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 金型鋳造装置の製品押出しシリンダ

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JP1578583U JPS59124647U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 金型鋳造装置の製品押出しシリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124647U JPS59124647U (ja) 1984-08-22
JPS632200Y2 true JPS632200Y2 (ja) 1988-01-20

Family

ID=30147097

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JP1578583U Granted JPS59124647U (ja) 1983-02-04 1983-02-04 金型鋳造装置の製品押出しシリンダ

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JPS59124647U (ja) 1984-08-22

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